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『日本文学、山川健一(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~49件目/全49件

  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    TVプロデューサーの沢野の事を、女優の利加子は「ベー」と呼ぶ。アニエスb.の服ばかり着て、古いBMWに乗っているからと言うのと、人前で彼の名前をそうそう呼ぶ訳にはいかないからだ。華やかな世界を舞台にした恋愛小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    輝くすべてのものと、黒いすべてのもの。6つの愛の色彩で幸福をデッサンする恋愛物語。アンリ・マティスの作品、〈生きる喜び〉に触発された著者が都会の恋模様を描く短編集。
  • 1970年代、全国に革命の嵐が吹き荒れていた。6月23日の安保に反対するデモの日、大学生の滝口直樹は明治公園の入り口で、ML派全共闘の隊列に参加するかどうか迷っていた。行くべきか戻るべきか――。 それから40年後の東京で、カリスマ経営者として時代の寵児になった直樹が「鳥男」に出会うことによって経験する、ある奇跡。 誰もが思う「もし、あの時、こちらの道を選んでいたら?」。 そこに、まったく別の人生が広がっていたとしたら? どちらの人生が価値があるのか・・・運命に振り回されながらやがて直樹は、誰かを心から愛しながら日常をせいいっぱい生きるごく普通の人々こそが英雄なんだ、と気づく。思い切り笑って泣ける。心ふるえる感動の物語。
    地方紙10紙に連載された長編小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    月は夜の眼。風は夜の鼓動。そしてぼくは夜の息子だ。ぼくの頭は溶解し始めている。トルエンとシンナー。それが、星もない昏い虚空に横たわる、ぼくだけの希望。真実は、トルエンが与えてくれる常闇の輝きと、早代子に対しての嘘だけだ―。若い女の許へと去った父。婚期を目前に焦燥に喘ぐ二人の姉。昼間から酒びたりの母。欺瞞という名の共犯意識だけが絆となった家庭の内で、幻の入口を求めて無軌道に、そして意志の赴くままに生きる少年の揺れる心理と生理とを詩情豊かに、静謐に、痛みそのものを謳いあげる青春文学の金字塔。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    イノセントな愛の日々――。俊英・山川健一が鮮やかに描く、限りなく純粋な恋愛小説集。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    コンピュータ・ネットワークの果てから、「神」の声を聞く女。「現実の君のすべては調査済みだ。……見せかけの姿ではなく、ほんとうの君を知りたい。魂の奥を覗いてみたい。わたしは君の支配者にして、君の味方だ。」盗癖のある女のもとに、その秘密を知る男からの一通のメールが届く……女と男の現実と、デジタルワールドは交差し、やがて起動不可能なほどに混乱し始める……。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    交通事故で下半身の自由を奪われた一人の男。彼の前に現れた二人の美しい女子大生。彼らの奇妙な三角関係は、愛憎渦巻く肉欲の世界へと堕ちていく――。エロティシズム文学の傑作。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    ロードを駆け抜けるぼく達の愛。青春小説の旗手がおくる車をめぐる8つの物語。ブルーバードSSS、ポルシェ911カレラ、シトロエン2CV、ロータス・エスプリなど時代を彩った車をそれぞれにふさわしい文体で描く恋物語。
  • ぼくは、クロアシカ・バーのクロアシカなんだよ。クロアシカのぼくは、言う、「いらっしゃいませ」と。クロアシカのバーテンダーが主人公の異色作。
  • オートバイは、スペックのなかになど存在しない。オートバイは、陽光と風のなかに、あるいは、たたきつける雨のなかだけに存在するのだ。ライダーたちは、光を受け、風に頬を愛撫され、激しい雨に打たれながら、いつもコーナーの向こう側を見つめている。スピリチュアルな、長編オートバイ小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    愛について語ることから物語は始まる。バイクショップのオーナー・本間陽一は、今も別れた妻を愛している。彼女が仲間とビーチに建てた黄色の家。やがて彼は宇宙の意志に導かれオーストラリアへ向かう。海と砂漠。1発の銃声。ふたつの組織。〈サザンクロス〉の謎を追う、長編冒険オートバイ小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    鋼とガラスの都市を、時は駆け抜け、人は出会い、そして別れていく……。過ぎ去ってしまったものは、すべてが無か思い出だ。ジョン・レノンの死がそう教えてくれた。自分は何故ここにいて、一体何をしているのだろう。空洞になったような躯の中に光と勾いの粒子が流れ込んでくる。このまま自分も、街のざわめきの底に沈んでいってしまうのだろうか――。孤独な都市生活者の癒しがたい倦怠と虚無を、静謐で力強い筆致で描く傑作短編集。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    「こいつら金の卵だぜ」会社を起こしたばかりの若い男二人は、新人ロック・バンドに一攫千金の野望を託す。出会った女をモノにし、ギラつく欲望にまかせたギャンブルのような狂乱の日々。ミュージック・ビジネスの世界で、優しさゆえに深い欲望の世界へ溺れていく男と、そんな彼らを愛してしまう女の赤裸々な姿を描いた傑作官能小説。
  • 509(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    2020年の没落した日本を舞台とするサイエンスフィクション。厚生労働省、大学病院、製薬会社の人間が突然激しい発作に襲われ、廃人と化す不可解な事件が起こる。被害者は皆、ある電子メールを開いた瞬間、パソコンから放たれた強い光線を受けていた。その時、18歳でゲーム会社を経営する日比野裕之のもとに、リリカというハンドルネームを持つ女性から「あなたを買いたい」と連絡が入る。これが物語の始まりだ。彼は有能な遺伝子研究家の遺伝子から作られた人工生命体だ。2020年には彼のような「ジーンリッチ」とそうでない人間「ナチュラル」が存在し、彼らは共存か淘汰か、という選択に直面する。医療の発展やITを進化論にあてはめて解釈する独特な世界が描かれた傑作小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    敏腕プロデューサー尾此木が、AV監督・亮のSM作品をひどく気に入り主役の幸江を捜して欲しいという。秘密クラブの女王・真弓からたのまれた亮は得体の知れない罠の存在を感じながら、行方不明の幸江を捜して雨の街を彷徨うのだった。快楽と苦痛の境界を漂白する男女を描き、新境地を拓いた意欲的作品。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    愛なんて信じられない。ただ欲望はいつの場合も正直だ。僕らは本当のバラードが聴きたかった。汚染する地球、汚染する心、この時代に人は人を愛せるか! ロックシンガーの圭一が恋人佑美のために歌う1990年代へのメッセージ。今改めて読み返したい、核時代の希望を探った傑作小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    舗道にはザロッティの板チョコが、空一面にはとろりと溶けたクーベルチュール・チョコレート。スシャール・トブラーのミニチュア・ミルクチョコレートを手に、何もかもがチョコレートでできた街を走り抜けるマリリン。チョコレート中毒症のシュールな世界を描いた表題作を含む甘くせつない6つの短編集。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    翻訳家・野中は妻と娘と別れ、1人きままに暮らしている。だが親友が突然死に、若い智子との恋にも終止符が打たれた。野中には、彼のことはプー横丁の住人、トラのティガーと呼ぶ娘・塁子たちが住む海辺の街にしか帰るところはないのだろうか。童話の世界を主低音にして現代の家庭を描く異色の連作長編。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    度重なる脅迫と罠、長年の恋人、蓄積した疲労……。超人気キャスターは全てを抱え、夜10時カメラの前に立つ。TV局の構造とそこに生きる人々を圧倒的心理描写で描くクライムノベルの傑作。
  • クレイジー・ヘッド&グッド・ハート。それが、マンハッタン島でのベスト・ウェイだ。輝く光の塔、ボトム・ラインのビート。凍えるハドソン川と、さまざまな色のイルミネーションに飾られたパーク・アベニュー。
    音楽とコカインと眠れないミッドナイト。ファンタスティックな詩人のロン・ブラックウェルと、心優しいアーティストであるビル・リード。華やかな娼婦達。
    EXITを求めて、浩司は青春の喧騒のただ中を駆けぬけていく。
    1980年代の冬から81年の春にかけて、凍てついたニューヨークで生活する川本浩司の、友情、ローラとの愛、そして孤独をたおやかな感性でストイックに描く、青春四部作の1作。
  • ルシファーDJ、自室車修理工、コットン・ガール、バイク・ボーイ、ブルースマン、シベールの日曜日、ハイライト、全共闘少年、三島由紀夫、GPライダー、コンチネンタル・サーカス、ブルージーンズ、パーティ、ボルシェ914……いま、鮮やかに僕たちの’70年代。鮮烈な愛と出合う青春小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    ぼくの腰に回した腕に、菜穂子が力を込めた。ロードは濡れて光りながら、この世界のどこへでもつづいている。ぼくと菜穂子とマシンは、今ようやく、同じひとつの夢を見始めようとしているのだ……。長編オートバイ小説でありながら、著者自身が「鏡の中のガラスの船」の続編とも位置付ける作品。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    東京、NYからナイロビへ。都会の騒きに疲れ、傷付いた元ミュージシャンの魂の行方を描く、ナイーヴでカジュアルな長編小説。青春四部作の1作。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    風に洗われた路。陽に灼かれた路。雨にうたれた路。そして電飾の森に埋もれた路――。幾つもの路が肩ごしに通りすぎてゆく。恋も歌も夢も友情も、そして痛みも、鮮やかなる風として心を突き抜けてゆく。バイクにうち跨った時、そう、我々は少年に還るのだ。奇妙な恋と友情の虚無と輝きを、疾駆するバイクの高揚感とクロスさせて爽やかに描く表題作を含む、煌めきのバイク小説8編。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    “キープ・オン・ローリング”―転がるのをやめたら、それでお終いなんだ。転がっている間は、どんなバンドも可能性のかたまりさ。自由を求める若者の、爆発するエネルギーとクールで繊細な生態を描いた、初の本格ロック小説。いま、小説から音が飛び出す!
  • パソコンが肉体を挑発する。モニターが映し出す淫らな映像、チャットで出会う未知の女性、ネットラインに潜む倒錯した愛……。時空をゆがめるコンピュータを介し、男と女が共有する「進化した快楽」を描く衝撃作。
  • シリーズ2冊
    306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    ブライアン・ジョーンズが死んだ日、僕らは大人になるために旅立った。謙一郎、裕子、昌太の激しく、また哀しみに満ちた生きざまを描き、現代における青春の意味を問う、感動と共感の自伝的長編小説、僕らは嵐のなかで生まれた第一部。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    大学の後輩から電話をもらった沢口は、真っ赤なコットン・ワンピースを着た長い髪の女性と向かいあっていた。彼女はアダルトビデオ女優で、沢口にシナリオを書いてほしいと頼む。沢口が大学時代、素晴しい詩を書いていたことを彼女は知っていた。他5作収録。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    DJの主人公に届く、自殺予告のメッセージ。ロック・ミュージックと切り離しては語れない3つの連作小説。「青い空との別れ」のイーグルスとブロンディの“ハート・オブ・グラス”、「壜の中のメッセージ」のポリスとオーティスレディング、「八月のトライアングル」のブルース・スプリングスティーン。ストーリィにビートが埋め込まれた、青春四部作の1作。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    誠実な仕事ぶりを買われ総合商社・クロスレックスの取締役に就任した紺野昭次郎は、創業百周年パーティで、日本を代表するIT企業・エッジプラニングを率いる若き実業家・高階伸一から祝福を受けた。その会場で、高階に連れられてきた岸川結花と出会う。その夜を契機に、紺野と結花は、次第に深く愛し合うようになっていく。やがて結花は銀座の老舗クラブ“ノアール”に勤め始め、瞬く間にNo.1ホステスに上り詰める。二人を見守り続ける高階も、大きく事業を拡大させていった。密かに結花を愛し、彼女を立てた独立を誓う“ノアール”の黒服の長野浩一……。順風満帆に思われた四人の人生は、だが、企業に食い込む裏社会の存在に紺野が立ち向かおうとした時、大きくうねり始めていく――。
    <ストーリーに盛り込まれた様々な情報の質と量は驚異的で、ベンチャースピリットに溢れるまったく新しい経済小説だ。そのうえ、胸を打つ感動的な恋愛小説でもあった! ──藤田 晋(サイバーエージェント代表取締役社長)>
  • 102(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    「ローリング・ストーンズに出会わなかったら、僕は小説なんて書かなかった」と語る著者が、ブライアン・ジョーンズをモデルにして19歳の時に執筆した小説。
    ※本作はローリング・ストーンズに関するエッセイ集『ローリング・キッズ』(電子書籍)にも収録されております。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    なぜ両親は23歳の息子を殺さなければならなかったのか。高校教師一家に芽生えた小さな憎悪は、やがて世間を揺るがす惨劇となって結実する。圧倒的心理描写で神なき現代に挑む、長編ノンフィクション・ノヴェル。
  • 山川健一・作家生活40周年記念のデジタル全集。84冊の書籍と著者自身による作品解説を収録!
    ── ロック ──
    天使が浮かんでいた
    鏡の中のガラスの船
    さよならの挨拶を
    窓にのこった風
    サンタのいる空
    綺羅星
    水晶の夜
    ロックス

    ── 青春四部作 ──
    壜の中のメッセージ
    パーク・アベニューの孤独
    星とレゲエの島
    ママ・アフリカ

    ── オートバイ小説 ──
    ライダーズ・ハイ
    コーナーの向こう側へ
    サザンクロス物語
    追憶のルート19
    マシンの見る夢

    ── 愛と孤独 ──
    雨の日のショート・ストッパーズ
    クロアシカ・バーの悲劇
    チョコレートの休暇
    ティガーの朝食
    真夏のニール
    蜂の王様

    ── エッセイ ──
    みんな十九歳だった
    今日もロック・ステディ
    マギー・メイによろしく
    ローリング・キッズ
    ロックンロール・ゲームス
    ぼくは小さな赤い鶏
    恋愛真空パック
    初台R&R物語
    ロックンロール日和
    僕のハッピー・デイズ
    ライオンの昼寝
    いつもそばに仲間がいた

    ── 嵐のなかで ──
    ブランク・セヴンティーズ
    欲望
    セイヴ・ザ・ランド
    セイヴ・ミー ぼく達の未来
    b.とその愛人
    JOY
    ふつつかな愛人達
    窓の外を眺めながら、部屋のなかに座っている。
    僕らは嵐のなかで生まれた 1 初めての別れ
    僕らは嵐のなかで生まれた 2 君たちは世界の新しい王様

    ── 快楽 ──
    スパンキング・ラヴ
    カナリア
    甘い蜜
    黒革と金の鈴
    凍えた薔薇
    ジゴロ
    ヴァーチャル・エクスタシー
    アップル・ジャム
    ジーンリッチの復讐

    ── 自動車の世界 ──
    カーズ
    僕らがポルシェを愛する理由
    快楽のアルファロメオ
    僕らに魔法をかけにやってきた自動車
    自転車散歩の達人

    ── 自然の神秘 ──
    ONE LOVE JAMAICA ラブ・アイランドの匂い
    ヒーリング・ハイ オーラ体験と精神世界
    オーラが見える毎日 ソウルメイトの果てしない旅
    マッキントッシュ・ハイ
    希望のマッキントッシュ Digital Drug
    リアルファンタジア 2012年以降の世界 アメーバブックス新社
    神をさがす旅 ユタ神様とヘミシンク アメーバブックス新社

    ── 幸福な毎日 ──
    ブルースマンの恋
    おはよう、ブルースマン。
    ローリング・ストーンズ 伝説の目撃者たち
    死ぬな、生きろ。 アイデンティティ・クライシス
    イージー・ゴーイング 頑張りたくないあなたへ
    幸福論 扉をひらく自分をひらく

    ──評論──
    不良少年の文学
    太宰治の女たち
    「空海」の向こう側へ
    「書ける人」になるブログ文章教室
    新選組、敗れざる武士達
    幕末武士道、若きサムライ達

    ── 世界の果て ──
    安息の地
    ニュースキャスター
    歓喜の歌
    夜の果物、金の菓子
    ここがロドスだ、ここで跳べ!
    老いた兎は眠るように逝く

    ── 解説 ──
    山川健一自身によるデジタル全集解説 書き下ろし収録作
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    東京バビロンから逃げ出して楽園ジャマイカでラスタマンと過ごした日々。レゲエの律動が刻まれた平和で哀しい物語。著者自身が主人公に強く投影された長編の四部作の1作。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    ポルシェ550スパイダー、911カレラに魅せられた天才イラストレーターが追い求めた、詩のような輝き。そして壊れている何か普遍のもの。過ぎた欲望が、呼び寄せたものはなんだったのか。欲望が駆け抜ける長編小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    大手クレジットカード会社の調査部に勤める高村康之は、カードローンなどの未払い回収に携わっていた。調査部は、華やかに見えるかもしれないカード会社の知られざる一面を持った部署である。将来を嘱望され昇進目前の高村は、他人からは順風満帆の人生のように思われているが、身体の問題によって深く絶望していた。ある日、彼はカードローンに苦しむ女性・沙希と出逢う。彼女は、これまでどんな女も受け容れることのなかった高村を、温かく包み込み許してくれるただ一人の人間だった。願ってやまなかったいちばん欲しいものを手に入れた高村だったが、多重債務を抱えていた沙希は突如として失踪してしまう。沙希の身を案じその行方を追い求める高村の前に次々と驚愕の真実が浮かび上がる。五年前の殺人事件、恐喝、姿なき脅迫者……。冷酷な真実の前に高村が選んだ決断とは。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    なぜ、こんなにやりたい夜があるんだろうか。欲望と衝動につき動かされ、快楽に溺れていく男女の姿をとどめる究極の官能小説。五人のガールフレンドと過ごす悦楽の夜を描いた表題作など七編を収録。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    気が遠くなるほど暑い夏のある日、カメラマンの木元杜男を訪ねたのは「マインドランド委員会」と名乗る男。この会は人のつらい過去の記憶を忘れさせ、精神管理する会である。アンダーグランド・シティに導かれた木元は、過去のない女サヤカと恋をする。そして未来を共にしようとするが……。文明の未来への予感を秘めたSF長編恋愛小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    ある日忽然と、ぼくの前から姿を消した妻・芽衣子。個展を前にして芽衣子が借りていた海辺のアトリエ。そこに残されていたのは6枚の窓の絵と、1羽の青いオームだった。絵は2枚ずつ赤、青、黄の三原色に塗られ、額のガラスはみな叩き割られていた。そしてオームは喋りだす「いいか、これが君と彼女との生活の結果なんだ」と。ぼくは考えねばならない。芽衣子とは何者か。ぼくとは一体誰なのか。オームが裁判官であり、ぼくが被告だった。網膜の裏には、芽衣子の躯と顔が輪郭を残して揺れている。これが、長い夏の始まりだった――。自己不在から脱却しようともがく主人公を通して、社会の中で永遠に開放されぬ迷路に住まう我々人間へ宛てた、文学の贈り物。
  • 時代を見つめる冷徹な眼。研ぎ澄まされた文体が5年の間に綴った16篇。話題を呼んだノンフィクション・ノベルを含む作品集。90年から95年に執筆された傑作中・短編をすべて収録。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    ニューヨークのロフトを改造した工房で絵具の臭いにまみれながらの2年間だった。自己のいっさいを犠牲にして、偉大な芸術家・永田隆造にひかれてゆくぼく――。光と闇・尊敬と憎悪・強者と弱者、あらゆる対比のなかから解放を希求する若者を緊迫した文章で綴る。表題作他2篇。
  • 忍び寄る父親との別れ。長い間の父親との闘争が記憶が巡る――。著者が初めての「山川健一」を主人公とした、亡き父親に捧げるレクイエムであり、原発へのメッセージも込めた私小説的作品。未書籍化の新作小説が電子書籍で発売。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    高見沢俊彦。ギタリストであり、ソング・ライター。今をときめく、いわずと知れた超人気グループのリーダーだ。この世界に入って十年以上の時が流れた。原宿と麻布、千駄ヶ谷それに青山に部屋がある。そう、高見沢は文字通りの転がる石なのだ。部屋から部屋へ。ツアーからツアーへ。女から女へ。孤独から狂騒へ。ひとりに還り部屋に戻ればいつでも〈I’M A KING BEE〉を聴く。この単純なブルースナンバーが、ヒップ・スターを演じる高見沢の唯一の子守歌なのだ。ロックを食み、通底してロックのフィールドを熱く見つめ続ける著者が放つ、THE ALFEEの高見沢俊彦をモデルにした渾身のロック小説。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    短い直線を、フル加速した。タコメーターの針は、震えながらレッド・ゾーンへまわりこむ。ミラーに映る暗闇には、二本のマフラーから吐き出されるガスが溶け込んでいた。風の音と、マシンの音だけが聞こえている。他には何もない。彼らはマシンになり、マシンは彼らになる。(「追憶のルート19」より。)ほか5編収録。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    青春の彷徨をみずみずしい感性で描く山川健一のデビュー作。レッド・ツェッペリン、闘い、リンチ殺人事件、ジャズ喫茶、バスケット・シューズ、コーラ・ブラウンのストッキング、遊園地……。危機の予感のなかで語られる。失われた70年代への鮮烈なレクイエム。第20回「群像」新人賞優秀作受賞。
  • 六大学野球の時、彼はショート・ストッパーで、二番を打っていた。別れた妻と暮らす九才の息子が、今年リトル・リーグに入ったので、グローヴを贈った。彼の選んだポジションは、父親と同じくショート。思ったより小さなその手を握りしめ、そして別れた…。かろやかでみずみずしい世界を描き出した短篇集。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    「わたしを愛してくださいますか?」「おまえがほんとうの人形になれば、それがおまえの愛だ。俺は、きっとそれなしには生きられない」 黒い世界の扉を押し開けてしまった彼女の愛が辿り着く先は? 表題作他4篇を収録。
  • 306(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: ――
    出版社: 幻冬舎

    街路樹は枯れはじめ、森全体が滅びようとしている。街中に密告が蔓延し、徘徊するゲイ・娼婦・アル中に放火魔。とうとう狂い出した自然と人間。森の“監視員”としての任務を立派に遂行しようとしていた明夫のもとに突然まい込んだ一通の召集令状。それは森に火を放ち、殺人者になることを意味していた――。現代を鋭く見据え、未来を透視し、生きる意味を極限の場で実現しようとした近未来小説。
  • 564(税込)
    著:
    山川健一
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    IT企業のカリスマ経営者である祐馬。仕事に没頭する日々の中、かつての共同創業者であり親友の航平が、故郷で死んだことを知る。同じ頃、会社では不正取引が発覚し……。何もかも失った祐馬が、友の愛した故郷、家族や仲間達のため選んだ道とは??人生は失くしてから気づくことばかり。孤独の先にかけがえのない大切なものを見出す感動小説。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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