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『完結、RIGHT×LIGHT(ガガガ文庫)(ライトノベル)』の電子書籍一覧

1 ~16件目/全16件

  • 秘められたもうひとつの物語が動き始める!

    太陽の光が、1年半ぶりに帰ってきた町を照らしていた……海難事故で家族をなくした啓介が、半人半狼となって蘇った妹と、アリッサ、友月を連れ、久しぶりに故郷の地を踏んだ。悲劇の過去と決着をつけるために……。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 長き物語がいよいよ終結する!!

    「へ……? 夢?」
    僕の記憶は、アリッサを覆い隠した緑の蔦が迫ってきたところで途切れた――。そして再び瞼を開くと、そこにはアリッサの姿も未由の姿もなく、ただ懐かしい町――故郷の奈波の景色がどこまでも広がっていた。そのなかにぽつりと由衣だけが居る。
    「この町は、お兄ちゃんの見てる夢。でも、ただの夢じゃないよ。異界の天使が創り出した「幸せな世界」。光る葉に願った人たちが見る幸せな夢」
    僕は思い出す。三年前の海難事故こそが僕の最大の不幸だった。だからいま目の前には事故が起こらなかった世界が創られている。アリッサもいない。未由もいない。でもここでは両親と由衣が生きている、ずっと求めてやまなかった「当たり前の日常」が続いている。僕が現実に絶望したから――この「不幸」が存在しない場所に僕は囚われてしまったのか。あの時――アリッサの剣は折れ、エノクの樹に取り込まれた。その後どうなったのか、いくら記憶を辿っても思い出せない。もしかしたらここはエノクが神になったあとの世界なのかもしれない。全てはとっくに手遅れなのかもしれない…。
    壮絶なる魔法戦、決着! ケースケとアリッサ、そして未由の未来は…!?
  • 人気急上昇のゴシック・コメディ第3弾!

    朝ノ宮陽名、冬上雪絵と和解を果たし、ケースケはつかの間の平穏な学園生活を満喫していた。≪群れ≫の逆襲に備え、アリッサの下で修行を積むケースケ&友月。そんな矢先、放課後にオウルが出現……その真意は?

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 僕の妹は神様だ。最近そういう存在になった

    僕の妹は神様だ。
     つい最近、そう呼ばれる存在になった。こんなことを言うと大抵の人間はつまらない冗談だと笑うだろう。あるいは僕の瞳が本気だと気づいて、そそくさと逃げて行くかもしれない。僕だって他人がそんなことを口にしたら、同じような反応をすると思う。だから周囲に自ら吹聴するような馬鹿な真似はしない。だけど、これは事実。誰も信じてくれなかったとしても、本当のこと。
     かつて海難事故で命を落とした妹・遠見由衣は――二週間ほど前、色々あって神様になった。この「色々」な事情は、長くてややこしい。当事者以外に説明してもほとんど理解してもらえないだろう。そして、僕は、いま何の力もない平凡な人間としてこの世界に生きている。魔法少女アリッサ=クラノ=ストーリング=ライトとともに。新しい日常の始まりにあった会話。あるいは非日常の終わりに交わした言葉。例えるなら無限の交点。
     捻れた線が重なる場所でーー。
     人気作「RIGHT×LIGHT」の新シリーズ、いよいよスタート!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 人気新人作、お待たせしましたの第二弾!

    魔法少女アリッサとの共同学園生活にもようやく慣れてきたケースケだったが、クラスメイト友月との三角関係は日を追うごとにヒートアップ&激化。そんなある日、ケースケは小学生の占い師・陽名に出会う。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 陽名の真剣な愛の告白に、啓介は……。

    「あなたのことが好きです。わたくしと付き合ってくれませんか?」
    陽名から真剣な愛の告白を受けた啓介は、≪方舟≫から帰ってきたら必ず返事をすると彼女に約束する。今回の≪方舟≫行きの目的は、アリッサの弟子となった英里香を≪箱庭≫のヴェルに引き合わせること。母・ヴェルとの10年ぶりの再会に胸を躍らせながらも、緊張の色を隠せないアリッサ。そんな彼女の背中を押してやるようにして≪箱庭≫へと入った啓介だったが、そこである人物から衝撃的な言葉を聞かされることになる……。
    交差する“日常”と“非日常”。そして、定められた運命の歯車が動き始める――。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 世界の終わり。邂逅するかつての宿敵。

    英里香が世界に“おしまい”をもたらす――。
     その不穏な言葉を耳にした啓介は、真意を探るため彼女との接触を図る。
     そのころ英里香は、怪しい黒服の集団に追われている人物を助けようと彼らの後を追っていた。そこへ合流した啓介は、英里香とともに黒服たちを撃退。彼らが助けたその人物、それは魔術結社≪群れ≫の党首・エノク=ケトルだった。 偶然にもかつての宿敵と邂逅を果たした啓介は、エノクから、一千年前に世界を本気で終わらせようとした魔術師レストタクト=エンデの逸話を聞かされることになる……。
     やがてはじまる世界の終わりと、混乱の兆し。
     英雄が選ぶ未来は“希望”か“破滅”か?

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 「だーれが、幽霊女ですって?」

    全寮制の学校に転校してきた中学三年生の啓介。彼は右手でコインを消す不思議な手品が得意で、クラスでも一目置かれていた。しかし実は、握ったものを本当に消してしまう魔力を宿していたのだった…!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 恋と魔術の物語「R×L」シリーズ完結!

    伝説の大魔術師ヒース=ストーリングが目を覚まし、倉野英里香を殺しにやって来る……。ついに明かされる世界の“おしまい”の正体と、ヒースの妻・エリカと英里香の関係性。世界の終焉を回避するには“おしまい”をもたらす鍵・英里香をこの世から抹殺するしかない。だが、啓介は父・倉野正行と共に、英里香を守ることを決意。その選択はすなわち、世界を滅ぼすことと同じ。アリッサ、未由たちはそれぞれの意志で、ヒースの側につく者、啓介の側につく者、中立の立場を守る者とに分かれ――そしてついに、世界の行く末を決める運命の日が訪れる。

     「R×L」「R∞L」と続いた長きにわたるシリーズ、ここに堂々完結!!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 純粋無垢天然魔法少女の冒険! 新章始動!

    夏休みの直前、ケースケのもとへと届いたある手紙。それは、かつて共に戦い、痛みを分かち合ったひとりの少女からの私信だった。難病を克服すべく合衆国へと旅立った彼女に、再び死の闇が迫っているのだという……。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 未由って呼ばなくていいよ。だって私は--

    長い夏休みが終わりに近づき、僕はアリッサと由衣をつれて美傘市に帰ってきた。しかし、一か月ぶりに訪れた友月家の屋敷に友月未由の姿はない。留守番役の九棚(くだな)香織さんには「九月になれば未由様は帰ってきます」と言うが、僕は胸騒ぎを感じる。ただ一つを選べない僕は、何一つ守れないのではないか――と。学園生活が再び開始された登校初日。「ほんと!? あたし、ケースケと同じ学校に通えるの!?」長い髪を黒いリボンで二つに括り、制服を身につけたアリッサがクラスに転校をしてきた。でも、やはり未由の座席は空席のまま――。その日の夕暮れ時、やっと出会えた屋敷の前での未由と再会。しかし、明らかにその様子がおかしい。「私はもう未由じゃない」と宣言する彼女。もうすぐ友月家当主、友月未永(みえい)になるのだと。返す言葉もない僕は、未由が立ち去るのを見送ることしかできなかった……。つい先月まで一緒に笑っていたのに、果たして未由に何が起こったのか!? 満月の夜、闇の中で“魔王”が告げる――「さだめは、千年前から決められていたこと」。

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 壮大なるクライマックスへと向かい始める!

    『お兄ちゃん、大丈夫だよ。あたしたちなら――大丈夫。きっと全部、取り戻せる』
    僕の胸の内側から由衣の声がする。
    ――ああ、そうだな。僕は右腕の手首に嵌った銀色の腕輪を撫でて、心の中で由衣に答える。ここには由衣がいる。《魔狼》を御する、《魔銀の鎖(グレイプニル)》の力を持った僕の妹が。
    「啓介くん……」
    そして、隣にも僕を支えてくれる人がいた。僕の左手にそっと絡められる柔らかな指。肩までの艶やかな黒髪を揺らし、透けるような白い肌の少女。
    「私、守るから。今は啓介くんの方が強いかもしれないけど、それでも啓介くんを守るから」
    「――分かった」
    彼女――友月未由。僕のクラスメイト。戦いを共にした仲間。僕が最初に「近づきたい」と思った人。そして今は……。

    ≪流れし星竜≫の背に乗り、ケースケと未由が≪方舟≫から再び美傘市に舞い戻る! エノクに敗れた屈辱の傷も癒え、ついに始まるリベンジ戦!
     大興奮の魔法学園シリーズ、いよいよ壮大なる神話がクライマックスへと向かい始める!
  • 時が満ち、千年の悲願は成就される--!?

    ≪天使≫を復活させ「魔術」を再び世界に戻そうとする≪群れ≫たちのたくらみ。謎の魔術師ホリイ・ライトの出現によって、事態は加速度的に悪化する。そんなとき……肝心のアリッサは「恋の勉強」に夢中なのだった?

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 加速する魔法少女の恋心。決められない僕。
    二学期から転入してきたアリッサも学生鞄にだいぶ馴染んできた9月下旬。放課後、黒板に書かれた文字をアリッサが凝視し、僕に体を寄せて囁く。「ねえねえ、ケースケ。サンヨウサイって何? 面白そうね」“傘陽祭”とは傘陽学園の学園祭。そろそろクラスの出し物を決めなければいけない時期にさしかかっていた。さまざまなアイディアが出されたなかで、アリッサの目を引いたのは「プラネタリウム」。「星空を創れるの? あたしプラネタリウム見てみたい!」教室中に響きわたったその願いの声が届くかのように、圧倒的多数の票を集めて出し物はプラネタリウムに決定した。「ケースケのおかげ。あたしは心からそう信じてるわよ?」アリッサは笑う。「だって好きな人のことを信じるのは、当たり前でしょ?」さらに突然、そう問われて、僕は戸惑い、目を逸らしてしまう―――。近頃アリッサは、こんな台詞を唐突に言う。僕の心拍数を跳ね上げる「好き」を繰り返す。これはきちんと答えを返さなければいけない「好き」だ。でも僕はまだ返事をする言葉が見つけられない。もう一人、僕に同じ気持ちの言葉をくれた人――友月未由がいるから……。

    世界破局的大展開の魔法物語第9巻!
  • 灼熱の魔術戦「天使王」編、ついに完結!

    「な、何であんたがお母様の名前を――?」魔術師ホリィ=ライトとアリッサ、ついに運命の邂逅を果たす。そして、アリッサの心に眠る「天使王」はいよいよ顕現するのか? 世界に魔術が溢れ出す、第1部完結編!

    ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 魔狼消失!? ケースケ絶体絶命の危機!!

    瞼を開いた僕の視界は、少女の顔に占領されていた。肩まで切りそろえられた黒い髪。陶器のような白い肌。僕のよく知る女の子。
    「未由?」
    名前を呼ぼうとして、声が出せないことに気づく。僕の口は未由の唇に塞がれていた。
    「よかった。起きてくれた」
    唇を触れ合せながら呟く未由。その彼女の口元から赤い雫が伝う。瞳からは涙が零れる。
    「未由、いったい何を……」
    問いかけると、彼女はその表情に暗い影を宿しながら、少しずつ僕の傍から遠ざかった。背後に見えた景色は――動かない雲。張り付いた空、どこまでも続く白い砂浜。僕はここでずいぶん長い間気を失っていたらしい。
    「啓介くんがすごく苦しそうで……全然目を覚ましてくれなくて……腕も、そんな状態で……見てられなくて……」
    未由は震える声で言った。そして僕はひとつだけ「現実」を把握する。もう無いんだ。僕の――≪魔狼≫は。僕はもう「英雄」ではないんだ。途方にくれながら、未由とふたりきり、僕はその奇妙な世界のなかをとぼとぼとさまよい歩く。あてどなくその世界――アリッサの故郷である≪方舟≫の内部を、未由とふたりで歩き続けた。
    ケースケ絶体絶命の第十巻。

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