『旅のミステリー小説フェア、401円~500円(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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250万部突破のQシリーズ、姉妹編開始!
掟破りの推理法で真相を解明する水平思考──ラテラル・シンキングに天性の才を発揮する浅倉絢奈、22歳。新人ツアーコンダクターとして国内外を飛びまわる彼女は、旅先で発生するトラブルから難事件まで、予想もつかない手段で瞬時に解決する。中卒だった彼女は如何にして閃きの小悪魔と化したのか? 鑑定家の凜田莉子、『週刊角川』の小笠原らとともに挑む知の冒険、ここに開幕。人の死なないミステリ最高峰、αシリーズ第1弾! -
閃きの小悪魔が、公私ともに絶不調に! 彼女は危機を超えられるか?
水平思考──ラテラル・シンキングの申し子、浅倉絢奈。きょうも旅先で発生するトラブルを華麗に解決していたが……予期せぬ事態に遭遇してしまう。聡明な絢奈の唯一の弱点があきらかになった。そして姉との埋まらない溝に加え、恋人のはずの壱条那沖との関係にもヒビが入り、公私ともに絶不調! 香港へのツアー同行を前に、絢奈は閃きを取り戻せるか? 人の死なないミステリ最高峰、書き下ろしαシリーズ第2弾! -
繰り返される凶行。目的は本当に金だけなのか
JRと道路公団に届いた脅迫状。それは四億円を支払わなければ、クリスマスに大清水、関越両トンネルを爆破するという犯行予告だった。折しも同一犯の手によって、天城峠と湯沢で爆破事件が起きたばかりであった。一連の事件解明のため、十津川警部が越後湯沢に駆け付ける。巧妙な手口で捜査陣を翻弄する犯人たち。果たして十津川は、怜悧狡猾な犯人を捕らえることができるのか? 雪の越後を舞台に繰り広げられる、傑作長編ミステリー!! -
三州への道中、殺人事件に遭遇。嫌疑をかけられた浅見母子の活躍を描く
浅見光彦は、母雪江の三州への旅のお供を命じられた。道中〈殉国の七士の墓〉に立ち寄った時に出会った愛国老人が蒲郡の海岸で発見される。誰がどこで殺したのか? 嫌疑をかけられた浅見母子が活躍する異色作。 -
平家の落人伝説のある土地をまわる「合掌の里めぐり」のツアーに参加したキャサリン。見学に訪れた鍾乳洞で、ツアー参加者の女性が殺される。さらに郡上踊りのさなか、同じくツアー客が川で溺死した。この二つの事件に関連性はあるのか? 真犯人をあぶりだすため、キャサリンは大胆な行動に出るのだが……。
平家の落人伝説の五箇山、白川郷、高山、郡上八幡をまわる団体ツアー「合掌の里めぐり」に参加したキャサリンと浜口。見学に訪れた鐘乳洞で、ツアーに参加していた証券レディが頭を強打され殺されるという事件が発生した! さらに、郡上踊りのさなか、やはりツアー客の女子銀行員が川で溺れて死亡してしまう…。この二つの事件に関連性はあるのか?京都に戻ったキャサリンは、浜口の心配をよそに、容疑者に大胆な接近を試みる。―岐阜の小京都・郡上八幡を舞台に、推理界の女王が放つ、旅情溢れる長編サスペンス。 -
幼い頃、飛行機事故で両親を失うも、自分はかろうじて一命をとりとめた千佳子。20年後、女子大生の千佳子は、旅行先の越前で、あの飛行機事故で彼女とともに生き延びた三人の一人だという男と出会う。彼の話に興味を持った千佳子だったが、翌日彼は他殺死体に……。20年のときを経て、人々の思いが交錯するサスペンス・ミステリー。
赤ん坊の頃、香港で航空機事故に遭い両親を失った高岡千佳子。彼女自身は奇跡的に一命を取り留め、京都に住む資産家の祖父母の手で育てられた。それから二十年、大学生になった千佳子は、越前海岸への旅行中、小林と名乗る男と知り合う。彼は三人しかいなかった事故の生存者の一人だという。事故についての記憶がない千佳子は彼の話に興味を持つが、千佳子の秘密を知るという小林は、何者かに殺されてしまう…。それぞれの二十年が交錯したとき、悲痛な連続殺人の幕が開いた!ミステリー界の女王が放つ長編サスペンス。 -
テレビ番組の取材で道成寺を訪れた推理小説家でニュースキャスターの沢木麻沙子は、殺人事件に遭遇した。被害者は友人と旅行中だった大学教授の戸田。麻沙子の調査で戸田が不倫関係にあったことがわかったが、今度はその相手の雪子が京都で他殺死体となって発見された。清姫ゆかりの寺で起こる連続殺人事件の陰に女たちの愛憎が潜む!
推理作家兼ニュースキャスターの沢木麻沙子は、テレビ番組の企画で道成寺を取材中、殺人事件に遭遇した。被害者は旧友四人と勝浦に旅行中の戸田という大学教授だった。スクープを追う麻沙子と番組スタッフたちは、戸田が不倫関係にある雪子を同行していたことを突き止める。しかし、彼女もまた道成寺因縁の鐘を祀る京都妙満寺で、絞殺体となって発見された!南紀から京都へ、清姫ゆかりの寺で起こる連続殺人の陰に、女性たちの愛憎が潜む…。ミステリー界の女王が放つ本格旅情推理。 -
海上での殺人の直後、船から消えた一人の男。犯人は貌のない「蝙蝠」……?
豪華客船『北斗』の船中で、殺人事件が発生した。福岡から日本一周の旅に出発し、舞鶴港に入港する直前の出来事であった。海上での犯罪ゆえ、海上保安庁と府警の合同捜索網が引かれ、その初動捜査の中、ひとりの不審人物が浮かび上がった。水野重治という人物が、船中から姿を消していたのだ。福岡から舞鶴沖まで無寄港であることから、海への脱出しか考えられない。さらに殺害された被害者のひとりは、乗船名簿にある名前と顔が一致しないことが判明した。では殺されたのは誰なのか。消えた男の行方は……。現実と幻想の狭間を蠢く男を綴る長編ハードロマン。 -
出来心から始まる殺人の連鎖。久我は妻の死の謎を追う……。山岳ミステリー長編
その日、取り引き先のOL・石塚渚左との逢瀬から帰宅した久我を待っていたのは、妻の史子が登山した白馬岳で行方不明になったという報せだった。翌朝、発見された史子の遺体には不審な点があり、解剖の結果、何者かに絞殺されたことが判明する。刑事とともに調べた史子の持ち物からは、久我の知らない男が写った一枚の写真が見つかり、その男が唯一の手がかりと思われたが、三週間後、その男もまた遺体となって発見される――。久我は会社を辞め、妻の死の謎を追うことを決意する! 斯界の第一人者が描く長編山岳ミステリー。
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浅見光彦が守護する開拓者の高邁な理想。北の大地を巡る壮大な光と闇の攻防
北大植物園とひかり公園。二つの殺人事件を探る浅見は、刑事局長である兄陽一郎に、プロモーター白井の調査を依頼するが……。サッポロドーム計画の裏に蠢く欲望と疑惑。浅見光彦の壮大な闘いを描く傑作推理。 -
浅見光彦と美しき霊能者が沖縄に隠された悲劇を追う!旅情ミステリーの名品
スキャンダル雑誌の編集長が沖縄県知念村の斎場御嶽で死体で発見された。真相を追う浅見は沖縄へ向かい、死者の声が聞こえるという不思議な力を持つ女性と出会う。神秘の国に隠された悲劇の連鎖とは。 -
内田康夫氏絶賛! 浅見光彦が自ら記した事件簿。
浅見は、四国松山に漱石、子規、山頭火の足跡をたどる取材に出た。瀬戸大橋で出逢った美女が、数日後絞殺体で発見され、句会では主宰の老俳人が毒死。浅見光彦が記した危険な事件簿! -
「明日は午後八時九分です」 浅見光彦を惑わすススキノの奇妙な伝言?
ススキノのクラブ「ユリアンヌ」に時折現れる謎めいたプロモーター白井。浅見光彦が捜索を依頼された失踪人・戸田は白井の身辺を探っていた。戸田が残した不可解な盗聴テープに興味を惹かれ、浅見は札幌へ飛ぶ。 -
避暑地の美しい四季を背景に危険な関係を重ねる男と女のミステリーロマン
父親の死をきっかけに、絵里は軽井沢でペンションを始めた。地元の経理士と恋仲になり、逢瀬を終えた夜、彼が殺害された。(アリスの騎士)四人の女性が避暑地で体験する危険なロマネスク・ミステリ。 -
歌枕の地・末の松山で殺された父。浅見と娘の理絵は古歌に隠された謎を追う
浅見家恒例のカルタ会で出会った美女、朝倉理絵。彼女の父親が三年前に殺された事件は未だ未解決。浅見光彦は手帳に残された謎の文字を頼りに真相を追い求めて宮城へ……古歌に封印されていた謎とは!? -
妻と一緒にいた謎の男の死。東京と仙台を結ぶ傑作旅情ミステリ
青葉繁る杜の都、仙台。妻と一緒に写っていた謎の男の死に、妻の過去に疑問を持つ夫。父の事故死に不審を抱く美人カメラマン池野真理子。二つの事件が一つに重なった時……トラベルミステリの傑作。 -
浅見の母が交通事故で記憶喪失に? 讃岐路を舞台に描くトラベルミステリ
浅見の母が四国霊場巡り中に、交通事故に遭い記憶喪失に。加害者の久保彩奈は瀬戸大橋で自殺。彩奈の不可解な死に疑問を抱いた浅見は、香川県高松へ向かう。讃岐路に浅見の推理が冴える旅情ミステリ。 -
棋譜に並ぶ最期のメッセージ。囲碁とミステリを融合した傑作長編
宮城県鳴子温泉で高村本因坊と若手浦上八段との間で争われた天棋戦。高村はタイトルを失い、翌日、荒雄湖で水死体で発見された。観戦記者・近江と天才棋士・浦上が謎の殺人に挑む。 -
和泉式部の墓に事件の鍵が…。美女伝説をモチーフに描く旅情ミステリ
警視庁勤務の坂口刑事の姉夫婦が行方不明になり、義兄が死体で発見された。王朝の女流歌人〈和泉式部〉の墓に事件の鍵が……余部鉄橋、天橋立股のぞき、猫啼温泉と旅情を誘う出色のミステリ。 -
選挙違反で逃亡する男の心理を描く表題作ほか2篇
選挙違反容疑で指名手配された男の逃亡先は、選挙参謀の愛人が経営する温泉地の旅館だった。自堕落な生活ができ、最初は極楽だと思っていたが、2、3日経つと、無性に人恋しさがつのってきた。結婚して8年目。家には初めての子を宿した臨月の妻を残してきている。生活費の心配はないとはいうものの、逮捕状が出ていることを知りながら逃げ回っていると、時効の1年が2年に延ばされる。その男には、次第に不安が兆しはじめた。複雑にからまり合った人間関係の中で、不安心理に苛まれた男と旅館の女主人の奇妙な行動は!? 著者会心の長編ミステリー。表題作ほか「三人目の椅子」「裸人の島」を収録。 -
古都に展開する愛と裏切りの惨劇。ロマン・ミステリー
京都は歴史の町である。300年の老舗というのも決して珍らしくない。そのひとつ、西陣の富川という繊維問屋には、評判の美人姉妹、朝子と夕子がいた。その朝子が、葵祭の斎王代(さいおうだい)に決まった。葵祭の女王であるその年の斎王代に選ばれることは、京都の女性にとって最高の名誉である。だが、祭当日、朝子は謎の怪死を遂げた。しかも妊娠4ヶ月で。怖ろしい連続殺人事件の幕開けだった。華やかな京都を舞台に、本格トリックの女王が描く、古都ロマン・ミステリーの傑作。 -
アリバイは崩せるか。小菊と沢木の推理が冴える
有名な日本画家・沢木は、東京で活躍していたが、祇園の舞妓・小菊と親しくなり、ここ数年は京都に住んでいる。そのふたりの周辺で謎の連続殺人が起こった! 豆代の旦那で不動産会社社長の工藤が刺殺され、続いて豆代の隠れた恋人と思われる野田が爆死した。そして新たな殺人が……。土地売買が絡む激烈な京都のホテル戦争。埋蔵文化財に秘められた謎。容疑者を護る鉄壁のアリバイ。華やかな京都を舞台に、美人舞妓・小菊と沢木の名コンビの推理が冴えわたる、本格ミステリー。 -
徳大寺家の悲劇と残された四人姉妹。長編ミステリー
名家徳大寺家の当主夫妻が、何者かに惨殺され、その上、家も放火された。警察の必死の捜査にもかかわらず事件は迷宮入りとなった。3年後。京都で徳大寺家の四人姉妹の三女さつきが殺され、続いて地元選出の代議士、銀行支店長など当時の事件の関係者が次々と謎の不審死を遂げた。復讐か?怨恨か?残りの姉妹は何処に――。“トリックの女王”山村美紗が贈る、長編ロマン・ミステリー。 -
山村美紗未完の遺作を西村京太郎が加筆、完結
早川明子は、「在原業平の寺」といわれる京都の十輪寺で細川和也と出会う。和也は平安文学を研究する大学助教授で、知識が豊富な美青年だった。数日後、和也に誘われた明子は学者達が集まる新年会に出席する。だが、そこで教授の娘との結婚が噂される助手が、毒入りワインで殺害された。さらに長岡京跡では講師のひとりが毒物死する。派閥抗争の果てか、学説の対立か? それとも教授の娘をめぐる愛憎劇なのか? 恋人・和也への愛と不信の狭間に揺れる明子。ミステリー界の双璧が放つ本格長編推理。 -
時代祭の夜に殺人が…祇園舞妓・小菊の華麗な推理
京都の三大祭のひとつ、時代祭の夜に祇園の芸妓が殺された。続いて舞妓・豆花、クラブホステス・マリが謎の変死をとげた。祇園一の美人舞妓・小菊と日本画家・沢木は、事件解明にのりだすが…。ニセブランド製品にまつわる秘密。密室殺人の謎。舞妓達の華やかな世界。無関係な事件がひとつの糸で結ばれた時、姿なき犯人の意外な素顔が現われた!!本格トリックの名手・山村美紗が、京舞妓の華麗な世界と密室殺人の謎に挑む、本格長編ミステリー。 -
等身大の犯人と事件。心理ミステリー、9篇を収録
粘り気のある綿密な取材をもとにした告発ノベルを書く作家・坂尾は東南アジア旅行に行くと言って家を出た。数日後、家に差出人不明の封筒で、坂尾名義の数次旅券が送られてきた。彼は何処へ行ったのか?その後、「今日、夜8時家中の電気を消せ。さもないと坂尾が幽霊になるぞ」という奇妙な電話が!? 誘拐か失踪か。犯人の本当の狙いは何か? 表題作ほか、「影の男」「腰かけ結婚」「優れた血」「カラスなぜ鳴くの」「白い檻」「夜の抵抗」「回転扉」「仮面の客」「狐の牙」心理ミステリー9篇を収録。 -
山村美紗未完の遺作を西村京太郎が加筆、完結
推理作家でニュースキャスターでもある沢木麻沙子は、レギュラーキャスターを務めるテレビ番組「ニュースタイム7」で、小京都といわれる兵庫県龍野市のさくら祭りを取材することになった。取材を進めていくうちに、かつてこの祭りのメインイベントの武者行列で、騎馬武者に扮した若者が3人も死んでいることがわかる。そして今年も、麻沙子たちの目の前で若武者が落馬して死亡した! 事故か? それとも殺人か? 麻沙子の挑戦が始まった。山村美紗未完の遺作を西村京太郎が完結させた、二大巨匠による豪華リレー・ミステリー! -
連続殺人の手掛りは「五山送り火」。ロマン・ミステリー
大文字で賑わう京都の夜を、夫の陽介と歩きながら、野上美也子は幸福で一杯だった。見合い結婚して半年、夫婦の愛情も深まり、陽介が休暇をとって、ふたりは東京から京都にやって来た。だが夫がいなくなり、花見小路で夫の高校の同級生が殺される事件が続いて起こる。現場には夫の定期入れが落ちていた。その後、夫も死体で…。大文字に託された殺人の謎。ミステリー界の女王が放つ、ロマン・ミステリーの傑作。 -
美しい古都を舞台に交錯する愛憎劇、5篇を収める
4年前、女子大生・由紀子の姉が京都の詩仙堂で不倫の相手の男と心中した。姉は死に、相手の男である若木陽一郎は生き残った。それ以来、人を信じることができなくなっていた由紀子は夏休みを利用して詩仙堂を訪ねるが、そこには意外な事実が隠されていた。表題作ほか「恐怖の賀状」「その日、あなたは死亡し…」「偽装の棺」「残酷な恋人」を収録した推理界の女王が贈る傑作推理短編集! -
宝石の輝きが殺人を招き寄せたのか…長編ミステリー
朝吹和彦は、33歳、独身。四条にある宝石店の店長である。女性と付き合った経験は豊富だし、仕事柄いろいろな女性をみてきた。そんな和彦が、美しくスタイルのいい、落合麻弓に心を奪われた。だが、関係のあったクラブホステスのルミが殺されたことにより、窮地に立たされる。続いて第二の殺人が……。しっとりとしたたたずまいの古都京都を舞台に、本格ミステリーの女王が放つ、長編ミステリーの傑作。 -
刑事・道原伝吉の活躍を描く。山岳ミステリー、7篇
短い夏も終わり、例年より早い雪に見舞われた北アルプスで『赤岩ヒュッテ』の管理人、溝口由吉が何者かに殺された。豊科警察署の刑事・道原伝吉が捜査にあたる。そして遺体の近くで発見された一本のピッケルから事件には意外な怨恨の線が浮び上がる。(「遭難遺体の告発」)自然の脅威と様々な思いを秘めて山に登る人間を描いた7篇の傑作短編集!ほかに「断崖の始発」「呪われた斜面」「蒼いガレ場」「共犯の沢」「飛騨泣き」「裏木曽以来」。
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狙うは一攫千金。フーコとフークンの大冒険の顛末は…
旅の途中でひろったちょっと変わった女のコ。名前も住所もわからない、記憶喪失のヒッチハイカー。ズブ濡れの姿にほだされて、愛車に乗せたはいいが、オレのことを星占い(ホロスコープ)の女神様がめぐり会わせた騎士だと思い込んじまった。借金取りに追われて一文無しのこのオレを!ところがこのコ、星占いの女神様と仲好しで、ギャンブルに特別な才能があるらしい。こうなりゃふたりで大儲け、一攫千金を狙って秘密のカジノへ乗り込んだが……フーコ&フークンの大冒険が始まった。恋と波瀾のトラベル・ミステリー、シリーズ第1弾! -
友情で結ばれた男女の崩壊と純愛の長編サスペンス
アパートのオーナーは美貌の人妻・玉造加代。17年前、高田馬場の学生アパートでは、加代を中心に4人の学生が集まっていた。森正春、白旗信夫、一ノ瀬夕彦、そして加代の甥・松木史郎。同じ釜の飯を食った4人は玉造アパートを巣立ち、社会に出ても仲間として深い縁で結ばれていた。その日、今は手広く貸しビル業を営む加代が殺された。重要参考人として追われた森が、2日後、摩周湖で若い女性と服毒心中した。「思い出の摩周湖は、静香と最短距離にあるような気がする」。先立たれた愛妻への思いを語る遺書に妹・白旗美智子は疑問を感じる。美智子に助けの手を差しのべたのは、夫の信夫でなく秘かに愛していた一ノ瀬だった。愛に燃えたふたりはサイパンに旅立ったが、その後を松木と刑事が追った。 -
ロバの源さんが狙撃される…旅情ミステリー、第3弾
ロバの源さんこと高島源太。桜田門の元刑事にして倒産した健康食品会社の元社長。そして今は弁護士の妻に養われる身。事件は妻の“命令”で四国へ失踪人捜しに向かう船上で起こった。満天の星を眺めて柄にもなく感傷にふけっていたところを、ダイバー姿の男に狙撃されたのだ。次いで船室にランジェリー姿の若い女が現れた。俄然、元刑事の血も、男の血も騒ぎたつ。のどかな瀬戸内の向こうの四国路で源太を待つものは何か――? ユーモア旅情シリーズ第3作。 -
雄大な自然と人間の犯罪。山岳ミステリー、7篇を収録
木曾駒ヶ岳はこの冬二度目の雪をかぶって朝陽に輝いていた。栗本三奈子は銀行強盗の人質として、山で一夜を明かした。翌朝、解放された三奈子を待っていたのは夫の冷たい態度だった。この事件をきっかけに、三奈子と逃亡した犯人の人生の歯車が狂い始めていたのに気が付いた者は誰もいなかった。表題作ほか「無名沢」「赤い崩壊地」「下山近道」「地獄への縦走」「奥又白谷」「魔性の尾根」を収録。山岳サスペンス・ミステリー傑作短編集! -
義経=ジンギスカン伝説の謎に迫る、歴史ミステリー
モンゴル研究に関する日本での第一人者・砂原教授が、自宅近くの井の頭公園で殺害された。教授が団長を務めるはずだったモンゴル訪問団の5人のメンバーのひとりに推理作家・中小路信が加わった。果てしないモンゴルの大草原をひた走る大陸横断国際列車のなかで、第2の事件が起こった。事件の鍵は、奥州平泉から逃れたといわれる義経北行伝説の真相と、義経ジンギスカン説にあると、中小路は推理したが……。モンゴルを取材旅行した著者が義経伝説の謎に迫る歴史ミステリーの傑作。 -
大胆なトリックと巧妙な展開の傑作。乱歩賞受賞第1作
小田原付近を通過中のひかり号車内で、検札の車掌が若い女の死体を発見!死因は青酸中毒で、目撃者の証言から、東京駅発車寸前に降りた男の犯行との見方が強まった。そして三か月後、こんどは都内のホテルで男の刺殺体が。2つの事件の重大な共通点が捜査本部を緊張させた。被害者は二人とも同じ会社の社員だったのだ。ただちに綿密な聞き込みが行われ、その結果、ある海外旅行社の営業部長が重要容疑者として浮かび上がった。だが彼には、両事件ともに完璧なアリバイがあった。巧みなストーリィの展開と意表をつくトリック、著者会心の本格長編推理小説。 -
浅見は熊本県菊池へ。事件とは無縁の旅のはずが…
名門・菊池一族の取材で熊本県菊池市に向かった浅見光彦。道中で知り合った菊池由紀は泣いたかと思えば笑い出す情緒不安定で、彼女も菊池市へ向かうという。だが、熊本駅で彼女を尾行してきた長野県警の刑事に、由紀の父親が長野にある“親王塚”で殺され、容疑が由紀の恋人にかかっていて、彼女も逃亡を助けた疑いがあるといわれ……。一族にまつわる因縁、由紀の父親を殺害したのは誰なのか。深まる謎に名探偵の推理が冴える。 -
本書の形式でこそ語られ得るホンネに興味津々の1冊
軽井沢のセンセが浅見光彦に宛てた手紙は、ユーモアあふれる玉手箱。時には小説のネタ探しを依頼したり、時には世の中にはびこる矛盾を追求したり、はたまた時には、身の回りで起きた面白エピソードを披瀝し……。どこまでが本気で、どこまでが冗談か? 〆切を忘れて、自慢話のオンパレード。心やさしき超マジメ人間の名探偵・浅見、この無理難題山積みの手紙に、どう応える!?小説では明かされなかったエピソードが満載!!アサミスト必携の一冊。 -
東京から三陸へ、浅見光彦の名推理。著者長編50作
古代日本では琥珀が岩手県久慈から奈良の都まで運ばれていた。その「琥珀の道(アンバー・ロード)」をたどったキャラバン隊メンバーの相次ぐ変死。久慈から単身上京していた大岡滝子は早稲田面影橋で通り魔に襲われ、本井博正は三陸海岸で投身自殺を遂げた……かに見えた。残された写真に写る謎の人物とは? 琥珀の知られざる秘密を名探偵・浅見光彦が探るうちに事件は思わぬ方向へ。内田康夫、長編第50作を飾る渾身の書き下ろしミステリー。 -
浅見は悔恨の思いで再開発で揺れる下町を訪れる…
東京の北への玄関口、上野駅に再開発計画があるという。地上300mの超高層駅ビル、不忍池地下の大駐車場。地元の下町では賛成派と反対派に意見が分かれていた。大林繭美はタウン誌を発行しながら、この愛すべき街を守ろうと忙しい毎日を送っていた。ある日、ルポライター浅見光彦は軽井沢の作家から一通の奇妙な手紙を託された。そして、数日後、差出人は谷中霊園で「自殺」した。情緒あふれる東京の下町に浅見光彦の推理が冴える書き下ろしミステリー。 -
孤独な老人の“無縁死”かと思われた事件が、予想外の真相に…
多摩川土手に立つ長屋で、老人の死体が発見される。無縁死かと思われた被害者だったが、一千万円以上の預金を残していた。生前残していた写真を手がかりに、十津川警部が事件の真実に迫る。長編ミステリ。 -
十津川警部の前に立ち塞がる、冷酷なる殺人者!
お台場の海で見つかった、助けを求める「ナオミ」からの手紙。同じ頃、東京近郊で連続して射殺事件が発生。死体の傍には必ず「ナオミのために」と書かれたメモが残っていた……十津川は大胆な推理を試みる! -
警視庁エリート幹部の事件の裏に隠された真実とは…。
伯備線備中高梁の近くで元警視庁刑事がL特急「やくも」にはねられ死亡。事故死か他殺か? 極秘捜査が始まった。表題作他3編、名コンビ十津川と亀井の傑作トラベル・ミステリ集。 -
十津川と怜悧な殺人犯との、熾烈極まる攻防戦!
伊豆下賀茂のテニスコートで、美人プロテニス選手の殴殺死体が発見された。直後、コーチ、大会スポンサー社長と連続して惨殺され、そのすべての現場には何故か「メロン最中」が残されていた……。 -
十津川警部、史上最大の賭け! 超弩級エンタテインメント!!
出会い系のホームページに、K・Eのイニシャルを持つ人物の殺人予告が掲載された。狙われたK・Eとは誰なのか? 犯人の目的は一体何なのか? 十津川は、大胆な捜査活動に乗り出した。 -
唯一の手がかりは、被害者が残した写真!!
捜査一課の名物刑事といわれた奥田が退職後、木曾の宿場町で失踪。十津川警部のもとに、実在しない奥田の娘から捜索願の手紙が届く。事件の概要すらつかめない十津川は謎の出口を求め、山深い木曾路を辿る。 -
十津川警部が連続殺人の謎に挑む! 長編トラベルミステリー。
自殺の名所、青木ヶ原樹海。富士五湖のひとつ、西湖のほとりの旅館に遺書を残して男が消えた。それから一年、殺人事件が相次いで発生する。二転三転する十津川警部たちの推理の先には、驚くべき真相が! -
十津川vsカルト宗教団体!
地下鉄車内で男が刺殺された。彼は謎の言葉を残していた。身元は不明だが、派出所で「警察の元締めはどこか」と尋ねていたこと、伊勢名物・赤福餅を持っていたことが判明。十津川は伊勢へ飛ぶ。 -
始まりは一本の脅迫電話。十津川警部、別所温泉へ
実業家の中山憲之は、謎めいた脅迫電話に悩まされていた。3人の女性から次々と「責任を取って欲しい」という内容の電話がかかってくるのだが、中山には全く身に覚えがない。そんな矢先、脅迫電話をかけていたと思しき女性の1人が死体となって発見された。十津川警部が捜査に乗り出すが、中山も謎を追い、長野県の別所温泉に向かう。十津川と中山がそれぞれ事件を調べると恐るべき陰謀が明らかになり……。傑作長編ミステリ。 -
鉄道の旅、それは記憶を遡行し、犯人に至る旅
東京郊外で若手カメラマン誘拐事件が発生。しかし犯人からの要求はなく、3日後にカメラマンは無事保護された。十津川警部が被害者の身元を調べると、幼少時に河原で発見され養護施設で育てられたことがわかる。それ以前の彼の記憶は「SL、桜、2人の男女」という曖昧なものだった。十津川はこの記憶が事件に関わる鍵と睨み、捜査を開始する。その矢先、静岡の大井川鐵道で第2の事件が発生し…。傑作長編トラベル・ミステリー! -
名高い温泉町でも、人が行き交えば犯罪は起きる
警視庁OBの岡田は、山陰への旅の途中で宝石店に勤める北野という青年に出会う。翌日、北野の死体が城崎で発見された。事情聴取を受ける岡田の元へかつての後輩、十津川が現れる。東京で殺された女性の部屋に、北野の名刺が残っていたのだ。岡田が北野の足跡を辿ると、彼から宝石を買おうとしていた地元の名士が連続して不審死していたという事実が分かり……。山陰の温泉町での連続殺人に秘められた、哀しき愛の形とは!? -
無秩序に見える手掛かりを再構成する楽しみ
日下刑事は、叔父・黒田信行のマンションを訪れた。彼の娘から、父と連絡が取れないと相談を受けたからだ。日下が部屋に入ると、そこには身元不明の死体が横たわっていた! 現場に残された謎のアルファベットを手掛かりに、十津川警部は湖西へと飛ぶが、第2、第3の殺人事件も発生し……。――犯人の目的は? 謎の文字の意味は? 点が線へと繋がった時、恐るべき陰謀が浮かび上がる。傑作トラベル・ミステリ! -
連続射殺事件の真相を求め、加賀へ。名刑事の心が揺れ動く。
片山津温泉の旅館で東京のカメラマン、湯浅が射殺体で発見された。湯浅は旅館の美人女将(おかみ)・北川深雪を訪ねて古都・金沢まで来たという。つづいて旅館の経営者、市川も射殺される。連続射殺事件の真相を求め、片山津に向かう十津川警部。捜査の過程で、深雪の実家が詐欺で数十億円を騙し取られていた過去が明らかになる。そして、詐欺事件の関係者が次々と射殺されていくが……。本当に裁くべきは女か悪党か?十津川の心が惑う! 傑作長編トラベル・ミステリー!! -
十津川警部、能登へ。それは因縁の謎を解く旅
東京で銀行強盗が発生。現場にいた青年・栗原太郎の活躍で、強盗は逮捕される。だが、強盗が「栗原も共犯だ」と証言し始め、栗原は姿を消す。十津川警部が彼の素性を探ると、親に捨てられ福祉施設で育った過去が判明。彼が拾われたときに入っていた箱には「キリ」という文字が記されていた。文字を手がかりに能登に向かった十津川は、予期せぬ事態に巻き込まれ……。キリコ祭りの能登を舞台にした、傑作長編トラベル・ミステリー。 -
部下を巻き込んだ事件解明に十津川が乗り出すが
桜島行きのフェリーの上で、鹿児島選出の代議士秘書が刺殺された。十津川警部の部下・西本の見合い相手、木下ゆかりに容疑がかかる。ゆかりは見合いの翌日に「全部、嘘です」というメモを残したまま、失踪していた。そして西本に「ゆかりに欺されるな」と忠告した男が、指宿で殺害される。西本の報告を受け捜査に乗り出す十津川だが、まもなく東京でも殺人が!南九州と東京を結ぶ、恐るべき陰謀の正体とは!? -
旧友が殺された。捜査する十津川警部も拉致された!
十津川警部の旧友、原口が長崎・雲仙で死体として発見された。彼は生前、何かにひどく怯えた様子だったという。捜査が進むうちに、勤務先の音響メーカー・メディアX社に関するきな臭い噂が届く。原口は死の直前、出版社宛にメディアX社の所業を告発する手紙を出していたのだ。真相を探ろうとする十津川の前に立ちはだかる妨害の数々。そして十津川は何者かの手によって拉致されてしまうが……!?十津川警部、最大最悪の危機! -
豪華特急の車中での息詰まる頭脳戦!
交通事故で死亡した女性の財布に残されていた新聞広告の切り抜きには、暗号めいた数字が記されていた。十津川警部は、この切り抜きに隠された犯行計画に気づく。それは、首相と総務大臣が首相公邸で死亡した事件に端を発していた。一方、京都駅の0番ホームには、新聞広告を目にした犯人グループが集結する。寝台特急に乗り込んだ彼らの綿密な計画とは? 豪華寝台特急「カシオペア」の中で、犯人との息詰まる攻防が始まる! -
「神々の殺人の始まりだ」――謎めいたメッセージの意図とは!?
「神が人を殺した。これは神々の殺人の始まりだ」連続殺人の刺殺体の上には奇妙なメモが残されていた。十津川警部はメモを手がかりに出雲へ。そして無人島・祝島に辿り着き、島の神主の息子を容疑者と特定するが…。
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