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『ブルーバックス ベストヒット200(実用)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全194件

  • 美しいメロディを奏でる「論理」と「数理」とは? フランス音楽界で絶賛された作曲家・演奏家が語る「作曲のロジックとテクニック」
  • 「歌うカタツムリ」(岩波科学ライブラリー)で第71回毎日出版文化賞 自然科学部門受賞を受賞し、新聞や雑誌の書評で、「稀代の書き手」として絶賛された千葉聡氏(東北大学理学部教授)。本作は受賞後の最新作になる。自身の小笠原のカタツムリ研究のフィールドワークや内外の若手研究者の最新の研究成果を紹介しながら、「進化生物学」の醍醐味を描いたエッセイ的な作品。練り込まれた構成と流れるような巧みな文章で、ダーウィンに始まる進化研究の「バトン」がいまも途切れることなく受け継がれており、我が国の研究者もこれにおおいに貢献していることが分かる。読み始めたらページをめくる手がとまらない、痺れるほど面白い傑作


    千葉/聡
    東北大学東北アジア研究センター教授、東北大学大学院生命科学研究科教授(兼任)。1960年生まれ。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。静岡大学助手、東北大学准教授などを経て現職。専門は進化生物学と生態学。著書『歌うカタツムリ』(岩波科学ライブラリー、2017年)で第71回毎日出版文化賞・自然科学部門を受賞。ほかに『生物多様性と生態学ー遺伝子・種・生態系』 (朝倉書店、2011年、共著)などの著作がある。

    目次

    第1章 不毛な島でモッキンバードの歌を聞く
    第2章 聖なる皇帝
    第3章 ひとりぼっちのジェレミー
    第4章 進化学者のやる気は謎の多さに比例する
    第5章 進化学者のやる気は好奇心の多さに比例する
    第6章 恋愛なんて無駄とか言わないで
    第7章 ギレスピー教授の講義
    第8章 ギレスピー教授の贈り物
    第9章 ロストワールド
    第10章 深い河
    第11章 エンドレスサマー
    第12章 過去には敬意を、未来には希望を
  • 放っておくと筋肉は年齢と共に衰え、そのことが原因で免疫力が下がったり、生活習慣病を引き起こしたり、心の健康や、脳の認知機能にまで影響を及ぼすと言われています。とはいえ、筋肉を衰えさせてはいけないとわかってはいても、運動をコンスタントに取り入れるのはなかなか難しい……。ジムに通い続けるにはお金も必要だし、一人でできないスポーツはその場所や相手を確保するのに手間やお金もかかる、ランニングはいきなり走っても大丈夫か不安……などなど、運動に対するハードルはけっこう高いものです。そこでウォーキングの提案です。ウォーキングなら家の周りを歩いてもいいし、どこかに行くついでに1駅分歩くこともできるし、すぐにでも始められます。ただ、なんとなく歩くだけでは体力アップはむずかしいことも事実です。著者は科学的に「どれくらいの速度で」「どれくらいの頻度で」「どれくらいの時間行えば」「どんな効果が得られるのか」を徹底的に研究し明確にしました。その根拠となるのは、20年にわたり6000人以上のデータを取った結果と分析。それがわかりやすく示されているので、なぜどのように体にいいのか、納得できます。そのようにして確立した、効果的で継続しやすい方法「インターバル速歩」のやり方を紹介。ややきついと感じる早歩きと、ゆっくり歩きを一定間隔で繰り返すだけのシンプルな方法です。第1章では、体力とはなにかについて、ミトコンドリアの働きなど細胞レベルの話も交えて解説します。なぜちょっときつめの早歩きを組み込むのかがわかります。第2章では、具体的なインターバル速歩のやり方を紹介し、多くのデータから明確になった、さまざまな効果について解説します。第3章は、インターバル速歩をさらに効果的にする方法や、腰痛・膝痛や体に不調のある人にもできる方法などを紹介する応用編です。第1章 体力とはなにか体力には種類がある/運動時のエネルギー源/体力が落ちると生活習慣病になる/運動トレーニングによる持久力向上メカニズム/熱中症予防のために備わった驚くべき体のシステム/1日1万歩は体力アップになるか?/中高年者は筋力トレーニングと持久性トレーニングを明確に区別する必要はない ほか第2章 インターバル速歩の方法と効果体力アップはウォーキングで十分だった!/体力向上は、生活習慣病を改善する/気分障害を改善する/睡眠の質も改善する/認知機能も改善する/関節痛も改善する/骨粗鬆症も改善する/炎症反応を引き起こす遺伝子活性を抑制 ほか第3章 インターバル速歩の応用インターバル速歩の後の乳製品を摂取で、筋肉が太くなる/慢性炎症を抑制する/生活習慣病の症状が改善する/熱中症に強くなる/腰痛・膝痛の人もできる/水中インターバル速歩 ほか
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    現代科学を理解するために不可欠な「高次元」を感覚的に捉える超入門書!科学の入門書やニュースだけでなく、SF小説や映画、アニメなどで目や耳にする高次元や4次元の世界。世界中で研究されている摩訶不思議な世界の入り口を、我々にとって身近な1次元、2次元、3次元から1つずつ次元を増やして解説していきます。我々の暮らしている3次元空間の中では絶対にほどけない「結び目」が、4次元を使えば「ほどけてしまう」という数学的手品も、本書で実演します。また、4次元の中ではほどけないものがあるという具体例もお見せします。想像力をフル稼働させて、「4次元」や「高次元」を具体的に見て感じて、さらに、「高次元の図形」を作って動かしていきます。【本書の内容】Part 1 高次元空間とは・高次元空間という言葉を、数学的にきちんと説明しておきましょうPart 2 高次元の出てくる例・日常レベルのことを調べることから、経済や自然観測まで、かなり多くのところで、高次元空間は基本事項であるPart 3 宇宙について・我々の存在している宇宙について、少しばかりPart 4 結び目がほどける?・高次元空間を見るとはどのような精神状態か、体験させてさしあげましょうPart 5 4次元で結ばれる・4次元空間の中でも、やはり、結ばれるものはある。4次元空間を直感力で念想しようPart 6 高次元で結ばれる・高次元空間の中でも、やはり、結ばれるものはある。高次元空間を気合いで直覚するPart 7 次元を1つ上げる・次元を1個上げれば、右手系、左手系は区別できない。次元を1個上げることを想像して直観するPart 8 高次元空間で操作する・高次元空間の中の図形を、局所の操作だけで変形するようすを観照するPart 9 3次元だけでも高次元が必要・3次元空間R^3の中だけ考えていても高次元の、しかも、複雑な図形が出現する※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

    「本書は中学生およびその課程を履修されて、さらにそれ以上の学修をされている方や実社会に活躍する人たちに、トポロジーの内容の基礎を紹介するとともに、子息を持たれる親御さんたちに、マルと三角がなぜ同じか……という、最も基本の問題を解説することに意を用いた」(著者まえがきより)誰もが単語は知っているけれど、多くの人はよくわかっていない「トポロジー」。『四次元の世界』『マックスウェルの悪魔』などブルーバックスで科学啓蒙書の傑作を数多く残してきた都筑卓司先生が、このトポロジーも数式をほとんど使わず楽しく解説してくれた伝説の名著が、ここに新書版として復活!まずは下準備として、片道切符を使ってどのように日本中を迂回しながら旅行するか、という話からはじまり、ジョルダンの定理、一筆書きとオイラー・グラフ、ケーニヒスベルグの橋、といった事例の解説を丹念に重ねた後、トポロジーの意義について解説。続いて日本地図の県ごとの塗り分けから多色問題について触れ、メビウスの輪の理屈を解説し、クラインの壺、カタストロフィー理論にまで到達。旅行ブックのように楽しく読めて、それでも一通りの概念を知ることができる堂々たる入門書として、現代の読者に自信を持っておすすめできる一書です。冒頭に『「%」が分からない大学生』著者の芳沢光雄・桜美林大学教授による解説つき!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • ふっくら、もちもち、パリパリ……パンといってもさまざまな食感、形状のものがありますが、そのパンの特徴を活かして美味しく焼くには、科学の力が欠かせません。生地をこね、寝かせ、叩き、形を整えて焼く、どの工程にも、科学的に重要な意味があります。また、焼き上がったパンをより美味しく食べるにも、科学の知識がポイントに! 本書はパンを食べるのが好きな人のための、よりパンを美味しく食べるための1冊です。
  • うま味成分に関する研究が注目されるなど、「食」の科学的な研究が進んでいます。食品メーカーで分子レベルの研究から新商品が開発されたり、フランス料理などで科学的な知見にもとづく調理技術が応用されたりしています。「食の科学」分野で活躍中の大学研究者やメーカー研究者から取材した、「おいしさ」を感じるとは、また「おいしさ」を作るとはどういうことか、「食」分野での研究の最前線を、わかりやすく紹介します。
  • 味噌、醤油、納豆、清酒、酢、漬物、鰹節──。微生物を巧みに使いこなし、豊かな発酵文化を築いてきた日本。室町時代にはすでに麹菌を造る「種麹屋」が存在し、発酵の技術は古来から職人技として受け継がれてきました。多様な発酵食品の歴史をたどりながら、現代科学の視点からも理にかなった伝統の技を紹介、和食文化を支える世界に類を見ない多彩な発酵食品、その奥深い世界へと読者を誘います。
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    量子もつれでわかる新しい量子力学の世界。「2つの量子は離れていてもつながっている」というアインシュタインを悩ました現象を、不確定性原理と量子光学の実験を通して解説する全く新しい量子力学入門書。(ブルーバックス・2011年2月刊)
  • 地球のほかにも、生命を宿す惑星はあるのだろうか?
    そのような惑星をどうやって探せばいいのだろうか?
    理論と観測の両面から、系外惑星と地球外生命の探査の最前線を解説する!

    地球外生命を探す場所として真っ先に思い浮かべるのは、火星や土星の衛星ではないだろうか――いずれも地球と同じ太陽系内の天体だ。しかし、宇宙には生命を探すべき天体がもっとたくさん存在する。

    1995年、初めて太陽系外の惑星が発見された(その偉業を成し遂げたマイヨール博士とケロー博士は、2019年にノーベル物理学賞を受賞)。それは、地球から約50光年離れたペガスス座51番星のまわりをたった4日で公転する巨大なガス惑星だった。その後、世界中の天文学者が太陽系外の惑星(系外惑星)を探し、発見を報告してきた。その数は4000個を超えている。

    最初の1個だけでなく、これまでに見つかった系外惑星の多くが、太陽系のどの惑星とも似ていない。不思議な軌道で公転する惑星がたくさん見つかっている。とすると、太陽系は特別な存在なのだろうか? また、どのような軌道を回る惑星であれば生命を育めるだろうか?

    一部の系外惑星については、軌道だけでなく大気組成までも観測できるようになっている。そして、系外惑星の大気に生命活動の兆候を見つけようとする挑戦もはじまりつつある。「第二の地球」の発見は近い!

    目次:
    第 I 部 系外惑星探査小史――太陽系の理解から第二の地球の可能性まで
    第1章 私たちのふるさと――天の川銀河、太陽系第三惑星、地球
    第2章 最初の系外惑星が見つかるまで――挑戦、失敗、常識はずれの惑星
    第3章 ケプラー計画がもたらした革命――画期的なアイデア、試練、膨大な発見
    第 II 部 系外惑星探査の現在――探し方の進化と見えてきた世界
    第4章 系外惑星の探し方――あの星に惑星はあるか?
    第5章 系外惑星の多様性――事実はSFより奇なり
    第6章 系外惑星が教えてくれたこと――太陽系は特別か? 地球は特別か?
    第 III 部 第二の地球、発見前夜――ハビタブルプラネット探査とアストロバイオロジー
    第7章 さらなる探査へ――第二の地球は見つかるか?
    第8章 あの惑星はどんな世界なんだろう?――系外惑星大気の調べ方
    第9章 系外惑星とアストロバイオロジー――宇宙に生命の兆候を探す
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    ファインマン物理学は1968年に邦訳され、現在60刷を超える超ロングセラーの学部生向け教科書です。
    理系学生、社会人では知らない人はいないといわれる名著「ファインマン物理学」を、竹内薫氏が縦横無尽に読み解きながら、ていねいに解説した『「ファインマン物理学」を読む』シリーズ、力学・熱力学篇!

    ファインマンという天才は何を知り、どう考え、何を伝えようとしたのか?
    物理学、その思考の歴史をとおしてファインマンが見ていた世界とは――本書を読めばファインマン物理学の真髄がわかる! 

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • あなたが飲んだ薬が、体のなかでなにをしているのか、知っていますか?
    薬を理解するために必須の50種類の医薬分子のメカニズムを網羅!

    ・大村智博士、本庶佑博士がノーベル賞を受けた「イベルメクチン」「オプジーボ」とはどんな薬なのか?
    ・薬が効かない「耐性菌」はどのように生まれるのか?
    ・創薬はある種のギャンブル!? 新薬はなぜ高額になるのか?
    ・人類はインフルエンザ・ウイルスとの闘いに勝利できるのか?
    ・精神の病気は薬で治療できるのか?
    ・HIVプロテアーゼ阻害薬とはなにか?

    2009年刊行の『分子レベルで見た薬の働き 第2版』の図をフルカラー化し、「免疫チェックポイント阻害薬」や「薬剤耐性」など、この10年の新しい話題を盛り込んだ最新版。

    【目次】
    第1章 薬はどのように効くか
     1-1 薬は生命活動に関与する分子に働く
     1-2 分子の世界での薬の働き
     1-3 タンパク質の立体構造と働きとの関係
     1-4 核酸の構造と働きとの関係
     1-5 薬と生体高分子の間に働く力
    第2章 魔法の弾丸を求めて
     2-1 抗菌物質の歴史
     2-2 動物とバクテリアの細胞の違い
     2-3 どのような仕組みで抗菌物質はバクテリアを殺すのか
     2-4 サルファ薬の効き方
     2-5 ペニシリン
     2-6 バクテリアのタンパク質合成を阻害する抗菌薬
     2-7 バクテリアとの果てしなき闘い
     2-8 バクテリア以外の寄生生物に対する薬
    第3章 がんとの闘い
     3-1 分子レベルで見たがん
     3-2 DNAに直接作用する抗がん薬
     3-3 がん細胞に必須のタンパク質に作用する抗がん薬
     3-4 抗体でがんを治す
     3-5 免疫チェックポイント阻害薬
     3-6 がんとの闘いはまだ終わっていない
    第4章 見えない敵
     4-1 見えない敵とは
     4-2 インフルエンザ
     4-3 エイズと闘う薬たち
     4-4 エボラ出血熱
    第5章 生活習慣病の治療
     5-1 血圧を下げる
     5-2 血の塊を溶かす薬
     5-3 糖尿病を治す
     5-4 レステロールを下げる
     5-5 骨粗鬆症を治す
    第6章 免疫反応と炎症反応
     6-1 免疫反応をコントロールする
     6-2 自己免疫力をパワーアップする薬
     6-3 炎症を止める
     6-4 胃潰瘍の薬
    第7章 脳や精神の病気の治療
     7-1 アルツハイマー型認知症
     7-2 パーキンソン病の治療薬
     7-3 うつ病に対する薬
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    ファインマン物理学は1968年に邦訳され、現在60刷を超える超ロングセラーの学部生向け教科書です。
    理系学生、社会人では知らない人はいないといわれる名著「ファインマン物理学」を、竹内薫氏が縦横無尽に読み解きながら、ていねいに解説した『「ファイマン物理学」を読む』シリーズ、電磁気学篇!

    ファインマンという天才は何を知り、どう考え、何を伝えようとしたのか?
    「場」とはなにか? ガウス、ストークスの定理、ファラデーの法則、マックスウェル方程式から電磁場へ――本書を読めばファインマン物理学の真髄がわかる! 

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
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    1,2,3,‥‥といった「自然数」、自然数に、0,-1,-2,-3‥‥を加えた「整数」、分数の形で表すことができる「有理数」、有理数と無理数を合わせた「実数」、そして虚数単位のiを用いた「複素数」と、数学の発展とともに数の世界は広がってきました。

    本書では、19世紀のイギリスの数学者ハミルトンによって導入された「四元数」と、同時期にグレイヴスやケイリーによって発見された「八元数」をみることによって、次々と数の世界が広がっていく不思議を解説します。

    ハミルトンが発見した四元数の世界は複素数を含む数の体系とも考えられますが、交換法則が成り立たない世界です。しかし、その導入の経緯から3次元の回転を記述するのに優れていて、現在のコンピュータ・グラフィックスへの応用があります。さらに数を広げようと考えられたのが八元数です。複素数が2つの実数の組、四元数が4つの実数の組だと考えられるのと同じく、八元数は8つの実数の組だと考えることができます。四元数では交換法則が成り立たなくなりましたが、八元数では、交換法則と結合法則が成り立たなくなりますが、物理学の究極の理論といわれている超弦理論やM理論と結びついていることがわかっています。

    数を拡張していくという視点から、自然数から実数、複素数、そして四元数や八元数の世界やその性質を見ていきます。はてしなく広がる数の不思議を実感できる一冊です。

    ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 日本で働く研究者の数は約84万人といわれるが、そのうちの約6割を占めているのが企業に勤務する企業研究者である。数の上では、大学などアカデミアで働く研究者を凌いでいるものの、企業秘密などを扱う関係からその実態はあまり知られていない。本書は、米国の大手製薬会社で研究者として活躍した著者が、自らの体験をもとに、企業研究者に求められる資質やキャリア形成にあたって注意すべき点などをアドバイスする。これから企業に就職しようとしている理系学生やすでに企業研究者として勤務し、これからの人生設計を考える人たちに参考になるマインドセットをふんだんに盛り込んだ、ありそうでなかった人生指南書

    第1部:企業内研究者への道

    第1章 企業で働く研究者の仕事
    第2章 学士・修士で卒業するか、博士号を取るか?
    第3章 企業で研究するか、大学で研究するか?
    第4章 企業内研究者になるとしたら、どの業種・企業・職種を選ぶか―鎌谷流就活指南
    第5章 企業内研究者に求められるスキル・経験と心構え
    第6章 企業研究者としての人生設計

    第2部:ある企業研究者の履歴書

    第7章 大学院に進学し、海外に飛び出す
    第8章 博士号を取得し、企業内研究者を志す
    第9章 企業内研究者になって、僕がやったこと  国内製薬会社研究所編
    第10章 企業内研究者になって、僕がやったこと  米製薬会社米国研究所編
    第11章 企業内研究者になって、僕がやったこと  米製薬会社英国研究所編
    第12章 研究への想い、化学への想い

    第3部:企業内研究者インタビュー

    企業内研究者インタビュー その1
    木本絵美さん
    ファイザー株式会社(米国コネチカット州) 主任研究員


    企業内研究者インタビュー その2
    中鉢知子さん
    ノヴァン株式会社(米国ノースカロライナ州) バイスプレジデント
  • 科学が捉えた「時間の本質」――時間は過去から未来へ流れて《いない》!?

    時間の正体は、宇宙の起源につながっている。
    時間とは何か? 時は本当に過去から未来へ流れているのか? 「時間が経つ」とはどういう現象なのか?
    先人たちが思弁を巡らせてきた疑問の扉を、いま、物理学はついに開きつつある。
    相対性理論、宇宙論、熱力学、量子論、さらには神経科学を見渡し、科学の視座から時間の正体に迫る。

    ――――
    【本書「はじめに」より】
     「時間が経つ」あるいは「時が流れる」とは、どういうことだろうか?
     目の前に置かれた時計を見つめている自分を想像していただきたい。時計の針が、3時ちょうどを指しているのを見たとしよう。そのままじっと時計を見つめていると、秒針がゆっくりと一周し、長針がわずかに進んで、3時1分を指すのが見える。さらに見つめ続けると、やがて針は3時2分を、続いて3時3分を指す。
     時計を見ている人にとって、針がある時刻を指すのを目にする場合、その時刻だけがリアルな瞬間だと感じられる。針が3時2分を指しているならば、3時1分を指す光景は過去の記憶であり、3時3分を指すことは未来の予測である。どちらも、3時2分を示す時計を目の当たりにしている「いま」のようなリアリティは感じられない。時計を見つめ続けると、時計の針は、しだいに、その後の時刻へと動いていく。この状況を素朴に解釈すると、眼前の時計が示す「いま」の時刻が、後へ後へと移動していくことを表すようにも思われる。
     さて、ここで考えていただきたい。こうした「時の流れ」は、意識の外にある物理世界においても、客観的な出来事として起きているのだろうか? 言い換えれば、「時の流れ」は物理現象なのか――という問題である。

    ――――
    【主な内容】
    ■はじめに――時の流れとは
    《第I部 現在のない世界》
    ■第1章 時間はどこにあるのか
    ■第2章 過去・現在・未来の区分は確実か
    ■第3章 ウラシマ効果とは何か
    《第II部 時間の謎を解明する》
    ■第4章 時間はなぜ向きを持つか
    ■第5章 「未来」は決定されているのか
    ■第6章 タイムパラドクスは起きるか
    ■第7章 時間はなぜ流れる(ように感じられる)のか
  • テレビや新聞、インターネットには、毎日のように「免疫力を高める」とか「がんを免疫で治す」といった情報が流れているが、免疫学的に見ると、その大部分は科学的エビデンスが欠けている。残念なことに、こうした怪しげな情報に、多くの人たちが惑わされて、かえって健康を損ない、ときには寿命を縮めているケースさえある。 

    その最たるものが、ワクチンに対する過剰な忌避感情・恐怖症だ。医学的にもっともエビデンスのある「免疫力増強法」は、ワクチン接種である。ところが、ワクチンの副作用を過剰に煽る人たちがいて、彼らの多くが医師や医学博士という肩書を持つことから、その主張はもっともらしく聞こえ、それなりの支持を獲得している。しかし、彼らの主張を子細に見てみると、ワクチンや免疫機構に関する初歩的な事実が見落とされ、しばしば医学的に誤った主張がなされている。こうした情報に翻弄されると、健康被害を受けかねない。もちろん、ワクチンは万能ではなく、効果が不十分である場合や、副作用が出ることもある。しかし、そのようなことを考慮しても、多くの感染症ではワクチン接種は有効で、ほとんどの人に利益をもたらす。

    一方で、巷に氾濫している免疫力強化をうたう健康食品の多くには暗示効果以上のものはなく、摂取してもからだの免疫力はほとんど変わらない。健康食品は精神安定剤以上のものではない。免疫系全体の能力を上げるためには、むしろ、血流やリンパ流量をよくすることのほうが役に立つ(本書では、その科学的エビデンスや具体的な方法について、解説している)。そして、なるべくストレスをなくすことだ。「信じるものは救われる」と言うが、健康食品や民間療法の多くは「信じても救われない」。そのようなものに頼るよりも、からだの働き方を科学的に理解して、それに伴ったものの考え方、生活の仕方を実践することが賢明である。

    本書では、近年注目を集めている「がん免疫療法」についても取り上げている。これまで抗がん剤以外に打つ手がなかった「がん」に対して、「がんワクチン」が使われ、効果をあげつつある。加えて、さらに最近、免疫チェックポイント療法、CAR-T療法など、劇的な効果をもたらす「がん免疫療法」が注目されている。本書では、こうした最新の免疫療法についても取り上げ、その可能性と限界についても紹介していく。

    このほか、本書では、そもそも免疫力を科学的に測定することは可能なのか? また免疫力を科学的に高める方法は存在するのか? がんや高血圧などの病気をワクチンで治療することが可能なのか、など数多くの疑問に対して、科学的に誠実に解説した。インフルエンザや風邪が流行する前に読んでおきたい「読むワクチン」だ。
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    離散数学の最も大切なポイントは「数える」ことにある! 
    組合せの数、グラフ理論、デザイン論、無限集合の濃度……離散数学の考え方をしっかりと理解するための一冊。


    離散数学は、物事を「数える」ことから始まり、現代の暗号理論、プログラム理論をはじめ、さまざま分野で注目されている数学である。
    整数の概念の誕生、あみだくじ、正多面体の回転、麻雀大会の組合せなど、豊富な例と問題を通して、離散数学の基礎的な概念をわかりやすく解説する。


    【本書のもくじ】
    第1章 整数の誕生
     1.1 トークン
     1.2 1対1の対応の発想

    第2章 素朴に数えること
     2.1 樹形図の発想
     2.2 数えることのいろいろな問題

    第3章 帰納的に考える発想
     3.1 組合せに関する基本的な公式
     3.2 包含・排除の公式と全射の個数
     3.3 グラフ理論の木の個数
     3.4 ハノイの塔と13個のオモリ問題
     3.5 偶置換・奇置換の一意性の証明その1

    第4章 2通りに数える発想
     4.1 グラフ理論の基礎的定理と多面体
     4.2 デザイン論の基礎
     4.3 16人の麻雀大会とカークマンの女子学生問題
     4.4 偶置換・奇置換の一意性の証明その2

    第5章 対称性を用いる発想
     5.1 ダイオキシンの異性体と正多面体
     5.2 グラフの自己同型写像
     5.3 偶置換・奇置換の一意性の証明その3
     5.4 デザインの自己同型群と関連するガロア群

    第6章 無限集合の濃度
     6.1 集合同士の対等
     6.2 いろいろな集合の濃度
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    準備不要、コツいらず、誰でもできます。
    それでいて、見る側は息をのむ衝撃度!

    ヤカンが宙に浮き、つまようじが水面を走り出す。
    ビンの中身がいきなり凍り、水道の蛇口にだんごができる──。

    「本書は、日々の親子のふれあいの中で、子どもに科学の不思議さ、楽しさ、面白さを知ってもらうための材料を、あなたにこっそり提供するものです」(著者)

    身近にあるものだけを使い、誰がやってもできる傑作科学手品を精選し、描き下ろしイラストとともに一挙紹介。
    「えっ、どうして、どうして?」と子どもの目が輝く瞬間をどうぞ!

    〈解説・竹内淳(早稲田大学教授)〉


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    偏微分方程式への偏見がなくなる画期的な入門書!

    身近な現象から偏微分方程式を作り、解いて、味わう。
    数式のもつ物理的な意味が
    みるみるイメージできるようになり、
    読み終わる頃には「使える」ようになる。
    研究・開発の現場で偏微分を使いこなしてきた著者が、
    ユーモラスにていねいに解説。


    本書は、世界で最も、丁寧に、愛情をもって偏微分方程式を語っていると自負している。
    偏微分方程式は、まったく変でも偏でもなく、現実を表現できる便利な道具なんだということを、私は言いたかったのです。(本書より)

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    直径0.1ミリの受精卵から始まり、37兆個の細胞に分裂して、高度な思索をめぐらせる高等生物に進化していく様子を、ビジュアルなイラストを使って完全再現。人体はどのようにして誕生していくのか。身近でありつつも神秘的な世界を描き出す。「新しい人体の教科書」の番外編的な位置づけで、3冊揃えば、より深い理解に到達する

    第1章 からだの枠組み
    第2章 からだ造りの戦略
    第3章 からだ造りの手順
    第4章 からだは凸凹だらけ
    第5章 体内でも進む器官造り
    第6章 サカナ時代の遺構
    第7章 手違いをする造化の神
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    本書を読めば高校生でもファインマン物理学の真髄がわかる! ファインマンという天才は何を知り、何を伝えようとしたのか?1.いきなり? 第5巻「量子力学」を読んでみる2.量子力学のミステリー3.ファインマン流の相対性理論4.シュレディンガー方程式の登場5.ファインマン経路積分とは何か
  • 1,100(税込)
    著:
    高木貞治
    レーベル: ブルーバックス
    出版社: 講談社

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    日本が生んだ最初の世界的数学者・高木貞治(明治元年~昭和35年)が昭和24年に物した生涯最後の著書。「数とは何ぞや」という問いに、「一般的教養としても、哲学的思考を有する人々の関心をひく問題」として、簡潔に答えを提示。整数とは、有理数とは、実数とは。矛盾のない理論を証明すべく挑む。大学院生時代の明治31年に物した初の著作『新撰算術』以来50年、生涯続いた「算術」の基礎への関心が、ここに貫かれている。
  • 親子鑑定に犯罪捜査、災害被害者の特定まで、「社会の必需品」のDNA鑑定。知らないではすまない基礎を、類書にない平易さで解説。
  • 生命とは何か。この根源的な問いに迫るために、いま、わからないなら自分でつくってしまおうというアプローチが有力視されている。いわば、時計がなぜ動くかを知るにはとにかくつくって、そこからしくみを考えよう、という発想だ。「合成生物学」と呼ばれるこの新しい考え方が、いま先端をゆく生命科学者の間で大きなトレンドとなっている。本書は、合成生物学に取り組む研究者たちを横断的に取材して歩き、それぞれの生命観に迫ることで「生命とは何か」を輻輳的に考える試みであり、科学に造詣が深く、SFからノンフィクションまで縦横無尽に手掛ける著者ならではの意欲的企画である。人工生命を供養する墓を建てたり、クックパッドに生命のレシピを投稿したり、「つくったときやばいと感じたら生命」と嘯いたり、微生物のゾンビやフランケンシュタインをつくったりと、各人各様の生命観、そして彼らの中の神や哲学らしきものとが織りなす、いま最もスリリングな生命探求。ブルーバックスウェブサイトで1年余り連載した「生命1.0への道」の書籍化!
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    数学はなぜそれを必要とし、生み出したのか。知っているようで知らなかった、奥深き知的営み――「証明」の世界へ飛び込もう!【おもな内容】はじめに第1章 証明とはなんだろうか第2章 証明のさまざまな技術第3章 命題と論理記号第4章 算数の中の証明をもう一度第5章 証明の花形――初等幾何学の証明第6章 無限に挑戦する――解析学の証明第7章 式は語る――代数学の証明終わりに――数学にとって証明とはなにか
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    アイザック・ニュートンの代表作『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』の全訳を全3巻で復刊。出版当時から難解と言われた原典を、現代の科学者が「内容そのものの解明理解を目的」として翻訳。巻末注には、微積分の定理を使った別証明、原典では省略された証明の内容、現在の視点から見た物理的概念の解説がまとめられている。最終巻となる第3編「世界体系」では、前2編で述べられた理論を、惑星、衛星、彗星などに適用し、太陽系内の諸現象が「万有引力」の法則によってまとめられる。また、全巻の結びとして書かれた「一般注」では、「私は仮説をつくらない」という有名な言葉とともに、自家の神学が説かれている。【本書の内容】第3編 世界体系 哲学における推理の規則 現象 命題 月の交点の運動 一般注訳者注索引
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    アイザック・ニュートンの代表作『プリンシピア 自然哲学の数学的原理』の全訳を全3巻で復刊。出版当時から難解と言われた原典を、現代の科学者が「内容そのものの解明理解を目的」として翻訳。巻末注には、微積分の定理を使った別証明、原典では省略された証明の内容、現在の視点から見た物理的概念の解説がまとめられている。第2編では、流体力学の諸問題が説かれている。ニュートンはまず、抵抗が速度に比例するものとして、あるいは抵抗が速度の自乗に比例するものとして問題を取り扱った。ついで、重力の作用の下での流体の釣り合いについて論じ、流体内における波動の研究がこれに続き、それから惑星運動の原因とされたデカルトの「渦動論」の検討へと進み、二、三の簡単な命題によってみごとにこれを否定した。【本書の内容】第2編 抵抗を及ぼす媒質内での物体の運動〕 第1章 速度に比例して抵抗を受ける物体の運動 第2章 速度の自乗に比例して抵抗を受ける物体の運動 第3章 一部分は速度の比で,また一部分はその自乗の比で抵抗を受ける物体の運動 第4章 抵抗媒質内における物体の円運動 第5章 流体の密度および圧縮 ; 流体静力学 第6章 振子の運動および抵抗 第7章 流体の運動,および投射体に働く抵抗 第8章 流体内を伝わる運動 第9章 流体の円運動訳者注索引※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • パスタ、うどん、蕎麦、ラーメン……。今や、さまざまな麺を毎日のように口にする、世界中で愛される麺。その秘密を、麺の素材の科学や調理の科学という視点で解き明かす1冊。つるっとした口当たり、もちっとした食感、ソースやたれと絡んで美味しさが引き立つ理由が、材料の性質や麺を作る工程で起こる化学反応からわかります。食品メーカーで研究を積んだ経験と、大学の研究室でさまざまな食品の風味や香り、食感などのデータを蓄積している著者ならではの、麺類をおいしくするコツの提案もたくさんあります。スパゲッティの時短調理、うどんの食感をよくするために身近なあるものを入れる方法、即席麺を高級料理店の味にする驚きの技などを、科学的な裏付けと共に紹介します。第1章では、美味しさを作る素となる、小麦粉や蕎麦粉、片栗粉、タピオカ、米粉といった素材の性質などを科学的に解説します。また、その素材が麺になった歴史的背景などにも触れます。第2章では、パスタ、中華麺、うどん、きしめん、冷や麦、素麺、日本蕎麦、ライスヌードルなど世界の麺について、麺の形状や性質、麺として作られていく過程で起こっている科学について解説します。第3章では、麺のすぐれた栄養バランスについて紹介し、糖質、脂質、タンパク質、および微量栄養素が穀物ごとにどういう特徴があるのかを解説し、その特徴からおすすめの食べ方も提案します。第4章では、科学的特徴と実験データから得られた、麺を美味しく食べるための裏技を紹介します。家庭でもすぐできる、簡単なコツばかりで、それを編み出すために使用した、香り、風味、うまみ、食感などを科学的に測定・分析する最新技術についても触れます。第5章では、おいしさを追求するプロセスに必ずある失敗例を取り上げます。【主な内容】第1章 小麦粉、蕎麦粉、米粉――麺を作る粉の科学 小麦粉/蕎麦粉/米粉/片栗粉/タピオカ第2章 こんなにある! おいしい麺いろいろ 素麺と冷や麦の違いとは?/各地のうどんときしめん/中華麺/パスタ/日本蕎麦/ 冷麺は蕎麦粉から/ライスヌードル第3章 麺の栄養学 三大栄養素と微量栄養素/タンパク質のアレルギー/遺伝子組み換え作物とは第4章 科学の力で麺をおいしく 麺をおいしくゆでる/素麺をおいしく食べる/重曹のかわりを探して――うどんの食感/ かきまぜタイミングで即席麺をおいしく/チルドうどんと電子レンジ/冷凍麺のおいしさの秘密/ スパゲッティをゆでるとき塩を入れますか?/日本蕎麦の香りとのど越し/ ラーメンの脂をまろやかに ほか第5章 麺の科学NG集 うどんだって蒸し調理で時短に?/麺をスープに、スープを麺に? ほか
  • 駐車場から掘り起こされた遺体は、シェークスピアが嫌ったあの国王だった! DNA分析を駆使する分子遺伝学が世界史を書き換える!
  • かつて社会問題にも発展したダイオキシンに代表される化学物質による環境汚染だが、国を挙げた排出規制や環境技術の革新によって排出量は減り、問題は解決したように思われていた。しかし、近年、工業化の進展が著しい中国などの新興国や先進国の環境中に蓄積された化学物質が、大気や降雨、海流などを通じて、世界各地に拡散していることがわかってきた。汚染はダイオキシン類にとどまらず、水銀やヒ素などの重金属、様々なプラスチック製品が微細に分解されたマイクロプラスチック、直径2.5マイクロメートル以下の微小粒子状物質PM2.5など多種多様に及ぶ。こうした化学物質は、排出源からはるか遠方の北極や南極などにも広がり、海洋生物や極地に住む原住民の体内には無視できない量の化学物質が蓄積されていることが明らかになってきた。環境中に放出された残留性有機汚染物質は、ひとたび生体内に入り込むと、そこに長期間とどまる。厄介なことに、環境中では低濃度であっても、食物連鎖を通じて生態系の上位に向けて生物濃縮が進み、アザラシ、アシカ、セイウチ、イルカなどの鰭脚類や鯨類では、驚くほどの高濃度になることが知られている。たとえば、西部西太平洋に棲むスジイルカが、海水中の1000万倍もの高濃度でポリ塩化ビフェニルを蓄積しているという報告もある。また、ヒトについても、成人には影響を与えることのない微量な化学物質であっても、化学物質に感受性の高い幼児期に化学物質に触れると、その後の成長や免疫機構に無視できない影響を与えることなどが危惧されている。第一線の環境化学の専門家たちが、様々な視点から「地球規模の化学物質汚染」についての深刻な状況を報告する。プロローグ 地球をめぐる不都合な物質とは第1部 人類が作り出した化学物質が地球を覆う第1章 世界に広がるPOPs汚染―海生哺乳動物の化学物質汚染と途上国のダイオキシン汚染第2章 マイクロプラスチック「不都合な運び屋」第3章 水俣病だけではない「世界をめぐる水銀」第4章 古くて新しい不都合な物質「重金属」―四大公害病から越境汚染まで第5章 知られざるPM2.5―何が原因? どこからやってくる?第2部 不都合な化学物質は、私たちにどのような影響をもたらすのか?第6章 メチル水銀が子どもの発達に与える影響を探る第7章 化学物質が免疫機構に異常を引き起こす―免疫かく乱とアレルギー疾患第8章 毒に強い動物と弱い動物―解毒酵素を介した化学物質との攻防エピローグ 化学物質をめぐる対立
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    近代科学はここからはじまった! 運動の法則、万有引力の法則、天体の運行、……古典力学の基礎を築いた歴史的名著を新書化!
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    科学には、夢があります。「自然界を支配する未知の真理を知りたい」、あるいは、「人間の、生物としての能力を、はるかに超える知的能力や、物理的な力を手に入れたい」 これらの人間の抱く様々な夢を実現する手段が、科学技術です。高校生の時に、このような夢を持って、理系大学に進んだ方は数多いことでしょう。 ところが、大学の講義は、そのような学生たちの期待に必ずしも応えるものではなく、想定外に難しくて、講義を聞いてもよくわからないことが、少なくありません。特に数学の学習に、壁を感じる学生は少なくないようです。 「高校数学でわかるシリーズ」は既に10タイトルを数え、累計で30万部を超えるブルーバックス内のシリーズです。理学・工学を学ぶ上で必要な、また、教養として知っておきたい数学や物理学のトピックスを、高校数学を出発点として、分かり易く解説しています。そして11タイトル目は、「複素関数」です。 複素数は、実数と虚数の組み合わせで表されます。複素数を変数とする関数が、複素関数です。 代数方程式の研究過程で発見された複素数は、代数学だけではなく、幾何学でも非常に重要な役割を果たします。さらに、波を表すことにたいへん便利な複素数は、量子力学をはじめとした物理学や、工学には必須の数学です。 本書は、「複素数とはなにか」から始めて、複素数の性質、複素関数の微分・積分、留数定理などを解説するとともに、「オイラーの公式」と「代数学の基本定理」も理解できます。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 2011年3月11日の東北地方太平洋沖地震は、富士山の様相を決定的に変えてしまった。津波や原発に隠れてこのとき、富士山内部のマグマだまりに「ひび割れ」が生じたことに、火山学者たちは青ざめた。以後、富士山は「噴火するかもしれない山」から「100パーセント噴火する山」に変容してしまった。そのとき何が起こるのか。南海トラフ巨大地震との連動はあるのか。火山の第一人者が危機の全貌を見通す!
  • 世の中のすべては「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」でできている!2種類の粒子を理解すれば、現代物理学のエッセンスがわかる!■世の中を2つに分ける基準とは?私たちの周りにあるすべてのものは、目に見えない小さな粒子からできています。ではこの粒子は何種類あるのでしょうか? ミクロな世界を記述する量子力学によれば、あらゆる粒子は「ボーズ粒子」と「フェルミ粒子」の2種類に分けることができるのです。そして、これらの粒子が示す性質の解明は、物理学の発展において避けて通ることのできない難関だったのです。【本書の目次】第1章 この世は粒子でできている第2章 粒子か波か第3章 すべての粒子は2種類に分けられる第4章 量子力学の天才たち第5章 ボーズ粒子と超流動第6章 フェルミ粒子と超伝導第7章 ミクロな世界から宇宙まで。
  • 極限ともいえる過酷な環境で、深海の研究を続けてきた海洋研究開発機構(JAMSTEC)の研究者たちが、深海を研究しなければわからない、生物や地球のしくみ、地震との関連や人類との関わりについて解説。深海生物だけでなく、海底下生物、生命の起源、地球外生物にまで及ぶ生命のことから、巨大地震後の海底変動から見えてきた地震のメカニズム、海底の鉱物資源や、地球温暖化との関係など、あらゆる「深海」がわかる1冊!地球の表面積の7割を占める、人類にとって欠くことのできない海。その中でも「深海」は海洋のほとんどを占め、地球には深海を研究しなければわからない、生物や地球のしくみ、地震との関連や人類との関わりが多くあります。人類は水深約1万900mまで到達し、さらに深海の知識が深まり、重要性が明らかになってきました。海洋研究開発機構(JAMSTEC)は、極限ともいえる過酷な環境で、困難も多い深海の調査を続けてきました。実際に調査船に乗り、現場でサンプルやデータを研究者や技術者が執筆した、臨場感あふれた深海研究がわかるのが本書です。第1章では、光も届かず、エネルギー源も少ないと思われる深海の生物について、「しんかい6500」がたどった水深6300mでの調査の様子をまじえて紹介します。深海の生物だけではなく、さらに厳しい環境の海底下2.5キロの生物研究までにも迫り、深海研究でわかってきた、生命起源と地球外生命についても解説します。第2章では、巨大地震の発生メカニズムに迫る深海研究に迫ります。調査船で、水深7000mの海底から海底下1000mを掘削して、地震を起こした断層からサンプルを得た様子を交えて、巨大地震で何が起きたのかなどについて解説します。第3章では、水産資源、鉱物資源と温暖化などを軸に人類が深海からどのような影響を受け、また今後受けつつあるのか、を解説します。2013年と2017年、国立科学博物館において開催された深海をテーマとした特別展には、60万人超の来場者があり、深海への関心が深いことがわかりました。その内容を科学的にさらに深く掘り下げ、深海からわかる地球、生命、人類の存続に関わることが理解できる1冊!
  • 人類史上最大の発明は「数学」である! 円周率や無理数との出会い、ゼロの発見など、エピソード満載で語る新しい数学入門。
  • 日本人の99%は間違ったスイングをしている!YouTubeで総再生回数6700万回突破!飛距離「プラス50ヤード」、スコア「マイナス20」を最速で達成できる大人気メソッドが初の書籍化!クラブの設計・構造を最大限に活かす「世界標準のスイング」とは?〈日本人ゴルファーの常識〉→ぜんぶ間違っています!・トップをつくる・リストを返す・コックを使う・インパクトでアドレスを再現する・ヘッドを走らせる〈世界標準のスイング〉・トップはつくらない・リストは返さない・コックは使わない・クラブは背中で振る・ゆったりスイングでも飛距離が出る「Xファクター」を活用する。
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    複雑な波を単純な波に分解する技術。それは文明を陰から支える技術。一冊で、フーリエ変換の数学的基礎から多彩な実例までを学べる!
  • 【電子版限定特典付】ほんとうは驚くほど面白い物理の話。理科コンプレックスがあっという間になくなる! 肉屋の肉はなぜ美味しそうに見える? 人工衛星はなぜ地球を周回できる? 朝日や夕日はなぜ赤い?カウンター・パンチはなぜ強烈? 圧力鍋はなぜ短時間で煮える? 紫外線が皮膚がんを起こすのはなぜ? 宇宙船内は無重力状態じゃなかった! ──すべての答えは「物理」が知っている!
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    化学の本質は電子にあり! 量子力学に支配された電子が、分子の形を決め、色を生み出し、化学反応を引き起こす。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 陸上植物が生まれてから約5億年といわれるが、その長い時間、植物と病原菌は生死をかけた「果てしなき戦争」を繰り広げてきた。スパイさながらの防諜戦、大量破壊兵器とそれを迎撃するミサイル、感染すると細胞がアポトーシスする「自爆機構」など、植物と病原体の分子レベルの闘いは、きわめてダイナミックである。本書では、そんな植物と病原菌の関係にフォーカスを合わせ、その驚くべき攻防の舞台裏を解説する。
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    理論から応用まで、一歩一歩着実に! 最近は強力な統計用ソフトが手軽に使えるようになり、統計解析が身近になりました。しかし、統計の「勘どころ」を押さえておかなければ、手法の選択を誤ったり、怪しい数字に騙されてしまったりします。本書はこれ以上ない丁寧さと、実用を意識した解説で、あなたを「統計達人」にします! 現代人必読の一冊です。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 名著『アインシュタインの宿題』を加筆修正し、ここに新書化! 「主なる神は老獪だが、意地悪じゃない」「世界が理解できるという事実こそ、ひとつの奇跡だ」「誰もが自分の時間の河を持っている」…アインシュタインの残した数々の言葉をモチーフに、相対性理論、ブラックホールから、量子力学、宇宙論までをやさしく解説。おもわず目からウロコが落ちる、世界でいちばん分かりやすい「アインシュタイン」本。
  • 宇宙の外側に何があるのか? 私たちの住む宇宙の他に“別の宇宙”は存在するのか? 最先端の物理学がこの究極の問いに挑む!
  • 参加者が誰もお互いを信用し合っていないからこそ、正確な計算結果が未来永劫保存される──。暗号通貨(仮想通貨)ビットコインを支える仕組みとして登場したブロックチェーンは、かつてのインターネットのように新たなインフラへと育ちつつある。本書はその本質と構造をわかりやすく解説し、新たな応用先まで展望。技術解説書のトップ著者が挑んだ、「これ1冊で網羅できる」ブロックチェーンの決定版入門書!
  • 化学の象徴とも言われる六角形の芳香環。身近な物質にも広く存在するが、カーボンナノチューブやカーボンナノベルト、フラーレンなどのように、最先端の科学でも注目され続けている。大手製薬メーカーで創薬開発者だった著者が、六角形の物質の魅力にとりこになった化学者たちのエピソードを踏まえながら、芳香環のおどろくべき性質を紹介する。多くの日本人化学者たちが活躍する有機化学合成の最前線が楽しくわかる画期的入門書
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    使えば、わかる。取っ付き難い「物理数学」を「役に立つ道具」として使いこなそう。丁寧な解説と充実した例題でキッチリと理解できるので、入門・独習にも最適。理系なら絶対に理解しておきたい4つの数学テクニックを身につけよう。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 最新の免疫学の研究で、だらだらと続く「慢性炎症」が、、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などの発症にかかわる、万病の素であることがわかってきた。健康長寿の人生を送るためには、この慢性炎症を解消することが不可欠だ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説
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    アルキメデスからニュートン、フーリエ、そして量子力学。変化を記述する数学、解析学の面白さが分かる。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 人は悲しいから泣くのか? それとも泣くから悲しいのか? これは脳科学においては、昔から論争が続いている根源的なテーマです。実は人間の行動は「頭で考えたこと」に従うよりもはるかに、「情動」によって支配されています。情動がなければ、私たちは永遠に意思決定できない場合もあります。いったい情動とは何なのか? それはどこから起こるのか? 最先端のテーマについて、世界のトップランナーが興味津々に解説します!
  • 地球46億年気候大変動の謎に迫る・地球を「生命の星」に変えた大酸化イベントはなぜ起きたのか? ・温室効果ガスは現在のなんと6倍! 白亜紀の超温暖化を引き起こした犯人は ・1000年以上、待機から二酸化炭素を隔離する驚異の熱塩循環とは ・最短で数年で10℃以上の寒冷化が起きた「意外な理由」 ・「温暖化が進めば、海面が10~60m上0m上昇」東京水没を示唆する最新シミュレーションの中身
  • 日本列島はつねに火山と地震の活動に見舞われてきた。私たちが地表で観察する数々の地学現象は、地球深部で起こる「何か」に由来する。地球科学者はその「何か」を特定すべく努力を続けてきた。列島の地学現象のすべてが、「水」によって結びつくことが明らかにされつつある。日本のトップランナーが、現代地球科学の基礎となるプレートテクトニクスから、最新の成果である地球内部の水の動きまでを徹底的に解説する。
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    実用度ナンバーワン言語のPythonをはじめよう! Pythonは、AIの開発やデータ分析、統計など何かと話題の分野で必須のプログラミング言語です。本書では、3つのプログラムを作り、動かしながらPythonの基本からちょっとした応用を学びます。1つ1つの手順を丁寧に解説するので、書いてあるとおりにプログラムを作っていくだけで自然とPythonの使い方や特長をマスターできます。※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 筋肉の活動は、心臓血管系や消化吸収系をはたらかせるために、また不適切な環境から逃れるために、必要不可欠で、筋肉なしには一瞬たりとも生存を続けることができません。そのしくみと驚きのパワーの秘密を解説します。人間の筋肉の構造や性能はもちろん、鳥類が飛翔するときの筋肉、昆虫の飛翔と発音に使われる筋肉、水棲動物の遊泳運動ではたらく筋肉など、動物の動きに関する筋肉について、詳しく解説します。
  • 明治初期にナウマンが発見した、日本列島を真っ二つに分断する「巨大な割れ目」フォッサマグナ。その成因、構造などはいまだに謎に包まれていて、一般向けに書かれた解説書はなかなかつくられない。しかし、フォッサマグナを抜きにして、日本列島の地形は語れないのだ! ブルーバックスで人気を集める地学のエキスパートが挑む!
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    「難しい」とか「何の役に立つかわからない」とは言わせません! すべての理系人が学ぶ微分方程式。無味乾燥でややこしい計算問題と感じていませんか? ほんとうは、微分方程式は意外と簡単で、さまざまな場面で応用できます。世界は微分方程式で記述され、それを解くことで予測が可能になるのです。本書は、高校レベルの微分積分から丁寧に、実例重視の解説を展開します。楽しみながら、便利なテクニックを身につけましょう!※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 広中平祐氏の自伝的数学啓蒙書です。「学問とは何か」「学ぶとはどういうことか」「数学とは何か」など、数学や科学するときの最も大切な基本姿勢を教えてくれる1冊。広中平祐氏が特異点解消問題を解決して、1970年にフィールズ賞を受賞した経緯にも触れられていています。
  • 「宇宙の果て」に科学はどこまで迫っているのか。 「ビッグバン」や「インフレーション」は本当にあったのか? 「ダークマター」「ダークエネルギー」とはいったい何なのか? 最新の宇宙物理学から見えてきた我々の住む宇宙の姿と、そこに残された大きな謎を詳細に解説する。
  • 宇宙や物質の究極のなりたちを追究している物理学者が、なぜ万物の創造主としての「神」を信じられるのか? それは矛盾ではないのか? 物理学史に偉大な業績を残したコペルニクス、ガリレオ、ニュートン、アインシュタイン、ボーア、ディラック、ホーキングらが神をどう考えていたのかを手がかりに、科学者にとって神とはなにかを考える異色の一冊。しかし、この試みは「科学とは何か」という根源的な問いを考えることでもある。

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