『ミステリー・推理・サスペンス、柚月裕子、めがイラスト(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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デビューから15年、初のオムニバス短編集
米崎地検の検事・佐方貞人の事務官をつとめる増田陽二。高校時代の柔道部の恩師の告別式で、旧友の伊達と再会した増田は、同じく同級生の木戸とその夜旧交を温める。増田にとって、伊達は柔道をやめずに済んだ恩人であり、ヒーローだった。だが、大阪で警察官になったという伊達には、ある秘密があった……。(「ヒーロー」)
〈佐方貞人〉シリーズスピンオフ作品をはじめ多ジャンル作を集めた、著者初のオムニバス短編集。 -
第69回日本推理作家協会賞受賞作、待望の文庫化!
常識外れのマル暴刑事と極道の、プライドを賭けた戦い。作家、マスコミほか多くの賞賛を集めた、圧巻の警察小説。
昭和63年、広島。所轄署の捜査二課に配属された新人の日岡は、ヤクザとの癒着を噂される刑事・大上のもとで、暴力団系列の金融会社社員が失踪した事件の捜査を担当することになった。飢えた狼のごとく強引に違法行為を繰り返す大上のやり方に戸惑いながらも、日岡は仁義なき極道の男たちに挑んでいく。やがて失踪事件をきっかけに暴力団同士の抗争が勃発。衝突を食い止めるため、大上が思いも寄らない大胆な秘策を打ち出すが……。正義とは何か、信じられるのは誰か。日岡は本当の試練に立ち向かっていく――。 -
組織に生きる者の矜恃。豪華警察小説アンソロジー
「力が必要だ」――母と自分を虐待し別れたろくでなしの父親に復讐するため、暴力団員を目指す聖。中華料理店でアルバイトをしながら、神戸の金坂組のバッジをもらうチャンスを狙う聖は、組に出入りするサングラスをかけた迫力十分の男に弟子入りを懇願する。だが、男は素姓はそのうちわかると言い残し闇の奥へ消えた……(「聖」)。
組織に生き、事件と隣り合わせの警官たちの生きざま。
「孤狼の血」シリーズの柚月裕子、『スワン』『爆弾』で注目の呉勝浩、「刑事犬養隼人」シリーズの中山七里など、ミステリー界を背負う注目作家たちによる、豪華警察小説アンソロジー! -
2021年夏公開の映画「孤狼の血 LEVEL2」完全ノベライズ!
広島の裏社会を治めていた呉原東署の刑事・大上亡き後、その遺志を継いだ若き刑事・日岡秀一。
警察権力を用いて暴力組織を取り仕切っていたが、広島に再び、抗争の火種が。
出所した“悪魔”上林が、日岡により壊滅状態に追い込まれた五十子会を再興すべく動き出したのだ。
復讐に燃える上林は、常軌を逸した残忍な手段で勢力を強めてゆく。
信念の刑事・日岡と、極道としてしか生きられなかった男・上林の、哀しき死闘が幕を開ける! -
『孤狼の血』『盤上の向日葵』著者が放つ、社会派ミステリ!
結婚詐欺容疑で介護士の冬香が逮捕された。婚活サイトで知り合った複数の男性が亡くなっていたのだ。美貌の冬香に関心を抱いたライターの由美が事件を追うと、冬香の意外な過去と素顔が明らかになり……。
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