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『ミステリー・推理・サスペンス、徳間書店(文芸・小説、マンガ(漫画))』の電子書籍一覧

121 ~180件目/全258件

  • シリーズ3冊
    737803(税込)
    著者:
    安東能明
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    元高校物理教師という異色の経歴を持つ神村五郎は、平刑事なのにその卓越した捜査能力から所轄署内では署長に次いでナンバー2の扱い。「第二捜査官」の異名を取っている。ある日暴力を苦に夫を刺して取調中の女性被疑者が担当の刑事とともに忽然と姿を消した。数日後ふたりは青酸カリの服毒死体で発見される。未曾有の警察不祥事に、神村は元教え子の女性刑事西尾美加と捜査に乗り出した。
  • ハンサムな青年実業家は、実は幽霊だった!?
    彼に頼まれ、殺人犯を探す有利だが、
    第二の殺人に遭遇し――。
    彼を殺した犯人は誰?
    OL探偵・有利の大活躍。

    伊原有利はNデパートに勤めている、二十六歳。
    容姿は人並みだが彼氏なし。
    素敵な出逢いを求めて出席するパーティーではいつも壁の花。
    そんな有利の平凡な人生が一変した。
    いつものように出席したパーティーで、
    ハンサムな青年実業家・沢本徹夫にダンスを申し込まれたのだ。夢心地の有利。
    だがなんと、彼は幽霊だった!
    驚く有利に沢本は、自分を殺した犯人を捜してほしいと頼む。
    彼を殺した犯人は誰!?
  • 550(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    杉並に五百坪の土地と家を持ち、中野でマンションを経営する未亡人が自宅で首を吊った。主治医によると鉄欠乏症貧血を苦に「死んだほうがいい」とまで言っていたという。自殺か他殺か?そこで登場するのが酒歴二十年、毎晩ボトルを空ける十和田定雄巡査部長。肝硬変寸前の真っ赤な自分の両掌をヒントに難問を描く(「肝臓の不安」)。ユニークな刑事たちがその特技を生かして事件に挑む傑作警察ノベル短篇集。
  • 550(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    東京地検検事・江藤昌作は、帰宅途中に立ち寄った喫茶店で、かつて思慕を寄せた根岸瑶子と15年ぶりに再会した。6年前に夫を亡くし、女手ひとつで1人息子を育てていたが、縁あって再婚するという。が、相手は24歳年上、しかも7度目の結婚と聞かされ、江藤は不吉な予感に駆られた……。その予感は適中した。狷介な実業家と美貌の妻と思春期の只中にあるその連れ子…彼らが綾なす“危険な関係”を鋭く描く!
  • 「お前の母親は、実は殺されたのだ……」今はの際の祖父の口から、思いもかけぬ真相が告白されようとした途端、体の不自由な美津子は、父と継母と夫によって、車椅子ごと室外へ連れ出されてしまった。その夜を境に、16年前の謎が、大手観光会社を経営する一家に、不信の渦を巻き起こし、惨劇を生み出して行く……。男と女が、そして親と子が織りなす愛と憎しみを剔抉したサスペンス・ミステリー。
  • 605(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    新宿にあるホテルの浴室で、関東道路公社調査課課長・高路の溺死体が発見された。酒に酔いタイルに頭部をぶつけ昏倒した末に死んだということらしいが、警視庁捜査一課の最古参である遠野松次刑事は、頭がぶつかるのを防ぐのにタイルの壁に掌紋を残さなかったことに不審を抱いた。捜査を開始するうちに、高路が、関東道路公社東京支社長とともに、野沢建設社長と会合していたことが明らかになってきた……。
  • 1,584(税込)
    著者:
    近藤史恵
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    祖母に頼まれた観劇代行のアルバイト。
    とても楽しいけど不思議なことが一つあった。
    なんで毎回あの老紳士に劇場で会うんだろう?

    岩居久澄、二十七歳。無職。実家暮らし。
    今のところ生活に不満はない。不満はないけど、不安はある。私の将来どうなるんだろう……。
    そんな久澄に奇妙なバイトが舞い込んだ。
    祖母の代わりに芝居を見に行き、感想を伝える。ただそれだけで一回五千円もらえるという。
    二つ返事で了承した久澄は、初めての経験に戸惑いながら徐々に芝居の世界にのめり込んでいく。
    とても楽しい。けど、久澄には疑問があった。
    なぜ劇場で毎回あの老紳士に会うんだろう?
  • 「天使の眠りと同じファム・ファタール系展開から始まる連作ミステリ。
    20年ぶりの同窓会。そこで僕は、かつて憧れていた同級生の女性に会った。
    彼女は美しかったが、何かが決定的にかつてとは違っていた。
    そして数日後、僕は知る。同窓会の日、彼女が既に死んでいたことを。
    あの日、僕が会い、語り、心惹かれた女性は誰? 
    『天使の眠り』で多くの読者の心を揺さぶった岸田ミステリー最新連作!
  • 『署長刑事』で人気の著者が描く、警察小説の傑作!
    見当たり捜査とは、指名手配犯の顔写真を覚えて繁華街の雑踏に立ち、いつ現れるともわからぬ犯人を発見し逮捕することを任務とする。ウラやんこと浦石大輔は大阪府警捜査共助課通天閣署分室見当たり班に所属。“逃げ得は許さない”をモットーに、捜査に励んでいる。今回、熱海の老舗ホテルをめぐる殺人事件の被疑者を心斎橋筋で見事逮捕。しかし起訴後の裁判は意外な
  • 550(税込)
    著者:
    姉小路祐
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    『署長刑事』シリーズで人気の姉小路祐が描く、警察組織の裏面を描いた傑作ミステリー。
    深夜の警邏中、京都府警の警官二人は公園で格闘する二人の男を発見。「警察だ。やめろ」の声も空しく、一人が相手の背にナイフを刺す。威嚇射撃の後、警官は加害者を射殺した。その後、一命をとりとめた被害者は、何故か姿を消してしまう。府警本部は「発砲はやむを得ない措置」と発表するが、事態は収束しない。射殺された男は左翼の活動家で、その内妻が「権力の濫用」を訴えたのだ。
  • 726(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    井戸警部の夢の中に、六年前に自殺した身元不明の女性が現れた。
    その直後に起きた殺人事件の被害者は、夢に出てきた女性にそっくりだった(「死者は瓜二つ」)。
    直美は、何度も自殺を繰り返すが、偶然に救われていた。
    そんなとき、彼女の娘がひき逃げに遭い、死亡する。捜査に乗り出した久我山署の刑事たちは……(「死にたがる女」)。
    忍耐と根気、そして巧まざるペーソス、
    刑事たちの知られざる生態を生き生きと描く傑作警察小説、五篇を収録。
    (「真犯人(ホンボシ)」改題)

    ・死者は瓜二つ
    ・花の咲く遺言
    ・尻を叩く女
    ・アリバイ成立
    ・死にたがる女
  • シリーズ3冊
    748792(税込)
    著者:
    六道慧
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    事件を科学的に解明すべく設けられた警視庁行動科学課。所属する一柳清香(ひとつやなぎさやか)は、己の知力を武器に数々の難事件を解決してきた検屍官だ。この度、新しい相棒として、犯罪心理学と3D捜査を得意とする浦島孝太郎(うらしまこうたろう)が配属されてきた。その初日、スーパー銭湯で変死体が発見されたとの一報が入る。さっそく、孝太郎がジオラマを作ると……。大注目作家による新シリーズが堂々の開幕!
  • 1,584(税込)
    著者:
    真梨幸子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    わたしが人殺しになったのは、この街のせい――。

    人格者と評判も高かった夫婦が、身体中を切り刻まれコンクリート詰めされて埋められた。
    血を分けた娘と、その恋人によって……。
    その残虐性から世間を激震させた『文京区両親強盗殺人事件』から18年後。
    事件をモチーフにした小説が週刊誌で連載されることになる。そこで明らかになる衝撃の真実とは!?

    真梨ワールド炸裂! 極上のイヤミス長篇。
    あなたは騙される快感を知る。

    目次
    一部
    〇章  早すぎた自叙伝
    一章  ある企み(2018/9/某日)
    二章  飯田橋にて(2018/10/1)
    三章  連載開始
    四章  神楽坂にて五章  市川聖子の忠告
    六章  坂の上の隣人
    七章  女の正体

    二部
    八章  死刑囚の妻
    九章  ナチュラル・ボーン・キラーズ
    一〇章 嫉妬
    一一章 厄病神
    一二章 追いつめられて
    一三章 坂の上の赤い屋根

    三部
    一四章 真相
    最終(2018/12/19)回顧(2014/4/1)
  • シリーズ2冊
    01,584(税込)
    著者:
    青崎有吾
    イラストレータ:
    有坂あこ
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    「不可能(HOW)」を推理する御殿場倒理と、「不可解(WHY)」を推理する片無氷雨。 相棒だけどライバル(!?)な探偵ふたりが、数々の奇妙な事件に挑む! ダブル探偵が活躍する探偵事務所「ノッキンオン・ロックドドア」の世界を試し読みできる無料読本が電子書籍で登場です。有坂あこさんによる紹介マンガ、単行本では全七編収録されている短篇のうち、第一話にあたる「ノッキンオン・ロックドドア」、そして青崎有吾さんが語るダブル探偵の誕生秘話など、盛りだくさんの内容です! 本書で「ノキオン」の世界をぜひお試しください。
  • 妻の隠された真実を
    知る勇気があなたにはありますか?
    最悪の妻をめぐる物語のラスは、
    あなたの心をきっと救ってくれる。

    休日は必ず息子の友彦を連れ、調布飛行場へ行き、ぼんやりと過ごす三井田久志。
    実は彼はジェット旅客機のパイロットだったのだが、ある事情から乗れなくなり、今は長距離トラックの運転手をしている。
    ある日、関西で起きた女子大生誘拐事件の犯人の声をラジオで聞いて、愕然とする。
    それは、息子を置いたまま、蒸発した妻の声だった。
    彼は、息子を隣人に預け、妻の行方を捜すそうとする。

    第一章 誘拐の声
    第二章 追跡の眼
    第三章 暗黒の血
    第四章 着陸の顔
  • この女、一体、何人殺ったんだ!?
    札幌・飛騨高山・上高地…流行作家とその秘書がたどり着いた真相!
    書下ろし長篇旅情ミステリー

    小森甚治は流行作家・野山遊介の秘書だ。
    野山が書き散らした原稿を整えたり、作品に必要な取材をして資料を準備したりするのが仕事である。
    ある日、野山は偶然新宿で知り合ったホームレスの男から興味深い話を聞き、作品にしたい欲求にかられる。
    小森はその男から話を聞くよう命じられるが男は失踪し、やがて上高地の梓川で死体で発見される。
    調査を進めるうちに、男が経営していた札幌のクラブのホステスで、高山出身の女がいることが判明し…。
  • 1,584(税込)
    著者:
    西澤保彦
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    本年度の“特殊設定”ミステリー、ナンバー1!

    死体×ビアマグ=謎!?

    なぜここに、ビールのロング缶と
    ビアマグが置いてあるんだ?
    世話になった先輩の絞殺死体を前にして、彼は首をひねる。
    先輩はたしか、下戸だったはずなのに――。
    ビールグラス、マグカップ、タンブラー。
    見慣れぬコップを見つければ、
    不思議な事件のはじまりはじまり……。
    ミステリー界の鬼才が贈る、予測不能の衝撃展開!!
    「沈黙の目撃者」
    「まちがえられなかった男」
    「リアル・ドール」
    「彼女の眼に触れるまで」
    「ハイ・テンション」
    五篇収録の連作長篇ミステリー!
  • 大地の96%を樹海に覆われる世界で、
    樹海の住人と言うべき害獣、害虫たちの猛威に怯え、
    時に絶望しながら、人々は生きてる。

    ―森林保護者(フォレストセイバー)が生まれたのは、このような世界にあっては当然のことといえるだろう。
    樹海の生態系をコントロールし、
    害虫や害獣の異常繁殖、疫病の蔓延、食糧不足、
    自然のもたらすあらゆる脅威から文明社会を護る。

    その一人であるフェイは、ある目的をもって、旅をしていた。
    傑作SFミステリ。
  • 冒頭の28ページ。
    読み返して気づく、その真実。
    鳥肌が止まらない。
    愛しているのは誰で、愛されているのは誰?
    想いの強さが生んだ
    悲劇の物語。

    お姉ちゃんが死んだ。首をつって。
    あたしと二人で暮らしていた
    マンションの自分の部屋で。

    姉の明香里は三つ違いで、綺麗で成績も良く、
    両親にとって自慢の娘だった。
    社会人二年目で、仕事も順調そうだったのに、
    何故?
    姉の携帯に残されていた四人の男のアドレスとメッセージ。

    妹の穂乃花は、姉のことを知るために
    彼らに会いに行く。
    待ち受ける衝撃のラストに、あなたは愕然とする!
    (書下し)

    プロローグ
    第一章 佐々木隆也
    第二章 巴美智彦
    第三章 典宮航生
    第四章 益田良一
    エピローグ
  • 悲しくて切ない想いが詰まった恋愛小説であるこの作品は、
    読者にとって思いがけない結末を迎える。

    まさかどんでん返しで
    こんなにも
    泣かされるなんて

    見合いで結婚した夫には好きな人がいた。
    十年も前から、今も続いている。
    その事実を知っても、平凡な主婦の華美には、
    別れて自力で生きていくことが出来ない。
    そんな彼女の癒やしは、絵を描くことだけだった。
    ある日、自分のデジカメに撮った覚えのない少年と、彼が書いたと思われる詩が写っているのを見つける。
    その少年にひかれ、恋をした時、
    運命は、とんでもない方向へ動き始めた……。
    (ノンストップ・ラブ・ミステリー)

    第一章  桜の乱
    第二章  バタフライ・エフェクト
    第三章  恍惚
    第四章  はらわたに棲む悪霊
    第五章  炎に魅せられし者
    第六章  失われたノート
    第七章  持ち寄りピザ・パーティー
    第八章  ストーカー
    第九章  残されたメッセージ
    第十章  逆流の旅
    第十一章 怯える住人
    第十二章 愛されない者、愛せない者
    第十三章 連続放火魔の正体
    第十四章 琵琶湖の家
    第十五章 タイムスリップ
    第十六章 十年前のアルバム
    第十七章 めぐり会い

    解説 村上貴史
  • シリーズ16冊
    495550(税込)
    著者:
    太田忠司
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    少年探偵・狩野俊介が
    次々に起こる難事件に立ち向かう!

    名探偵・石神法全の事務所を引き継いだ野上英太郎のもとに、
    法全の紹介で狩野俊介少年と愛猫ジャンヌが訪れた。
    探偵志願の俊介の助手入門を許した直後、依頼人が扉を叩いた。街一番の病院の院長、豊川だった。
    妻が宗教にいれ上げ、怪しげな導師を家に泊めて迷惑しているという。
    彼等が邸に赴くと、導師は庭内の庵で奇跡を見せると嘯いた。
    午前零時、突如停電が起り、密室の庵では殺人が……。
    長篇本格推理シリーズ開幕!
  • 550(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「先生は和食オンリーで、お酒はウィスキー一本槍ですものね」鹿児島本線の特急グリーン車で話しかけてきた女は、一面識もないはずだが驚くほどぼくの好みに詳しい。富士子と名乗ったがどうも偽名くさい。なぜ偽名を? という疑問とともにその晩、彼女を抱いた。五日後、定宿のホテルに帰京してみると……(「知りすぎる女」)他、様々な女との情交を描く官能ミステリー傑作集。
  • 研究室訪問のために野島芳生は、東央大学渋谷キャンパスを歩いていた。
    見学にいく研究室に向かう最中、ある人だかりが道を阻む。
    何事かと事情を聞いてみると女子トイレが盗撮されたらしい。
    そんな人混みの中から声が聞こえた。容疑者は猿顔を真っ赤にしながら無実を叫んでいる。
    どうやら、その猿顔の男子学生・富岡は見学に行った今井研究室の人らしい。
    研究室のボス・准教授の今井由里子は富岡の無実を半分だけ信じ、
    仕方なく無実の証明をするために立ち上がった!
  • 814(税込)
    著者:
    川瀬七緒
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    この本を読んではいけない――
    奇妙な警告文の挟まれた古書がオカルト雑誌の編集部に持ち込まれた。
    古書の持ち主だった兄が数カ月前に失踪し、
    現在も行方不明だと竹里あやめは訴える。
    フリーライターの八坂駿がその本を少しずつ読み始めると、
    周囲で不気味な出来事が続く。いたずら? 狂言? それとも……。
    八坂はペアを組むカメラマンの篠宮、依頼人のあやめとともに、古書の謎を追う。
    大好評「法医昆虫学捜査官」シリーズの著者による
    新機軸ミステリー!
  • 震える学窓、江戸川探偵長の驚愕!全国から金持ちの子女が集まる東北の全寮制学校、愛生会高校。その校内のどこかに巨額の財宝が隠されているという。副校長に極秘捜査を依頼された江戸川は調査を始めるが、学内ではセックス、密猟、そして殺人と驚くべき単位の取得が…。本作品は「殺人の単位」を加筆修正した新装版です。
  • 感動の長編ミステリー! タイムカプセルに隠された亡き亡父の秘密・・・。戦後の復興期に、青春を謳歌した三人の高校生。その息子たちに託された、大いなる遺産。それは密かに在留米軍から持ち込まれたという数百億のダイヤなのか――!? 息子たちは、父親が遺した秘宝図を手に旅に出るが……。著者渾身の長篇推理! 本作品は「父と子五十年目の真実」を加筆修正した新装版です。
  • 産婦人科医・甲賀陽一の女体犯罪講座!産婦人科・甲賀病院に入院中の臨月の妊婦・糸井トキ子が、医師を装った何者かに誘拐された。営利目的か、それとも怨恨なのか。残された手がかりは、帝王切開を勧める謎のチラシ。目の前から、忽然と患者を連れ去られてしまった甲賀陽一は、必死の捜索に乗り出すが…。表題作ほか、異色の探偵・甲賀医師による“女体犯罪講座”総集編ともいえる「狙われた妊婦」「シャガールの眼」「隠花植物」の三篇を収録。 本作品は「悪の帝王切開」を加筆修正した新装版です。
  • 子規、虚子、漱石、芭蕉、龍之介。文豪の名句にちなんだ怪事件!江戸川探偵長以下、横浜ハート探偵局の面々は、俳人・佐々木律二が主催する俳句の会「四季」に入会することになった。さっそく江戸川が有馬温泉への吟行句会に参加したのだが、そこで事件が発生。宿泊した旅館に隣接した竹林の中で、男の刺殺死体が発見された。その胸の上には子規の名句が書かれた一枚の紙が。同時に「四季」メンバーの草野愛香が行方不明になるが…。鎌倉、横浜、日光、そして芦屋と続く吟行会で虚子、漱石、芭蕉、といった文豪の名句にちなんで次々に起こる怪事件。渾身の文芸連作ミステリー。 本作品は「鎌倉ー芦屋殺人紀行」を加筆修正した新装版です。
  • バラバラ殺人に挑む産婦人科医、甲賀陽一の名推理!産婦人科医・甲賀陽一は、義娘・和代と京都に旅行中、山科に住む実業家・美庄世之介の妻・寧子から、診察を頼まれる。寧子は夫に危険なSMプレイを強要されて、躰中が酷い状態になっていた。寧子の依頼で夫妻の猟奇的な行為を見せられた甲賀は、その異常さに生命の危険を感じるのだった。まさしくその翌日、神戸の小さな寺の境内で、寧子のバラバラ死体が発見される。甲賀は独自の捜査に乗り出すが・・・・・・!? 本作品は「産婦人科医のメス」を加筆修正した新装版です。
  • 吉野川に浮かんだ男が残した暗号文・・・!横浜・関内駅近くに開業したハート探偵局の江戸川探偵長を訪れた二人の男。松山に拠点をおく関西探偵局の局長・佐々原一夫と調査主任・久藤光春の依頼は、奇妙な調査協力だった。横浜に社を構える松平不動産の四国社員旅行が無事に終えられるよう、一緒に警護してほしいというものなのだ…。高松から徳島に向かう途中、江戸川は、久藤の水死体が吉野川に浮かんだことを知る。久藤は関西探偵局の金庫から二千万円をもち出し、不可解な暗号文を残していたという…!?長篇旅情ミステリー。 本作品は「四国殺人遍路」を加筆修正した新装版です。
  • 白秋遍歴の地で連続殺人!画家である井筒元警視の息子夫妻が合同作品展の最中、妻の玉美の死体が発見された。捜査線上に、浮かび上がる「黄色いドレスの女」……。柳川―三浦三崎―千葉。詩人・北原白秋遍歴の地を追うようにして起こる連続殺人。その意外な真相とは!? 本作品は「白秋殺人行魔性の女」を加筆修正した新装版です。
  • 恐るべき子供たちの名門高校襲撃計画・・・!軽井沢にある〈こころ探偵事務所〉の江戸川探偵長に、奇妙な依頼が舞い込んだ。水木京子の一人娘・あずまは都内の有名進学校の一年生。校内で書類ケースを取り違えたところ、中から学園を襲撃する計画を記したファイルが出てきたというのだ。校内では不穏な動きがあり、あずまは不安に駆られて何も手につかない状態だという。江戸川はさっそく調査に乗り出すが、少女にはすでに魔の手が…。傑作長篇推理。本作品は「しまなみ海道殺人旅行」を加筆修正した新装版です。
  • 江戸川探偵長、災害列島を走る。江戸川探偵長の元に現れた妖艶な依頼人。五歳の娘が誘拐されたという。犯人は一億円の身代金を要求。偶然にも大型台風、大地震と相次ぐ被災地と重なる身代金受け渡し場所へと急ぐ探偵局だが、そこで第二の悲劇が…。渾身の書下し長篇推理。本作品は「神々の叛乱」を加筆修正した新装版です。
  • 836(税込)
    著者:
    深谷忠記
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    冤罪はこうして作られる!
    予想外の展開、衝撃の真相。
    本格推理の名手による傑作長篇。

    あなたは神に代わって「人を裁く事」の恐ろしさを知っていますか――?
    周到な仕掛けと伏線で読者に挑んだ著者会心の本格推理。
    日本推理作家協会賞候補作。

    女児誘拐殺人の罪に問われ懲役十五年の刑を受けた柏木喬は、
    刑を終え出所後《私は殺していない!》という自らのホームページを立ち上げ、
    意図的に冤罪を被ったと主張。
    殺された古畑麗の母親、古畑聖子に向けて意味深長な呼びかけを掲載する。
    さらに自白に追い込んだ元刑事・村上の周辺に頻繁に姿を現す柏木。
    柏木の意図は? 
    彼は本当に無実なのか?
    予想外の展開、衝撃の真相。
    周到な仕掛けと伏線で読者に挑んだ
    著者会心の本格推理。
  • 737(税込)
    著者:
    新津きよみ
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「殺意が見える女」
    (第五十一回日本推理作家協会賞短編部門候補作)を収録した名作短篇集

    仕事がしたい。
    なのに、あの男は“私の家”に帰ってきて偉そうに「夕飯」だの「掃除」だの命令する。
    苛立ちが募る女性作家のもとに、
    家事を手伝いたいと熱望する
    奇妙なファンレターが届く(表題作)。
    嫌いな女友達より、恋人を奪った女より、
    誰よりも憎いのは……夫かも。
    あなたが許せないのは誰ですか。
    第五十一回日本推理作家協会賞
    短編部門候補作を含む極上ミステリー七篇。
    (解説:杉江松恋)

    <目次>
    夫が邪魔
    マタニティ・メニュー
    二十五時の箱
    左手の記憶
    捕えられた声
    永遠に恋敵
    殺意が見える女
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「お受験」進学塾で起こった密室殺人。ハブ酒の謎を追い江戸川探偵長、沖縄へ!軽井沢こころ探偵事務所”の江戸川は、いわゆる“お受験”のための予備校、横浜の「戸塚進学塾」のオーナー夫妻を調査することになった。有名小学校に入学させるという名目で、親たちから多額の金を詐取しているというのだ。さっそく内偵を始めた矢先、オーナー夫人が密室で毒物死しているのを発見される。その死因となった毒が沖縄産の限定ハブ酒の壜にしこまれていたことから、江戸川は那覇へ飛ぶ…。
  • 607(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    静かな温泉地を襲う連続殺人の悲劇!鎌倉の産婦人科医・甲賀陽一は、寝台特急「出雲」で旅の途中、急病になった花園和代を診察する。その様子に何か事情があると睨んだ甲賀は、彼女に誘われるまま温泉津へ。「身近に殺人事件が起こる」という和代の予言通り、翌日、同じ敷地に住む国会議員・尾形豪三の妻の半裸死体が発見される。無惨に暴行され、毒殺された現場は密室状態。甲賀は犯人捜査に乗り出すが、それは凄絶な連続殺人の始まりだった…。
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    ハマナシ、リンドウ、リラ・・・。可憐な花に秘められた殺意!北海道を舞台に、花にまつわる事件が続く。「ハマナシの花ある死体」以下、四つの短編集。神奈川県警を退職した星月源吾は、妻の冴子、養女の千里と釧路郊外でオートキャンプを楽しんでいた。そこで偶然再会した高校時代の友人・駒子から、千里は奇妙な相談を持ちかけられた。英会話学校の女性講師・江美から、ストーカー的行為を受けているというのだ。札幌に戻った千里は駒子とともに江美の自宅を訪れ、なんと彼女の絞殺死体を発見する。ところが間もなく死体が消え、そこにはハマナシの花が…。ハマナシの花ある死体雷電岬の告発リラの美談ドクゼリの花の女
  • 628(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    七里ヶ浜海岸を彷徨う記憶喪失の全裸美女・・・!嵐の夜、産婦人科医・甲賀陽一は、鎌倉警察署の中根警部より緊急の依頼を受ける。七里ヶ浜の海岸で、全裸でさまよう若い女性を保護したので診て欲しいというのだ。甲賀が現場に駆けつけると、張り番の警官が射殺されていた。女は暴行されて記憶を失っており、内股に刺青を彫られ体内からは「秘薬」が検出される。やがて女の意外な身元が判明。異常な猟奇犯罪は第二、第三の被害者を生み驚くべき展開へ…。
  • 565(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    被害者の胸に残されたキスマークは何を語るのか素人画家・友田めぐみは、マンションの自室で見知らぬ外国人の全裸他殺死体を発見した。被害者は中近東・セイラム王国の反体制派政党員。折りから“こころ探偵事務所”の江戸川探偵長に、宮務庁より内密の依頼が来る。セイラム王国の王子が病気治療のため、王妃らとともに極秘来日するので、警護をしてほしいというのだ。その矢先に王子が失踪、江戸川の決死の追跡が始まるが…。
  • 607(税込)
    著者:
    斎藤栄
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    秘密の文書をめぐる連続殺人。タロット日美子の推理は?!タロット日美子は、友人の井上純から、熊本城の銀杏の樹に隠しておいた秘密の文書を、入院中の自分に代わって回収して欲しいと懇願される。ところが、樹のうろはすでに空っぽ…。純の友人グループ4人の中の誰かが持ち去ったと推測した日美子は、リーダー格の服部と接触を図る。しかし待ち合わせの場所で、彼はすでに刺殺されて…。哀しい愛の悲劇を描く本格推理。
  • 748(税込)
    著者:
    南條範夫
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    「遺産相続争い」小説、決定版!

    この財産、めったな奴にやれるものか--。
    河原専造は余命半年と宣告された。唯一の相続人は年若き後妻。
    しかし彼女が遺言状の有無を弁護士に問い合わせていたことを知り、専造は激怒。
    過去付き合っていた四人の女が生んだ子供たちを探し出し、遺産の相続人に加えることにした……。
    莫大な遺産をめぐって人間のあくなき欲望が絡み合う著者の代表作。
    江戸川乱歩が激賞した名作、ついに復刊!
    (解説:縄田一男)

    これは私が書いた最初の推理小説である。
    それまではわずかの現代小説を除き、ほとんど時代小説であったが、
    たまたま、故江戸川乱歩氏から、推理小説を書いてみないかとの誘いがあり、
    かなり躊躇してから、執筆にとりかかった。(中略)
    第一回が載ると、すぐに江戸川氏から、非常に面白い、
    従来の本格スリラーとは全く別のものができそうなので大いに期待していると云うお手紙を頂き、
    少々良い気分になって書きつづけたのを覚えている。
    (本文「あとがき」より)
  • 究極の愛と絆を問う号泣ミステリー!
    絵を描くことが好きな少女さくらは、ある日、月光に照らされて池に浮かぶ美しい女性の姿を描く。
    その胸にはナイフが突き刺さっていた。
    大人になった彼女は、祖母に聞かされた話に愕然とする。
    絵を描いた二十年前、女優だった叔母のゆう子が、京都の広沢の池で刺殺されたというのだ。
    あの絵は空想ではなく、実際に起きた事件だったのか?
    さくらは、叔母の死の謎を探ろうとするが……。
  • 550(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    荒垣光伸は、東京・調布にある中小企業の二代目社長である。妻が創業者の娘で、その跡を継いだのだ。荒垣は中年の体力を維持するため妻の勧めで不承不承、毎晩三十分ほどジョギングをしている。そんなある夜、彼はジャガーに乗った女が男を轢くところを目撃した。男は虫の息だった。荒垣は車に同乗し、女に病院に運ぶよう指示した。だが、途中女の話を聞くうちに心の中で何かが蠢き始めた。長篇サスペンス。
  • 605(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    竹花千景は、夫を医療過誤のために失い、そのショックで5ヵ月の胎児を、さらには泥沼のような病院側との争いによる心労で実の父までも失ってしまった。それから3年余、名を変え、住居も移ってようやく心の傷も癒えかけた時、事件の医師・北尾根一家が隣に越してきたのだ。幸せそうな隣家の様子に、千景の胸に復讐の念が燃え上がる……。罪と罰、そして復讐を描いて迫真のサスペンス巨篇。
  • 605(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    風雨吹き荒ぶ深夜、野上広に替わって妻が無免許運転をしていると、突然視界を塞ぐように赤と黄の蛾が舞い上がり、バンパーが何物かをはねた。気が付くと、若い女がうつ伏せに倒れている。夫婦は逃げ出した。一週間後、上田と名乗る男から脅迫電話があり、五十万円を要求された野上は支払うしがなかった。さらに一カ月後、再び野上家の電話が鳴った――。傑作中篇集。《幻の初期作品「炎の記憶」を初収録》
  • 三木秀彦は婚約者の姉・今日子に心魅かれていた。その今日子が、戦死したはずの従兄に偶然出会い、しかも彼女と離婚した男がかつて従兄の兵隊仲間だと知るや彼は「殺してやる」と叫んだ。その呪いは、今日子たち姉妹が襲われるという形で現実となり、妹は即死、姉は重傷を負った。婚約者の死で、三木は今日子と結ばれるかもしれないとひそかに期待したのだが……。不毛の愛の孤独を描く長篇推理秀作。
  • 550(税込)
    著者:
    石沢英太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    天草五橋完工直前、橋梁建設技師が海へ飛込み、自殺をした。その瞬間の写真を新聞で見た恋人の凪子が真相糾明に出かけた天草で、なぜかまた入水自殺をとげた。――6年後、関門橋建設のため奇しくも事件当時の“橋男”たちが集まった。そこで、凪子が遺した謎のメモを頼りに、今度は妹の黎子が真相追及をはじめたが……。橋梁建設にかける男たちのロマンと、地方名士の虚飾の世界を抉る長篇社会派推理。
  • 605(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    エリート中央官僚だった利根川四郎は、その職も妻も捨てた。部下の水原姫子が丸三興易常務を殺したことを信じなかったからだ。個人的な感情を彼女に持っていたわけではない。彼女を首にしようという処理に反発しただけだ。失踪した彼女を探す旅に出た彼につきまとう男、別居中の妻の不倫の行状が謎をはらんで迫る。生きることの意味を見いだすための追跡。男のロマンを謳うサスペンス巨篇。
  • 1,683(税込)
    著者:
    山口恵以子
    レーベル: ――
    出版社: 徳間書店

    ページを繰る手が止まらない! 
    昭和30年を舞台に、美人英語教師の復讐と愛を描く長篇小説!
    昭和30年。社会が大きく変化しつつある時代。女手ひとつで十希子を育てた母が男と死んだ。
    心中死として処理された母の事件。だが、十希子には信じられない。あんなにも十希子の花嫁姿を楽しみにしていたのに。
    スキャンダラスな事件の結果、英語教師の職も、婚約者の愛も失った十希子は、真相を探るべく、母が働いていた格式ある料亭「千代菊」で仲居として働き始める。
    政治家、ブローカー……。謎多き客たちを接待しながら事件の背後を探る十希子を待ち受けていたものは…。
  • 605(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    世界的に活躍中の天才ヴァイオリニスト・神尾八千代は、留学先で母・貴子の心中自殺の報せを受け、帰国することになった。心中相手は、母の幼馴染みの森田八郎だという。二人は天草の十三仏崎の断崖から、遺書を残して飛び降りたのだった。傷心する彼女の許に、昔から二人をよく知る山ノ内陽介という中年刑事が訪ねて来た。彼は、心中として公式に処理されたこの事件に疑いを持っているというのだが――。
  • 605(税込)
    著者:
    笹沢左保
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    事もあろうに、自分の妹が〈残虐魔〉の第五の被害者になろうとは! 絞殺された死体に赤ペンキが噴きつけられ、局所には現場附近の木の葉が押し込まれていた。そして、それは新進弁護士・波多野丈二の妻が何者かに暴行されかかり、自殺した日と同じ日であったが、果してそれは偶然なのか? 波多野の苦悩をよそに〈残虐魔〉は第六、第七の犯行を重ねてゆく。笹沢左保が贈る猟奇ミステリー巨篇!
  • 550(税込)
    著者:
    西村寿行
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    警視庁警視・徳田左近は海上遭難を装い、まんまと超豪華クルーザーに救出された。狙いは船のオーナーの御子神軍児。世界的な名花クレマチスに魅入られ、幻の新種の作出に執着する大コンツェルンの総帥でもある御子神が、一年前に公海上で水葬に付したクレマチス美術会副理事長・神崎の死因に疑惑があったからだ。妖しの花に溺れていく男の妄念を描く表題作他、好評徳田左近シリーズ二篇を収録。
  • 平凡なサラリーマンの典型と思われていた人事課長の宇佐美が殺されたのは忘年会の席上でだった。自殺とは思われず、容疑は同席していた13人に集まったが、何度事情を聴取して誰にも殺人の動機は見当たらなかった。が、宇佐美の死によって何人かの社員はひそかに胸を撫で下したはずだった。6カ月後、捜査本部が解散のやむなきにいたったころ、会社を辞めていった1人の女がいた。表題作ほか秀作6篇収録。
  • 605(税込)
    著者:
    勝目梓
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    レストランチェーン・ニコライの社長、市川俊夫が突然謎の脅迫電話を受けたのは、愛人、森田佳子と情事の最中だった。二十五年前、市川は長崎の鶴島炭鉱で博打打ちの堀切勇次と娼婦の井上清子の二人を殺害し、重要参考人とて拘留された。が、証拠不十分のために不起訴となり、事件はすでに時効になっていた。松浦と名乗る脅迫相手は、人殺しの確証があるとほのめかし、市川の心胆を寒からしめた…。
  • 耽美派小説の巨匠、重松時子が薬物死を遂げて四年。時子に縁の深い女たちが今年もうぐいす館に集まり、彼女を偲ぶ宴が催された。
    ライター絵里子、流行作家尚美、純文学作家つかさ、編集者えい子、出版プロダクション経営の静子。
    なごやかな会話は、謎のメッセージをきっかけに、告発と告白の嵐に飲み込まれてしまう。重松時子の死は、はたして自殺か、他殺か──? 
    傑作心理ミステリー。
  • 869(税込)
    著者:
    浜口倫太郎
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    事業の失敗によりIT企業の社長から無職へ転落した三津間宗近。
    傷心を紛らわすつもりで帰省した奈良で幼馴染の溝部俊平に優しく迎え入れられるが、獣医師である俊平の周辺ではペットが誘拐される事件が起きていた。
    俊平の元には犯人から殺戮写真と犯行予告メールが届き、宗近と俊平の医院に出入りする動物好きの少年・颯太が捜索に乗り出すが、事態はペットのみならず殺人事件へ発展した。
  • 煽(あお)り運転で最愛の家族を失った宇野井真弓。警察官となった彼女は、憑かれたように犯人逮捕に執念を燃やす。新米の若杉を鍛える立場になり、彼の出来の悪さに頭を抱えていた。青梅の介護施設で不可解な事故が連続する。若い介護士が入居者に暴行を加えたり、服用薬の誤飲やシャワー時の熱湯噴出事故が続く。さらに飛び降り自殺まで起きた。真弓は事件の背景を探るが……長篇サスペンス。
  • 781(税込)
    著者:
    伊岡瞬
    レーベル: 徳間文庫
    出版社: 徳間書店

    平和な奥多摩分署管内で全裸美女冷凍殺人事件が発生した。被害者の左胸には柳の葉のような印。二週間後に刑事を辞職する真壁修は激しく動揺する。その印は亡き妻にあった痣と酷似していたのだ! 何かの予兆? 真壁を引き止めるかのように、次々と起きる残虐な事件。妻を殺した犯人は死んだはずなのに、なぜ? 俺を挑発するのか──。過去と現在が交差し、戦慄の真相が明らかになる!
  • 青森県夏泊(なつどまり)半島にある椿神社を訪れた男がその夜、民宿で毒死した。大学の雅楽部の合宿で夏泊に来た江藤美香は、その男が以前三重県の実家を訪ねてきた人物らしいと知る。美香の実家もまた“椿神社”と呼ばれる神社だった。男は何かを求めて全国の椿神社を歩いていたのだ。そして第二の事件が! 雅楽部員の秀山が撲殺され、民宿の従業員・吉野が姿を消した……。椿神社には一体何が?

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