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『海外文学(文芸・小説、実用)』の電子書籍一覧

3241 ~3300件目/全11033件

  • 真冬の夜、女子大生のダービーは、母の容体悪化の知らせを受け、猛吹雪のなか車を飛ばす。そして、休憩のために立ち寄ったパーキングエリアで偶然、一台の車の中に少女が監禁されているのを目撃してしまう。誘拐犯は居合わせた男女4人のうち誰か? 夜明けまでの絶望的な死闘を描くノンストップ・サスペンス。
  • 七十二歳の誕生日で引退することを決めた精神科医のもとに、最後の新患が現れる。希死念慮と自殺の衝動に苦しむ彼女とカウンセリングを重ねるなかで、精神科医は自らの人生と老いや死へのおそれを見つめなおす。デンマーク人心理学者が静謐な筆致で描く小説
  • 現代、パリ。大きな挫折のあと、弁護士のソレーヌはある保護施設で代書人のボランティアをはじめた。「女性会館」というその施設には、暴力や貧困、差別のせいで住居を追われた人々が暮らしている。自分とはまるで異なる境遇にいる居住者たちの思いがけない依頼に、ソレーヌは戸惑った。それでも、一人ひとりと話して、手紙を綴るなかで、ソレーヌと居住者たちの人生は交わっていく。ここで自分の役割を見つけたと思った矢先、事件は起きた。約100年前、パリ。救世軍のブランシュは街中の貧困と闘っていた。路頭に迷うすべての女性と子供が身を寄せられる施設をつくる――彼女の計画は、ついに政治家・財界人も動かしつつあったが……。実在する保護施設と創設者を題材に、時代を超える女性たちの連帯を描く、『三つ編み』の著者による長篇小説。
  • 1937年の大晦日。25歳の本好きな秘書ケイティは、下宿先のルームメイトのイヴとともに繰りだしたグレニッチ・ヴィレッジのバーで、完璧な服装と振る舞いの若き銀行員ティンカーと出会い、友達になる。この一夜が、3人を上流階級へと導く1年間の幕開けとなる──ウィットと教養に溢れた会話、ディケンズ、ソロー、クリスティーといった往年の作家の名作、20代の万能感と残酷な喪失……夢に向かって登ってゆく者たちの青春のきらめきをすべて詰め込んだ1冊。
  • 奴隷(レッド)生まれの少女が、王女になる――“持つはずのない”力に目覚めたメアの運命は。予測不可能な裏切りファンタジー。NYタイムズ、ベストセラーリスト初登場第1位!全世界25ヶ国刊行の話題作がついに日本上陸!「興奮の連続。はまる。やめられない面白さ」――『USA トゥデイ』紙「独創的な物語、魅力的なキャラクター、衝撃の展開」――『Kirkus』誌

    貧しい村で家族と暮らす少女メアは、ある日、不思議な力に目覚める。それは奴隷階級の“レッド”が決して持つはずのない、支配階級“シルバー”の力だった。メアは王家に直ちに捕らえられ、死を覚悟するが、命と引き換えに名前を奪われ、“行方不明になっていたシルバーの王女”に仕立て上げられてしまう。宮殿で待ち受ける謀略と裏切り、冷酷な国王と二人の王子――果たしてメアの運命は。
  • 「スローター史上最大スケール、一気読み度も史上最高」
    ――解説:霜月蒼(ミステリ評論家)
    CDC疫学者の拉致と爆破テロ、連続する凶悪事件の目的とは!?

    〈ウィル・トレント〉シリーズ、最大の危機!

    ■〈ウィル・トレント〉シリーズ
    『ハンティング 上・下』
    『サイレント 上・下』
    『血のペナルティ』
    『罪人のカルマ』

    『ブラック&ホワイト』
    『贖いのリミット』
    『破滅のループ』

    ショッピングモールの駐車場で、疾病予防管理センターの疫学者が拉致された。行方不明のまま一カ月が過ぎたとき、アトランタ中心で爆破事件が発生。現場へ急行した捜査官ウィルと検死官サラは混乱の中、車の追突事故の救命にあたる。だがその車に乗っていたのは、逃走中の爆破犯たちとさらわれた疫学者だった。銃撃戦の末にサラも連れ去られ――。連鎖する凶悪事件、真の目的とは!?
  • 平凡な生活は破壊され、しだいに混沌と恐怖の深みにはまり込んでいく。

    ある雪の日の夕方、借金を苦にして自殺した両親の墓参りに向かうため、ハンク・ミッチェルは兄とその友人とともに町はずれの道を車で走っていた。途中ひょんなことから、彼らは小型飛行機の残骸とパイロットの死体に出くわす。そこには、440万ドルの現金が詰まった袋が隠されていた。
    何も危険がなく誰にも害が及ばないことを自らに納得させ、3人はその金を保管し、いずれ自分たちで分けるためのごくシンプルな計画をたてた。だがその時から、ハンクの悪夢ははじまっていたのだった。
  • 誤解・妨害・障害を超えて恋を成就させる過程を丁寧に描き、
    現在でも映画化・ドラマ化が引きもきらない人気作品。
    『ブリジット・ジョーンズの日記』の元ネタとなった作品としても有名。

    中流階級の次女エリザベスと、上流階級の紳士・ダーシー。

    格の違いによるプライドと偏見が邪魔をして、
    出会ったときにはお互いに反目しあった2人だが、
    エリザベスの知性と快活さにダーシーは惹かれていく。


    ■主な登場人物

    ●ベネット家
    ・ベネット氏(ハーフォードシァの地所邸宅ロングボード・ハウスの主)
    ・妻ベネット夫人
    ・長女ジェーン(二十二歳。ベネット嬢)
    ・次女エリザベス(リジ―、エライザとも呼ばれる。二十歳。この小説の主人公)
    ・三女メァリー(読書好き。知識、芸事が自慢)
    ・四女キャサリン(キティ―とも呼ばれる。十七、八歳)
    ・五女リディア(十五、六歳)

    ●ルーカス家
    ・サー・ウィリアム・ルーカス(受勲士(ナイト)、ルーカス・ロッジの主)
    ・妻ルーカス令夫人
    ・長女シャーロット(二十七歳。ルーカス嬢。エリザベス・ベネットの親友)
    ・次女マライア その他、息子、娘が数人。

    ●ビングリー家
    ・チャールス・ビングリー(二十二歳。地所邸宅ネザフィールドの借り主。遺産十万ポンドを所有)
    ・ハース氏とルイーザ・ハースト夫人(ビングリーの姉夫婦)
    ・キャロライン・ビングリー(ビングリー嬢。ビングリーの妹。二万ポンドの持参金を持つ)

    ●ダーシー家
    ・フィッツウィリアム・ダーシー(二十八歳。ダービシァのペンバリー荘園の主、年収一万ポンド。母(故人)は伯爵(故人)の上娘)
    ・ジョージアナ(十六歳。ダーシー嬢。ダーシーの妹)
    ・レノルズ夫人(ペンバリー荘園の女中頭)
    ・アンズリー夫人(ジョージアナの付添人)
    ・ヤング夫人(ジョージアナの元家庭教師兼付添人)

    ●デ・バーグ家
    ・キャサリン・デ・バーグ令夫人(キャサリン令夫人。ロージンズ荘園の主。伯爵の下娘でアーシーの母方の叔母)
    ・アン・デ・バーグ(デ・バーグ嬢。キャサリン令夫人の娘。ダーシーの従妹)
    ・フィッツウィリアム大佐(現在の伯爵次男。三十〇歳くらい。キャサリン令夫人の甥。ダーシー、ジョージア、アンの従兄)

    ●コリンズ家
    ・ウィリアム・コリンズ氏(二十五歳。ケント州ハンスフォードの牧師。ベネット氏の従弟、ロングボーンの後継者)

    ●著者 ジェーン・オースティン
    ●翻訳 パーカー敬子
  • 「新しい宇宙創造説」「ロビンソン物語」「誤謬としての文化」など、名作『ソラリス』の巨人が文学、SF、文化論、宇宙論を換骨奪胎。パロディやパスティーシュも満載の、知的刺激に満ちた<書評集>。
  • 住人たちが逃げ出し、二度と戻ってこなかったため廃墟になった村、パライソ・アルト。そこを訪れるのは、人生を諦め、命を絶とうと決めた人に限られる。逆立ちで現れた、うなじにコウモリのタトゥーがある少女。車に積んだ札束を燃やしたいと言う大物銀行家のような男。口を利かず、横笛の音色で受け答えする男。廃墟に住む「天使」は、彼らになぜパライソ・アルトにやってきたのか尋ね、生い立ちに耳を傾け、「向こう」への旅立ちを見送る。生と死、日常と非日常の狭間にたゆたう不思議な場所と、幻のような来訪者たち。詩人としても高く評価されているスペインの作家が贈る、美しく奇妙で、どこかあたたかな物語。
  • 心の奥深くにしまっていた秘密――捨てられても、ずっと彼を愛してた。

    キンリーはウェディングプランナーとして故郷へ帰ってきた。ここには、3年前に情熱的な週末を過ごした大富豪ネイトがいる。彼は今回のクライアントの兄で、この地の実力者だ。仕事の初日に偶然再会すると、ネイトはまた積極的に誘惑してきた。あの週末のあと、電話をかけた私を、冷たく拒んだというのに……。ネイトがまた、つかのまの情事を楽しむだけのつもりなのだとしたら、あのとき伝えたかったことを、打ち明けるわけにはいかないわ――彼には、2歳になる娘が、ペニーという名の娘がいることを!けれど、ペニーに父親を与えたい気持ちと、再びネイトの魅力に屈してしまいそうな自分に、キンリーの心は千々に乱れ……。

    ■かつて一方的に電話を切った独善的なネイトに、自分は変わったと主張され、キンリーの心は大いに揺さぶられます。しかも、今なお彼と目が合っただけで胸の鼓動が速まるのを止められなくて……。HQディザイアのベテラン作家が描く、シークレットベビー物語!
  • 生まれて初めて感じた胸の高鳴り。これが……愛というものなの?

    住む家も財産もないゾーイは、経営する店の奥で寝起きする毎日。惨めさに耐えていた彼女に、知り合ったばかりの大富豪ライアンが、僕の屋敷の離れに住めばいいと申し出てくれた。驚くほど気遣いのある彼に、ゾーイはたちまち惹かれる。人生で初めてのときめきに舞い上がり、夢のような日々を送るうち、ある夜、彼女はライアンに導かれるまま情熱を交わした。今まで、これほど優しくされたことなんてなかった……。だが幸せもつかのま、ひょんなことからライアンに嫌われてしまい、彼が放った氷のように冷たい言葉に、絶望の淵に突き落とされた。「すぐにここから出ていってくれ!」

    ■『忍び愛のシンデレラ』『名もなき花の恋』に続いて、チャールストン社交界を舞台に繰り広げられる珠玉のロマンスをお贈りします。本物の愛を知らないヒロインがようやく見つけた至福の恋は、まるで手に握られた砂のように指のあいだからこぼれ落ちてゆき……。
  • 結婚まで純潔を保つ――昔ながらの誓いを守ってきたけれど……。

    リディアは1年前、実業家ジェイクとの結婚を拒んで逃げ出した。彼の気持ちもわからないまま結婚などできないと思ったから。挙式直前のリハーサルに臨む段に至ってもなお、ジェイクの口からプロポーズの言葉さえ聞けなかったのだ。リディアは結婚できないと宣言すると、いたたまれず旅に出た。彼の“愛している”のひと言さえあれば、留まっていたかもしれない。でもまさか、妹がジェイクの親友と結婚するとは思ってもみなかった。実現しなかった結婚式の準備に関わるうち、二人は意気投合したという。リディアは皮肉な運命を嘆きつつ、妹の結婚式に出るため帰国した。当然顔を合わせることになる、ジェイクとの再会を覚悟して。

    ■人気急上昇中のC・アンダーソンが描く、愛を探すシンデレラの物語をお届けします。婚前交渉はしない主義の古風なヒロインと、そんな彼女に情熱的なキスを浴びせて翻弄したヒーロー。一度は破局した二人の気まずい再会は、いったいどこへ向かうのでしょうか?
  • 数年ぶりの帰郷で、オリビアは元夫ジョエルの迎えに驚いた。幼い頃から慕っていた彼と、大恋愛をして結婚したのは18歳のとき。だが流産を中絶と疑われ、オリビアは家を飛び出したのだった。離婚後、社会的にも成功したジョエルにもう少年の面影はなく、男性的な魅力と自信に溢れる彼は、目を奪うほどすてきだった。今もまだ、彼を愛している――それは疑いようもなかった。二人は失った時間を取り戻すかのように再び燃え上がったが、ジョエルのひと言が、オリビアの胸を切り裂いた。「君が中絶したことは、許す。だからやり直そう」あなたの子を何より欲しかったのは私なのに、なぜ信じてくれないの?

    ■若さゆえの誤解で別れを余儀なくされた二人。なぜジョエルは頑ななまでにオリビアが中絶したと信じたのか? 激しすぎる愛ゆえに、ときに人は過ちを犯す――ハーレクイン・ロマンスの大御所作家、アン・メイザーの筆が冴えわたります。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 見えない赤い糸に導かれ、二人は出会った――

    待ちに待ったハワイでのバカンス初日。心躍らすジルの滞在先に、親友からウエディングドレスが届けられた。それは、受けとってから最初に出会った人と結婚すると言われる伝説のドレス。手紙には“すてきな人を見つけて”とある。親友のお節介に苦笑しつつ、仄かに期待しながら外に出たジルは、そこで声をかけてきた男を見て、思わず顔をしかめた。飛行機で隣だった男性――明らかに裕福そうでハンサムだけど、飛行中も仕事ばかりしていて、おまけにひどく傲慢だった。冗談でしょう? まさか、彼が運命の人だというの?
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 幼い頃に母と死に別れ、父親は誰なのかもわからない。孤児のアシュリーはさまざまな里親の家を転々としてきたが、彼らはみな美しい少女を引き取りたがったため、地味で冴えないアシュリーを見て落胆し、虐げた。18歳になった今、そんな彼女の悲願は自分の家を持つこと。頭金を貯めるために、人里離れた荒野に住む貴族の秘書の職を得る。雇い主のジャック・マーチャントのもとを初めて訪れた日、傲慢だが大人の色香ただよう彼に、アシュリーは危険すら感じた。すると、まだあどけなさの残る彼女を見てジャックが皮肉を放った。「もっと経験豊富な女性に来てもらいたかった」

    ■ずっと虐げられてきた天涯孤独のヒロインが、思いがけない愛を見つけるまでを描いたシンデレラ・ストーリーです。はじめは子ども扱いされていたアシュリーでしたが、彼女の秘めたる情熱を見抜いたジャックは、拒めないような誘惑を仕掛け……。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • きっと胸が切なくなるだけ……。心が別の人にあるボスに、恋するなんて。

    たくましくて厳しいボス、コルターのアシスタントを務めるクランシー。彼女は、ボスに知られたくない、複雑な家族の秘密を抱えていた――6年前、クランシーを殴打した義兄が服役中であること。残された弟を女手一つで育て、今もひどく困窮した生活を送っていること。ボスに気に入られていなくても、どうしても働かなくてはならないのだ。だがあるとき、持病の喘息が悪化し、クランシーは肺炎を起こしてしまう。コルターに強引に病院へ連れていかれて初めは困惑したものの、彼が自分を気にかけてくれることが、とても嬉しかった。でも勘違いしてはだめよ。あくまで、コルターはボスなのだから。それに、彼の心は、長年の想い人に囚われたままなのだから……。

    ■名匠ダイアナ・パーマーが綴る、大人気のロングセラー・シリーズ〈テキサスの恋〉の関連作! PS-100記念号『傷を隠した天使』のヒーロー、ジョンの同僚のコルターと、苦労人のクランシーが主人公です。二人の一方通行の恋はどんな展開を迎えるのでしょうか?
  • それは1本の赤い薔薇から始まる、愛と謎の物語――ヘザー・グレアムが贈るロマンティック・サスペンス!

    祖父の葬儀の日、クリスティナは会葬者が2人しかいない別の葬儀がひっそり行われているのに気づき、棺に1本の花を手向けた――12年後、祖父母が遺した家に移り住んだ彼女は、ある夜幽霊と遭遇する。それはあの日、クリスティナが花を手向けた男だった。自分は連続殺人犯の濡れ衣を着せられ死んだ、真犯人を探してほしい。そう頼まれ、クリスティナは元刑事のジェドと謎を追うことに……。
    *本書は、MIRA文庫から既に配信されている作品のmirabooks版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 息が止まりそうなほど、あなたの熱い肌に甘く溶けていた――大人が艶めく、6つのべッドタイムストーリー

    弁護士のソニアの新たなクライアントは大手企業の御曹司。知的なまなざしと抗いがたい彼の魅力に胸をざわめかせながらある事業の視察に同行すると、そこはすべての欲望と快楽を満たすという魅惑の場所で─『妄想レストラン』。女性考古学者が発掘現場で体験した、熱く幻想的な一夜『博士の欲望』、秘密が招く甘くて危険な罰『濡れた手錠』ほか、6篇の刺激的な恋を描いた極上アンソロジー。
  • 家も仕事も失い、ぽつんと一人。立ち尽くす娘を拾ったのは――

    エマは、父が生前、投資に失敗して多額の借金を残したと聞き、住んでいた家や家財を手放すことになって呆然とした。母と二人で、別荘代わりに使ってきた避暑地の小さな家に移り住んで、パートタイムの仕事を探し、ゆとりはないがなんとか生活の目処を立てる。しかし、贅沢に慣れた母は質素な暮らしに適応できず、エマを困らせた。そんな彼女にとって、診療所のいつも冷静沈着なオランダ人医師、ドクター・ヴァンダイクだけが密かな心の支えだった。でも、いつか国へ帰ってしまう人に、恋なんかしちゃだめだわ。やがて季節が移り、エマは母の気まぐれで家を追い出されることになり、それまでの仕事も失って、寄る辺のなさに涙をにじませた。するとなんと、帰国するヴァンダイクがエマも連れていくと言いだし……。

    ■唯一無二の作風で綴られる名作を厳選してお贈りする〈ベティ・ニールズ選集〉です。本作は、すべてを失ってしまった不運な娘と、年上の裕福なドクターの恋物語。幸せな結婚は、情熱に任せてするものではない――そう告げるヒーローの真意は?
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・イマージュ版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 偽りの恋人に与えられるのは愛ではなく、一時の快楽だけ。

    知人のディナーパーティに訪れたミシェールは、ギリシア人実業家ニコスに目を奪われ、陶然となった。がっしりとした顎に彫刻のような唇。冷ややかな灰色の目。高級な服に体を包み紳士らしく振る舞っていても、ミシェールを値踏みするような目つきは肉食獣さながらだ。彼女が知人に口説かれ辟易していると、突然ニコスが割って入った。「送っていこう。きみに大事な話がある」吸い寄せられるように彼の車に乗り込んだミシェールは、偽の恋人役を頼まれ、気づけば彼の熱いキスを受け入れていた。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 地味でおしゃれもメイクもしたことがない、本の虫のレベッカ。研究所に勤める彼女の生活には仕事以外何もなく、この10年間は男性とベッドをともにしたこともない。そんな彼女が、誕生日を機に一大決心をした。生活に変化を求めて、冒険するのだ。ハンサムな上司のケントが保護者顔で止めるのを押し切って、レベッカは手始めに変身キャンペーンに申し込む。見事に美しくなった彼女を同僚たちが我先にデートに誘うなか、ケントだけはなぜか苦い顔で邪魔ばかりして……。
    *本書は、ハーレクイン文庫から既に配信されている作品のハーレクインSP文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 仮面舞踏会の一夜が、彼女を身重のシンデレラに変えた。

    継母と義姉にいじめられ、生家を追いだされたタバサは、ウィーンの高級ホテルで住みこみの客室係として働いていた。ある日、思いがけず顧客から仮面舞踏会のチケットとドレスを贈られて、彼女の胸は躍った。今だけ夢を見てもいいでしょう?噂ではホテルのオーナー、ヤニスの花嫁候補が集まるという。会場に入ると、密かに憧れていた彼からダンスを申しこまれ、陶然となったタバサは踊り、盃を重ね、身も心も捧げてしまう。翌朝、正体を知られることを恐れた彼女はそっと姿を消した──ギリシア富豪の跡継ぎを宿しているとも気づかずに。

    ■人気上昇中のミシェル・スマートが描く、極上のシンデレラ・ロマンスをお楽しみください。童話『シンデレラ』そのままに、純粋なヒロインが運命に翻弄される展開に思わず引きこまれます。同作家の大ヒット作『イタリア富豪と薄幸の妻』の関連作です。
  • 昼のあなたと夜のあなたは、別の顔。最悪な初対面から、24時間ふりまわされて…恋の伝道師ローリー・フォスター 

    いわくつきの品を集める収集家の助手として働くロニー。彼女はその日、出張先のバーで鬱々としていた。この町で新しい相棒に会うよう命じられたけれど、これまで同様、仕事は一人でやっていける。ため息をついた直後、ある男性と目が合い、ロニーの胸は高鳴った。逞しいTシャツ姿に乱れた髪がはっとするほどセクシーな彼――それは、写真ではまじめなお坊ちゃんタイプに見えた相棒候補本人で……。
  • マハラジャは身分の差を見せつけ、彼女に愛なき結婚を突きつけた。

    長い闘病の末に父が亡くなったあと、ウィロウは無一文だった。さらに追い討ちをかけるように、彼女は妊娠していた。相手は富と権力を恣にするマハラジャ、ジャイ。私の初恋の人だ。でも、彼はバージンだったと知ると私をどなり、突き放した――。1年後、ウィロウはホームレスの保護施設に身を寄せ、生まれた赤ん坊の世話をしながら心細い日々を送っていた。そんな彼女の前にジャイが現れる。ますます威風堂々とした姿で。荷物をまとめて一緒に来るよう命じる彼の言葉に逆らえば、私はこの子を奪われる。ウィロウは従うほかなかった……。

    ■みなさまのご愛読により、ハーレクイン・ロマンスは3500号を迎えることができました。記念号を飾るのはもちろん、大スター作家リン・グレアム! 舞台はインド、ヒーローはマハラジャ、大人気の愛なき結婚と、ゴージャス&エキゾチック&切なさ満載です!
  • 裕福だが冷淡な名家への当てつけに、貧しく地味な私が花嫁に選ばれたとは……。

    幼い娘を女手一つで育てるジュリエットは、細々と営むサンドイッチ店が倒産したショックで運転を誤り、高級車に追突してしまった!車から優雅に降り立ったのは、セクシーなスペインの大富豪でプレイボーイと悪名高い、ラファエル・カシージャスだった。震えながら詫びるジュリエットに、彼は驚愕の提案をする。「君に僕の妻になってもらいたい。報酬は500万ポンドだ」そんな大金があれば今の苦境を乗り越え、娘を幸せにしてやれる。でも、なぜこれほどゴージャスな男性が私なんかに……?

    ■祖父の会社を引き継ぐためにどうしても花嫁が必要な富豪に買われた、不遇なヒロイン。今まで出会った誰よりもハンサムな男性の口から飛び出した突然のプロポーズに、とまどうばかりでしたが、そこには思いもよらぬ罠が……。傑作シンデレラストーリー!
  • キーリーは16歳のとき、手ひどい失恋を経験した。家によく遊びに来ていた兄の友人ザックに熱を上げ、思いきって愛を告白したが、みごとに拒まれたのだった。以後、ザックは二度とキーリーの前に現れなくなり、彼女の心には癒やされない傷だけが残った。8年後、研修医となったキーリーは指導医師を見て愕然とする。今なお脳裏に浮かんでは胸を締めつけられるザックの姿がそこに!キーリーは恋心がまったく衰えていないことを確信するが、彼は1年前に妻を亡くし、女性と真剣に付き合うつもりはないと知る。もう傷つきたくない。この想いは絶対に隠し通さなければ……。

    ■世界的人気を誇る作家サラ・モーガンが、初恋を踏みにじった男性と再会し、ふたたび“片思い”をこじらせるヒロインを描きました。ザックが2歳になる娘の世話に困っているのを見かねて、彼の家に住み込んで育児を手伝うことにするキーリー。秘密の恋の行方は?
    *本書は、ハーレクイン・イマージュから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 著名な数学者の突然の死、つづく不可解な殺人事件。一連の謎を解く鍵は、ある数式の保管を博士に依頼された孫娘の書店主が握る?
  • 1950年代のサンフランシスコ。テレビ販売店に勤めるハドリーの日常は、ある日狂い始める……。25歳のディックが書いた自伝的小説
  • モノマネが得意な少女の成長物語。

    クラス一のお調子者ジェリーは、人のモノマネが得意で、いつも先生のモノマネをしてクラスメートを爆笑させていた。
    そんなジェリーの悩みは、トドのような太った体型。男の子たちからは毎日のように、からかわれたり悪口を言われたりするが、いつもギャグでかわして、笑い飛ばしていた。
    でも、家に帰ると、本当の気持ちをノートに書き付けていた。
    この秘密のノートにつづった詩が、真のジェリーの姿だ。

    学校恒例のタレントショーで、ジェリーは代表となり、コントを披露することになる。今年こそ優勝間違いなしと噂されるが、いつもの悪ふざけが過ぎて、出場できなくなってしまった。

    そんなとき、母親の新しい恋人のミュージシャンと知り合うことで、ジェリーの中で、少しずつ変化していく。

    ジェリーは、タレントショーに出場できるのか?
    少女の心の成長を描く爽やかな学園物語。
  • 敵は竜ではなく資本主義!?
    魔法の力が衰えた世界。ドラゴンスレイヤーに選ばれた少女だったが、CMの出演依頼が殺到し、竜の土地を狙い不動産会社が動き出す……

    魔法の力が減少した世界。かつてドラゴンと魔術師は、恐れられ敬われていた。
    いまやドラゴンは偉大な魔術師と結んだ協定により、ドラゴンランドを出ることはなくなり、生きているのは最後の一頭のみ。
    魔術師も同様で、彼らは魔法の絨毯(じゆうたん)でピザ配達をしたり、魔法で配線工事をして、なんとか生計を立てていた。
    そんな魔術師たちを抱える会社、カザム魔法マネジメントの社長代理は十五歳のジェニファー・ストレンジ。
    気むずかしい魔術師たちに振り回されながらもがんばっている。
    ある日、最後のドラゴンの死が予知され、同時に魔術師たちは魔法の力が強くなっていることに気づく。
    ジェニファーは真相を調べるためにドラゴンを殺せる唯一の人間、ドラゴンスレイヤーに会いに行く。
    しかし、そこで彼女は自分が最後のドラゴンスレイヤーであることを知らされ、一分間の速習コースであっという間に後継者にされてしまう。
    そしてジェニファーを待っていたのは、殺到するCMの出演依頼、ドラゴンランドの土地の権利を狙う不動産会社、さらには独裁的な国王の理不尽な勅命――。

    敵はドラゴンではなく、資本主義なのか?
    奇想の作家フォードのファンタジックでリアリスティックな物語。
  • ニューヨーク・タイムズ・ベストセラー
    「時間が巻きもどる」斬新なミステリー!!

    10年前、親友の失踪をきっかけに故郷を離れたニック。
    町に戻ると、また女性の失踪事件が起きる。小さな田舎の町には様々な秘密が……

    10年前、親友コリーンの失踪を機に故郷の町を離れたニックは、老いた父を施設に入れるために町に戻る。すでに記憶もあやふやな父が「あの女の子を見た」と口にするが、誰のことかときいても答えてはくれない。その夜、訪ねてきた女性が驚くべき写真をニックに見せ、金を強請る。そこには父がコリーンの死体を運ぶ姿が写っていたが……閉塞感漂う小さな田舎町の人々の抱える誰にも言えない秘密を、斬新な手法で描くミステリー!!
    原題:All the Missing Girls
  • “ダーティートーカー・ヒーローの女王”テッサ・ベイリーによる傑作ロマンス!
    大金を持って逃げてきた訳ありな女性の向かいの部屋には、市警警部補が――

    『危険な愛に煽られて』で〈勝手にロマンス大賞〉で堂々の二部門(「コンテンポラリー部門」「エロティック部門」)制覇のテッサ・ベイリーによる新シリーズ第一弾!

    ナッシュヴィル生まれのジンジャーは、ある日あばずれの母親の大金の入ったバッグを盗み、妹を連れてシカゴにやってきた。が、引っ越し当日、向かいの住人であるシカゴ市警警部補のデレクに怒鳴られ、最悪の出会いをする。だがデレクのほうは、セクシーで勝気なジンジャーにひと目で惹かれ、一気に彼女に迫る。彼を通じて母親から姉妹の捜索願が出されているのを知ったジンジャーは持ち逃げした金がトラブルを生んでいるのではないかと考え、ナッシュヴィルに向かうが――
    原題:Protecting What's His
  • 安下宿に暮らす音楽家ショナールは、家賃滞納で追い出される寸前。金策の途上で出会った詩人ロドルフ、哲学者コリーヌ、突然現れた画家マルセルと意気投合し……。気の多い女ミミ、金持ちの愛人ミュゼットらも加わり展開される、自由放埒で甘美な物語。本邦初、23の連作小説の全訳!
  • 1910年の大雪の晩、アーシュラ・ベレスフォード・トッドは生まれた。が、臍の緒が巻きついて息がなかった。医師は大雪のため到着が遅れ、間に合わなかった。しかし、アーシュラは、同じ晩に再び生まれなおす。今度は医師が間に合い、無事生を受ける。同様に、アーシュラは以後も、スペイン風邪で、海で溺れて、フューラーと呼ばれる男の暗殺を企てて、ロンドン大空襲で……、何度も何度も生まれては死亡する、やりなおしの繰り返し。かすかなデジャヴュをどこかで感じながら、幾度もの人生を生きるひとりの女性の物語。ウィットと慈しみに満ち、圧倒的な独創性に驚かされる比類なき傑作。コスタ賞受賞作。
  • 飛行機事故に遭い、シブリーは生死の境をさまよった。一流の医師ロドリゴのおかげで一命はとりとめたものの、目覚めたときには記憶をいっさい失っていた。痛みと戸惑いの中、ぼんやりとわかるのは、ロドリゴを以前から知っていたこと、そして、どうしようもなく彼に惹かれていることだけ。もしかして、わたしたちは恋人同士だったのかしら?甘い期待は打ち砕かれる。彼女は既婚者で、しかも妊娠していた。うそ、わたしは経験がないはず……いったいどうなっているの?ロドリゴの表情が、何かを知っていると告げていた。

    ■その情熱的な作風は、ハーレクインでナンバーワンと言っても過言でないオリヴィア・ゲイツ。今作はミステリアスな雰囲気に包まれた読み応えのある記憶喪失ロマンス。真実が紐解かれていくほどに、二人の愛はすれ違い……最後まで目が離せません!
  • 祭壇の前で初めて会った“夫”に、無垢な花嫁は恋をした。

    一度も会ったことのない男性と結婚することになるなんて……。カリプソは暴君の父親に強いられ、バージンロードを歩いた。ギリシア屈指の富豪、アクシオスが待つ祭壇へ向かって。両家が交わした契約に則り、1億ユーロの大金とともに贈られた名ばかりの花嫁に、アクシオスの関心がないことは明白だった。だが、カリプソは彼の暗灰色の瞳に一瞬で心を奪われ、初夜に純潔を捧げてしまう。翌朝目覚めると夫の姿はなく、家に寄りつく気配さえない。私は嫌われてしまったの?傷ついた彼女は家を出た――妊娠にも病魔にも気づかぬまま。

    ■人気のマヤ・ブレイクが描くのは、とびきりドラマティックなシークレットベビーの物語。思いがけず初夜に命を授かったヒロインは、病魔と闘いながら、一人で子供を産むことに。1年後、小さな息子とひっそり暮らしていた彼女の前にヒーローが突然現れて……。
  • 幼いころ父が破産、自殺し、孤児となったダイナは、裕福な未亡人に引き取られ、何不自由なく育てられた。美しく成長した今、上流社会にふさわしい結婚が控えている。だがダイナが結婚を承諾したのは、養母の恩に報いるため。彼女はまだ、燃えるような激しい恋を知らなかった。そんなある日、イタリア人ホテルオーナー、ラフと出会う。年上の傲慢な彼は自信たっぷりにダイナをデートに誘い、すっぽかされると今度は屋敷に忍び込んでくる強引さだ。婚約者にはない熱い何かを感じて、彼女の心は揺れた
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 今世紀最高の結婚と注目されつつも、花嫁ネルの心は沈んでいた。愛するアレクサンドロスとのこの結婚は、実は契約でしかない。ギリシア人実業家の彼は、経営難に陥ったネルの父親と話をつけ、5千万ポンドと引き換えに、年若く従順な妻を手に入れたのだ。そればかりか、式前日にも彼が愛人と会っていたと知り、傷ついたネルは、初夜にアレクサンドロスを拒んでしまう。憤慨した彼は妻を屋敷に閉じこめ、愛人と逢瀬を重ねるようになる。そんな日々は1年も続き、ネルはついに車で屋敷を飛び出した。だがスピードを出しすぎた車は木に衝突。意識が遠のいていく。わたしは死ぬの……? 夫への、愛も純潔も捧げられないまま……。

    ■寡作ながら絶大な支持を誇るハーレクイン・ロマンスの至宝ミシェル・リード。ピュアなヒロインを圧倒的な男の魅力で翻弄するラテン・ヒーローを描いてデビュー直後から人気をさらった生粋のロマンス作家です。どうぞお楽しみください。
    *本書は、ハーレクイン・ロマンスから既に配信されている作品のハーレクイン・セレクト版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 休暇で6週間の航海に出ることになっていた寄宿学校の生徒たち。ところが船が流され、嵐の果てにたどりついたのは無人島だった――。少年たちは、時に反目し合いながらも、自らの知恵と勇気で運命を切り開き、島での生活を築きあげていく。〈十五少年漂流記〉として知られるヴェルヌの傑作冒険小説。完訳版。
  • シリーズ2冊
    858990(税込)
    著:
    オースティン
    訳:
    富田 彬
    レーベル: 岩波文庫
    出版社: 岩波書店

    所はハーフォードシア。ベネット家には五人の娘がいる。その近所に、独身の資産家ビングリーが引越してきた。彼は美しくすなおな長女ジェーンに惹かれ、その友人ダーシーは聡明で溌刺とした次女エリザベスを好ましく思うが……。のどかな「田舎の村の家庭生活の絵」の中に、オースティン一流の精緻な人間観察とユーモアが光る。
  • ブルース・リーに捧げる、衝撃の学園バイオレンス!
    暴力の支配するその学園を人はカンフー・ハイスクールと呼ぶ。壮絶な抗争を拳で切り抜ける少女を描く気鋭のノワール作家の問題作。

    マーティン・ルーサー・キング・ハイスクール。
    ドラッグの密売で強大な力を持つ生徒リドリーと、それを黙認する校長ダームーディーの独裁下、暴力の日常的に吹き荒れる高校。生徒のほとんどが格闘技を身につけなければ生きてゆけない、通称「カンフー・ハイスクール」。

    15歳のジェニーは、兄のキューとともにカンフー高に通う。だが、世界的なカンフーの達人でいとこのジミーが香港からやってきた日から、カンフー高は揺れ始める。もうこの拳は振るわないと誓うジミーだったが、学園の暴力者たちは意に介さず、事態はエスカレートしてゆく……

    金曜日、すべては暴力のカオスとなって爆発する。
    殺らなければ殺られる、だからわたしは殺る――。

    新進ノワール作家、ライアン・ギャティス。
    彼がコロンバイン高校銃撃事件などのスクール・バイオレンスを材にとり、ヤングアダルト小説の古典『チョコレート・ウォ―』と、
    ブルース・リーの『ドラゴン危機一髪』へのオマージュをこめて一気に書き上げられたのが本作である。
    英米各誌で『キル・ビル』『ファイト・クラブ』『アメリカン・サイコ』と並び称された、ポップでイカレて残忍なスクール・バイオレンス・アクション。
  • なぜこれほど親切にしてくれるの?大富豪の彼とは身分違いのわたしに……。

    ジニーはシカゴの高級レストランのバーで働いている。この3年近く、毎晩カクテルを飲みに来るロバートは得意客だ。小児専門の外科医で、大富豪ワイアット家の御曹司にもかかわらず、彼はいつもひとりで来店し、冷ややかにお酒を飲んでいるだけ。裕福でハンサムな独身男性として名高いのに、どうして?そんなある日、唯一の家族である姉が出産後に亡くなり、ジニーは生まれたばかりの姪を引き取って途方に暮れていた。すると、ロバートがジニーの住まいに突然現れ、決然と言い放った。「ナニーでもメイドでも手配するから、早く仕事に戻ってくれ!」わたしを助けに来てくれたの? 気づけば抑えてきた恋心が燃え……。

    ■ジニーはロバートの厚意を断ろうとしますが、聞く耳を持たぬ彼にいきなりキスされ茫然とします。胸に秘めた想いをついに伝えようとした矢先、なぜか彼は一線を引いて……。栄光のRITA賞受賞作家、サラ・M・アンダーソンの珠玉のロマンスをお届けします。
  • 赤ちゃん、泣かないで! アンスティはあやしながら、行方不明の赤ん坊の母親の身を案じた。親友が恋人に捨てられ、赤ん坊を産んだあと失踪したのだ。途方に暮れるアンスティだったが、ふと赤ん坊の伯父にあたる大富豪実業家ケイルのことが心をかすめる。弟を会社から追い出した冷血漢だというけれど……。ケイルに相談をもちかけると、意外にも援助を申し出てくれた。だが交換条件として、屋敷に赤ん坊を引き取る代わりに、ケイルはなぜかアンスティに形だけの結婚を提案してきた!
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 出会った瞬間、心奪われた――強さと冷たさを宿す、年上のあなたに。

    リーと友人ギャビンは知り合って2カ月。彼の父親が所有する別荘に誘われ、リーはなんの心配も抱かず出かけていった。同じ18歳同士の気安さで。屋敷は息をのむほど美しかったが、しんと静まり返った室内には人の気配がしない……。アルコールを飲ませようとしてくるギャビンの執拗さにようやく危険を察知したものの、後の祭り――。とそのとき、低くハスキーな声が響いた。「床に転がって何をしてるんだ」黒いシルクシャツの胸元をはだけた、セクシーなその男性こそ、ギャビンの父ピアーズ。リーの心臓が突然、早鐘を打ち出した。

    ■HQロマンスが誇る数々の逸作を厳選してお贈りする“伝説の名作選”。ロマンス作家協会のみならずエリザベス女王からもその功績を認められた名作家、キャロル・モーティマーの超年の差ロマンスをお届けします。
  • 紺碧の海で芽生える、冷たい瞳をした彼への叶わぬ想い。

    インディゴはアマルフィ海岸のホテルで途方に暮れていた。恋人と来るはずだったこの旅の直前に、彼にふられてしまった。しかも荷物は失われ、今夜の部屋も予約されてなかったなんて!ところが、後ろに並んでいた男性の予約も入っていないとわかり、ミスを認めたホテル側が、代わりの部屋を勧めてきた。ただし、空室はハネムーンスイートが1つだけ。ジュリアンというフランス風アクセントで話す優美な男性は、寝室に鍵がかかるその部屋をシェアすることにしぶしぶ同意した。翌朝、彼が起きる前に出発したインディゴは思いもしなかった――まさか1週間、休暇中の大富豪の彼と共に過ごすことになるとは。

    ■喪失感を心に秘めた者同士、次の愛に踏み出すには大きな勇気が必要で……。風光明媚なイタリアの海岸線を舞台に生まれる、陰のある大富豪ヒーローと、けなげな苦労人ヒロインの甘美なロマンス。旅先で生まれるロマンチックな物語に酔いしれてみてください。
  • おなかを痛めた赤ん坊に愛を注ぎたい。でも、貧しい私に母の資格はないの?

    ウエディングプランナーのポピーは、姉夫婦を失った悲しみをこらえ、みんなが幸せな顔をしている結婚式で仕事に精を出していた。そのとき、彼女はハンサムなギリシア人男性からダンスに誘われる。さらに星月夜の下で唇も奪われ、彼にすっかり夢中になってしまう。ダンスが終わって、男性の名前がアポロだと聞くまでは。一度も姿を見せたことのない、亡き義兄の裕福な弟がなぜ私のもとに?「君のおなかの子はドラコス家の一員だ。僕がもらう」泣きそうになりながら、ポピーは自分の大きなおなかに腕を回した。子どもができなかった姉は、ポピーに代理出産を頼んでいた。姉との最後の絆は絶対に渡したくない。かなわぬ恋は忘れるのよ……。

    ■お待たせしました! I-2602『ギリシア富豪の完璧な人生』の関連作をお届けします。ヒーローのようなお金持ちでなくても、子どもは愛情深く育てると決めたヒロイン。ところが赤ちゃんもヒロインも手に入れたいヒーローは、彼女を壮麗な屋敷に引きとめ……。
  • 病弱な幼い息子ジョナサンに転地療養が必要と医師に告げられ、ダイアンはうなだれた。私にそんなお金なんてないわ。いいえ、1つだけ残された希望はあるけれど……。ダイアンは意を決して、3年ぶりにプロヴァンスを訪れた。当時と変わらない美しい風景の中に、変わり果てた彼が現れた。本当にマノエルなの? 熱く輝いていた瞳は、今や氷のようだ。「なぜ会いに来た? 目的は金か?」嘲るように彼が言った。あなたの息子のためだとは口が裂けても言うつもりはない。富豪の彼に知れたら最後、奪われてしまうとわかっているから。
    *本書は、ハーレクイン・プレゼンツ作家シリーズ別冊から既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 図書館司書のアメリアは夜間にウエイトレスの仕事を始めた。品行方正な彼女がめがねを外し、きわどい服を着るのは、退屈な人生を変えるためにどうしても資金が必要だから。このことが知れたら、町中が大騒ぎになるだろう。そんなある晩、予想もしなかった客が来店する。アメリアが長年片想いをしているタイラー・サヴィジだ。町の住人に見られた衝撃も相当だが、彼の注文にはさらに驚いた。彼はこの美しいウエイトレスがお堅い司書とは気づかずに、陶酔のまなざしで、「俺が欲しいのはきみだよ」と言ったのだ。
    *本書は、ハーレクイン・セレクトから既に配信されている作品のハーレクイン文庫版となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • 絶体絶命の乙女が助けを乞うたのは、狙った獲物は必ず仕留める、放蕩富豪。

    幼いころ里子になり、養父に疎まれても尽くしてきたケイティ。だがある日、養父の借金を肩代わりする好色な老富豪に花嫁として差し出されると知って、絶望の底に落とされた。このまま言いなりになるほかないの? ケイティは途方にくれ、少女時代を共に過ごしたアレッサンドロを10年ぶりに訪ねた。放蕩者で鳴らす裕福な投資家となった彼は、とびきりセクシーで危険な香りを放っている。だめよ、甘美な思い出は封印するの。今日は色恋とは無縁の突拍子もない頼み事をするのだから。ケイティは深く息を吸った。「わたしと結婚してほしいの」

    ■意に染まぬ結婚から逃れるため、忘れえぬ初恋の男性と形だけの結婚をしたヒロイン。二人が決めた結婚の条件は“半年間の禁欲”。でも、夫はどんな美女でもたちまち夢中にしてしまう魅力の持ち主で……。スリリングな契約結婚ロマンスをお楽しみください。
  • 母になりたいと夢見るシンデレラ。タイムリミットは刻一刻と迫り……。

    「兄さん、リズは赤ちゃんを産まなきゃならないの。一刻も早く」親友が兄のクエンティンにそう伝えたばかりに、リズはどぎまぎした。体の不調が原因で、子供を望むなら急がなければならないのだが、相手がいないため人工授精を考えているのだ。しかも大富豪のクエンティンは、リズが18歳で初めて会った日から、その男らしい魅力に心奪われ、密かに恋してきた相手。でも彼はリズのことを、堅苦しく“エリザベス”と呼び、11年たった今もなお、リズは彼の前では緊張し、びくびくしてしまう。そんな彼女に、クエンティンは冷静に、事務的に、無感情に告げた。「君は僕と結婚しなければならない。伝統的な方法で子供を作ろう」

    ■愛に包まれた家庭を夢見るリズと、愛に冷淡な大富豪クエンティン。彼は孫を早く見たいと願う両親のため、経済的援助と引き換えに、リズに子供を産ませようと考えます。でも、彼がリズの前でクールにふるまうのには訳があって……。心弾むシンデレラ・ストーリー!
    *本書は、ハーレクイン・ディザイアから既に配信されている作品のハーレクイン・ディザイア傑作選となります。 ご購入の際は十分ご注意ください。
  • ずっとあなたを愛してた。そのひとことが、言えなくて……。

    良家の子女に仕えるお堅い教師キャリーには秘密があった。17歳で情熱のおもむくまま駆け落ち結婚をして子供を産み、やがて夫と別居したまま9年も経ってしまったなんて――さえない私が貴族の奥さまだなんて、自分でもほとんど忘れかけている。果てしない雑務の合間に外出したある夏の昼下がり、キャリーはあまりのショックに意識を失い、道端に倒れこんだ。目の前に突然、馬を駆る夫が現れたのだ――夜ごと夢のなかでキャリーを悩ませる、罪なほど魅惑的なギデオンが。彼は馬から飛びおりると、妻のそばにひざまずいてつぶやいた。「やっと君を見つけた。ひさしぶりだな、レディ・ラフレイン」

    ■ふたたび強く惹かれ合いながらも、素直になれないふたり。互いに誤解を抱いたまま、形ばかりの復縁を果たしますが……。幼すぎた花嫁、引き裂かれた純愛、運命の再会――『家政婦と不機嫌な子爵』『侯爵と男装のシンデレラ』関連作、切なくも美しい十年愛です!
  • 美しい自然や動植物、文学、音楽から、軍服、罵り言葉、愛猫パードまで。「アメリカSFの女王」が、自らの人生経験をふまえて繊細かつ奔放に綴った2010年代のエッセイを集成。
  • シリーズ2冊
    990(税込)
    著者:
    トム・パーマー
    著者:
    石崎洋司
    レーベル: ――
    出版社: 岩崎書店

    訳者の石崎洋司先生は元サッカー少年。今でもリーガ・エスパニョーラやプレミアリーグなど、海外サッカーの大ファンです。この「フットボール・アカデミー」シリーズにも、いかんなくその経験と知識が活かされ、実にいきいきと躍動感あふれる翻訳をしてくださいました。アカデミーに集う少年たちはみんなピカイチの技を持つ精鋭たち。そんな彼らが泣き笑い、時にぶつかりあいながら、チームプレーが問われるサッカーを通じて成長していく姿はさわやかで、時に切なくけなげです。多くの方が名門ユナイテッド(12歳以下チーム)に入団したジェイクとその仲間たちを応援してくださることを願っています。全国学校図書館協議会選定図書
  • シリーズ2冊
    781869(税込)
    著:
    トマス・ハリス
    訳:
    高見浩
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    あの血みどろの逃亡劇から7年――。FBI特別捜査官となったクラリスは、麻薬組織との銃撃戦をめぐって司法省やマスコミから糾弾され、窮地に立たされる。そこに届いた藤色の封筒。しなやかな手書きの文字は、追伸にこう記していた。「いまも羊たちの悲鳴が聞こえるかどうか、それを教えたまえ」……。だが、欧州で安穏な生活を送るこの差出人には、仮借なき復讐の策謀が迫っていた。
  • 1941年、リトアニア。ナチスは乾坤一擲のバルバロッサ作戦を開始し、レクター一家も居城から狩猟ロッジへと避難する。彼らは3年半生き延びたものの、優勢に転じたソ連軍とドイツ軍の戦闘に巻き込まれて両親は死亡。残された12歳のハンニバルと妹ミーシャの哀しみも癒えぬその夜、ロッジを襲ったのは飢えた対独協力者の一味だった……。ついに明かされる、稀代の怪物の生成過程!
  • シリーズ2冊
    693737(税込)
    著:
    トマス・ハリス
    訳:
    高見浩
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    獲物の皮を剥ぐことから“バッファロウ・ビル”と呼ばれる連続女性誘拐殺人犯が跳梁する。要員不足に悩まされるFBIが白羽の矢を立てたのは訓練生クラリス・スターリング。彼女は捜査に助言を得るべく、患者を次々に殺害して精神異常犯罪者用病院に拘禁されている医学博士ハンニバル・レクターと対面するが――。1980年代末からサスペンス/スリラーの潮流を支配する“悪の金字塔”!
  • フランス文学にまつわる主な事象をこの一冊にまとめました。
    コンパクトサイズの事典でありながら、作家数279、作品数171、事項数85と充実の内容となっています。
    アップデートにあたり、8項目を追加。
    「作家項目」は文学史に名を残している作家をできるだけ多く採用し、
    略歴、代表作、特徴を最新の見方によって解説。「作品項目」は文学史的に意義を持つ代表的なものに限り、
    執筆あるいは出版の経緯、あらすじ、構成、特色、歴史的意義などを解説しています。
  • 「我々は知りすぎているんです。お互いのこと、自分のことを知りすぎている。だから、僕は今、自分の知らない一つのことに本当に興味をおぼえるんです──あの気の毒な男がなぜ死んだか、ですよ」新進気鋭の記者ハロルド・マーチは財務大臣との面会に向かう途中で出会った奇妙な釣師とともに自動車が断崖から転落するさまを目撃する。後に残されたのは車の残骸と男の死体だった。なぜ彼は昼日中見晴らしの良い崖から転落したのか? 国際情勢への鋭い眼差しが光る、英国的諧謔精神に満ちた連作ミステリ集を新訳にて贈る。創元推理文庫初収録作。/【収録作】「標的の顔」/「消えたプリンス」/「少年の心」/「底なしの井戸」/「塀の穴」/「釣師のこだわり」/「一家の馬鹿息子」/「彫像の復讐」/解説=大山誠一郎
  • 正体不明の男に乗っ取られた飛行機は、ヒマラヤ山脈のさらに奥地に不時着する。辿り着いた先には不老不死の楽園があったのだが――。世界中で読み継がれる冒険小説の名作が、美しい訳文で待望の復刊!

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