『海外文学、サスペンス(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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『このミス』1位『頬に哀しみを刻め』著者、最新作!
被害者の携帯電話に残されていた、残忍な殺人の画像――
悪夢のような連続殺人事件に、黒人保安官が挑む。
MWA賞長編部門ノミネート!
「コスビーの最高傑作を更新した」デニス・ルヘイン
「死体の山、ノンストップのアクション、最高の警察もの」スティーヴン・キング
「止まらない勢い、手に汗握る陰謀、犯罪小説のグランドスラムだ」マイクル・コナリー
「現代の犯罪小説の中で最も記憶に残る主人公の一人」ワシントン・ポスト
ヴァージニア州の高校で教師が銃撃され、容疑者の黒人青年が白人保安官補に射殺された。人種対立の残る町に衝撃が走るなか、元FBI捜査官の黒人保安官タイタスは捜査を開始する。容疑者は銃を捨てるよう説得するタイタスに奇妙な言葉を残していたのだ。「先生の携帯を見て」と。被害者の携帯電話を探ると、そこには彼と“狼”のマスクを被った男たちによる残忍な殺人が記録されていた――。
■著者既刊
『黒き荒野の果て』
『頬に悲しみを刻め』 -
観客の前で、出演者が殺された。
ミステリー劇が本物の殺人事件に――
犯人は舞台と客席、どちらかにいる?
元“空手チョップ探偵”が謎に迫る!
空手チョップが得意技の探偵役で15年前に一世を風靡した女優ミランダ。今は仕事もなく、遂にエージェントにクビを言い渡されてしまう。再起にはあのドラマの続編しかない─ミランダは脚本担当だった別居中の夫を説得するため、彼が暮らす町の劇団公演に参加することに。癖だらけの団員たちと殺人劇の稽古に励むが、出演者の一人が舞台上で小道具のシャンパンを飲んだ直後に死んでしまい……。 -
エヴェレスト初登頂を目指し、消息を絶った伝説の登山家マロリー。
100年前に封印された謎を追え!
巨匠が描く山岳小説巨編、マロリー没後100年に復刊。
1924年6月、世界各国が人類初のエヴェレスト征服を目指すなか、初登頂に挑んだ登山家ジョージ・マロリー。彼は頂上を目前にして忽然と消息を絶ち、謎だけが残された。それから75年後、捜索隊によって山頂付近でマロリーの遺体が発見される。そこに残されていた重要な手掛かりとは――。なぜ登るのかと訊かれ、「そこにエヴェレストがあるからだ」と答えた男は世界一の頂を征服したのか?
■著者既刊
『ロスノフスキ家の娘 上・下』
〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ
『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』
『悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班』
『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』 -
はたして男は世界一の頂を征服したのか?
巨匠アーチャーが描く史実に基づく山岳小説巨編、復刊。
頂上はすぐそこに迫っていた。イギリスの登攀隊は、想像を絶する困難と零下40度まで下がる過酷な環境と戦いながら歩を進め、ついにマロリーは第6キャンプ――27300フィートからの最終アタックを敢行する。遠い故郷で待つ愛する妻のため、山頂に妻の写真を置き、必ず無事に帰還することを誓って――。巨匠ジェフリー・アーチャーが描く山岳小説の金字塔、マロリー没後100年に復刊!
■著者既刊
『ロスノフスキ家の娘 上・下』
〈ウィリアム・ウォーウィック〉シリーズ
『まだ見ぬ敵はそこにいる ロンドン警視庁麻薬取締独立捜査班』
『悪しき正義をつかまえろ ロンドン警視庁内務監察特別捜査班』
『運命の時計が回るとき ロンドン警視庁未解決殺人事件特別捜査班』 -
新町長シーリア就任のせいで、シンフルの町はいまだ落ち着かない。長年、行方不明だったシーリアの怪しい夫も現われ、不穏さは増すばかり。そんななか、ハリケーンが襲来、困難な状況をあまたくぐり抜けてきたフォーチュンも、自然災害にはお手上げだ。なんとかやり過ごしてほっとしたのもつかの間、嵐はとんでもない置き土産を残していっていた……。今度は、偽札に殺人?! フォーチュンに公私ともども最大級の危機が迫る! 型破りすぎな老婦人ふたりの助けを借りて、フォーチュンは町と自分の窮地を救えるか? 好評〈ワニ町〉シリーズ第7弾!/解説=柿沼瑛子
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炒飯(チャーハン)の名手にして一流のスナイパーと、定年退職12日前の刑事。
暗殺事件の裏に隠された陰謀とは――。
世界中で話題沸騰、台湾発の謀略スリラー!
イタリアの小さな炒飯店で腕を振るう台湾の潜伏工作員、小艾はある日命令を受け、ローマで標的の東洋人を射殺する。だが根城に戻ったところを何者かに襲撃され、命を狙われる身に。一方、定年退職を12日後に控えた刑事老伍は、台湾で発生した海軍士官と陸軍士官の連続不審死を追っていた。やがて遺体に彫られた“家”という刺青が二つの事件をつなげ――。背後に蠢く巨大な陰謀とは!? -
ハリウッドで映画化決定!世界が注目する超・話題の怪盗サスペンス小説!!
ロザリンは、伝説的な怪盗一家のひとり娘で、類まれな盗みの才能をもつ少女。だが彼女は、稼業から足を洗い「ふつうの人生」を送ることを夢見て、ひそかに家出する計画を立てていた。そんなある日、ロザリンのミスで母親が捕まり、10億ドルの身代金を要求されてしまう。途方にくれるロザリンのもとに、〈怪盗ギャンビット〉への招待状が届く。それは、世界中から選ばれた新進気鋭の泥棒たちが盗みの技を競い合う、違法で危険なコンテストだった。ロザリンは母を救うために、命がけの闘いに身を投じる決意をする――!! ライバルには、9歳からの宿敵ノエリア、ハンサムで謎めいたイギリス人の男子、決して隙を見せない日本人など錚々たる顔ぶれ。そして全員が暗い事情を抱えているのだった。彼らの運命を賭けた非情なゲームの幕が開く! はたして勝利するのはだれか!? -
刑事ピアは作家デビューした元夫ヘニングの依頼で、出版社の元文芸部長ハイケの家へ向かった。彼女と数日間連絡がつかず、ドアに血の跡があるという。家に入ると、二階に鎖でつながれた老人がいた。捜査が始まり、老人は彼女が介護していた父親だと判明、血痕はハイケのものと断定された。ハイケに作品の剽窃を暴露されたベストセラー作家が被疑者に浮かぶが、ハイケが勤めていた出版社の社長をはじめ、疑わしい人物が増えていく。さらにハイケの友人が昏睡状態で発見されて……。出版業界をめぐる泥沼の事件に、刑事オリヴァー&ピアが挑む!/解説=吉野仁
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時は1940年夏。現役を退いた老弁護士ジョン・ハワードは、傷心を癒やすためジュラの山村へ釣り竿一本下げて出かけた。しかし、懸念されていた戦局がにわかに緊迫度を高め、突然の帰国を余儀なくされたばかりか、ジュネーヴの国際連盟に勤めるイギリス人の子供二人を預かって帰る破目に陥った。だが、ハワードの運命はそれだけにとどまらなかった。途中で世話になったホテルのメイドの姪や二親を失った孤児など、次々と同行者の数は増えていく。戦火の中を、ひたすらイギリスを目差す老人と子供たち。英国冒険小説の雄ネヴィル・シュートの代表作。/解説=北上次郎
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伯爵邸をめぐる殺人――
犯人は招待客の中に?
令嬢が祖父から受け継いだのは
莫大な財産と“探偵業”
トラベル令嬢ミステリー。
1930年。スイスで教師をするアタランテのもとに疎遠だった祖父の訃報
が届く。祖父は莫大な財産を孫娘に遺す代わりに、自分の“探偵業”を
継ぐようにと遺言を遺していた。かくして祖父のパリの屋敷に移り住んだ
アタランテの前にさっそく依頼人が─名声ある伯爵との結婚を控えた
その令嬢は誰かに脅迫されているらしく、披露宴が催される南仏の伯爵
邸へともに向かうことに。だが地所内で一人の男の死体が発見され……。 -
伝説の古書『サラエボ・ハガダー』が発見された――深夜のその電話が、数世紀を遡る謎解きの始まりだった。容赦ない焚書と戦火の時代にありながら、この本は誰に読まれ、守られ、現代まで生き延びてきたのか? 調査を依頼された古書鑑定家のハンナは、ページに挟まった蝶の羽や、羊皮紙に染み込んだワインの一滴を手がかりとして、美しい古書の歩んできた歴史をひも解いてゆく。その旅路には、激動の世を懸命に生きる人々の姿があった――科学調査に基づく謎解きの妙と、哀惜に満ちた人間ドラマが絡み合う、第2回翻訳ミステリー大賞受賞作!/解説=千街晶之
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何者かが、オンラインの掲示板に、元夫スティーヴンの殺害依頼を投稿した!?――作家のフィンレイは、子育てに奮闘しつつ、遅れている原稿の執筆に取り組んでいた。だがスティーヴンの件が気になって仕事が手につかない。オンライン掲示板を眺めていると、あるアカウントの人物が、依頼に食いつこうとしているのを発見する。どうやらプロの殺人請負人らしい。フィンレイはベビーシッターで同居人のヴェロと一緒に、元夫が殺害されるのを阻止しようと奔走するが……。どこに連れていかれるかわからない、極上のジェットコースター・サスペンス!/解説=若林踏
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クリスティの『白昼の悪魔』を映画化した『地中海殺人事件』の野外上映会。こんなおいしい話を〈マーダー・ミステリ・ブッククラブ〉が見逃すはずはなく、ワインやつまみを用意し、上映会場の公園に集合した。気の合う仲間と大好きな映画……。ところが映画が終わったとき、ブッククラブのメンバーの席の前で女性が絞殺死体で発見された。いくら映画に夢中だったとはいえ、目と鼻の先で人が殺されていて気づかないなんて。容疑者が多すぎて警察の捜査が難航するのを尻目にブッククラブの面々がまたもや独自の調査を開始する。人気シリーズ第3弾。
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『その女アレックス』の鬼才ルメートルが描く、戦慄の犯罪文学
『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートルが放つ、極上の心理サスペンス。
あの日、あの森で少年は死んだ。 ――僕が殺した。
母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。
死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。
十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。
『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリーで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる。先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。
文庫解説・三橋暁
※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
ロンドン警視庁の孤独な刑事、ケイト・リンヴィルは、敏腕警部だった父の惨殺現場となった生家を貸し家にしていたが、家の処分を決意。宿を取った近くのB&Bの14歳の娘アメリーが行方不明になる。捜査にあたるのは、ケイトの父の事件の時と同じ地元警察のケイレブ・ヘイル警部だった。その頃、1年前に失踪した少女の遺体が発見された。これは同一犯による誘拐なのか? しかし、アメリーは奇妙な状況下で発見される。防波堤から海に落ちかけていたところを男たちに助けられたのだ! 何があったのか? ケイトは管轄外の事件に再び巻き込まれる。
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B&Bの娘の失踪と発見。娘は頑なに口を閉ざしなにも語らない。謎に満ちたこの事件と、遺体で発見された少女の事件に関連はあるのか? 事件はそれだけではなかった。母親に虐待を受け腕にひどい火傷を負った少女の行方不明事件と、父親にがんじがらめに束縛されていた少女失踪事件。どの少女も十四歳だった。ケイトはB&Bの夫婦に真相解明を懇願されるが、管轄外の刑事が口を出すわけにはいかず、密かに調査を始める……。すべての事件の真相は誰の予想もはるかに超えるものだった! ドイツ・ミステリの女帝が贈る超人気シリーズ、第二弾。/解説=吉野仁
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クリス・ウィタカー絶賛!(『われら闇より天を見る』著者)
「途方もなくユニークで、スタイリッシュで、腹黒くて、心に響く」
イギリスが放つサスペンスの鬼才
ウィル・カーヴァーがついに初登場。
ロンドンの地下鉄でひとり自問を続けるテロリスト。
私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか?
挑発的な筆致で描かれる奇想天外サスペンス!
ロンドン地下鉄サークル線で来る日も来る日も爆破のタイミングを待つ自爆テロリスト(?)は、自問への答えを待ちつづけていた。私は神か? 俺は死んだのか? この電車を爆破するのか? そこに乗り合わせるのは5人の男女。人生に幻滅していた看護師、健脚を失ったアスリート、脚本家志望の男、自殺を試みた老人、脳腫瘍の疑いを抱えた多重人格者……別々の人生が一つの車両で交錯したとき、運命は彼らになにをもたらすのか?
この結末、予測不能。
犯罪小説界でも最高に抗しがたい独創的な魅力を持つ一人
――アレックス・ノース(『囁き男』)
今年出版されたなかでもっとも斬新な犯罪小説
――インディペンデント紙 -
若手編集アシスタントのネラはNYの老舗出版社で唯一の黒人女性。人種問題に無理解な職場に疲れていたある日、同世代の黒人女性が入社してくる。ネラは親交を深めようとするが、そこには大きな陰謀が──ダークな皮肉冴えわたる新世代のBLM小説。解説/渡辺志保
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美しい女は、決まって災いを連れてくる。
コペンハーゲンの私立探偵ゲーブリエル・プレスト。
新たな依頼は、移民による右派政治家殺しの冤罪疑惑を探ること――。
“『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』のファンなら、
このユニークな作品をきっと気にいるはずだ“
――BuzzFeed(2023年の最注目スリラー20選出)
コペンハーゲンの私立探偵ゲーブリエル・プレストは、
元恋人の弁護士レイラから冤罪疑惑の調査を依頼される。
右派で知られる法務長官メルゴーの殺害事件で、
犯人のイラク系移民は息子を強制送還され、
ISに処刑されていた。
動機と証拠から有罪判決は決定的に思えたが、
調べを進めるうちメルゴーがナチスに関するある本を
極秘出版しようとしていた事が判明、
関係者の惨たらしい死体が見つかり――。 -
第6回世界文学賞(韓国)受賞!
僕は“リストラ”のコンサルタント。
ごく平凡なサラリーマンの殺し屋だ。
ぼくの書いたシナリオに従い、会社は暗殺を実行する――
僕は殺し屋だ。といっても、毎日キーボードを叩くだけの殺し屋だ。僕は会社の依頼を受け、“顧客”に小さな不幸が重なり、事故や自殺で亡くなる筋書きを描く。会社はシナリオに沿って暗殺する。その自然な死は誰にも疑われず、僕は高給を受け取る。リストラのコンサルタントを名乗る僕にとって、唯一恐ろしいのは全てを操る会社の存在だ。会社が僕に何をしたか、これからお話ししよう――。 -
ネット上で予告された、奇妙な連続怪死事件。
生死を操る“催眠師”の正体とは――。
本国でシリーズ累計120万部を突破した『死亡通知書 暗黒者』の前日譚。
中国発、警察小説!
龍州市で怪事件が発生した。
ある男はゾンビのように人の顔を食いちぎり、またある男はハトのようにビルから飛び立ち死亡。
まもなく“生死を操れる”という催眠師による犯行予告がネット上で発見され、数日後に開かれる催眠師大会への参加が判明する。
刑事の羅飛は、大会主催者で催眠療法の第一人者といわれる凌明鼎に協力を仰ぎ、捜査を進めるが、その先には恐るべき陥穽が待ち受けていた――。 -
たくさんの観客でにぎわう、パリのオペラ座。しかし華々しい舞台の裏では、出演者たちが恐怖におびえていた。――「いまのは、ぜったいゆうれいよ」――オペラ座に住みついている怪人がたびたび目撃され、奇怪な事件が起こっていたのだ。そして新人歌手・クリスチーヌにも怪人の恐怖の影が忍び寄る……。世界中が愛し続ける怪奇小説の大傑作!
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1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた――
ハメット賞受賞作。
1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。 -
休暇でパリに来た夫婦。しかし宿泊先のアパルトマンには何か不快な雰囲気がただよっていた……「泊まってはいけない部屋を味わう」。背筋の凍るホラー・サスペンス登場!
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夫、妻、双子の男児、そしてもうすぐ女児が生まれる幸せな家。そこにひとりのベビーシッターがやってきた――33歳のゾーイは、巧みに反抗的な双子をてなずけ、夫は彼女を信頼するようになる。だが、妊婦のクローディアにはなにかがひっかかる。ひそかに家のなかのなにかが微妙に変わっていく。そのころ、街では妊婦が残忍な手口で惨殺される事件が起き、さらに同様の事件が……全世界の女性をうならせた、衝撃の結末が待つサスペンス。
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解剖に使用できるのは死んだ奴隷か死刑囚のみ――それでは医大での研修がままならず、医師は禁断の手段にでる。奴隷に墓から死体を盗掘させ、それを解剖用に使うのだ。当初、奴隷ニーモは死体を掘り出すだけの役目だった。が、刃物の扱いに長けたニーモは、やがて解剖学の教鞭を執るまでになる。死体を解剖しているだけならよかったが……1857年のアメリカ。医学が妖しい影に覆われた時代の、裏歴史をめぐるサスペンス。
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1954年、イギリスの名門パブリック・スクールで学ぶ14歳の気弱な少年ジョナサンは、同級生ばかりか教師にまでいじめられ、つらい日々を送っていた。しかしある時から、クラスで一目置かれる一匹狼のリチャードと仲良くなる。二人が親密になるにつれ、ジョナサンをいじめる悪童グループの仲間が一人、また一人と不可解な事件や事故に巻き込まれていく……彼らにいったい何が? 少年たちの歪んだ心を巧みに描いた幻の傑作。「復刊ドットコム」で絶大な支持を得た傑作サスペンス、待望の文庫化!
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再読必至。誰にも真相は見抜けない!2002年、シエラレオネで5人の女性が殺害された。現地の元少年兵3人が起訴されるが、ロイター通信社の記者コニーだけはイギリス人のマッケンジーを疑っていた。2年後、バグダッドでマッケンジーに遭遇したコニーは、嗜虐趣味を持つ彼に拉致監禁されてしまう。3日後に解放されイギリスに戻った彼女は、マスコミを逃れて田舎町に隠れ住む。解放時にほぼ無傷だったうえに、あいまいな証言ばかりで監禁中の出来事を警察に話さないコニー。彼女はいったい何を隠しているのか? 圧巻の心理描写と謎解きの妙味を堪能できる英国ミステリの女王による渾身のサスペンス。/解説=松浦正人※紙書籍版とはカバー画像が異なります。
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コングロマリットとの合併をひかえて、熾烈なパワーゲームが展開するディジコム社。部長のサンダーズは、自分がつくと思っていたポストをかつての恋人に奪われたうえ、彼女から強引に迫られたセックスを断わった翌日、セクシュアル・ハラスメントで訴えられてしまう。時代の先端をいくビジネス・サスペンス。
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〈サラセン〉の存在とそのテロ計画は、アメリカ政府の知るところとなった。暗号名〈ピルグリム〉を与えられた男は、すぐに追跡を開始する。敵の目標は? その手段は? 手がかりはたった二回の電話傍受記録のみ。トルコへ飛んだ〈ピルグリム〉は、そこで謎めいた殺人事件に遭遇する……一方〈サラセン〉のテロ計画は決行へ向けて着々と進んでいた。はたして〈ピルグリム〉の追跡は実を結ぶのか? シリーズ第二弾登場!
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セクシュアル・ハラスメントの被害者であるのに、逆に加害者として訴えられたサンダーズは、反撃を決意する。だが、革命的新商品の生産ラインで不良品が続出するなどのトラブルを合併相手に隠している社は、さらなるスキャンダルを避けようと、彼に圧力をかけてくる。そして事件をきっかけに、社内には彼がこれまで思いもよらなかった陥穽が潜んでいたことが明らかになっていく……波瀾万丈のページ・ターナー!
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〈サラセン〉のテロ計画は、ついにその準備を終え、実行の日が迫っていた。かすかな手がかりをつかんだ〈ピルグリム〉は、最後の望みをかけて〈サラセン〉の過去を追う。まったく姿の見えなかった敵の姿がおぼろに浮かびかけ、衝撃が〈ピルグリム〉を襲う。だが、計画決行までの時間は残り少ない。意を決した〈ピルグリム〉はついに危険極まりない賭けに出るが……雄大なスケールで驚異のマンハントを描く超大作、完結!
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南太平洋の海底で発見された宇宙船は、沈んでから少なくとも三百年が経過していた。調査に赴いた科学者チームは、未知の生命体への恐怖に脅えながらも船内の探索を続けるうちに、銀色に輝く謎の球体と遭遇する。その時から彼らの周囲では奇怪な出来事が続発し、やがて最初の犠牲者が……。興奮の深海サスペンス
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居住施設に戻った科学者チームの周囲では、奇妙な出来事が続発する。突如モニターテレビに謎の数字が並び、海底ではエビや発光するイカやクラゲが異常発生し、さらには凶暴なオオイカの職種が彼らを襲う。すべては謎の球体に関係があると考えたノーマンは、再び宇宙船へ乗り込み、球体とのコンタクトを試みるが……。ハイテク機器を用いた深海調査や心理学、海洋学の豊富な知識を随所にちりばめた興奮の深海サスペンス。
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大型旅客機に異常事態発生! 緊急着陸した機体の内部は壊滅的な状態だった。死者二名、重軽傷者多数。事故機を製造したノートン社は調査チームを結成。品質保証部のケイシーの必死の調査の結果、大事故の裏に浮かび上がった戦慄の真実とは? 航空機事故の激増を警告し、全世界を震撼させた超弩級サスペンス!
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不動産開発業で成功を収めた夫トッド。彼を支えるサイコセラピストの妻ジョディ。二十年以上連れ添ってきた二人の生活に、ある日亀裂が入った。トッドの浮気相手が妊娠したのだ。
まだ見ぬ我が子に心を奪われはじめるトッドと、すべてを知りながら何も言わないジョディ。二人のあいだの緊張が最高潮に達したとき、事件が起きる――。
誰にでも起こりうる結婚生活の顛末を、繊細かつ巧妙に描いたベストセラー・サスペンス! -
アメリカの諜報組織に属する十万人以上の諜報員を日夜監視する極秘機関。この機関に採用された私は、過去を消し、偽りの身分で活動してきた。あの9月11日までは……引退していた男を闇の世界へと引き戻したのは〈サラセン〉と呼ばれるたった一人のテロリストだった。彼が単独で立案したテロ計画が動きはじめた時、アメリカは名前のない男にすべてを託す! 巨大スケールと比類なきスピード感で放つ、超大作サスペンス開幕!
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事故原因を究明中、衝撃的な映像がノートン社を直撃した。事故の瞬間を写した乗客のビデオテープがテレビ放映されたのだ。飛び交う悲鳴、壁に激突する乗客。さらに煽情的なテレビ局が、ノートン社の企業責任を追求しはじめる。マスコミの激しい圧力に、追い詰められていく事故調査チーム。やがて、大事故の裏に浮かび上がる戦慄の事実とは?
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この町では尋常でない何かが起こっている。捜査官バークの生還可能性はゼロなのか? ラストは絶対予測不能! 衝撃のスリラー。
川沿いの芝生で目覚めた男は所持品の大半を失い、自分の名さえ思い出せない。しかも全身がやけに痛む。事故にでも遭ったのか…。やがて病院で記憶を回復し、みずからが捜査官だと思い出した男は、町の保安官や住民に助けを求めた。だが、この美しい町パインズはどこか狂っていた。住民は男が町から出ようとするのを執拗に阻み続け、外部との連絡にも必ず邪魔が入る。 /掲出の書影は底本のものです -
『スパルタの黄金』に続く、注目の第2弾!
ガルサの刺客との激しい争奪戦の末に号鐘を奪還したファーゴ夫妻は、新たに、鐘の内側に刻まれたアステカの象形文字を見つける。それは、調査で浮上したアフリカ人探検家による暗号と思われた。彼はかつて号鐘のついた船に乗り、晩年をアステカの財宝探しに捧げ、消息を絶っていた。彼の遺した暗号を解読したファーゴ夫妻は、幻の文明の真実をめぐる国際的陰謀の渦中へ!
トレジャーハンターのファーゴ夫妻が、消滅した古代文明、アステカの謎と秘宝を追い、世界を駆け巡る! 海洋冒険小説の王者カッスラーが放つ、知的興奮とサスペンスに満ちた注目の<トレジャーハンター>ファーゴ夫妻シリーズ、待望の第2弾! -
『スパルタの黄金』に続く、注目の第2弾!
トレジャーハンターのファーゴ夫妻はアフリカ、タンザニア沖でのダイビング中に、古いコインと船についていたと思しき巨大な鐘を発見する。報告を受けたメキシコ大統領のガルサは、その巨大な号鐘が政権の主張するアステカ文明の正統性をくつがえす証拠となることを知っていた。証拠隠滅を図ったガルサは、ふたりに刺客を仕向ける。一方、ファーゴ夫妻は、号鐘に刻まれた文字から二つの船の名前を割り出し、調査に乗り出すが……。
トレジャーハンターのファーゴ夫妻が、消滅した古代文明、アステカの謎と秘宝を追い、世界を駆け巡る! 海洋冒険小説の王者カッスラーが放つ、知的興奮とサスペンスに満ちた注目の<トレジャーハンター>ファーゴ夫妻シリーズ、待望の第2弾! -
最終戦争後の世界。幼いころから苦楽をともにしたぼくと親友ゴンゾーは、一種のトラブルシューターとして活動している。ある日、戦後世界の秩序を維持している装置〈ジョーグマンド・パイプ〉の大火災を消し止めるよう依頼されたぼくらは、大量破壊兵器によってもたらされた混沌のなかへと乗り込んでいくが、行く手には奇怪な陰謀が待ち受けていた――。大型新人による波瀾万丈の近未来青春アクション・サスペンス登場!
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世界を守る〈ジョーグマンド・パイプ〉の消火に出動したぼくと幼馴染で親友のゴンゾー。しかし、その依頼は予想よりもはるかに深い闇を秘めていた。ゴンゾーと別れてひとりでさまよう羽目になったぼくは、故郷での人生をふりかえり、すべての黒幕に立ち向かうことになるが……。圧倒的な筆力で怒濤のごとく語られる、最終戦争後の世界における闘いと友情と恋。笑いとアクションに満ちて世界を驚嘆させた怪物的デビュー作。
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時を超える連続殺人者、謎の家、生き残った少女―― いま最も旬の南アフリカ作家による、タイムトラベル・サイコサスペンス 荒廃した地区のその「家」は、ただの空き家に見える。しかしそれは別の時代への通路なのだ。1931年、導かれるように「家」にたどりついた犯罪者ハーパーは、時を超えて次々と女性たちを殺し始める。奇跡的に彼の魔の手を逃れた少女カービーは、新聞社のインターンになった1992年、犯人が連続殺人鬼にちがいないとの確信から、元犯罪担当の記者とともに独自の調査を始める……。迫力のタイムトラベル・サイコサスペンス。/掲出の書影は底本のものです
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興奮と感動の金融サスペンス。シェイマス賞最優秀新人賞受賞作 不正行為を働き、二年間服役した元花形トレーダー、ジェイスン。彼はウォール街の証券会社の最高財務責任者から、思わぬ仕事を依頼された。事故死した若手社員の取引の資料を証券取引委員会が提出するよう求めている、何か問題があるのか調べてほしいというのだ。高額の報酬に惹かれジェイスンは受諾するが、やがて大きな陰謀が明らかに。金融界出身の著者が、父子の心の交流を織り込んで描く興奮と感動のサスペンス小説。
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パラマウント映画化決定 旧ソ連発、世界を揺るがす陰謀
2005年、中央アジアの国ウズベキスタンで反政府の抗議集会が開かれた。だが軍隊が出動し、集会は惨劇となった。ジャーナリストのチャーリーと妻ジュリーはその場にいたが、一命を取りとめる。そして六年後、彼らは二人の子供とロサンゼルスで平和に暮らしていた。が、ジュリーが突如失踪した。チャーリーは行方を追ってウズベキスタンに赴くが、やがて妻の意外な秘密と世界を揺るがす陰謀を知る。波瀾万丈の冒険サスペンス。 -
第二次世界大戦後の東西冷戦の緊張がたかまるなかで、ソ連は米英仏の管理下にある西ベルリンを封鎖した。ベルリンそのものはソ連支配下のドイツ東部に位置していたため、西ベルリンは陸の孤島となった。200万にものぼる西ベルリン市民を救うため、西側諸国は空前絶後の大規模空輸作戦を開始する。第二次大戦の英雄フレイザーは低燃費エンジンを開発して空輸事業に参入し、一攫千金を狙おうとするが…
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第二次世界大戦の復員兵ブレアは、映画監督になった元上官と偶然再会し、奇妙な依頼を受ける。イタリア北部、ドロミテ・アルプスの奥地にある山荘へおもむき、出入りする人物を見張ってほしいという。ブレアは礼金ほしさに即座に受諾する。だが山荘では怪事件が頻発、ブレアは死の危険にさらされる。ナチ戦犯が所有していたというこの山荘には、どんな秘密があったのか? 勇壮なスキー・アクションを描く冒険小説。
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アメリカ建国以来の秘められた謎に、ラングドンが挑む!
国家の安全保障のため拉致犯の要求に従うよう、CIA保安局局長サトウに迫られたラングドンは、暗号に導かれ、連邦議会議事堂の地下室へと赴く。伝説のピラミッドの存在を目の当たりにし、刻限ぎりぎりに隠された暗号を見抜いたキャサリンとラングドンだが、その身には拉致犯・マラークの魔の手が迫っていた! 絶体絶命の危機の中、建国以来護られてきた「人類最大の至宝」がいま明らかになる──。人間、宗教、科学を巡る衝撃作!
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