『ホラー、石田空(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
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「ゲームをしましょう、アリスを探すの……見つけられなかったらそうねえ、全員死ぬ事になるかもしれないわね」
いつも楽しくゲームをしながらお茶を楽しんでいるお茶会同好会に、季節外れの新入部員がやってきた。
彼女が持ち掛けてきたのは、命をチップにアリスを探すと言うゲームだった。
ゲームを通じて次々と暴かれていく女の子達の本音。
それを嘲っている二人の『アリス』。
ゲームが終わった時、最後にお茶を飲んでいるのは誰……? -
元々人が暦を作ったのは、種を撒くのに都合がいい日、収穫するのにちょうどいい日……など、農作に便利なようにとの目的があった。
それが今では、次々と記念日を作っては商戦を繰り広げている。
不思議な事に、人が作った暦や記念日には、それに沿った出来事が生まれるもので。
これはただのでたらめ?
それともどこかで起こった事?
カレンダーの間にひっそりと潜む物語をあなたに。 -
ほこりだらけの場所に、気付けば私はいました。食事の時間にだけ、お母さんがご飯を持ってやってきます。お利口にしています。ちゃんと食器も使えるようになります。部屋から出ません。だから、抱きしめて下さい。えらいと言って下さい。……ねえ、お母さん。
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新学期、友達と離れ離れになってしまった美津子は、たまたま同じクラスになった佐知子と図書館での勉強会を通じて友達になる。しかし佐知子は変な噂が付きまとっていた。それを知った美津子は佐知子と距離を置こうとするが。友達を信じられますか?それとも、信じるのをやめますか?
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「小説家って因果な仕事なのよ。全ての不幸も全ての不運も、みぃーんな「ああ、使えるな」って考えてしまうと言う」サイン会に行くほど好きな小説家と偶然本屋で出会い、そのまま家に遊びに行かせてもらったと思うのに、目が覚めたら檻の中にいた──。いろんな表情を見せて、絶望する顔を見せて、ぜぇーんぶ、「かいてあげる」。
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地下鉄の都市伝説。
人身事故が多発している中、ネットで噂が流れるようになった。
「はねられた人間の中にはそのまま異界に飲み込まれて戻れなくなっている人もいるらしい」
主人公の親友もまた、地下鉄の人身事故で目の前で死に、傷心の中、誰かに突き飛ばされる。
地下鉄のライトが自分を照らす中、白い腕だけがひらひらと笑うように振られていた。
気付いたら知らない場所に七人の人間。
理不尽なゲームを課せられ、異界を探索しながら、放浪者は戦う事となった。
目指すは──日常回帰。 -
主人公の仲真千春はマイノリティー。女子のべたついた付き合いが苦手で、SNSもやっていないために自然と一人でいる事が多い。
そんな中、いきなり学校がテロリストに占拠されてしまった。彼らから課せられたのは、多数決。マイノリティーは必要ないから殺すと言うおかしな事を言われ、見せしめに理不尽にもクラスの半分が殺されてしまう。
強制的な仕分けの中で、千春はこの多数決の本当の意味に薄々気付き始めて…… -
ある日目が覚めたら、蜂が大量に部屋を占領していた。いつの間にやら天井裏に蜂の巣ができていたらしい。業者に撤去を頼みつつ、休日がとんだ災難で飛んだと嘆いていたら、隣に美人が越して来たので少しだけ浮かれる。現実が悪夢に侵食されている事に、気付きもしないで。
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客と他愛ない話をしながら、今日も「自分」の深夜タクシーは走る。幽霊が出ると言うチープな怪談からどこかで誰かが死んだと言う世間話を道連れに。ある日喪服の女性を拾ってから、「自分」の仕事は一変する。一体どこからが夢? 全てが本当?夜は何も教えてはくれない。
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SNSのメッセージ機能でやってきたチープな文面。「これは呪いのメッセージです。三日以内にこれを三人に送らなければあなたに不幸は訪れます」最初はただのいたずらメールだと思っていたのに、それは徐々に少女達を飲み込んでいく──人を呪わば穴二つ。それでも助かるんだったら──
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友達と遊んでいて罰ゲームで、高層マンションを使って都市伝説の実験をしてこいと言われた私。さっさと実験を終わらせて帰ろうとしたのだけれど……。罰ゲームである高層マンションに侵入したら、出られなくなってしまい……。帰りたいけど、帰れない……
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みやまのツイッターでふいに再会したのは、中学時代好きだった雪下だった。ひょんな事からデートをする事になったが、次にツイッターで連絡を取ったら──?少し不思議な物語。
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