『SF、日本文学、その他(レーベルなし)(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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【体験版/本電子書籍は、2月15日配信開始の電子書籍版『ゲームの王国』(上)を219ページ相当分まで読むことができます】サロト・サル――後にポル・ポトと呼ばれたクメール・ルージュ首魁の隠し子とされるソリヤ。貧村ロベーブレソンに生を享けた、天賦の智性を持つ神童のムイタック。皮肉な運命と偶然に導かれたふたりは、軍靴と砲声に震える1974年のカンボジア、バタンバンで出会った。秘密警察、恐怖政治、テロ、強制労働、虐殺――百万人以上の生命を奪ったすべての不条理は、少女と少年を見つめながら進行する……あたかもゲームのように。
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卒業式に向かっていたはずの中3少女たち。目覚めると奇妙な貼り紙が。「ドアの開けられた部屋の数をn、死んだ卒業生の人数をmとする時、n-m=1とせよ」――乙女たちの超脱出ストーリー。/掲出の書影は底本のものです
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町屋良平「生きる演技」(550枚)一挙掲載/創作:安堂ホセ、日比野コレコ、山下紘加/特集:WE LOVE 藤本和子!/創刊90周年連続企画3:村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子
◎創作
【舞台(、、)は、戦争―。長編580枚一挙掲載】
町屋良平「生きる演技」
【文藝賞受賞第一作】
安堂ホセ「迷彩色の男」
【文藝賞受賞第一作】
日比野コレコ「モモ100% 」
山下紘加「煩悩」
◎特集・WE LOVE 藤本和子
【座談会】
岸本佐知子×くぼたのぞみ×斎藤真理子×八巻美恵
「片隅の声に耳を澄ませる 藤本和子と、同時代の女たちの闘い」
【エッセイ】
柴田元幸「お寿司を食べる人 」
井戸川射子「塩は喉を、叫びが喉を」
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【短篇】
尾崎世界観「電気の水」
滝口悠生「恐竜」
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◎創刊90周年連続企画3
【鼎談】
村田沙耶香×柴崎友香×西加奈子「どの年齢や時間にも、初めて見える景色がある」
◎連載
絲山秋子「細長い場所」 【第2回】気配と残像
古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る 」【第3回】
山内マリコ「マリリン・トールド・ミー 」【第4回】
朝吹真理子「ゆめ」 【第5回】
島本理生+岩崎渉 「トランス」【第7回】
柳美里 「JR常磐線夜ノ森駅 」【第5回】
町田康「ギケイキ」【第41回】
【季評】 たったひとり、私だけの部屋で 「閉ざされた壁の中」2023年4月~6月 水上文
文芸的事象クロニクル 2023年3月〜2023年5月 山本貴光
◎書評
金原ひとみ『腹を空かせた勇者ども』【評】山崎ナオコーラ
桜庭一樹『彼女が言わなかったすべてのこと』【評】竹田ダニエル
王谷晶『君の六月は凍る』【評】児玉雨子
朝比奈秋『あなたの燃える左手で』【評】皆川博子
若竹千佐子『かっかどるどるどぅ』【評】八木詠美
カレン・ラッセル 松田青子 訳『オレンジ色の世界』【評】谷崎由依
市川沙央『ハンチバック』【評】伊藤亜紗
第61回文藝賞応募規定 -
太陽に抗った聚落の子孫ヌフレツンは、運命に導かれてバイオンリの奏で手を目指す。迫る太陽消失。響け、祖先の遺した禁忌の音。日本SF大賞2度受賞の異形の天才がおくる書き下ろし長編。
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1905年に書かれて初演された、ジョージ・バーナード・ショーの三大戯曲の一つ『バーバラ少佐』。
救世軍の少佐であるバーバラを主人公に、巨大な大砲工場の社長である父親のアンドリュー・アンダーシャフトを交え、「火薬と救済」をテーマに描かれる本作。マンガ『ヨルムンガンド』にも引用され、ショーの数多い戯曲の中でも最高に数えられる戯曲だが、残念ながら、現在では邦訳ではほとんど手に入らない状況にある。
そこで、今回、第一弾となる上地王植琉の私訳古典シリーズでは、『バーバラ少佐』を新たな訳とともに注釈付きでお送りする。
本作品は、『バーバラ少佐』分冊版の第一幕~第三幕に「あとがき」まで含めた完全版です。 -
牛は食べたいが、動物は殺したくない。そんな人類の夢が実現した未来を描いた表題作ほか、大正電気女学生、石油玉、現代の箱男などが大活躍! 非人類にもおすすめの奇想天外な作品集。
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これが日本版『海底二万マイル』!? 1900年に執筆された「日本SF界の父」押川春浪による海洋冒険小説。明治・大正期の少年たちを虜にし、東宝特撮映画『海底軍艦』の原案ともなった伝説の冒険小説が現代語訳&注釈付きで登場!
19世紀末の帝国主義の激動の時代……果たして、「私」と日出雄少年、そして櫻木海軍大佐の秘密兵器〈電光艇〉の運命やいかに。
上地王植流の私訳古典シリーズ第二弾!
全三巻。第一巻は原作者の「はしがき」を含む「第一回 海外の日本人」から「第十回 フカの水葬」までを収録しております。 -
幕は上がったと思いきや勝手に下りていた。「宇田川美宙相談所」の所長は「スペースおばちゃん」との異名を持ち世間ではそれなりに有名人であり、不可解な言動が多く謎めいた女性だとの認識もされていることであろう。そんな美宙さんに助手として手玉に取られていても勤め続ける僕には、漠然とスペースの全貌が把握できたような気がしてならない。いつも美宙さんは「相談したい人は、大体が解決策を分かっていて相談するのよ」と言い切るので、ここは一つ言論で抵抗しよう。僕の話は誠にジャンル分けに難しいかもしれないが、まともに勝負しても敵わないのでご了承いただきたい。つまりは、そういう訳なんだ。
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身長、寿命、インターネット、XVideos―21世紀、ピークに達した人間の能力と文化。だが、それはまだ人類史にとって前戯にすぎなかった。壮大なシンギュラリティSF含む長編3編。
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19歳の希里絵を待ちうける、驚くべき運命とは?
19歳の希里絵は、幼いころに母を亡くし、父親に辱めを受ける。恋も仕事 もうまくいかず、人間関係に翻弄され、ころげ落ちるように自分を見失っていく。最悪の人生を目のまえにして、彼女は人生を投げ捨てようとした。そんな彼女に手を差し伸べる奇妙な人々。そんな希里絵を待ちうける驚くべき未来とは? そして、彼女の出生の秘密とは? 地球の未来を守ろうとする人々を描いた壮大な物語の序章。
本書は、「ガイア興亡史」シリーズの第1作で、2000年の4月から、著者が配信しているメールマガジンに、約1年間にわたって連載されたストーリーを出版したものです。 -
日本SF大賞史上初となる二度の大賞受賞を果たした、現代日本SF最高峰作家の初期作品&評論集。著者自ら封印してきたデビュー作「ポリフォニック・イリュージョン」他5作、ついに解禁。
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