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『海外文学、ハーレクイン(小説)、長田乃莉子(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~39件目/全39件

  • また会うことが許されるの?あなたと、そして……私の赤ちゃんに。

    保育士のベラのもとにある日、大富豪ブレイクが訪ねてきた。高価な仕立てのスーツに身を包み、彼女の産んだ赤ん坊を抱いて。9カ月前、ベラは代理母出産したのち、何も言わず彼のもとを去った。子供の成長をともに見守る約束だったが、出産後、彼の妻から二度と現れないでと冷たく突き放されたのだ。何も知らないブレイクは、瞳に非難の色をたたえて言った。「妻と離婚したんだ。さしあたってはきみに、息子の面倒を見てほしい」わたしがこの子のナニーに? もちろん、引き受けたくてたまらない――ブレイクの育てる子供は、本当はわたしの血を分けた実の子だから。でも、それは絶対に知られてはならない秘密。いったいどうしたら……。

    ■輝かしい受賞歴を誇る期待の作家、キャット・シールドがついに日本デビュー! お贈りするのは、いま大人気のナニーがヒロインの作品です。お人好しで純真な田舎娘のベラが抱える衝撃の秘密を知ったとき、ブレイクがとった行動は?
  • シリーズ7冊
    990(税込)

    テキサス州で一、二を争う名家の娘モーリーは、みずからの手で人生を切り開くために、自分のことなど誰も知らない牧場で仕事を見つけて働き始めた。だが、お嬢様育ちのせいか失敗の連続で、短気な雇い主のマロリー・カークにしょっちゅう怒鳴られている。そんなある日、激怒した彼から罰するようなキスを浴びせられ、モーリーは生まれて初めての衝撃を覚えたが……。■ダイアナ・パーマーの新しいミニシリーズ〈ワイオミングの風〉がいよいよスタートしました! 第1弾は、ワイオミング州で牧場を経営するカーク3兄弟の長男マロリーの物語をお届けいたします。〈テキサス探偵物語〉の懐かしい面々にもご注目ください。
  • 「まさか、そんな」ハナーの口からつぶやきがもれた。もしこれがあの人なら、ここにいるだけで村が危なくなる。看護師として、北アフリカで医療活動を続けるハナーは、救援物資を村に届けてくれたトラックの運転手を見て驚いた。途中で武装勢力に襲われ、傷ついているばかりではない。彼はハナーの祖国の英雄、アーリム・エル・カナールだったのだ。世界でもっとも有名なレーシング・チームのドライバーであり、石油と天然ガスを掘り当て、国に繁栄をもたらしたシーク。でも、その栄光は三年前に終わりを告げた。兄を事故で失って以来。彼は今祖国を捨て、失踪中の身。こんなところで会おうとは……。ハナーは背後に迫る追っ手の影を感じていた。
  • シリーズ2冊
    550(税込)
    著者名:
    ローリー・ブライト
    翻訳者名:
    卯月薫
    レーベル: ハーレクイン

    夫の遺言を聞き、トリスは唖然とした。恵まれない少年を引き取り育てる施設クラカハ・ハウスを、スティーブと一緒に共同運営するよう命じられていたのだ。ビジネスの才能を見出されて嫁いできたときから、夫の右腕スティーブは、彼女を嫌っていることを隠そうともせず、ついにはハウスを出ていってしまった。そんな彼とともに働くなんてできるのだろうか?不安を隠せないトリスに向かって、前と変わらぬ嫌悪の表情を浮かべてスティーブは言った。「ここにいたくないなら、金を持って出ていけばいい」■憎まれていると知りながら、スティーブを愛してしまったトリス。彼の誤解を解ける日はやってくるのでしょうか?
  • たとえ偽りでも、わたしは生涯忘れない。あなたの婚約者になった、この瞬間を。

    ホリーはフロリダの片田舎から単身ニューヨークへやってきた。不動産会社で働く弟のつてで会社のアパートメントをしばらく借り、仕事も生活も失敗続きの人生の再スタートを切るつもりだった。ところが、誰もいないはずの部屋には、長身のたくましい先客が――弟の会社の副社長イーサンがいて、ホリーを追い払おうとした。外はやみそうもない大雨だし、ホテルに泊まるお金なんてないのに!これまでのままならない人生が思い出され、思わず涙する彼女に、ついにイーサンが折れて、一晩だけふたりで過ごすことになった。でも、身の上話をするうち、彼から婚約者のふりを頼まれるとは、ましてや胸がこんなに高鳴るとは、思ってもみなかった……。

    ■病を患う最愛の伯母からCEOの座を継ぎたいイーサンですが、伯母の出した条件は、結婚して身を固めること。ゆえあって一生結婚はしないと決めている彼は、ホリーを偽りの婚約者に仕立てるべく、五番街を連れ回し……。実らぬ恋におちてしまうホリーの運命は?
  • なぜこれほど親切にしてくれるの?大富豪の彼とは身分違いのわたしに……。

    ジニーはシカゴの高級レストランのバーで働いている。この3年近く、毎晩カクテルを飲みに来るロバートは得意客だ。小児専門の外科医で、大富豪ワイアット家の御曹司にもかかわらず、彼はいつもひとりで来店し、冷ややかにお酒を飲んでいるだけ。裕福でハンサムな独身男性として名高いのに、どうして?そんなある日、唯一の家族である姉が出産後に亡くなり、ジニーは生まれたばかりの姪を引き取って途方に暮れていた。すると、ロバートがジニーの住まいに突然現れ、決然と言い放った。「ナニーでもメイドでも手配するから、早く仕事に戻ってくれ!」わたしを助けに来てくれたの? 気づけば抑えてきた恋心が燃え……。

    ■ジニーはロバートの厚意を断ろうとしますが、聞く耳を持たぬ彼にいきなりキスされ茫然とします。胸に秘めた想いをついに伝えようとした矢先、なぜか彼は一線を引いて……。栄光のRITA賞受賞作家、サラ・M・アンダーソンの珠玉のロマンスをお届けします。
  • 指折り数えて赤ちゃんを待つ――大富豪とわたしの、天使計画。

    高級紳士服店の裁縫師ハナは里子育ちで天涯孤独の身。副業もしながらぎりぎりの生活をしていたある日、見知らぬ弁護士が現れ、じつはハナは大富豪の孫娘で、唯一の遺産相続人だと聞かされる。3歳で一人親の母と死に別れ、出自不明だった彼女は驚いた。しかも、子どものいないハナが遺産を受け取るには、妊娠しなければならないという。今から半年のうちに。無理な話だとは思うが、かつて里親家庭をたらい回しにされ、いつか本物の家族が――わが子が欲しいと願っていた。ふと脳裏に、店の客である魅力的な実業家イェーガーがよぎり、ハナはありったけの勇気をかき集めて、彼に協力を仰いだ。すると、イェーガーは思いがけない“3つの条件”を提示してきて……。

    ■イェーガーが掲げた条件とは、1つ、子どもに亡き親友の名前をつけること。2つ、人工授精ではなく昔ながらの自然な方法で妊娠すること。3つ、生まれてくる子どもの成長に彼を関わらせることでした。『愛を運ぶウエイトレス』『忘れ形見のゆくえ』の関連作。
  • この結婚は相続のためで、愛はまったく存在しないはず……。

    マリーサはリニューアル・オープンした高級ホテルで働いている。母は病気で動くこともままならず、弟も事故で障害を負い、マリーサが一家の大黒柱とならざるを得ない境遇だ。そんな彼女の職場に、青く鋭い目の長身の男性客が現れた。彼は無理難題とも言えるような要求を次々にしてきたが、マリーサは一生懸命そのすべてに応えてみせた。すると、マリーサは彼に呼ばれ、驚愕の事実を明かされる。この人が偽名でホテルの偵察に来たオーナー一族の御曹司、キャメロン?彼に見こまれたマリーサは、さらなる驚きに襲われる。“遺産相続のため、1年だけ妻になってくれないか”と言われたから。

    ■マリーサは家族への手厚い医療支援も申し出てくれたキャメロンの優しさに感動しながらも、契約ずくめの結婚にためらいをおぼえます。婚約者に捨てられた過去を持つマリーサ。すでに彼を好きになり始めていた彼女には、1年後の別離に耐える自信などなく……。
  • この子はわたしが育てよう。彼には何も、告げないまま。

    早くに両親を亡くしたメイジーは音楽大学に通いながら、学費を稼ぐために夜は清掃員として働く毎日。ある日いつものように掃除をしていると、真夜中のオフィスで一人ウィスキーグラスを傾ける、大富豪アントニオに出会った。今日は亡き弟の命日らしく、彼は悲しみから逃れるようにメイジーを誘惑し、二人はそのまま熱い夜を過ごす。でもきっとこれは一夜の過ち。彼は住む世界の違う人だもの……。そう自分に言い聞かせるメイジーだったが、数週間後、妊娠に気づき、意を決してアントニオに会いに行った。だが彼は冷たく告げた――君とは会ったこともない、と。

    ■イタリア人実業家のヒーローは、なぜ嘘をつかなければならなかったのでしょうか。ヒロインは絶望の中、一人で子供を育てる決意をしますが、やがて再会のときが訪れて……。今やイマージュの代表作家となったK・ヒューイットの、切ないシークレットベビー物語。
  • 愛を忘れた伯爵との恋は、幻で終わる切ない運命……。

    マディは10カ月前からイタリアの湖畔に立つ古城で働いている。あるとき、湖を半裸で泳ぐ男性にでくわした。たくましい体に思わず目が釘づけになっていると、それに気づいた相手から猛獣のごとく鋭い視線を向けられ、まるで何もかも見透かされているような気持ちになった。恥ずかしさでいっぱいの彼女にさらに追い打ちをかけるように、湖から上がってきた彼は、「眺めを楽しんだか?」ときいてきた。いたたまれなくなって城へ戻ったマディを、予期せぬ不運が襲う――めったに帰館しない城主のファルコーネ伯爵として紹介されたのが、あろうことか、湖で泳いでいたあの尊大な男性だったのだ!

    ■一瞬にしてマディの心を奪った魅惑の城主は、5年前に妻を失った憂愁の伯爵でした。そんな彼にうるさく再婚を勧める姉をはぐらかすため、彼はマディに1週間だけ恋人役を演じろと言ってきます。けれど同時に、本物の愛に発展する可能性はないと釘を刺され……。
  • クリスマスツリーを買いに来た家族連れ。わたしたちもそうなれたら……。

    ロンドンの病院で働くエイプリルは、数週間だけの予定で赴任してきた魅力的な医師のライリーを避けている。がんで命を落とした双子の妹と同じ遺伝子を自分も持っているから、男性に心を奪われ、ともに歩む未来を夢見てはいけないのだ。それに、もうすぐ予防手術を受け、子どもを産めない体になる……。ところが、ライリーの赴任期間が終わる日に驚くべき知らせが届いた。元恋人の女性が事故で亡くなり、別離後ひそかに出産して育てていた5歳の息子が遺されたという。その場に居合わせていたエイプリルは愕然とするライリーに頼られ、彼とその息子との新たな生活に深く関わっていくことになり……。■S・ウィルソンは胸が震える物語を次々に贈ってくれる作家です。魅力の塊のような医師ヒーローと、彼に心を奪われながらも頑なに距離を置こうとする理学療法士ヒロイン。はたして二人のロマンスのゆくえは? イギリスのクリスマスの雰囲気もご堪能ください。
  • 1年だけの期限付きの結婚に、愛など期待してはいけない。

    イアン・マクニール! 莫大な富を誇る一家の次男がなぜここに?高級リゾートホテルの改装の仕事でマイアミを訪れたリディアは、関係者の会合の席に突然現れた彼を見て凍りついた。1年前、リディアは仕事先のタヒチでイアンと出会って恋に落ち、少しでもふたりきりになる時間があれば情熱のときを過ごした。ところが、ある日、彼の不実の証拠を見つけて衝撃を受け、数週間の濃密な関係に終止符を打ったのだった。いま再びリディアの目の前に現れたイアンは、調査の末に握った彼女の弱みを利用し、耳を疑うような提案をする。「きみが12カ月間ぼくの妻でいてくれれば問題はすべて解決する」

    ■『メールオーダー・ブライド』で数多くの受賞歴を誇る筆力を存分に示したジョアン・ロック。本作はその関連作で、前作で脇を固めていた富豪一家の次男イアンがヒーローを務めます。トロピカルなリゾート感あふれる契約結婚の物語をご堪能ください。
  • 優しいかと思うと冷たく突き放す。北風と太陽で私を翻弄する彼……。

    アレグラは疎遠だった父の葬儀のためにローマへ飛んだ。15年前に、娘を捨て去った父。そんな父の愛に飢えていたのか、参列者のラファエルと名乗る男性に誘われて惹かれるまま、悲しみとやるせなさを癒やすように熱い一夜を分かち合った。だが、夢から覚めるのは早かった。彼女の父が誰なのかを知るなり、ラファエルは態度を一変させ、非情にもベッドから追い出したのだ!悲劇はそれにとどまらず、彼が父を破産させた実業家だとわかる。あまりにショックで放心するアレグラに向かって、ラファエルはすかさず名刺を差し出し、冷たく命じた。「もし妊娠していたら、必ずぼくに知らせるんだ」

    ■恋に落ちた富豪の冷酷な横顔を知ったアレグラは、彼の子を宿したことが判明すると、一人で育てる決意を固めます。ところが、今度はお腹の子に手術を要する病が発覚し……。巧みな筆致で心の機微を描き出すケイト・ヒューイットによる、シークレットベビー物語。
  • 妻は夫にキスをねだった。つらい記憶をすべてなくして。

    夫はどこ? わたしは、いつ子供を産んだの?4カ月ぶりに昏睡から覚めたスカイは困惑しきっていた。夫のジェイクとは大恋愛のすえ、両親に結婚を猛反対され、駆け落ち同然で故郷の街を出た――なのに今、彼女は故郷の病院にいる。しかも夫は億万長者となり、娘まで生まれていたのだ。事故の後遺症で、記憶はところどころ抜け落ちてしまったが、夫の優しい笑みと情熱的な口づけを思い出すと、スカイは心が安らいだ。だが見舞いに来た夫のぎこちない様子に、ふと言いしれぬ不安を覚える。愛のかけらも感じない、短く義務的なキス……。いったい、わたしたちの間に何があったのだろう。

    ■ドラマチックな作風で話題沸騰中のRITA賞受賞作家、サラ・M・アンダーソン。人気の記憶喪失をテーマに描かれる今作は、心がすれ違ってしまった夫婦が、失われた記憶を取り戻す中で、愛を思い出していく感動作です。
  • 冷たい大富豪に会ったのは、幼い天使を守るためなのに……。

    美容師のレクシーが大富豪ジェスロに会うのには、切実な目的があった。亡き親友が遺した1歳の娘ジャジが彼の子かどうか確かめ、親権を譲り渡してほしいと頼むのだ。ジャジは今、母親が突然亡くなったため里親に預けられているが、レクシーはなんとしても手元で育てて幸せにしてあげたかった。一方、他人を寄せつけない独身主義者のジェスロは、一夜の過ちの結果、自分に娘がいたことを知ってショックを受けているようだった。だが、彼は予期せぬ反応を示し、レクシーを戸惑わせる――彼女が養母としてふさわしいか見極めるため、3カ月のあいだ彼と同居しなければならないと言って。■心温まるロマンスを描くT・カーペンターの秀作をお届けします。親友が遺した幼子をなんとしても自分のそばで育てたいと奔走する思いやり深いヒロインと、人との関係が築けず家庭を持つことを望まない大富豪の奇妙な共同生活はいったいどうなるのでしょうか?
  • 母の恋人にレイプされかかり、階段から突き落とされた挙げ句、母親には、「お前が誘惑したんだろう」と責めたてられた――。少女期のトラウマを引きずったまま大人になり、極度に男性を恐れるようになったキャリーにとって、寡黙で優しい義兄マイカは、初めて愛した男性だった。誰にも知られてはいけない、密かなる想い……。だが、彼への初恋は無残にも打ち砕かれる。義兄と母親がキスしている場面を目撃してしまったあの日、キャリーの心の一部は死んだ。
  • 富豪の彼としがない店員の私――身分違いの恋は友達にも秘密だった。

    「どうして僕に息子がいることを教えてくれなかったんだ?」怒りに燃えるジェイクを前に、ケイトは途方に暮れていた。2年前、ケイトは名家の御曹司である彼と切なくも激しい恋に落ちた。将来の約束をしないというただ一点を除いては、彼は理想の恋人だった。だが、妊娠に気づいてすぐにジェイクの祖父から悪質な脅しを受け、町を追い出されたケイトは独りで赤ん坊を産み育てていたのだった。ジェイクは訳あって町へ戻ってきたケイトに、自分にも息子と同居する権利があるはずだと主張する。今まで子どもの存在を隠していた償いとして、ケイトは彼を受け入れた。二度とこの人を愛したりしないと、固く心に誓いながら。■北米の人気作家D・ウェイドの記念すべき日本デビュー作をお届けします! ジェイクがケイトを“日陰の女”扱いしていたのは、実は彼女への愛ゆえでした。引き裂かれた恋、命の芽吹き、運命の再会――ドラマチックで情熱的な、至福のシンデレラストーリー。
  • 貧しきよるべのない娘を拾った公爵は、小鳥を襲う危険な鷹、それとも……?

    “けがれを知らない娘を堕落させる美貌の放蕩公爵”司書のジュリエットはそんな悪名高き公爵に雇われることになった。雨露をしのぐ家もない彼女にとって住み込みの仕事はありがたく、雇い主が噂どおりのふしだらな人物でないことを願った。あいにくの大雨に降られながらも公爵邸に到着すると、そこでは公爵ドミニクと貴族の友人たちが談笑しているところだった。破れたマントを引きずり、びしょ濡れのみすぼらしい彼女の姿を見て、友人たちは冷笑し、哀れな娘をあからさまに物笑いの種にした。顔を真っ赤にして恥じ入るジュリエットに、公爵が追い打ちをかけた。「女らしさのかけらもない。畑のかかしさながらだな」

    ■冷たい雨に打たれ、高熱で倒れてしまうジュリエット。最初こそ侮辱的な言葉を放ったドミニクでしたが、彼女が病気と知るや心配で居ても立ってもいられなくなります。やがて周囲の貴族も、彼女が身なりを整えればとても美しい娘だと気づいてざわめき始め……。
  • シリーズ4冊
    550(税込)

    ひょっとして、わたしは誘拐されたの?猛スピードで走る車の後部座席でたくましい腕にとらわれたまま、ホリーは呆然とした。失踪中の妹が残した幼子を抱いていたところ、いきなり現れた二人組の男性に子供を奪われたのだ。彼らは追いすがったホリーを車に引きずり込んだあげく、今はパトカーと派手なカーチェイスを繰り広げている。いったいどういうこと? ともかく逃げなければ!ホリーは自分を押さえつけている男の整った風貌に目を留めた。この突き刺すような鋭いまなざしには見覚えがある……。次の瞬間、銃声がとどろいた。■“アラブの首長との夢恋物語”――情熱と神秘の国アラブ。そのアラブの国のシークは、誰よりも強くて傲慢、圧倒的な魅力の持ち主です。
  • 偽りの愛情表現だとわかっていても、彼の笑顔に胸は高鳴ってしまう。

    結婚に失敗し、失意のうちに故郷に帰ってきたマギーは、人里離れた田舎で亡き父の小さな工場を継ぎ、ひっそりと暮らしていた。そんなおり、祖父の心臓病が発覚。多額の医療費を支払えるはずもなく、困ったマギーは元恋人で大企業を経営するコナーに助けを求めた。高校時代、マギーは幸せだった。彼が離れていくまでは。10年ぶりに再会したいま、コナーは冷淡だった。瞳には憎しみさえ宿っている。だが、事情を聞くと彼は言った。「1週間、恋人のふりをして僕とスイートルームに宿泊するんだ」それが頼みを聞きいれる見返りですって? 彼は何を企んでいるの?契約成立の証に首筋へ触れた彼の唇の熱さに、マギーの身体は震え……。

    ■ディザイア作家のなかでも圧倒的な筆力を誇るケイト・カーライルの作品をお贈りします。切ない想いを抱えたマギーは、ときおり向けられるコナーの燃えるようなまなざしに戸惑いを隠せません。一方、マギーが彼の隣にいるのを快く思っていない人物がいて……。
  • シリーズ4冊
    550660(税込)

    メリサンド城でキュレーターを務めるキルステンは、いきなり上司として目の前に現れた彼の姿に唖然とした。アラゴン子爵ロウ・セヴラン。6年前、キルステンの家族を不幸に陥れ、そのうえ助けを求める彼女たちをあっさり見捨てた男だ。以来、ロウにだけはかかわるまいと生きてきたのに。それに今のキルステンは秘密を抱えている。ロウが知ったら、再び私の幸せを壊そうとするに違いない。そう警戒し、距離を置こうとするキルステンだが、ロウの強引な誘惑にあらがいきれずにキスをしてしまい……。■カラメール公国を舞台に繰り広げられる王族たちの恋を描いた、人気シリーズ第3弾『カラメールの恋人たち』1作目をお送りします。メリサンド城の伝説をめぐって紡がれる、3つの珠玉のラブストーリー。今回はアラゴン子爵ロウが主人公です。
  • 憧れのプリンスが教えてくれたのは、恋の落ち方。そして……失恋の痛み。

    子供のころから病弱だったため恋を知らずに育ったルーシーは、23歳にしてキスさえろくに知らない。ようやく病を克服した今、人並みに恋をしてみたいと心から願っている。それにはまず、手ほどきをしてくれる経験豊富な男性を見つけなくては。思いついたのは兄の友人のプリンス・ダミアン――高貴な身分ながら悪名高いプレイボーイの彼なら、きっと恋の練習台になってくれるはず。ルーシーは期待を胸に、感謝祭でにぎわう彼の国へ飛ぶが、あいにく彼女の頼みを聞いたダミアンは困惑を隠さなかった。だが、しぶしぶ承諾したまねごとのデートの最後に軽くキスをしたとき、彼の瞳に一瞬、情熱の炎が燃えあがったように見え……。

    ■名門ブラボー家の恋物語を描いたミニシリーズ〈都合のいい結婚〉の最新関連作第3弾は、名うてのプレイボーイ・プリンスが主人公。純真無垢な平民のヒロインを相手に、軽く願いを叶えてやるつもりが……。放蕩プリンスが“本気”を見せる瞬間をお見逃しなく!
  • 南フランスの古城に待つ、過酷な運命、そして真実の愛。

    おばあさまが亡くなった? ローラは突然の訃報に驚愕した。知らせに来たニック・ヴァルフォールは祖母の再婚相手の孫で、南フランスで高級リゾートホテルを経営しているという。愛する祖母は、ローラがまだ幼いころ再婚し、渡仏したのだが、親戚一同はなぜかそれを祝福せず、以後は疎遠になってしまった。ローラは祖母を奪った再婚相手を子供ながらに憎く思い、ニックも彼女の一族は薄情で冷たい人間だとずっと思っていた。だが、両家の間にわだかまる長年の誤解を解いていくうち、いつしかローラは、ニックを強く愛し始めてしまう。彼には、もう何年も行方不明の妻がいると知りながら。

    ■ハーレクイン・イマージュを代表する人気作家R・ウインターズは、“大きな愛で読む人の心を潤す作家”として長く愛されてきました。美しい南フランスを舞台に、祖母の過去やニックの妻にまつわる謎、そしてローラの切ない恋に引き込まれ、思う存分涙してください。
  • 怖いのは、何もわからないこと。
    そして、なぜか彼に惹かれること。

    ああ、自分の姓すら思い出せない。わたしはいったい誰なの?記憶を失ったリギアがたどり着いたのは、英国デヴォン州の荒れ野にぽつんと立つ古い屋敷だった。当主のエイブリーは医師で、親切に面倒を見てくれたが、近くに住む彼の従兄弟ロバートは彼女をはなから疑ってかかった。記憶喪失と偽ってエイブリーの財産を狙う女狐め!彼はエイブリーの意地悪な秘書とともにリギアに冷たく当たった。もうここにはいられない――リギアが思いあぐねていたある日、ロバートの態度を変える出来事が起きた。そして雨宿りで寄った彼の家で、ついに記憶の扉が……。■よすがをなくしたすみれ色の瞳の乙女は、どんな過去をもっていたのでしょうか? 天使のようなエイブリーと、悪魔のようなロバート。二人の狭間にあって、惹かれてはいけないほうに惹かれてしまう愛の苦しみを、伝説の作家が流麗な筆で描きます。
  • 血のつながらない義兄への恋。それは、かなうことのない永遠の片思い。4年前の忌まわしい出来事以来、一度も会っていなかった義兄マイカが、突然、キャリーの前に現れた。その時の彼の忠告どおり、数日後、麻薬組織の一味に誘拐されてしまったキャリーは乱暴される寸前、覆面姿の男に救出される。覆面を外した彼の顔を見て、キャリーは驚いた。彼はなんと、彼女が世界でただ一人愛する義兄その人だったのだ!
  • たとえ名もなき愛人でもいい。
    顧みられぬ妻でいるよりは……。

    許婚の伯爵エイドリアンと結婚したエミリーは、新婚生活への期待に胸を弾ませた。なぜなら、夫は初恋の人だから。ところが、まもなく彼はロンドンに行ったきり戻ってこなくなった。3年の月日が流れたある日、彼の強欲な従弟が屋敷に乗りこんできて、跡継ぎが生まれないなら爵位と所領は我が物になると言われ、彼女は思わず口走った。「私のお腹には、伯爵の子がいます」かくして一刻も早く子をもうける必要に迫られた彼女は、歓迎されないことを承知でロンドンへ向かった。だがそこにいた夫はほぼ視力を失い、彼女が妻だとは気づかなかった!エミリーは考えた。夫の愛を取り戻すには、このまま正体を隠して……。■『シンデレラと不機嫌な公爵』で華々しい日本デビューを飾った
    クリスティン・メリル。今後の活躍が大いに期待される彼女が次に
    お届けするのは、夫に献身的な愛を捧げる伯爵夫人の物語です。
  • 世界を股にかけて活躍する、敏腕社長マッカラム――数カ月前に彼の秘書になったマデリンは、不在ばかりの社長の顔を、実はまだ見たことすらない。それでも仕事にやりがいを感じ、忙しく過ごしていたある日、隣の家にカルという男が住みはじめた。長身でハンサムなカルは獅子を思わせる威圧感を漂わせ、初対面から、マデリンが自分を誘惑したがっていると決めつける。「時間の無駄だよ、君はぼくのタイプじゃない」とんだ言いがかりに憤慨し、彼を避けようとするマデリンだが……。
  • ソフィアが幼なじみのダニエルと結婚の約束をして9年が過ぎた。ずっと異国から戻らない彼に、婚約解消を申し出ようとした矢先、ダニエルが事故で亡くなってしまう。自責の念に苛まれる彼女に、さらなる困難が降りかかる――家族が借金の返済を迫られ、家を売るほかなくなってしまったのだ。そんなとき、ダニエルの双子の兄カラムから、意外な申し出をされる。「僕の妻にならないか?」とまどうソフィアをよそに、彼は続けた。「亡き弟との約束を果たすための結婚だ。愛情は関係ない」カラムは10代のころから、私に興味を示してくれなかったのだから当然ね。たとえ形だけでも、一家を救うため結婚を決意するソフィアだったが……。
  • 愛することも、愛されることも危険すぎる!

    その男は危険すぎた。何者にも負けない強烈な意志と涼やかな美貌の持ち主ルーク。海軍特殊部隊に所属する彼は、フリーの記者であるシドを、軍が関与するある事件の調査から追い払うためだけに、まるで烙印のように熱いキスを仕掛けてきた! 堅物と呼ばれるシドは、自分がキスひとつでとろけてしまいそうになったことに衝撃を受けた。一方、ルークも愕然としていた。懲らしめを与えようと軽い気持ちでシドの唇を奪った途端、予期せぬ情熱が体を駆け抜けたのだ!
  • ハンサムな上司、マックスのアシスタントとして働くソフィは、出会った瞬間から彼に夢中。けれど養父母の不仲を見て育ったマックスは、結婚恐怖症。彼との幸せな未来など夢のまた夢だった。そんなある日、地中海の美しい島シャンテイン王国の使者と名乗る人物がマックスを訪ねてきて、にわかには信じ難い事実を告げる――なんとマックスは、王家の血を引くプリンスだというのだ!やがて、ソフィはマックスとともに王宮に招かれ、彼が自分とは住む世界の違う人だと思い知らされる。それでも、たった一度マックスに振りむいてほしいと願うソフィは……。■片想い中のボスが、プリンス?! まるでおとぎばなしのような展開に呆然とするヒロインは、ボスへのかなわぬ恋を断ち切るために、ある大胆な行動を起こしますが……。作中に登場したココの物語は、来年2/5に刊行予定です。どうぞお見逃しなく!
  • 法律事務所の受付をしているアメリアは、独身貴族の弁護士マックが大嫌いだった。何かというと彼女をさげすみ、噛みついてくるからだ。ところがある日、マックが真剣な目をして言った。「きみが必要なんだ」今さら何? その手は私には通用しないわ。身構えるアメリアに、マックは思いもよらない頼み事をした。亡くなったクライアントの赤ん坊を一時的に預かるので、就業後アメリアに自宅へ来て手助けをしてほしいというのだ。しぶしぶ承諾したアメリアだったが、やがて午後五時を待ち望むようになった。
  • 助手席に座るスティーブの強烈な魅力を感じながら、アンリースはなんとか車の運転に集中しようとしていた。この旅の目的は誰にも教えていない――親友のシンディにさえも。心配したシンディは自分の兄を無理やり長旅に同行させた。その親切がどれほど私の心をかき乱すか知りもせずに……。不意にタイヤがパンクした。スペアのタイヤがないと知り、スティーブはボンネットに両手をたたきつけて嘲った。「車の点検もしないで千七百キロも運転するつもりだったのか。なのに香水をつけるのは忘れなかったんだろう、お嬢さま?」そしてふたりは、熱く気づまりな一夜を過ごすはめになり……。■「ホロスコープに導かれ」のヒロイン、アビーの妹アンリースの物語です。名うてのプレイボーイである実業家スティーブとの、気になる恋の行方は?
  • 弁護士のリディアは、社長のジェイクに同行し、彼の故郷であるノルウェーへ出張することになった。これは彼女にとって最後の仕事で、辞職したあとは、ずっと夢見ていた画家の道を志すことになっている。だから、ジェイクがどんなにハンサムで、見るたびにスケッチしたくて指がうずくほどでも、上司に熱い気持ちなど抱いている場合ではないのだ。だが、ジェイクの真っ青な瞳が、まるで吸い込まれるように彼女の唇を見つめていることに気づいたとき、リディアは思わず、まぶたを閉じていた。■お互いに惹かれあっていることを認め、ノルウェーにいるあいだだけ熱い時間を過ごすことを約束したふたり。帰国後、リディアは画家に、ジェイクは仕事ひとすじの生活に戻るつもりでしたが……。情事からはじまるロマンスと、ノルウェーの美しい風景をおたのしみください。
  • ヴィクトリアはシドニーでレストランを経営している。不況のうえ、レストランの建物の新たな家主に家賃を値上げされ、店は潰れるかどうかの瀬戸際に立たされていた。ある日、彼女のレストランにアントニオ・ガヴェッリが現れる。レストランの隣に開業するホテルの所有者にして、何かと世間を騒がせている億万長者だ。ヴィクトリアは藁にもすがる思いで、ホテルとレストランとの提携計画を熱心に説明した。すると彼は唇に笑みを浮かべ、耳を疑うようなことを言った――いま、僕には妻が必要なんだ、と。
  • アルゼンチンの大富豪パスカルは、幸せの絶頂にいた。大好きな馬の飼育で財を増やし、美しいイギリス人女性、ブリアナとの挙式を数日後に控えている。だがある朝、最愛の人は突然彼の元から去っていった。パスカルは彼女が残した手紙を読みながら、深い悲しみが徐々に激しい憎しみへと変わっていくのを感じていた。五年後、商談でイギリスを訪れたパスカルは、接待役の女性をひと目見て驚愕した。なぜ、ブリアナがここにいるんだ?パスカルは激しい欲望と憎悪のあいだで葛藤していた。
  • ばら園を経営するアイビーは、画家である母の個展会場で、一人の男性に目が釘づけになった。ジョーダン・パウエル――大富豪で最も価値ある独身と言われる男。優雅な物腰とセクシーな体にはうっとりとなるけれど、つき合う女性に飽きるたびに私の農園に別れの花束を注文し、その数が尋常でないことは私だけが知っている。だが嫌悪の気持ちを抱きながらも、抗うことなどできず、アイビーは気がつくと彼と情熱の夜をともにしていた。翌朝、連絡先も告げずにベッドを抜け出したことが思いがけぬ事態を招くとは想像もせずに。■セクシーで起伏に富んだストーリーで大人気の作家が、一夜の情事から始まる運命の恋を描きます。
  • 人付き合いが苦手で、派手な生活には縁のないジーナ。彼女はこのたび、絵本作家として名誉ある賞を受賞した。その記念にと行われたサイン会で、子供にまじって彼女のサインを求める男性がいた。彼の名はケイス・フォーチュン。有名な富豪一族の一人で、毎日のように新聞の社交欄をにぎわせている。ケイスはあろうことか、サイン会を終えたジーナをデートに誘った。なぜ彼のようなゴージャスな男性が、私を誘うの?警戒しつつも、ジーナはひそかな胸の高鳴りを無視できずにいた。もちろん、彼が残酷な計画を秘めていることなど知る由もなかった。
  • サラは朝目覚めて、枕元に置かれたユーカリの実に驚いた。いったい誰がこんなものを?旅行中のおばに留守番を頼まれてこの家に来てから、不思議なことが多すぎる。たとえば、ゆうべの夢とか。謎めいた男性がわたしを森の奥へと導き……キスをした。ワインと葉巻の香りのキス。あれは本当に夢だったのかしら?窓の外からけたたましい音がして、サラの物思いは破られた。彼女が外へ飛びだすと、庭の大木に男性がチェーンソーをあてている。「やあ、よく眠れたかい?」まぶしい笑みを浮かべて彼が言った。夢に出てきたあの人だわ!サラは茫然とその場に立ちつくした。★C・グレイスらしい、ファンタジーにあふれた作品をお届けします。堅物の歴史学者サラは、隣家に引っ越してきた辣腕弁護士マックスに“秘密”を知られてしまい……。★
  • 星空の下で異国の王子にすべてを捧げた夜の思い出は、甘く切なくアンドレアの胸で生き続けていた。そして今、変わらぬセクシーな笑みをたたえ、サムが目の前に立っている。「君に会わずにはいられなかった」七年間手紙のひとつもよこさずにいたくせに、なぜ今ごろになって私に近づくの?怒りと動揺を覚えつつも、アンドレアの全身を熱いおののきが走り抜けた。★“アラブの首長(シーク)との夢恋物語”――情熱と神秘の国アラブ。そのアラブの国のシークは、誰よりも強くて傲慢、圧倒的な魅力の持ち主です。アラブの国を舞台にした新作も現在発売中。スーザン・スティーヴンスの「砂漠の王と月の女神」(R-2365)とキャロル・グレイスの「異国の誘惑」(I-1994)もお見逃しなく!★

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