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『ミステリー・推理・サスペンス、文藝春秋(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全483件

  • シリーズ3冊
    740791(税込)
    著:
    竹村優希
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    視える臨床心理士×心霊探偵コンビによる新シリーズ!

    臨床心理士の泉宮一華(いずみや・いちか)は、霊が視えることを隠しながら、渋谷の宮益坂メンタルクリニックで働いている。そんな一華の平穏な日常は、彼女の秘密を握る謎の青年・翠(すい)の登場によって崩壊の危機に! 半ば脅される形で、一華は翠に同行し、心霊スポットの「調査」をすることになる。渋谷のスクランブル交差点に、山奥のトンネル、閉鎖した診療所……。キジトラ猫の式神・タマを従えて、二人の怖くて賑やかな幽霊退治がスタートする。

    『丸の内で就職したら、幽霊物件担当でした。』『大正幽霊アパート鳳銘館の新米管理人』著者による、書き下ろし新シリーズが開幕!
  • もうやめて……ミステリはここまで進化した!

    第164回直木賞候補作。

    ひたひたと忍び寄る恐怖。
    ぬるりと変容する日常。

    話題沸騰の「最恐」ミステリ、待望の文庫化。

    閉鎖空間に監禁された
    デスゲームの参加者のような切迫感。──彩瀬まる

    平穏に夏休みを終えたい小学校教諭、元不倫相手を見返したい料理研究家……。きっかけはほんの些細な秘密だった。

    保身や油断、猜疑心や傲慢。
    内部から毒に蝕まれ、
    気がつけば取返しのつかない場所に立ち尽くしている自分に気づく。

    凶器のように研ぎ澄まされた“取扱い注意”の傑作短編集。

    解説=彩瀬まる

    ※この電子書籍は2020年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ2冊
    0770(税込)
    著:
    東野圭吾
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    累計290万部突破。直木賞を受賞した大ベストセラー!

    天才数学者でありながら不遇な日々を送っていた高校教師の石神は、一人娘と暮らす隣人の靖子に秘かな想いを寄せていた。彼女たちが前夫を殺害したことを知った彼は、2人を救うため完全犯罪を企てる。だが皮肉にも、石神のかつての親友である物理学者の湯川学が、その謎に挑むことになる。ガリレオシリーズ初の長篇、直木賞受賞作。
    福山雅治主演で2008年に映画化され、堤真一、松雪泰子の熱演も話題になった。

    ※この電子書籍は2008年8月に文藝春秋より刊行された文庫を底本としています
  • 『IT』『シャイニング』で知られるモダン・ホラーの巨匠キングが、小説への愛をこめた渾身のミステリー!
    キング初のミステリー『ミスター・メルセデス』の続編登場。

    少年ピートが川岸で掘り出したのは札束と大量のノートの入ったトランクだった。父が暴走車によって障害を負ったピートの家では、毎晩のように両親がお金をめぐって喧嘩をしていた。このお金があれば家族は幸せになれるに違いない……。

    だが、その金は冷酷な犯罪者モリスが、隠遁の大作家ロススティーンの家を襲って奪ったものだった。モリスはロススティーンの小説に執着を抱いていた。だから大事なのはノートの方――そこには巨匠の未発表の文章が大量に記されていたのだ。しかし別件で逮捕されたモリスは獄中に。ついに出所したモリスは、隠しておいた「宝」を取り戻しに川へ向かったが……。

    少年に迫る犯罪者の魔手。そこに助けの手をのばしたのは、探偵事務所をたちあげた退職刑事ホッジズと仲間たちだった。

    ※この電子書籍は2017年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 「恐怖の帝王」がデビュー40年目にして初めてミステリーを書いた!

    暗い霧雨の朝。仕事を求める人々の列に、何者かが駆る暴走車が突っ込んだ。多数の死傷者を残して車は走り去り、事件は未解決に終わった。
    そして今、退職刑事ホッジズのもとに犯人からの挑戦状が届く。
    「こいつをこの手で捕らえてやる」。決意したホッジズは、孤独な調査を開始する――。

    退職刑事VS卑劣な殺人鬼。米最高のミステリー賞・エドガー賞を受賞した巨匠の傑作。
  • シリーズ4冊
    8971,120(税込)

    鬼才スタンリー・キューブリック監督による映画化作品でも有名な、世界最高の「恐怖の物語」

    雪に閉ざされたホテルに棲む悪霊が、管理人一家を襲う。天才キングが圧倒的筆力で描き出す恐怖! これこそ幽霊屋敷もの、そして20世紀ホラー小説の金字塔
  • ミステリー文学賞&年末ランキング4冠! 本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作!

    かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。
    ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。
    そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。

    蓬莱倶楽部の悪徳商法を調査する将虎の軽妙なハードボイルド探偵の活躍を楽しむあなたに、ラストで襲い掛かる大どんでん返し!?

    日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞&「このミステリーがすごい!」「本格ミステリベスト10」で第1位!
    中居正広さんほか、たくさんの著名人も激賞!
    二度読み必至の究極の徹夜本です。
  • 新川帆立大絶賛! 創作大賞2023(note主催)「別冊文藝春秋賞」受賞作

    「号泣しました。様々な痛みを抱えて生きる人々を、そっと包み込んで肯定してくれる優しい作品です。」――新川帆立(作家)      

    ★感涙必至のお仕事ミステリーが誕生!★

    ~元看護師の著者が送る、命の物語~

    完治の望めない人々が集う長期療養型病棟に務める看護師・卯月咲笑。ある日、意識不明の男性のベッド脇に見知らぬ女の子の姿が。それは卯月だけに視える患者の「思い残し」だった――。彼らの心残りを解きほぐし、より良い看護を目指したいと奔走する日々が始まった。ナースが起こす小さな奇跡に心温まるお仕事ミステリー。
  • シリーズ21冊
    503950(税込)
    著:
    石田衣良
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ミステリーの「今」を読みたければ、池袋を読め。刺す少年、消える少女、マル暴に過激ジャーナリスト、カリスマダンサー……駅西口公園、通称ウエストゲートパークを根城にする少年少女たちが、発熱する都会のストリートを軽やかに疾走する。若者たちの現在をクールに、そして鮮烈に描く大人気シリーズの第一作。青春小説の爽快感とクライムノヴェルの危険な味わいを洗練させ、新しい世代から絶大な支持を得て話題となった連続ドラマの原作。
  • シリーズ27冊
    428791(税込)
    著:
    赤川次郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    駅のタクシー乗場で突如弾丸に襲われた母娘。現場に居合わせた宇野と夕子は、すぐに犯人が割れるだろうと予測したが、母親を予期せぬスキャンダルが襲い、事態は思いがけない方向へ…(「裏切った弾丸」)。心霊スポットを紹介するロケ現場で、1人のお笑いタレントが毒を盛られた疑いで急死。妻は自分が夫を恨んでいたことを告白、またロケの際はかならず手づくり弁当を持たせていたことも明かした…(「幽霊注意報」)。日常に潜む悪意――赤川マジックは今作も絶好調! 大人気「幽霊」シリーズ第23弾。
  • 1,701(税込)
    著:
    道尾秀介
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    大きな話題を読んだ”体験型ミステリー”第2弾。

    第一章「明神の滝に祈ってはいけない」
    桃花はひとり明神の滝に向かっていた。一年前に忽然と姿を消した
    姉・緋里花のSNS裏アカウントを、昨晩見つけたためだ。
    失踪する直前の投稿を見た桃花には、
    あの日、大切にしていた「てりべあ先生」を連れて
    姉が明神の滝に願い事をしに行ったとしか思えない。
    手がかりを求めて向かった観瀑台で桃花が出会ったのは、
    滝の伝説を知る人物だった。

    第二章「首なし男を助けてはいけない」
    夏祭りの日、少年は二人の仲間を連れて大好きな伯父さんを訪ねる。
    今夜、親たちに内緒で行う肝試し、その言い出しっぺであるタニユウに
    「どっきり」を仕掛けるため、伯父さんに協力してもらうのだ。
    伯父さんは三十年近くも自室にひきこもって、奇妙な「首吊り人形」を作っている。
    その人形を借りて、タニユウの作り話に出てきたバケモノを出現させようというのだ。

    第三章「その映像を調べてはいけない」
    「昨夜……息子を殺しまして」。
    年老いた容疑者の自白によれば、
    息子の暴力に耐えかねて相手を刺し殺し、
    遺体を橋の上から川に流したという。
    だが、その遺体がどこにも見つからない。
    必死で捜索をつづける隈島刑事は、やがてある「決定的な映像」へとたどり着く。
    彼は先輩刑事とともに映像を分析しはじめ――
    しかし、それが刑事たちの運命を大きく変えていく。

    そして、書き下ろしの終章「????????はいけない」
    ――すべての謎がつながっていく。前作を凌ぐ、驚愕のラストが待つ!
    各話の最終ページにしかけられたトリックも、いよいよ鮮やかです。
  • 国民的人気を誇る若き官房長官。「彼が誰かの操り人形だとしたら?」そう感じた記者が、偽りの仮面に迫る
    圧倒的な魅力で、官房長官に上り詰めた青年代議士と秘書。彼らに違和感を持った女性記者が、隠された過去を暴くため、取材を重ねる。
  • 新作試し読みと島田ファンによる二次創作が合体!
    復活した〈吉敷竹史シリーズ〉の魅力をたっぷりご紹介します。

    江戸時代から続く金沢の芸者置屋・盲剣楼で、終戦直後に血腥い大量斬殺事件が発生した。
    軍人くずれの無頼の徒が楼を襲撃、密室状態となった中で乱暴狼藉の限りを尽くす五人の男たちを、一瞬にして斬り殺した謎の美剣士の正体は?

    約20年ぶりに刊行された〈吉敷竹史シリーズ〉の新作『盲剣楼奇譚』の試し読みと、ファンブックが合体。

    ファンブックには〈吉敷竹史〉および〈盲剣楼奇譚〉、そしてお馴染みの〈御手洗潔〉のパスティーシュが満載。
    小説とマンガで島田荘司作品の魅力に迫る、ファン必携の電子版オリジナルです。

    【ファンブック執筆者】
    今井ゆきる
    くらしか
    小熊座クウ
    ハコ箱崎
    持月サク
  • オールタイムベスト級の傑作と話題沸騰! 華文(中国語)ミステリーの記念碑的作品の魅力を余すところなく紹介する

    作品の冒頭を抜粋した「お試し版 『13・67』」や週刊文春に掲載された佳多山大地氏による書評「華文ミステリーの新星、掛け値なしの傑作」、またジャーナリスト・野嶋剛氏によるインタビュー「『13・67』と香港人のアイデンティティー」などで、作品の魅力と著者・陳浩基さんの素顔に迫ります。

    【『13・67』とは】
    現在(2013年)から1967年へ、1人の名刑事の警察人生を遡りながら、香港社会の変化(アイデンティティー、生活・風景、警察=権力)をたどる逆年代記(リバース・クロノロジー)形式の本格ミステリー。どの作品も結末に意外性があり、犯人との論戦やアクションもスピーディで迫力満点。
    本格ミステリーとしても傑作だが、雨傘革命(2014年)を経た今、67年の左派勢力(中国側)による反英暴動から中国返還など、香港社会の節目ごとに物語を配する構成により、市民と権力のあいだで揺れ動く香港警察のアイデンティティーを問う社会派ミステリーとしても読み応え十分。
    2015年の台北国際ブックフェア賞など複数の文学賞を受賞。世界12カ国から翻訳オファーを受け、各国で刊行中。映画化件はウォン・カーウァイが取得した。著者は第2回島田荘司推理小説賞を受賞。本書は島田荘司賞受賞第1作でもある。
  • 612(税込)
    著:
    伊坂幸太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    こんな人物が身近に現れたら、彼/彼女は死神かもしれません──(1)CDショップに入りびたり(2)苗字が町や市の名前と同じ(3)会話の受け答えが微妙にずれていて(4)素手で他人に触ろうとしない。1週間の調査の後、死神は対象者の死に「可」「否」の判断を下し、「可」ならば翌8日目に死は実行される。ただし、病死や自殺は除外。まれに死神を感じる人間がいる。──クールでどこか奇妙な死神・千葉が出会う、6つの人生。金城武主演で映画化された原作です!
  • 774(税込)
    著:
    米澤穂信
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    アルバイト情報誌に掲載されていた仕事は「ある人文科学的実験の被験者」になれば、時給1120百円…つまり11万2千円がもらえるというもの。これは誤植か? そんな仕事が実在するのか? 破格の条件につられて応募し、選ばれたのは12人の男女。とある地下施設に閉じ込められた彼らは、<実験>の内容を知り驚愕する。それは、より多くの報酬を巡って参加者同士が殺し合う犯人当てゲームだった──。いま注目の俊英が放つ新感覚ミステリー登場! 映画化原作。
  • 邦訳版もミステリー文学賞をダブル受賞!

    劇作家で大学教授でもある呉誠(ウ―チェン)は若い頃からパニック障害と鬱に悩まされてきた。ある日、日頃の鬱憤が爆発して酒席で出席者全員を辛辣に罵倒してしまう。恥じ入った呉誠は芝居も教職もなげうって台北の裏路地・臥龍街に隠棲し、私立探偵の看板を掲げることに。

    にわか仕立ての素人探偵は、やがて台北中を震撼させる六張犂(リョウチャンリ)連続殺人事件に巻き込まれる。呉誠は己の冤罪をはらすため、自分の力で真犯人を見つけ出すことを誓う。
    監視カメラが路地の隅々まで設置された台北で次々と殺人を行う謎のシリアルキラー〈六張犂の殺人鬼〉の正体は?

    探偵VS犯人のスリリングなストーリー展開と、ハードボイルド小説から受け継いだシニカルなモノローグ、台湾らしい丁々発止の会話。

    台湾を代表する劇作家が満を持して放った初めての小説は台湾で話題を呼び、台北国際ブックフェア大賞などを受賞。フランス、イタリア、トルコ、韓国、タイ、中国語簡体字版が刊行された。

    2021年に邦訳が刊行されると日本でも話題を呼び、2022年には第13回翻訳ミステリー大賞とファルコン賞(マルタの鷹協会日本支部主催)のダブル受賞を果たした。

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 劇場支配人兼名探偵・ウィリアム近松太郎、登場!
    サブカルチャーの聖地・下北沢で起こる怪事件に、
    東西の2大劇作家の名を持つ謎のイケメンが挑む!

    進学のため上京した竹本光汰朗は、亡き祖父が作り、今は祖母が経営する
    下北沢センナリ劇場でアルバイトとして働き始める。
    演劇人やミュージシャンたちが夢を追いかける街で起こる
    「甦る死者」や「人間消失」など様々か怪事件を、
    劇場支配人・ウィリアム近松太郎とワトソン役の光汰朗が快刀乱麻解決!

    ACT1 神様のたまご
    シャーロック・ホームズや金田一耕助が出るパロディ芝居の初日に、
    小道具の宝石が盗まれた!? 
    コナン・ドイル「青いガーネット」のパスティーシュ。

    ACT2 死と乙女
    芝居小屋を狙った連続空き巣事件が発生。
    一人で留守番していた光汰朗の前に謎の黒い人影が!

    ACT3 シルヤキミ
    島崎藤村の詩「知るや君」に曲をつけたロックナンバーを歌う
    女性ボーカルの正体は?

    ACT4 マクロプスの旅
    下北沢の街が靄に包まれる”シモキタの白い夜”に、
    死んだはずの暗黒舞踏のカリスマが出現!?

    ACT5 藤十郎の鯉
    劇団藤十郎一座が上演した歌舞伎の演目「鯉つかみ」の舞台から
    役者が消えそのまま失踪した。
    横溝正史「幽霊座」のパスティーシュ。
  • アフターコロナの介護業界の闇、その先の希望を描く。熱き刑事の物語

    介護施設経営者が殺害された。容疑者となった友を救うため、警視庁刑事が走る。高齢化社会の絶望と希望を描く社会派ミステリー。

    ※この電子書籍は2121年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 1,801(税込)
    著:
    坂木司
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    とある高校の喫茶部。それぞれ好みのおやつを持ち寄る四人は、
    不思議な噂を耳にする。
    「うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい」
    それはただの都市伝説か、それとも――!?
    ゆる部活のメンバーがたどりついた「答え」とは。

    「おやつ部」のメンバーが、世界の謎にゆるく挑む。
    スナックをつまむ指先が光るのは、油のせいだけじゃない、かも。
    おいしく楽しく、ときどき切ない5つの物語。

    うまい棒一本で、世界の秘密がわかるらしい――
    学内で囁かれる噂の真相とは?(「うまいダッツ」)

    おばあちゃんが失くしたブローチを探すことになったおやつ部の面々。
    探し物の過程で見えてきたものとは。(「チロル・ア・リトル」)

    お菓子当てクイズに参加することになった四人。
    果たして、その勝敗はいかに。(「バカみたいにウケない」)

    SNS上の友達と気まずくなってしまったメンバー。
    会いたくない彼女と会いたい彼女、それぞれの理由とは。(「それは王朝の」)

    学年が上がり、初めてできた後輩。
    しかし彼らは全員、妙にまじめで――。(「百年の愛」)
  • シリーズ7冊
    801880(税込)
    著:
    堂場瞬一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    定年まであと10年のベテラン刑事・岩倉剛。
    その特異な記憶力と勘を武器に、相棒の若い女性刑事とともに事件を追う!

    定年まであと10年の岩倉剛は50歳になる誕生日の目前、捜査一課から所轄の南大田署に異動となる。
    その直後に管内で独居老人が殺される事件が発生。

    彼は、元交番勤務で同じく異動してきたばかりの後輩女性刑事・伊東彩香と共に事件の捜査に加わる。
    一方、さらに管内では新聞記者の自殺が発覚し――。

    行く先々で事件を呼ぶと言われるベテラン刑事。
    アナザーフェイス・シリーズに次ぐ新たな警察小説の誕生!

    週刊文春に連載され話題となった、待望の新作第一弾。
  • 殺し屋は、実行前に推理する…殺し屋シリーズ第3弾!

    交通事故の被害者と加害者、その両方に殺しの依頼が入ってきた。ふたりの殺し屋がそれぞれの視点で推理を進めた先には…。
  • シリーズ3冊
    8151,100(税込)
    著:
    赤川次郎
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    夕子の友人・咲のもとに、不運な死に方をした恋人から「近々迎えにいく」という直筆の手紙が届く。早速、夕子と宇野はその恋人の母親に手紙を見せにいくが、彼女のなかに、死んだ息子への思いと、咲への憎しみが今の燃え立っているのを知る――大好評「幽霊シリーズ」第24弾。
  • あの文豪の、こんな謎も、お父さんが解決!

    高校国語教師の父と体育会系文芸編集者の娘の“名探偵コンビ”が、
    本や小説に潜む「謎」に挑む人気シリーズ第4弾。
    「日常の謎」の名手であり〈本の達人〉による5編。

    【収録作品】
    ●漱石と月
    英国留学中の漱石が〈I love you〉を〈月が綺麗ですね〉と翻訳したのは
    根拠のない都市伝説のようなもの。だがそのエピソードは独り歩きして、
    多くの作品に影響を与えている。
    いったいどうして、〈I love you〉と〈漱石〉が〈月〉に繋がるのか……。

    ●清張と手おくれ
    『点と線』といえば大ベストセラーにしてロングセラー、
    松本清張の代表作のひとつだが、
    本格ミステリファンからは「失敗作」だと評判が悪い。
    『点と線』にまつわる知られざるエピソードとは?

    ●「白波看板」と語り
    鬼平シリーズ前に初めて長谷川平蔵が登場したのは短編「白波看板」。
    この作品はかつて、三遊亭圓生が人情噺として口演していたという。
    そこに見られる言葉の“改変”。
    これは作家によるものか、あるいは噺家の独断か……。

    ●煙草入れと万葉集
    若き日の圓生の間違いを指摘した久保田万太郎。
    その間違いとは、“十二煙草入れ”についてだった。
    どうやらその昔、“十二煙草入れ”というものがあったようだ。
    しかしいったい、十二煙草入れとはどういうものなのか? 

    ●芥川と最初の本
    敬愛する漱石の本に使われていた書家を、自身の初めての本『羅生門』にも
    起用したいと考えていた芥川龍之介。
    その思いが強く表れた装丁はどういうものだったのか。
  • 幽霊屋敷に超能力者たちが集結! 傑作ホラーミステリ

    本年度最高のホラーミステリ登場!

    洋館で繰り返された残虐な事件……
    うごめく恐怖、悲しい記憶から
    私たちは逃れられるのか?

    少女の頃に念動力で世間を騒がせて以来引きこもるようになった紗良を、幼馴染のひなたは見守ってきた。しかし紗良の噂を聞きつけた富豪から「幽霊屋敷」の謎を解き明かして欲しいとの依頼が入る。屋敷にはテレパス、サイコメトリストら超能力者が呼び寄せられていた。二人を待ち受ける恐怖の日々。書き下ろしホラーミステリ。
    カバー画・雪下まゆ
  • 『怪盗レッド』などで人気の著者が、一般文芸に登場!
    予知能力高校生×やるきゼロ!? 探偵の
    新シリーズが始動!

    暇な探偵・貝瀬歩の事務所を、
    女子高生の桐野柚葉が訪ねてきた。

    彼女は、自分が2日後に殺される予知を視たと語り、
    歩に助けを求める。

    予知の存在など信じない歩だが、
    真剣な様子の柚葉を放っておくこともできず、
    依頼を引き受けることに。

    柚葉の自宅を調べると、玄関先から盗聴器が見つかり……。

    累計155万部突破の人気シリーズ『怪盗レッド』の著者による
    ちょっと異色で一癖ある探偵×バディ小説の誕生!
  • 北欧の人気ミステリー・シリーズ第2弾!
    ミーナら特捜班を嘲笑うように連続する誘拐殺人。次の犯行はいつ? ストックホルムを舞台に犯人との頭脳戦が始まる。

    ストックホルム警察特捜班に届いたのは幼児誘拐事件の報告だった。白昼堂々、保育中の子供を連れ去るという大胆な手口。過去の少女誘拐殺人との類似から特捜班は最悪の事態を想定するも、捜査は難航。刑事ミーナは2年前に捜査協力を仰いだメンタリスト、ヴィンセントに接触する。

    極端な潔癖症の刑事ミーナと、「数字」に執着する心の偏りを持つメンタリスト、ヴィンセント。互いに惹かれ合う二人が挑むのは連続児童誘拐という卑劣な犯罪です。別れ別れだったミーナの娘も登場、事件捜査のみならず特捜班の面々の「秘密」からも目が離せない快作です。
  • 1,801(税込)
    著:
    織守きょうや
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    あいつが殺したのだろうか――。 
    愛した人は、殺人者かもしれない――。

    かつてフィギュアスケーターとして活躍し、引退後はデザインの仕事をする塩澤。
    彼と好敵手として競り合い、今もトップスケーターの地位にある志藤。
    互いに、自分の持たないものを持つ相手として意識し続ける二人だが、塩澤にはライバル心だけではない、ひた隠しにするもうひとつの思いを抱き続けていた。
    ある日、塩澤の昔の恋人であり、志藤とは犬猿の仲であったコーチのミラーが転落死したとのニュースが入る。孤高のスケーターで敵も多かったミラーの死は、周囲に動揺をもたらす。あいつ、殺されたんじゃないか? 火のない所に煙は――とばかりに広がる不穏な噂に搦めとられるように、塩澤と志藤は互いにこれまでとは違う視線を向けるようになる。
    告げるだけで重荷になると秘めた恋心、自分のために罪を犯したのではという疑心。二つの感情の狭間で、互いを守るための選択とは――。

    『花束は毒』の著者が放つ、もうひとつの究極の選択!
    恋心か、疑心か。あなたは正しい選択ができますか?
  • 〈どくいり きけん よんだら 死ぬで〉

    グリコ・森永、阿部定、三億円、よど号、口裂け女……。昭和の御世を彩った有名すぎる怪事件の「局所」に切り込む、前代未聞のコミック事件簿!?

    舞台は週刊誌編集部。新人男性記者と先輩女性記者がコンビを組み、昭和の時代に起きた怪事件の、セピア色に染まった“真相”に迫ります。

    昭和元年(大正15年)12月25日に起きた「新元号誤報事件」から始まり、「阿部定」「津山30人殺し」など戦前の猟奇事件、「帝銀」「下山」など占領期の難事件、「三億円」「グリコ・森永」など未解決事件、「口裂け女」「エリマキトカゲ」など珍事件まで、64年にわたる昭和の御世に起きた怪事件を総ざらい。珍事件、怪事件、未解決事件でたどる昭和グラフィティ!

    『有名すぎる文学作品をだいたい10ページくらいの漫画で読む。』シリーズの著者ドリヤス工場の最新刊。本作は、文豪たちの仰天エピソードを盛り込んだ文壇事件簿『文豪春秋』の続編という体裁でもあります。

    【本書で取り上げる昭和の怪事件30】
    光文/煙突男/大森銀行ギャング/白木屋火災/忠犬ハチ公/阿部定/恋の樺太逃避行 /津山三十人殺し/ひかりごけ/接吻映画/帝銀/下山/金閣寺放火/アナタハンの女王 /太陽族/南極犬タロとジロ/永仁の壺/名張毒ぶどう酒/金嬉老/三億円/よど号/目玉男/グアム島の横井さん/あさま山荘/金大中/ロッキード/口裂け女/グリコ・森永 /エリマキトカゲ/机「9」文字
  • 1,001(税込)
    著:
    池澤夏樹
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    新しい海洋冒険小説の誕生!

    アイヌの血を引くジンは、南極海での氷山曳航計画を担う船シンディバード号に密航し、露見するもなんとか滞在を認められた。ジンは厨房で働く一方、船内新聞の記者として乗船者たちを取材して親交を深めていくが、やがてプロジェクトを妨害する「敵」の存在が浮かび上がる――。21世紀の新しい海洋冒険小説。
    解説・沼野充義

    ※この電子書籍は2014年9月に文藝春秋より刊行された文春文庫版を底本としています。
  • 『悼む人』『永遠の仔』の著者が贈る、ノンストップ・クライムサスペンス。

    誰もが容疑者。誰もが当事者。
    性にまつわる犯罪……ジェンダー・クライムは連鎖する。

    土手下に転がされていた男性の遺体。
    暴行の痕が残る体には、メッセージが残されていた。

    「目には目を」

    なんと男の息子は、3年前に起きた集団レイプ事件の加害者だった――。
    次々現れる容疑者、そして新たな殺人。
    罪を償うべきは、あなたかもしれない。

    天童荒太の原点回帰にして、記念碑的作品!
  • 32歳のピアノ講師・田口琴音は、さいきん仕事も恋人との関係もうまく行っていない。そんな中、ひさびさに連絡をとった友人との再会から、事態は思わず方向へと転がっていく――。静かな日常の中にひそむ「静かな崖っぷち」を描き、心ゆすぶる表題作(第170回芥川賞候補作)。

    選考委員の絶賛を浴びた文學界新人賞受賞作「アキちゃん」を併録。「すべての結果としてこの作品は、新人離れした堂々たる手腕を示すことになった」(川上未映子氏の選評より)
  • 950(税込)
    著:
    伊岡瞬
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人は運命に抗うことができるか?

    1968年、後に「千里見の七夕崩れ」とよばれる大型台風による土砂崩れで、町は多数の死者・行方不明者を出した。
    20年後、同じ町の旅館の娘・清田千遥は、東京からやってきた大学生・坂井裕二と出会う。裕二はなぜか夜ごと町を徘徊していた――
    激流に飲まれた運命がやがて大きな感動へとたどり着く。

    『代償』『悪寒』のベストセラー作家・伊岡瞬史上、
    最も残酷で美しい青春ミステリー!

    Apple Books Store 2022年上半期ベストブック(ミステリー部門)

    ※この電子書籍は2022年1月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 801(税込)
    著:
    織守きょうや
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    未来屋小説大賞受賞!
    芳樹は憧れのかつての家庭教師・真壁が結婚を前に脅迫されていると知り探偵に調査を依頼するが――。完全に騙される傑作ミステリー。

    憧れの家庭教師だった真壁が結婚を前に脅されていることを知り、僕は尻込みする彼にかわり探偵事務所に調査を依頼。そこに現れたのは中学時代にいじめに遭っていた従兄をえげつない方法で救ってくれた先輩の理花だった。調査を進めるにつれ、見えてきた真実。背筋も凍るラスト。気鋭のミステリ作家による、衝撃の傑作長編!

    ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • スティーヴン・キングが描く、不可能な事象の裏に潜む圧倒的恐怖

    完璧な証拠で逮捕された少年惨殺事件の犯人。しかし彼には鉄壁のアリバイがあって──。事件の裏に隠れた恐ろしい存在とは。

    平穏な町で起きた、11歳の少年の惨殺事件。ラルフたち地元警察は、複数の目撃証言を得て、高校の教師で少年野球のコーチとしても慕われるテリーを逮捕した。しかし、彼には完璧なアリバイがあることが判明する。自身の潔白を主張するテリー。一方で、異常犯罪への憎悪を募らせる遺族と住民たち。そして、町を新たな悲劇が襲う。

    ※この電子書籍は2021年3月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 犯人がアナログ過ぎる!? ドタバタ狂言誘拐の行方は――
    下関の大学生・翔太郎は、ひょんな事からヤクザの組長の娘と騒動に巻き込まれる。そして殺人が!青春コメディ&本格ミステリの傑作。

    単行本 2008年1月 文藝春秋刊
    文庫 2010年7月 文春文庫刊
    文庫新装版 2024年1月 文春文庫刊
    ※この電子書籍は文庫新装版を底本としています。
  • 週刊文春の年末人気企画「ミステリーベスト10」を完全電子化! 国内部門は昨年の短編集に続き満を持して書かれた長編、海外部門はこちらも昨年受賞した作品の主人公デビュー作と、それぞれ同じ著者による連続受賞という快挙! 全国のミステリー通、書店員といった目利きたちが選んだ2015年の国内・海外のミステリーのベスト20を一挙紹介。
  • シリーズ2冊
    750(税込)
    原作:
    麻耶雄嵩
    漫画:
    pikomaro
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    不気味な伝説が残る村で起きるクビキリ殺人劇!

    地図にも載っていない寒村・栖苅村。村では1000年以上昔から神の力を継承する一族の娘たちがいた。彼女たちは代々”スガル様”と呼ばれ、村を治めていた。

    1985年、そのスガル様の跡継ぎ候補の少女が首を切断された遺体で発見される。事件に挑むのは水干姿で翡翠の左目を持つ美少女探偵・御陵みかげ。伝説の探偵を母に持つみかげは警察が見落とした事実を次々と発見し、真相に迫るかに思えた。しかし、事件は第二、第三の被害者を生み出し……。

    日本推理作家協会賞・本格ミステリ大賞W受賞作が奇跡のコミカライズ!
  • 801(税込)
    著:
    黒川博行
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    人間の尽きることない欲望をあぶりだす美術ミステリー!

    技術の粋を集めて作ったヴィンテージアロハの精巧な偽物を売り捌く男は、やがて……(「ヒタチヤ ロイヤル」)。素人の蔵から出た重文級の屏風。協力者を仕立て、安く買い叩こうとするが(「栖芳写し」)。古美術業界を舞台に、尽きることのない人間の欲望と騙し合いを描く、著者十八番の傑作美術ミステリー連作集。解説・山村祥

    価値を知らない素人に、親切を装って作品を売りさばく段取りをつけるが――「マケット」
    阿漕なホストに画廊勤務があると知り、美術品を使って罠を仕掛ける――「上代裂」
    技術の粋を集めてヴィンテージ・アロハの精巧な偽物を作るが――「ヒタチヤ ロイヤル」
    資産家に偽物を掴ませた悪徳業者を懲らしめようと、ある策略をめぐらす――「乾隆御墨」
    素人の蔵から重文級の屏風絵が出た。安く買いたたこうと芝居をうつが――「栖芳写し」
    財政難に陥った美術館が極秘に青銅器のコレクションを売るという――「鶯文六花形盒子」

    ※この電子書籍は2020年12月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 人気ミステリ作家の新作が勢ぞろい!

    ミステリの最前線で活躍するスター作家が各々の趣向を凝らした珠玉の6作を一気読み! 驚きも面白さも絶対保証の豪華アンソロジー。
  • 1,100(税込)
    著:
    佐々木譲
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    ロシアで育った日系人の数奇な運命を描く、圧倒的歴史改変冒険小説!

    舞台は日露戦争で日本が敗戦した世界。日系移民2世の登志矢は、革命の嵐に巻き込まれ数奇な運命に翻弄されていく。

    解説 杉江松恋

    ※この電子書籍は2021年2月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ26冊
    459880(税込)
    著:
    西村京太郎
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    早池峰(はやちね)山、カッパ淵、曲り家……。岩手県遠野市の里山を散策する悠々自適の退職者に見えた被害者の足どりは、一体何を意味するのか。奥軽井沢にあるM研究所のHPの掲示板に残された批判のメッセージとは。次々と起きる殺人を被害者の娘は食い止めることができるのか。現代医学の闇を衝いた十津川警部シリーズの傑作。
  • 大好評の<仲田シリーズ>第4弾!
    最高にエモーショナルな社会派本格ミステリ

    「警察官になったのは、あの子の自殺に責任を感じてるから?」

    未成年による事件を次々と解決に導く敏腕女性捜査員の心には
    かつて、唯一救うことのできなかった少女が深い影を落としていた――

    仲田の知られざる過去に迫る
    大好評 <仲田シリーズ>第4弾連作集

    【あらすじ】
    神奈川県警生活安全課の仲田蛍(なかた・ほたる)は、
    中学時代の同級生・来栖楓(くるす・かえで)と思いがけず再会する。
    来栖は当時、桐山蛍子(きりやま・けいこ)という同級生をいじめており、
    仲田は蛍子を楓から守ろうと手を尽くしていた。
    しかし、いじめを終わらせることはできず、かえって桐山を傷つけてしまい、
    最後は自殺してしまったのだった。
    事の次第を聞いた捜査一課の真壁は、
    自死の背後に仲田も知らない真相があるのではと感じて調べ始めると、
    意外な事実が浮かび上がり――(表題作)。
  • 1,801(税込)
    著:
    今野敏
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    舞台は台湾へ。公安外事・倉島警部補シリーズ第7作。

    警視庁公安部外事一課の倉島は、台湾の警察から研修の講師を務めるよう要請され、ゼロの研修から戻った後輩の西本と台北に向かった。
    そこで倉島は、サイバー攻撃を受けた日本企業の現地法人から捜査を要請されるが、その会社のシステム担当者が殺害され、日本人役員に疑いの目が向けられる。
    サイバー攻撃と殺人事件は連動していると直観した倉島は、公安のオペレーションとして正式に捜査に乗り出すが――。
  • 米CBSでTVドラマ化!
    シリコンヴァレーで連続誘拐事件が発生。死のゲームを操るのは!?
    ドンデン返しの魔術師、新シリーズが待望の文庫化

    シリコンヴァレーで19歳の女子大生が失踪した。警察は事件性はなさそうだと判断するが、単なる家出ではないと考えた父親が1万ドルの懸賞金を設ける。人捜しの懸賞金ハンターであるコルター・ショウは彼女の行方を追うが、事態はやがて連続誘拐事件に発展し、死者が出るに至り……。ディーヴァーの新たなヒーロー誕生。新シリーズが開幕!

    ※この電子書籍は2020年9月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 880(税込)
    著:
    堂場瞬一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    「父親殺し」の葛藤に苦しむ刑事を描く渾身の警察小説

    銀座で発生した放火殺人の被害者は、かつての父の愛人だった。政治家の父を追い詰める刑事の執念の捜査。破滅するのは父か、自分か?

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 950(税込)
    著:
    本岡類
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    イエス・キリストの正体とは?
    先端科学の知識と作家的想像力を駆使し緻密に組み立てられ傑作ミステリ。
    日本版「ダ・ヴィンチ・コード」登場!

    日本人考古学者・夏原圭介はキリスト生誕の地・イスラエルのナザレで、
    〈イエスの乳歯〉と思われる歯を発掘した。
    しかも、その乳歯からはホモサピエンスとは異なるDNAが検出された。
    イエス・キリストは現生人類とは異なる〈人類〉だったのか?

    イエスの乳歯はセンセーショナルな話題を呼び、
    神の実在が証明されたとして世界中でキリスト教をはじめとした
    宗教ブームが湧き起こる。
    夏原の旧友で新聞記者の小田切秀樹は夏原のインタビューに
    成功する一方で、妻の夕海が勢いを増した新興宗教に
    取り込まれてしまい苦悩する。

    そんな折、夏原と同じく大学の同じサークルだった
    沼修司が亡くなったとの知らせが届く。教師のかたわら、
    源為朝の鬼退治伝説を調べていた沼は、
    青ヶ島で調査中に事故死を遂げたらしい。
    沼の妹から兄の遺品整理をして欲しいと頼まれた小田切は、
    彼ら三人の恩師の娘で、やはり同級生だった秦野牧と一緒に
    青ヶ島へ赴くが、そこで思いがけない事態に陥るのだった。
  • 950(税込)
    著:
    折原一
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    彼女は女神か、悪魔か? 大好評「〇〇者」シリーズ
    なぜ、こんな女に? 彼女は女神なのか、悪魔なのか――。

    結婚が決まっていた親友の死に疑問を抱き、ライターの池尻淳之介は真相を探り始めた。
    “婚約者”牧村花音は、複数の交際相手を騙し、練炭自殺に見せかけて殺害したとして、起訴されている。そして迎えた初公判の日、傍聴席で被告を真剣に見つめる四人の女がいた。

    平凡な容姿の彼女になぜ男たちは騙されたのか。そして彼女はなぜここまで人々の注目を集めるのか。
    事件の全貌が見えた時、いつしか舞台は暗転し――。

    実際にあった事件に材をとった、大好評「〇〇者」シリーズ。
    折原作品の真骨頂とも言える、鮮やかなトリックが炸裂する!

    文庫解説・高橋ユキ

    ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ6冊
    730850(税込)
    著:
    今野敏
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    公安部外事一課の倉島警部補シリーズ、待望の新刊!

    外事一課の倉島は、「ゼロ」の研修帰りのエース公安マン。
    ロシア外相が来日し、随行員の行動確認を命じられるが、同時期にベトナム人の殺害事件が発生。
    容疑者にロシア人ヴァイオリニストが浮かび上がる。
    一方、外事二課で中国担当の盛本もこの事件の情報を集めていることがわかる。
    倉島は、ベトナム、ロシア、中国が絡む事件の背景を探るが……。

    公安のエース、倉島警部補の活躍を描くシリーズ最新刊!

    ※この電子書籍は2021年7月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 北欧、華文、韓国の次は……今もっとも熱い「インド・ミステリー」の傑作

    手段を選ばず、お子さんを志望校に入れる。それが僕の仕事です――

    貧困の中からのしあがった青年ラメッシュがニューデリーで営むのは「教育コンサルタント」。依頼人を希望の大学に押し込むのが仕事だ。
    今回の依頼は富裕な建設業者からで、息子ルディをインドの一流大学に入れてくれという。ルディはバカなドラ息子であり、手段は替え玉受験しかなかった。
    受験は無事に終了するも、予想外の結末が待っていた。ラメッシュは全国トップの成績をあげてしまったのだ。インド最高の天才少年現る!とメディアは群がり、ラメッシュはマネージャーの地位に収まってカネを稼ぐが……。
  • 1,801(税込)
    著:
    城山 真一
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    離婚届を置いて失踪した妻、発見された銃弾、28年前の未解決事件。
    平穏な生活が一変する秘密と嘘。

    東京都北区十条で楽器店を営む青井圭一。
    雑誌記者の妻・沙月とは取材がきっかけで知り合った。
    ある夜、妻の沙月が圭一に差し出したのは離婚届だった。
    明日から一週間取材に行くから、帰るまでに答えを出してほしい――。
    確かに、圭一の友人のミュージシャンの不倫スキャンダルを
    沙月がスクープしたことで、最近夫婦関係はぎくしゃくしていた。
    しかしそれが離婚の原因になるとは思えない。
    そして一週間後、電話口で「このまま家に帰ったら、許してくれる?」という言葉を残して沙月は消息を断つ。

    ほぼ時を同じくして、亡くなった圭一の叔父の遺品の中から
    銃弾が発見される。叔父の友康はこの楽器店の先代で、
    幼い頃に両親を亡くした圭一の育ての親でもある。
    平穏な人生を送っていた叔父と銃弾が結びつかず混乱する圭一。
    追い打ちをかけるように、その銃弾が28年前に起こった
    警察庁長官狙撃事件に使われたものと同じ型という可能性も浮上する。

    警察庁長官狙撃事件は未解決のまま公訴時効を迎えていた。
    そして、沙月がこの未解決事件を追っていたことも明らかになる。
    叔父と長官狙撃事件の間に何らかの関係があるのか。
    もしあるとしたら叔父はどう関わっていたのか。
    今回の沙月の失踪はその未解決事件の取材と関係しているのか。

    この世界が今日も明日もこのまま続くだろう、そう思っていた人間が、
    期せずして社会の深淵を覗くサスペンスミステリー。
  • 警察小説の新鋭・鳴神響一の新シリーズが開幕!

    鎌倉山にある豪邸の書斎で文化勲章も受章した蘆名盛雄が、死体で発見される。
    そして、謎の死を遂げた文豪の遺作「稲村ヶ崎の落日」の原稿が消えた――。
    神奈川県警捜査一課の吉川元哉がコンビを組まされたのは、
    幼なじみで鎌倉署刑事課の小笠原亜澄。
    年下なのに小生意気で口うるさい亜澄だが、
    抜群の推理力で、これまでも共に難事件を解決してきた相棒だ。
    ふたりは事件を解決できるのか?
  • 『その女アレックス』の鬼才ルメートルが描く、戦慄の犯罪文学

    『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートルが放つ、極上の心理サスペンス。

     あの日、あの森で少年は死んだ。 ――僕が殺した。

     母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。殺すつもりなんてなかった。いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。でも幼い子供は死んでしまった。

     死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。だが子供の失踪に村は揺れる。警察もメディアもやってくる。やがてあの森の捜索がはじまるだろう。そしてアントワーヌは気づいた。いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。

    十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。

    『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリーで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる。先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。

    文庫解説・三橋暁

    ※この電子書籍は2021年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • シリーズ3冊
    723801(税込)
    著:
    中山七里
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    警視庁一課の刑事、葛城公彦は平凡な青年。天才的な閃きにも鋭い洞察にも無縁だが、ガールフレンドの高遠寺円に助けられ、今日も難事件に立ち向かう。法律家を志望する円のブレーンは元裁判官の静おばあちゃん。最後まで予断を許さないストーリー展開で一気に読ませる痛快アームチェア・ディテクティブ連作。
  • 新しい展開を予感させる、シリーズ第11弾!

    お草が営む珈琲豆と和食器の店・小蔵屋が、
    高名な映画監督の新作の撮影候補地になった。
    店員の久実や常連客たちは色めき立つが、
    お草は店の通常営業ができなくなると、乗り気になれない。
    だが監督と面会すると、その件とは別に、お草は別のお願いをされる。
    彼に大きな影響を与えた古い映像作品を作った、ある無名の男を
    捜してほしいというのだ。わずかな情報とおぼろな記憶を頼りに、
    お草は男の姿を追うが――。彼はいったい誰なのか?
  • 姿を消した人間を追跡するエキスパート、コルター・ショウ。
    失踪人や逃亡犯に懸賞金がかかれば、彼が必ず探し出す。

    なぜ若者は命を絶ったのか?
    その謎を追い、コルター・ショウは山中のカルト村に潜入する。
    ドンデン返しの魔術師ディーヴァーの新シリーズ、白熱の新展開。

    ショウは教会を襲撃して逃走した若者二人組を追跡していた。難なく居場所を割り出して二人を見つけ出したショウだったが、
    その眼前で一人が崖から身を投げて死亡してしまった。教会襲撃は冤罪で、いずれ疑いは晴れるはずだったのに――
    自殺した若者は〈オシリス財団〉なるカルトグループの研修を受けていたという。彼は洗脳されたのではないか。調査を始めたショウは、
    同カルトに関する記事を発表した記者が殺害されていたことを知る。〈オシリス財団〉が死の原因ならば、これ以上の犠牲を
    阻止せねばならない。ショウは身分を隠し、ワシントン州の山中にあるカルト施設への潜入調査を決意した。指導者イーライのもと、
    屈強な男たちが目を光らせるカルト村。ここで何が行なわれているのか。若者はなぜ自ら命を絶ったのか。この村に隠された真の目的とは?
    武器なし。外部からの援軍なし。24時間の監視下で、ショウの孤独な戦いがはじまる。「静」の名探偵リンカーン・ライムに続いて
    名手ディーヴァーが生み出した「動」の名探偵コルター・ショウ第二作。緊迫度、孤立無援度100%の傑作誕生。
  • 名手による本格警察小説が誕生

    指名手配犯がいる!という「緊立ち」が入った。そのとき刑事は!

    「カメラアイ」を武器に群衆の中から手配犯を捜す警視庁刑事と、広域捜査を担当する刑事。ビル爆発事件で怪我を負いながら、離婚、介護という人生の壁を乗り越える女性刑事二人の物語。
    ある時、強盗および殺人の手配犯がここにいる!という緊急立ち回り情報(緊立ち)が入った――。
  • 1,901(税込)
    著:
    今村昌弘
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    『屍人荘の殺人』の著者が仕掛ける
    ジュブナイル×オカルト×本格ミステリ

    小学校最後の夏休みが終わった。小学校卒業まであと半年。
    ユースケは、自分のオカルト趣味を壁新聞作りに注ぎ込むため、“掲示係”に立候補する。この地味で面倒だと思われている掲示係の人気は低い。これで思う存分怖い話を壁新聞に書ける!……はずだったが、なぜか学級委員長をやると思われたサツキも立候補する。

    優等生のサツキが掲示係を選んだ理由は、去年亡くなった従姉のマリ姉にあった。
    マリ姉は一年前の奥神祭りの前日、グラウンドの真ん中で死んでいた。現場に凶器はなく、うっすらと積もった雪には第一発見者以外の足跡は残されていなかった。犯人はまだ捕まっていない。

    捜査が進展しない中、サツキはマリ姉の遺品のパソコンの中に『奥郷町の七不思議』のファイルを見つける。それは一見地元に伝わる怪談話を集めたもののようだったが、どれも微妙に変更が加えられている。しかも、『七不思議』のはずなのに六つしかない。

    マリ姉がわざわざ『七不思議』を残したからには、そこに意味があるはず。
    そう思ったサツキは掲示係になり『七不思議』の謎を解こうとする。ユースケはオカルト好きの観点から謎を推理するが、サツキはあくまで現実的にマリ姉の意図を察しようとする。その二人の推理を聞いて、三人目の掲示係であるミナが冷静にジャッジを下す……。

    死の謎は『奥郷町の七不思議』に隠されているのか? 三人の“掲示係”が挑む小学校生活最後の謎。
    こんな小学6年生でありたかった、という思いを掻き立てる傑作推理長編の誕生です。
  • 1,901(税込)
    著:
    王元
    訳:
    玉田誠
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    島田荘司推理小説賞受賞! 
    21世紀の『十角館の殺人』がマレーシアから登場

    最愛の妻を亡くし引退したベストセラー作家がある日、
    ふと目を覚ますと、そこは見知らぬ孤島だった。
    やがて桟橋に船が着き、老若男女が島に降り立つ。
    一行はデジタル機器に囲まれた日常の疲れを癒し、
    本来の人間性を取り戻す「デジタルデトックス」のために
    島に渡って来たという。
    メンバー相互の会話や、視線を合わせることさえ禁じられ、
    読書やメモをとること、音楽を聴くことも不可。食事は菜食のみ、
    そして殺生も厳禁という環境の中でデジタル・デトックスが始まるが、
    やがて残酷な連続殺人事件が発生する。
    作家はそのすべてを目撃するのだが、
    なぜかメンバーたちの目には彼の姿が映らないらしい……。

    華人系マレーシア人の女性作家が、
    ミステリ界の巨匠・島田荘司氏が提唱する21世紀本格に応えて放った、
    〈21世紀の『十角館の殺人』〉!
  • シリーズ2冊
    1,7011,801(税込)
    著:
    石田衣良
    レーベル: 文春e-Books
    出版社: 文藝春秋

    動物の命を犠牲にする大人たちに、マコトの怒りが爆発する
    ヤングケアラー、外国人労働者、マッチングアプリ…いま池袋で起こっているトラブルにマコトが立ち上がる。大人気シリーズ第18弾。

・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。

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