『完結、実話・体験、大洋図書、1円~(マンガ(漫画))』の電子書籍一覧
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明治14年、長野県(現在は岐阜県)の馬籠宿から兄弟と共に上京した島崎春樹は明治学院を卒業。
明治女学校に英語教師の職を得ると共に女学雑誌社で詩人、北村透谷、作家、星野天地らと親交を深めながら文学の道へと足を踏み入れるが、それは決して平坦な道ではなかった。
教え子への慕情と自責、世の中の混乱、愛する人との別れ。
一度は悩み、全てを捨てて旅に出た春樹だったが、やがて自らの文学の道を見出し、名を藤村と変えてその道を歩み始める。
「夜明け前」「千曲川旅情の歌」などの作品で知られる詩人、小説家の島崎藤村が信州、小諸に居を構える前、文学者として歩み始めた頃を描いた高木達の脚本による演劇を小諸出身の漫画家小山田いくがコミカライズ! -
東京で営業マンをしている畑中太は、田舎の兄・堅の結婚式に出席していたが、その顔は浮かない。
農家の実家を継ぐばずだった兄が、地元の寺の娘と結婚し寺の跡継ぎになってしまったため、先祖代々の土地を継ぐ者がいなくなってしまった。
年老いた田舎の父母は太に、東京の会社を辞めて農家の後を継いで欲しいと願うが、勘弁して欲しい。
東京には積み上げてきた仕事の実績もあるし、同僚で恋人の美紀もいる。
なにより女遊び好きな太のイチモツは田舎にいても宝の持ち腐れ、帰る気などさらさらなかった。
ところが、大得意先の営業部長・神内の不倫騒動に巻き込まれ、神内の妻の私怨に利用された太は、懲戒免職や損害賠償の危機に見舞われる。
危機回避のため、太は田舎に帰って農家を継ぐと決め、会社を辞めることにした。
それを機に美紀と結婚しようとするが、女絡みで仕事を失敗し、それを隠して田舎に戻って自分と結婚しようとする太に美紀は激怒、別れを言い渡されるのだった。東京でのすべてを失って田舎に戻った太だったが、どうせなら農業をいちから学ぼうと精力的に働き始める。そんな矢先に、東京で世話になっていた会社の先輩・風間が太を頼って田舎にやってきた。
風間もまた、陣内夫妻の不倫騒動に巻き込まれていたのだった。
思わぬ形で都会を逃げ出し、農業を始めた太と風間。
農業の仕事の奥深さと田舎に根づく人間関係、恋愛模様を赤裸々に描く就農物語。
土と共に生きる農業のリアルがここにある! -
本書の著者・猫十字社氏は、デビュー以来爆発的な創造力で少女漫画に新しい世界を切り拓いてきました。
その作品はジャンルを縦横に横断し、多様で、すべてが今までにない圧倒的な輝きを放っていました。
猫十字社氏はこの間、全身体で創作に没頭し、もてるすべての力を絞り出し、命がけで作品を描いてきました。
できるだけ多くの読者に、美しい、悲しい、狂おしい、おかしい、そして輝かしい世界を届けたいと全力で疾走して22年……その結果……一時期、「壊れてしまった」のです。
しかし「破壊され焼き尽くされて、草一本残っていない廃墟、どん底のなかで…ボロボロになった身体(あとかき)」という絶望的状況から、猫十字社氏は静かに、確かに蘇生します。
その一つのきっかけとなったのが、本編に登場する愛犬「りる」との出会いです。
この作品は、愛犬とともに絶望の淵から静かに甦る日々が穏やかに綴られています。
セリフは一切の余分な修飾がそぎ落とされ、まっすぐに心に沁みとおってきます。
本書は日常的な「ペットとの付き合い方」という視点からも豊かな情報を提供してくれますが、その底流に流れているのは、「愛、信頼」という営為のかけがえのなさに対する、強く確かな、切実な思いにあります。
本編は、この思いの大切さを幅広くお届けしたいため、一般誌で『週刊spa!』(扶桑社)に掲載されました。
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