『「東方電書祭2022」クーポン対象作品、著者センター、一言芳恩社(ライトノベル)』の電子書籍一覧
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秘封倶楽部の在り方を見つめ直す短編集「秘々封々」第一弾。
羽のように軽やかで、天へ舞うかのような物語を五編収録。
遍在する秘封倶楽部は、羽に導かれ、何処へ翔ぶ?
『Outer Scientism』
蓮子の実家でくつろいでいたメリーは、蓮子の唐突な提案により、廃止された科学館へ足を踏み入れる。
『古道具屋と女子高生の幻想空論』
菫子はひょんな事から、自らの身に羽が生えてこないかと霖之助に問う。
霖之助は呆れつつも、幻想郷の仕組みを解説するとともに、或る仮説を提示する。
『籠の幻鳥、少女の夢』
メリーは、相棒である蓮子を、いつも鳥籠の中に入れ、共に出掛けていた。
そんな彼女達の、ささやかで、何気無い至福な一コマ。
『冷たい夜風』
ひとり孤独に、物思いに耽けながら、深夜の川沿いを歩く。
菫子は、幼い故に苦悩し、幼い故に確執に囚われない。
『Bless me with Wing.』
メリーの背中に宿る美しいモノは、やがて、残酷な真実を彼女達に突きつける。
最早、どうしようもない現実を。
最早、取り返しのつかない現実を。 -
奇跡を起こす少女。超能力を操る少女。彼女達の出会いと別れ、そして秘封倶楽部の物語。
生まれながらにしての超能力者、宇佐見菫子。
「自分は他の人達と違う」
幼少期からそう悟り、目立たない為に、他人の中に溶け込むよう、努めて行動していた。
菫子は、彼女の望む通り、常に独りだった。
そんな彼女の前に現れた、一人の少女。
「私は神様が見えるの」
そう言った彼女の名は、東風谷早苗。
奇跡を起こす少女。
超能力を操る少女。
この出会いは偶然か、それとも奇跡か。
彼女達はどこへ向かい、
どこへ収束するのか?
『秘封倶楽部』
始まりの物語。
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