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『カドフェス電子版2020 ミステリー&サスペンスフ(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

61 ~120件目/全269件

  • 秋葉原の町を守るダーク・ヒーロー、登場!

    人気の食玩フィギュアをめぐって起きた殺人事件。被害者の話を聞いていた九重祐子巡査部長は、独自に捜査をはじめた。そんな中、「GEEKSTER」という、謎の人物の存在が浮かび上がってきて……。
  • さあ、惨劇のはじまりだ。気鋭の著者による驚愕の孤島ミステリ。

    『悪魔』の透明標本を作り学会から追放されたと噂される根室正志。その根室の最後の作品が完成し、披露されることになった。人伝に聞きつけ集まったのは、一見結びつきのない8人の参加者。猟奇事件を追うフリーライター、遺産で生活する美人写真家、推理作家など――彼らは福島県の沖合の孤島に向かうも、予想外の事件が待ち受けていた。島での一夜を余儀なくされた9人に様々な思惑が渦巻く。そして第1の殺人事件が――
    ※本書は、二〇一四年八月、小社より刊行された単行本『柩の中の狂騒』を改題し文庫化したものが底本です。
  • 836(税込)
    著者:
    徳永 圭
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    愛していれば、何をしても許されるのか。 狂おしいほどの女の執念。衝撃の偏愛サスペンス。

    専門商社に勤める宗谷聡子は、仕方なく受けた健診で卵巣に腫瘍が見つかり自暴自棄に陥っていた。そんな中、弁理士の堂島との出会いが彼女を変えていく。付き合いを重ねるごとに想いが募るが、聡子は堂島の隠していた過去を知ってしまう。湧き上がる嫉妬と焦り。この人の子供を産みたい。やがて彼から突然の別れを告げられ、絶望に沈んだ聡子は禁断の行為に出る――。一途に追い求める女性の執念を描いた、偏愛サスペンス長編。
  • シリーズ3冊
    660748(税込)
    著者:
    小路幸也
    イラスト:
    あき
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    天才美少年は“変態”の専門家!? 札幌を舞台に奇妙な事件の幕が開く!!

    真冬の札幌の雪の中で変態的な全裸死体が見つかった。若手刑事の仲野久は、色男な先輩・根来と共に奇妙な事件を調べるが、「変態の専門家」だという美貌の超天才少年・志村春の力を借りることになって……!?
  • 660(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    梨園の御曹司の妻・美咲が本当に愛した男は、誰だったのか――。

    不審な火事が原因で意識不明となった歌舞伎役者の妻・美咲。その背後には二人の俳優の確執と、秘められた愛憎劇が――。梨園の名探偵・今泉文吾が活躍する切ない恋愛ミステリ。
  • 1,100(税込)
    著者:
    井上尚登
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ポーツマス講和会議の裏、一枚の贋作が歴史を変えた。歴史美術ミステリ!

    日露戦争の行く末を決める講和会議。小村寿太郎はロシア全権ウィッテを相手に、戦略を練りあぐねていた。米国世論をロシアから切り離すのには、様々な工作が必要だった。そんな折、ユダヤ系の富豪ジョエルが崖から転落したとの連絡が。日本と親密な関係を持つ富豪の事故。ジョエルの別荘からは、北斎の贋作が発見される。その頃、パリで北斎の贋作を描いた日本人画家・塩田龍次郎は、呆然としていた。個展を前に絵が奪われたばかりか、何者かに追われる羽目に陥ったのだ―。
  • 気鋭のミステリー作家が案内する名作の秘密。推理作家協会賞受賞作!

    気鋭の歴史作家が『時の娘』『薔薇の名前』『わたしの名は赤』などの名作をとおして、小説・宗教・美術が交差する「近代の謎」を読み解く!
  • 嫉妬と欲望と絶望が渦巻く2.5次元舞台。前代未聞の舞台男子ミステリー。

    売れない舞台役者麦倉は、オーディションを受けまくる毎日。そんな中、話題の2.5次元舞台「ヴァンパイア・ドライブ」のオーディションに合格するが・・・・・・友情、裏切り、過酷な競争が謎を呼ぶ!

    ※権利の都合上、一部紙書籍版と表記の異なる箇所があります。
  • シリーズ3冊
    572660(税込)
    著者:
    椹野道流
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「最後の晩ごはん」シリーズで大人気の著者が描く、泣ける骨董ミステリー!

    第一次大戦直後のロンドン。左目に傷を持つ検死官デリックと骨董店店主デューイは、大戦でできた心の距離を埋められずにいる兄弟。幼なじみの刑事エミールが持ち込んだ殺人事件の捜査で久々に再会するが…。
  • シリーズ4冊
    7481,320(税込)
    著者:
    古野まほろ
    イラスト:
    九条キヨ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    華麗なるゴシック・ミステリついに文庫化! 電子特典、キャラクターカラーラフ掲載!

    ヴァチカン直轄の探偵養成学校・聖アリスガワ女学校の卒業試験。そのお題は“奇蹟を起こすこと”。鐘楼に設置された密室に幽閉されるふたりの女生徒。しかし、翌朝ふたりは鐘楼尖端の十字架に磔となって発見された! 巻末には九条キヨ氏によるキャラクターカラーラフ掲載!
  • 第37回横溝正史ミステリ大賞<奨励賞>受賞作!

    レオナと呼ばれる少女が「殺された」。

    その少女は生身の人間ではなく架空のキャラクターだったが、ほんの数ヶ月前まで、レオナは彼のすべてだった。
    だが突然、レオナは「殺されて」しまったのだ。

    レオナを蘇らせるため、ネットに犯行声明をアップした吉永千裕がまず企てたのは、現実の少女の誘拐だった。

    ネットで知り合った少女・星来を呼び出し誘拐を実行した千裕だったが、星来からの提案で、ある「勝負」を受けることになる。
    それからふたりの、奇妙な旅がはじまった――。

    千裕はいったい何を目論んでいるのか? 旅するふたりの「勝負」の行方は?
    驚きと切なさに満ちたラストが胸を刺す、異色の長篇ミステリ!

    ※本作は第37回横溝正史ミステリ大賞の奨励賞受賞作「pH」を改題の上、加筆修正したものが底本です。
  • 924(税込)
    著者:
    竹本健治
    カバーイラスト:
    大槻香奈
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    鬼才竹本健治が描く、言霊が持つ恐怖とその受信回路のメカニズム!

    ゲームソフトの開発に携わる矢木沢は、ある日を境に百鬼夜行の幻覚に苦しむようになる。どこからともなく魑魅魍魎の群れが現れ矢木沢の周囲すべてを埋め尽くしてしまうのだ。しかも、その幻覚は回を重ねるごとに進化し、威力を増し、巨大な恐怖の濁流となって矢木沢を翻弄していく。知り合いの姪、真壁岬の助けを借りて原因を究明しようとするが、幻覚は矢木沢の思考、存在を超えなぜか古事記に酷似したものとなっていく。どうしても思い出せない母親の顔……。震動を伴い聞こえてくる言葉「吾に辱見せつ(われにはぢみせつ)」……。鬼才・竹本健治が描く、日本人のDNAに直接迫る言霊から生まれる恐怖と、その受信回路のメカニズムとは!
  • 748(税込)
    著者:
    喜多嶋隆
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    海洋生物の生態系を守る魚類保護官が、魚の大量死の謎に迫る海洋ミステリ

    4月の初め湘南の海岸に大量の白ギスの死体が打ち上がる事件が続いていた。異常を感じた市の要請で対策本部に呼ばれたのは、魚類保護官の銛浩美。魚の大量死に隠された謎と陰謀を追う!
  • 704(税込)
    著者:
    藤崎翔
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    最後に起こることは、決して誰にも言わないでください!

    専門学校に入学するため、地方から上京してきた美菜は、隣人に挨拶に行くことに。お隣の青年・雄也は長身で、どこか陰のある青年。しかも彼には人に言えない「裏の顔」が……。ユーモアミステリ決定版!
  • 748(税込)
    著者:
    鏑木蓮
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    キャリア女性刑事が挑む、感涙ミステリ!

    京都市内のビルの非常階段で、有力不動産会社社長、真鍋征矢の妻、文香の遺体が見つかる。文香の手には夫・征矢の金属製のブレスレットが握られていた。妻は夫からの暴力被害を訴え離婚調停中だった。事件後、文香の担当弁護士の和光は、彼女は嘘をついていた、DVはなかったとして、征矢の無実を証明したいと名乗り出る。果たして嘘をついているのは誰か。京都府警の準キャリア刑事、大橋砂生が不可解事件に執念で挑むが……。
  • 616(税込)
    著者:
    真梨幸子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    もしかして、ここ、……欠陥マンション?イヤミスの女王の筆が冴えわたる!

    これを読んだら、今晩、家の扉をひらくのが怖くなる、かもしれない――

    内見したマンションはおしゃれな街のおしゃれな造り、環境も間取りも条件も申し分ない。ここに決めてしまおうか?
    しかし白い壁に小さな穴を見つけたキヨコは、そこからじわじわと“イヤな感じ”が広がっていくのを感じるのだった……。
    片付かない荷物、届かない段ボール、ヤバい引っ越し業者、とんでもない隣人――
    きっとアナタも身に覚えがある引っ越しにまつわる6つの恐怖。
    ベストセラー『殺人鬼フジコの衝動』の著者にして“イヤミスの女王”、真梨幸子が
    引っ越しにまつわる不気味さと、じわじわくる恐怖を描いた出色のサイコミステリ!
  • 792(税込)
    著者:
    遠田潤子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『雪の鉄樹』で話題の著者による、衝撃のミステリー。

    売れないギタリストの多聞は、音楽誌に穴埋めコラムを書いて生計を立てている。最近、離婚して、妻のつくった借金を抱えて困窮していた。ある日、彼のもとに仕事の依頼が入る。カリスマ的な人気歌手、実菓子のロングインタビューだった。義理と借金のためやむなく引き受けたものの、二人は幼い頃同じ家で育ち、しかも、多聞の亡父と亡兄はともに実菓子の夫であった。二人はかつて共に住んでいた田舎の家で再会し、インタビューを開始する。実菓子への憎悪と愛情という相反する二つの感情を抱えていた多聞だったが、実菓子は多聞の知らなかった過去を語りはじめた。かつて多聞の家とともに村の二大勢力と言われた実菓子の実家の忌まわしい過去。二人の母が突然姿を消した謎。実菓子が10歳の時に起こした冤罪事件と、二度の結婚の秘密。数々の出来事の裏に隠されていた凄惨な真実が解き明かされたとき、あらたな事件が起こる――。
  • 572(税込)
    著者:
    黒川博行
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大阪府警捜査一課vs稀代の知能犯。『破門』の直木賞作家の記念すべきデビュー作にして、圧巻の警察ミステリ。

    三協銀行新大阪支店で強盗事件が発生。犯人は現金約400万円を奪い、客のひとりを拳銃で撃って人質として連れ去った。大阪府警捜査一課が緊急捜査を開始するや否や、身代金1億円を要求する脅迫状が届く。「オレワイマオコツテマス――」。脅迫状には切断された指が同封されていた。刑事の黒田は、相棒の“マメちゃん”こと亀田刑事とともに、知能犯との駆け引きに挑む。
  • 1,540(税込)
    著者:
    加藤元
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    あの頃、何も持っていなかった少年は、何を得て、何を失ったのか――

    東京で殺人未遂事件が発生。実行犯の供述から、飲食店経営・北條和美と内縁の夫・安西俊貴が逮捕される。捜査が進むにつれ、安西が主犯として保険金目当ての連続殺人を過去に仕掛けていたことが明らかになる。共犯者、崇拝者、事件記者……それぞれの視点から「安西」という稀代の犯罪者の過去が語られていく――。
    人の命を金に換える最低最悪の<錬金術師>、安西俊貴。幾人もの人生を狂わせた男の凄絶な人生とは――。震撼のクライムサスペンス!
  • シリーズ2冊
    968(税込)
    著者:
    大塚英志
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    この世にあってはならぬもの、仕分けます――。『木島日記』ここに復活!

    昭和初期――オカルト、猟奇事件、ナショナリズムが吹き荒れる東京。
    民俗学者の折口信夫は古書店「八坂堂」に迷い込み、その棚にあるはずのない、未だ構想中の自分の小説『死者の書』を見つける。
    「何が書いてあるか読んでごらんなさい」
    奇怪な仮面を被った店の主人、木島平八郎に促され、その奇妙な書の頁をめくった時から、折口のまわりで奇怪な出来事が起こり始める……。
    「あってはならない物語」へ誘う傑作文豪怪奇ミステリ!
    書き下ろしの〈自著解題〉を付す改訂新装版で復活。

    【目次】
    第一話 死者の書
    第二話 妣が国・常世へ
    第三話 古代研究
    第四話 水の女
    第五話 若水の話
    〈自著解題〉物語を供養する
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者:
    久坂部羊
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    がん治療を巡る各科の熾烈なポジション争い。医療サスペンス!

    診断から死まで二カ月。凶悪な「変異がん」が蔓延、政府はがん治療のエキスパートを結集、治療開発の国家プロジェクトを開始。手術か、抗がん剤か、放射線治療か、免疫療法か。しかしそれぞれの科は敵対し。
  • 330(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著者:
    岡崎 琢磨
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「珈琲店タレーランの事件簿」著者、岡崎琢磨が送る、究極の片想いミステリ

    夏樹と冬子は、高校時代、男女だけれど「親友」だった。
    お互い、日常の謎を解くことを趣味として、一緒に居て誰よりも心地良い存在だったあの頃。

    やがて社会人となった夏樹は、冬子に会いに神戸を訪れる。
    町を散策しながら、昔と同じく、冬子と日常の謎ときを楽しむ夏樹だが、
    夏樹には心に秘めた想いがあった。
    冬子への恋心。もう、ごまかせない。
    けれど冬子はなかなか、夏樹の想いを伝えるチャンスをくれなくて……。
    もどかしくも、季節はうつる。夏樹の焦り、冬子の戸惑いをのせて。
    そして……。

    それは、最高で最低の片想い……。
    優しく穏やかなな日常の謎ときから一転、驚愕のエンディングに、誰もがきっと目を瞠る。
    青春ミステリの名手、岡崎琢磨が送る、究極の青春恋愛ミステリ。
  • 836(税込)
    著者:
    深木章子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    食い違う証言が導く真相とは!? ""告白""だけで構成された大逆転ミステリ

    とある山荘で会社経営者の妻と8歳の息子が転落死した。夫は無実を主張するも、容疑者として拘束される。しかし、関係者の発言が食い違い、事件は思いも寄らない顔を見せはじめる。遺された妻の手記と息子の救援メール。事件前夜に食事をともにした友人夫妻や、生前に妻と関係のあった男たちの証言。容疑者の弁護人・睦木怜が最後に辿り着く、衝撃の真相とは!? 関係者の“告白”だけで構成された、衝撃の大逆転ミステリ。
  • 836(税込)
    著者:
    乾ルカ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    美青年テロリストから生き残れ。少女が未来を切り拓く、SFサスペンス。

    私が生きていることに、意味はあるのかな。かつて自分をかばって姉を失った高校2年生の優香は、乗り込んだ修学旅行の飛行機でハイジャック事件に遭遇する。飛行機は不時着するが、生き残った乗客はわずかに5人。テロ事件の犯人は、見慣れない青い花を身につけた4人の美青年だった。謎を秘めたまま迫りくる彼らと対峙して、生きることに無気力だった優香は変わりはじめる――。少女が未来を切り拓く、鮮烈なSFサスペンス。

    ※本書は二〇一四年十月に小社から刊行された単行本『11月のジュリエット』を、加筆・修正のうえ改題し、文庫化したものが底本です。
  • 探偵は、可憐でドSな女子高生。すべてのシャーロキアンに捧ぐ探偵物語

    日本帝国最上等の女流探偵・穴井戸栄子に持ち込まれる不可思議な4つの事件。獅子座の人だけOK? 怪しすぎる高級バイト――「獅子座連盟」ほか、ホームズ愛に溢れる事件に、ドS探偵と総ウケ助手が挑む!
  • 748(税込)
    著者:
    周木律
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    四国壊滅!? 死者30万人!? 一気読み必至のパニックサスペンス!!

    原因不明の症状により、市町村単位で住民が集団死する事件が発生した。高知県を発端に“災厄”は四国全域に広がり、なおも範囲を拡大していく。そんな中、政府の対策本部では災厄の原因を巡って厚生労働省と警察庁が対立。ウイルス感染説を主張する厚労省キャリアの斯波は、真相解明のため自ら四国へと乗り込むが――。超弩級のスケール感と押し寄せる恐怖! 未曾有の危機に立ち向かう、一気読み必至のパニックサスペンス!
  • 836(税込)
    著者:
    井上尚登
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    シェフを目指して修行中、キッチン探偵・理恵が今日も珍事件に挑む!

    伝説のフレンチ料理学校に入学、失敗ばかりしでかす理恵には誰にも言えない秘密が。それは元警官であること、そして――。料理より推理のシェフ見習い、今日も事件に巻き込まれる!
    【目次】
    珊瑚礁コンソメ
    重量級パスタ
    塩辛ソルト
    間違いレストラン
    お怒りシェフ
    揚げ揚げキッチン
    幽霊カラメリゼ
  • シリーズ3冊
    660(税込)
    著者:
    篠田真由美
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    神代教授と蒼にふりかかる謎とは?

    W大学文学部教授である神代宗のもとに、奇妙な手紙と小箱が届いた。「君にこの謎が解けるかな?」という挑発的な手紙と、箱の中には、精巧にできたバンガローの立体模型。その中には、背中から血を流す人形が配置されていた……。いったい誰が、何のために作ったのか? 記憶を辿るも、心当たりのない神代は途方に暮れる。やがて浮かび上がった二十数年前に遡る、神代の切ない過去とは?(「表題作」)ほか、馬の首が浮かび上がる心霊写真、女子学生の兄の不可解な自殺、神秘的な記憶を残した女性の不審死など、神代教授の日常に起こる数々の事件。大人気「建築探偵」シリーズの番外編ミステリーが電子書籍で初登場!
    【電子書籍特典】
    ●著者直筆サイン
    ●本書の舞台となった館写真(著者による解説つき)
  • 616(税込)
    著者:
    原田康子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    あたし、あんたなんかこわくない。殺したかったら殺しなさい。逃げきれるもんですか、つかまって死刑よ! 押し入った逃亡中の犯人を激しくなじる奔放な21歳の娘。からまつの自然林にかこまれた北海道の別荘地で、とつぜん淳子を襲った燃える出来事とは……。孤独なさすらいを続ける女、恢復期の結核患者のゆれ動く複雑な心理を描いた著者会心の長編小説。

    10代から20代にかけ、病気と回復を繰り返す心の不安定な時に家出や駆け落ちを繰り返した21歳の淳子。ついに父の小切手を無断で使ったことを見咎められて、北海道で謹慎生活を送ることになる。ある日、彼女の下に逃亡中の殺人犯・礼太が転がり込んできた。理由もなく彼を匿った淳子は、やがて彼に対して奇妙な感情を抱くようになるのだが……。閉ざされた北の別荘で起きる男女の葛藤を描く異色サスペンス。
  • 748(税込)
    著者:
    藤崎翔
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大ヒット『神様の裏の顔』の著者が仕掛ける、もう一つのどんでん返しミステリ

    人気作家・怜子と若手女優・夏希の誌上対談は、和やかに行われた。……表向きは。実は怜子も夏希も、恐ろしい犯罪者としての裏の顔を持っていて……。対談と心の声で紡がれる、究極のエンタメミステリ。

    ※本書は二〇一五年六月に『私情対談』として小社より刊行された単行本を加筆・修正の上、改題し文庫化したものが底本です。
  • 660(税込)
    著者:
    藤石波矢
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    彼女が消えた。一冊の本とともに。第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞受賞作品

    小学校の教師をしている25歳の研介。ある日、恋人の品子に一冊の本が届くと、彼女は失踪した。本の贈り主は品子が以前話していた「忘れられない初恋相手」なのか? 場面は変わり、中学2年生のしなこは敬愛する小説家、日向の家に通っていた。日向には、海人という不登校の孫がいる。彼は本をばらばらにする謎の行動をしており、その取っつきにくい性格に初めは馴染めなかったが、徐々に交流を深めていく。

    〈選考時のコメントより〉
    ●僕はこの物語を読んで感じた気持ちを形容する言葉を知りません。ただただ、ジタバタするほど面白かった。そして泣いていました。この物語が大好きだと世界中に叫びたくなりました(35・男・書店員) 
    ●どこにでもいる、特別に何か持っているわけでもない登場人物、なのに一人一人が生き生きとしていて、しっかりと心に残る(32・女・書店員) 
    ●『本』というものは、人を結びつけたり人の心を救ったりするすごいものだということが、まっすぐ書かれていて嬉しくなりました(36・女・書店員) 
    ●ありきたりな恋愛ものかと思いながら読んでいたら見事にだまされた。辻村深月や朝井リョウを最初に読んだ時を思い出した(28・男・書店員) 
    ●それぞれの世代がそれぞれの視点で風景を見つめ、生きている。眼差しが優しく、未来が明るく感じられた(36・女・公務員) 
    ●読み終えた後に、不器用な自分を少しだけ好きになれた気がする。(29・男・販売業) 
    ●やられた!と声に出してしまいました。私も小説を読んで励まされ本のおかげで出逢えた人もいます。感情移入して夢中で読んでしまいました(18・女・高校生)

    第1回ダ・ヴィンチ「本の物語」大賞〈大賞〉受賞作に、文庫化にあたり短編「かなたの小説」を収録。
  • 704(税込)
    著者:
    大門剛明
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    偽装された殺人事件の真相は!? 社会派ミステリの真髄!!

    父から継いだ製鎖工場で女社長を務める翔子は、倒産した製鉄所の連帯保証債務を押し付けられ、自己破産の危機に追い込まれていた。翔子に想いを寄せるドロ焼き屋の店主・鳴川は金策に走るが、債権者の長山には相手にもされない。その矢先、長山が死体となって発見された。捜査に乗り出した刑事・池内は、殺人犯の他に死体を遺棄した共犯者がいると直感するが――。情の鎖がすべてを繋ぐ、社会派ミステリの旗手による傑作長編。

    ※本書は二〇一一年七月に小社から刊行された単行本『共同正犯』を、加筆・修正のうえ改題し文庫化したものが底本です。
  • 748(税込)
    著者:
    逢坂剛
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    助けた女が持ちかけてきた埋蔵金探しの真相とは? 「岡坂神策」シリーズ!

    岡坂神策は、ある晩ひったくりにあった女を助ける。が、なぜかその女は、東京御茶ノ水に埋まっているという幕末埋蔵金探しを持ちかけてきて(表題作)。失踪した男の近所で起こった殺人事件の真相。ある女子中学生が転落死した事故の謎。人気女優から依頼された、恋人の尾行調査の結末。「カティンの森事件」に埋もれた闇など、ハードボイルドの巨匠逢坂剛が描く5つの大人のサスペンス。「岡坂神策」シリーズ短編集。(『カプグラの悪夢』改題) 解説:千街晶之

    ※本書は二〇〇一年八月、講談社文庫より刊行された『カプグラの悪夢』を改題、修正したものが底本です。
  • 落ちこぼれ高校の人気者・美也子が殺された。さらに彼女の親友の亜紀子の命も狙われる。犯人を捜すため、クラスの仲間と担任教師らが探偵団を結成するが、手がかりはほとんどない。そこで探偵団は犯人をあぶりだすため、ある作戦を実行するが……。落ちこぼれの汚名返上のためがんばるみんなの勇気と友情を描いた青春ミステリー。

    落ちこぼれ中学生の受け皿となっている私立高校・彰栄学園。その人気女子学生・美也子が失踪、その後死体で見つかった。美也子の親友の亜紀子も命を狙われそうになる。美也子のクラスの担任・英基は、クラスの生徒たちと事件の真相を追い求めるため探偵団を結成、ボスには英基の父親がつくことに。しかしまったく手がかりがない中、真犯人をあぶりだすため、探偵団の面々は陽動作戦を計画する。果たしてその結果は……。落ちこぼれたちが、事件を解決し、汚名を返上するまでをさわやかに描いた青春ミステリー。
  • 528(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    幼い頃、飛行機事故で両親を失うも、自分はかろうじて一命をとりとめた千佳子。20年後、女子大生の千佳子は、旅行先の越前で、あの飛行機事故で彼女とともに生き延びた三人の一人だという男と出会う。彼の話に興味を持った千佳子だったが、翌日彼は他殺死体に……。20年のときを経て、人々の思いが交錯するサスペンス・ミステリー。

    赤ん坊の頃、香港で航空機事故に遭い両親を失った高岡千佳子。彼女自身は奇跡的に一命を取り留め、京都に住む資産家の祖父母の手で育てられた。それから二十年、大学生になった千佳子は、越前海岸への旅行中、小林と名乗る男と知り合う。彼は三人しかいなかった事故の生存者の一人だという。事故についての記憶がない千佳子は彼の話に興味を持つが、千佳子の秘密を知るという小林は、何者かに殺されてしまう…。それぞれの二十年が交錯したとき、悲痛な連続殺人の幕が開いた!ミステリー界の女王が放つ長編サスペンス。
  • 748(税込)
    著者:
    曽根圭介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    世界が反転する、衝撃のどんでん返し! 前代未聞の暗殺劇!!

    ――殺りたい仕事がきっと見つかる。殺し屋.comへようこそ――

    暗殺仕事専門のオークションサイト「殺し屋.com」。
    誰でも匿名で殺人を依頼(出品)することができ、誰でも落札したら暗殺仕事でお金を稼ぐことができる。
    ただし、仕事の失敗は、いかなる理由があっても許されない――。


    刑事でありながら副業で悪党を狙った暗殺を請け負う佐分利吾郎。
    認知症の老人に成りすまして「殺し屋.com」のアカウントを乗っ取り、殺し屋となったホームヘルパーの女。
    暗殺成功率100%で伝説と化した凄腕の殺し屋、ジャッカル。
    そして、ある少女の依頼をきっかけに、暗殺を斡旋する<組織>へと肉迫する探偵、君島。

    金を稼ぐために暗殺仕事に手を染めた「殺し屋」たちは、転がるように窮地に追い込まれてゆく。
    そして迎える、衝撃の結末とは。

    日本ホラー小説大賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞、史上初の3冠を達成した異才が放つ、
    一気読み&二度読みたくなること間違いなしの、殺し屋エンタテインメント!

    「ぞっとするような生々しい暗黒世界へと読者を誘う快作だ」 ――書評家 大森望氏

    ※本電子書籍は、KADOKAWAより刊行された単行本『殺し屋.com』を改題の上、文庫化した『暗殺競売』が底本です。
  • 748(税込)
    著者:
    逢坂剛
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    謎の女の部屋で起きた、不可解な転落事故とは? 岡坂神策シリーズ、短編集

    ある女の調査を頼まれた岡坂神策。周辺を探っている最中、女の部屋で不可解な飛び降り事故が! 逢坂剛の大人のサスペンス。「岡坂神策」シリーズ短編集(『ハポン追跡』)が改題され、装い新たに登場!

    ※本書は一九九五年十月、講談社文庫より刊行された『ハポン追跡』を改題、修正したものが底本です。
  • 748(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    5人の子供たちが結成した「少年鏖(みなごろし)団」。その目的は汚い大人たちをやっつけることだ。だけど力で相手をねじ伏せるのじゃなく、頭を使ってやりこめる。偏差値ばっかりの親や教師、さらには悪徳サラ金業者まで、子供たちの奇抜なアイディアでみんなてんてこ舞い! 文句なしに面白い学園ミステリー。

    5人の少年たちで構成される秘密結社「少年鏖〈みなごろし〉団」――その目的は、汚いおとなたちをやっつけることだ。しかし、ツッパリや暴力はもう古い。メンバーたちは、それぞれの特技を生かし、奇抜なアイディアでおとなたちをやりこめる。教育の理念を忘れた教師たち、悪質なサラ金業者、それに偏差値病にかかった親たちに大混乱をおこさせる子どもたちの作戦とは……。名作『ぼくらの七日間戦争』『ぼくらの天使ゲーム』の姉妹編で、文句なしにおもしろい、ギャグいっぱいの学園ミステリー!
  • 孤独な日々を送るOLの由美のところに転がり込んできた思いがけない幸運。取引先の商社の御曹子から結婚の申し込みを受ける一方で、学生時代の憧れの先輩とも交際することに。しかし彼女には人に言えない秘密があった。そして婚約旅行に出かけた京都で、交際相手の先輩が殺される……。古都を舞台に大胆なトリックが冴える本格ミステリー。

    大学を卒業し、銀行のOLになった林由美は、失恋あとの寂しい生活を送っていた。そんな孤独な生活を一変させる出来事が起った。取引先商社社長の御曹子南田が、銀行を通じて、由美に結婚を申し込んだのだ。一方、大学時代の憧れの先輩井上とも交際することに。夢のような生活が始まった。だが彼女には、隠された重大な秘密があった──。危険を承知で、婚約旅行に出かけた彼女を待っていたものは? 連続して起る殺人事件、複雑に推移する恋の行方。卓抜したトリックと意外な展開。本格長編ミステリー。
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    東京で首を吊った男と、伊勢志摩で首を斬り落とされて死んだ男の妻。そんな猟奇犯罪に、ひょんなことから巻き込まれた青年・凌。正体不明の敵に襲われたり、戦国時代の海賊の埋蔵金の話が絡んできたりと、こんぐらがった謎は解決できるのか? 東京、京都、伊勢志摩を舞台に展開する冒険ミステリー。

    2年ぶりに帰国した海外青年協力隊の三谷凌は、行方の分からなくなった友人の有藤を探しに、彼の妹の衣津子とともに伊勢志摩に向かった。凌の父によると、有藤は戦国時代の海賊大名・九鬼氏の埋蔵金伝説に興味を示していたという。やがて有藤が人妻と不倫関係にあり、その女性は伊勢志摩でバラバラ死体で発見され、さらにその夫は東京で首を吊っていたことが判明。その上正体不明の人物から脅迫を受けた凌は、このこんぐらがった謎を解こうと、東京、京都、伊勢志摩へと奔走する、そして現れてきた北斗七星の謎とは……!? 冒険と伝説とロマンスが詰まったサスペンスに富んだミステリー!
  • 「映画を撮る」その破壊的な魔力に憑かれた青年たちの爆走青春ミステリー!

    20歳にして中堅私大1年の十倉和成。下宿の天袋からセーラー服姿の絶滅危惧種的大和撫子・さちがはいおりてきた日から彼の停滞しきった生活は急転する! 映画と少女と青春と。熱狂と暴走の新型ミステリ!
  • 616(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ツアーコンダクターの美也子が、祇園の舞妓ツアーに案内した女医が絞殺死体で発見された。ツアー客の何人かに殺人の動機があることを知った美也子は、同じツアーの参加者である医師の名木とともに事件の謎を追う。やがて二人はお互いに惹かれあうようになるが……。京都・祇園を舞台に女心がゆれるミステリー。

    福岡の医師グループを祇園の舞妓ツアーに案内したツアーコンダクター・桂木美也子は、そこで出会った青年医師・名木裕介に淡い恋心を抱いた。その翌朝、ツアーに参加していた女医・秋野英子が絞殺され死体となって発見されるという事件が起こる。美也子は、京都府警・狩矢警部の捜査に協力するが、ツアー客数人が秋野殺害の動機を秘めていることを知ってしまう。ともに事件の謎を追う名木への思いが結婚への予感に膨らんでいくなかで、美也子は思わぬ局面に立たされていくのだった。京都祇園を舞台に、推理界の女王が放つ本格長編ミステリー。
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    中国残留孤児の肉親を探し、ルポライターの瞭子は鳥取へ飛ぶ。だが、手がかりとなる相手は水死体で川から発見された。次に名乗り出た情報提供者も列車の中で殺される。後に残された、未来を予見するという伝説の動物「クダン」の言い伝え。そして瞭子は大きな事件へと巻き込まれていく。戦争末期の悲劇と現代の腐敗をテーマにした社会派本格ミステリー。

    大学を卒業して間もないフリーライターの瞭子は、中国残留孤児のドキュメンタリーで初めての署名記事を執筆。その孤児の女性が母親から聞いた「クダン」という言葉を手がかりに、彼女の母親を探して、連絡してきた鳥取の女性に会いに行った。しかしそこで彼女を待っていたのは、その女性の死。そしてもう1人の情報提供者も列車の中で殺される。やがて浮かび上がるクダンの謎。それは、未来を予言するという伝説の動物のことだったが……。旅情と伝説、ロマンスの中に戦争末期の悲劇と現代の社会問題がリンクした本格ミステリー。
  • 事故で記憶をなくした代わりに、予知能力を手にした八代。そんな彼の元に集まった4人の男女はみんな、死ぬほど辛いいじめの被害者だった。協力していじめ相手をやっつける“復讐クラブ”を立ち上げた5人は、ミッションを敢行し、大金まで手に入れる。しかし5人には、本人たちも知らない共通の秘密があった……。あの手この手の復讐作戦に思わずにやりとしてしまうコン・ゲーム・エンタテインメント。

    事故で記憶を失い、顔まで元と違う人相になってしまった八代。しかし彼は、人の顔を見るとその人の将来が見えるという超能力を身につける。そんな八代の下に集まった4人。年齢も性別もバラバラな彼らに共通するのは、みんな壮絶ないじめを受けて、八代の元に相談に来たというのだ。そんな彼らに八代は、いじめ相手をやっつける“復讐クラブ”の設立を宣言する。はたして彼らはどうやって復讐作戦を敢行するのか? サスペンスたっぷりのコン・ゲーム小説。
  • 704(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本画家の沢木と京都の舞妓たち一行が正月をすごす伊豆修善寺温泉で殺人事件が発生。そして、京都に戻った彼らを第二の殺人が襲う。ついには、事件を探る沢木最愛の芸妓・小菊が狙われて……。

    日本画家の沢木は、なじみの京都の舞妓たちと正月を過ごすため、伊豆修善寺温泉を訪れた。そのおなじ旅館で、顔見知りの芸妓の死を知らされ愕然とする。だが、京都に戻った彼らをさらに第2の殺人が待っていた。次々と現れては殺されていく容疑者たち。その裏には、投資用絵画の偽造疑惑が絡んでいた……。新春の伊豆と京都を舞台にした傑作ミステリー。
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    バスツアーに出かけた商店街の老人20人が誘拐された。身代金は1人500万円。しかし誘拐の手口や老人たちの隠した場所、はたまた身代金の受け渡し方法など、さっぱり分からないことだらけ。被害者の孫とそのガールフレンドが真相究明に乗り出すが……。軽快なテンポのミステリー。

    戦後闇市から始まった宝町商店街。裸一貫でがんばってきたお店の店主たちもそろそろ世代交代の時期を迎えている。8月のはじめ、そんな商店主20人によるツアーのバスが出発した。ところがその数時間後、ツアーに参加した老人20人全員を誘拐したという1本の電話が。犯人の要求は身代金1人あたり500万円。こんな大人数をどうやって誘拐して、どこに隠しておくのか。さらには身代金の受け渡しは? 被害者の大島衣料店の孫の俊也とガールフレンドの榛名は、探偵役となって捜査に乗り出すのだが……。ユーモアたっぷりのミステリー。
  • 616(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    京都の名門・十條家の当主が殺された。さらにその通夜の晩、火事騒ぎの隙に十條家の貴重な古文書が何者かに盗まれる。ふとしたことから亡き父と十條家の関係を知った女子大生の香子は、3年前の父の死と十條家をめぐる事件の謎を探ろうとするが、新たな事件が彼女を待ち受けていた……! 雅やかな王朝世界を舞台に花開く華麗なる推理絵巻!

    京都の名門十條家の若い当主が、交通事故を装って殺された。しかも、その通夜、十條家の倉から出火、混乱に乗じて貴重な古文書が盗まれてしまった!大学で国文学を専攻する六角香子は、この事件がきっかけで、亡父と十條家の関係を知り、三年前の父の事故死に、あらためて疑惑を抱く。そして、紛失した紫式部の資料に秘められた謎を探ろうとする香子の前には、新たな事件が待ちうけているのだった…。雅やかな王朝文学の世界を舞台に、ミステリー界の女王が放つ、華麗なる推理絵巻。
  • 572(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    学生時代の仲間6人が出かけた出雲旅行で起きた殺人事件。奔放な男性関係を噂されていた被害者に対し、旅行に参加した誰もが事件を起こす動機を持っていた。みんなの疑心暗鬼が渦巻く中、続けて起こった第2の殺人。推理小説家でニュースキャスターの沢木麻沙子が事件の真相に迫るが……。女王・山村美紗が贈る本格長編ミステリー。

    学生時代の友人達の出雲旅行でモデルの谷マスミが毒殺された。現地にいる友人から連絡を受けた推理小説家でニュースキャスターの沢木麻沙子は早速出雲へ向かった―。旅行に参加していた男女六人は、複雑な人間関係で互いに結び合っていた。しかも谷マスミは自由奔放な性格で男性の噂は絶えなかった。異性問題を発端とする殺人の動機は誰にもあった。グループ内に生じる疑心暗鬼が強まる中、第二の殺人事件が…。友情と愛憎のはざまで起きた殺人事件の真相に沢木麻沙子が迫る。
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    母さんは1ヶ月前から行方不明。父さんが母さんを殺したという噂が流れ、妹は学校でいじめられている。こんな状況を打ち破るためには、ぼくたちで真相をキューメイするしかない! 謎を追う子供たちの探偵団の活躍をユーモラスに描いたミステリー。

    母さんが突然いなくなった。父さんのことを人殺し呼ばわりする下級生を殴って、先生から怒られた光一。妹のアッコもいじめられ、ついに光一は自分たちで母親探しを決意する。協力してくれるのはクラスメイトの宮内と和田、そして和田のお姉さんでミステリー好きの重子。だが少年探偵団が動き始めた矢先に、母親の死体が名古屋で発見され……。名古屋や小豆島まで事件の謎を追う光一らは、真相にたどり着くことができるか!? 子供たちの活躍をユーモラスでサスペンスに満ちたタッチで描いたジュニア・ミステリー。
  • 506(税込)
    著者:
    山村美紗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    テレビ番組の取材で道成寺を訪れた推理小説家でニュースキャスターの沢木麻沙子は、殺人事件に遭遇した。被害者は友人と旅行中だった大学教授の戸田。麻沙子の調査で戸田が不倫関係にあったことがわかったが、今度はその相手の雪子が京都で他殺死体となって発見された。清姫ゆかりの寺で起こる連続殺人事件の陰に女たちの愛憎が潜む!

    推理作家兼ニュースキャスターの沢木麻沙子は、テレビ番組の企画で道成寺を取材中、殺人事件に遭遇した。被害者は旧友四人と勝浦に旅行中の戸田という大学教授だった。スクープを追う麻沙子と番組スタッフたちは、戸田が不倫関係にある雪子を同行していたことを突き止める。しかし、彼女もまた道成寺因縁の鐘を祀る京都妙満寺で、絞殺体となって発見された!南紀から京都へ、清姫ゆかりの寺で起こる連続殺人の陰に、女性たちの愛憎が潜む…。ミステリー界の女王が放つ本格旅情推理。
  • 660(税込)
    著者:
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    シチュエーション、ブラックユーモア、ミステリー長編。

    講演旅行に行く元大臣と秘書。元部下と禁断の恋に落ちた、元会社員。その父を追う娘。この二人を張込み中に自分の妻の浮気に遭遇する刑事。今しも彼らは、同じ夜行列車に乗ろうとしていた。
  • 1,056(税込)
    著者:
    柴田哲孝
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    絶滅した狼は生きている?

    狼伝説の残る奥秩父・両神山で次々と起こる不可解な事件。ノンフィクション作家の有賀雄二郎は息子の雄輝と共に奥山に分け入るが、そこには驚愕の真相が待ち受けていた……。ネイチャー・ミステリーの傑作!
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大学時代の元恋人から夫が行方不明になったという電話をうけた太田は、彼女と一緒に夫の行方を探すうちに彼の死体を発見。だがそれは、いつの間にか消えてなくなった。そしてさらに第2の死体が現れる。吉良の仁吉の血を引く太田は、高校時代の仲間を集めて吉良一家を再興し、事件の調査に乗り出すが……。風光明媚な三河湾を舞台に、ユーモラスで奇想天外なミステリーが展開。

    幕末の侠客・吉良の仁吉を生んだ三河で薬屋を営む太田のところに、大学時代の元恋人のうららから一本の電話が。聞けば彼女の夫が失踪したのだという。東京からやってきたうららと合流し、夫の行方を捜すうちに、二人は彼の死体を発見、あわてて警察に知らせにいくが、その間に夫の死体は消えていた。そしてさらに第2の死体が現れる。事件の真相を追究するため、吉良の仁吉の血を引く太田は、吉良一家の再興を宣言、かつての同級生などを集めるが、事態は思わぬ方向へと転がっていく……。全編三河弁が飛び交い、ユーモラスな味わいに満ちた奇想天外ミステリー。
    ※本書は、 1984年11月徳間書店からトクマノベルスとして刊行された『三河湾殺人望郷歌』を改題した文庫が底本です。
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    だまされて刑務所に入った老詐欺師の三平は、復讐を胸に秘めて3年後に仮出所。しかし、だました相手は大手サラ金会社の経営者に成り上がっていた。だましにはだましを。三平はあっと驚くペテンの手口で相手を追い詰めていくが……。痛快無比のコンゲーム小説。

    この恨み、きっと晴らしてやる……。かつて天才詐欺師と謳われた喜多三平は、旧知の秋山にはめられて刑務所に入ってしまった。3年後。復讐を誓って仮出所した三平は、秋山が自分をだまして巻き上げた金を元手に大手サラ金会社を経営していることを知る。どうやって奴に借りを返すことができるか。かつて関係のあった鈴子とその家族の力を借り、リターンゲームにのぞむ三平だったが……。誰が本当で、どれが真実か、最後の最後まで展開がわからない、痛快で爽快なコンゲーム!
  • 660(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    業績不振のTV制作会社に自殺予告の電話が入る。早速取材し、自殺を踏みとどまらせるまでを撮った番組は大当たり。一方、予告電話をした高校生5人組は、「お告げ」をどんどんエスカレートしていき……。視聴率競争に躍起となっているTV業界を舞台にしたユーモアミステリー。

    業績不振で倒産寸前のテレビ制作会社・南洋組。そこにある日、「神」を名乗る男から1本の電話が入る。神が話したのは、30分後に新宿で若い女が自殺するという予告だった。半信半疑で現場に出かけたスタッフは、飛び降りようとしていた女性を発見、何とか説得し、その模様を伝えた番組は大反響を呼ぶ。しかしその自殺劇を仕組んだのは、TVジャッカーズを自称する5人の高校生だった。自殺騒動に気をよくした彼らは、さらに予告をエスカレート。そして最後に行き着く先は……。視聴率競争に狂奔するテレビマンとそれを手玉に取る高校生の姿を痛烈に描いたユーモアミステリー。
  • 572(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    秘宝の黒真珠を手にした舞子に呼ばれて、タヒチに来た悠介。しかし迎えに来るはずの舞子は行方不明になってしまった。地元の美女・マハナにガイドを頼み、一緒に舞子を探す悠介の身に、次々不可解な事件が……。南国・タヒチを舞台に、秘宝をめぐって人間の欲望が渦巻く青春サスペンス。

    銀座のギャラリーで留守番のアルバイトをしていた美大生の悠介は、タヒチで秘宝の黒真珠「迷宮(ラビリンス)」を手に入れたギャラリーのオーナー・舞子から、突然タヒチに来るよう電話を受けた。しかし、押っ取り刀でタヒチに着いた悠介の前に舞子は現れない。困惑した悠介は、美人の現地ガイド・マハナとともに、舞子の行方を探し始める。そんな彼らの前で次々起こる謎の事件。舞子の、そして黒真珠の行方は……? 秘宝の魔力に魅入られた人々が引き起こす人間模様を描いた青春サスペンス。
  • 616(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大学の怪奇愛好会の夏休み合宿で、武田信玄、勝頼親子が滅びた旧跡をめぐる肝試しツアーが企画された。2チームに別れ、どちらがより肝っ玉が太いかを競おうというのだが、やっていくうちに本当に殺人を犯そうとする奴の魔の手が伸びてきた……。青春サスペンス。

    8月14日。東西大学怪奇愛好会の面々は、夏休みを利用して5日間の合宿を行った。合宿の目玉は5日間にわたる肝試しツアー。戦国武将の武田信玄、勝頼が滅んだゆかりの場所を、AB2チームに分かれてめぐろうというもの。ところがツアーの参加者が、毎日1人ずつ消えていく。そしてついには殺人をもくろむ奴の魔の手が迫ってきた……。スリリングな青春模様を描いた学園サスペンス。
  • 704(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    私をうまく殺してくれたら5000万円あげる。70歳のはるばあちゃんの言葉に、家族は大騒ぎ。これもおばあちゃんのためと言いながら、本音はお金がほしいみんなが殺人コンテストに立候補。しかしはるにも実は、あるたくらみを持っていて……。欲の皮の突っ張った連中が繰り広げるユーモア・ミステリー。

    老人ホームに入っている70歳のはるばあちゃんから、突然3人の子供たちに集合するよう連絡が来た。どうやらはるは、進行性のがんで余命半年らしい。そこではるがみんなに申し渡したのは、自分を上手に殺す方法を考えた人に5000万円の宝くじの当たり券を贈るということ。これも世のためばあちゃんのためと、3人の子供と孫たちは必死でない知恵を搾り出す。しかしはるは名うての意地悪ばあさん。このまま簡単に5000万円を贈る気はなく……。金に目がくらんだ人々が織り成す狂想曲!
  • 660(税込)
    著者:
    宗田理
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    若くてお金持ちで、その上美人の峰子の正体は大泥棒。遺伝子の突然変異で生まれた高い知能を持つねずみの次郎吉を相棒に、大富豪・富森の持つ高級ダイヤを狙う。しかし富森も私立探偵の鬼塚を雇って対抗。峰子と鬼塚の虚虚実実の闘いが始まった……。ユーモラスでスリリングで手に汗握るおしゃれなミステリー。

    美人の上に大金持ちの跡取り娘、会った男は一目で陥落という魅力たっぷりの女性・峰子。しかし彼女の正体は、仲間を引きつれて活躍する大泥棒だった。そんな彼女が狙っているのが、大富豪・富森が所有する時価5億円とも10億円とも言われるダイヤ・天使のおちんちん。遺伝子の突然変異で生まれた高い知能を持つねずみの次郎吉をお供に、峰子は天使のおちんちんを盗む予告状を出す。一方、富森が雇った私立探偵の鬼塚は、峰子に一目惚れするものの、次第に彼女のことを疑い始め……。虚虚実実の駆け引きの末に待っていた思わぬ結末とは? ちょっぴりおしゃれでスリルに富んだミステリー小説。
  • 政治家の大川が死んだ。新聞記者の瀬沼は、大川と関係のあった浜本からいろいろ情報を得るが、その浜本も殺される。2つの事件を追う瀬沼と美人編集者・悠子、カメラマンの桐原の前に浮かび上がった1枚の船絵馬。その奇妙な秘文字はいったい何を語るのか? サスペンスに満ちた冒険ミステリー!

    代議士の大川が急死した。3年前に起きたカズノコ買占め事件の取材がきっかけで大川と懇意にしていた新聞記者の瀬沼は、大川のことを知る浜本に話を聞くが、その後浜本は福井県の東尋坊で死体となって発見される。浜本の持っていた船絵馬に興味を持つ美人編集者の悠子、カメラマンの桐原とともに瀬沼は調査を始めるが、今度は悠子の部屋が何者かに荒らされ、桐原も暴漢に襲われて負傷してしまった。二つの事件は関係があるのか、そしてその秘密を解き明かす船絵馬の秘文字とは? やがて瀬沼は、事件の後ろに巨大な陰謀が隠されていることに気がつくが……。サスペンスに富んだ冒険ミステリーの傑作。
    ※本書は、カドカワノベルズ『船絵馬殺人事件』(昭和五十九年三月二十五日刊)を改題した書籍が底本です。

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