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『KADOKAWA春の文芸フェア、夏目漱石(文芸・小説、新書)』の電子書籍一覧

1 ~11件目/全11件

  • 484(税込)
    著者:
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    すれ違いながら、互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く異色作!

    留学帰りの健三は仕事に忙殺され、妻子を思いやる余裕もなく日々を過ごしていた。
    ある日、彼のもとへ絶縁したはずの養父・島田が金の無心にやって来る。かつての恩義や見栄のため、頼みを断れない彼に嫌気がさす身重の妻。
    しかし意固地な二人は話し合うこともせず、すれ違う。
    腹違いの姉からも経済的支援をせがまれ、健三の苦悩は深まる。そんな中、妻は出産を迎えるが……。
    分かり合いたい、分かってもらいたい、けれども分かり合えない二人。

    互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く、漱石後期の名作。
  • 836(税込)
    著者:
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本近代文学の最高峰、漱石未完の絶筆。

    幸せな新婚生活を送っているかに見える津田とお延。だが、津田の元恋人の存在が夫婦の生活に影を落としはじめ、漠然とした不安を抱き――。複雑な人間模様を克明に描く、漱石の絶筆にして未完の大作。

    (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved

    ※本作品は電子書籍化にあたり、紙本に含まれていた次の要素を削除しております。
    〈作品解説 佐古 純一郎〉
  • 493(税込)
    著者:
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    三角関係の先にある衝撃的な結末とは? 大人気の和柄カバー!

    美しく聡明だが、我が強く、徳義心に欠ける藤尾には、亡き父が決めた許嫁・宗近がいた。しかし藤尾は宗近ではなく、天皇陛下から銀時計を下賜されるほどの俊才で詩人の小野に心を寄せていた。京都の恩師の娘で清楚な小夜子という許嫁がありながら、藤尾に惹かれる小野。藤尾の異母兄・甲野を思う宗近の妹・糸子。複雑に絡む6人の思いが錯綜するなか、小野が出した答えとは……。漱石文学の転換点となる初の悲劇作品。

    【目 次】

    虞美人草

    注釈
    解説 佐古純一郎
    新版解説 小森陽一
    文献抄
    年譜

    (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 「私を生きろ。時代に抗え、国家に振り回されるな!!」 漱石研究の第一人者が読み解く熱き言葉。没後100年にして初の新書版評論集。

    食い扶持を稼ぐための仕事と、生きるための仕事。国家と個人、異なるアイデンティティへの対応。新しい時代への適応。現代の我々も抱える葛藤と対峙し続けてきた漱石。漱石がぶつかった問題は、いまの私たちが抱える問題である!
  • 近代的人間の運命を追求していた漱石が時として見せた滋味豊かな一面。美しくも香り高い珠玉の短篇集

    エゴイズムに苦しむ近代的人間の運命を追求してやまなかった漱石が時として見せた滋味豊かな一面をのぞかせる美しくも香り高い珠玉の短篇。メルヘンと呼ぶべきか、夢幻と名づくべきか、読者を一つの世界にいざなってやまない。漱石を愛する人々の忘れてはならない貴重な人間像。「京に着ける夕」「倫敦消息(1)(2)」「自転車日記」も収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 418(税込)
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「行人」「こゝろ」とともに人間の孤独と我執を追求した後期三部作の第一作

    「行人」「こゝろ」とつづく後期三部作の序曲。このあたりからの作品は漱石自身の問題に密着してくる。人間ゆえのエゴイズムの悲劇は、自意識をもてあます須永と千代子に……。1912年の作品。
  • 人間の事象一切を無私の眼で見る「草枕」。漱石には珍しい社会批評の方向を示す「二百十日」

    「草枕」(明治39年)は漱石のいわゆる非人情の美学が説かれているロマンティシズムの極致である。非人情とは東洋古来の漢詩や俳句に流れている根本的態度であり、一切の人間の事象を自然に対すると同じ無私の眼で見ることだ。「二百十日」(明治39年)は、漱石には珍しい社会批評の方向を示す中篇小説。
  • 352(税込)
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    真の意味の求道者としての人間漱石の面目を示す。明治43年、漱石「修善寺の大患」の年の作品

    ひとりの人間の犠牲において成立した宗助とお米の愛の勝利は、やがて罪の苦しみにおそわれる。「人間の心の奥底には結核性の恐ろしいものがひそんでいる」という。ついに宗助は禅寺の山門をたたくが、安心と悟りは容易に得られない。そこに真の意味の求道者としての人間漱石の面目があった。明治43年の作品。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 308(税込)
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日本人なら誰もが読んできた永遠の青春小説。国民文学の代表作が電子書籍で21世紀にも読み継がれる

    江戸っ児をもって任ずる若い教師の坊っちゃんが、その一本気な性格から、いつわりにみちた社会に愛想をつかす。作品を一貫するものは、人間漱石が持って生まれた反俗と正義の心に外ならない。ロマンティックな稚気とユーモア、その歯切れのよい表現は、爽快さにみちている。明治39年「ホトトギス」に発表。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 440(税込)
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自然の情念に引きずられ、社会の掟に反いて友人の妻に恋慕をよせる主人公の苦しみ。明治42年の作品

    三部作の前作「三四郎」で描かれた淡い恋愛は、この作で、より深刻な人間的苦悩にいろどられる。自然の情念に引きずられ、社会の掟に反いて友人の妻に恋慕をよせる主人公の苦しみは、明治四十年代の知識人の肖像でもある。三角関係の悲劇を通して漱石が追求したのは、分裂と破綻を約束された愛の運命というテーマだった。西洋化する近代日本文明への失望と封建的道徳の偽善の狭間で苦悩する自意識を描き鋭い文明批評ともなっている。明治42年作。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 462(税込)
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」主人公の苦悶は、漱石自身の苦しみでもあった

    自我にとじこもる一郎の懐疑と孤独は、近代的人間の運命そのものの姿である。「行人」の悲劇は、単なる一夫婦の悲劇ではない。人間そのものの心の深淵に、その宿命的な根を求めなければならない性質の悲劇だ。「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」主人公の苦悶は、漱石自身の苦しみでもあった。大正元年作。

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