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『ミステリー・推理・サスペンス、幻冬舎単行本、1円~(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

1 ~46件目/全46件

  • 巨大地震発生。地下に取り残された女性は、目が見えず、耳も聞こえない。
    光も音も届かない絶対的迷宮。
    生還不能まで6時間。
    想像の限界を超えるどんでん返し。

    救えるはずの事故で兄を亡くした青年・ハルオは、贖罪の気持ちから救助災害ドローンを製作するベンチャー企業に就職する。業務の一環で訪れた、障がい者支援都市「WANOKUNI」で、巨大地震に遭遇。ほとんどの人間が避難する中、一人の女性が地下の危険地帯に取り残されてしまう。それは「見えない、聞こえない、話せない」という三つの障がいを抱え、街のアイドル(象徴)して活動する中川博美だった――。
    崩落と浸水で救助隊の侵入は不可能。およそ6時間後には安全地帯への経路も断たれてしまう。ハルオは一台のドローンを使って、目も耳も利かない中川をシェルターへ誘導するという前代未聞のミッションに挑む。
  • 累計60万部突破の人気シリーズ最新作。
    新キャラクターは、ドラマかぶれの熱血刑事!


    警視庁捜査一課の黒井マヤは「死体が見たいから刑事になった」筋金入りの猟奇マニア。その驚異的な推理力で数々の事件を解決してきたが、死体を見たいがために、犯人の名前をなかなか開陳しないのが玉にキズ。
    ある日、新しく配属された特務係の捜査の一環で、マヤは相棒の代官山巡査、ドMな東大卒の浜田、そして新メンバーの天神らとともに、「カトリック久慈見教会ぶどう酒祭り」を訪れる。だが幻のワイン「クジミ」を飲んだ神父ら、11名が死亡。代官山も意識不明の重体に。ワインには新型の農薬パラキラールが混入されていた。前代未聞の無差別殺人事件に、本気モードのマヤが挑む!
  • 検屍のついでだ、捜査もやってやる! 
    現役解剖技官による原作がリアルな、本格ミステリ・コミック! 


    法医学教室の准教授・今宮と助手・梨木は、土曜日にもかかわらず仙台から遠く離れた山間部に呼び出される。事件の発見現場は、異状死体が浮かぶ蓮の池で、遺体の主は澤木正三という老人だった。彼は重篤な肝臓病を患い、妻の米子も2カ月前に同じ病で亡くなっていた。今宮が到着するなり、なぜか正三と米子の主治医が車で遁走。事件の第一発見者は幼馴染で隣家の友人。正三には同居する息子とその嫁がいた。検屍中、梨木が遺体の背面に引きずられた痕跡を見つけたところから、今宮の推理は大きく動き出す……。 



    日本では、不審死者数が年間17万人を数えるが、司法解剖されるのは、そのうちわずか10パーセントにすぎない。まだまだ身元不明・死因不明の遺体が、列島のそこらじゅうに存在する。そんな遺体を日々、解剖する宮城県の国立大学医学部法医学教室の若き准教授にして解剖医が死の真相と殺人事件を、天才的技術と明晰な頭脳で解き明かす第2エピソード「蓮池浄土」を収録。
  • 1,881(税込)
    著:
    新川帆立
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    選挙に弱い政治家は、
    誰かの言いなりになるしかない。
    だからーー。
    強くなりたい。

    国会のマドンナ“お嬢”が遺書を残し自殺した。
    敵対する野党第一党の“憤慨おばさん”は死の真相を探りはじめる。
    議員・秘書・記者の覚悟に心震える、政治​✕大逆転ミステリ!


    野党第一党の高月馨は窮地に追い込まれた。
    敵対関係にありつつも、ある法案については共闘関係にあった与党議員・朝沼侑子が自殺したのだ。
    「自分の派閥のトップも説得できていなかったの? 法案を通すつもり、本当にあったの?」
    死の前日の朝沼への叱責が彼女を追い詰めたのではないかと批判が集まり、謝罪と国対副委員長の辞任を迫られてしまう。
    だが、長年ライバル関係を築いてきた高月には朝沼の死がどうも解せない。
    朝沼の婚約者で政界のプリンス・三好顕太郎に直談判し、共に死の真相を調べることに
  • 恋も、涙も、事件の答えも――。ぜんぶ”音楽”が教えてくれた。
    東大卒、現役アイドルプロデューサー兼作詞作曲家。
    異色の経歴を持つ著者がおくる、衝撃のデビュー作。
    二人の別の人間が、偶然全く同じ音楽を作ることがあるのだろうか? 音楽プロデューサーの渋谷かえでが、ある仕事の相談のために大学の恩師を尋ねると、逆に奇妙な相談をされてしまった。今、日本で屈指の実力を誇る音楽家「蜂谷輪廻」。彼の新曲『恋の作法』が、教授が子供の頃に作った曲と瓜二つだというのだ。教授の知人として紹介された天才作詞家・猫宮と共に、盗作疑惑の真偽を調べることに。教授の勘違いだろうと思っていたかえでだったが、次第に蜂谷の盗作である根拠が明らかになっていく――。アイドルの失踪騒動 、デビューの意思を持たない天才ストリートシンガー……。音楽を愛する全ての人におくる、音楽業界連作ミステリ―。
  • 許せない。壊したい。大嫌い――。
    だけど貴方と一緒にいたい。

    映画も話題の『スイート・マイホーム』で、
    日本を震撼させた著者が描く絶叫のイヤミス。
    慟哭のラストを直視できるか――。


    夫と死別し、後に流産した秋夜。悲しみを断つためにも再婚し、善財家に嫁ぐが、そこに安寧はなかった。義母からの苛めに心が壊れかけてしまう。そんな時、近隣に住む小学生の優真と出会い、交流が始まった。優真もまた家庭に問題を抱え、二人は互いの拠り所になっていく。
    ただ平穏に暮らしたい。だが、二人の願いは叶わない。秋夜はついに家から逃げ出すが、義祖父の訃報で家に引き戻されてしまう。さらに同じ頃、優真の親友の身にも悪意が迫っていた……。連続する悲劇は「不運」で片づけられるのか? 秋夜の絶望は次第にある疑念へと変貌していく――。
  • 俺は探偵じゃない。解剖屋だ!


    仙台の国立大学・杜乃宮大学医学部法医学教室。解剖技官・梨木楓は、上司である若き准教授・今宮貴継とともに日夜、警察から運び込まれる身元や死因が不明の死体を解剖している。ある日、彼らに、温泉旅館で不審死した東京の出版社の文芸編集者の不審死の知らせが届き、現場に駆けつける二人。そこには、かなり肥満した男の悲惨な異状死体があった。事故か殺人か―--。容疑者は仙台在住の4人のミステリ作家と旅館の仲居。今宮と梨木は、遺体の外傷を観察、内臓の全摘出後、病理検査にかけ、身体の隅々まで検分、時には犯人でさえ気づかない証拠にたどり着く。
  • この誘拐犯が、わたしの本当のお父さんだったらいいのに——。

    号泣、必至! 最後に待ち受ける驚愕の真相と、最後の最後にもたらされる大きな感動。


    同級生はみな幸せそうだ。なのになぜ、わたしだけが、これほど不幸な目に遭い続けるのだろう。

    12月の北海道。中学2年の少女・沙耶(さや)は、自分を日常的に虐待をしてきた両親が、今夜、海で自分の殺害を計画していることを知っていた。ところが下校途中「児童相談所の職員」を名乗る男の車に乗せられ、そのまま誘拐・監禁される。監禁下の交流から、ふと彼女は、男が、じつは「本当の父親」ではないかと疑い始める。一方、男は身代金2000万円が目的の営利誘拐であると犯行声明を北海道警察に送りつけ、粛々と計画を進める。男は一体、誰で、目的は何なのか?
  • 鮮烈デビューから作家生活10周年。
    『記憶屋』『花束は毒』の著者、最新本格ミステリー!


    連続殺人、
    かもしれない。

    羊の群れに狼が潜んでいるなら、
    気づいた誰かがどうにかしなければ、狩りは終わらない。
    死体はない、証拠もない。だけど不安が拭えない――。

    ご近所さんのこと、どれだけ知っていますか?
    「殺人犯が同じ建物内にいるってのはぞっとするけどな」今立晶(パート主婦)
    「模倣犯じゃなくて、本人って可能性もゼロじゃない」小崎涼太(事件ライター)
    「近くで起きた事件ですもんね。私も気になってました」土屋萌亜(マンガ家)
    「素人探偵の思い込みの推理を聞いている暇はないの」加納彩(主婦)
    「近所に怪しい奴がいるみたいな情報提供はときどきあるよ」加納行広(刑事)
    「ここは住人同士のトラブルはなく、かなり平和なほうだ」寺内嵩(マンション管理人)
    「プライベートには踏み込まないくらいがちょうどいい」幸田佐知子(シングルマザー)
  • 1,881(税込)
    著:
    相場英雄
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    立て続けに起きた無差別殺人が裏で富裕層が教唆するゲームならば?
    格差と貧困、SNSでの誹謗中傷、スマホ依存……。
    『震える牛』『血の轍』『ガラパゴス』の著者が現代の歪みを露わにする社会派警察ミステリ


    21歳の理子は金銭面で厳しい生活を送ってきたが、ある女性と出会い、人生が好転する。彼女に誘われてラウンジで働き、高い評価を受け、新規の店を任されることになった。充実した暮らしぶりをSNSにアップロードする一方で、その飛躍を妬む者も増えていく。百貨店で閑職に追いやられ、しまいには墓穴を掘ってクビになった小島もその一人だ。そんななか、世間では無差別殺人事件が立て続けに起きる。模倣犯なのか。警視庁サイバー犯罪対策課の長峰はインターネット上で一連の事件の奇妙な共通点に気づく。折しも、小島の理子への嫉妬心はやがて殺意に変わっていって――。
  • 名刑事が陥った最大の危機! 罠を仕掛けたのは女子高生?
    事件解決愚直に走る平凡な男が輝く、大人気警察小説シリーズ、最新作。


    東京・奥多摩の山中で他殺体が発見された。警視庁捜査一課の樋口班は現場に急行。調べを進めていくと、殺されたのは渋谷署の係員が職質をしたことがある女子高生で、売春の噂があったことが判明する。樋口顕は被害者の友人である美人女子高生と戸外で面会。すると、その様子を撮影した何者かによってインターネット上に写真を流され、同僚やマスコミから、あらぬ疑いをかけられてしまう。秀でた能力があるわけではなく、他人を立てることを優先し、家族も大切にしながら、数々の難事件を解決してきた樋口。謀略を打ち破り、殺人事件の真相に辿り着くことができるのか。
  • 1,777(税込)
    著:
    下村敦史
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    『同姓同名』が中国でベストセラー、TikTokで話題、中学生ビブリオバトルでチャンプ本に!
    どんでん返しの名手が仕掛ける常識がひっくり返るエンタメミステリ短編集
    SNSにも正義警察、正義中毒者が蔓延る現代ニッポン!
    「あなたはそんなに正しいの?」



    どんでん返された回数が多ければ多いほどあなたの頭は凝り固まっている!
    もくじ:
    「見て見ぬふり」教室のいじめ。僕は見て見ぬふりなんかできない!
    「保護」コンビニの前で佇む制服姿の女性。彼女を一人にはできない!
    「完黙」麻薬の売人。麻薬取締官に口を割るわけにはいかない!
    「ストーカー」人を殺めたトイレに男を入れてはいけない!
    「罪の相続」罪のない俺の息子が殺されたなんて許せない!
    「死は朝、はばたく」刑務所から出てきたら普通の生活を送っていいのか!
  • 時は大正。舞台は日本で最も美しい監獄――。

    繊細な数学教師×天真爛漫な印刷工
    無実の罪で収監された凸凹バディの武器は、頭脳と胆力。
    監獄は人が作ったものに過ぎない。僕が、この問題を解いてみせる。


    数学教師の弓削は冤罪で捕まり、日本初の西洋式監獄である奈良監獄に収監されていた。ある日、殺人と放火の罪で無期懲役刑となった印刷工の羽嶋が収監される。羽嶋も自分と同じく冤罪だったことを知った弓削は、彼とともに脱獄をたくらむ。典獄からの嫌がらせ。看守の暴力で亡くなった友人。奈良監獄を作った先輩からの期待。嵐の夜、ついに脱獄を実行する――。
    人気BL作家が描く、究極の友情。
  • 1,881(税込)
    著:
    伊兼源太郎
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    私の罪を裁いて欲しかったーー。
    警察でも、裁判所でもなく、あなたの手で。                                                   「ある罪」によって繋がった仲間たちを描いた慟哭の長編ミステリー。


    世の中のはみだし者の幼馴染み3人は、十五年後の再会を約束する。
    かつてやり残した「宿題」を終わらせるために。  
                                                                                             商社に勤める結城隼は、ロンドンへの勤務を命じられる。
    東京での最後の出社日、送別会もなくまっすぐ家に帰ると玄関でひとりの少女が待っていた。
    中学卒業以来一度も会っていない、幼馴染の娘だった。
    彼女の頼みは、行方不明になった母親を探すこと。
    タイムリミットは、ロンドンへ旅立つまでの五日間。
    少女と共に、故郷である神戸に向かうがーー。
  • 患者さんは置き去りで、俺様ファースト!? この病院は、悪意の沼です!
    現役大学病院教授が、医局の裏側を赤裸々に書いた、“ほぼほぼ実話!?”の教授選奮闘物語。


    古狸が居心地のいい世界に、明るい未来はない。
    僕は必ず、新しいカタチの医局を作る!

    実績よりも派閥が重要? SNSをやる医師は嫌われる?
    教授選に参戦して初めて知った、大学病院のカオスな裏側。
    悪意の炎の中で確かに感じる、顔の見えない古参の教授陣の思惑。
    最先端であるべき場所で繰り返される、時代遅れの計謀、嫉妬、脚の引っ張り合い……。
    「医局というチームで大きな仕事がしたい。そして患者さんに希望を」――その一心で、教授になろうと決めた皮膚科医が、“白い巨塔”の悪意に翻弄されながらも、純粋な医療への情熱を捨てず、教授選に立ち向かう!

    1965年に出版された『白い巨塔』の世界は、2023年になった今も残っていた!
    魑魅魍魎が跋扈する、時代遅れの忌まわしき世界へようこそ――。

    《目次》
    暗闇の中で
    サイエンスの落とし穴
    燃えさかる悪意
    黒すぎる巨塔
    怪文書のトリック
    C大学、お前もか……!?
  • 1,463(税込)
    著:
    倉知淳
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    ええええっ!? どういうこと?
    ラブコメミステリと思いきや、本格ミステリの大傑作!

    真帆姉は、本当に事故で死んだのか。
    大学生の素人探偵が辿り着いた真相は、
    純情? 愛情? 過剰? 異常?


    “読書”の快楽が存分に味わえる、これぞ本格ミステリ。

    大好きな従姉の事故死に不審を抱く大学生・高文は、彼に片思いするフリーター女子・来宮を“助手”に真相を探っていく。大型猫科肉食獣を思わせる担当刑事・鷲津にあしらわれながら“捜査”を進める高文だが、彼が協力を依頼した人が次々と殺されていく。一体、何がどうなっているのか――?
  • 末満健一氏による舞台化で話題! 真実と嘘、愛と像、自由と孤独、罪と罰、善と悪、滅亡と繁栄……人間の究極の葛藤を描いた、壮大にして濃密な人間ドラマ。罪を犯さずして、大人になどなれるだろうか――。

    1~9地区まで区分けされた階級社会に生きる16歳のダーウィン・ヤングは、最上位の1区に育ち、トップ校に通う。ダーウィンは官僚の父・ニースに連れられ、ジェイの追悼式に毎年参列している。父の親友であったジェイは、30年前に16 歳で死亡。9地区の人間が起こした強盗被害に遭ったとされているが、犯人は不明のまま。唯一、犯人探しに執念を燃やすのはジェイの姪・ルミだ。ダーウィンは恋心を寄せるルミから、ジェイのアルバムから不自然に消えている写真があり、それが事件の鍵を握ると打ち明けられる。ダーウィンはルミと一緒に謎を解く旅に出るが、そこで明かされたのは、ひた隠しにされていた世界の光景と自身のルーツだった…。
  • 《エンタメは必要じゃないかな?》《誰か補償してくれるの?》
    コロナ禍、不用意な発言をしたスターをSNSで追い詰めるこたつライター。
    “殺される”のは、誰なのか? “自分”も加担していないと言えるのか?

    時代の気分を大きく左右したコロナ禍の大衆の心理を生々しく炙り出す、
    息もつかせぬサスペンス!


    コロナ禍、SNSで不用意な発言をした2.5次元俳優・翔馬。これまで【M】と名乗り彼を「上げる」記事を書いていた平凡なこたつライター・真生は、その発言を捉えて彼を「叩く」方へ転じる。彼のファンは大反発し、【M】を炎上させる。しかし程なく流れが変わり、コロナウイルスに危機感を抱く世間が、一斉に翔馬を叩き始め、スターは“殺された”。高揚感が抑えられない真生だったが、以前から【M】の正体が真生だと知る何者かに、自宅マンションを晒されたり、脅迫のような郵便物が届けられていた。半同棲の恋人・春希と共に嫌がらせの犯人を突き止めようとする真生だったが、浮かび上がったのは意外な人物だった……!
  • 自殺なんかじゃない。あの子を殺したのはわたしなんだよ。

    学校生活だけがすべてだったあの頃の青さと硬さが、痛い。
    気鋭の作家が描く「女の子同士の友情」。


    転校生の里香は、クラスで浮いていた彩名と仲良くなるが、徐々に彼女の束縛がエスカレートする。彩名の親友が事故死したことを知った里香が死の真相を探るうち、「あの子を殺したのはわたしなんだ」と彩名に告白される。それを境に、持ち物がなくなったり、机に花瓶が置かれたり、不穏な出来事が里香に続く。「あの子の時と同じだ」と噂するクラスメイトたち。なぜ彩名は里香を追い詰めるのだろうか――。
  • 1,782(税込)
    著:
    吉川英梨
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    産廃の闇に消えた二つの命。
    遺族と向き合う刑事が
    執念の捜査で摑むのは真実? 冤罪?
    警察小説のヒットメーカーが満を持して放つ、傑作ヒューマンミステリー!


    少ない降水量にもかかわらず、雨により埼玉県の黒部山で土砂崩れが発生した。一人が行方不明になるなか、瓦礫からは不法投棄された産業廃棄物が大量に発見される。県警は事故ではなく事件と判断、捜査一課の奈良健市も捜査に加わる。捜査本部は崩落発生地の所有者特定に着手。すると、意外な人物の名があがった。それは迷宮入りさせてしまった十六年前の殺人事件で、奈良が犯人だと確信し、逮捕直前まで迫った因縁の相手なのだが……。
  • 殺したはずの息子が、目の前に──。
    今度こそ、私は“いいママ”になる。

    仕事もプライドも捨て、狂おしいほどの愛情を注いだ先にあるものは何か。
    無償の愛とは?母性とは?息もつかせぬ衝撃作。


    母親失格と気づいたとき“ママ”をやり直せるなら、
    あなたは、何を犠牲にしますか?

    目標としていた賞を受賞し、脚本家として活躍中の美汐。
    だが、彼女の心は晴れない。小学校から呼び出され、
    息子・悠を「支援クラス」に通わせることになったからだ。
    ある日、美汐は手に負えない悠の首を絞めかけ、そのまま気絶する。
    意識が戻ると、悠を保育園に預ける初日の朝だった。
    神様がやり直しをさせてくれる! 美汐は、理想のママになろうと奮闘するが──。
  • 1,683(税込)
    著:
    薬丸岳
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    無差別通り魔事件の加害者と被害者。
    決して交わるはずのなかった人生が交錯した時、慟哭の真実が明らかになる感動長編ミステリー。

    「約束は守った……伝えてほしい……」
    それが、無差別通り魔事件の被害者となった飯山晃弘の最期の言葉だった。
    自らも重症を負った明香里だったが、身代わりとなって死んでしまった飯山の言葉を伝えるために、彼の人生を辿り始める。この言葉は誰に向けたものだったのか、約束とは何なのか。
  • 『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。

    まさきとしかが……いよいよ、くる!


    家族が毒殺された居間で寛ぎ
    ラーメンを啜っていた一人の少女。
    彼女が──家族を殺したのではないか。
    東京のバーベキュー場でヒ素を使った大量殺人が起こった。記者の勝木は、十数年前に北海道で起こった家族毒殺事件の、ただ一人の生き残りの少女――赤井三葉を思い出す。あの日、薄汚れたゴミ屋敷で一体何があったのか。
    「ざまあみろって思ってます」
    北海道灰戸町。人々の小さな怒りの炎が、やがて灰色の町を焼き尽くす――。

    『あの日、君は何をした』『彼女が最後に見たものは』シリーズ累計40万部突破の著者、最高傑作ミステリ。
  • 最恐毒舌刑事VSテロリスト
    毒島真理は大量の連載を抱える人気ミステリ作家。
    しかしひとたび筆を置けば、警視庁随一の名刑事へと変貌する。
    冴えわたる舌鋒で、思想に毒された犯罪者に心理戦を仕掛ける!


    保守系の刊行物で有名な出版社に、何者かが火を放った。公安一課の淡海奨務は、左翼集団の犯行とみて捜査を開始する。そこで出会ったのは同じく事件を追う作家兼業の名物刑事・毒島真理。虫も殺さぬような風貌とは裏腹に、毒島は容赦ない口撃で犯人を徹底的に追い詰める。淡海はその姿にたじろぎつつも、行動を共にすることに。間もなくネットに公開された「急進革マル派」を名乗る過激派の声明。果たして事件は大量殺人の予兆なのか? どんでん返しの帝王がおくるノンストップミステリ!
  • 1,683(税込)
    著:
    麻生幾
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    生き抜くことを諦めるな!生死を賭けて任務に挑むSAT隊員たちの
    熱い闘いと絆を描いた、衝撃的クライムサスペンス。

    原宿駅周辺で銃乱射事案が発生。
    多くの死傷者が出たが、
    警視庁特殊部隊SAT制圧班(通称トツ)が緊急出動し、
    犯人を制圧。
    しかし、ある被害者女性が遺した「謎の言葉」が頭から離れない
    班長・南條は許されない独自調査をスタートする。
    手がかりを追ううちに、四日後の中国首脳来日に
    危機が迫っていることが分かり――
  • 1,485(税込)
    著:
    似鳥鶏
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    県警本部捜査一課・秋月春風(あきづきはると)巡査部長。生後三ヶ月になる可愛い息子・蓮(れん)くんのため、刑事としては初めての“育休”に挑戦中――。
    七キロの蓮くんと大きい赤ちゃん用バッグを抱え外出するのに慣れた頃、ひょんなことから質屋強盗殺人事件の人質になってしまう。だが蓮くんのウンチやミルクの時間は事件とお構いなしにやってきて。果たして無事に生還できるのか?! (「人質は寝返りをする」)
    六ヶ月になった蓮くんを連れて実家からの帰り道、春風は高速道路で特徴的なラッピングカーを目にする。その模様は乗車に疲れぐずる蓮くんをひと時ご機嫌にしてくれたが、知らず知らずのうちに犯罪のアリバイ作りに協力してしまうことに。(「瞬間移動のはずがない」)
    県警本部庁舎に不審物が届けられた。それは最近刑務所から出所したある人物からの、復讐予告。春風はある晴れた休日の昼下がり、家族連れで賑わうショッピングモールに出かけた。姉に蓮くんをあずけ、久しぶりにデート気分を味わうはずだったが。(「お外に出たらご挨拶」)

    母性神話、育児放棄、DV、親権争い、乳幼児突然死症候群……現代社会の育児における様々な歪みや問題点を、軽やかかつ徹底的にミステリとして描ききった著者渾身の代表作。
  • 真相が二転三転する様は、まさに圧巻!
    驚異のミステリー長編!

    人口の1%は存在すると言われるサイコパス。そのサイコパスの中でもトップの1%が在籍する秘密の社交クラブがあった。そのクラブ「キリングクラブ」に集まるサイコパスは、一言で言うと社会的成功者。医者、ジャーナリスト、弁護士、起業家。きらびやかな社会的実績とは裏腹に、刺激と自己利益のためなら人を人とも思わぬ内面の持ち主だった。
    ある日、キリングクラブでウェイターのアルバイトをすることになった藍子。はじめは時給の高さに目が眩んでの腰掛けバイトだったが、そこに集まる人達が社会的に成功したサイコパスであることを知り、俄然興味を抱く。そして、事件は起きる。「キリングクラブ」の客であるジャーナリストの青柳が何者かに惨殺された。しかも、その死体は開頭され、扁桃体が抜き出されていたという。サイコパスは扁桃体に特徴があると言われており、犯人は「キリングクラブ」を狙った可能性も考えられる。「キリングクラブ」を守る番人・辻町と共に事件を調べ始めた藍子だが……。
  • 1,584(税込)
    著:
    西澤保彦
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    見えない復讐と、さらなる復讐。
    しなくていい殺人の果てしない果て。

    40年前、資産家・岩楯一族を崩壊した秘密と嘘と誤解が、
    今、再び血の惨劇を引き起こす!

    西澤保彦、超絶のミステリ。



    アルコールの過剰摂取で入院中の作家・横江のもとを刑事が訪ねてきて「加形野歩佳【ルビ:かなたのぶよし】(33)を知っているか?」と訊く。加形野歩佳は多治見康祐【ルビ:たじみこうすけ】(57)を殺害し、早々に自首したという。殺された多治見は横江の元同級生で、加形は横江の親戚の息子だった。加形は、自首はしたが動機を語らず、ただ「理由を知りたければ横江継実に聞いてくれる」と語っているという。横江は加形のことは面識も存在も知らなかったが、加形の父や多治見と過ごした40年前、幾つもの血族の婚姻関係が重層する岩楯一族と暮らした子ども時代を思い出すと、幽霊のように記憶の残影が立ち現れるのだった。それらは往時には気づかなった、惨劇の印がいたるところに残されていた……。
  • 1,584(税込)
    著:
    田中経一
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    日本・韓国・北朝鮮を舞台に描く迫真のインテリジェンス小説。

    2018年に入り、米朝関係は危険な水域に達していた。一手間違えればアメリカの戦略核が平壌を襲い、北のICBMがワシントンに向け発射される。そんな危機的状況下で模索されるトランプと金正恩によるシンガポール首脳会談。その開催40日前、「五島重工」の社員、亀山元一郎が何者かによって連れ去られた。拉致される直前、息子の賢の元に父から一通の封書が届く。中には直径4センチ程のトルコ石、その表面にはギリシア神話にでも出てきそうな男の顔が彫られていた……。
  • 1,232(税込)
    著:
    牧野武則
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    この夏、もっとも静かな戦いが始まる――
    【震源域は東京都心を含む首都圏全域。マグニチュード8.2、発生時期は本日より14ヶ月±3か月後】
    構想執筆20年。地震学最新研究を基にシミュレートする「Xデイ」のすべて!

    「震源域は東京都心を含む首都圏全域。マグニチュード8.2、発生時期は本日より14ヶ月±3か月後」官房長官の発表に、記者たちは言葉を失った――。

    量子コンピュータの研究者・吉岡は夏、伊豆半島沖で「海鳴り」と呼ばれる奇妙な音を耳にする。大学時代の友人で、地震学研究の第一人者である長田とともに観測とデータ解析を進めると、それは震源域に東京都心を含む、過去に例を見ない超巨大地震の発生を示すものだった。政府はその報告をもとに対策本部を設置。吉岡と長田は、経産省の権藤、国交省の山城などとともに、地震発生日の特定、被害予想、避難計画策定を進めていくが――。

    構想執筆20年。地震学最新研究から描き出す「Xデイ」のすべて。
  • 1,584(税込)
    著:
    田中経一
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    鬼才と呼ばれ、怪物と恐れられた北大路魯山人。そのミステリアスで壮絶な一生とは。小説・魯山人

    稀代の芸術家が生涯に残した仕事は多岐に亘る。会員制の「美食倶楽部」で食通たちを虜にし、天下の名料亭「星岡茶寮」を立ち上げ、三十万点もの陶芸作品を生み出した。一方天才ゆえの傲慢さ横柄さは周囲の友人、恩人、家族を傷つけ遠ざけ、病床に寄り添うのは平野雅章ただ一人。鬼才と呼ばれ怪物と恐れられた北大路魯山人とは一体どんな人物か。平野は縁の深い人物を訪ね歩き、その実像に迫ろうとする。料理人の松浦沖太と武山一太、若かりし魯山人に影響を与えた細野燕台、盟友・中村竹四郎、陶芸家・荒川豊蔵、三番目の妻中島きよとその娘和子。明らかになる知られざる顔とは。
  • 「お客様に、最高のおもてなしを!」
    この言葉を合言葉に集まった、豪華客船「竜王丸」のクルーら8人の男たち、笑いながら泣ける感動の物語。

    オジさん達の想いは届く、75年の時を超えて。
    1942年7月10日。戦前の日本が誇る豪華客船「竜王丸」が、敵の魚雷により沈没。
    にもかかわらず、命を落としたのはほんの数名。乗船していたその他の乗組員、客として乗っていた外交官や商社マンとその家族は、ほぼ全員が無事だった。以来、竜王丸は奇跡の船として語り継がれている。そして、今年、2017年、進水式にて、その竜王丸が75年ぶりに復活する。75年前に船の中で何が起こっていたのか、心温まる真実がいま明らかになる。
  • 刑事課長には霊感があった!? 見えない存在が発する声に時に苦しめられ、時に捜査を助けられてきた筆者が伝える、霊界からのメッセージ

    【もくじ】
    第一章 声におびえ、声に救われる
    ●刑事課長就任後、聞こえてきた声
    ●亡き母に自殺を止められた夜
    ●宇宙のすべてを管理する霊界
    ●精神鑑定の結果、何の異常もなし ほか

    第二章 捜査の裏に霊感あり
    ●ひらめきは、突然「降りて」きた
    ●口を開かず事情聴取するという異常体験
    ●心で殺人犯に問いかけ、自首を促す ほか

    第三章 あの世とこの世の関係
    ●霊界は死んだ後のエネルギーの転居先?
    ●霊界と人間界は輪廻転生でつながっている
    ●地球の環境破壊を憂慮する霊界 ほか

    第四章 霊界からのメッセージ
    ●煩悩が多いと低級霊と波長が合う?
    ●人間界の違反行為は霊界でも違反行為
    ●歴史は霊界がリードして作られる ほか
  • 1,144(税込)
    著:
    杉井光
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    生まれつき「念じると物に火をつけられる」特殊能力を持つ紅藤は、そのせいで、自分の父親を殺してしまう。以来、心を閉ざし誰ともかかわることなく、警察官として日々を過ごしていたが、突然、刑事課への異動を命じられる。待っていたのは、氷室という、警視長まで上り詰めたにもかかわらずヒラ署員として勤務する刑事。彼は紅藤と同じく特殊能力保持者であった。コンビを組んで仕事をすることになった紅藤は、ある日、雀荘で一人の美少女に出会う。その後、殺人事件の現場にも居合わせた彼女を見た氷室は、特殊能力保持者だと紅藤に告げる。彼女はいったいどういう能力を持っているのか? そして、彼女が巻き込まれた殺人事件の行方は? 『神様のメモ帳』『楽聖少女』で大注目の著者による、切ない恋愛ミステリー。
  • 1,496(税込)
    著:
    若一光司
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    『砂の器』『飢餓海峡』に匹敵する平成の社会派ミステリの一大傑作、登場! 

    仕事中に大骨折した日読テレビのディレクター広川英樹は、リハビリの苦しさと恋人を失った寂しさから一人暮らしの自宅に風俗嬢リョウを呼んだ。単なるサービスを超えた彼女の優しさに広川は恋愛感情を持ってしまう。リョウが去った部屋には「建築家・加賀雄二郎」の名前と住所が記した紙片が落ちていた。ほどなくして報道される加賀の殺害事件。死因は正体不明の毒物による中毒死だった。広川はリョウの犯行を疑い、再び連絡を取ろうと試みるが、すでにリョウは風俗店を辞め沖縄に飛んでいた。そして、すぐさま起こる東京白金台の児童公園での四人の子供の毒殺事件。続いて今度は大阪の公園でも三人の子供と一人の親が殺害された。どれも同じ毒物による無差別大量殺人だった。犯人はリョウなのか? 彼女はどこにいるのか? そして動機は? リョウの怒濤の告白で疾駆する慟哭と驚愕のラストシーン!
  • 人間の世界ともうひとつの世界を遮る塞神(さえのかみ)が崩壊。神隠しに遭った幼馴染みを救えるのは、俺!? 敵はカミサマ、勝てるわけないじゃん!! 神様と高校生たちの友情を描いたエンターテイメント小説。
  • 文学賞4冠を達成しデビューした著者、待望の新刊。父と子の人間ドラマを描いた、一気読み必至の王道エンターテイメント!

    母さんが弔われるその日に、ぼくの父さんは祝言をあげた。
    そして、ぼくは父さんを殺すことにした。

    日本一のヤクザ組織の長・早田征城。その愛人の息子・桂介は、母の死をきっかけに、組に入ることを決意する。母を捨てた父を抹殺し、穢れた早田の血脈を絶つために。裏切り者であること、そして、決して知られてはならないもうひとつの秘密を抱えながらも、桂介は着々とのし上がっていくが――。
  • 1,408(税込)
    著:
    高田侑
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    美笹修司の帰郷を待ちわびたように次々と発生する怪事件。村じゅうが恐怖に包まれるなか、修司の脳裏には、ある少年の姿が浮かんでいた……。現代社会の歪みを描き切る戦慄のミステリー。
  • 1,496(税込)
    著:
    岡田秀文
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    日米露、究極の騙し合い!

    終戦直後、日本陸軍最後の兵器『偽ドル紙幣印刷機』を捜し出せ!!

    1943年初頭、陸軍参謀本部は戦局転換を目的としたアメリカ経済打撃策「米ドル紙幣の偽造計画」を開始。だが、実行を目前に第二次世界大戦は終わり、偽ドルの原版と印刷機は陸軍特殊部隊によって破壊・隠蔽されたはずだった――。
    1947年夏、東京で起こった殺人事件の現場で旧陸軍が製造したと思われる偽造ドル紙幣が発見された。消滅したはずの計画が露見することを恐れた日本政府は、印刷機回収のため秘密裏に捜索を始める。手がかりは当時、印刷機破壊を命じられたまま行方不明となった6人の将校。しかし、そこにはGHQによって巧妙に仕組まれた偽装の罠が待っていた!!
  • 1,408(税込)
    著:
    倉阪鬼一郎
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    翻訳家が失踪、古本屋が売り渋り、読む者みな戦慄き、読了した者がいないという一冊の洋古書を巡る怪奇と倒錯の大迷宮。綾辻行人氏、千街晶之氏絶賛。本格ホラーにして本格ミステリーの傑作!
  • 金なし、職なし、妻子なし。

    借金と不運を背負って、今日も事件を解決!

    真面目にやっているのに、なぜか損をする。
    コミュ障の元刑事とユトリ世代の元スリのコンビが大暴走!
    現代サラリーマンの共感と爆笑120%! 書き下ろしユーモアミステリー

    大物政治家・久丸の脱税事件捜査が原因で刑事を辞めさせられた八房文次郎。彼を窮地から救ったのは警察時代の部下・鍋島だった。彼女は八房に、『3D』という探偵を派遣する組織に登録して、探偵になってほしいと依頼する。八房の相棒役は、鍋島の恋人・弾正勘八。かつて八房がスリで逮捕した男だった。口だけが上手い、ゆとり世代の弾正に振り回される八房に舞い込んだ、仇敵・久丸からの依頼! 過去の因縁に決着をつけるため、事件に挑むのだが……。

    明日が見えないおっさんに舞い込む、事件の数々!
  • 閉鎖された中学校の校舎で、かつて軽音楽部で生まれた曲の歌詞通りに起こる連続殺人。
    アガサ・クリスティー賞受賞作家が書き下ろした現代日本版『そして誰もいなくなった』。

    すべて伏線、衝撃のどんでん返し……。究極の「青春+恋愛」ミステリー。

    真琴は高校の卒業式を終え、既に廃校となっている母校の平静中学校を訪ねた。朽ち果てた校舎に、彼女が所属していた軽音楽部のメンバーが集められたのだ。目的は中学三年のときに部を廃部に追い込んだ教師への復讐。だが、再会を祝して全員で乾杯した瞬間、ミニコンポから、その教師の声が響き渡った。「平静中学校卒業生諸君に死を」。一同が驚愕するなか、突然メンバーのひとりが身体を痙攣させ、息を引き取る。真琴は警察に連絡をしようとするも、携帯電話の電波が届かない。しかも学校を囲む川に架かる橋が何者かによって焼き落とされ、町に戻ることができない状態になっていた……。
  • 密航船に閉じ込められ、海に突き落とされた倉木京平。ここはどこなのか。海に落ちた京平を救ってくれた老人の口から出た答えは、ソマリア--。京平を日本に帰すために危険を冒すソマリ人たち。彼らとの時間のなかで、なぜソマリアがこんな国になってしまったのか、京平は少しずつ理解していく。やがて、ソマリアの若者たちが世界を相手に企てた壮大な計画を知ったとき、京平はある覚悟を決める--。
    スケール、重量、スピード、ケタはずれ。
    超弩級エンタテインメント!
  • 白い館で、斧による一家惨殺事件は何度おこったのか? 推理作家・亜麻崎智英はなぜ妻を殺害せねばならなかったのか? 絶好調、倉阪鬼一郎の本格ミステリ・ホラー。これが最終探偵小説だ!
  • 現代の魔窟、中野ブロードウェイ4階にある精神科・琥珀クリニックは本日も素敵な人たちで大賑わい。次々と起こる不可思議な事件に自称・天才精神科医の白旗と助手の灰田が挑むスーパー奇譚集!
  • 1,408(税込)
    著:
    田中経一
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    高校を卒業したばかりの小麦は、ホテルのパート従業員だった父・細川幹夫が放火し、自殺を図ったホテルで素性を隠しながら働くことになった。父の自殺がきっかけで“ワケありホテル”となってしまった『クラウンホテル』だが、戦前はまるで龍宮城のような、想像を絶するほど華やかなホテルだった。しかし、創業者で、世界一のホテルマンであった小宮幹二朗は、ホテル乗っ取りを企む塚原威一朗の卑劣な策略により自殺に追い込まれてしまった。無念の死を遂げた幹二郎が残したのは一つの鍵。ホテルのどこかに隠されている宝物が眠るという金庫の鍵だった。しかし、この鍵がいくつもの人生を狂わせていく。金庫に眠る宝物を巡って繰り広げられる騙し合い。外資系企業と旧オーナーによるホテルの買収合戦。最高のホテルマンを夢見る小麦を次々と襲う悪夢。なぜ小麦の父・細川幹夫は自殺しなければならなかったのか。そして、金庫に隠された宝物とは何なのか。時を超え大きな謎が解き明かされていく極上のミステリー小説。

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