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『日本文学、三浦朱門(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~6件目/全6件

  • 武蔵野を題材にさまざまな明と暗を描く。

    「おい、日清戦争の前の年まで、今の東京都下は神奈川県だったのを知っているか。……都下という言い方、いかにも東京白人の発想だ。植民地扱いじゃないか」
    関東大震災後に郊外に移ってきたサラリーマンの子・太田久雄は、武蔵野にルーツを持つ中学時代の友人たちからそう指摘される。彼らは自らを「武蔵野インディアン」と称し、地に足がついておらず「紙とインクの世界しか知らない」都会の“白人”とは一線を画する存在だというのだ――。
     武蔵野を題材に、都会と地方、戦前と戦後、保守と革新といった、さまざまなコントラストを見事に描出した珠玉作。
  • 605(税込)
    著:
    三浦朱門
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    子供たちにとって、母親はかつて美しい娘であり、父親は雄々しい若者であった、という神話が断じて必要だ――核家族を象徴する団地を舞台に、現代の親子の関係を描いた「神話」。妻の影響を受けて変わる夫という面から結婚生活を追求した「偕老同穴」。大学の教師と学生の奇妙な共感を描いた「師弟」。ほか3篇を収録。
  • 老いてますます輝く90歳と85歳の作家夫妻が明かす、人間関係、そして人生の極意とは? 「僕は嘘つきです」から始まった結婚生活、作家として執筆と子育てに追われた30代、世界を飛び回りながら3人の親を介護し看取った40~50代、様々な危機を越えて人生の第三幕を迎えた夫婦が、ともに歩んだ歳月を振り返り、本音で語り合う夫婦関係の極意。人生の智慧にあふれた大反響作、文庫化!
  • 短編出世作と不倫の性を描いた代表長編小説。

    「冥府山水図」は己の絵の完成に生涯を賭した老画家の鬼気迫る執念と、到達点のない芸術の魔性を巧みに描き、“芥川の再来”とまで評された著者出世作の短篇。

    東京山の手を舞台にした、広大な敷地に住む明治生まれの老父母、大正生まれの長男夫妻、昭和生まれの次男夫妻と、世代の異なる一族が繰り広げる赤裸々な人間模様を描いた「箱庭」は、一見平和で裕福に見える裏側に蠢く、性の衝動や空疎な関係性を生々しく描いた長篇意欲作。
  • 462(税込)
    著者:
    三浦朱門
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    芥川の再来と注目された表題作など初期代表作集

    己の絵の完成に生涯を賭けた老画家の鬼気迫る執念、恐るべき芸術の魔性。昭和26年、「画鬼」の題で発表されるや、“芥川の再来”と文壇の注目を浴びた絶品「冥府山水図」。戦争末期の南洋の島を舞台に、戦況の悪化とともにしだいに餓死へと追いつめられてゆく召集兵一家の悲劇を、リアルな眼で写す秀作中篇「礁湖」。他に、東西の伝記的人物を描いた短篇など、著者の初期を飾る珠玉作品集。
  • 418(税込)
    著者:
    三浦朱門
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    私立大学の内部、経営や教育の実態を描く初期長編

    同志的情熱で設立された私立大学。だが、創立者の死をきっかけにして学内はさまざまな思惑に包まれていく。学長、教授会、理事会、教師たち、職員たち、そして学生の一部。それぞれが学生大会を利用しようとするが……。争いに巻き込まれる若い語学教師と学長女性秘書が大活躍。1959年作品。

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