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『カドフェス電子版2021<いま読みたい ベストヒッ、円地文子(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~4件目/全4件

  • 682(税込)
    著者:
    円地文子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    時代に分かたれた男女の心裡を深く穿つ悲恋小説

    涼風渡る祇園祭の宵宮、佳世は美貌の社長夫人・三千子から雑踏の中に兄・豊喜の姿を見かけたことを告げられた。三千子のかつての恋人で、太平洋戦争時、満州で消息を絶った豊喜……。2人の胸を漠とした不安がかすめた。異常な戦争体験から虚無につかれた男、その心に生命の?をかきたてようとする京の女。女の愛の激しさを流麗な筆致で描く名作。
  • 418(税込)
    著者:
    円地文子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    女性作家の恋愛小説を語るのに必須の傑作長編

    若き原子物理学者・香取が動かすナイフに焼肉の血が惨むのを見、官能の妖しい騒ぎを覚える中年女流作家・宇女子――ある時は「黒髪」の舞に、ある時は奥女中・絵島の恋に、女の血の激しさと哀れを想う。そして、愛する香取を突然の事故で失った時、漠たる白い夕霧の中で彼女の胸に去来するのは…。円熟の技巧で“中年の恋”を描く著者自信作。
  • 506(税込)
    著者:
    円地文子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    これほど官能に満ちた千姫の物語があっただろうか

    白鷺の翼を開いたように美しい姫路城の天守閣での30歳までの日日。忠刻の死後、天樹院と号して江戸竹橋に移り住んだ歳月…。二代将軍・秀忠の娘、幼くして内大臣・豊臣秀頼に嫁し、大坂城落城の翌年、本多忠刻と再婚した千姫の波乱の生涯を、女流の艶麗な筆が妖しい官能に彩りながら見事に描きだした異色の長篇。
  • 418(税込)
    著者:
    円地文子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    誇り高い一族の禁忌の連鎖を描き異彩を放つ伝奇

    九州に今も残る没落した旧家の秘密。それは江戸期、明から薩摩に亡命した豪商一族に継承されているという近親婚だった。近世史を研究するふたりの研究者がその事実を書き綴った秘録の争奪戦を展開。ふたりの争いにまき込まれる美人研究者と旧家の母と息子。離島に暮らす息子は神のお告げをきくようになり、3人の研究者は逆に母子に翻弄されていく。三角関係と近親相姦、そして霊的体験をつなぐ伝奇小説の傑作。

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