『完結、中央公論新社(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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埼玉と神奈川で、連続無差別通り魔事件が発生。それぞれの犯人は逮捕直後に急死したが、身に着けていたデバイスにより遠隔操作を受けていた痕跡が見つかった。
その頃、米中ソでは、政府高官や軍のトップに対し核攻撃を匂わせる脅迫状が届いていた。受信経路とその内容からAIの暴走が疑われ、デフコン3が発令。世界に緊張が走った。
そして21世紀末の火星――。ロゼッタ渓谷の底で発見されたのは、溶岩チューブを利用した正体不明の遺跡だった。入念な準備の末、内部調査で見つかったのは……。
謎が謎を呼ぶ怒濤のSF開幕! -
正体不明の人工知能コロッサスは、核兵器を搭載した最新鋭ステルス戦闘機NGADを極東へと向かわせていた。標的は北朝鮮か中国か、あるいは日本か。撃墜はおろか追跡すら困難なNGADの脅威に対し、米ペンタゴンのM・Aは、サイレント・コア部隊に協力を要請。折りしも、司馬光一佐を乗せた海上自衛隊の護衛艦もがみが日本海を航行していた。
23世紀初頭。火星のロゼッタ渓谷遺跡では、第4室と呼ばれる部屋の調査が始まろうとしていた……。
世界を滅ぼす「パラドックス」の真相やいかに! -
理想社会実現の真相、武器を凍結させる人間の存在、警視庁最高機密「シールド」の正体……。
警察小説史上、最も壮大な謎が今、明かされる。
ついに明かされる世界連邦成立の真相。人類の楯となったフットボーラー、不世出の物理学者、そして「トゥルバドール」と呼ばれた男――。命がけで"戦争根絶"という奇蹟を起こした人々の遺志を日本警察は継いだ。史上最大規模の戦争を止めるため、刑事たちは「武器を持たず」戦地へ向かう! 書き下ろしシリーズ堂々完結。 -
「この世界は、失敗続きの人類がようやく辿り着いた正解だ」
世界中を震撼させる、これがエンタメの最先端。
NYで軍事蜂起が発生し国連本部が包囲された。警視庁の吉岡冬馬たちもモスクワで軍隊に拘束される。世界秩序の危機を知った冬馬たちは脱出を試みるが、そこに再びテロリストの魔の手が迫る。最高機密「シールド」の正体、世界連邦成立の真相――全ての答えを持つ謎の存在「トゥルバドール」とは? 物語は佳境へ迫る。 -
凶悪犯罪を防ぐため、日本警察は世界へ。
警察小説史上最大スケール。圧巻のシリーズ第二弾。
日本を襲った軍事蜂起を鎮圧した警視庁。現場から逃亡したテロリストが謎の地下兵器産業の一員であることを知った刑事たちは足取りを追って世界へ飛ぶ。一方、国連事務総長のソフィアは世界各地の軍事指導者の横暴に頭を悩ませていた。囚われた仲間、世界中で続発するテロ行為。全ての鍵は「平成」に起きた事件に隠されていた。 -
警察小説史上最大スケール、圧巻の新シリーズ、始動。
21世紀末。全ての国家の軍隊は解体。国連は「世界連邦」として機能し、平等で民主的な理想社会が実現した……はずだった。一方でテロリストたちも過激化。警視庁の刑事・吉岡冬馬は日本を拠点とする地下組織「イザナギ」メンバーの変死体を発見する。これが日本を襲う、壮大なテロ計画の入り口であった――。
徹底した非武装・非暴力で犯人を投降させることから、「説教師」の異名を持つ冬馬。最先端の兵器を保持するテロリストに、彼はどう立ち向かうのか? -
一九八六年、中曽根内閣は懸案の自主憲法制定を成し遂げた。自衛隊は改称され国軍へ昇格。また日銀は絶妙の金融政策でバブル経済を軟着陸させ、日本は好景気のまま発展した。だが今、その社会は危機に瀕している。「シンク」という謎の穴がすべてを飲み込み、同時に感染症も流行。政府が隠蔽する世界の崩壊を阻止する鍵を握るのは、一人の日本人学者だった。彼を探し保護せよとの命を受けた土門康平陸軍中将は、この任務を遂行し、日本を、この世界を救
うことはできるのか――?
大石英司が描く世界滅亡の書。
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