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『ホラー、角川文庫、501円~800円(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~39件目/全39件

  • シリーズ3冊
    726748(税込)
    著者:
    木古 おうみ
    イラスト:
    syo5
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    これは、人智を超えた危険な現象――領怪神犯に立ち向かう役人たちの記録。

    この世には善とも悪とも呼べない、理解不能な神がいる。
    毎年身体の一部が村に降ってくる神、不老不死の夢を見せる神、あらゆる事象の辻褄合わせをさせる神、一切の記録がなくただ信仰だけが残る神――。
    理解もできず根本的な対処もできない、だが確かに日本各地で起こり、人々の平穏を脅かす現象は「領怪神犯」と呼ばれている。
    公的機関として密かに存在する「領怪神犯特別調査課」に所属する片岸は、部下である女性調査員の宮木と、各地から報告される「領怪神犯」の調査と対処に当たっている。
    奇怪で危険な様々な神による超常現象、時にはそれらの神を崇める危険な人間たちとも対峙しながら、片岸は調査を進めていく中で失踪した妻の痕跡を見つけ出そうとする。
    だがそれは、「領怪神犯」のある恐ろしい真実に触れることにもつながっていき――?
  • シリーズ6冊
    6821,056(税込)
    著者:
    京極夏彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    闇の江戸、跳梁跋扈する怪、そして、妖しを斬る影――傑作妖怪時代小説。直木賞、柴田錬三郎賞受賞「巷説シリーズ」の原点!

    怪異譚を蒐集するため諸国を巡る戯作者志望の青年・山岡百介は、雨宿りに寄った越後の山小屋で不思議な者たちと出会う。御行姿の男、垢抜けた女、初老の商人、そして、なにやら顔色の悪い僧――。長雨の一夜を、江戸で流行りの百物語で明かすことになったのだが……。闇に葬られる事件の決着を金で請け負う御行一味。その裏世界に、百介は足を踏み入れてゆく。世の理と、人の情がやるせない、妖怪時代小説、第一弾!
  • シリーズ22冊
    594990(税込)
    著者:
    神永学
    装画:
    鈴木康士
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    晴香はある騒動について相談するため、霊を見たり、会話したりする能力を持つ青年・斉藤八雲を訪ね、調査を依頼する

    学内で幽霊騒動に巻き込まれた友人について相談するため、晴香は、不思議な力を持つ男がいるという「映画同好会」を訪ねた。しかしそこで彼女を出迎えたのは、ひどい寝癖と眠そうな目をした、スカした青年。思い切って相談を持ちかける晴香だったが!? 女子大生監禁殺人事件、自殺偽装殺人……次々と起こる怪事件に、死者の魂を見ることができる名探偵・斉藤八雲が挑む、驚異のハイスピード・スピリチュアル・ミステリー登場!!
  • シリーズ2冊
    704748(税込)
    著者:
    綾辻行人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    伝説の『殺人鬼』、ついに降臨!!

    90年代のある夏、双葉山に集った〈TCメンバーズ〉の一行は、突如出現した殺人鬼により、一人、また一人と惨殺されてゆく……いつ果てるとも知れない地獄の饗宴。その奥底に仕込まれた驚愕の仕掛けとは?
  • シリーズ5冊
    704946(税込)
    綾辻行人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    TVアニメ&実写映画 W映像化進行中!!

    夜見山北中学三年三組に転校してきた榊原恒一は、何かに怯えているようなクラスの雰囲気に違和感を覚える。同級生で不思議な存在感を放つ美少女ミサキ・メイに惹かれ、接触を試みる恒一だが、謎はいっそう深まるばかり。そんな中、クラス委員長の桜木が凄惨な死を遂げた! この“世界”ではいったい何が起きているのか!? いまだかつてない恐怖と謎が読者を魅了する。名手・綾辻行人の新たな代表作となった長編本格ホラー。
  • 704(税込)
    著者:
    乙一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    乙一の原作小説を安達寛高が映画化! その怪談を聞いた人間は——呪われる。

    親友の変死を目撃した女子大生・瑞紀の前に現れたのは、同じように弟を亡くした青年・春男だった。何かに怯え、眼球を破裂させて死んだ二人。彼らに共通していたのはある温泉旅館で怪談を聞いたことだった。
  • 小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。ようこそ、恩田陸の幽霊屋敷へ!

    小さな丘の上に建つ二階建ての古い家。幽霊屋敷に魅了された人々の記憶が奏でる不穏な物語の数々。キッチンで殺しあった姉妹、少女の傍らで自殺した殺人鬼の美少年…。そして驚愕のラスト!
  • 陰陽師・凪と鬼になってしまった青年のバディミステリー&ファンタジー!

    数ヶ月前から『罪を犯す夢』を見るようになってしまった青年、嵐士(あらし)。彼はあるとき、近所の公園で女性を殺す生々しい夢を見た。彼は慌ててその公園に行くと、はたしてそこには既視感のある女性が死んでいた――。事情聴取が始まり、きつい尋問を受ける嵐士。ところがその時、世にも綺麗な男が取調室に現われ、さっそうと嵐士の身柄を引き取っていったのだが、その男に連れて行かれた場所は――処刑場だった。その男・凪(なぎ)は『魔』を回収する陰陽師だという。「人はよく『魔が差した』と言うだろう? 僕の仕事はその魔を回収する仕事だ。魔が差した人が『鬼』になってしまう前に」。『罪を犯す夢』と『魔、鬼』の関係は? 不思議な陰陽師・凪が事件の謎を追う。ミステリ&ファンタジー!
  • 最強女子高生、桜井梨沙と、腹黒残念美人、茅野循が贈るとびきりの怖い話!

    「私たちも部活で青春をしてみるっていうのはどうかしら?」
    最強女子高生の桜井梨沙は、悪魔的頭脳を持つ残念美人の茅野循に誘われ、
    オカルト研究会を結成することに。
    活動内容は心霊スポットを探索し、調査結果を会報にまとめること。
    早速病院の廃墟に向かうが……。
    呪いの神社、最凶事故物件、そして「カカショニ」。
    ヒトコワ、呪い、都市伝説もどんとこい! 
    ゾクゾク怖くてスカッと爽快、最強女子高生ふたりの快進撃!
  • シリーズ6冊
    572748(税込)
    著者:
    京極夏彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    儚く、仄かで、幽き世界へ

    怖いものとは何だろう。本当に怖いものを知るため、とある屋敷を訪れた男は、通された座敷で思案する。完全な暗闇の世界、思いもよらない異形のモノ、殺意を持った猛獣や殺人鬼、己が死ぬこと、幽霊――。不安でも嫌悪でも驚きでも不思議でもなく、純粋な怖いものを。恐怖に似たものではい、真実の“こわいもの”を知るという屋敷の老人が、男にさし示したものとは。「こわいもの」ほか、妖しく美しい、幽(かそけ)き8つの物語を収録。
  • シリーズ5冊
    660748(税込)
    著者:
    安曇潤平
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    夜中の野営地、吹雪のテント……。山が「異界」に変貌するとき恐怖が訪れる

    赤いヤッケを着た遭難者を救助したため遭遇した怪異、山の空き地にポツリと置かれた大きなザックから夜出てくるモノ……自らも登山を行う著者が、山で訊き集めた数々の怪談実話。新たな書き下ろし2篇収録。
  • シリーズ10冊
    594704(税込)
    著者:
    木原浩勝
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「新耳袋」を超える新シリーズ第1弾!

    友人から久しぶりに電話があり、大学時代の仲間と同窓会をやろうと言う。当日、懐かしい顔が集まったが、肝心の友人が来ない。そのとき電話が鳴って……。自分でも気づかないうち、学校のノートに「のんちゃん」とびっしり書いていた。のんちゃんって誰だ? 初めはまったく思い出せなかったのだが……。累計100万部を突破した怪談のベストセラー「新耳袋」の木原浩勝が放つ現代百物語の新スタンダード、待望の文庫化!
  • シリーズ2冊
    660748(税込)
    著者:
    山白朝子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    旅に出ては必ず迷う和泉蝋庵――哀しくも切ない道中記、ここに開幕。

    旅本作家・和泉蝋庵の荷物持ちである耳彦は、ある日不思議な”青白いもの”を拾う。それは人間の胎児であるエムブリヲと呼ばれるもので…。迷い迷った道の先、辿りつくのは極楽の温泉かはたまたこの世の地獄か――
  • シリーズ5冊
    6161,056(税込)
    高橋克彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    少女の身体に棲むものは――! 人気シリーズ第1弾

    季節外れの大雪に見舞われた盛岡で、夜間、7歳の少女がひき逃げに遭った。はねられたのは、喫茶店「ドールズ」の経営者である月岡真司の娘・怜。彼女は言葉を失い、一方で“人形”に異様な関心を示しだす。喫煙をはじめとする怜の信じがたい奇矯な行動。さらに医学の常識をこえた不可解な症状が彼女の肉体を襲う。少女の心の闇に何がひそんでいるのか? 巧みな構成と斬新な着想、恐怖小説の第一人者がつづった傑作長編!
  • 704(税込)
    著者:
    有栖川有栖
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    大阪の町にある「天王寺七坂」を舞台に紡ぐ幻想的な怪談集。

    坂の側に咲き乱れる山茶花の花に、幼い頃死んだ友達を偲ぶ「清水坂」。自らの嫉妬のために、恋人を死に追いやってしまった男の苦悩が哀しい「愛染坂」。大阪で頓死した芭蕉の最期を描く「枯野」など粒ぞろいの9編。
  • 616(税込)
    著者:
    高橋克彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男から女へ、肉体から肉体へ、まぐわいながら人にとりつき、殺めていく淫鬼。加茂一族は陰陽道で淫鬼に対抗できるのか

    大宰府に流された菅原道真が亡くなって五年後の延喜八年(九〇八年)。志摩の国、賢島に禍々しき巨船が迷い込む。その翌日、八人の男がぼろきれのように惨殺される事件が起きたが、下手人は若い娘であった――。 男から女へ、肉体から肉体へ、まぐあいながら人にとりつき、殺めていく淫鬼。道具の怨鬼まで甦らせた鬼の狙いはなにか。そして、陰陽道に通じる加茂一族は淫鬼に対抗できるのか! 傑作歴史伝奇小説
  • 660(税込)
    著者:
    小松左京
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    世にも恐ろしいショッキングなものから、コミカルでエロチックなものまで、技が光るホラー短編集!

    物体が飛んだり、突然激しい物音がしたり――。ポルターガイスト(騒霊)現象は、実際に見た者でなければ、信じられないだろう。神経科医で私の友人の田村は、霊媒能力を持っている美しい女性患者に魅入られてしまった。彼女と結婚したいとまで思いつめていたが、とうとう、忌まわしい事件が起こってしまう。「あちら側の住人が、しきりに私をよんでいる……」という彼女を、田村は幸せのためだといって絞殺してしまったのだ。衆人環境の中で神秘的な現象にとらわれた男女の、あの世とこの世の不思議な交流を描く表題作の他、さまざまな味わいが楽しめるホラー短編全14編。小松左京が描いたユーモラスなホラーイラストも収録!
  • 572(税込)
    著者:
    山田悠介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    そのメールを開いたとき、恐怖の幕が上がる――戦慄の都市型ホラーノヴェル

    腹部が抉られた女性の変死体が複数発見された。被害者は全員、死の一ヶ月前に送信者不明のメールを受け取っており妊娠をしていたらしい。高校教師の雅斗の恋人・朱美にもその不気味なメールが届いてしまい……!?
  • 572(税込)
    著者:
    宮ノ川顕
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    『化身』で話題沸騰の著者による日本ホラー小説大賞受賞後第一作!

    子供時代を過ごした家の庭に生えているクヌギの木。土地を更地にし、念願のマイホームを建てることにした僕に、クヌギの木が語りかけた。「兄さん、僕だよ、アキオだよ」。木が、恐るべき取引を持ちかける――。
  • 572(税込)
    著者:
    山田悠介
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    生き残りたければ勝つしかない――これは、命をかけた5つのゲーム。

    ビンゴに運命を託す死刑囚。命を狩るサッカーで稼ぐ男。”役割”決めのトランプに挑む少年。命がけで優勝を狙うゴルファー。そして愛する者を守るため死のコースを駆ける青年。山田悠介が放つ5つのサバイバルゲーム
  • シリーズ2冊
    572616(税込)
    著者:
    中島京子
    著者:
    辻村深月
    著者:
    朱野帰子
    著者:
    添田小萩
    著者:
    小中 千昭
    著者:
    沙木とも子
    他6名
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    10名の作家が描きだす、現実と虚構のあわいにひっそりと花開く夢

    幼い息子が口にする「だまだまマーク」ということばに隠された秘密、夢で聞こえる音が生活を脅かしていく異様さ……ふとした瞬間に歪む現実の風景と不協和音を端正な筆致で紡ぐ。読む者を恐怖に誘う豪華怪談競作集。
  • シリーズ6冊
    572792(税込)
    著者:
    五木寛之
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    激しく加速度を増した情報社会における、現代人の恐怖と苦悩を描く衝撃の現未来小説!

    CFプロデューサー峰井透は、オーディションで知り合った新人シンガー水科杏子とともに、他人の気配を強く感じる奇妙な一夜をホテルで過ごした……。その数日後、女優の宮森陽子は峰井を誘い出し、杏子との密会が情報機関にファイルされたことを彼に告げた。そして、宮森自身、また超大物女優原江知子さえも、情報ファイルの刻印をうたれた者たちであった。峰井は陰に、プライベートの情報操作により、人々を不安と絶望に陥れる謎の人物・岸矢吾郎の存在を知り、愛と自由を求め敢然と立ちむかっていった――。激しく加速度を増した情報社会における現代人の恐怖と苦悩を描いた衝撃の現未来小説の誕生。
  • シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験の連続技

    地下にある父親の実験室をめざす盲目の少女。ライフルを手に錯乱した肥満の女流作家。銀座のクラブに集った硫黄島での戦闘経験者。シリアスからドタバタまで、おぞましくて痛そうで不気味な恐怖体験が炸裂。
  • シリーズ10冊
    616638(税込)
    著者:
    木原浩勝
    著者:
    中山市朗
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    読み終わったとき、あなたに何かが起きる・・・。

    百話を完結させると怪しいことが起こると語り継がれる「百物語」。自ら蒐集した怪異現象の数々によって「百物語」のスタイルを現代によみがえらせ、一大怪談ブームの火付け役となった稀代の怪談実話集!
  • 682(税込)
    著者:
    京極夏彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    第16回山本周五郎賞受賞作!

    幽霊役者の木幡小平次、女房お塚、そして二人の周りでうごめく者たちの、愛憎、欲望、悲嘆、執着……人間たちの哀しい愛の華が咲き誇る、これぞ文芸の極み。第16回山本周五郎賞受賞作!!
  • 704(税込)
    著者:
    京極夏彦
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    愛憎、美と醜、正気と狂気…全ての境界をゆるがせにする著者渾身の傑作怪談

    鶴屋南北「東海道四谷怪談」と実録小説「四谷雑談集」を下敷きに、伊右衛門とお岩夫婦の物語を怪しく美しく、新たによみがえらせる。愛憎、美と醜、正気と狂気……全ての境界をゆるがせる著者渾身の傑作怪談。
  • 594(税込)
    著者:
    綾辻行人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    恐怖と謎の美しき融合--あなたを虜にする、異形のミステリ傑作選!

    狂気の科学者J・Mは、五人の子供に人体改造を施し、”怪物”と呼んで責め苛む。ある日彼は惨殺体となって発見されたが!?――本格ミステリと恐怖、そして異形への真摯な愛が生みだした三つの物語。
  • 594(税込)
    著者:
    綾辻行人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    綾辻行人が狂気と幻想の世界に読者を誘う、珠玉のホラー・コレクション

    大学の後輩から郵便が届いた。「読んでください。夜中に、一人で」という手紙とともに、その中にはある地方都市での奇怪な事件を題材にした小説の原稿がおさめられていて……珠玉のホラー短編集。
  • 814(税込)
    著者:
    綾辻行人
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ホラーの恐怖とミステリの驚き――両者の奇跡的な融合を果たした小説!

    脳の病を患い、ほとんどすべての記憶を失いつつある母・千鶴。彼女に残されたのは、幼い頃に経験したというすさまじい恐怖の記憶だけだった。死に瀕した彼女を今なお苦しめる、「最後の記憶」の正体とは?
  • シリーズ4冊
    572638(税込)
    木原浩勝
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「新耳袋」には書けなかったとっておきの怪談集!

    古道具商の父親が買いつけてきた薄汚れた紙箱。蓋には、御札のようなもので封をしてある。開けてみると、こけしに似た木の棒が入っていた。なんとなく奇妙な味わいを感じて店のガラスケースに飾っておくと、すぐに売れた。しかし数日後、その客は右手に怪我をして品物を返しにきた。不思議なことに、そんなことが何度も続く。そこに秘められた恐ろしい因縁とは…。「新耳袋」には書けなかった怪談集、シリーズ第1弾!
  • 682(税込)
    著者:
    折原一
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    奇妙な文面の「不幸の手紙」…折原ホラーはこわい

    「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を……」。水原千絵は妹から奇妙な「不幸の手紙」を受け取った。それが恐怖の始まりだった。千絵は同じ文面の手紙を妹と別の四人に送ったが、手紙を止めた者が棒で撲殺されてしまう。そしてまた彼女のもとに同じ文面の手紙が届く。過去の「不幸」が形を変えて増殖し、繰り返し恐怖を運んでくる。戦慄の連鎖は果たして止められるのか?
  • 572(税込)
    著者:
    加門七海
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    ものとの出会いは、ひと目惚れの恋そのもの。

    招き猫、古い人形たち、銅鏡。見初め魅入られ、なぜか頼られ……。気づけば妖しいモノにかこまれる加門七海のにぎやかな日常。驚異と笑いに満ちたエッセイ集。
  • 682(税込)
    初野晴
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    月夜にだけ目覚める少女が、生と死の狭間で選んだ生き方とは!? 第22回横溝正史ミステリ大賞受賞作

    医学的に脳死と診断されながら、月明かりの夜に限り、特殊な装置を使って言葉を話すことのできる少女・葉月。生きることも死ぬこともできない、残酷すぎる運命に囚われた彼女が望んだのは、自らの臓器を、移植を必要としている人々に分け与えることだった――。透明感あふれる筆致で生と死の狭間を描いた、ファンタジックな寓話ミステリ。第22回横溝正史ミステリ大賞受賞作。
  • 638(税込)
    著者:
    辻村深月
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    その向こう側は、決して覗いてはいけない――。

    この学校の花子さんは、音楽室から飛び降り自殺した少女の霊です。花子さんは階段に棲んでいて、一生懸命掃除すれば会うことができます。でも、彼女がくれる食べ物や飲み物を口にしてはいけません。嘘をついてもいけません。さもないと――。おまじないや占い、夢中で話した「学校の七不思議」、おそるおそる試した「コックリさん」。青春ミステリの旗手・辻村深月の新境地、懐かしくって怖い現代の怪談。
  • シリーズ2冊
    616(税込)
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    閉鎖された町の連続殺人、幼なじみの小学校教師依子から助けを求める電話が

    津田は小さな雑貨の卸売会社に勤める28歳の独身男性。今日は、15人の社員のうち5人が休みで、目のまわるような忙しさだ。奇妙な電話は、そのさなかに掛かってきた。「助けて……殺される」あの声は、幼なじみの依子。確か山の中の小さな町で小学校の教師をしている筈なのに……。閉鎖された町で連続して起こる、動機不明の殺人事件。狂気、憎悪、蔑視、混乱の果てに隠された恐るべき事実と結末。意外な犯人の素顔は?
  • 660(税込)
    赤川次郎
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    生と死の悲しみは、人恋坂で交差する――現代怪奇譚の最高傑作!

    その日、郁子が小学校から帰ると、お姉ちゃんが死んでいた。そして通夜の晩、死んだはずの姉から告げられたショッキングな事実。不幸な謎の死をとげた姉・裕美子と自分の出生の真相を解き明かそうとするうちに、郁子のまわりでは次々と人が死んでいき……。「人恋坂」に雨の降るとき、なにかが起こる──運命の怨念がこだまする坂道を舞台に、人間の弱さと哀しみを浮き彫りにした、現代怪談噺の最高傑作!
  • 638(税込)
    藤ダリオ
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    「CUBE」×「SAW」の衝撃! ミステリ評論家・杉江松恋氏絶賛! 新感覚のソリッドシチュエーション・ホラー!

    ようこそ、ゲームルームへ。あなたたちが無事におうちに帰るには、クイズの答えを探して、ゲームに勝つしかありません。気がつくと命がけのゲームのために監禁されていた、年齢も職業も異なる男女5人。真四角の完全な密室。ぽつんと置かれた1台のPC。そして残された酸素は12時間。命がけのクイズに不正解の場合は、恐ろしいお仕置きが待っている――。誰が? なぜ? どうして? そんな常識的疑問をぶっ飛ばすジェットコースター・ホラー始動!
  • 南の島を訪れた家族が目撃した“魂抜け”の儀式とは……。ホラー小説の領域を広げた“日本ホラー小説大賞受賞作”

    娘と息子を連れ、亡妻との思い出の地である南の島を訪れた小泉健次。彼は、その島にある建設途中のゴルフ場の管理の仕事をすることになっていた。ある日、健次は息子にせがまれて採った貝を貝殻にしようと浜に出ると、出会った老人から“魂抜け”という言葉を聞く。貝から中身が落ちるところは決して見てはいけないのだそうだ。だが、親子三人はその瞬間を偶然目撃してしまう。その日を境に彼らの周りで不思議な出来事が起こり始めた……。第八回日本ホラー小説大賞受賞作。
  • 八雲の中学時代──クラスで浮いた存在の彼を、担任教師の明美は理解しようとし、八雲の住む寺を訪れる。そこにあった運命の出会い。だが時を同じくして彼らを事件が待ち構えていた……シリーズの謎を解き明かす外伝が遂に登場!!

    一心の口から語られる驚くべき過去に、晴香は涙する──中学教師の高岸明美は、他人を寄せ付けず、寂しげな目で教室にたたずむ1人の少年のことが気になっていた。彼の名は斉藤八雲。“幽霊が見える”と噂され、クラスメートから疎まれる孤独な少年を、明美は必死に理解しようとするが……迫りくる恐るべき事件の影、その先に待ち受ける最大の悲劇、その時八雲は!? 謎に包まれた過去が明らかになる、衝撃の八雲少年時代編!

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