『【夏電書2022】観てから読むか、読んでから観るか、大野益弘(実用)』の電子書籍一覧
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朝ドラのモデルは
この天才作曲家!
日本が誇る偉大なる作曲家・古関裕而とは?
NHKの連続テレビ小説「エール」の主人公の
知られざるエピソードを名曲とともに綴る!
早稲田大学の応援歌を作ったかと思えば、
慶応義塾大学の応援歌も作曲する。
阪神タイガースの『六甲おろし』を作ったあとに、
読売ジャイアンツの『闘魂こめて』を作ってしまう。
世に送り出した曲は5000曲以上。
古関裕而は、日本が誇る天才作曲家だ。
人を明るく元気にするメロディーを作り続けた
古関裕而の創作の軌跡をたどる! -
大河ドラマでも話題を呼ぶ
「ミスター・オリンピック」のエネルギッシュな一生を綴る!
【本書より】
最終ランナーには1945(昭和20)年8月6日、原爆が投下された日に広島県内で生まれた早稲田大学の陸上競技選手・坂井義則が選ばれた。
このときも会議は紛糾した。
「原爆投下の日に広島で生まれた若者では……アメリカが悪い感情を持つのではないか」という意見が多かったのだ。
田畑は強い口調で言った。
「われわれが憎むのはアメリカではなく、原爆そのものです。アメリカでもソ連(ロシア)でも中国でも、原爆はやめてもらいたい。アメリカにおもねるために原爆に対する憎しみを口に出せない者は、世界平和に背をむける卑怯者だ!」
◎大河ドラマの主人公は、こんなにスゴイ男だった!
怒るときは本気で怒る!
正しいと思ったことは徹底的にやる!
新聞記者、水泳指導者として活躍し、「1964東京オリンピック」組織委員会を設立。あらゆることを軌道に乗せたにもかかわらず、なぜかクビになってしまった不運な男。それでもオリンピックが大好きでたまらない! この、せっかちで負けず嫌いな“がんこおやじ”田畑政治がいなければ、東京オリンピックの成功はなかったかもしれない。
◎田畑 政治(1898~1984)は、新聞記者、水泳指導者として長きに渡り日本水泳連盟会長を務め、1964年東京オリンピックの招致活動におけるキーマンの一人。
水泳選手を志したものの、病気により断念、指導者へ転身します。
参加できなかったロンドン五輪と同日に、日本選手権の決勝を開催して記録で圧倒する有名なエピソードも、田畑のアイディアによるもの。
東京五輪開催に向けて、日系米人のフレッド・ワダらの協力を得て、東京五輪招致に奔走。
開催決定後も、聖火ランナーに若者たちを起用したり、東南アジアへの聖火リレーなど、「平和」のためのオリンピックという理念を守り、後世に語り継がれる大会にした功績は多大です。
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