『日本文学、東浩紀(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧
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SFの巨匠というだけではない、複雑で豊かな側面に光をあてるエキサイティングなセレクション!
小学生のころ初めて小松左京に出会い、夢中でつぎからつぎへと読んできた哲学者・東浩紀が「小松SFのような小説は、じつは小松左京しか書いていない。そういう意味では、あのころの興奮はもうずっと味わえていません」と語る、あのころの感動と驚きを詰め込んだワン・アンド・オンリーな短編集。
「進歩と科学技術」への違和感、焼け跡を原風景とした戦争体験、そして上方落語をはじめ伝統芸能への深い造詣――。
複雑で多面的なテーマを変幻自在の文体で読ませる、「地には平和を」から「ゴルディアスの結び目」まで、4番バッターばかりを集めたような贅沢なセレクション!
紙版角川文庫に換算すると700ページ以上にも及ぶ、長大な15編を1冊にまとめた、電子書籍ならではの必携の1冊!
【序文】東浩紀
【特典】生頼範義による迫力のメガイラスト口絵、小松左京本人による、貴重な手描きイラスト図版を収録。
【収録作品】
「地には平和を」
「御先祖様万歳」
「物体O」
「アダムの裔」
「神への長い道」
「人類裁判」
「戦争はなかった」
「静寂の通路」
「東海の島」
「お召し」
「結晶星団」
「お糸」
「ゴルディアスの結び目」
「大坂夢の陣」
「華やかな兵器」
姉妹編『小松左京短編集 大森望セレクション』も同時発売! -
民主主義は熟議を前提とする。しかし日本人は熟議が苦手と言われる。それならむしろ「空気」を技術的に可視化し、合意形成の基礎に据える新しい民主主義を構想できないか。ルソーの一般意志を大胆に翻案し、日本発の新しい政治を夢想して議論を招いた重要書。文庫オリジナルとして政治学者・宇野重規氏との対論を収載。
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想像力と現実が切り離されてしまった時代に、文学には何ができるだろう。ライトノベル・ミステリ・アニメ・SF、異なるジャンルの作家たちは、遠く離れてしまった創作と現実をどのように繋ぎあわせようとしていたのだろうか。新井素子、法月綸太郎、押井守、小松左京――四人の作家がそれぞれの方法で試みた、虚構と現実の再縫合。彼らの作品に残された現実の痕跡を辿りながら、文学の可能性を探究する。著者最初にして最後の、まったく新しい文芸評論。
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