『電撃文庫、葉月 文(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~4件目/全4件
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363円(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
もう、あの頃の関係には戻れない。すれ違うトライアングル・ラブストーリー
とある病により、身体の成長が止まったまま眠り続けることになった高校生・東雲結弦。
七年経ってようやく目を覚ました彼が直面したのは、自身を置いて成長した周囲の姿だった。
両片思いだった幼馴染・天河千惺は七歳年上の教師へ。
子供だと思っていた妹分・天河希空は同い年のクラスメイトに。
七年という長い時間は結弦と千惺を遠く隔て、叶わぬ初恋を胸に抱き二人を見ていることしかできなかった希空にチャンスを与え……
「わたしは兄さんのことが世界で一番好きです」
美しく成長した希空の告白をきっかけに、止まっていた三人の関係が形を変えて再び動き出す。
「たとえ、先生になってでも、あなたと一緒に高校生活を最後まで過ごしてみたかった。今度は一緒に卒業しましょう。ね、ユヅくん」
「兄さん、今はわたしがあなたと同い年の女の子なんだよ。姉さんを見るそのまなざしと同じ温度で、今のわたしをちゃんと見てよ」
これは、三角の形をした星のような恋の話。 -
作品も人生も打ち切り寸前。ドン底作家を救うのは――女子高生!?
デビューから早六年。未だに重版未経験の売れない作家、ホヅミこと空束 朔(からつか はじめ)はスランプに陥っていた。渾身の原稿は全ボツになり、売れ線のラブコメを書いてみないかと担当編集に勧められる始末。
そんな悩めるホヅミの前に、ある日、白花 茉莉(しろはな まつり)と名乗る謎の女子高生が現れる。彼女の協力のもと、夢のミリオン作家を目指しホヅミは再び執筆に励むが……!?
「ホ、ホヅミ先生! これは本当に執筆に必要なことなんでしょうか!?」
コスプレさせたり、デートしたり、買い物をしたり。積み重ねていく何気ない日々が、二人の距離を近づけていく――。
拗らせ作家×世話焼きJKの甘々癒やし系ラブコメ、堂々開幕! -
これは、一年に一度、願いが叶う町を舞台に繰り広げられる青春ストーリー!
宿星市にだけ咲く、世界で一番美しい奇跡の花“ミラクーティア”。
その花には、一年に一度、白い神様に対価を捧げることでどんな願いでも叶えてもらえるという“星の幸魂”と呼ばれる言い伝えがある。
しかし、十七歳の誕生日に風祭叶羽が出会った先輩、逢見燈華に神様が課したものは、対価ではなく一つの試練だった。
あの日、彼女がどうしても叶えたいと神様に願ったことは。そして、試練を乗り越えた先で二人を待っていた、色鮮やかに咲き誇る奇跡とは――
一年に一度、願いが叶う町を舞台に繰り広げられる、彼と“彼女たち”の優しくて少し痛い青春ストーリー、開幕。 -
第24回電撃小説大賞《金賞》受賞作! ――これは僕が失った、二百十四回にも及ぶ一週間の恋の話。そして、わたしが手にした、四年に及ぶ一度きりの恋の話。
「ねえ、由くん。わたしはあなたが――」 初めて聞いたその声に足を止める。学校からの帰り道。中学のグラウンドや、駅前の本屋。それから白い猫が眠る空き地の中で、なぜだか僕のことを知っている不思議な少女・椎名由希は、いつもそんな風に声をかけてきた。笑って、泣いて、怒って、手を繋いで。僕たちは何度も、消えていく思い出を、どこにも存在しない約束を重ねていく。だから、僕は何も知らなかったんだ。由希が浮かべた笑顔の価値も、零した涙の意味も。たくさんの「初めまして」に込められた、たった一つの想いすら。これは残酷なまでに切なく、心を捉えて離さない、出会いと別れの物語。
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