『ミステリー・推理・サスペンス、推理(ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~60件目/全251件
-
S県立黄尾高校に入学直後、藍田花音と如月みさおの出会いを描いた『ダイヤモンドになろう』。商店街主催の祭りに現れる怪盗「ごめんなすって」の捕縛を依頼された探偵団が大活躍の『しましま日和』。21歳になった行衡からの電話で繋がっていく探偵団の面々の、卒業を描いた『ナイト・コール』。慈吾郎の思いつきで第一回同窓会として全員集合することになったS黄尾探偵団メンバーが、ヨーロッパの小国・スティラニ公国で料理修行中の行衡のもとに現れ騒動を巻き起こす『夏休みだョ、全員集合!』。砧兵悟の親友・雪村征の結婚式へと向かう、探偵団を乗せたワンボックスカーが迷い込んだのは幽霊屋敷での怪奇譚(?)『花嫁ごりょうはお待ちかね』。文庫未収録作品に書き下ろし短編を加え、「東京S黄尾探偵団」の魅力をギュギュッと詰め込んだ、ファン待望の最新作! 【目次】ダイヤモンドになろう/しましま日和/ナイト・コール/夏休みだョ、全員集合!/花嫁ごりょうはお待ちかね
-
『騎士祭』を間近に、賑わいを増す「魔術の街」ウォルロック。だがそれに乗じ、盗賊ばかりか城主ウォルターを狙う刺客までが現われる。一方「光の騎士」アルウィンを副団長に迎えたブルーロータス騎士団は、街の公衆浴場で起きたトラブルがもとで活動自粛を言い渡されてしまう。崩れかけた騎士団の誇りと団結、そして主君を護るため、一計を案じたアルウィンは公衆浴場で湯男として働くことに――。
-
大魔術師の「闇」に囚われたクリストフェルを追って「光の騎士」アルウィンは、彼の心の中へと堕ちていく。そこで美貌の魔男の過去、そしてその体内の魔石が、大魔術師の心臓であることを知る。そんな折、魔術師ギルドの長ケルヴィンに操られた女王の軍勢が、ウォルロック城市に迫り来る。クリストフェルを器として、大魔術師は復活してしまうのか!? 光と闇の騎士ファンタジー、ついに佳境へ!!
-
アルウィンは、華やかな美貌と穢れなき心を持つ都の騎士。女王の使者として「魔術の街」ウォルロックのブルーロータス騎士団を視察に訪れた彼は、いかがわしげな夜の街でふたりの男に助けられる。名も告げず去った彼らこそブルーロータスの騎士と知ったアルウィンが、心惹かれるまま翌日宿舎を訪ねると、前夜とはまるで別人の堕落した様子に疑問を抱くが…。光と闇の騎士ファンタジー!
-
「光の騎士」アルウィンは、クリストフェルの「闇」を知ろうと、彼から魔術の指南を受けることに。アルウィンを慕いはじめたブルーロータスの騎士見習いたちは、それを快く思わず、クリストフェルに対し敵愾心を燃やす。そんな折「魔術の街」を狙う女王アンによってウォルロック城市に異端の嫌疑がかけられ、その裏で暗躍する謎の魔術士の正体がついに明らかに…!? 光と闇の騎士ファンタジー。
-
女王の命により都へやってきた「光の騎士」アルウィンとブルーロータスの騎士たち。ブルーロータス潰しを企む女王の膝元で城主ウォルターと引き離された一行は、アルウィンの兄に頼まれて風変わりなネグリン伯爵の護衛をつとめることに。命の危険も意に介さず、奔放な行動を続けるネグリンに振り回されながらも、彼を理解しようとするアルウィンだったが――。光と闇の騎士ファンタジー!
-
ブルーロータス騎士団に入るため、再び「魔術の街」ウォルロックを訪れた「光の騎士」アルウィン。だが、不良騎士団とも噂される団員たちは、都からきたアルウィンに対し敵意を隠さず、荒っぽい「歓迎」を画策する。そんな折騎士団へ、謀反の疑いがある「黄昏砦」の隊長を討つよう命が下る。アルウィンはひとまず騎士団を率いて「黄昏砦」に向かうことになるが…。光と闇の騎士ファンタジー!
-
千年王国では、二十歳を過ぎれば嫁き遅れ。かつては「比類なき一粒真珠」と称えられたクリスティアナも、今やぽっちゃり上等な三十路となり、色恋とは無縁の放蕩生活を謳歌していた。ところがある日……王国の美しき双子の王子から、なぜか同時に求婚されて!? 「僕を愛して」「俺を欲しろ」…もちろんお断りなクリスティアナは全力逃亡しながらも王子と自身の過去に向き合うことになって……?
-
裕福な新市街を遠くに眺めながら、貧しく退廃した人々のひしめく旧市街。この地区は、九麗公司という黒組織が実権を握っていた。那智は、九麗公司の対立組織、和平公司に雇われた稼ぎ屋である。相棒の甲斐と二人で新市街へ移るために、危ない仕事をこなす毎日だったが、九麗公司の実力者リー・リンの出現が、二人の運命を大きく変えていった…。真堂樹が放つ、デッドエンド・ストーリー!
-
京師(みやこ)、鬼市巷にある茶房「洞天茶房」は天界の底に通じている。茶房の主人で科挙の受験生でもある李子春は、天界から女仙さまと一緒に堕ちてきた美麗すぎる花仙の梅鬼と牡丹郎とともに、あやかし退治をすることに!? 李子春の「骨」に惚れながらもクールでストイックな梅鬼と、この世とあの世を面白おかしく生きたい快楽主義の牡丹郎に挟まれて、李子春の日々は愉快痛快にあやかしまみれ!?
-
旧市街で、紅蓮公主とコンビを組んで稼ぎ屋を続ける那智。甲斐と別れた傷も次第に癒えていった。あるとき那智は、雇い主の二爺から死胡同の顔役・時計屋へのつなぎを頼まれる。壊滅した黒組織の残党とスラム街の実力者の組み合わせに不審を抱く那智。その使いの途中で、公主が何者かに拉致されてしまった。公主を取り戻すために、那智は二爺のある仕事を請け負うはめになるが……。
-
鬼市巷にある「洞天茶房」は天界の底に通じている。美しすぎる給仕の梅鬼と牡丹郎は、実は天界より女仙神と一緒に堕ちてきた花仙で、店主の李子春は一緒にあやかし退治をやる羽目に……!? 今回はいわくつきの画巻に「洞天茶房」の料理人・陳九が呑み込まれてしまい、ドキドキの大波乱! 李子春のお師匠さまの番外短編と四コマまんがも入った愉快痛快・中華万華鏡! 桃源郷へ君と夢のなか!?
-
荒廃した旧市街で、新たに紅蓮公主とコンビを組んで稼ぎ屋を続ける那智。だが、内心では二か月前に分かれた甲斐の消息を求め続けていた。昔なじみの時計屋の依頼で、九麗公司の商取引船を爆破する仕事を請け負うが、任務直前、別の場所から公司幹部を狙撃する甲斐を見かけてしまう。甲斐がリー・リンに殺しの仕事を強要されていると知った那智は!? <スラムフィッシュ>シリーズ、続編登場!
-
先の事件の失態で、リー・リンは公司の中で苦しい立場に追い込まれた。死胡同の顔役の時計屋は、事件の責をかぶる代わりに九麗公司の情報を流すように彼に持ちかけた。リー・リンの後見役を担った幹部長老の発言力が強まり、彼はその娘に引きあわされる。一方那智は、二爺の依頼を受け、紅蓮公主と共に公司内部に潜入することに。それは公司と新市街との取引を邪魔するという任務だった。
-
九麗公司の新参幹部、ヴィヴィアン・ウーファンが、和平公司の二爺と手を組んで、組織の転覆を謀っていた。稼ぎ屋の那智たちにもその片棒を担ぐ仕事が回ってくる。那智は、成功報酬に新市街の居住許可証を要求した。紅蓮公主と一緒に天国(パラダイス)へ渡るための手形(パスポート)――だが一方で、九麗公司に拘束される甲斐の身を案じていた。果たして彼らの行く先は…!? 緊迫のデッドエンドストーリーついに完結!
-
連続刊行決定!! の注目シリーズ第二弾。千年王国では、二十歳を過ぎれば嫁き遅れ。規格外ヒロインのクリスティーナ、通称・骨董姫ことクリスと訳あり侍女(♂)のステファニーちゃんが大活躍の連作短編ミステリー! 今宵も華麗なる千年王国、プルーリオン公爵領メリーディエスの街は平和ながらも賑やかなようで……? クリスが欠伸まじりに観劇に向かったのは、本物の「ガラスの靴」が使われているという噂もある、話題の歌劇『シンデレラ』。しかし上演開始直後、劇場は暗転!? 煌めく「ガラスの靴」が姿を消してしまい……? 『ガラスの靴より輝く靴(リアル・ジュエル・スリッパー)』より。/あろうことか骨董姫を狙ったスリの少年を、ネームレス・ジャックと名付け公爵城に迎えることになったクリスだが……? 『我が麗しの若き騎士(マイ・フェア・ボーイ)』より。「かたや睦言」「かたや脅迫」W王子からの求婚ラブコメ『ガラスの靴はいりません! シンデレラの娘と白・黒王子』の少し前のお話――。 【目次】プロローグ 公爵領の支配者は、シンデレラの嫁き遅れ一人娘/第一話 ガラスの靴より輝く靴(リアル・ジュエル・スリッパー)/第二話 恋はままならない(ラブ・イズ・ブラインド)/第三話 我が麗しの若き騎士(マイ・フェア・ボーイ)/エピローグ シンデレラの娘の三十回目の誕生日/あとがき
-
母親の再婚により、下町の高校から超名家の子息が集まる聖ヴェステン学院に転校することになった陸。彼を待ち受けていたのは、いわれのない虐めだった。必死の抵抗をする陸の前に現れたのは、「貴公子(プリンス)」と呼ばれる義理の兄・西園寺雄夏。勉学もスポーツも「超高校級」ですべてがゴージャスな義兄に、「ここはお前の来るところではない」と冷たくあしらわれて…。華麗なる全寮制男子校物語!
-
19世紀、英国。目利きの鑑定人を父に持つアデルは、ある目的のために舶来品専門のオークションハウス・アーヴィング商会に就職を希望する。が、オーナーのクレイグが出した条件は「僕と結婚すること」。舶来品の情報がほしいアデルと「女除け」がほしいクレイグの利害が一致し、偽装結婚をする二人。様々な舶来品がらみの事件を解決するうちに、アデルは、恩ある伯爵の死の真相に迫っていくが…。
-
純情刑事・友永舜一と名探偵大学生・御巫慶次の関係はいまだにキスどまり。ある日、御巫の後輩から手紙が届く。なんとそれは遺書だった……。彼の自殺の動機には、友永の上司・神部が絡んでいるらしい。友永は彼の無罪を証明すべく、高校生に扮装して体当たり捜査を始めるが。今度こそ絶体絶命。友永、貞操の危機! 御巫は友永を守れるのか、そして二人の愛の行方は? BLミステリー!
-
イケメン大学生で忠犬である御巫慶次は、新米刑事・友永舜一の帰宅時間を本能的にかぎとり、毎晩杉並署の前で待っている。が、そんな熱烈奉仕の日々に、突然終止符が打たれる。きっかけは御巫の親友、高柳の帰京。友永が囮捜査のためOLに女装したり、脅迫状を送られて命カラガラな目に遭っている間も、御巫は高柳にかまけてばかり! 純情刑事・友永、遂に「嫉妬」を知る!? BLミステリー!
-
歴史を動かす壮大な錬金術師の物語、いよいよ佳境へ! プロイセン王国の首都ベルリンにきたセラフィーヌ。カリオストロ伯爵の呪いを解く方法がわかれば、アレクサンドルの錬金術師試験の課題もクリアできる――。セラフィーヌはアレクサンドルに協力するため「魔女の軟膏」を手に入れたのだが…。カリオストロ伯爵の正体とは? アレクサンドルの試験の結果は? そしてセラフィーヌに芽生えつつある恋の行方は…? 謎が次々と明かされ、思いがけない展開に!
-
通称「女子高生刑事(デカ)」こと、新米刑事の友永舜一は、杉並の平和のため奮闘する毎日。相変わらず生意気な大学生の御巫慶次が、猛烈ラブアタック(名づけて「家庭の味」大作戦)を仕掛けてくるが、友永はなかなかその気になれず。そんなある日、ゲイボーイの死体が所轄内で上がった。友永は体をはって捜査に踏み込むこととなり……。ロマンティック・BLミステリー第二弾! 恋にも進展あり!?
-
友永舜一は、杉並警察署の捜査一課に配属されたばかりの新米刑事。「女子高生刑事(デカ)」と呼ばれてしまう幼い外見が悩みの種。殺人事件の現場で出会った、第一発見者の御巫慶次という大学生にも「かわいいじゃん」とバカにされて、かなりムカムカ。おまけにこの御巫、友永に「惚れた」とか言い出して。初めての殺人事件、そして初めての恋? 愁堂れなのロマンティック・BLミステリー。
-
自分が生まれれば母リディアは命を落とす。そしてプリンスを倒すためには父エドガーを殺さなければならない…。過酷な運命を知り、アルヴィンはリディアたちの前から姿を消した。アルヴィンの行方を案じながらも、戦いに向けて準備を進めるエドガーとリディア。さまざまな想いが絡み合うなか、ついに最後の戦いが幕をあげた…!! ロングヒット英国(ヴィクトリアン)ファンタジー、ついに感動のフィナーレ!! ※あとがきは収録されていません。
-
すべての戦いを終え、平和を取り戻したリディアとエドガー。息子のアルヴィンも1歳半となり、エドガーは改めて亡き父の領地であるシルヴァンフォードを訪ねることに。だが両親の墓は硬く閉ざされており、墓守の老人はエドガーを後継者とは認めなかった。一方パリへの留学話が出ているポールは、ロタに求婚するべきか悩んでいて…。大ヒットシリーズのその後を描いた愛いっぱいの後日談!!【目次】ウサギ帽子の内緒の話/極上のパウンドケーキはいかが?/春を待ちわびて/新たなるシルヴァンフォードにて ※あとがきは収録されていません。
-
記憶をなくしたエドガーに改めてプロポーズされたリディア。嬉しく思いながらも、お腹の子のことを知られないよう神経を尖らせていた。そんな時、プリンスの組織に捕われたフランシスから助けを求める手紙が来る。文中に暗号が隠されていることに気づいたエドガーは、ニコとレイヴンを調査に向かわせた。一方、パトリックの依頼を受けてアウローラの故郷に向かったカールトンが見たものは…。※あとがきは収録されていません。
-
再び結婚を決めたエドガーとリディア。だがエドガーの記憶が戻りそうな様子をみて、リディアは気をもんでいた。ロンドンの街を守護しているロンドン橋で魔力の気配を感じ、ふたりは橋へ向かうが、そこに待ち構えていたのはテランだった…。一方、妖精国(イブラゼル)に上陸したフランシスの前に、リディアの子だと名乗る少年が現われる。少年は両親の危機を救うため、ある人の姿で二人のもとに向かうが!? ※あとがきは収録されていません。
-
英国に上陸したリディアたちは、プリンスの手先に襲撃された。さらに体調を崩したリディアの身を案じて、エドガーはある老姉妹の屋敷に身を寄せることに。老姉妹に、生き別れの甥と勘違いされて歓待されるエドガー。屋敷に滞在していた男爵令嬢とエドガーが親しくするのを見て、リディアは複雑な気持ちになるが…。そんな時、体調が悪いのは妊娠したからではないかとケリーに指摘されて!? ※あとがきは収録されていません。
-
凱帝国皇帝・高勇烈は、皇后・李宝麟を嫌っていた。不仲の皇太后の息がかかった后妃だからだ。一度も床を共にせず互いに顔も見ないよそよそしい関係に嫌気がさしていた宝麟は、気晴らしに氷嬉(スケート)に興じていた時に宦官と知り合う。なぜか彼の前では自分を飾らずにいられる宝麟。だが、彼は実は同じく身をやつしていた夫・勇烈だった。互いに正体を知らないまま惹かれ合う二人は…!?
-
テランの手を逃れ、再び一緒に妖精国(イブラゼル)を目指し始めたリディアとエドガー。時折自分のなかで暴れ出すプリンスを意志の力で抑えようと苦しむエドガーを、リディアは傍で必死に支える。スワンの船を降りボートに乗り込んだリディアたちは、カテーナの道しるべを目印に妖精国へと漕ぎ出す。そして念願だった妖精国上陸を遂に果たすのだが、青騎士伯爵が不在だった妖精国は崩壊の危機にあって!? ※あとがきは収録されていません。
-
プリンスの組織にとらわれてしまったリディアは身を守るため、エドガーの子供を妊娠しているととっさに嘘をつく。しかし怪しんだテランが産婆を連れてきて…!? 自らのなかのプリンスが半分目覚めてしまったエドガーは、組織の目を欺くため、リディアに対し思い切った行動に出るのだが…。エドガーとリディアが再びひとつになる…!? 大人気ファンタジー、ドラマティックな佳境へ突入! ※あとがきは収録されていません。
-
ともに妖精国(イブラゼル)に上陸し、その危機を救うことに成功したリディアとエドガー。しかしその結果、エドガーの記憶はプリンスに誘拐された時以降のことは消えてしまった。つまりそれは、リディアに関する記憶も消えたことを意味していた…。「きみへの愛は、記憶なんかなくてもここにある。何度でもきみを好きになる…だからもう一度、僕と結婚してくれるね?」そう言っていたエドガーなのだが!? ※あとがきは収録されていません。
-
プリンスの組織からリディアを護るため、そして二人の将来のため、決死の覚悟とともにリディアと離ればなれになることにしたエドガー。アーミンとともに組織に入りこみ、プリンスになったふりをするのだが……。一方、リディアはフランシスや仲間たちとともに妖精国(イブラゼル)に向かう船に乗り込むのだが、船には危険すぎる罠が仕掛けてあって!? 信じる気持ちは永遠に不滅! 二人の愛に奇跡が起こる! ※あとがきは収録されていません。
-
皇族殺しの罪で死を待つ皇妃、行き違った想いから数十年の時を無にした兄弟、数十年の時を経てなお愛を深め二世を誓う王と妃、そして、愛しい夫の言葉で、亡き母への想いを昇華した花嫁……月の光が降り注ぐなかで語られる、珠玉のエピソード。(「今宵、月華に君を想う」より)。「灰龍の案」から三年。先代の帝・豊始帝と普寧妃の間に生まれた碧蘭公主は、両親の顔もその死も知らぬまま、成長していた。李太后に養育され、何不自由無く暮らす碧蘭公主だったが、いつしか、かつて母が命を落とした地に建立された「天鏡廟」へしばしば詣でるようになっていて……?(「愛日の夢」より)。「後宮」シリーズの愛すべき登場人物たちがおくる日常や切ない想いを描いた珠玉の中華後宮短編集、第二弾!! 【目次】玉塵(「後宮詞華伝」番外編)/永久よりも長く(「後宮錦華伝」番外編)/今宵、月華に君を想う(「後宮樂華伝」番外編) ※電子版「後宮樂華伝 血染めの花嫁は妙なる謎を奏でる【ミニ小説つき】」収録作を再収録/黄金夕景(「後宮樂華伝」番外編)/密やかな守歳(「後宮刷華伝」番外編)/免罪の杯(「後宮刷華伝」番外編)/七生夫婦(「後宮刷華伝」番外編)/宿世の兄弟(「後宮刷華伝」番外編)/火樹銀花(「後宮瑞華伝」番外編)/愛日の夢(「後宮瑞華伝」番外編)/命の証明(「後宮瑞華伝」番外編)/一陽来復(「後宮剣華伝」番外編)/六つの花のように(「後宮剣華伝」番外編)/あとがき
-
リディアの乗った船が妖精国(イブラゼル)に出航するのを見届けたエドガーは、覚醒し始めたプリンスの意識を抱えて組織に君臨しようとしていた。妖精国への道のりの中継地点であるという幻の国「リオネス」を探し始めたリディアの目の前に不思議な少女が現れて…。リディアの命を狙う組織からエドガーはリディアを救えるのか…!? そして、妖精国の道しるべをリディアたちは突き止めることができるのか…!? ※あとがきは収録されていません。
-
甘い新婚生活を送る妖精博士(フェアリードクター)のリディアと妖精国伯爵(ロード・オブ・イブラゼル)のエドガーだったが、不気味な猛獣・ナックラヴィーがリディアを狙ってきて!? 不吉な予言が影を落とすなか、リディアとエドガーたちはコーンウォールに向かう。ナックラヴィーを操るテランという男の正体は? その背後に見え隠れするアーミンの目論見とは? リディアを救うため、二人の愛を守るため、エドガーはある決心をするのだが!? ※あとがきは収録されていません。
-
新婚カップルの妖精博士(フェアリードクター)のリディアと口説き魔伯爵エドガーのまわりは、いつも賑やか! 妖精たちと個性的な仲間たちが巻き起こす不思議な事件の数々に翻弄されながらも、さらに強い愛情を確認する日々…! エドガーがシルヴァンフォードにいた少年時代の物語と、二人の将来を案じさせる書きおろし表題作「愛しき人へ十二夜の祈りを」など、愛と涙がぎゅっとつまった、ときめきの短編集! 【目次】遠き日のシルヴァンフォードにて(日だまりの小悪魔/ミニアチュールの恋人/約束がかなうときまで)/アシェンバート伯爵夫妻のあまい日常(おかえり、花が香る間に/かわいい愛玩動物(ペット)にご用心/指ぬき(シンブル)は純潔の誓い)/遠き日のシルヴァンフォードを離れて(愛しき人へ十二夜の祈りを) ※あとがきは収録されていません。
-
婚約発表をすませ、一見順調な伯爵エドガーとリディア。だがエドガーの周りにはプリンスの記憶を引き継いだ影響が出はじめていた。リディアを手放したくない一心で、それを隠すエドガー。真実を話さない彼にもどかしさを感じるリディアだが、トラブルにまき込まれ巨人(トロー)族の妖精に囚われてしまう。人間界に戻るため、リディアは取り換え子(チェンジリング)の魔法で別の少女の姿を借りエドガーの前に現れるが…。 ※あとがきは収録されていません。
-
数々の障壁を乗り越えて、やっと結婚式を迎えることとなった妖精博士(フェアリードクター)のリディアと妖精国伯爵(アール・オブ・イブラゼル)エドガー。歴代の青騎士伯爵の結婚式に必ず招待しなければならないという5人の妖精から祝福を受けたが、実は6人目の妖精がいて、「結婚式など台無しにしてやる!」と宣言されて!? 昔、エドガーと何かあったらしい少女も現れて、雲ゆきはどんどん妖しくなり…。二人の結婚式、何かが起こる!? ※あとがきは収録されていません。
-
お人好しで気の強い妖精博士(フェアリードクター)のリディアと、口説き魔で妖精国伯爵(アール・オブ・イブラゼル)のエドガーは、多くの苦難を乗り越えて婚約をしたばかり。でも二人の間では妖精がらみの不思議な事件が次々起こって。妖精の魔法で「運命の赤い糸」が見えてしまうようになったリディアたちだが、エドガーの小指からは複数の赤い糸が出ていて!? 表題作「運命の赤い糸を信じますか?」ほか2編を収録した愛でいっぱいの短編集! ※あとがきは収録されていません。 【目次】不思議な贈り物と従者の受難/運命の赤い糸を信じますか?/リボンは勝負のドレスコード
-
リディアがオーロラの妖精(フィル・チリース)の刃の魔力によって受けた傷を治すためには、エドガーから離れ、マッキール家の島に3年間暮らさなければならない…。傷を治す秘薬を手に入れようと、エドガーは危険を承知であるじの眠る島に近づく。離ればなれになった二人は互いを求め合い、夢の世界へと導かれるのだが。こんなにあなたのことが好きだったなんて…! 高まる気持ちと残酷な現実のはざまで二人は!? ※あとがきは収録されていません。
-
メースフィールド公爵のカントリーハウスに招かれたエドガーとリディアは、そこでシルヴァンフォード公爵家の唯一の生き残り、キャスリーンに遭遇する。彼女はエドガーに意味ありげな視線を送り、エドガーも彼女を無下にできない。もう捨てたはずの過去がエドガーを追い回し、リディアを苦しめる。「僕に運命、感じてるんだろう…?」エドガーのそんな言葉を信じたいリディアなのだが…!? ※あとがきは収録されていません。
-
やっとの思いで結婚式を挙げたリディアとエドガーは、ブルターニュにある薔薇色海岸へ新婚旅行に発っていた。貴族や富豪が集まるこの高級リゾート地では、女性が次々に失踪する事件が起きていたのだが、どうやらそれには美しい海底の都の妖精が絡んでいるようで!? 「あなた、ご主人とは合わないように見えるわ」とリディアに囁きかける謎の女性も現れて……新婚二人の愛が試される!? ※あとがきは収録されていません。
-
いよいよ甘い新婚生活もスタートするのかと思いきや、すれ違ってばかりのリディアとエドガー。そんなある日、真っ黒な妖精が黄金色の透明な石をリディアのもとに届けにきた。「妖精国(イブラゼル)」の地図が隠されたペンダントの石と同じ石と知って、リディアは黒い妖精の行方を追いかける。一方エドガーは、青騎士伯爵の子孫が描いたという絵を入手すべく、何やら怪しげなオークションに参加するのだが!? ※あとがきは収録されていません。
-
エドガーとの婚約を母の墓前に報告するため、スコットランドに里帰りしたリディアのもとに、兄と称する青年ブライアンが訪れる。ブライアンは妖精族フィル・チリースの一人で、残り少ない地上の日々を妹のリディアとともに過ごしたいと言うのだが…? その一方でマッキール家は、予言者を復活させるため、リディアを利用しようと画策していた。エドガーは彼女の危機に、ある決意を固めて…!? ※あとがきは収録されていません。
-
ついに結婚が決まった伯爵エドガーと妖精博士(フェアリードクター)のリディア。結婚の準備を急ぐエドガーに対し、リディアは貴族に嫁ぐ大変さを実感し戸惑っていた。そんな不安を払って堂々と社交界デビューできるよう、貴婦人の鑑と名高い夫人の教育を受けることになったリディアだったが、花嫁修業に訪れた屋敷で、なぜかメイドとして働くことに。いっぽうエドガーの元には、婚約者を名乗る令嬢が現れ…!? ※あとがきは収録されていません。
-
伯爵邸に、リディアの将来の子供を名乗る赤ん坊が現われて…!?(「コウノトリのお気に召すまま」)。リディアは、わけありの妖精ナイチンゲールの強引な恋愛指南にふりまわされるが…!?(「紳士の射止めかた教えます」)。正式に婚約する前のリディアとエドガーのスリリング(?)な日々を描いた物語に加え、リディアの両親の結婚の秘密が明かされる書き下ろしを収録したロマンティック短編集! 【目次】コウノトリのお気に召すまま/紳士の射止めかた教えます/学者と妖精 この世の果ての島 ※あとがきは収録されていません。
-
妖精博士(フェアリードクター)のリディアは、雇い主で一応婚約者の伯爵エドガーに本気で結婚を迫られている。彼を理解しはじめたリディアは、今までのように拒絶できなくなってしまい困惑していた。そんな折ロンドンで起きた不気味な連続殺人事件が、どうやらエドガーの宿敵プリンスに関係していると知り、エドガーはリディアを強引に伯爵家に住まわせることにするが!? 急展開のロマンティック・ファンタジー! ※あとがきは収録されていません。
-
宿敵プリンスからリディアを守るため、妖精ケルピーに彼女を預けたエドガー。別れる間際、ついにエドガーと結婚すると言ったリディアだったが、ケルピーの魔法でエドガーに関する記憶を失ってしまう。その頃、イーストエンドでは謎の疫病が蔓延していた。ロンドン橋近くの船着き場に浮かぶ「箱船(ジ・アーク)」に乗れば助かると言う噂を聞いたエドガーは、プリンスの邪悪なたくらみを感じるが……。※あとがきは収録されていません。
-
700枚オーバーの大ボリュームで贈る、シリーズ最終巻! ●王立探偵シオンは紫ずくめの怪しい男。その正体は、王家の不始末をもみ消す何でも屋。謎に包まれたシオンと、その助手ラナの過去が、いま明かされる! シオンの元を追い出されてしまったラナは、シオンを毛嫌いする刑事レオンの家に居候することに。レオンの病弱な妹アイシャの世話をしていたのだが、アイシャの病の原因を探るうち、殺人容疑で警察に拘留されてしまい……!?(「紫色の序曲」)●ジェダルーン国王ディダールが呪いに倒れた。王立探偵であるシオンは王太子リジュールに呪いを解くように命じられる。しかしその呪いは、王家の秘密にかかわるものであり……?(「双剣座の復讐」)●ジェダルーン王国南部に位置する街オルナート。シオンは物心ついたときには既にこの田舎町にいた。両親のことも知らず、しかしどこからか送られてくるお金で暮らし自体は裕福だった。自分が何者かも分からず、鬱屈した日々を過ごす若きシオンは、旅芸人一座の踊り子の少女と出逢う。ふたりの運命は現在へと繋がり……!?(「罪よりも黒く、蜜よりも甘く」)
-
亡国の王子ラエルは、秘宝≪創世の石(ローデリオン)≫を盗んだ天才調香師と言われるエォンを追っていた。しかし追いついたと思った矢先、エォンは賊に斬られてしまった! ところが暫くすると、目を覚まし傷も治っている。エォンは不死身で、連れの少女レクィエは宝石しか食べられない特異体質なのだという。そして、レクィエはラエルに「私を連れて逃げて」と迫り――!? 2009年度ロマン大賞受賞作!
-
青騎士伯爵・エドガーの領地で、妖精が人間の赤ん坊を丸太や石、とくには妖精の赤ん坊と取り換えてしまう「取り換え子(チェンジリング)」が起きているらしい。伯爵家の顧問妖精博士(フェアリードクター)で、エドガーの婚約者ということになっているリディアは、ひとりで問題の領地へと向かう。一方エドガーのもとには、かつての悪友である海賊たちが押しかけていた。仲間のベティが青騎士伯爵に騙され行方不明だというのだが!? ※あとがきは収録されていません。
-
妖精博士(フェアリードクター)のリディアはわけあって雇い主の伯爵エドガーと形だけの婚約をしている。お得意のあまい言葉で迫ってくるエドガーにいつも振り回されるリディア。婚約指輪のムーンストーンの管理人だと言う妖精にまで伯爵の花嫁として扱われてしまう。一方、怪しげなブラックダイヤを手に入れたエドガーの周囲では、不吉なことばかり起こるが、彼はこのダイヤを使って宿敵プリンスへの復讐をたくらんでいるようで!? ※あとがきは収録されていません。
-
妖精の姿が見えて話もできる少女リディアと、彼女の雇い主で、一応の婚約者でもある伯爵エドガー。婚約といっても妖精をあざむくためのもの、のはずなのだが、エドガーの口説き魔ぶりにリディアは振り回されっぱなし。そんなふたりの恋愛模様(?)を描いた『恋占いをお望みどおり』『駆け落ちは月夜を待って』『きみにとどく魔法』のほか、ふたりが出会う前の物語も収録したロマンティック短編集! 【目次】銀月夜のフェアリーテイル/雪水晶のフェアリーテイル/恋占いをお望みどおり/駆け落ちは月夜を待って/きみにとどく魔法 ※あとがきは収録されていません。
-
妖精博士(フェアリードクター)のリディアは、スコットランドで休暇を過ごしていた。雇い主で、彼女を婚約者扱いする妖精国(イブラゼル)伯爵・エドガーを好きになってしまうのが怖くて、ロンドンから逃げてきたのだ。ある日、妖精国伯爵の先祖にまつわる話を聞いたリディアは、真実を確かめようと人魚(メロウ)の一族が棲むマナーン島へ向かう。その頃ロンドンでは、エドガーと親交の深い画家ポールのもとに不思議な少女が現れて…!? ※あとがきは収録されていません。
-
妖精と話ができる少女リディアは、妖精博士(フェアリードクター)として伯爵エドガー(でも元強盗!?)に雇われ、屋敷に通うようになった。すぐに口説き文句を口にするエドガーに振り回されていたある日、彼女は公園で不吉な妖精霧男(フォグマン)に似た大男に襲われる。なんとか無事屋敷に戻ると、ちょうどひとりの女性がリディアを訪ねてきていた。聞けば、なんと男爵の令嬢が霧男に連れ去られたかもしれないというのだ! ※あとがきは収録されていません。
-
妖精と話ができる少女リディアは、いわくつきの過去をもつ若き伯爵エドガーにやとわれる妖精博士(フェアリードクター)。わけあって形ばかりの婚約をした二人だが、エドガーは低級紙(ゴシップペーパー)を賑わすほどの女たらしで、リディアは振り回されてばかり。ある夜、エドガーの知人を名乗る霊媒師が降霊会を行った。宿敵プリンスの罠だと知りながらあえて会に参加したエドガーの前に現れた霊媒師は、死んだはずの仲間アーミンにそっくりで……!? ※あとがきは収録されていません。
-
リディアは、妖精が見えて、彼らと話ができる女の子。父に会うためロンドン行きの船に乗った彼女は、突然現れた若い男に誘拐されてしまう。エドガーと名乗るその男は、自分は伯爵だと言い、彼の身分を明かすための宝剣探しをリディアに依頼する。胡散臭いと思いながらも、彼と契約してしまうリディア。一方ちまたでは凶悪な強盗事件が噂になっていた。犯人の特徴はエドガーに似ていて…!? ※あとがきは収録されていません。
-
妖精と話ができる少女リディアは、口説き魔でいわくつきの過去を持つ伯爵エドガーに雇われる妖精博士(フェアリードクター)。ある日、彼女のもとに野の花の妖精が現れた。青騎士伯爵であるエドガーを妖精女王の花婿として迎えに来たのだが、花婿に渡すはずの「月」を盗まれてしまったというのだ。同じ頃、リディアの故郷から獰猛な妖精ケルピーがやってきた。リディアは彼にプロポーズされたことがあって……!? ※あとがきは収録されていません。
-
貸衣装屋を営むネージュは、没落した男爵家の元令嬢。ある日、ネージュの店に伯爵家の次期当主・ローズが逃げ込んできた。ならず者に追われていたローズをかくまったネージュは、彼に気に入られる。が、ローズはたまたま少年の服を着ていたネージュを男だと勘違いしてしまった。少年のふりをしたまま、伯爵家から盗まれた先代当主の遺品を探すため、二人は闇のオークションに参加するが…!?
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。