『日本文学、KADOKAWA、山田正紀(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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ページをめくる快感、読む恍惚! 珠玉の短編集!
SFの新たな扉が開く!! 豪華作家陣による夢の饗宴がついに実現。物語も、色々な世界が楽しめる1冊。 変わらない毎日からトリップしよう! -
人類には理解不能な言語構成の古代文字。それは人類に“悪意”を持つ神の言語なのか
弥生時代の遺跡で発見された《古代文字》。情報工学の天才島津は、その解明に挑んだが、次第に驚くべきことが明らかになる。それは、人類には理解できない言語構成だったのだ。この不可思議な言語をあやつるのは、人類をはるかに超えた存在“神”ではないのか! その時――突然、島津の心に現われた男が、すさまじいオーラを発散させながら叫んだ。〈全て忘れろ〉。もし、これが神だとしたら、我々は神に挑戦することになるのか? 神は人類に対して悪意に満ちているのだろうか。 -
行き着いた者は中国を支配できるという伝説の地を目差す大陸浪人、諜報機関員、そして謎の美少年ら
中国大陸の奥深くにあるという伝説の地“崑崙”。そこは花々が咲き乱れ、竜や不死の一族が存在し、太古の剣歯虎(サーベル・タイガー)が守護しているという。また、この地に行き着いた者は、中国を治める事ができると信じられていた。――大陸浪人、藤村脇はゴビ砂漠で剣歯虎と遭遇したことから“崑崙”を目指すことになった。戦雲吹きすさぶ中国大陸を舞台に、秘密結社の殺し屋、謀報機関員、謎の美少年らが、さまざまな野望を抱いてくりひろげる大冒険旅行。SF長編。 -
生きとし生けるものすべての運命をつかさどる“月”を求めて戦士ジローは旅立った。超未来幻想SFの意欲的大作
かつて、生きとし生けるものすべての運命をつかさどっていた宝石。人々は、この宝石を“月(ムーン)”と呼んだ。――長い髪を後でたばね、きらきらと光を放つ眼の戦士ジロー。彼は、“狂人(バム)”チャクラと、女呪術師ザルアーとともに、“月”を求めて旅立った。タブーとされているいとこのランへの熱い思いをとげるために……。空を飛ぶ魚、体長2メートルを越える大グモなど悪夢のような生物のはびこる不思議な世界を舞台に展開する、超未来幻想SFの意欲的長編。 -
釈迦入滅後、密かに滅びの道をたどる超能力者一族の中から、戦後の動乱期に出現した「悪しきもの」とは
戦後間もない頃、人々は飢え、世は混沌としていた――。「掟を無視し、悪しき独覚が、世界を変えようと動き始めている。悪いことが起こらねばよいが……」一族の老師はつぶやいた。釈迦入滅後、ひたすら滅びの道を歩み、世と関わりを持つことを禁じられた超能力者集団、独覚一族。一族のなかの“悪しきもの”は誰なのか? やがて、老師の思惑どおり、世相は濁り、朝鮮半島に戦火のきざしがあらわれてきた! 山田正紀が戦後の動乱期を舞台に描いた、会心の“神シリーズ”。 -
人類の命運を賭けた〈時間〉をめぐる闘いの鍵はファシズムの欧州を彷徨する一原子物理学者の手に!?
少年時代のある夏の日、長い髪の美しい少女から手渡された一匹のチョウ……。それが宇宙、反宇宙、そして〈時間〉さえも舞台にくり広げられる人類の命運を賭けた凄絶な闘いに関わっているとは! ――すべての謎をとく鍵は、ファシズムの嵐が吹きあれる1930年代のヨーロッパを放浪する一原子物理学者の行く手にあった。彼はいったい何を見、どこへ行くのか。人類に残された唯一の可能性は〈時間〉を支配することなのか……。壮大なスケールで〈時間〉テーマに挑んだ超SF長編。 -
電子工学の粋を集めた対潜哨戒機が消失。背後に元自衛隊員でゲーム理論の天才・藤野の影が
電子工学の粋を集め、他国に10年はぬきんでいるといわれる夢の軍用機、対潜哨戒機PS-8が、突然レーダーから消失した。大捜査網が敷かれ、徹底調査されたが、行方はわからなかった。自衛隊の若きエリート、新戦略専門家・宗像は、この事件の背後に、ゲーム理論の天才ではあるが、アル中で脱落した元同僚・藤野の影をみる。国家的な機密をもつPS-8を奪った目的は何なのか! 北海道から沖縄まで、日本列島を血に染めて展開する、雄大なプロフェッショナル・アクション長編。 -
オイル・ショックを分岐点とする戦慄の現代(幻代)史
1971年、夏。中近東を旅行中の久藤は“ひかりのみち教団”信者の女性から、彼女の息子・淳一を捜すよう頼まれる。砂塵舞うアフガニスタンの荒野で少年を発見するが、少年は現地で“魔王(イフリート)”と呼ばれ忌み嫌われていた。それからふたりの奇妙な旅が始まった。――公害企業主呪殺祈祷を行い逮捕された“教団”統理・千装(ちぎら)槐二郎は、獄中で国会議員・海藤と会い、海藤の巨大な謀みを聞く。一方、18歳の教団二代目教祖・爽子は槐二郎の息子であった淳一と出会う。オイル・ショック後の混乱した時代に宗教界を統合し日本支配を狙う海藤の野望が燃える……。壮大なスケールで展開するSF幻代史。 -
超越者の孤独を感動的に描く「神」三部作完結編
20数年前、インド北部でセスナ機が墜落、幼い榊兄妹だけが奇蹟的に救出された。以後、ふたりの孤児を庇護し続けたのは巨大な闇の組織だった。そして、その背後には、インド藩主の莫大な宝石の謎と、さらに大きな陰謀が渦を巻いていた。同じ頃、〈神〉をテーマとした熱狂的キャンペーンがマスコミによって進行していた。恐るべき出生の秘密を負わされていた兄妹は互に敵対する〈神〉として信じがたい超能力を身につけていることに気づく。インド亜大陸では何かが起こりつつあった。榊兄妹の行きつく運命は……。壮大なテーマと迫力で描いた長編野心作。第4回角川小説賞受賞作品。 -
この恐怖社会は、起こりうる未来か、進行形の現在か
私は、とうとうけちなゆすり屋に堕ちてしまった。2年前、巨大電子頭脳(ビッグ・コンピューター)による、科学技術者の管理が法制化した時、システム・エンジニアだったが、大学の研究室を追放されてしまったのだ。きょうの獲物は、ある閣僚の後援会幹事だ。ものわかりのよい相手で、素直に金を支払ったかわり、蒸発したある男を探すことを依頼された。そして、男を追い始めた私の前に次第に明らかとなった驚くべき事実。それは、社会のすべてを管理しているコンピューターが自らの意志を持ちはじめたらしいことだった……。近未来に起こりうる、コンピュータ社会の恐怖を描いた連作集。
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