『暮らし・健康・子育て、稲本正(実用、新書)』の電子書籍一覧
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「日本の森産精油」の特徴、使い方などを詳しく解説。2010年に刊行、好評を博した『日本の森から生まれたアロマ』をリニューアル。オークヴィレッジ代表として長く森と関わってきた筆者が、とあるきっかけでアロマの研究開発を始め、日本の森、それも自らが暮らす飛騨高山の森の香りを、精油にするまでおよそ10年。さらに10年以上が過ぎた現在、「人と森」の関係はさらに重要性を増している。森を生かし、人の未来を明るくするためのひとつの方策が「森から生まれる精油」。SDGsが世界の課題となっている今、日本産アロマがわれわれの暮らしと森、ひいては地球環境とどう関わるのか…筆者の想いは尽きない。
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ホンモノの植物アロマのチカラ
<まえがきより>
「クロモジ」の香りが、最近の研究で睡眠障害予防やウツ病予防、また認知症予防にも貢献できそうだということもわかってきました。
(略)
植物から精油をとる作業は、実に多くの手間と時間がかかります。精油の多くが高価なのはそのためです。それでも、天然由来の「ホンモノの植物アロマ」にはさまざまな効能があることが次第に判明してきています。
(略)
この本は「新しい香りの世界」として、際立って魅力的な「クロモジ」を紹介します。
<目次>
●第1章 なぜ樹木のアロマなのか
飛騨高山に移り住む
森を調べる
キューガーデンでの出会い
アマゾン森林研究所(INPA)と樹木のアロマ
バラとローズウッド
日本の森の優位性
●第2章 クロモジの魅力 ~ 人の記憶と香りの関係
クロモジのアロマと出会う
クロモジの特徴
山を手入れする
クロモジ(=リナロール)にはどのような効果があるか?
香りと脳
2014年度ノーベル生理学・医学賞と記憶のメカニズム
日本的な新しいアロマトリートメント(クロモジとライスキャリアオイル)
予防医学とクロモジアロマの将来
●第3章 日本人と黒文字 ~香りの日本文化
「かんじき」「花餅」
「クロモジの小柴垣」
「春日大社」と「茶道」
「利休」と「待庵」と「黒文字」
あとがき ~ これからの介護とセラピーとセルフケア
Column・・・『森の惑星』で出会った木、マリリン・モンローとシャネル№5、汚れを浄化する美しい森、ロンドン「ミドリハウス」の香り、プルースト効果 記憶と時間、「めざめ」と「やすらぎ」ブレンド、日本の認知症とアロマ
<著者紹介>
稲本 正(いなもと ただし)
1945年生まれ。作家、工芸家。立教大学に勤務した後、工芸村「オークヴィレッジ」(岐阜県高山市清見町)を設立し、代表になる。
『日本の森から生れたアロマ』『森の惑星』(共に世界文化社)、『森の自然学校』(岩波新書)、『森の博物館』(小学館)など著書多数。
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