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『日本文学、夏目漱石、401円~500円(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

1 ~11件目/全11件

  • シリーズ88冊
    4951,001(税込)
    著:
    イソップ
    レーベル: ――

    古代ギリシャの時代に生まれた物語。旅人に上着を脱がせるために争う『北風と太陽』、「狼だ!」と叫んで誰にも信じてもらえなくなった『狼と少年』、ウサギとカメがかけ比べをした『ウサギとカメ』など、現代にも伝わる教訓を含んだイソップの寓話を多数収録。短いエピソードの中に、ユーモアや風刺が凝縮されている。
  • 長篇の合い間をぬうようにして書かれた小品とよばれる一群の短篇がある。小品とはいうが、しかしその存在は大きく、戦後の新しい漱石論は『夢十夜』の読み直しからはじまったと言っても過言ではあるまい。ここには荒涼たる孤独に生きた作家漱石の最暗部が濃密に形象化されている。『文鳥』『永日小品』を併収。 (解説 阿部 昭)
  • 550(税込)
    作:
    夏目漱石
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    この小説の主人公である「先生」は、かつて親友を裏切って死に追いやった過去を背負い、罪の意識にさいなまれつつ、まるで生命をひきずるようにして生きている。と、そこへ明治天皇が亡くなり、後をおって乃木大将が殉死するという事件がおこった。「先生」もまた死を決意する。だが、なぜ……。(解説 古井由吉・ 注 大野淳一)
  • 550(税込)
    作:
    夏目漱石
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    「しつこい、毒々しい、こせこせした、その上ずうずうしい、いやな奴」で埋まっている俗界を脱して非人情の世界に遊ぼうとする画工の物語。作者自身これを「閑文字」と評しているが果してそうか。主人公の行動や理論の悠長さとは裏腹に、これはどこを切っても漱石の熱い血が噴き出す体の作品なのである。 (解説・注 重松泰雄)
  • 550(税込)
    作:
    夏目漱石
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    横町の奥の崖下にある暗い家で世間に背をむけてひっそりと生きる宗助と御米。「彼らは自業自得で、彼らの未来を塗抹した」が、一度犯した罪はどこまでも追って来る。彼らをおそう「運命の力」が全篇を通じて徹底した〈映像=言語〉で描かれる。『三四郎』『それから』につづく三部作の終篇。 (解説 辻 邦生・注 石崎 等)
  • 484(税込)
    著者:
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    すれ違いながら、互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く異色作!

    留学帰りの健三は仕事に忙殺され、妻子を思いやる余裕もなく日々を過ごしていた。
    ある日、彼のもとへ絶縁したはずの養父・島田が金の無心にやって来る。かつての恩義や見栄のため、頼みを断れない彼に嫌気がさす身重の妻。
    しかし意固地な二人は話し合うこともせず、すれ違う。
    腹違いの姉からも経済的支援をせがまれ、健三の苦悩は深まる。そんな中、妻は出産を迎えるが……。
    分かり合いたい、分かってもらいたい、けれども分かり合えない二人。

    互いへの理解を諦めきれない夫婦の姿を克明に描く、漱石後期の名作。
  • 493(税込)
    著者:
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    三角関係の先にある衝撃的な結末とは? 大人気の和柄カバー!

    美しく聡明だが、我が強く、徳義心に欠ける藤尾には、亡き父が決めた許嫁・宗近がいた。しかし藤尾は宗近ではなく、天皇陛下から銀時計を下賜されるほどの俊才で詩人の小野に心を寄せていた。京都の恩師の娘で清楚な小夜子という許嫁がありながら、藤尾に惹かれる小野。藤尾の異母兄・甲野を思う宗近の妹・糸子。複雑に絡む6人の思いが錯綜するなか、小野が出した答えとは……。漱石文学の転換点となる初の悲劇作品。

    【目 次】

    虞美人草

    注釈
    解説 佐古純一郎
    新版解説 小森陽一
    文献抄
    年譜

    (C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 462(税込)

    学問だけを頼りとして自我にとじこもる一郎の懐疑と孤独は、「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」というところまで切迫したものとなる。妻に理解されぬばかりでなく、両親からも子供からも敬遠されてしまうのだ。その悲劇は、単なる一夫婦の悲劇ではなく、人間そのものの心の奥底に、その淵源を求めなければならない。
  • 近代的人間の運命を追求していた漱石が時として見せた滋味豊かな一面。美しくも香り高い珠玉の短篇集

    エゴイズムに苦しむ近代的人間の運命を追求してやまなかった漱石が時として見せた滋味豊かな一面をのぞかせる美しくも香り高い珠玉の短篇。メルヘンと呼ぶべきか、夢幻と名づくべきか、読者を一つの世界にいざなってやまない。漱石を愛する人々の忘れてはならない貴重な人間像。「京に着ける夕」「倫敦消息(1)(2)」「自転車日記」も収録。(C)KAMAWANU CO.,LTD.All Rights Reserved
  • 人間の事象一切を無私の眼で見る「草枕」。漱石には珍しい社会批評の方向を示す「二百十日」

    「草枕」(明治39年)は漱石のいわゆる非人情の美学が説かれているロマンティシズムの極致である。非人情とは東洋古来の漢詩や俳句に流れている根本的態度であり、一切の人間の事象を自然に対すると同じ無私の眼で見ることだ。「二百十日」(明治39年)は、漱石には珍しい社会批評の方向を示す中篇小説。
  • 462(税込)
    夏目漱石
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」主人公の苦悶は、漱石自身の苦しみでもあった

    自我にとじこもる一郎の懐疑と孤独は、近代的人間の運命そのものの姿である。「行人」の悲劇は、単なる一夫婦の悲劇ではない。人間そのものの心の深淵に、その宿命的な根を求めなければならない性質の悲劇だ。「死ぬか、気が違うか、宗教に入るか」主人公の苦悶は、漱石自身の苦しみでもあった。大正元年作。

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