セーフサーチ設定を変更しました
ページの先頭です
GWコイン大還元祭
期間限定!初めての予約購入で最大コイン+20%還元!

『日本文学、佐野洋(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全81件

  • シリーズ6冊
    5501,320(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ミステリーの実作家であり、眼光紙背に徹する読み巧者としても知られる著者が、「推理小説は高級な遊び(エンターテインメント)である」との信念のもとに、数々の名作、傑作の魅力と問題点を摘出。――推理小説にはこんな読みかた、楽しみかたがあったのか、という“ミステリーを十倍楽しむ知的発見の書”である。
  • 1,045(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    家を3日間留守にするので、飼い犬に餌をやって欲しい――宅配便のセールス・ドライバーが担当区のお得意の夫人から受けた奇妙な依頼。それが、事件の発端で危険な罠だった。彼女は、約束の日を過ぎても帰らなかったのだ。平和な高級住宅地を舞台に巻き起こる不可解な連続殺人。巨匠が放つ白熱のサスペンス! 文庫オリジナル。
  • 地方政界の大物政治家の夫人が死去し、葬儀の席に、真紅の喪服を着た女が現れ、参列者は度肝を抜かれた! 地元紙の記者はひそかに彼女のあとをつける……。はたして、この女の正体は? この表題作のほかに、「一等車の女」「冷えた茶」「穴」「拳銃を持つ女」「利口な女」「氷の眼」「仲のよい夫婦」「現代の貞女」「捨てられた女」「宣誓」を収録。
  • 770(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    動物好きの恋人の影響を受けた弁護士事務所の調査員・谷田は、出張のたびに、その地の動物園を訪れるようになった。だが、なぜかそこのサルやキツネが毒殺されるという奇妙な事件が続発。疑いをかけられつつ谷田自身がその謎を追っていくと、驚くべき真実が……。名匠が放つ連続動物怪死事件の秘密を描く傑作ミステリー。
  • 880(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    キャリアの新人警部補・桜川が、大藤署にやって来た。警察庁幹部の親戚筋にあたるという、超エリートの「教育係」を命じられたのは、ベテランの柿本巡査部長。だが、大藤署の現役署員が起こしたある交通事故をきっかけに、柿本も理不尽な事件に巻き込まれていく――。警察署内で不祥事発覚! だれが嘘をついたのか? その背後に見え隠れする、警察の「暗部」と「腐敗体質」を鋭く抉る、ミステリーの巨匠による傑作長編推理小説。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    一握の砂が見る向きによって沈んだり輝いたりするように、身の回りの些細な出来事も、光の当たる角度によって、まったく違う姿を見せる。私鉄沿線の新興住宅地のタウン誌『光る砂』編集部のスタッフが探る、日常の謎。そして、その身近な「謎」に潜む意外な真実の数々とは? ミステリーの名手ならではの爽快な読後感。9編の傑作連作ミステリー集。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    電話のべルが再び鳴った。「新聞の投書を読んだよ。ずいぶん偉そうなことを言ってるじゃないか」と見知らぬ男は言った。私は投書なんかしていない! なのに投書欄には私の名前が……。いったい、誰の仕業なのか? 平凡な一人暮らしのOL冴子を襲う不気味な電話、その正体を追う。ミステリーの名匠が、実際にあった盗聴事件を基に描く、迫真の長編サスペンス!
  • 「君はイニシャルがTSだろう。俺はSTなんだ」――ふたりが初めて出会った夜、彼は嬉しそうにそう言った。白浜津矢子は、都内のマンションに住む女子大生。恋人の高場潜は、元鳶職で、趣味はなんと泥棒!?という正体不明の謎の男。絶妙の〈逆立ちコンビ〉が周辺で起こる事件の解決に乗り出して……。花の女子大生と元鳶職の青年コンビが難事件に挑む、痛快青春ミステリー。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    北海道の新聞の片隅に載った「お悔み」記事。特別変わった点のないものだったが、なんと東京から反響があった。それもかつてお宮入りかといわれた殺人事件に関係があるらしい。その意外な真相は?(表題作)ありふれた日常生活にふと忍び込む謎を描いて冴える、名匠の秀作推理短編10編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    女ばかりが住むアパートの一室で、「デラ」のあかねが殺された。疑惑はあかねに思慕を寄せていた、学生・大田垣にかかる。彼の心証はすべてクロだった。だが、捜査の進展で意外な事実も浮かんでくる。事件を解く鍵は、1枚の宝くじと1本の鉛の新聞活字にあるというのだが……。どんでん返しの妙が冴える、鬼才の初期代表作。
  • 中堅作家の波多亮、その夫婦の銅婚式の席上で、彼の元許婚者の死の真相を追及するという、とてつもない余興が始まった。招待客は各人それぞれの立場で推理を被露するのだが、夫婦の意図は測り難い。一人の記者が大胆な推理で、真相を暴露した。ところが彼は……。鬼才の処女作「銅婚式」ほか、つぶよりの好短編7編収録の傑作ミステリ短編集。
  • 「殺したい男がいる」と告げた女の真意とは? 離婚した妻から突然頼まれた事のてん末は? 偽装アリバイ、変形倒叙、犯人当て、心理の深層……名手が繰り出す傑作の数々が、あなたの推理に挑みます。思わず唸る真相、これぞ短篇の醍醐味です。ミステリ界の巨人が、あらゆる技と知恵を駆使した傑作集。
  • 「かちかち山」の兎と狸の「妖しい関係」があぶりだす、殺人事件の真相。「浦島太郎」が乗った亀は、タイムマシンだった? 「花咲爺」で本当の悪者は誰だったのか? サルカニ合戦を恐れ、さる年の男を拒絶する蟹座の女。一寸法師と内視鏡の深い関係とは――。日本の昔ばなしを斬新な発想で愉しむ、異色短編集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    保存されていた自分のへその緒の血液型鑑定をした医者が、おのれの過去の謎を追う。そしてつきとめた驚愕すべき血の運命の真相とは…(表題作)。旅の途中、一夜をともにした女の不思議な肌の秘密とは…(「棘|のある肌」)など、医学がかかわるミステリーの粋な6編。リアリティーと合理性に、ロマン性がみごとに加味された、佐野ミステリー短編集。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    たとえば、〈やる〉――「俺、あの女とやっちゃった」と言えば色っぽいけれど、「この野郎、やっちまえ」ともなれば物騒な話になる。そのほか、なにげない動詞が綾なす、極上ミステリーの数々。〈割る〉〈する〉〈眠る〉〈とる〉〈切る〉〈合う〉……。言葉から生み出される思いがけない物語。短編の名手の腕が冴え渡った、連作推理傑作集。
  • 友人を羽田空港に見送っての帰りに会った、正体不明の女との一夜の奇妙な体験を、SF的手法で描いた表題作「匂う肌」ほか8編を収録。各編、緻密な構成と破綻を見せぬ鉄壁のプロットから成り、作者の周到な計算は、知的娯楽としての推理小説の味わいを満喫させる。佐野洋の多彩かつ華麗な創作活動を示す好短編群。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    「公開捜査すべし」と幼稚園児誘拐犯が、警察とマスコミに堂々と挑んだ不思議な事件。その奇妙な真相は…(表題作)。ありふれた自動車追突事故の裏にひそむ怪(「逃げる壁」)。ハム愛好家が、無線会話中の仲間の突然の死の謎を解く異色短編(「無許可殺人」)…。緻密な論理と鮮やかな意外性の、推理秀作6編。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    自由の翼、われにあり……。一人ソアリングを楽しんでいた私のグライダーの無線機に、突然、他機から異様な声……。私は必死に相手機をリモートコントロールして、無事着地させたが、機内には男の死体が! 大空の中で発生した不可解きわまる殺人事件を描いた「大滑空」など、佐野ミステリーの傑作6編を収録。
  • 栄光の甲子園出場校のかつての球友二人が、奇しくも、丸1年をおいた同月同日に、死亡した! セックス日記をつけていた元記者が遭遇した、この奇妙な事件に隠されていた、意外極まる真相(表題作)。佐野ミステリーの醍醐味を満喫させる9編を精選して贈る、単行本未収録のオリジナル自選傑作短編集。
  • プロ野球の人気選手に瓜二つの男が、夜の街に出没した。その選手とは、芸能誌でさんざん浮き名を流すことになってしまったペガサス球団の田室だ。ニセ者は何が目的で、彼の名をかたったのか? その秘められた意外な真相を追求した表題作「婦人科選手」。外科医夫人殺害事件の予想だにできない結末を描いた「ある証拠」など、9編収録の傑作ミステリー短編集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    完全犯罪の論理と美学を推理小説として構築した、佐野ミステリーの新境地。人間の注意力の限界と死角を巧みについた“死体運搬の怪”をみごとに暴く「死体移動」、嫉妬と狂気にとりつかれた妻の心の真実を追及した「心理殺人」など、完全犯罪と人間の推理力との息づまる競りあいを描いた、傑作6編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    事実は小説よりも奇なり? 小説は現実よりも面白いか? 1968年に発生して日本中の話題をさらい、今なお未解決の、かの「三億円事件」をヒント・素材にして、推理作家がさまざまの視点からリアリティーのある五つの「小説・物語」として構成した、異色かつ出色の連作ミステリー集。
  • 「読者にアッと言わせるために推理小説を書く」という著者のことばを裏切らない、傑作短編ミステリーの新たな一冊。こけおどしのおもちゃのモデル・ガンが火を吹いて、大の男が一人死ぬ。はたして偶発事故か否か――無罪を言い渡された女の心の襞のゆるみから、意外な真実が……! という表題作のほかに8編を収録。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    「春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり」(古今集)から生まれるストーリーとは……。春夏秋冬、折々の短歌・俳句に想を得て、穏やかな日常に潜む「事件」の風景と心理を、ミステリーの名匠が軽妙なタッチで描く傑作推理。絶妙にして予想外な物語9話を収録、人気シリーズ待望の第3弾。
  • 660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    動物病院からの年賀状が誤配されてきた。隣家の愛犬アンナ宛で、「五日まではお休みですが、緊急の場合はご遠慮なく」と女文字で添書きされていた。だがアンナは、すでにその病院で安楽死させてもらっていた……。不思議なハガキと看護師の死の謎を解きあかす「隣家の愛犬」ほか、名手の技が冴え渡る、珠玉の推理短編集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    斬新な手法と鮮やかな結末で、常に読者の期待を裏切らないミステリーの名匠が、いままた放つ巧緻な構成の一冊。数ある名句・名歌の解説でつとに世評の高い大岡信氏の名著『折々のうた』にヒントを得て、ひとひねりもふたひねりもして織りあげた、絶妙にして意想外な短編推理8編を収録。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    妻を殺された男の手帳に記された、「M・SH、612。しかし『不完全』」という奇妙なメモ。そのメモが語る、意外や意外の真相とは何か?(メモと同題の収録作品)。名著『折々のうた』(大岡信)をヒントに、日常的犯罪の裏に潜む微妙な人間心理を追って、事件の核心に迫る、斬新かつ異色の傑作短編8編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    CMタレント殺害事件の重要参考人・時任杏子は、なぜか自分に有利なアリバイを否定してしまう。大学病院の若き医局員・加賀は、この「愛人」の態度に不審を抱きながらも、事件解決のため奔走する。だが、加賀が真相をさぐればさぐるほど、事件は意外な背景を浮かびあがらせ、思いもかけぬ方向に発展していく……。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    実在した毒物殺人に刺激された女子大生の殺意(「文献学的事件」)、ガン宣告を巡る妻と夫の駆け引き(「医学的事件」)、青酸カリ殺人の怪(「薬学的事件」)、母を殺した男を追うOLの心の襞(「心理学的事件」)、飼い犬主人殺しの真相(「生物化学的事件」)、小学生と担任女教師の謎の関係とは(「教育学的事件」)――知性派作家による6つの大どんでん返しミステリー集。
  • シリーズ2冊
    715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    盗難車によるひき逃げ事故が発生し、被害者の婚約者だという女性から、ルポライターの瀬川浩が調査を依頼される。だが、その彼の前に、奇妙で不気味な事件が続発。ひき逃げの背後に、戦後最大の謎といわれた事件の影がしだいに浮かび上がる。現実の事件を基に構築した、異色本格推理(前編)。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    カメラマンの田代がホテルのプールでスナップ写真におさめた美貌の女性は、著名なデザイナー・前川阿里子の娘・邦子だった。なぜか阿里子は娘の写真の公開を拒み、奇怪な行動に出る。そして、その邦子が原因不明の自殺をとげ、田代の周辺は謎に包まれる。彼の追及の前に、秘密のベールに覆われたある重大な事実が……
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    過熱した受験戦争をめぐって起こる恐るべき犯罪。――名門の私立御濃高校教師の車のトランクに、犬の死骸が投げこまれていた。日経ずして、女性外務員殺人事件と問題の高校教師殺人事件が相次ぐ。だが、これらの事件には、不思議な女の影がちらついていた。はたして、3つの事件の共通項、接点の裏に隠された真相は何か?
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    脳波を送って他人を自殺させることができるという、奇妙な老人が出現。さっそく週刊誌の記者が取材に赴いた。世紀の話題か、はたまた変人の世迷言にすぎないのか? だが、取材中に記者が「こんな人を殺せますか」と冗談で話に出した人物が、間もなく不思議な自殺を遂げてしまった! 謎が謎を呼ぶ、傑作推理長編。
  • 新婚旅行中の花嫁が「私は愛されない妻です」という遺書を残し、北海道・登別温泉の地獄谷へ身を投げた。新郎の女関係を匂わせた抗議の自殺なのか? 新郎はその事実を強く否定し、愛人に擬せられた女性も潔白を主張する。そして事件は意外な経過をたどり、巧妙に仕組まれた計画は功を奏したかに見えたが、意外な陥し穴が待っていた。表題作ほか10編収録の傑作群。
  • 東都新聞R支局の記者、貝塚は市長招待の宴席で不覚にも寝込んでしまい、ことの成り行きで芸妓・染子と一夜をすごしてしまった。ところが翌日、染子は不審な睡眠薬自殺を遂げた。二人の間に何がおこったのか? 他殺の線も棄てきれない。貝塚は市政の汚職事件を追っていたというが、はめられたのか? 表題作他9編の傑作ミステリー短編集。
  • 660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    刑事を息子に持つ未亡人が遭遇した、奇妙な事件の意外な結末(「通話記録」)。LSDを試した女が、不気味な絵を描き残して死んだ。錯綜する自他殺論議の末のどんでん返し(「赤い蝶・青い猫」)。日常的犯罪の謎を、透徹した現実観察者の目で鮮やかに解く、短編ミステリーの傑作11編。
  • 殺人容疑者の身柄をあずかった新聞社の支局長が、警察も気づかぬ事件の真相を暴く「ガラスの罠」、新聞への奇妙な投書が投げた波紋の意外な結末「満ち足りた生活」など、地方支局を舞台に展開、推理する、異色の連作ミステリー9編。元記者の著者が、難事件を見事に解く記者たちの活躍を、リアルに描く傑作集。
  • 770(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    父の留守中に知り合いからかかって来たなにげない電話がもとで、ある事件に巻きこまれた父娘の、絶妙なアリバイ崩しを描いた表題作をはじめとして、男女の愛をめぐって、日常茶飯に発生するさまざまな犯罪のかたちを描き、その謎を鮮やかに解く。短編推理の名匠によるオリジナルの自選傑作11編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    自動車教習所の指導員が刺殺された第1の事件から始まって、連続4件の殺人事件が発生する。現場に事件を報じる新聞の切り抜きが置かれていたのは、なにを物語るのか? 被害者間には面識はないのだ。探偵事務所の名刺を持つ謎の女が、各事件に出没するが、正体はまったく不明である。4つの殺人をつなぐ鍵は? 犯行動機が意表を衝く、傑作長編推理。
  • 流行作家・名原信一郎の中篇小説「囁く達磨」に登場する、作中人物と同名の男が変死した。最初は単なる偶然の一致と思われた事件も、同名の変死者が4人にもおよび、犯罪性をおびてくる。名原の小説を真似した殺人鬼の理由なき犯行か? 4人の変死者と名原をつなぐ接点が見い出せないままに、事件は謎を深めていく……
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    広告部長の見せた写真に、交通事故で死んだはずの同僚・高瀬の顔があった。事故は偽装だったのか? すると、未亡人が確認した死体は? 東西新聞特企部の江川は、高瀬の周辺を洗う。某省の汚職を追っていたという情報もあるし、プロ野球の八百長事件に巻き込まれたという噂もある。高瀬未亡人への愛に惹かれて、江川は謎を追うが……。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    奇妙な味わいと論理性を愉しむ。佐野仕様のSF、7篇

    “金属音病”――キーンキンという断続的な幻聴と激しい高熱、そして電子頭脳ばりの記憶再生機能を持つようになる奇妙な病気。友人が車に轢かれたのをきっかけに、この奇病にとりつかれたのだった。病気の原因は何か? 調査の結果、同じ奇病を持つウエイトレスを捜し出し、友人と引き会わせた。だが面談後、彼女は何と友人が数日中に殺害されるであろうと予言したのだ!佐野洋の描くSFミステリーの傑作短編集。表題作他6篇収録。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    〈事件〉から〈社会〉を読み解く、推理小説6篇を収める

    急性気管支炎と診断された男は、ペニシリン過敏症のテストを受けた。男の兄が過敏体質であったためだが、20分ほど結果を待つようにという看護士のことばに不服そうだった。テストの結果、陰性の反応があり、男は注射を受ける。しばらくして男は、顔面が熱っぽいと訴え、その後急激に意識がなくなり死亡してしまった。医師は「業務上過失致死罪」で調べられたが、重大な過失なしとして事件が処理されようとした直後、警察に奇妙な密告電話があった。あの医者の女関係を調べてみろというのだ。事件の背景を鋭くえぐる「制裁医療」ほか5篇。
  • 297(税込) 2024/5/2(木)23:59まで
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    1本の電話から始まる若い未亡人の恐怖。長編推理

    夫の健一を交通事故で失くした須美子は、28歳で未亡人になった。鏡を見ながら本当に自分が未亡人に見えるか、不安だった。事故後、愛人ができた須美子は、妙にはしゃいだ気分だったからである。夫を車ではねた宮尾仁一が禁固6か月の刑を終えて出所した日、「奥さんの味方」と称する男から電話を受けた。「憎んでも憎み足りない。殺してやりたいだろう。20日の夜は一人になるな」という。そして20日の夜、宮尾が殺される。警察が動き出した。この話を愛人と義父に話したのだが、愛人の不可解な行動が須美子を恐怖に落し込んだ。長編推理小説。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    選挙違反で逃亡する男の心理を描く表題作ほか2篇

    選挙違反容疑で指名手配された男の逃亡先は、選挙参謀の愛人が経営する温泉地の旅館だった。自堕落な生活ができ、最初は極楽だと思っていたが、2、3日経つと、無性に人恋しさがつのってきた。結婚して8年目。家には初めての子を宿した臨月の妻を残してきている。生活費の心配はないとはいうものの、逮捕状が出ていることを知りながら逃げ回っていると、時効の1年が2年に延ばされる。その男には、次第に不安が兆しはじめた。複雑にからまり合った人間関係の中で、不安心理に苛まれた男と旅館の女主人の奇妙な行動は!? 著者会心の長編ミステリー。表題作ほか「三人目の椅子」「裸人の島」を収録。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日常と犯罪の危うい境界を描く。連作推理、7篇

    Y署の刑事課長・塚原警部が帰り仕度をしていると、部下の淀野が、見てもらいたい女がいる、といって声をかけてきた。彼は4年前に妻を亡くしている。再婚する相手が見つかり、ようやく会わせてくれる気になったのだろうか、と塚原は思っていた。塚原は、神田駅に近い露地裏の小料理屋に案内されたが、その女はいなかった。淀野は「どうもまずい。感づかれたのかもしれない」と、急に表情を引き締めた。万引で警察に連行されたが微罪なのですぐ釈放された女の謎。表題作ほか、「幼い証言」「饒舌な写真」「虚言症の男」「小賢しい呪い」「思い寝言」「強情な女」7篇の傑作連作ミステリー。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    監察医を襲った災難とは…二転三転、トリックが楽しい

    甲高い女の悲鳴が上がると同時に車のトランクからは水色の支那服をまとった金髪女の死体が転り落ちた。そして、その瞬間が「日系米人夫人殺害事件」の幕あけとなった。容疑者はすぐあげられた。それは、女が殺される直前に車のキイをあずけられ、彼女と関係をもった法医学助教授であった。しかも彼は今、“ある事情”のため妻と別居中という。犯行を否認した彼はついにポリグラフ(ウソ発見器)にかけられることになったが……。佐野洋会心の本格長編推理。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自殺かそれとも…奇抜なアイデアを駆使した異色推理

    四畳半一間のわびしいアパート暮らし。札幌で喫茶店のウェイトレスをしながら、細々と自活する25歳の竹村久子に、夢のような話が舞い込んだ。勤務中の彼女を、見知らぬ中年の男が訪ねてきた。男は、今を時めく女優・上杉悠子のマネジャー。新しく撮る悠子主演の映画に出演してみないかという。誘いに、久子は胸が震えた。うますぎる話に不安もあったが、東京での華やかな生活に憧れていた久子は、結局承諾してしまった。だが、希望に燃えて上京した久子を待っていたのは……。美しい双生児の姉妹が辿る数奇な運命、あくなき欲望と哀しい女の性を描いた傑作長編推理。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日常に潜む陥穽を鮮やかに描く、10篇の推理小説

    課長・白井陽介は身だしなみがよく品もいい。しかも妻帯者でありながら職場では家庭を感じさせない。若い女子社員の人気が高かった。妻・久仁子は女優のような美人だが、どこか淋しげだった。その久仁子が殺された。発見者は陽介。朝7時に帰宅して妻の変わりはてた姿を発見した。しかし陽介は前夜、どこで何をしていたのか明かそうとしなかった。その事実を知って、田島悦子はショックだった。婚約者・浜中は前夜白井と飲むといっていたのだ。浜中の母も白井の家に行ったと話していた。浜中は白井の留守宅にいたのか?表題作ほか、「不吉な遺産」「逃げる」「嘘」「宣告」「夾雑遺留品」「楽しい財産」「告白手記」「娘の手」「白い死体」。日常生活の影を描く短編推理小説の逸品。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    実験、事件、完全犯罪…静かな恐怖を誘う、傑作長編

    某巨大コンツェルンのビルの地下に設けられた奇妙な研究所。それは「完全犯罪研究室」といい、別名を「第六実験室」と呼ばれるものだった。モーゼの十誡の第六番目“汝、殺すなかれ”からとられたものだ。さっそく研究員が募集され、厳密な試験の結果、“犯罪遂行に適した”人間4人が採用された。研究室のつくられた目的は? そして、その活動とは? 佐野洋が、完全犯罪に挑む、長編推理の傑作!
  • シリーズ2冊
    506550(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    知られざる『桜機関』の活動。実録風奇想プロ野球小説

    残念ながら、彼の本名を明かすことはできない。私は、彼こそ、日本プロ野球の陰の功労者であり、野球体育博物館に肖像を飾られてもよい人だと信じているのだが、実名を出すことを、彼が好まないのだ。彼がこれまでにやった事業は数多い。その一つ一つを上げれば、戦後の日本史は、書き換えられなければならないが、プロ野球に関係した部分だけを、ここに書き記しておこう。《桜機関》と総称されている調査員の一員となった「私」が、「桜」氏の指示によって演出、プロ野球を面白くするために暗躍した数数の仕掛け! 著者最高の奇想長編小説。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    洗練された構成と手法、著者の真骨頂を示す本格推理

    推理小説「二人で殺人を」を書こうとしていた、女メイスンこと美貌の女流弁護士・糸子が思わぬ本物の推理の舞台に立ったその事件とは……。警察で失恋による自殺と判定された若い女性デザイナーの死に、ふと感じた他殺の匂い。それは、彼女の勤める洋装店の女主人と、流行カメラマンの密談で決定的となった。15年間、ふたりが守り続けてきた秘密とは? 死体のわきに残されていた、謎の指紋が焼き込まれた写真を手がかりに、糸子の推理が冴える。佐野洋、会心の長編本格推理。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    エースの子供が誘拐、怨恨か野球賭博か。長編推理

    優勝をかけた劇的な三連戦が始まる直前、チームの浮沈を握る主戦投手の子供が突如誘拐された。「一試合でも彼が出場すれば子供を殺す!」と書いた脅迫状! 野球賭博がからんだ犯罪か? 個人的怨恨関係か? 幼児の生命にかかわる重要事件として大々的に開始された捜査の前に、明るみに出た意外な事実は……。プロ野球を題材に人間のどすぐろい欲望を描く、佐野洋の傑作長編推理!
  • 550(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    解答付きの“挑戦ミステリー”(表題作)、ほか4篇

    月曜日の昼すぎだった。2人の男が事務所へやってきて、黒表紙の手帳を見せ、中央署まで同行するようにといった。理由をきくと、美貌の金融業者が殺害され、今朝がた、死体が発見されたというのだった。読者が本格的に謎解きにいどむ“挑戦ミステリー”。表題作のほか、浮気をしていると中傷した手紙が舞いこみ、それが殺人事件に発展する「配達殺人」など、短編傑作推理5篇を収録。
  • 682(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    貰った宝くじが大当り、その波紋を描く長編ミステリー

    出版社に勤務する美加は、喫茶店で、テレビ・ゲームしていた「山田」と名乗る男から、1枚の宝くじをもらった。ゲームのやり方を教えたお礼だという。もし当たったら、折半する約束をし、宝くじ番号と美加の連絡先をコピーしてその男に渡した。抽選日が来て番号を調べてみると、驚いたことに“1等1000万円”に当選している! 早速、「山田」に電話をしたのだが連絡がとれない。翌日出社すると、なぜか編集部員の西条が“宝くじ”のことをすでに知っていた。連絡がつかない「山田」と名乗る男の謎。数日後、美加が偶然手にした新聞に「山田」の自殺を伝える記事が…。美加の身辺をさぐる若い男の影、不思議な電話。1000万円宝くじが巻き起こす奇妙な波紋。傑作長篇ミステリー。
  • 550(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    等身大の犯人と事件。心理ミステリー、9篇を収録

    粘り気のある綿密な取材をもとにした告発ノベルを書く作家・坂尾は東南アジア旅行に行くと言って家を出た。数日後、家に差出人不明の封筒で、坂尾名義の数次旅券が送られてきた。彼は何処へ行ったのか?その後、「今日、夜8時家中の電気を消せ。さもないと坂尾が幽霊になるぞ」という奇妙な電話が!? 誘拐か失踪か。犯人の本当の狙いは何か? 表題作ほか、「影の男」「腰かけ結婚」「優れた血」「カラスなぜ鳴くの」「白い檻」「夜の抵抗」「回転扉」「仮面の客」「狐の牙」心理ミステリー9篇を収録。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大使更迭、スキャンダル。日本推理作家協会賞受賞

    外国紙に報道された駐日P国大使更迭の裏に秘められた日本人女性とのスキャンダル――この女性が“ハイ・ホステス”グループの一人と知って、新聞記者はこの奇妙な組織の実態を調べはじめた。だが、調査の手がかりとなったP国大使館電話交換手を襲う恐怖の爆弾男“是政小僧”。バスはごう音とともに爆破され、彼女は砕けたガラス、金属破片で50ヵ所もの刺傷を負ってしまった。調査を妨害する爆弾男の黒幕は……?上流階級の華麗な退廃を浮きぼりにした佐野洋の長編推理傑作! 第18回日本推理作家協会賞受賞作。
  • 550(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    斬新なトリック、謎解きの愉しみをどうぞ。9篇を収録

    二流経済誌の記者である野末にとって、結婚も望まないし、金銭も要求しない28歳になる年上の久子のような女は、便利な女だった。もっとも久子の方でも、結婚するには物足りないが、寂しさを癒すには適当な男と考えているのかもしれない。関係は1年半ほど続いている。久子は会社では経理課に属し、給料日には、銀行から社員の給料を車で運ぶのが仕事だった。ところが昨日、3700万のうち100万円がなくなった。野末は個人的に調査を始めるが……。心理的盲点をついた表題作のほか、「死の入選作」「なぜか誰かが…」「親しすぎる姉弟」「通話中」「鉄の串」「乱反射」「戸籍の散歩」「仮面の女」を収録。 短編の名手が描く傑作ミステリー短編集。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    身に覚えのない殺人容疑…著者の罠を見破れますか

    私立探偵・樋田敬一は、自分の身許を明かさない奇妙な客から、人妻の素行調査を頼まれた。銀座のレストランで問題の人妻・豊原悦子を教えてもらった樋田は、早速、尾行を開始した。美人だが、化粧や動作が変に人工的で、マネキンのような印象を与える。やがて、総白髪の初老の男と合流した悦子を追って樋田は店を出た。1週間後、樋田はふたり連れの刑事の訪問を受けた。殺人事件が起き、現場から、裏に樋田探偵事務所のゴム印を捺した写真が発見されたというのだ。被害者は、あの初老の男だった! 輻輳する謎と意外な結末。推理文壇の第一人者が読者に贈る傑作長編推理!
  • 253(税込) 2024/5/9(木)23:59まで
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ミステリーとSFの幸せな結合を思わせる、傑作長編

    ――あっ、いったい、これが自分の顔なのか? もし、女であったら、この瞬間に失神するか、発狂するかしただろう。交通事故に遇ったと思った瞬間、42歳のその男は気を失った。意識がもどったとき、頭髪はまっ白に、?には老人性のどす黒い斑痕が生じて、その男の容貌は激変していた! 医学的に信じられない症例の報告、その裏にかくされた美しい女性の出生の秘密とは……。著者最高のSFミステリー。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

ページ先頭へ

本を予約しました

※予約の確認・解除はこちらから

予約済み書籍

キャンセル及び解除等

発売日前日以降のキャンセル・返品等はできません。
予約の確認・解除、お支払いモード、その他注意事項は予約済み書籍一覧をご確認ください。