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『文芸・小説、時代小説』の電子書籍一覧

2881 ~2940件目/全5209件

  • 528(税込)
    著者:
    津本陽
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    稀代の謀将・竹中半兵衛をはじめ、明智光秀、柳生連也、徳川吉宗などの人間像を浮き彫りにする時代小説集。

    難攻不落の斎藤龍興の稲葉山城を目の眩むような奇策で奪取し、その後木下藤吉郎の軍師となって次々と非凡の才をあらわした竹中半兵衛。鬼才をうたわれつつも裏方に徹し、主人に惜しみなく助力を与えた半兵衛の人物像を浮き彫りにした表題作ほか、逆境に立ち向かい、修羅場をくぐり抜けて男の意地をつらぬいた武将、剣客など歴史上の英雄たちを活写した傑作時代小説集。
  • 余命一年の戯作者、命がけの執筆旅!

    自らも癌を患い、闘病の末に克服した作家・沖田正午にしか書き得なかった、
    葛藤と決意が胸を打つ傑作時代小説!

    人気にかげりが見えてきた戯作者・浮世月南風は、ある日、名医・杉田玄白から突如「もってあと一年の命」と宣告される。
    肝の臓に、悪性の腫瘍が出来ているというのだ。
    このまま朽ちるのを待つかと自暴自棄になるが、昔から世話になっていた版元の一声により奮い立ち、一世一代の傑作を執筆することを決意する。
    そこで浮かんだのは、かつて愛し、しかし去っていった女が残した一言だった。
    「あなたには『****』が足りないの――」
    自分に足りない物とは、果たしてなんだったのか。
    その言葉を聞き直すため、そして愛しい女に再び出会うため、南風は命がけの旅に出る――!
  • 704(税込)
    著者:
    北原亞以子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    戦国時代の波に翻弄されながらも、力強く生きる女性たちを描いた長篇小説

    北条氏政の下総国関宿侵攻から八年。悪夢のような焼き討ちを生き延びた、塩商人蔵次の娘・あぐりに、婿取りの話が持ち上がっていた。相手は、父の店を手伝っている仲助。だが父たちの意をよそに、あぐりは、兄のように慕う伍平太に一途な想いを秘めていた。直後、関宿に再び北条氏との戦が忍び寄る。侍となって戦う決意をする伍平太に、あぐりは自らの想いを伝えるが……。戦国の世を力強く生きる女性たちを描いた傑作長篇。
  • 660(税込)
    著者:
    池波正太郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    薩摩の下級藩士の家に生まれ、幾多の苦難に見舞われながら幕末・維新を駆け抜けた西郷隆盛。歴史時代小説の名匠が、西郷の足跡を克明にたどり、維新史までを名匠が描破した力作。

    「本書によって西郷のみならず明治維新の革命の真相を理解できたと思う」(解説より)――作家・常盤新平氏
    近代日本の夜明け、明治維新に燦として輝きを放つ西郷隆盛。「西郷は真の政治家でありながら、世に横行する政治家ではない。西郷は詩人の魂をもった理想家であり教育家であった。芸術家になっても、すばらしい業績をのこしていたろう。そしてさらに、西郷は軍人でもなかったのである」と著者が言い切った男の半世紀の足どりを克明に追った伝記小説。名匠が描いた維新史としても読みごたえ十分の力作。
    ※本電子書籍は、昭和五十四年四月に刊行された『西郷隆盛』(角川文庫)を底本としました。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著者:
    吉田雄亮
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    辻番頭の浅井源三郎が、その武と人情で街の難事を裁く!新シリーズ

    本所の三つ目通りの辻番頭を命じられた浅井源三郎は、その街で悪質な露天商の客引きを目撃する。被害を未然に防ぐため、実力行使に出た源三郎だが、露天の元締めの六右衛門は一筋縄ではいかない男だった……。
  • 「どうです、われらの仲間に入りませんか」──こう誘われて、浪人・立花数馬はうなずいた。その仲間とやらは、瓦版を刷って、世の悪人どもの正体を天下に広めることを目指しているらしい。実は数馬、父は謀に嵌められ、妹は嬲りものにされて、ともに伊丹屋に命を奪われていたのだが、彼らの標的がその伊丹屋であることを知ったのだった。数馬は、旗本の菱沼源三郎や親方の宇兵衛、売り子の新助など、七人の仲間に加わり、瓦版造りを始める。そして、七人の志=「七志屋権兵衛」という屋号による、悪事の一部終始を晒した瓦版が世に放たれた。果たして剣を抜かず、筆の力だけで悪人を退治できるのか──!?世間の手で報いを受けさせる、正義の勇士たちを描く痛快シリーズ、開幕!
  • 792(税込)
    著:
    西條奈加
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    親子三代で菓子を商う「南星屋」は、売り切れご免の繁盛店。武家の身分を捨て、職人となった治兵衛を主に、出戻り娘のお永と一粒種の看板娘、お君が切り盛りするこの店には、他人に言えぬ秘密があった。愛嬌があふれ、揺るぎない人の心の温かさを描いた、読み味絶品の時代小説。吉川英治文学新人賞受賞作。
  • シリーズ2冊
    704726(税込)
    著:
    井川香四郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    宝永地震に富士山の噴火。復興に苦しむお伊勢参りの要所・石部宿で、百姓衆の諍いを治めた旅の浪人徳田新之助は、圧政を敷く代官との交渉役を引き受けることになるが……。使い手の男前若侍と、色事好きのお節介な爺さん。ひょんな縁から行き会った三人の正体とは? 痛快世直し道中記開幕!<文庫書下ろし>
  • デビュー作『会津執権の栄誉』が第157回直木賞候補に!
    ますます注目を集める新人作家・佐藤巖太郎の
    オール讀物新人賞受賞短篇が電子書籍オリジナルで登場


    山形藩二十万石の大名・保科正之から呼出しを受けた北町奉行・加賀爪忠澄。
    保科の頼みは、切支丹の疑いありと訴えられている牢人・梶原伝九郎について、
    拷問による自白ではなく、正しい裁きをしてほしいと願うものだった。

    梶原伝九郎を訴え出たのは、実の弟・八太夫である。三ヶ月前のことだった。
    同居する兄が十字架に向かい祈りを捧げている姿を目撃したという。
    しかし伝九郎は疑いを頑強に否認。でうすの御影が描かれた絵も躊躇なく踏み、
    仲違いしている弟による自分への誣告だと申し立てた。
    いったいどちらが嘘をついているのか――。

    そんな中、伝九郎の所持する『伊勢物語』の中に、耶蘇教を崇める呪文が発見され、
    事件は思わぬ展開を見せる――。
  • 天保八年、飢饉の村から九歳の少女、駒乃が人買いによって江戸吉原の大遊郭、扇屋へと口入れされる。駒乃は、吉原のしきたりに抗いながらも、手練手管を駆使する人気花魁、艶粧へと成長する。忘れられぬ客との出会い、突如訪れる悲劇。苦界、吉原を生き抜いた彼女が最後に下す決断とは…。―全国の書店員が選んだ「世に出したい」新作!第1回本のサナギ賞優秀賞受賞作。

    ※本書は2015年に小社より刊行された著作を改稿し、文庫化した内容となっています。
  • シリーズ2冊
    671737(税込)
    著者:
    帚木蓬生
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    享保十三年、久留米藩領井上村。大庄屋、高松家の長男である甚八と次男の庄十郎は、父に連れられて訪れた善導寺で、何千と集まる人々の姿を目の当たりにする。「ようく見とけ。これが百姓の力ぞ」。藩主から言い渡された増税に抗議して集まる群衆。あわや一揆かと思われたそのとき、あるお達しが下り――。九州の田舎で飢餓と圧政に苦しむ百姓のために医者を志した少年の成長を描く歴史巨編。
  • 693(税込)
    著者:
    葉室麟
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    時は奈良時代。藤原家の一族として生を享け、美しく光り輝くように成長した姿から、父・藤原不比等に光明子と名付けられた一人の少女がいた。成長とともに激しさを増す朝廷の権力争い、貧窮者の救済、仏教の広布、相次ぐ災害や疫病……数々の混迷を乗り越え、夫・聖武天皇を支え、国と民を照らす大仏の建立を目指す。時代を大きく動かし、国の礎を築いた光明皇后。その生涯が鮮やかに蘇る歴史長編。
  • 867(税込)
    著:
    宮城谷昌光
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    夏、商、周といった古代王朝を舞台にした傑作短編集。

    商王朝の王子・丁は、言葉が不自由なため、父王から追放された。しかし苦難の旅の末に、目に見える言葉――文字を創造した。
    己のハンディを跳ね返し、普遍的な価値を生み出した高宗武帝を描く表題作「沈黙の王」ほか、四つの短編を収録。
  • 804(税込)
    著:
    諸田玲子
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    平安京の闇に棲む鬼共の悪行を暴く!

    平安の中ごろ、後一条天皇の御世。
    藤原道長のライバルのもとに参集した世のはずれ者達。
    物売りのナツメ、物乞いのナマス爺さん、女房づとめをしていたシコン、
    貴族の子息コオニ、大宰府がえりの勇将・ニシタカの五人が
    ひょんなことからある有力貴族の依頼で疑似家族として町屋で暮らし始め、
    最近、都に起きた、鬼に纏わる難事件を解決しようと、密かに探索を開始する――。

    正体不明の賊に命を狙われた姫を守るため、
    疑似家族となった五人の活躍を描く、
    時代ビルドゥングスロマンの傑作見参!
  • 781(税込)
    著:
    西本雄治
    イラストレーター:
    眼福ユウコ
    レーベル: 招き猫文庫
    出版社: 白泉社

    新米剣客・俊一郎は少女の姿をした、やっとうの神・鈴と共に、将軍暗殺を企む戦神・威風に立ち向かう。神と人との絆を描くファンタジック時代小説。第1回・招き猫文庫時代小説新人賞・大賞受賞作品。
  • 682(税込)
    著:
    小林典雅
    イラストレーター:
    紺野キタ
    レーベル: 招き猫文庫
    出版社: 白泉社

    某藩江戸勤めの武士。生真面目な青年、遊び人の男、目立たぬ中年男の取り柄のない3人が、世継ぎ問題で命を狙われているとの噂もある側室の子を隠れ育てる任を受けるが問題続出。イクメン侍奮闘記!
  • 704(税込)
    著:
    朝日奈錬
    イラストレーター:
    トミイマサコ
    レーベル: 招き猫文庫
    出版社: 白泉社

    幕末、妖ながら人の医師を装う玄眞。その助手で刀の化身・マル。彼らと奇妙な友情を結ぶ浪士・カク。三人は神隠し事件を追って妖の支配する世界「裏京都」に足を踏み込む。が、真の敵は?
  • シリーズ5冊
    770(税込)

    元治元年(一八六四)、支倉幸四郎は箱館奉行所調役として五稜郭へ赴任した。だが異国情緒溢れる街は、犯罪の巣でもあった……。

    洋学者武田斐三郎による七年の歳月をかけた日本初の洋式城塞五稜郭に箱館奉行所はある。元治元年(一八六四)支倉幸四郎は支配調役として、幕府の逸材と評価の高い奉行小出大和守秀実の配下で激務をこなすことになった。箱館の街は江戸と違い異国人に溢れ、教会やホテルが建つ、悪の街でもあった……。
  • 半村良が密かに育てた期待の女流新人! 大江戸人情ミステリー

    味で評判の小体な料理屋。美人の看板娘お麻の父は、八丁堀同心の手先、治助。似た者どうしの父娘に、今日も事件が舞いこんで…

    一日千両の商いという日本橋から入った横丁・浮世小路で人気の料理屋「子の竹(ねのたけ)」では、美人の看板娘・お麻が今日も大忙しだ。大店「赤倉屋」の主人・清衛門の一人息子が川に落ち、事件は始まった。清衛門は息子の命の恩人・元三に礼を言い、過分な謝礼を申し出るが、なぜか逃げられてしまう。元三は何かを隠している!お麻の尾行が始まった。
  • 825(税込)
    著:
    隆慶一郎
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    戦国末期、天下の傾奇者(かぶきもの)として知られる男がいた。派手な格好と異様な振る舞いで人を驚かすのを愉しむ男、名は前田慶次郎という。巨躯巨漢で、一度合戦になるや、朱色の長槍を振り回し、敵陣に一人斬り込んでいく剛毅ないくさ人であり、当代一流の風流人でもあった。そして何より、自由を愛するさすらい人でもあった。故あって、妻子を置き旅に出た男の奔放苛烈な生き方を描く時代長編。
  • シリーズ2冊
    660737(税込)
    著:
    阿川弘之
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    戦争に反対しながら、自ら対米戦争の火蓋を切らねばならなかった聯合艦隊司令官山本五十六。今日なお人々の胸中に鮮烈な印象をとどめる、日本海軍史上最大の提督の赤裸々な人間像を余すところなく描いた著者畢生の力作。本書は、初版刊行後、更に調査し、発見した未公開資料に基づき加筆された新版である。上巻では、ロンドン軍縮会議での活躍を中心に、若き日の山本像が描かれる。
  • 572(税込)
    著:
    浅田次郎
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    妻夫木聡主演の映画原作。時は幕末、処は江戸。貧乏旗本の次男の身ながら、その才を見込まれて大身の入婿となった彦四郎。だが、跡継ぎを授かったとたん離縁され、実家に出戻るはめに。ある夜、酔いにまかせて小さな祠に神頼みをしてみると、なんと神様があらわれた。だが、この神様、神は神でも、貧乏神! 果たして、貧乏侍vs.貧乏神の行方は……!? とことんツイてない男が最後に選んだ真実の生きる道とは――。抱腹絶倒にして、やがては感涙必至。最近ツイてない、ツキが欲しいと思っている人、必読。
  • 693(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    織田裕二主演の映画『椿三十郎』の原作「日日平安」を収録。無一文の浪人・菅田は、“切腹のマネ”をして通りすがりの男に飯を乞うがあえなく失敗……。しかし、この通りすがりの男、なにやら騒動を抱えている。聞くと、仲間9人で悪徳政治を行う家老らへの斬り込みを企てていた。これはいいツルだ……!! 菅田は仲間入りを志願。狙うはもちろん礼金! だったのだが……。無一文の空腹浪人の活躍をユーモラスに描く表題作をはじめ、ヒューマニズムあふれる名作全11編。「粋」が伝わってくる、時代小説初心者にもオススメの一冊!
  • 1,408(税込)
    著:
    加藤廣
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    家康が応じた密約を胸に、天下を半日で決着させた猛将・福島正則。蛍大名と侮られつつ、強かな籠城戦で西軍主力を翻弄し逆転劇に道を拓いた京極高次――。仕掛けあう豊臣恩顧の大名たち、糸を引く家康の水も漏らさぬ諜報網。戦国覇道のキャスティングボートを握った武将たちが、日本を最大震度で揺さぶった三つの謀略秘話。
  • 佐幕派と尊攘派、龍馬らが贔屓にし、京の都で最古の歴史と最高の格式を誇る花街、上七軒。大義は一夜にして変わり、往来では血で血を洗うなか、舞妓と芸妓、女たちは、惚れてはならぬ、忘れるしかない男に心惹かれ、身を尽くす。柔肌の熱き血汐を描き、幕末史を塗り替える新鋭女流作家の連作時代小説。
  • シリーズ2冊
    781869(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: 新潮文庫
    出版社: 新潮社

    「今に見ちょれ」。薩摩藩中でも「唐芋侍」と蔑まれる貧乏郷士の家に生れた中村半次郎は、だがその逆境に腐ることなく、いつの日かを期していた。秀抜な美男子で気がやさしい。示現流の剣は豪傑肌に強い。恵まれた資質のままに精力的に日を送っていた二十五歳のある日、半次郎は西郷吉之助と出遇う。時は幕末、惚れ込んだ男=西郷につき、半次郎は水を得た。京の町に〈人斬り半次郎〉の名が轟く。
  • 737(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    江戸で五指に入る植木職でありながら、妻とのささいな感情の行き違いがもとで、職を捨て、妻子も捨てて遊蕩にふける男の寒々とした内面を虚無的な筆致で描いて、周五郎文学に特異な位置を占める最晩年の傑作「あとのない仮名」、夫婦の変らぬ愛情を、枯死するまで色を変えない竹柏に託した武家ものの好編「竹柏記」ほか、「主計は忙しい」「桑の木物語」「しづやしづ」など、全八編を収める。
  • 660(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    野州・真岡の小栗一家と竹原一家の大喧嘩にやとわれて人を殺めてしまった渡世人たち――その不幸な生い立ちゆえに敵・味方をこえて結ばれる男と男の友情を描く連作「さいころ蟲」「あばれ狼」「盗賊の宿」。多淫な母親の若き日の嘘によって翻弄され続けた樋口角兵衛の生涯をたどる「角兵衛狂乱図」など、畢生の大作『真田太平記』の脇役たちを描いた4編の、全7編を収録。
  • 748(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    妹に対して道ならぬ行為をはたらき、それを悔いてグレていった兄の心の軌跡と、思いがけぬ結末を描く『あんちゃん』。世継ぎのいない武家の習いとして、女であるにもかかわらず男だと偽って育てられた者の悲劇を追った『菊千代抄』。ほかに『思い違い物語』『七日七夜』『ひとでなし』など、人間をつき動かす最も奥深い心理と生理に分け入り、人間関係の不思議さを凝視した秀作8編を収録。
  • 737(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    長年対面しつづけた宗教的課題を取り上げ、“現代の聖書”として世に問うべく構想を練りながらも絶筆となった現代小説「おごそかな渇き」。ほかに“下町もの”の傑作「かあちゃん」「将監さまの細みち」「鶴は帰りぬ」、“武家もの”の名品「紅梅月毛」「野分」「蕭々十三年」、“こっけいもの”の「雨あがる」、“メルヘン調の「あだこ」「もののけ」と、周五郎文学のさまざまな魅力を一冊に収めた。
  • 693(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    純真な心を持ちながらも、女の“性”ゆえに男から男へわたらずにはいられないおさん――世にも可愛い女が、その可愛さのために不幸にひきずりこまれてゆく宿命の哀しさを描いた『おさん』。芸妓に溺れ込んでいった男が、親友の助力で見事に立ち直ってゆくまでを描いた『葦は見ていた』。“不思議小説”の傑作『その木戸を通って』。ほかに『青竹』『みずぐるま』『夜の辛夷』など全10編を収める。
  • シリーズ2冊
    781(税込)
    著:
    松本清張
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    江戸城花見の宴で催された歌くらべで、前将軍家斉の寵愛する中臈(ちゅうろう)多喜の方は、大奥の実力者お美代の方に勝つ。が、その直後、歌の短冊を桜の小枝に結ぼうとした多喜の方は、踏台から転倒し、流産して死んでしまう。お美代の方の養父中野石翁は、すでに隠居した身でありながら、絶対権力を握る大御所家斉の信寵を得ているのであった……。江戸城大奥と絡む陰湿な政治闘争が展開する。
  • 693(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    小雨が靄のようにけぶる夕方、両国橋をさぶが泣きながら渡っていた。その後を追い、いたわり慰める栄二。江戸下町の経師屋、芳古堂に住みこむ同い年の職人、男前で器用な栄二と愚鈍だが誠実なさぶの、辛さを噛みしめ、心を分ちあって生きる、純粋でひたむきな愛と行動。やがておとずれる無実の罪という試練に立ち向う中で生れた、ひと筋の真実と友情を通じて、青年の精神史を描く。
  • 869(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    酒と女に溺れ家中の鼻つまみものである榎平八郎は二十一歳。七百石の旗本の三男に生れながら妾腹の子ゆえに家来にまで蔑まれている。ある夜女を抱いた帰途、何者かに襲われる。やがて、それは彼を疎む父親の命であることが判明する。徳川吉宗が将軍位について二十余年、いきいきとした時代を背景に、青年ざむらいが意地と度胸で、己れの道を切りひらいていく姿を描く長編時代小説。
  • 693(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    江戸の大火ですべてを失いながら、みなしご達の面倒まで引き受けて再建に奮闘してゆく大工の若棟梁の心意気がさわやかな感動を呼ぶ表題作、藩政改革に奔走する夫のために藩からの弾圧を受けつつも、真実の人間性に目を見ひらいてゆく健気な女の生き方を描く『花筵』、人間はどこまで人間を宥しうるかの限界に真正面から挑んだ野心作『ちくしょう谷』など、中編の傑作4編を収録する。
  • 649(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    深川の小さな娼家に働く女“おぶん”の、欺かれることを恐れぬ一途なまごころに、年上の“おひろ”の虐げられてきたがゆえの不信の心が打負かされる姿を感動的に描いた人間賛歌「つゆのひぬま」。そのほか、江戸時代を舞台にした作品7篇に、平安朝に取材し現代への痛烈な批判をこめた「大納言狐」、現代ものの傑作「陽気な客」を加え、山本周五郎のさまざまな魅力を1冊に収めた短篇集。
  • シリーズ2冊
    825(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    徒士組という下級武士の子に生まれた小三郎は、八歳の時に偶然経験した屈辱的な事件に深く憤り、人間として目ざめる。学問と武芸にはげむことでその屈辱をはねかえそうとした小三郎は、成長して名を三浦主水正と改め、藩中でも異例の抜擢をうける。若き主君、飛騨守昌治が計画した大堰堤工事の責任者として、主水正は、さまざまな妨害にもめげず、工事の完成をめざす。
  • 660(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    城代家老の“御意討ち”を命じられた新八郎は、直(じか)に不正を糺すが、逆に率直な説明を受け、初めて真実を知る。世間の風聞などは信を置くに足らぬと説いた著者の人間観が現れる『宗近新八郎』。藩の“家宝”が象徴する武家の権威を否定して“人間第一主義”を強調する『浪人走馬灯』。生命を賭けるに値する真の“堪忍”とは何かを問う『ならぬ堪忍』など戦前の短編全13作を収める。
  • 781(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    藩中きっての臆病者と評判をたてられた若侍が、それを逆用し奇想天外な方法で誰も引受け手のなかった上意討ちを果すまでを描いた「ひとごろし」、“無償の奉仕”という晩年最大の命題をテーマに著者の人間肯定がみごとに定着した「裏の木戸はあいている」をはじめ、戦前の作品から最晩年の表題作まで、“武家もの”“岡場所もの”“こっけいもの”等々の代表的短編10編を収める。
  • 748(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    生れついての放蕩がやまずに勘当され、“やぶからし”と自嘲するような前夫のもとに、幸せな家庭や子供を捨ててはしる女心のひだの裏側を抉った表題作。美しい妹の身勝手さに運命を変えられた姉が、ほんとうの幸福をさがし求めるまでを抑制された筆でたどった『菊屋敷』。ほかに、『避けぬ三左』『孫七とずんど』『山だち問答』『「こいそ」と「竹四郎」』『ばちあたり』など、全12編を収める。
  • 715(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    明治24年5月、国賓のロシア皇太子を警護の巡査が襲った。この非常事態に、近代国家への道を歩み始めた日本が震撼する。極東進出を目論むロシアに対し、当時日本は余りにも脆弱であった――。皇太子ニコライへの官民を挙げての歓待ぶり、犯人津田三蔵の処分を巡る政府有力者と司法の軋轢、津田の死の実態など、新資料を得て未曾有の国難・大津事件に揺れる世相を活写する歴史長編。
  • 737(税込)
    著:
    吉村昭
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    日本の命運を賭けた日露戦争。旅順攻略、日本海海戦の勝利に沸く国民の期待を肩に、外相・小村寿太郎は全権として、ポーツマス講和会議に臨んだ。ロシア側との緊迫した駆け引きの末の劇的な講和成立。しかし、樺太北部と賠償金の放棄は国民の憤激を呼び、大暴動へと発展する――。近代日本の分水嶺・日露戦争に光をあて交渉妥結に生命を燃焼させた小村寿太郎の姿を浮き彫りにする力作。
  • 660(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    合戦の最中、敵が壊そうとする橋を支える丸太がわりに自分の足を使い、片足を失う『一人(いちにん)ならじ』。敵の武将を倒しても首級(しるし)を掻き取ることをせず、すばやく次の敵を求めて前進する『石ころ』。ほかに『三十二刻』『殉死』『さるすべり』など、名を求めず、立身栄達も望まず、黙々としておのれの信ずる道を生きる無名の武士たちとその妻の心ばえを描いた“武家もの”の傑作全14編を収める。
  • 616(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    ふとした不始末からごろつき侍にゆすられる身となった与之助が、思いを寄せていた娘から身を引き、ごろつきを斬って切腹するまでの心の様を描いた表題作。わがままで武術自慢の藩主の娘を、一介の藩士が無遠慮にこらしめる「奇縁無双」。維新戦争に赴いた恋人の帰りを40年間も待つ女心を哀切に謳った「春いくたび」。ほかに「一代恋娘」「友のためではない」など全13編を収める。
  • 572(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    「この世には御定法で罰することのできない罪がある」最愛の父が死んだ夜、自分が父の実子ではなく不義の子なのを知ったおしのは、淫蕩な母とその相手の男たちを、自らの手で裁く事を決心する。おしのは、母を殺し、母の男たちの胸につぎつぎに銀のかんざしを打ちこみ、その枕もとに赤い山椿の花びらを残してゆく……。ミステリー仕立で、法と人間の掟の問題を鋭くついた異色の長編。
  • 704(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    御用人の佐藤欽之助は、妻を通して琴の稽古友達だった女から、夫の仕官の世話を頼まれる。その女が、かつて縁談を申し込んで断られた和枝であることを知った欽之助は、思いがけない行動で依頼を果たす……。著者の鋭い人間観察眼を際立たせている表題作の他に、後年の“職人もの”の先駆をなす「しぐれ傘」や“滑稽もの”の「竜と虎」など、初期の傑作12編を収める。
  • 693(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    居酒屋でいつも黙って一升枡で飲んでいる浪人、松村信兵衛の胸のすく活躍と人情味あふれる子育ての物語『人情裏長屋』。天一坊事件に影響されて家系図狂いになった大家に、出自を尋ねられて閉口した店子たちが一計を案ずる滑稽譚『長屋天一坊』。ほかに『おもかげ抄』『風流化物屋敷』『泥棒と若殿』『ゆうれい貸屋』など周五郎文学の独壇場ともいうべき“長屋もの”を中心に11編を収録。
  • 1,408(税込)
    著:
    蜂谷涼
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    種痘普及を念願する豪放磊落な蘭方医・玄齋と彼を愛する千草と沙穂。二人の女が織りなす奇妙で穏やかな妻妾同居は、玄齋が幕命により蝦夷地へ旅立つと同時に均衡を失う。嫉妬と我欲に翻弄され、ついに起こる悲劇の果てに彼らは何を見出したのか。己れの愛と生を一途に貫く男女の数奇な運命を描ききった圧巻の時代長篇。
  • シリーズ5冊
    693737(税込)
    著:
    松本清張
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    身体が不自由で孤独な一青年が、小倉在住期の鴎外を追究する芥川賞受賞作『或る「小倉日記」伝』。旧石器時代の人骨を発見し、その研究に生涯をかけた中学教師が、業績を横取りされる『石の骨』。功なり名とげた大学教授が悪女にひっかかり学界から顛落する『笛壺』。他に9篇を収める。
  • 660(税込)
    著:
    城山三郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    御三家筆頭として幕末政治に絶大な影響力を持つ尾張藩の、勤王・佐幕の対立は、ついに藩士十四人を粛清する〈青松葉事件〉へと発展し、やがて明治新政府下、藩士の北海道移住という苦難の歴史へと続く。尾張藩の運命と不可分の、藩主徳川慶勝の「熟察」を旨とする生き方を、いとこ一橋慶喜の変り身の早い生き方と対比させつつ、転換期における指導者のありかたを問う雄大な歴史小説。
  • シリーズ2冊
    616660(税込)
    著:
    池波正太郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    時は戦国――のちに「剣聖」と仰がれる上泉伊勢守は関東制覇の要衝・上州は大胡の城主。上杉謙信・武田信玄・北条氏康の野望に巻き込まれ、戦場から戦場へ体を休める暇もない。その武勇を「上州の一本槍」と天下に轟かせるも、一介の剣士として剣の道に没入できる平穏な日々の訪れを秘かに願う伊勢守だった。折しも国盗り合戦は佳境を迎え、上州の勢力図にも大きな変化が……。
  • シリーズ2冊
    814825(税込)
    著:
    隆慶一郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    宮本武蔵に育てられた青年剣士・松永誠一郎は、師の遺言に従い江戸・吉原に赴く。だが、その地に着くや否や、八方からの夥しい殺気が彼を取り囲んだ。吉原には裏柳生の忍びの群れが跳梁していたのだ。彼らの狙う「神君御免状」とは何か。武蔵はなぜ彼を、この色里へ送ったのか。――吉原成立の秘話、徳川家康影武者説をも織り込んで縦横無尽に展開する、大型剣豪作家初の長編小説。
  • 737(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    武家の法度である喧嘩の助太刀のたのみを、夫にとりつがなかった妻の行為をめぐって、夫婦の絆とは何かを問いかける『四日のあやめ』。娼婦仲間との戯れに始まった恋であるが故に、一子をなしながらも、男のもとから立去ろうとする女を描いて周五郎文学ならではの余韻を残す『契りきぬ』。ほかに『ゆだん大敵』『貧窮問答』『初夜』『古今集巻之五』『燕』『榎物語』など珠玉作全9編を収める。
  • 565(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    江戸中期の尊皇論者、山県大弐と出会ったことから藩の内紛にまきこまれた二人の青年武士の、友情の破綻と和解までを描いた初期の中編『夜明けの辻』。元芸妓との結婚を望んだ若侍が、頑固一徹の国家老の伯父を説得するために機略に富んだやり取りをくりひろげる“こっけい物”の佳品『嫁取り二代記』。ほかに『平八郎聞書』『葦』など、山本周五郎の文学的精進のあとを伝える全11編。
  • 781(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    自分の出生の秘密を知った大炊介が、狂態を装って藩の衆望を故意にうらぎらねばならなかった悲劇を描く表題作。自分たちはおたふくであるときめこんでしまっている底抜けに明るく情味豊かな姉妹の物語「おたふく」。奇抜な視点と卓抜な文体で「剣聖」宮本武蔵を描き、著者の後半期の出発点となった意義深い作品「よじょう」など。さまざまな傾向の短編から代表作10編を選りすぐった。
  • シリーズ2冊
    660(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    倒幕に揺れ動く幕末、若者たちは国の為に何をすべきかを模索していた。そんな中、東北の一小藩出身の杉浦透は、世間の流れに惑わされず昌平黌に入学し、学問の道に専念することを決意する。一方、水谷郷臣もまた、藩主の弟という立場に悩みながらも、己に忠実な生き方をしようと努力する。時代の動乱に巻き込まれながらも、懸命に生きる若者たちを描いた青春群像劇。
  • 704(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    “風の吹溜まりに塵芥が集まるようにできた貧民街”で懸命に生きようとする庶民の人生。――そこではいつもぎりぎりの生活に追われているために、虚飾で人の眼をくらましたり自分を偽ったりする暇も金もなく、ありのままの自分をさらけだすしかない。そんな街の人びとにほんとうの人間らしさを感じた著者が、さまざまなエピソードの断面のなかに深い人生の実相を捉えた異色作。
  • 528(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    千石どりの武家としての体面を保つために自分は極端につましい生活を送っていたやす女。彼女の死によって初めて明らかになるその生活を描いた『松の花』をはじめ『梅咲きぬ』『尾花川』など11編を収める連作短編集。厳しい武家の定めの中で、夫のため、子のために生き抜いた日本の妻や母の、清々しいまでの強靱さと、凜然たる美しさ、哀しさがあふれる感動的な作品である。
  • 484(税込)
    著:
    松本清張
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    日本美術史に燦然と輝く芸術家十人が、血の通った人間として甦る――。新進気鋭の快慶の評判に心乱される運慶。命を懸けて、秀吉と対峙する千利休。将軍義教に憎まれ、虐げられる世阿弥。将軍家、公卿、富商の間を巧みに渡り歩く光悦。栄華を極めながらも、滲み出る不安、嫉妬、苛立ち、そして虚しさ――美を追い求める者たちが煩悩に囚われる禍々しい姿を描く、異色の歴史短編小説十編。
  • 528(税込)
    著:
    山本周五郎
    レーベル: ――
    出版社: 新潮社

    武田家再興――百三十余年にわたる悲願に翻弄される甲州甘利郷のみどう一族。江戸の新御番、安倍半之助は甲府勤番中に失踪した叔父の遺品を調べるうち、叔父を狂気へと導いた武田家の莫大な遺産をめぐる「かんば沢」の妖しい謎のとりことなり、己れもまた甲州へと出奔してゆく。著者の郷里甲州の雄大な自然を舞台に謳いあげた、周五郎文学に特異な位置を占める怪奇幻想の大ロマン。

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