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『「経済&社会小説」フェア、高杉良(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~36件目/全36件

  • どんな困難にも立ち向かう信念の男。全ての働く人への応援歌!

    ITベンチャーにヘッドハントされた、凄腕の保険営業マン・北野。しかし、会社の実情は、入社前の話とはかけ離れていて......。次々と起きるトラブル。北野は経営を立て直すことができるのか?
  • 924(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    末練はあるが、悔いはない――。45歳の若さで逝った男の生き様を描く。

    大分での巨大石油化学コンビナート建設及び完全制御、中国の大慶との技術交流――。多くのプロジェクトを完成し、45歳で白血病に冒されて散ったエンジニアの生涯を描いた感動の長篇。
  • 660(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    痛快!感動!全サラリーマンに読んでほしい、実名企業小説。

    リーダー・碓井優の下、大企業・石川島播磨重工を集団で辞めた80人の男たち。苛烈さを増す情報処理産業を舞台に、寄らば大樹の陰を良しとせず、信じる道を貫いた者たちの果敢な行動を描いた実名企業小説。
  • 読めば元気になれる!戦後日本に勇気と希望を与えたフレッド和田の立志伝。

    戦後日本の復興を印象付ける、1964年の東京オリンピック。その影には、一人の日系人の奮闘があった――。日本のスポーツ界や経済界に大きな影響を与えたフレッド和田の立志伝。
  • 660(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    カリスマ社長を喪った会社の運命は?

    東邦食品工業の創業者で相談役の小林貢太郎が急死した。絶大な権力とカリスマ性で会社を掌握していた小林の死に、社内は大きく揺れ動く。大株主でもある未亡人・晶子の支持を得た社長の筒井は、周囲を蹴落としワンマン体制を築きあげていくのだが……。大手食品メーカーの創業経営者の突然の死と後継者争いを描き、今日、多くの企業が直面する経営承継問題の本質に鋭く切り込んだ、著者渾身のビジネス小説!
  • 「僕の自慢は社員です」--社員と共に歩み育てた経営者の実名経済小説!

    築地魚市場の片隅に興した零細企業が、「マルちゃん」ブランドで一部上場企業に育つまでを描く。東洋水産の創業者・森和夫は「社員を大事にする」経営理念のもと、様々な障壁を乗り越えてゆく実名経済小説。【2冊 合本版】になって登場!
  • 660(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    起業、転職、左遷、解雇――。40歳は人生の転機!

    部下の不祥事の責任を取って退職した証券マンは、チョコレート職人への転身を目指し単身スイスで修業を始める(『エリートの転身』)。派閥争いに巻き込まれ、些細な理由で会社上層部から懲戒解雇にすると脅されたサラリーマンが、重役と刺し違える覚悟で会社に闘いを挑む(『エリートの反乱』)。転機を迎えたサラリーマンの生き方を、厳しくも温かい眼差しで描いた珠玉の4編。組織で働く全ての人たちへの応援歌。文庫化にあたり、著者による後日談を含むあとがき解説を収録。
  • 572(税込)
    著者:
    高杉良
    著者:
    佐高信
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    第一線の経済小説作家と辛口評論家が、企業の実像を本音で語る、すべてのビジネスパーソン必読の書。

    突然言い渡された左遷・リストラ、ニュースで知った自社の合併、大企業のまさかの倒産……。現代ビジネスマンのおかれている状況は、明日をも知れない。いままさに激しい転換期を迎えている日本経済の現状において、次々と湧き起こる企業社会の問題に冴えた先見性を発揮し、ベストセラー小説を次々と生んでいる高杉良と、鋭い社会批判が多大な支持を得ている佐高信が、日本企業の実像と、経済小説誕生の背景にあった秘話を、縦横に語る対談集。
  • 836(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    経済小説の雄・高杉良の記念すべきデビュー作!

    組合設立騒動に巻きこまれ左遷された若手エンジニア田崎。家族的経営の欺瞞に直面しながら田崎は自らの信念を貫こうとするが…。組織の旧弊や矛盾望に翻弄されるエリートを描いた高杉良のデビュー作。

    ※本書は、1997年2月に小社より刊行された『高杉良経済小説全集 第1巻』所収「虚構の城」を改題のうえ、改訂したものです。
  • 行内の正常化を果たさぬ限り銀行の明日はない。権力に固執する相談役との対決、闇社会排除の苦闘は

    検察の強制捜査後、内部の軋轢と外圧にのたうつ、朝日中央銀行。銀行の再生を願う北野たちミドルは、闇社会との関係を断ち切るべく立ち上がった。新執行部は株主総会を乗り切ったものの、前会長の自殺という悲劇を迎え、北野たちも動揺を隠せない。前会長からメッセージの込められた遺書を託された北野は、権力に固執する佐々木相談役に対決を挑む。闇社会との関係を排除し、行内の正常化を果たさない限り、銀行の明日はない。再生に向けて苦闘する男たちの姿を描く話題作、完結編。
  • 638(税込)
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    独立して自転車の輸入販売を始めた武田光司と、男のロマンを応援するイトーヨーカ堂・伊藤雅俊会長との交流

    放送局に入社した武田光司は、型破りの伝説的営業マンとして実績を上げた。だが、サラリーマン生活にあきたらず、独立して自転車の輸入販売を始める。当初は失敗が続くが、持ち前の明るさと根性で踏ん張り、たび重なる困難を乗り越えていく。やがて販路として開拓したイトーヨーカ堂の信用を得て、その成長と共に事業を拡大、ベンチャー企業を見事に育て上げる。夢の実現に全力で立ち向かう男のロマンと、イトーヨーカ堂の伊藤雅俊会長をはじめ、人との得難い出会いを描いた力作長編。
  • 検察による大手都銀への強制捜査に直面し、銀行の再生を目指すミドル達は闇社会や組織の呪縛と闘う

    思いもかけなかった検察による大手都銀への強制捜査。朝日中央銀行企画部次長の北野浩は崩壊の危機に直面し、志を同じくする役員、上司、同期のMOF(大蔵省)担らと共に銀行の健全化のために立ち上がる。上層部の葛藤、外部勢力の圧力、マスコミによる糾弾が続くなか、北野たちは闇社会や組織の呪縛と闘っていく。ビジネスマンの誰もが感じる大組織の閉塞感からいかにして脱却していくかを、一人の管理職の生き方を通して活写する問題作。
  • 金融再編の暗部を迫真のリアリティで描いた経済小説の傑作!

    産銀、芙蓉、朝日中央の大手銀行3行が経営統合を発表した。世界一のメガバンク誕生に、内部抗争のつづく大手都銀・協立銀行は騒然となる。焦る経営陣は、首都圏を基盤とするあけぼの、中京圏に強い東亜の中位行連合に割り込もうとし、アライアンスの頭取特命を受けた広報部長の竹中治夫は折衝に乗り出す。銀行マンの意地とプライドを賭けた駆け引きが始まった!金融再編の暗部を迫真のリアリティで描いた経済小説の傑作!
  • 不良債権処理の圧力を強める金融当局。合併による内部抗争が続く行内は大混乱!

    融資先企業をめぐるライバル行との駆け引きを経て、金融庁の厳格検査を乗りきったJFG銀行中之島支店長の竹中は、人事・総務担当の常務執行役員として東京に戻った。金融庁のあからさまな「JFG潰し」に対抗するためには、資本不足を補う大型増資が必須だったが、行内では「グリーン化作戦」と称する旧東亜銀行系への露骨な排除が始まり、内部抗争で混乱がつづく。組織の方針の前に、公平な人事を目指す竹中は苦悩するが…。
  • 638(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「僕の自慢は社員です」--社員と共に歩み育てた経営者の実名経済小説!

    わずか4パーセントの生存率といわれるノモンハンの激戦を生き抜いた森和夫は、「どんな苦労も苦労のうちに入らない」と、築地魚市場の片隅に従業員4人で起業した。商社の横暴、ライバル起業との特許抗争、米国進出の苦難を乗り越え、東洋水産は、「マルちゃん」のブランドと「赤いきつね」のCMで知られる大企業へと育つ。「運命共同体」を経営理念に、創業以来社員と共に歩んだ経営者の情熱と成功を実名で描く、経済小説の傑作。
  • ベストセラー『金融腐蝕列島』の続編。銀行再生に向けたミドルたちの闘い!

    大阪・梅田駅前支店に転出した竹中治夫は、「貸し剥がし」といわれる過酷な債権回収の現実に直面した。優良取引先からも強引に資金を引き上げる銀行の論理の前に、個人の無力を痛感する。広報部長として復帰した竹中を待っていたのは、激化する上層部の抗争だった。危機的状況に陥った協立銀行再生のため、ミドルたちが立ち上がる! 組織のなかで苦闘するビジネスマンの姿を描き、大きな話題を呼んだ「金融腐蝕列島」シリーズ。
  • バブル以降の金融業界を、圧倒的スケールで克明に描いた「金融腐蝕列島」シリーズ完結編

    都銀大手・協立銀行の執行役員で広報部長の竹中治夫は、大阪・中之島支店長への異動を命じられた。中京圏を基盤とする中位行・東亜銀行との合併を控え、関西全般の不良債権処理が名目だったが、明らかに左遷であった。JFG銀行設立を大阪で迎えた竹中は、苛酷な不良債権処理の圧力の中、中堅建設業・スズキ工務店の再建に取り組むが…。バブル以降の金融業界を、圧倒的スケールで克明に描いた「金融腐蝕列島」シリーズ完結編。
  • 企業社会の闇を克明に描き、裏のつながりを白日の下に曝した話題作!

    経済誌『帝都経済』のオーナー兼主幹の杉野良治(スギリョー)は、大物政治家とのつながりを背景に、財界を牛耳る大物フィクサー。企業の弱みにつけ込んでは、広告料などの名目で巨額のカネを集める。記事攻撃を恐れ、唯々諾々とカネを出す大企業、財界人たち。杉野から婿に、と期待されている若手幹部・田宮大二郎は、『帝都経済』をいつか一流誌に、との志を抱くが、その思いも虚しく、杉野の傍若無人ぶりはとどまることを知らなかった。日本の政財官界に澱む悪の連鎖を白日の下に曝し、企業社会の暗部を克明に描いて話題を呼んだ、長編経済小説の傑作。
  • 企業社会に巣くう悪の連鎖が断ち切られる日はやってくるか?力作長篇経済小説完結!

    マッチポンプ誌、ブラックジャーナリズムなどと揶揄されながらも、企業の弱みにつけ込んでひたすらカネをせしめる「取り屋雑誌」。その経営者が「取り屋」である。『帝都経済』主幹の杉野良治(スギリョー)は、企業紹介本の出版や映画事業、ゴルフ会員権事業にまで手を広げ、企業に出資や賛助金を強要して、「取り屋」としての本領を遺憾なく発揮していく。しかも熱烈に信仰する新興宗教への入信を社員に強要、振り回されてきた周囲の忍耐も、ついに限界に達していた。政財官の癒着の狭間に寄生したフィクサーの実態を暴き、日本企業の闇を活写した力作長編経済小説。
  • 日本型経営が、市場原理主義の米国を制す。迫真の長編経済小説!

    「サンマル」のブランドで知られる大手食品メーカー東邦水産は、サンマル・INCを立ち上げ、即席麺の米国市場に進出した。長年悩まされた赤字からもようやく脱却し、第二工場も稼働を開始するが、セクハラ問題、ユニオン対策など、従業員の文化の違いに直面する…。山積する問題に、「事業は人なり」の理念で臨んだ結果は、米国市場トップシェアの獲得だった! 市場原理主義を標榜する米国で、日本型経営の成功を描く力作長編。
  • 金融界の現実を圧倒的な迫力で描いた衝撃の経済小説。銀行再生はなるか!?

    金融不祥事を辛くも乗り切った大手都銀・協立銀行。不良債権処理に奔走する営業本部プロジェクト推進部副部長の竹中治夫は、銀行の責任を追及する住宅金融債権管理機構への対応を命じられる。機構との対決、上層部の対立、検察による元MOF(モフ)担取り調べと、銀行は再び揺れ始め、竹中は心ならずも大物フィクサーへの不正融資にかかわる。さらに竹中を家庭崩壊の危機が襲う。金融界の現実を圧倒的迫力で描ききった衝撃の力作。
  • 金融大再編に至る銀行業界をリアルに描いた経済小説の金字塔、ついに完結!

    経営再建中の巨大スーパー・ダイコーの不良債権に関する隠蔽資料の存在が内部告発される。金融庁のターゲットは、4大メガバンクのうち、大型増資に失敗したJFG銀行に絞られた。もはや巨額赤字は避けられない。竹中たちに、未来はあるのか?最強の営業力を誇ったメガバンクはなぜ消滅しなくてはならなかったのか。金融当局の狙いは何だったのか。金融大再編に至る銀行業界をリアルに描いた経済小説の金字塔、ついに完結!
  • 726(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    華やかな業界アパレルメーカーに潜む情実人事の罪!

    大手アパレルメーカーで広報主任を務める竹中麻希は、ワンマンで鳴らす創業社長の健康不安を耳にする。後継者は、息子の専務か、片腕として支えてきた副社長か。ワンマン社長の指名に反して専務は社長就任を固辞、副社長の社長昇格で一件落着と思われたが…。一方、専務と不倫関係にある麻希は、営業部のエースからの求愛に心が揺れ始める。働く女性の視点から、会社組織、業界の問題点を浮き彫りにした力作。
  • 726(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    政官との癒着、談合体質、蠢く闇社会…。建設産業の暗部に迫る問題作!

    バブル前夜、大洋銀行調査役の山本泰世は、準大手ゼネコン・東和建設への出向を命じられた。拡大路線をひた走る同社社長の秘書となった山本は、建設業界のダーティーな実態を目にする。公共事業と政治献金、株価操作……莫大な利権をもとに政界・官界と癒着した業界は、徹底した談合体質を有し、闇社会とのつながりももっていた。建設業界を舞台に、日本の政治と経済の暗部に切り込み、組織と個人のあり方に鋭く迫った問題作。
  • 「三大銀行合併」めぐる大迷走を描いた、金融小説の最高峰!

    東亜・あけぼのの中位行連合に割り込んだ協立銀行は、大手行意識を剥き出しにする。担当役員の格、合併比率、統合方式の変更など、反発を募らせたあけぼの銀行は離脱へと動き、危機感に駆られた竹中は必死の奔走を続ける。紆余曲折を経てJFGグループが発足、4大メガバンクの一角にとどまろうとするが…。上司と部下、同僚、ライバルなど組織の人間関係を克明に描き、日本の経済と銀行の未来を暗示した衝撃の経済小説!
  • 924(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    国と闘った男! 権力の横暴に抗した一税理士の闘いを描く実名長編小説。

    中小企業支援のため、理不尽な国税当局と闘った一税理士を支えたのは「一円の取りすぎた税金もなく、一円の取り足らざる税金も無からしむべし」の信念だった。国を相手に一歩も譲らなかった男を描く実名長編!
  • 638(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    実名起業小説のベストセラー『青年社長』、待望の「その後」を描く!

    居酒屋業界で成功をおさめ起業の夢を実現させた渡邉美樹は、上場を果たし、次なる夢へと突き進む。米国レストランチェーンとの提携、そして農業への進出。自前の有機野菜を店で出す試みに、多様な人材が集う。
  • 638(税込)
    著者:
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    事業拡大、海外進出、社会的使命。後継者問題も浮上する。実名経済小説!

    中国にワタミを紹介したい、という中国人が現れた。渡邉から直接指導を受け、ノウハウを身に付けて香港に出店。海外進出の足掛かりとなる。事業は教育や海外援助へと広がるが、衝突や後継者問題も持ち上がる。
  • 名門新聞社を襲った醜聞! メディアの責任を鋭く問う衝撃作。

    日本経済を牽引してきたとの自負を持つ、大手新聞社の東京経済産業新聞社に激震が走った。政官財を巻き込んだリクエストコスモス社未公開株事件に連座して、社長が引責辞任したのだ。しかしそれは、醜聞の始まりにすぎなかった。乱脈経営の末、バブル崩壊で破綻した名門商社が、マスコミ対策として、東経産新聞内部の協力者に巨額の金を支払っていたことが明らかになり…。第四権力の驕りと堕落を白日の下に曝す衝撃の問題作。
  • 日本経済をリードした第4権力は、こうして自浄力を失った! 力作長編。

    ワンマン社長の独裁体制のもと、全国紙・東京経済産業新聞社は混迷を深めていた。ついには子会社の手形流出という仰天の事態が発生。架空発注で手形を乱発し裏金作りにあてていたのだ。バブル経済を煽ったとの批判を受けつつも、日本経済の発展を支えた誇りまでかなぐり捨てるのか? 心ある新聞記者たちの、醜聞にまみれた経営陣との闘いが始まる! マスコミ経営の内実を暴き、報道の倫理と責任を鋭く問う、経済小説の真骨頂。
  • 638(税込)
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大銀行のミドルたちは、腐敗した組織を自らの手で再生することができるのか

    緊張の定時株主総会を終えて渉外班の任を解かれた竹中治夫の次なる仕事は、営業本部プロジェクト推進部で大口の不良債権処理を進めることだった。その回収に乗り出して右翼や暴力団からターゲットにされた竹中は、家族まで巻き添えにされ、辛い闘いを強いられる。闇の社会に浸食されて腐敗した銀行にあって、竹中は活路を見出せるのか。先行きの不透明な日本経済の現状のなかで、ミドルの生き方を問いかける。日本の大銀行の恐るべき内実を明らかにし話題を呼んだ迫真のドラマ完結編。
  • 638(税込)
    高杉良
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    闇の社会に浸食された巨大銀行の内部で、中堅幹部(ミドル)たちの抵抗が始まった

    大手都銀行・協立銀行の竹中治夫は、突然、本社総務部への異動を命じられる。通称“渉外班”――総会屋対策を担当するポストである。上層部からの特命を帯びた竹中は、心ならずとも不正融資に手を貸してしまう。組織と個人の狭間で葛藤しながらも、ワンマン会長のスキャンダル隠しに加担せざるをえなかった竹中は、会長側近の秘書役と駆け引きし、元大物総会屋や企業舎弟じみた人物との交渉に奔走する。今日の銀行が直面する問題に鋭いメスを入れ、日本中を揺るがせた衝撃の話題作。
  • 消費者金融はなぜ肥大したのか? 日本の金融の裏に迫った経済小説の傑作。

    エリートバンカーから消費者金融最大手・富福に迎えられた大宮紘平は、資金調達の成功、銀行の系列化阻止に手腕を発揮し、社長に昇格する。が、会長におさまったオーナー、里村栄一が絶対君主として君臨し、大宮の目論むクレジットカードへの進出など、多角化もままならない。一方、過剰融資や貸し倒れ増大など、社内には風紀の乱れが蔓延する。消費者金融はなぜ市民銀行になれなかったのか。消費者金融の実態に迫った問題作!
  • 今や壊滅寸前の消費者金融業界。その隆盛の正体に迫る問題作!

    大手都銀の帝都銀行・元常務の大宮紘平は、行内抗争に敗れ、系列の帝都クレジット社長の座も追われようとしていた。かつて頭取候補と目され、カード業界で大宮旋風と言われる拡大路線を展開したその経歴と手腕に目をつけたのは、消費者金融最大手・富福のオーナー社長、里村栄一だった。が、大宮を待ち受けていたのは、富福の驚くべき企業体質だった。消費者金融の絶頂期を克明に描き、その後の凋落を予言した傑作経済小説。
  • FCビジネスの急激な業績悪化や、大企業の資本の論理が渡邉を襲う。念願の株式公開に向け、社運を賭けた事業の行方は!? 外食産業「和民」を創業した男のベンチャースピリットを描く実名企業小説!

    ワタミフードサービスを率いる渡邉美樹は、山積する課題に直面していた。フランチャイズ店の不振、迫られる業態転換、子会社化を求める大企業との攻防、仲間との別れ。新ブランド「居酒屋 和民」の成功で困難を乗り切った渡邉は、かつて、「僕が語る夢には日付が入っています」と妻に約束した念願の株式公開に向け、歩み続ける。家族、友情、取引先との信頼関係に支えられ、ベンチャーに乗り出した男の爽快な傑作サクセスストーリー。
  • 困難を乗り越え、不屈の闘志で資金を集め、「社長になる」という幼い頃からの夢を弱冠24歳で実現した渡邉美樹。経営は軌道に乗ったかに見えたが……経済小説の第一人者が、若き起業家を実名で描く傑作!!

    幼い日、母の死と父の会社の倒産を体験した渡邉美樹は、小学校の卒業アルバムに「社長になる」という夢を記す。大学卒業後、経理を覚え、佐川急便のセールスドライバーで資金を貯めた渡邉は、仲間たちと会社設立を果たす。居酒屋「つぼ八」のフランチャイズ、お好み焼きチェーン、そしてサントリー、日本製粉との提携というチャンスも訪れるが。急成長を遂げたベンチャー、ワタミフードサービスの成功を実名で描く、ビジネス小説の傑作。

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