『時代小説、学問、潮美瑶、雑誌を除く(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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【書籍説明】
織田信長は尾張の小大名だが、生まれながらの天才的革命家だった。
村々で行われる「火起請」という裁判形式を否定し、宗教儀式を利用して女性達をたぶらかしていた淫乱僧を詐欺師として処罰した。
信長は迷信と慣習の支配する中世社会を打破して、「だれもが自由に安心して暮らせる合理的な世」を拓こうとした。
信長は天下一統を志して近隣諸国を征服し、破竹の勢いで勢力を拡大した。
ついに足利義昭を奉じて上洛し、義昭を十五代将軍の座に就けた。
将軍の権威を利用して、天下の実権を握ろうとしたのである。
だが、将軍義昭は信長の傀儡であることに我慢できない。
折しも、都に百鬼夜行の噂が立ち、奇妙な病が流行し、死者が続出した。
将軍義昭の侍臣も御所の公家衆も、次々に奇病に倒れた。
陰陽師勘解由小路在富は、流行病は「平将門の祟り」と言う。
「織田信長が将軍義昭を呪詛して、将門の怨霊を地獄から呼び出した」という噂が広まった。
信長と濃姫は、呪詛の噂を打ち消し、奇病の流行を止めることができるか?
【目次】
火起請
野望の始動
秘儀へそくらべ
詐欺坊主
疫病流行
怨霊
平新皇将門
深泥池
陰陽師
粥施行
義昭発病
呪詛返し
悪魔の指袋
祟りの元凶
悪霊退散
第六天魔王 -
さっと読めるミニ書籍です(文章量24000文字以上 32,000文字未満(30分で読めるシリーズ)=紙の書籍の50ページ程度)
【書籍説明】
文久三年(1863)春、洛西壬生村に十三人の剣客集団が誕生した。「新選組」である。
京都守護職会津中将松平容保の御預りとなり、上洛する将軍の警護と王城の治安維持の役目に就いた。
新選組副長土方歳三は、生来不合理なことが大嫌いである。
謎があれば、寝食を忘れて真相を突き止めずにはいられない。
副長という激務の傍ら、市井の事件にも首を突っ込むことになる。
文久三年春、京洛を荒し廻る尊攘浪士の一団があった。
「神命党」と名乗り、「軍資金調達」と称して裕福な商家を襲う。新選組は天道組全滅に躍起になった。
夜の市中巡察中、歳三と沖田総司は血塗れの少女に出会った。
豪商鴻池に押し込んだ神命党に斬られたという。歳三と総司が鴻池に駆けつけると、もう一人少女が殺されていた。
「神命党の正体は?」「神命党は、なぜ少女達を殺したのか?」
歳三は神命党の謎を追う。
(最初にお断りしておきますが、「土方歳三事件簿」はフィクションです。登場人物の出自や年齢が史実と違うところもありますが、御了承ください)
【目次】
神命党
少女殺し
壬生浪
預かった娘
引き込み役
記憶喪失
鍼医
大舞台
鴻池善右衛門
新選組出動
真犯人
功名手柄
浅葱の隊服
… 以上まえがきより抜粋 -
【書籍説明】
美濃国主斎藤道三の一人娘帰蝶に、隣国織田家から縁談が持ち込まれた。
帰蝶を織田信秀の嫡男信長の嫁に迎え、和睦しようという。
ところが、信長は「大うつけ(大馬鹿)」と悪評が高い。
帰蝶は信長に興味を持ち、男装して隣国尾張に忍び入った。
祭の日、帰蝶は、三河から来た人質松平竹千代を連れた信長に出会う。
帰蝶は信長に誘われるまま、竹千代とともに村童の喧嘩に加わったり大蛇退治を手伝ったりする。
突然、三人は野臥に襲われ、道三の家臣明智光秀に救われた。
復讐に燃える信長は野臥の巣窟を襲撃して、野臥の頭領を捕らえた。
野臥は三河の松平家に頼まれて竹千代を殺害しようとしたのだ。
やがて、竹千代は三河に帰り、今川家の人質となって駿府に送られた。
信長と帰蝶はめでたく結婚した。
信長が尾張を平定して間もなく、今川義元が大軍を率いて攻め寄せた。
勝ち目のない信長は奇襲作戦を立てるが、その作戦を見破る者が今川軍にただ一人いる。
成長して松平元康となった竹千代である。
はたして、竹千代はどう出るか?
【目次】
尾張の大うつけ
小さな客人
大蛇退治
猿か人か
野臥の洞穴
人質
婚儀と葬儀
国譲り状
今川義元出陣
松平元康
信長出陣
雷雨
桶狭間
天下布武
… 以上まえがきより抜粋 -
【書籍説明】
徳川二代将軍秀忠の御台所お江は次男国松を三代将軍の座に就けたいが、大御所徳川家康は長男竹千代を世継と定めた。実は、竹千代はお江の産んだ子ではない。
お江は国松に将軍嫡子として振る舞うようにさせた。
家康が亡くなると、お江は夫の秀忠に竹千代を廃嫡するように迫ったが、秀忠は承知しない。お江は益々竹千代を憎み、国松を溺愛した。
竹千代は元服して、三代将軍家光となった。国松も元服して徳川忠長となった。
将軍が二人いるような、忠長の横暴な振舞いが目立つ。
お江は家光の暗殺を企むが、家光を警護する柳生十兵衛と花菜緒は刺客を寄せつけない。十兵衛の妹花菜緒は天才的な剣士で、家光の初恋の人となった。
忠長が催した御前試合で花菜緒が勝ったため、忠長は花菜緒を謀殺した。
お江が病死すると、忠長の暴虐非道は倍加して、秀忠を激怒させた。
家光は忠長に蟄居を命じ、秀忠も忠長を許すことなく病没した。
秀忠の死後、家光は異母弟保科正之を可愛がり、忠長の暴虐を憎んだ。家光は忠長を逼塞から自刃へ追い込んでいく。
【目次】
兄と弟
天下を継ぐ者
冷たい母
鴨撃ち
元服
三代将軍
辻斬り
代理勝負
九死に一生
御前試合
将軍二人
忠長乱行
狂乱の果て
恋の記憶
… 以上まえがきより抜粋 -
【書籍説明】
天正十年六月二日未明、京都本能寺に滞在中の織田信長は明智光秀の軍に襲撃された。信長は応戦の後、火中で自害する。信長の嫡男信忠も二条御所で自害。
だが、光秀本人は毛利攻略中の羽柴秀吉を支援するため、備中へ赴く途中だった。
光秀は老ノ坂で本能寺襲撃を知り、急遽京へ上った。火の海の本能寺に飛び込み、信長を救出しようとするが、すでに信長は腹を切っていた。
信長は信忠自害と知り、「後は竹千代(家康)に」と光秀に遺言する。
光秀は堺見物中の徳川家康を救出する一方、驚愕混乱する朝廷や町衆の鎮静化を図る。しかし、「明智光秀謀反」の報は各地に届き、逸早く羽柴秀吉が三万の大軍を率いて上洛して来た。
光秀は汚名を雪ぐ暇もなく、山崎の合戦で完敗した。敗走途中、光秀は自分を謀反人に仕立てたのは、羽柴秀吉と知る。
光秀は重臣斎藤内蔵助の忠告を受け入れ、死んだと見せかけて、秀吉への復讐を誓う。信長の遺言に従い、徳川家康に天下を取らせる決意をする。
一方、秀吉は信長の遺児達を巧みに操り、天下人への道を着々と歩み始めた。
【目次】
本能寺襲撃
信長の遺言
天下布武
伊賀越え
中国大返し
謀反の真相
野望と嫉妬
安土炎上
明智家滅亡
清州会議
無念腹
隋風
小牧・長久手
勝利者
… 以上まえがきより抜粋
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