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『メフィスト賞、1年以内(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~20件目/全20件

  • シリーズ24冊
    6491,056(税込)
    著:
    高田崇史
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    百人一首カルタのコレクターとして有名な、会社社長・真榊大陸が自宅で惨殺された。一枚の札を握りしめて……。関係者は皆アリバイがあり、事件は一見、不可能犯罪かと思われた。だが、博覧強記の薬剤師・桑原崇が百人一首に仕掛けられた謎を解いたとき、戦慄の真相が明らかに!?
  • シリーズ2冊
    1,386(税込)
    著:
    井上真偽
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    新・読書体験。驚愕のパラレルミステリー!

    古き良き商店街で起きた不穏な事件。探偵役は三姉妹と四兄弟、事件と手がかりは同じなのに展開する推理は全く違う!? 〈Brother編〉との「両面読み」がおすすめです!
    ぎんなみ商店街に店を構える焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が発生した。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは事故現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)
    交通事故に隠された謎を解いた三姉妹に捜査の依頼が。地元の中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいというものだ。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも……?(第二話「だから都久音は押し付けない」)
    「ミステリーグルメツアーに行く」と言って出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉の足跡を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る――。(第三話「だから都久音は心配しない」)
  • 902(税込)
    著者:
    五十嵐律人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    現役弁護士作家が放つ、青春リーガル・ミステリ!

    その悩み、一人で抱え込まずお気軽に無法律へ。

    学園祭で賑わう霞山大学の片隅。法学部四年・古城行成が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)に、経済学部三年の戸賀夏倫が訪れる。彼女が住むアパートでは、過去に女子大生が妊娠中に自殺。最近は、深夜に赤ん坊の泣き声が聞こえ、真っ赤な手形が窓につくなど、奇妙な現象が起きているという。戸賀は「悪意の正体」を探ってほしいと古城に依頼するが……。リベンジポルノ、放火事件、毒親問題、カンニング騒動など、法曹一家に育った「法律マシーン」古城と、「自称助手」戸賀の凸凹コンビが5つの難事件に挑む!
  • 1,980(税込)
    著者:
    日明恩
    レーベル: ――
    出版社: 双葉社

    広島から家出して上京した17歳の桧山光希は、ふとした出会いから足場工事会社「須田SAFETY STEP」の見習い社員になることに。そこには、見た目はいかついがナイスガイな先輩たちがいて、光希にとっては新鮮な驚きの世界だった。実は、光希はかつては強い霊感を備えていたが、ある事件がきっかけでその能力を失っていた。だが、先輩の頭島が一緒にいるときだけ再び“見える”ことに気づく。かくして、光希と頭島、さらにはもう一人の先輩である奥を加えた3人による幽霊退治が始まる――。
  • 1,870(税込)
    著者:
    五十嵐律人
    レーベル: 角川書店単行本
    出版社: KADOKAWA

    密室の謎を解き SNSでバズらせよ! 青春リーガルミステリの金字塔!

    霞山大学の法学部から、同大学のロースクールへと無事に進学した古城行成。古城が運営する「無料法律相談所」(通称「無法律」)は、自称助手の経済学部四年、戸賀夏倫と、法学部四年、矢野綾芽を交わえ、持ち込まれた法律が関わる事件を解決する自主ゼミである。
    密室状況にある模擬法廷の証言台の前で、恐竜の着ぐるみが倒れていた監禁事件、2通の遺言書を作成した医者の不審死とダイイングメッセージの謎、官庁訪問の会場で相談された雪山での相談事件などの経験を通じて、古城たちは少しずつ、法の真理と人間への洞察を深めていく。
  • エルサレムは土煙を上げながら移動を続けた。それはまるで巨大な船が大地に波を立てて進むようであった。陸をさまよう巨大な氷山にも思えた。丘の上の人々は、かつて旧市街があった穴から、少しずつ遠ざかるその姿を眺め、誰も言葉を発することができなかった。(本文より)
     聖地が動いた。1匹の犬とともに。そして人間たちと「土」との長い長い物語が始まる……。癒しに満ちた大人のための寓話。

    ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)
    小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
  • 770(税込)
    著者:
    浅暮三文
    レーベル: ――

    「巨人軍を倒してみないかい?」フリーのデザイナーとして、日々スーパーの安売りチラシなどを手がける地味な毎日を送る石動誠。行きつけのバー「ファイブ・クォーター」のマスターの音頭で、常連たちと草野球チームを結成することになった。日頃の運動不足がたたってろくに練習もはかどらない彼らだが、じつはそれぞれ秘密の力を備えていて……。草野球史上最弱ナインの運命はいかに? 打倒、巨人軍!? 仕事も恋も中途半端な男たちが結成した草野球チーム、目指すはアマチュアトーナメント優勝。大人が夢中になる青春野球小説。

    ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)
    小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
  • 495(税込)
    著者:
    浅暮三文
    レーベル: ――

    置いていたはずのものが見つからないのも、電話が混線して遠い声が聞こえるのも、塗りたてのペンキに手形がついているのも……すべては「異人類」のせいだった! とぼけた博士とお茶目な助手が、まだ見ぬ異人類を求めて奔走する。連作ユーモア短篇小説集。

    ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)
    小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
  • 495(税込)
    著者:
    浅暮三文
    レーベル: ――

    1981年、大阪。弱小広告代理店の新人営業社員アサグレは、今日もサボって喫茶店。大学を卒業し、一人前の大人のつもりでいたが古い慣習を残す大阪の広告屋の世界で、その自尊心は木っ端みじんにうち砕かれた。かっこわるくてせつなくて、夢や希望に溢れない、自伝的サラリーマン物語。

    ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)
    小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
  • 製薬会社の新薬開発担当の遠藤は、インドネシアの小島でとてつもない強精作用のあるキノコを発見した。意気揚々と帰国したが会社は外資に合併され彼の居場所はなかった。だがこのキノコの能力は強精だけではなかった。人の睡眠を蓄積し、コントロールする働きがあったのだ。遠藤らはキノコによる世界初の睡眠ビジネスをもくろむ。一見、大成功に見えた新ビジネスだったが、遠藤の胸には不安が去来する。なにか忘れている気がする。とても重要ななにかを……。新境地エコノミカル・ファンタジー長篇小説。

    ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)
    小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
  • 長期休暇を家でゆっくり過ごそうと、主人公はマーケットで食料を購入した。家に帰り、早速カンヅメを開けると、「ポン」という音とともに、魔法使いが出現した。魔法使いは、ひとつだけ望みを叶えてやるというお決まりの言葉をはくが、カンヅメの中身で部屋を汚された主人公は怒り心頭。意地でも魔法使いの言うことを聞こうとしない。そして、しつこい魔法使いから逃げ出した。追う魔法使い。実は、魔法使いにも望みを叶えてやらねばならない深刻な理由があった。逃走は世界を駆け巡り、意外な人物が登場し、そして、もっと意外な結末を迎える……。作中にさまざまな仕掛けを施したスラップスティック実験小説。

    ●浅暮三文(あさぐれ・みつふみ)
    小説家。第8回日本ファンタジーノベル大賞最終候補を経て、1998年第8回メフィスト賞『ダブ(エ)ストン街道』でデビュウ。2003年第56回日本推理作家協会賞を『石の中の蜘蛛』で受賞。他作品に『実験小説ぬ』『ぽんこつ喜劇』、エッセイ『おつまミステリー』など多数。著作はイタリア、韓国で翻訳され、中学校教科書に採用された。日本文芸家協会、日本推理作家協会会員。
  • 新時代の特殊設定ミステリー作家、潮谷験が贈る「愛と記憶のミステリー」

    「オスロ昏睡病」という難病から回復した患者は、身体の一部に薔薇の形をした腫瘍ができる後遺症を持つ。35年前に治療法を確立し権威となった医師が殺されたことを皮切りに「オスロ昏睡病」の患者が次々に襲われる事件が発生。自身もかつてその難病に罹った京都府警の八嶋警部補は、犯人の特定と難病治療がもたらした闇に挑む。
  • 密室殺人の犯人を「7つの選択肢」からセレクトする、まさに「マルチエンディング・ミステリー」
    『最後のトリック』『ミステリー・アリーナ』の著者による新たな挑戦。 
                               
    築30年の「大泰荘」で8人の大学生が共同生活を送っていた。
    ある朝、マッチョな男性住人が鍵のかかった自室において遺体で発見される。
    深夜には建物の玄関にチェーン錠がかけられるため、
    たとえ鍵を持っていても中には入れない二重の「密室」で誰が彼を殺したのか?
    住人の誰もが怪しく、誰にも動機が……。「7つの選択肢」から犯人を決めるのは、あなた。
    読者投票の結果も収録。
    文庫化に際して、『犯人選挙』を改題。
  • 1,881(税込)
    著:
    砥上裕將
    レーベル: ――
    出版社: 講談社

    小説の向こうに絵が見える! 美しき水墨画の世界を描いた物語

    水墨画とは、筆先から生み出される「線」の芸術。
    描くのは「命」。

    20万部を超えたメフィスト賞受賞作『線は、僕を描く』に続く、水墨画エンターテイメント第二弾!

    主人公・青山霜介が、ライバル・千瑛と湖山賞を競い合った展覧会から2年が経った。
    大学3年生になった霜介は水墨画家として成長を遂げる一方、進路に悩んでいた。
    卒業後、水墨の世界で生きるのか、それとも別の生き方を見つけるのか。
    優柔不断な霜介とは対照的に、千瑛は「水墨画界の若き至宝」として活躍を続けていた。
    千瑛を横目に、次の一歩が踏み出せず、新たな表現も見つけられない現状に焦りを募らせていく霜介。
    そんな折、体調不良の兄弟子・西濱湖峰に代わり、霜介が小学一年生を相手に水墨画を教えることになる。
    子供たちとの出会いを通じて、向き合う自分の過去と未来。
    そして、師匠・篠田湖山が霜介に託した「あるもの」とはーー。

    墨一色に無限の色彩を映し出す水墨画を通して、霜介の葛藤と成長を描く、感動必死の青春小説!
  • 新・読書体験。驚愕のパラレルミステリー!〈Sister編〉〈Brother編〉の合本版!!

    古き良き商店街で起きた不穏な事件。探偵役は三姉妹と四兄弟、事件と手がかりは同じなのに展開する推理は全く違う!? 〈Sister編〉〈Brother編〉の「両面読み」がおすすめです!

    〈Sister編〉

    ぎんなみ商店街に店を構える焼き鳥店「串真佐」の三姉妹、佐々美、都久音、桃。ある日、近所の商店に車が突っ込む事故が発生した。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死。詮索好きの友人を止めるため、都久音は捜査に乗り出す。まずは事故現場で目撃された謎の人物を捜すことに。(第一話「だから都久音は嘘をつかない」)

    交通事故に隠された謎を解いた三姉妹に捜査の依頼が。地元の中学校で起きた器物損壊事件の犯人を捜してほしいというものだ。現場には墨汁がぶちまけられ、焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。これは犯人を示すメッセージなのか、それとも……?(第二話「だから都久音は押し付けない」)

    「ミステリーグルメツアーに行く」と言って出掛けた佐々美が行方不明に!? すわ誘拐、と慌てる都久音は偶然作りかけの脅迫状を見つけてしまう。台風のなか、姉の足跡を追う二人に、商店街のドンこと神山が迫る――。(第三話「だから都久音は心配しない」)

    〈Brother編〉

    ぎんなみ商店街近くに住む元太・福太・学太・良太の兄弟。母は早くに亡くなり父は海外赴任中だ。ある日、馴染みの商店に車が突っ込む事故が起きる。運転手は衝撃で焼き鳥の串が喉に刺さり即死した。事故の目撃者は末っ子で小学生の良太。だが福太と学太は良太の証言に違和感を覚えた。弟は何かを隠している? 二人は調査に乗り出すことに(第一話「桜幽霊とシェパーズ・パイ」)。

    中学校で手作りの楽器が壊される事件が発生。現場には墨汁がぶちまけられ焼き鳥の串が「井」の字に置かれていた。学太の所属する書道部に犯人がいるのではと疑われ、兄弟は真実を探るべく聞き込みに回る(第二話「宝石泥棒と幸福の王子」)。

    商店街主催の「ミステリーグルメツアー」に随行し、長男で料理人の元太は家を空けている。学太が偶然脅迫状らしきものの断片を見つけたことから、元太が誘拐事件にかかわっている可能性が浮上。台風のなか兄の足跡を追う福太たちに、ある人物が迫る!(第三話「親子喧嘩と注文の多い料理店」)

    ※電子版合本特典のイラストが含まれます。

    ※この作品はカラーが含まれます。
  • 大好評の<仲田シリーズ>第4弾!
    最高にエモーショナルな社会派本格ミステリ

    「警察官になったのは、あの子の自殺に責任を感じてるから?」

    未成年による事件を次々と解決に導く敏腕女性捜査員の心には
    かつて、唯一救うことのできなかった少女が深い影を落としていた――

    仲田の知られざる過去に迫る
    大好評 <仲田シリーズ>第4弾連作集

    【あらすじ】
    神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかた・ほたる)は、
    中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。
    来栖は当時、桐山蛍子(きりやま・けいこ)という同級生をいじめており、
    仲田は蛍子を楓から守ろうと手を尽くしていた。
    しかし、いじめを終わらせることはできず、かえって桐山を傷つけてしまい、
    最後は自殺してしまったのだった。
    事の次第を聞いた捜査一課の真壁は、
    自死の背後に仲田も知らない真相があるのではと感じて調べ始めると、
    意外な事実が浮かび上がり――(表題作)。
  • 539(税込) 2024/5/23(木)23:59まで
    著:
    舞城王太郎
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    そうだ。
    不思議が起こるべきなのだ。

    光る息子の指。人語を話す猿。人の形をした心残り。
    不条理な世界で「俺」は、優しさを発揮しなければならない。
        
    唯一無二の“奇譚”語り。舞城ワールド最新作!

    「ママの体に光入った」幼い息子がそう告げたあと、半年以上触れていなかった妻の妊娠が発覚。一体何が!?
    表題作「畏れ入谷の彼女の柘榴」に加え、人語を話す猿に導かれ行方不明者を捜す「裏山の凄い猿」、特別な家で育ったきょ
    うだいの気付きを描く「うちの玄関に座るため息」の全三篇を収めた奇譚小説集。

    『私はあなたの瞳の林檎』『されど私の可愛い檸檬』に連なる、シリーズ最新短篇集がついに文庫化!
  • 無限に襲いかかる虫!虫!虫!
    死の孤島で生き残れ!

    『アリアドネの声』で話題の著者最新文庫
    衝撃の音楽(ムシカ)×パニックホラー

    スランプに悩む音楽大学の同級生グループが夏休みに訪れたのは小さな無人島。
    そこには霊験あらたかな音楽の神が祀られているという。
    しかし、上陸し神社をお参りする彼らを待っていたのは、カメムシの大群だった。
    カマキリ、スズメバチ、ムカデ……次々と襲撃される彼らの前に現れたのは謎の巫女。虫の怒りを鎮める音楽「鎮虫譜」の真実とは?
    解説/若林踏
  • 「あたしって虐待されてるの?」
    アリバイトリックに新境地!あなたは絶対に見破れない。

    椎名きさらは小学五年生。母子家庭で窮乏している上に
    親から〈水責めの刑〉で厳しく躾けられていた。
    ある時、保健室の遊馬先生や転校生の翔太らに指摘され、
    自分が虐待されているのではないかと気づき始める……。

    一方、JR川崎駅近くの路上で、大手風俗店のオーナー・遠山が
    刺し殺された。県警本部捜査一課の真壁は所轄の捜査員・宝生と組んで
    聞き込みに当たり、かつて遠山の店で働いていた椎名綺羅に疑念を抱く。だが事件当夜、彼女は娘のきさらと一緒に自宅にいたという
    アリバイがあった。真壁は生活安全課に所属しながら数々の事件を
    解決に導いた女性捜査員・仲田蛍の力を借りて、椎名母娘の実像に迫る。

    前作『希望が死んだ夜に』の「こどもの貧困」に続き、
    「こどもの虐待」をテーマに〈仲田・真壁コンビ〉の活躍を描く
    社会派と本格が融合した傑作ミステリー。

    芦沢央 推薦!
    「構造的であるからこそ、そこにおさまらないものが浮かび上がる
    衝撃の先にあるものを描こうとしている小説だと思った」

    ※この電子書籍は2020年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 密室から忽然と消失した財宝の謎。
    14年前の真実が明かされる
    怒涛の30ページに目が離せない。
    『方舟』で注目される作家・夕木春央の本質がここにある!

    「あたし、まえはサーカスにいたの」
    大正14年。莫大な借金をつくった樺谷子爵家に、晴海商事からの使いとしてサーカス出身の少女・ユリ子が取り立てにやって来た。
    返済のできない樺谷家は三女の鞠子を担保に差し出す。ユリ子と鞠子は、莫大な借金返済のため「財宝探し」をすることにした。
    調べていくうちに近づく、明治44年、ある名家で起こった未解決事件の真相とはーー。

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