『堂場瞬一 作家20周年記念 サスペンスフェア、笹沢左保(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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真相究明の果ての哀切な真実…抒情サスペンス
雪の降る白樺高原、女神湖の湖中に沈む車の中で、小沢正樹と五十嵐カオリの若き新婚夫婦が惨殺死体で発見された。カオリの義姉・初音川恵美は二人の死に疑問を抱き、愛人でもあるカオリの又従兄弟・五十嵐剛と共に事件の解明に向かう。ところが、カオリの告別式前に恵美を訪ねてきた男が熊本で殺害された。二つの事件を結ぶ謎とは。雪降る女神湖を舞台に、エロスと殺意が交錯する抒情サスペンス巨篇。 -
都合のよい関係のはずが…愛の異相を描く長編
入院中の流行作家・麻生は、華麗な女性遍歴でも知られていた。麻生は、見舞いに来た編集者・由布子と、当然のように深い関係になっていった。お互いの生活に干渉しないことを条件として――。だが、時間がたつにつれ、由布子は大きく変わっていった。しだいに、麻生を束縛するようになったのだ。それも、麻生の全生活を拘束するように。由布子の呪縛から逃がれようと、麻生はさまざまな手を打つが、すべて裏目になっていくのだった。男と女の凄絶なしのぎ合いの中で、“愛”が持つ、恐るべき牙を描く異色作。 -
過去に囚われ現在に呪われる…心理サスペンス、6篇
エリートサラリーマン毛利十四郎には、暗い過去の記憶があった。10年前、旅行中の十四郎に突然挑んできた色情狂の女を、誤って殺してしまったのだ。勿論、十四郎は、その事実をひたかくしにしてきた。だが、犯人として逮捕された男がいるのだ。しかも男は、いま最高裁判所で、死刑の判決を下されようとしている。自分のひとことで、無実の人間の命が救える――苦悩する十四郎の前に、今度は意外な出来事がおこった。人間心理の奥底をえぐる異色サスペンス。
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