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コアミックス作品コイン50%還元

『マイクロマガジン社コイン50%還元フェア、地域批評シリーズ編集部(実用)』の電子書籍一覧

1 ~24件目/全24件

  • なんにもないのにいこごちがいい富山の謎

    地域批評シリーズ「富山県」は北陸地方では「福井県」「石川県」に次いで第三弾目となります。
    北陸新幹線が開業し、多くの観光客が石川県金沢へ流れて行き、富山はダダの通過点となるだろうとの予測でしたが蓋開けてみると意外に富山にも多くの観光客が来県している模様です。
    もともと、富山県は石川県と一緒の県であり、明治後半に独立して富山県が誕生しました。
    歴史を見ても、加賀藩の支藩であり、そのため、今でも石川県の下請け工場とも揶揄されています。
    また、「富山の薬売り」は有名ですが、薬売りをしながら、各地方や京、江戸などの情報を手に入れ、つまり、今のスパイですが、その情報を加賀の殿様に伝えていました。
    そのため、加賀の殿様は「富山の薬売り」を相当大事にしていたそうで、富山の人は薬売りがいたから加賀百万石として成り立ったのであり、富山のおかげで石川はあると県民は思っているようです。
    富山は工業、漁業、農業とバランスよく発展をし、経済力も豊かでライトレールなど、まちづくりも斬新でアイデア豊富であり、
    石川と比べ、新しいものにどんどんチャレンジして行き、全国から最も注目を集めてる県のひとつです。
    その富山の秘密を解き明かして行きます。
  • 隣人と対抗意識を燃やす静岡県民

    静岡県は大きく分けて伊豆、駿河、遠江の3エリアに分けられます。
    行政的にはもう一つ、御殿場を中心にした東部地域もあります。
    それぞれ、特徴がある静岡県ですが、各エリアごとの特徴を余すことなく読める本になっております
    静岡市や浜松市はライバル心が強く、いつも対決している状態! ?
    富士山が世界遺産になったことなどで外国人の観光客を押し寄せ、伊豆地方は大混乱! ?
    各地域は対決姿勢が強く、反発しあっている状態で静岡県としてのまとまりが全く無い! ?
    …静岡県を知るための必読の一冊! !
  • もう「ダサイたま」とは呼ばせない!

    埼玉県さいたま市は文庫版地域批評シリーズの第14弾目です。
    さいたま市は首都圏の大都市の中で唯一「平成の大合併」を経験した特異な存在です。
    その実力は上昇を続け、人口は130万人に迫り、再開発は今も続いています。
    「新都心」の名に恥じない都市へと成長しているのです。
    ほんの少し前まで「ダサイタマ」呼ばわりされ、「池袋は大宮から来るヤツが多いから田舎っぽい」などといわれていたのも今は昔です。
    それどころか、さいたま市は急激にその地位を高め、発展し続けています。
    しかしきらびやかな再開発には隠された問題点や解決されていない課題は多々あります。
    また、浦和と大宮という「ライバル」が合併しちゃって問題は起きていないのか、もしかしたらいうほど発展していないんじゃないの? などなど。
    多方面からさいたま市の本当の姿を解析していきます。
    本書は、そんな「首都圏で最も新しい大都市」さいたま市を研究する一冊です。
  • ダサいのはさいたまではなく千葉だった!

    千葉県千葉市は文庫版地域批評シリーズの第13弾目です。
    千葉市は世界一巨大な「首都圏」を構成する重要な都市です。深い歴史を誇る千葉県の「県都」であり、人口は100万人に迫ります。
    しかし、千葉市の存在感は、首都圏の中で抜群に低く、人口をみると千葉市は約97万人ですが、横浜市は約373万人、さいたま市は約128万人と大きく差をつけられています。
    市のブランド力では横浜市の足元にも及ばず、近年「副都心」として目茶苦茶な発展を遂げているさいたま市にも大きく引き離されてしまった感があります。
    ただ、県単位で見ると、千葉県は大したもので、船橋・市川・津田沼といった葛南地域、柏、松戸などの東葛地域は、東京の郊外地域と比べて優位に立つほどの発展を遂げていますし、工業、漁業、農業などの産業は、国内有数の力を誇っています。
    そんな「スゴイ千葉県」の県都なのに、なぜこんなに「ダメ」なのか。印象の薄い謎の都市・千葉市の秘密を解き明かした1冊です。
  • 実力がないのに気位だけは高い!?

    北陸新幹線が開業して1年になり、多くの観光客で石川県は大繁盛といったところです。
    これまでのところ、北陸新幹線の特需は相当、石川県には影響しているものと思われます。
    しかし、この1年で見えてきた課題も多くあります。
    石川県は大きく能登地方と加賀地方とに分けられます。
    能登地方に住む住民は今でも加賀地方に住む住民とはうまくいっていないようで何かと加賀の人は冷たく、優柔不断で保守的で何事にも新しいものにチャレンジしない。
    そのくせ、殿様みたいに常に上から目線で人を見下すと言っています。
    加賀の人は能登の人(福井、富山も含む)をずるがしこくて人のものをコソドロのようにアイデアや伝統文化を盗んでいくとみています。
    そういった地方での争いや独特の文化・風習など事細かに編集した一冊になります。
  • いまだに平成になっていない23区の昭和保存地区

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    葛飾区とはどんな土地なのか。
    昭和の「下町物語」の代表格ともいえる『男はつらいよ』や『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の舞台としては有名だが、
    交通の便も悪く特に大きな繁華街もない。
    そもそも、伝統的な「下町」の定義からすれば葛飾区は下町ではなく「郊外の農村」である。
    それなのに、なぜか葛飾区には「下町」のイメージが存在している。
    葛飾区という名前は有名でも、その中身はほとんど知られていないのが実情だ。
    どうにもとらえどころのない「ビミョー」な土地なのだ。
    本書は、そんな葛飾区がどのようにして、この「ビミョー」な地域性を持つに至ったのか、葛飾区民とは一体いかなる人々なのかを研究した一冊だ。
    どうにも変化から取り残された観のある葛飾区。
    その実態と問題点を解き明かしていこう。
  • 本当にビンボーでヤンキーばかりの日本の特別地域なのか!?

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    東京23区の中で妙に「浮いた」存在が足立区だ。
    足立区の悪評は枚挙に暇がない。「足立区は東京最大の貧困地域」「東京最悪のヤンキー地帯」「足立ナンバーの車は運転マナーが最低」などなど。
    しかし、これは本当なのか、真実なのか。
    実際、現在の足立区はこうした悪評を払拭しつつある。
    つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーの開業で、長年足立区を苦しめていた「交通不毛」は解消しつつある。
    これにより、マンションの建設ラッシュが発生し、人口は急増中だ。
    本書は、21世紀に入り、急激な変化を遂げつつある足立区で、何が変わり、何が変わっていないのか。
    足立区の今と未来、そしてそこに住む人々の姿を探っていく。
  • 人口激増でコンパクトシティはパンク寸前!?

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    福岡県福岡市は文庫版地域批評シリーズの第9弾目です。
    福岡市の勢いがとどまるところを知りません。
    2015年の国勢調査で、人口の増加数と増加率が政令市でトップを記録(2010年との比較)
    総人口は神戸を抜いて全国5位にランクアップし、ついに5大都市の仲間入りを果たしました。
    どうして福岡にばかり人が集まるのでしょうか?
    人が温かい、食べ物が美味い、娯楽が豊富、雇用の創出が進んでいるなどなど、魅力は多々あるけれど、
    最大のポイントは、福岡が超の付く「コンパクトシティ」だということです。
    都市機能が一定の圏内にギュッと集中しており、インフラも充実しているから、
    働くのも遊ぶのも楽チンで、ものすごく暮らしやすいのです。
    しかし、多くの人を受け入れる一方で、市内における過密と過疎の格差、渋滞だらけの道路事情といったマイナス面もまた露わになってきています。
    本書では、加速度的な発展の裏でパンクしつつある福岡の実像を暴いていきます。
  • バラッバラな北九州市 急激な人口減で政令市も危うい!?

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    福岡県北九州市は文庫版地域批評シリーズの第10弾目です。
    1963年、門司市・小倉市・戸畑市・八幡市・若松市という5つの市が合併して発足した北九州市は、2013年に市制50周年を迎えた歴史ある都市です。
    ご近所のライバル・福岡市よりも先に政令指定都市になったという事実が語るように、その昔は九州で一番栄えた都市だったのですが、
    今では「人口減が止まらない」という深刻な問題を抱えています。
    「北九州がこのまま政令指定都市でいいのか」という声も囁かれている中、市民たちの団結力が求められていますが、合併当初から各区はまとまりがなく市全体の印象はどこかバラバラで、この先一体どうなってしまうのか解き明かしていきます。
  • 意地の張り合い!?でも、いざとなると団結する福岡県民
    筑前、筑後、豊前、筑豊 いまだに、プライド合戦中!

    福岡県は人口510万人を有する九州を代表する県ですが
    福岡県は大きく分けて筑前、筑後、豊前、筑豊というエリアに分かれています。
    筑前は商業・経済の福岡市を中心にしたエリアで筑後はブリジストンを代表とする企業都市としての久留米市を中心にしたエリア、
    豊前は新日鉄住金(八幡製鉄所)を代表とする工業地帯の北九州市を中心にしたエリア、
    筑豊はかつて炭鉱で栄え、現在は観光・IT企業でガラッと変わった飯塚市を中心にしたエリアとなっております。
    この4つのエリアは江戸時代からの藩によって風習・習慣・ことばなど同じ県なのにあたかも独立国家があるかの如く、まったく違う要素を今ももち、心の中では反目しています。
    このような視点だけでも福岡県は謎の多い県なのです。
    また、近年、九州新幹線開通や博多港整備により、国内だけでなく、海外からも多くの観光客が押し寄せています。
    このように活況ある福岡県ですが、各エリアごとに格差が広がり、高齢化も深刻です。プライド高い福岡人の本音を深く探っていきます。
  • ゆったり楽しいビンボースタイル
    日本一の格差社会

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    大田区は文庫版地域批評シリーズの第8弾目となります。
    東京23区で最も広い大田区ですが、その実態は案外謎に包まれている。
    大田区といえば、有名なのは町工場に羽田空港、そして田園調布などの高級住宅街と何とも統一性がありません。
    鉄道網は充実しているが、その使い勝手はイマイチだし、高級住宅街が有名なのに、商店街は安くて旨いリーズナブルさが自慢なのです。
    空港があるのに国際色は異様に薄い。
    人口は多いのに、量販店や駅ビルは少ない。
    大田区とは、世間一般の「常識」から考えると明らかにおかしな発展の仕方をしている「ズレ」た街なのです。
    しかし、同時にこの「ズレ」こそが大田区の魅力であり、住みやすさの根源でもあります。
    本書は、そんな複雑な魅力を持つ大田区を豊富な取材とデータ分析で徹底的に調査。
    その実態と問題点を解き明かすものです。
  • 格差もぶっとぶ!マイナー楽園都市

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    板橋区はマイナーだと言われています。
    東京23区でも有数の「特徴のない地味な土地」であるためです。
    そもそも東京に板橋という街があることを知らない人も多いぐらいです。
    特徴を探ってみると、生活保護者数が多く治安が悪い……。
    鉄道駅は多いのに、複数路線が乗り入れるターミナル駅は皆無で各地が分断されている。
    そんなデータばかり出てくるのが、板橋区です。
    しかし、板橋区は都内でも有数の「住みやすい」街なのです。
    強力な商店街は大資本の量販店よりさらに安く、そこら中病院だらけなので健康面でも安心。
    近年ではマンション開発が進み「板橋価格」で新築の広い家に住める。
    問題点も多いですが、同時に一種の「楽園都市」でもあるのが板橋なのです。
    本書は、豊富なデータ分析と取材から、なぜ板橋区はこのように特殊な街となったのか、その謎を解き明かしていきます。
  • 仙台以外ピンとこない宮城県の実態

    全国各地ベストセラーのご当地本シリーズ待望の「宮城版」! !
    「地域本」東北シリーズの最後を飾る宮城県。東北一の都市として、太平洋沿岸部から奥羽山脈の麓にかけて広大な平野部を持ち、ササニシキ・ひとめぼれなどの稲作中心の農業が行われており、米所として全国的にも有名です。
    歴史的には、現在の宮城県の領域は古墳時代からヤマト王権の影響下にあり、雷神山古墳や陸奥国府と推定される官衙(郡山遺跡)が名取郡に置かれ、後に宮城郡に多賀城(陸奥国府・鎮守府)や陸奥国分寺、陸奥国分尼寺が置かれました。
    室町時代になると、奥州管領となった大崎地方の大崎氏を中心に東北地方の支配体制が構築されます。
    そして、17世紀にかの有名な伊達政宗が、大崎地方の岩出山城から宮城郡に移り、仙台城を築いて城下町を築き上げました。
    その後、現在に至るまで、経済・産業・インフラ・文化などにおける、東北一の都市として、名を馳せてきました。
    そんな、東北一の都市として、全国に名を轟かす宮城県ですが、県民の態度は高飛車といわれ、他の東北県民からは、総スカンを喰らっているのが実態です。
    しかし、経済・産業・インフラ・文化などの面で、宮城県に依存せざるを得ないのも、他の東北県民にとって現実なのです。
    東日本大震災から5年目を迎える2016年、復興の旗手としての役割を担いながら、東北のリーダとして注目を浴びつづける宮城県の、様々な課題やこれから歩むべき未来の姿を、徹底した現地取材と多様なデータを基に、探究していく一冊です。
  • 沿線でこれだけ違う横浜市の民族模様!!

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    横浜市は神奈川県東部に位置する、日本の市町村では最多の、人口約370万人を誇る政令指定都市です。
    神奈川県の県庁所在地でもあり、同県の政治・経済・文化の中心地として、多くの住民たちの生活の拠点となっており、現在も大規模な都市開発が進行中です。
    今回は、そんな横浜市で暮らす住民を「東京型住民」と「横浜型住民」に分類し、交通インフラ・住宅環境・経済活動などの様々な側面から、双方の住民の暮らしを比較検証しております。
    さらに、東京型住民の悲哀や横浜型住民が抱く地元へのプライドを通して、両者の間に立ちはだかる大きな壁と、生活スタイルの違いも徹底調査。
    巨大都市・横浜市を、これまでとは少し違う角度で解説!
    さらに、現在も大規模な都市開発が進む、横浜駅周辺の取材も徹底的に行いました!
  • 政令指定都市になって見えてきたその野望とは?

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    相模原市は、神奈川県の北部にあり、人口は約72万人。
    2010年4月に、神奈川県3つめの政令指定都市となった街です。
    そんな相模原市ですが、横浜や川崎に比べると、知名度は圧倒的に低いのが現実です。主要な産業、歴史名跡、名物なども、すぐには思い浮かびません。
    また、政令指定都市として誕生した3区には、行政サービス・交通インフラ・経済格差などの大きな問題が、いまだに山積しているのが現状です。
    本当に、相模原市は政令指定都市としてふさわしい街なのか?
    その真の姿を、様々なデータの調査と、地道な現地取材を基に、徹底的に検証していきます。
  • 市内各地では東西激戦勃発中!

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    川崎市は、神奈川県の北東部に位置する、人口約170万人の政令指定都市です。
    読者の皆さんは、「川コン」という言葉をご存知でしょうか?
    「川コン」とは、ずばり川崎コンプレックスのこと。
    川崎市民たちが抱く、おらが街への様々な負のイメージを「川コン」と呼ぶのです。
    どんなに街の再開発が進んでも、危ない・汚い・怖いという川崎のイメージが、完全に消えることはありません。
    しかし、東京と横浜という巨大都市に挟まれた川崎市は、交通インフラ・行政・文化・経済などの面で、関東を代表する都市のひとつであることは間違いないのです。
    そんな川崎市の、現状は一体どうなっているのか? 多様なデータと現地取材を基に徹底検証します。
  • 奇妙な人種が大集結!
    デフレが生んだ理想郷北区

    北区は東京23区の北部に位置する、東西約2.9km・南北約9.3kmの南北に細長い形状で面積は20.59平方キロメートル(23区中11位)あります。
    北は荒川および荒川放水路を隔てて、埼玉県川口市と戸田市に、東は荒川区と隅田川を隔てて足立区に、西は板橋区、南は文京区と豊島区に接しています。
    また、都県境に接しつつ山手線内のエリアを共有しているのは、23区の中で北区だけで、明治通り・環七通り・環八通り・中山道・本郷通りという幹線道路が通っており、
    都心へのアクセスは便利です。
    JRの駅数も10駅と23区で最も多く、区内のほとんどの住宅地が駅からの徒歩圏内にあります。
    そして、23区の中でも際立って物価が安く、庶民に優しい街としても知られています。
    その北区の中でも、特に赤羽はディープな街として、老若男女を問わず多くの人々から注目を集めています。
    最近は、マンガ「東京都北区赤羽」(清野とおる:著)が、人気俳優の山田孝之主演でTVドラマ化され、さらにその注目度は高まっています。
    1度会ったら忘れられない、強烈なインパクトのある住民たち。
    大型商業施設にはない、独特な個性を持った商店街……。まさに、赤羽はマンガを超えるような面白いことがリアル起こる、ワンダーランドなのです!
    本書は、そんな赤羽を中心に、北区の現状と未来の様々な問題を、現地取材と詳細なデータを基に、徹底的に探っていく1冊です。
  • 素朴で我慢強い岩手民
    南部VS伊達のプライド対決勃発中!

    日本の都道府県としては、北海道に次ぐ2番目に広い総面積を誇るのですが、可住居面積の割合は約24%(全国40位)と低く、内陸部と沿岸部に人口が集中し、あとはだだっぴろい平地と山があるだけ! 県内全体が豪雪地帯に指定されており(特に藪川は真冬に-30度を記録することもある)、本州最寒地としても有名です。
    また、南北の所得格差に代表される、典型的な「南北問題」も起こっており(北上市など県南部では著しい経済発展により所得水準も大きく向上しているが県北の中心都市である二戸市や久慈市では所得水準が低いまま)、
    県は今も根本的な解決策を見い出せない状況です。
    近年では、NHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地として、久慈市が一瞬だけ注目を集めましたが、
    そのブームも終わり元の寂しい姿に戻ってしまいました。そんな現状を、故郷を「イーハトーブ(理想郷)」と称した宮沢賢治が見たらどう思うでしょう……。
    東北を代表する理想郷(?)、岩手の現状とこれから進むべき未来を、様々な角度から熱く語り尽くす一冊です!
  • 練馬はそんなにアマくない!計画倒れ続出のその後!

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    埼玉とのボーダーレス状態に加え、農業も盛んで都会感に乏しいといわれた練馬区ですが、
    その自然豊かなところが魅力となり、今では「住みたいエリア」のひとつに数えられています。
    緑溢れた閑静な環境は、練馬区の大きなセールスポイントでありますが、都市整備に関してはまだ途上です。
    西武池袋線の高架化工事は44年間の歳月をかけて連続立体交差化が完了したものの、
    都営大江戸線の延伸計画は遅々として進まず、土支田など区の北西部はいつまで経っても陸の孤島状態。
    西武新宿線の開かずの踏切問題も解消のメドは立たず、巨大団地・光が丘では学校跡地の施設問題が片付いていません。
    さらに、住宅の乱開発による無秩序な市街化も問題視されています。
    こうした練馬区の「やりかけ・ツギハギ・計画倒れ」という特徴は、果たして永遠の課題なのか? 以前の練馬と最新の練馬の姿を通して、練馬区の本質を追究していきます。
  • やたらとイメージが良いけど区内は嫉妬と見栄が蔓延する

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    高級住宅街が立ち並び、セレブなイメージが強い世田谷区ですが、
    もともとは江戸の農産地として開発され、関東大震災では被災者の移住先となり、高度成長期には多くの農地が宅地開発されたエリアです。
    玉川地区や成城地区には著名人や金持ちが居住し、文化人が集まる下北沢や三軒茶屋、
    ファッション性の高い二子玉川は憧れの街として多くの若者に支持され、それぞれが区の好感度を上げてきました。
    しかし、世田谷区は、そもそも「高級」や「オシャレ」ではなかったのです。
    ただ、そうした印象に捉われていたら、世田谷区の本質は見えてきません。本書は過去に2度、世田谷区を調査し、その実態を追いかけました。
    世田谷区の高級幻想をぶち壊した上で、小田急線、東急各線、京王線、各沿線の街の特徴と住民を徹底分析。
    それらを基にして、現状や新たな問題点を加筆しました。あらためて探った、世田谷区の真の姿を解き明かします。
  • 隣駅はすでに異国の中央線4駅
    多民族地域杉並を徹底分析!

    全国各地を批評し尽くす【日本の特別地域】地域批評シリーズがついに文庫化!
    東京23区で最高に「進歩的」な杉並区。
    56万の人口を抱え、JR中央線は4駅、北部に西武新宿線、南部に京王井の頭線、青梅街道には地下鉄丸の内線が走る、東京の一大住宅地です。
    関東大震災後から、多くの文化人や政治家が移り住んだ高級住宅地の伝統は、
    今や駅や沿線ごとにそれぞれ個性的で、ワケのわからない変な人々が住む、面白すぎる地域へと昇華しました。
    古着と音楽と風俗の街「高円寺」、七夕と演劇の「阿佐ヶ谷」、最大の街にして一番無個性な「荻窪」、
    落ち着きがあって昼から酒ばかり飲んでいる「西荻窪」など、中央線4駅は、それぞれがまさに別世界。
    私鉄に目を向けても、沿線別リッチ度で長年不動のトップを守る井の頭線や、
    未来を夢見るビンボーな若者が住む西武新宿線など、地区ごとの住民の個性が対照的です。
    本書は、恐るべき他民族地域といえる杉並区を、徹底的に研究します。
  • 過疎化の最先端秋田県
    カギはコンパクト化
    切り捨て御免で突き進め!

    昨今、「地方創生」という言葉が、盛んに聞かれるようになりました。
    これは、現在政権を握っている自由民主党が、伝統的に地方を重視する政党だという事情もありますが、それを差し引いても、そろそろ本格的に対策を講じないとヤバいという状況が生んでいる現象です。
    東北6県の中でも、秋田県は、人口減少・過疎化・高齢化・各エリア中心部のシャッター街化・観光産業の衰退などが激しく、同じく危機にあえぐ近隣県と比較しても、米価の低落で最大の武器「あきたこまち」が牽引力を失い、都市力では宮城に惨敗、リンゴの青森、サクランボの山形とは、特産品でも後塵を拝し、東北自動車道、東北新幹線というメインルートを持つ盛岡にも、総合力で敗北している感が強くあります。
    しかし、実際のところ相当追い込まれている秋田県ですが、本当にあとは「消滅」を待つばかりなのでしょうか? 実は今、秋田県は大逆転に向けたスタートを切った状態に見えます。もちろん、逆転勝利のためには、膨大な問題を解決し、目に見える成果のない努力を、長期間続けなければならないかもしれません。秋田県人の「気質」が、それを邪魔することだってあるでしょう。
    当編集部は、様々なデータを分析し、実際に秋田県内をくまなく歩き周り、色々な話を聞いてきました。本書は、秋田県の多くの問題点を指摘しつつ、今、秋田県がどういう状態で、どういうことが起こり、この先どんな未来が待っているのかを、ひとつひとつ解き明かしていきます。
  • “副都心線”開通で何が変わり、何が生まれたのか。はたまたこの路線の本当の意味とは?!

    豊島、新宿、渋谷と続いてきた『地域批評シリーズ』の副都心編。
    今回は、その総集編として東京メトロ副都心線沿線すべてを分析する特別編集版をお届けする。
    2008年6月に開通した副都心線。
    だが、その期待度に反して、今のところ「あんまり使えない」路線となっているようだ。
    だが、100万人単位の規模である副都心周辺が、たとえ鉄道が通ったといえ、
    短い期間で大きく変わるとは思えない。
    変化は、これからジワジワと、
    そしてなにかターニングポイントとなるような事件が起こったときに、
    急激にやってくるのではないか。
    副都心線のキモは、これまで池袋と渋谷で終点となっていた
    東武東上線、西武池袋線、そして東急東横線が、そのまま連結することにある。
    鉄道の終点というものは、乗客に対して与える心理的な影響が強く、
    それなりの目的などがない限り
    「乗り換えるのが面倒だからここでいいや」というように、その先へ進むことを拒む。
    池袋に埼玉県南部、練馬区、板橋区の住民が集い、渋谷に横浜市北部、川崎市西部の住民が
    集まるのは自然の流れだった。
    だが、これが変化するかもしれない。
    大きな壁となっていた「終点」が取り払われたのだ。
    本書では、新宿、池袋、渋谷の三大繁華街(三大副都心)の比較を中心に、
    「現在の」これらの街を比較する。
    今、三大繁華街はどのような利点と弱点を持ち、
    どのような人が集い、どんなイメージの街となっているのか。
    これらを、蓄積されたデータと新たに行った取材をもとに解き明かしていく。
    副都心の真実の姿は、今どうなっているのか。
    それを知ることで、この先副都心にどんな変化が起きるのか、それともなにも変わらないのか。
    探っていくことにしよう。
  • 足立区、葛飾区、江戸川区…。 様々な視点から3区のヤバさを徹底的に解明。
    財政力・行政・治安・教育…ってそんなにヒドいの?!対決方式からそれぞれの区の本当の魅力と本当の姿を紹介します。

    特別地域とそこに住む人々、その人たちの生活を色々な面から分析し、
    批評することを目的とする『地域批評シリーズ』。
    臆面なくいわせてもらえばご好評いただいているが、
    その礎は『足立区』、シリーズ化の足掛かりは『葛飾区』である。
    今回は既刊の2区に江戸川区を加え、「新下町編」というスタンスでこれらの地域を分析していきたい。
    足立・葛飾・江戸川の3区には「庶民」があふれ、新しい下町。
    すなわち「新下町」となっている。
    必然的にお上品で高級な土地となるわけもなく、良くも悪くも庶民的だ。
    しかし、区民が家財産をすべて焼かれたビンボー人であったのは今や遠い昭和の時代。
    「相変わらずビンボーでヤンキーな東京のブロンクス」的なイメージに対して、
    「ホントっすか」という態度で取材を始めたのが本シリーズ第一弾である『日本の特別地域1東京都足立区』だった。
    当時「格差社会の象徴」扱いされていた足立区ではあったが、様々な分析の中で
    「ビンボーではあるが凶悪犯罪はあんまりないし、物価は安くて家賃(土地)も安いし住みやすいじゃないの」
    という結果になっている。
    さて足立の次に「新下町」である江戸川区はどうなんだろうか。
    今回のテーマは、「全体としての新下町」の真実と「それぞれの違い」である。
    比較対象は練馬、杉並、世田谷の西側3区。
    「格差社会の象徴」扱いされた新下町だけに、どうも3区の最下位争いに終始しそうな危惧もある。
    が、「新下町」を、数々のデータを用いて解き明かしていこう。

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