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『日本文学、佐野洋(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全89件

  • 1,320(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    こう読めば、推理小説はもっともっと面白くなる! おごらず、見くびらず、持ち上げず。私心なく、ただミステリーの発展と向上を旨として、巨匠・佐野洋がライフワークとして取り組む、極上の推理エッセイ集。実作者ならではの視点・論点は、まさに目から鱗が落ちる思いです。超辛口な正真正銘の骨太評論77編を収録。ミステリー好き必読の書。貴方の好きな作品が、きっと登場しています!
  • 1,210(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ミステリーは人生だ。実作者の目でみた鋭い分析と細部への徹底したこだわり……。辛口で鳴るミステリーの名匠が贈る、正統派ミステリー読本。松本清張から、赤川次郎、宮部みゆきまで多くの作家の作品を俎上にのせ縦横無尽に語る。ミステリーファン必読の極上推理エッセイ。ミステリーはこう読めば、もっともっと面白くなる!
  • 1,045(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    家を3日間留守にするので、飼い犬に餌をやって欲しい――宅配便のセールス・ドライバーが担当区のお得意の夫人から受けた奇妙な依頼。それが、事件の発端で危険な罠だった。彼女は、約束の日を過ぎても帰らなかったのだ。平和な高級住宅地を舞台に巻き起こる不可解な連続殺人。巨匠が放つ白熱のサスペンス! 文庫オリジナル。
  • 地方政界の大物政治家の夫人が死去し、葬儀の席に、真紅の喪服を着た女が現れ、参列者は度肝を抜かれた! 地元紙の記者はひそかに彼女のあとをつける……。はたして、この女の正体は? この表題作のほかに、「一等車の女」「冷えた茶」「穴」「拳銃を持つ女」「利口な女」「氷の眼」「仲のよい夫婦」「現代の貞女」「捨てられた女」「宣誓」を収録。
  • 770(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    動物好きの恋人の影響を受けた弁護士事務所の調査員・谷田は、出張のたびに、その地の動物園を訪れるようになった。だが、なぜかそこのサルやキツネが毒殺されるという奇妙な事件が続発。疑いをかけられつつ谷田自身がその謎を追っていくと、驚くべき真実が……。名匠が放つ連続動物怪死事件の秘密を描く傑作ミステリー。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    推理小説を何倍も楽しんでもらうための「誌上講演・ミステリーのできるまで」と、その実験・応用編たる短編作品「佳人豹変」も同時収録した、新機軸・立体構成の、出色の推理批評シリーズ、第4巻。推理愛好家、プロの作家はもとより、批評・論争べたの一般人にまで役立つ、お得用ミステリー読本。
  • 880(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    キャリアの新人警部補・桜川が、大藤署にやって来た。警察庁幹部の親戚筋にあたるという、超エリートの「教育係」を命じられたのは、ベテランの柿本巡査部長。だが、大藤署の現役署員が起こしたある交通事故をきっかけに、柿本も理不尽な事件に巻き込まれていく――。警察署内で不祥事発覚! だれが嘘をついたのか? その背後に見え隠れする、警察の「暗部」と「腐敗体質」を鋭く抉る、ミステリーの巨匠による傑作長編推理小説。
  • 「君はイニシャルがTSだろう。俺はSTなんだ」――ふたりが初めて出会った夜、彼は嬉しそうにそう言った。白浜津矢子は、都内のマンションに住む女子大生。恋人の高場潜は、元鳶職で、趣味はなんと泥棒!?という正体不明の謎の男。絶妙の〈逆立ちコンビ〉が周辺で起こる事件の解決に乗り出して……。花の女子大生と元鳶職の青年コンビが難事件に挑む、痛快青春ミステリー。
  • 660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    なぜ!? 今度は平凡なOL冴子の部屋から盗聴機が発見された。いったい、誰が何の目的で仕掛けたのか? 新聞記者、警察OB、現職の刑事……脅迫電話の謎を探るうちに知りあった人々の中に、真犯人はいるのか? 事件の背後にちらつく、ある組織の陰謀……。他人の声を盗む「卑劣な耳」の正体とは? 現実の警察官による盗聴事件とフィクションを巧みに交錯させた、権力犯罪の暗部に迫る、著者渾身の傑作長編ミステリー。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    一握の砂が見る向きによって沈んだり輝いたりするように、身の回りの些細な出来事も、光の当たる角度によって、まったく違う姿を見せる。私鉄沿線の新興住宅地のタウン誌『光る砂』編集部のスタッフが探る、日常の謎。そして、その身近な「謎」に潜む意外な真実の数々とは? ミステリーの名手ならではの爽快な読後感。9編の傑作連作ミステリー集。
  • 660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    電話のべルが再び鳴った。「新聞の投書を読んだよ。ずいぶん偉そうなことを言ってるじゃないか」と見知らぬ男は言った。私は投書なんかしていない! なのに投書欄には私の名前が……。いったい、誰の仕業なのか? 平凡な一人暮らしのOL冴子を襲う不気味な電話、その正体を追う。ミステリーの名匠が、実際にあった盗聴事件を基に描く、迫真の長編サスペンス!
  • 東都新聞R支局の記者、貝塚は市長招待の宴席で不覚にも寝込んでしまい、ことの成り行きで芸妓・染子と一夜をすごしてしまった。ところが翌日、染子は不審な睡眠薬自殺を遂げた。二人の間に何がおこったのか? 他殺の線も棄てきれない。貝塚は市政の汚職事件を追っていたというが、はめられたのか? 表題作他9編の傑作ミステリー短編集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    実在した毒物殺人に刺激された女子大生の殺意(「文献学的事件」)、ガン宣告を巡る妻と夫の駆け引き(「医学的事件」)、青酸カリ殺人の怪(「薬学的事件」)、母を殺した男を追うOLの心の襞(「心理学的事件」)、飼い犬主人殺しの真相(「生物化学的事件」)、小学生と担任女教師の謎の関係とは(「教育学的事件」)――知性派作家による6つの大どんでん返しミステリー集。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    たとえば、〈やる〉――「俺、あの女とやっちゃった」と言えば色っぽいけれど、「この野郎、やっちまえ」ともなれば物騒な話になる。そのほか、なにげない動詞が綾なす、極上ミステリーの数々。〈割る〉〈する〉〈眠る〉〈とる〉〈切る〉〈合う〉……。言葉から生み出される思いがけない物語。短編の名手の腕が冴え渡った、連作推理傑作集。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    過熱した受験戦争をめぐって起こる恐るべき犯罪。――名門の私立御濃高校教師の車のトランクに、犬の死骸が投げこまれていた。日経ずして、女性外務員殺人事件と問題の高校教師殺人事件が相次ぐ。だが、これらの事件には、不思議な女の影がちらついていた。はたして、3つの事件の共通項、接点の裏に隠された真相は何か?
  • 「読者にアッと言わせるために推理小説を書く」という著者のことばを裏切らない、傑作短編ミステリーの新たな一冊。こけおどしのおもちゃのモデル・ガンが火を吹いて、大の男が一人死ぬ。はたして偶発事故か否か――無罪を言い渡された女の心の襞のゆるみから、意外な真実が……! という表題作のほかに8編を収録。
  • プロ野球の人気選手に瓜二つの男が、夜の街に出没した。その選手とは、芸能誌でさんざん浮き名を流すことになってしまったペガサス球団の田室だ。ニセ者は何が目的で、彼の名をかたったのか? その秘められた意外な真相を追求した表題作「婦人科選手」。外科医夫人殺害事件の予想だにできない結末を描いた「ある証拠」など、9編収録の傑作ミステリー短編集。
  • 660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    刑事を息子に持つ未亡人が遭遇した、奇妙な事件の意外な結末(「通話記録」)。LSDを試した女が、不気味な絵を描き残して死んだ。錯綜する自他殺論議の末のどんでん返し(「赤い蝶・青い猫」)。日常的犯罪の謎を、透徹した現実観察者の目で鮮やかに解く、短編ミステリーの傑作11編。
  • 「かちかち山」の兎と狸の「妖しい関係」があぶりだす、殺人事件の真相。「浦島太郎」が乗った亀は、タイムマシンだった? 「花咲爺」で本当の悪者は誰だったのか? サルカニ合戦を恐れ、さる年の男を拒絶する蟹座の女。一寸法師と内視鏡の深い関係とは――。日本の昔ばなしを斬新な発想で愉しむ、異色短編集。
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    北海道の新聞の片隅に載った「お悔み」記事。特別変わった点のないものだったが、なんと東京から反響があった。それもかつてお宮入りかといわれた殺人事件に関係があるらしい。その意外な真相は?(表題作)ありふれた日常生活にふと忍び込む謎を描いて冴える、名匠の秀作推理短編10編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    事実は小説よりも奇なり? 小説は現実よりも面白いか? 1968年に発生して日本中の話題をさらい、今なお未解決の、かの「三億円事件」をヒント・素材にして、推理作家がさまざまの視点からリアリティーのある五つの「小説・物語」として構成した、異色かつ出色の連作ミステリー集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    CMタレント殺害事件の重要参考人・時任杏子は、なぜか自分に有利なアリバイを否定してしまう。大学病院の若き医局員・加賀は、この「愛人」の態度に不審を抱きながらも、事件解決のため奔走する。だが、加賀が真相をさぐればさぐるほど、事件は意外な背景を浮かびあがらせ、思いもかけぬ方向に発展していく……。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    「春ごとに花のさかりはありなめどあひ見むことはいのちなりけり」(古今集)から生まれるストーリーとは……。春夏秋冬、折々の短歌・俳句に想を得て、穏やかな日常に潜む「事件」の風景と心理を、ミステリーの名匠が軽妙なタッチで描く傑作推理。絶妙にして予想外な物語9話を収録、人気シリーズ待望の第3弾。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    「公開捜査すべし」と幼稚園児誘拐犯が、警察とマスコミに堂々と挑んだ不思議な事件。その奇妙な真相は…(表題作)。ありふれた自動車追突事故の裏にひそむ怪(「逃げる壁」)。ハム愛好家が、無線会話中の仲間の突然の死の謎を解く異色短編(「無許可殺人」)…。緻密な論理と鮮やかな意外性の、推理秀作6編。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    自由の翼、われにあり……。一人ソアリングを楽しんでいた私のグライダーの無線機に、突然、他機から異様な声……。私は必死に相手機をリモートコントロールして、無事着地させたが、機内には男の死体が! 大空の中で発生した不可解きわまる殺人事件を描いた「大滑空」など、佐野ミステリーの傑作6編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    完全犯罪の論理と美学を推理小説として構築した、佐野ミステリーの新境地。人間の注意力の限界と死角を巧みについた“死体運搬の怪”をみごとに暴く「死体移動」、嫉妬と狂気にとりつかれた妻の心の真実を追及した「心理殺人」など、完全犯罪と人間の推理力との息づまる競りあいを描いた、傑作6編を収録。
  • 中堅作家の波多亮、その夫婦の銅婚式の席上で、彼の元許婚者の死の真相を追及するという、とてつもない余興が始まった。招待客は各人それぞれの立場で推理を被露するのだが、夫婦の意図は測り難い。一人の記者が大胆な推理で、真相を暴露した。ところが彼は……。鬼才の処女作「銅婚式」ほか、つぶよりの好短編7編収録の傑作ミステリ短編集。
  • 友人を羽田空港に見送っての帰りに会った、正体不明の女との一夜の奇妙な体験を、SF的手法で描いた表題作「匂う肌」ほか8編を収録。各編、緻密な構成と破綻を見せぬ鉄壁のプロットから成り、作者の周到な計算は、知的娯楽としての推理小説の味わいを満喫させる。佐野洋の多彩かつ華麗な創作活動を示す好短編群。
  • 殺人容疑者の身柄をあずかった新聞社の支局長が、警察も気づかぬ事件の真相を暴く「ガラスの罠」、新聞への奇妙な投書が投げた波紋の意外な結末「満ち足りた生活」など、地方支局を舞台に展開、推理する、異色の連作ミステリー9編。元記者の著者が、難事件を見事に解く記者たちの活躍を、リアルに描く傑作集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    カメラマンの田代がホテルのプールでスナップ写真におさめた美貌の女性は、著名なデザイナー・前川阿里子の娘・邦子だった。なぜか阿里子は娘の写真の公開を拒み、奇怪な行動に出る。そして、その邦子が原因不明の自殺をとげ、田代の周辺は謎に包まれる。彼の追及の前に、秘密のベールに覆われたある重大な事実が……
  • 盗難車によるひき逃げ事故が発生し、被害者の婚約者だという女性から、ルポライターの瀬川浩が調査を依頼される。だが、その彼の前に、奇妙で不気味な事件が続発。ひき逃げの背後に、戦後最大の謎といわれた事件の影がしだいに浮かび上がる。現実の事件を基に構築した、異色本格推理(前編)。
  • 「殺したい男がいる」と告げた女の真意とは? 離婚した妻から突然頼まれた事のてん末は? 偽装アリバイ、変形倒叙、犯人当て、心理の深層……名手が繰り出す傑作の数々が、あなたの推理に挑みます。思わず唸る真相、これぞ短篇の醍醐味です。ミステリ界の巨人が、あらゆる技と知恵を駆使した傑作集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    保存されていた自分のへその緒の血液型鑑定をした医者が、おのれの過去の謎を追う。そしてつきとめた驚愕すべき血の運命の真相とは…(表題作)。旅の途中、一夜をともにした女の不思議な肌の秘密とは…(「棘|のある肌」)など、医学がかかわるミステリーの粋な6編。リアリティーと合理性に、ロマン性がみごとに加味された、佐野ミステリー短編集。
  • 605(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    妻を殺された男の手帳に記された、「M・SH、612。しかし『不完全』」という奇妙なメモ。そのメモが語る、意外や意外の真相とは何か?(メモと同題の収録作品)。名著『折々のうた』(大岡信)をヒントに、日常的犯罪の裏に潜む微妙な人間心理を追って、事件の核心に迫る、斬新かつ異色の傑作短編8編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    脳波を送って他人を自殺させることができるという、奇妙な老人が出現。さっそく週刊誌の記者が取材に赴いた。世紀の話題か、はたまた変人の世迷言にすぎないのか? だが、取材中に記者が「こんな人を殺せますか」と冗談で話に出した人物が、間もなく不思議な自殺を遂げてしまった! 謎が謎を呼ぶ、傑作推理長編。
  • ひき逃げ事件の真相を、ルポライターの瀬川たちが総力を挙げて調べた結果、迷宮入り目前と言われる戦後の大事件の一つに辿りついた。意表をつくその実際の事件とは? 底なしの謎を秘めた犯人たちの正体は? 虚構と現実を巧みな推理で渾然一体に織りあげた、著者渾身の異色本格推理(後編)。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    女ばかりが住むアパートの一室で、「デラ」のあかねが殺された。疑惑はあかねに思慕を寄せていた、学生・大田垣にかかる。彼の心証はすべてクロだった。だが、捜査の進展で意外な事実も浮かんでくる。事件を解く鍵は、1枚の宝くじと1本の鉛の新聞活字にあるというのだが……。どんでん返しの妙が冴える、鬼才の初期代表作。
  • 660(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    動物病院からの年賀状が誤配されてきた。隣家の愛犬アンナ宛で、「五日まではお休みですが、緊急の場合はご遠慮なく」と女文字で添書きされていた。だがアンナは、すでにその病院で安楽死させてもらっていた……。不思議なハガキと看護師の死の謎を解きあかす「隣家の愛犬」ほか、名手の技が冴え渡る、珠玉の推理短編集。
  • 栄光の甲子園出場校のかつての球友二人が、奇しくも、丸1年をおいた同月同日に、死亡した! セックス日記をつけていた元記者が遭遇した、この奇妙な事件に隠されていた、意外極まる真相(表題作)。佐野ミステリーの醍醐味を満喫させる9編を精選して贈る、単行本未収録のオリジナル自選傑作短編集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    斬新な手法と鮮やかな結末で、常に読者の期待を裏切らないミステリーの名匠が、いままた放つ巧緻な構成の一冊。数ある名句・名歌の解説でつとに世評の高い大岡信氏の名著『折々のうた』にヒントを得て、ひとひねりもふたひねりもして織りあげた、絶妙にして意想外な短編推理8編を収録。
  • 新婚旅行中の花嫁が「私は愛されない妻です」という遺書を残し、北海道・登別温泉の地獄谷へ身を投げた。新郎の女関係を匂わせた抗議の自殺なのか? 新郎はその事実を強く否定し、愛人に擬せられた女性も潔白を主張する。そして事件は意外な経過をたどり、巧妙に仕組まれた計画は功を奏したかに見えたが、意外な陥し穴が待っていた。表題作ほか10編収録の傑作群。
  • 770(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    父の留守中に知り合いからかかって来たなにげない電話がもとで、ある事件に巻きこまれた父娘の、絶妙なアリバイ崩しを描いた表題作をはじめとして、男女の愛をめぐって、日常茶飯に発生するさまざまな犯罪のかたちを描き、その謎を鮮やかに解く。短編推理の名匠によるオリジナルの自選傑作11編を収録。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    自動車教習所の指導員が刺殺された第1の事件から始まって、連続4件の殺人事件が発生する。現場に事件を報じる新聞の切り抜きが置かれていたのは、なにを物語るのか? 被害者間には面識はないのだ。探偵事務所の名刺を持つ謎の女が、各事件に出没するが、正体はまったく不明である。4つの殺人をつなぐ鍵は? 犯行動機が意表を衝く、傑作長編推理。
  • 流行作家・名原信一郎の中篇小説「囁く達磨」に登場する、作中人物と同名の男が変死した。最初は単なる偶然の一致と思われた事件も、同名の変死者が4人にもおよび、犯罪性をおびてくる。名原の小説を真似した殺人鬼の理由なき犯行か? 4人の変死者と名原をつなぐ接点が見い出せないままに、事件は謎を深めていく……
  • 715(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    広告部長の見せた写真に、交通事故で死んだはずの同僚・高瀬の顔があった。事故は偽装だったのか? すると、未亡人が確認した死体は? 東西新聞特企部の江川は、高瀬の周辺を洗う。某省の汚職を追っていたという情報もあるし、プロ野球の八百長事件に巻き込まれたという噂もある。高瀬未亡人への愛に惹かれて、江川は謎を追うが……。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ミステリーを十倍楽しむための、ファン必読の推理読本第2弾。独自の推理美学の秀れた実践者であり、かつ日本のミステリー界の理論家第一人者をもって鳴る著者が、数多の作品の長所・短所の分析から、有名な名探偵論争までを通じ、推理の最上の味わい方のコツを読者に伝授。作品別・事項別の索引つき。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    乱歩賞受賞の新進作家・坂本光一氏も熱読していた「推理日記」。ミステリー・ファンから実作家まで、“なるほど、そうか!”と感嘆させる、推理小説の味わいかた作りかたのAからZを、多くの作家の作品を爼上にのせて懇切に説く極上の“推理料理”のエッセイ集。
  • 550(税込)
    著:
    佐野洋
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    ミステリーの実作家であり、眼光紙背に徹する読み巧者としても知られる著者が、「推理小説は高級な遊び(エンターテインメント)である」との信念のもとに、数々の名作、傑作の魅力と問題点を摘出。――推理小説にはこんな読みかた、楽しみかたがあったのか、という“ミステリーを十倍楽しむ知的発見の書”である。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    奇妙な味わいと論理性を愉しむ。佐野仕様のSF、7篇

    “金属音病”――キーンキンという断続的な幻聴と激しい高熱、そして電子頭脳ばりの記憶再生機能を持つようになる奇妙な病気。友人が車に轢かれたのをきっかけに、この奇病にとりつかれたのだった。病気の原因は何か? 調査の結果、同じ奇病を持つウエイトレスを捜し出し、友人と引き会わせた。だが面談後、彼女は何と友人が数日中に殺害されるであろうと予言したのだ!佐野洋の描くSFミステリーの傑作短編集。表題作他6篇収録。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    〈事件〉から〈社会〉を読み解く、推理小説6篇を収める

    急性気管支炎と診断された男は、ペニシリン過敏症のテストを受けた。男の兄が過敏体質であったためだが、20分ほど結果を待つようにという看護士のことばに不服そうだった。テストの結果、陰性の反応があり、男は注射を受ける。しばらくして男は、顔面が熱っぽいと訴え、その後急激に意識がなくなり死亡してしまった。医師は「業務上過失致死罪」で調べられたが、重大な過失なしとして事件が処理されようとした直後、警察に奇妙な密告電話があった。あの医者の女関係を調べてみろというのだ。事件の背景を鋭くえぐる「制裁医療」ほか5篇。
  • 594(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    1本の電話から始まる若い未亡人の恐怖。長編推理

    夫の健一を交通事故で失くした須美子は、28歳で未亡人になった。鏡を見ながら本当に自分が未亡人に見えるか、不安だった。事故後、愛人ができた須美子は、妙にはしゃいだ気分だったからである。夫を車ではねた宮尾仁一が禁固6か月の刑を終えて出所した日、「奥さんの味方」と称する男から電話を受けた。「憎んでも憎み足りない。殺してやりたいだろう。20日の夜は一人になるな」という。そして20日の夜、宮尾が殺される。警察が動き出した。この話を愛人と義父に話したのだが、愛人の不可解な行動が須美子を恐怖に落し込んだ。長編推理小説。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    選挙違反で逃亡する男の心理を描く表題作ほか2篇

    選挙違反容疑で指名手配された男の逃亡先は、選挙参謀の愛人が経営する温泉地の旅館だった。自堕落な生活ができ、最初は極楽だと思っていたが、2、3日経つと、無性に人恋しさがつのってきた。結婚して8年目。家には初めての子を宿した臨月の妻を残してきている。生活費の心配はないとはいうものの、逮捕状が出ていることを知りながら逃げ回っていると、時効の1年が2年に延ばされる。その男には、次第に不安が兆しはじめた。複雑にからまり合った人間関係の中で、不安心理に苛まれた男と旅館の女主人の奇妙な行動は!? 著者会心の長編ミステリー。表題作ほか「三人目の椅子」「裸人の島」を収録。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日常と犯罪の危うい境界を描く。連作推理、7篇

    Y署の刑事課長・塚原警部が帰り仕度をしていると、部下の淀野が、見てもらいたい女がいる、といって声をかけてきた。彼は4年前に妻を亡くしている。再婚する相手が見つかり、ようやく会わせてくれる気になったのだろうか、と塚原は思っていた。塚原は、神田駅に近い露地裏の小料理屋に案内されたが、その女はいなかった。淀野は「どうもまずい。感づかれたのかもしれない」と、急に表情を引き締めた。万引で警察に連行されたが微罪なのですぐ釈放された女の謎。表題作ほか、「幼い証言」「饒舌な写真」「虚言症の男」「小賢しい呪い」「思い寝言」「強情な女」7篇の傑作連作ミステリー。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    監察医を襲った災難とは…二転三転、トリックが楽しい

    甲高い女の悲鳴が上がると同時に車のトランクからは水色の支那服をまとった金髪女の死体が転り落ちた。そして、その瞬間が「日系米人夫人殺害事件」の幕あけとなった。容疑者はすぐあげられた。それは、女が殺される直前に車のキイをあずけられ、彼女と関係をもった法医学助教授であった。しかも彼は今、“ある事情”のため妻と別居中という。犯行を否認した彼はついにポリグラフ(ウソ発見器)にかけられることになったが……。佐野洋会心の本格長編推理。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    自殺かそれとも…奇抜なアイデアを駆使した異色推理

    四畳半一間のわびしいアパート暮らし。札幌で喫茶店のウェイトレスをしながら、細々と自活する25歳の竹村久子に、夢のような話が舞い込んだ。勤務中の彼女を、見知らぬ中年の男が訪ねてきた。男は、今を時めく女優・上杉悠子のマネジャー。新しく撮る悠子主演の映画に出演してみないかという。誘いに、久子は胸が震えた。うますぎる話に不安もあったが、東京での華やかな生活に憧れていた久子は、結局承諾してしまった。だが、希望に燃えて上京した久子を待っていたのは……。美しい双生児の姉妹が辿る数奇な運命、あくなき欲望と哀しい女の性を描いた傑作長編推理。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    日常に潜む陥穽を鮮やかに描く、10篇の推理小説

    課長・白井陽介は身だしなみがよく品もいい。しかも妻帯者でありながら職場では家庭を感じさせない。若い女子社員の人気が高かった。妻・久仁子は女優のような美人だが、どこか淋しげだった。その久仁子が殺された。発見者は陽介。朝7時に帰宅して妻の変わりはてた姿を発見した。しかし陽介は前夜、どこで何をしていたのか明かそうとしなかった。その事実を知って、田島悦子はショックだった。婚約者・浜中は前夜白井と飲むといっていたのだ。浜中の母も白井の家に行ったと話していた。浜中は白井の留守宅にいたのか?表題作ほか、「不吉な遺産」「逃げる」「嘘」「宣告」「夾雑遺留品」「楽しい財産」「告白手記」「娘の手」「白い死体」。日常生活の影を描く短編推理小説の逸品。
  • 506(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    実験、事件、完全犯罪…静かな恐怖を誘う、傑作長編

    某巨大コンツェルンのビルの地下に設けられた奇妙な研究所。それは「完全犯罪研究室」といい、別名を「第六実験室」と呼ばれるものだった。モーゼの十誡の第六番目“汝、殺すなかれ”からとられたものだ。さっそく研究員が募集され、厳密な試験の結果、“犯罪遂行に適した”人間4人が採用された。研究室のつくられた目的は? そして、その活動とは? 佐野洋が、完全犯罪に挑む、長編推理の傑作!
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    洗練された構成と手法、著者の真骨頂を示す本格推理

    推理小説「二人で殺人を」を書こうとしていた、女メイスンこと美貌の女流弁護士・糸子が思わぬ本物の推理の舞台に立ったその事件とは……。警察で失恋による自殺と判定された若い女性デザイナーの死に、ふと感じた他殺の匂い。それは、彼女の勤める洋装店の女主人と、流行カメラマンの密談で決定的となった。15年間、ふたりが守り続けてきた秘密とは? 死体のわきに残されていた、謎の指紋が焼き込まれた写真を手がかりに、糸子の推理が冴える。佐野洋、会心の長編本格推理。
  • 462(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    エースの子供が誘拐、怨恨か野球賭博か。長編推理

    優勝をかけた劇的な三連戦が始まる直前、チームの浮沈を握る主戦投手の子供が突如誘拐された。「一試合でも彼が出場すれば子供を殺す!」と書いた脅迫状! 野球賭博がからんだ犯罪か? 個人的怨恨関係か? 幼児の生命にかかわる重要事件として大々的に開始された捜査の前に、明るみに出た意外な事実は……。プロ野球を題材に人間のどすぐろい欲望を描く、佐野洋の傑作長編推理!
  • 550(税込)
    著者:
    佐野洋
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    解答付きの“挑戦ミステリー”(表題作)、ほか4篇

    月曜日の昼すぎだった。2人の男が事務所へやってきて、黒表紙の手帳を見せ、中央署まで同行するようにといった。理由をきくと、美貌の金融業者が殺害され、今朝がた、死体が発見されたというのだった。読者が本格的に謎解きにいどむ“挑戦ミステリー”。表題作のほか、浮気をしていると中傷した手紙が舞いこみ、それが殺人事件に発展する「配達殺人」など、短編傑作推理5篇を収録。

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