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『ホラー、楳図かずお(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~60件目/全93件

  • 隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!待望の第5巻配信!
  • 隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!完結の第6巻配信!
  • 隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!待望の第3巻配信!
  • 隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!待望の第4巻配信!
  • 隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!待望の第2巻配信!
  • 隔絶された地で、死の影と戦いながら懸命に生きる少年たちの愛と勇気!!明日なき人類の行く末を警告する、SFロマン!!待望の第1巻配信!
  • ▼第1話/一つの石▼第2話/宿▼第3話/蟲たちの家▼第4話/くさり▼第5話/南へ▼第6話/指輪▼第7話/内なる仮面▼第8話/森の唄▼第9話/いろ▼第10話/ロウソク▼第11話/波打ち際の女●あらすじ/海辺の街に暮らす「のり坊」と「おじさん」。物心つく前に両親を亡くした少年と、妻に逃げられて一人で暮らすおじさんは、いつしか大の仲良しに…。そして、毎日のようにおじさんの家に遊びに行く少年の前に、ある日「おばさん」が現れた。やがて、夫婦はまた一つ屋根の下で暮らし始めるが、それでも一向に仲良くなる気配を見せない。そんな中、のり坊とおじさんは、いつものように岬の断崖へ散歩に出かけるが…(第1話『一つの石』)。●本巻の特徴/夫と子供たちから「好きなように全部使っておいで」と20万円を渡された女性が、戸惑いながらも旅に出かける(『宿』)。妻の心の内を知るため、夫は不気味な仮面をかぶって妻をつけ回す。だが、こともあろうに、妻の心は仮面の男に傾いてしまい…?(『内なる仮面』) 楳図怪奇浪漫の原点ともいえる貴重な作品の数々が、ついに文庫版で蘇る! あなたには、この恐怖の世界を覗く勇気がありますか……?

    清楚で純真な妻の心の内の真実を知るため、不気味な仮面をつけてつけ回す夫。妻が本心を現したとき…戦慄の11話を収録!
  • ▼第1話/眼▼第2話/血●あらすじ/盲目の少女「田口恵子」。工場が建ち並ぶ街の社宅で暮らす彼女は、父親と、彼女を慕って遊びに来る少年・さとると交流するだけのつましい生活を送っていた。目の見えない彼女を心配し見守り続けていたおろちだったが、ある日、父の帰りを待つ恵子のもとに、助けを求めてひとりの男が駆け込んで来て…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
  • ▼第1話/秀才▼第2話/ふるさと▼第3話/鍵●あらすじ/その少年の名は「立花優」。頭の良い父親と、やさしい母親のもとに生まれた優は、1歳の誕生日の夜、自宅に侵入してきた強盗に首筋を刺されてしまった。一命は取り留めたものの、その日を境に父は無気力になり、母は怒りっぽくなった。母から勉強ばかり押しつけられ、友達も出来ないまま成長していく少年の人生を、おろちは興味深く見守り続ける…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
  • ▼第一章/チキン・ジョージ(1~13)  ●登場人物/チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、戸川洋子(ヨッコ/女子中学生)、繁野良行(チキン製造会社の研究者)  ●あらすじ/もはや地上はビルと車で埋め尽くされ、地下都市に人工の自然環境を求めるようになった近未来の東京。クラスメートに占い代をカンパしてもらった女子中学生ヨッコは、ミチとともに占い師のもとを訪れた。実は、ヨッコのおなかの中にはもうひとつの命が宿り始めていたのだ。ヨッコのおなかに手をかざした途端、占い師は口から恐ろしい形相をしたエクトプラズムを吐き出し……(第一章1)。▼同じころ、バイオテクノロジーを活用したチキン製造会社に勤める研究者、繁野は、自分の培養するササミ細胞から発芽した目玉を見つける。品質管理責任を問われる恐怖と研究者としての興味から、その目玉を極秘に育てる繁野。しかし、見る見るうちに成長を遂げた目玉は、徐々に鶏の顔を持ちながらも人間の身体をもつ奇怪な生物の姿に変貌する。同僚の毒島は、普段と様子の違う繁野を不審に思い……(第一章2~4)。  ●本巻の特徴/これから地球崩壊へと突き進むこの物語のキーワードが語られる序章(1)と、主人公、チキン・ジョージの誕生。そして、発見者の繁野が己の命をかけてその存在を隠したことにより、無事チキン・ジョージが成長してしまうまでを描く。巻末ではコンピュータを操り、自ら「チキン・ジョージ」と名乗る。  ●その他の登場キャラクター/ミチ(ヨッコのクラスメイト/1)、毒島(繁野の同僚)、ほほえみ占いの占い師(1)、エクトプラズム(1)、ユコ(繁野の婚約者)
  • ▼第1話/姉妹▼第2話/骨▼私のUMEZZ体験●あらすじ/激しい嵐をさけるため、おろちが立ち寄ったお屋敷。そこには美しい姉妹がふたりきりで住んでいた。姉・エミ17歳、妹・ルミ16歳。だが奇妙なことに、ふたりとも18歳になることを異常なくらい恐れていた。身の毛もよだつような、恐ろしい血筋の家に秘められたナゾとは…?(第1話)●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
  • ▼第1話/ステージ▼第2話/戦闘●あらすじ/ひき逃げが原因で父親を失った3歳児・佑一。事件の一部始終を目撃していた佑一は、子供向けTV番組に登場する“おはようのお兄さん”田辺新吾が犯人であると証言。おろちが傍聴席で見守る中、犯行を否認する田辺の裁判が開かれるが…(第1話)。●本巻の特徴/摩訶不思議な力を持ち、時を超えて存在する美少女・おろち。行く先々で哀しき運命を背負った人間と出会い、その翻弄されゆく人生を傍らから観察し続ける…。楳図かずおデビュー50周年記念企画として、先に刊行された『へび女』『ねがい』『蟲たちの家』に続く“UMEZZ PERFECTION!”第2弾が、全4巻で登場!!
  • 1960年に貸本短編誌「虹」で発表された「おみっちゃんが今夜もやってくる」と「奇妙な手紙シリーズ」をまとめた作品集です。特に表題作は、その後の「へび少女」などで開花する楳図ホラーの出発点となった恐怖少女漫画の代表作で、後に「少女フレンド」で描き直され、多くの読者を獲得した名作です。
  • 968(税込)
    著者:
    楳図かずお
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    愛されているのは、この顔? それともこの私?

    きれいになりたい。
    あの人の心を手に入れたい――。

    お前なんかガケから落ちて死んじまえ! 岩で顔を打ってもっと不細工になれ――少女が怒りにまかせて書いた手紙が、婚約したばかりの女性の運命を変えていく……驚きの結末が待ち受ける「偶然を呼ぶ手紙」。優しく美しい姉が事故で美貌を失った時から、姉妹のいびつな関係が浮き彫りになる「おそれ」他、「谷間のユリ」「死者の行進」「面」の全5篇。美醜への執着と、外見に翻弄される哀しさ。人間の本性を容赦なく炙り出す1冊。
  • 1,078(税込)
    著者:
    楳図かずお
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    「こわい本」シリーズ初登場!楳図かずお自選”猫”の巻。インタビュー収録

    猫嫌いの城主の長男・秀信が残虐な仕打ちを繰り返す「猫面」。加賀の領主は娘の雪姫を毒殺。姫が最期に彫った猫の置物が、現代の加賀家末裔の庭から掘り起こされると異変が……「ねこ目の少女」。城主・柴田勝之進は医師の竹庵に腹を立て、一家全員を殺害。竹庵の飼い猫のクロは柴田家への報復を誓う。時を越え、クロの復讐劇が始まる「黒いねこ面」。書籍収録初の「黒ネコクロベエのゆいごん」の計4作を収録したスペシャル編集版。
    時を超え、猫たちの復讐が始まる――
    「こわい本」シリーズ初登場、“猫”の巻!
  • 『こわい本5 執念』(角川ホラー文庫)発売後に、楳図かずおが描きおろした2pを収録した完全版! 電子版のみで配信!

    2012年『14歳』の結末描きおろしから10年の時を経て、久々に筆を執ったのは本作! 作中のシーン2pを新たに描きおろした「ヘビおばさん<完全版>」を電子版のみで配信。カバーは角川ホラー文庫のデザイナーと同じく吉田ユニさんが担当。※2021/9/18に配信された『こわい本5 執念』(角川文庫)に収録された「ヘビおばさん」に、2ページの描きおろしを追加しました。
  • 968(税込)
    著者:
    楳図かずお
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    私を妬んでいるのは鏡の中の自分?鏡の中にいる私が抜け出してきて――

    主人公の絵美にお屋敷は、幼いころから鏡の前で美しい自分の姿を見るのが大好きだった。だが恵美はいつも誰かからの憎しみの視線を感じながら暮らしており、ついにそれが鏡の自分であることに気が付く。さらに鏡の中の自分は鏡から抜け出し、絵美になり替わり恋人の貢君の元へ。どうやったら元に戻せるのか、恵美の悩みは続き……(「鏡」)
    主人公の美少女・松本あぐりは、音読中に眠りこけてしまう。夢の中では「自分がお人形になっていて、お母さんが自分にとても会いたがっている」という。小さいころに亡くなったと聞かされているお母さんだが、学校の先生たちはあぐりのねむり病の真相を探ることに――(「ねむり少女」)
    あや子と雪子は大の仲良しだったが、お面マニアのお爺さんに「朝霧面」と「夕霧面」をもらう。その夜、二人がそれぞれ戯れにお面を被ると――(「のろいの面」)。
    他「青い大きい鹿の死」を収録。
  • この肉体の変異は、もう誰にも止められない。

    千年後には地球が海に覆われ、人類は魚の姿になり生き延びる――予言を裏付けるかのように、エラや鱗、水かきを持った姿に 変貌していく青年の姿に戦慄す る「半魚人」。死んだ愛児の脳を人造人間に移植された母が、怪物になった我が子と復讐を繰り広げる「ひびわれ人間」。動物実験を行う研究室を襲う怪異の正体を追う「ばけもの」ほか、「怪獣ギョー」「悪魔の手を持つ男」 の5篇。哀しい異形の者たちと、日常が一変する恐怖を描く 1 冊。
  • 968(税込)
    著者:
    楳図かずお
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    夫婦や恋人など、それぞれの人間が持つ内面の深い闇――。心の中はいつも闇

    人間の内面に存在する「闇」をテーマに収録。「闇のアルバム」全24話はブラック・ユーモアやSF、ファンタジーなどオムニバス形式のホラー・ショートショート。スリリングな夫婦関係の恐怖を描いた「凍原<ツンドラ>」、少女の切なる呪いの物語「百本目の針」、雨が降ると現れ娘をさらおうとする女は……「雨女」、男の内面の深い闇が異形へとつながる「首」、他、「本」「スクール」を収録。巻末企画に、YOUさんの書き下ろしエッセイ、稲川淳二氏と楳図かずお対談を収録。楳図かずおインタビューも収録。
  • 孤独な破壊者か、 未来を創造する救世主か?

    生命をコントロールすることを夢見る博士が作り出した「恐怖人間」、海辺の町で出会った少年と怪獣の姿を描く「大怪獣ドラゴン」など、人間のエゴや肥大化した欲望が産みだす、恐ろしい怪物たちを描く4篇。
  • 執念によって心理的に追い込まれていく少女の恐怖を描くミステリー

    裕福な家に生まれたものの、母が亡くなり継母に育てられためぐみ。なぜか幼いころからずっと蝶が怖くて仕方なかった。父に連れられ母の墓参りのため別荘へ行くが、なぜがとても怖い。別荘は母が死にめぐみが産まれた場所だった。めぐみを嫌う祖母、そしてそこには壮絶な過去があった……心理的恐怖を描いた「蝶の墓」。田舎で暮らす小野さつきとかんなの姉妹が、おばあちゃんから村に伝わる民話的な奇妙な話を聞き、それが現実の事件につながっていく怪異譚の「ヘビおばさん」。楳図がかつて暮らした奈良県五條市や生まれ故郷の和歌山県高野町、幼少期を過ごした奈良県曽爾村などの風景と伝説が織り込まれた牧歌的要素の強い怪奇ファンタジー「山びこ姉妹」シリーズの第2弾。 ある日、おかねが渕で巨大なうわばみの姿となった女性にさつきとかんな姉妹が遭遇する。ある日、友人の家に遊びに行った二人は、友人の家に新しく迎えられた継母に会い……。【巻末特別企画】横尾忠則対談! 楳図かずお自身による作品解説&解題充実。書下ろしエッセイは清水崇監督!
  • 1,980(税込)
    著者:
    楳図かずお
    著者:
    京極夏彦
    著者:
    有栖川有栖
    著者:
    近藤史恵
    著者:
    山白朝子
    著者:
    澤村伊智
    他5名
    レーベル: ――
    出版社: KADOKAWA

    お化け好きに贈るエンタテインメント・マガジン!

    唯一無二のホラー漫画家・楳図かずおを特集!
    「恐怖漫画」の第一人者として他の追随を許さない漫画家・楳図かずおは、一九五五年に貸本漫画家としてデビューする。
    六一年に短篇「口が耳までさける時」を発表して以降、次々にホラー漫画を世に送り出し、読者の背筋を凍りつかせた。
    ストイックに恐怖を追求する作風は、漫画にとどまらずジャンルを超えた表現者に多大な影響を与えている。
    九五年に完結した『14歳』以降、漫画執筆を休止しているものの、色あせない楳図作品は新たな読者を惹きつけ続けているのだ。
    そしてこの度、初期名作を一気に味わえるホラーシリーズ「こわい本」が角川ホラー文庫から刊行開始された。
    唯一無二の恐怖世界を御堪能あれ!
    強力な連載陣もお見逃しなく!

    ※電子化に伴い、一部省略されたページがございます。あらかじめご了承ください。
  • これは呪いか、愛か――あなたを捕らえて離さない楳図かずおの恐怖譚

    人の身体に巣食う恐ろしい蜘蛛に捕らわれた、美しい姉妹が味わう恐怖を描く「紅グモ」。すべて競い合ってきた兄弟の憎悪の深さに震撼する「独眼鬼」など5篇。巻末企画に草間彌生氏、ヒグチユウコ氏も登場!
  • 楳図かずおの恐怖短編時代劇の名作を収録。

    室町時代後半。烏山城主・烏山主水之介は能面の蒐集マニアだったが、ついにはこれぞという面を作らせようと、城下に住む能面師・夜叉面のもとを訪れたが、「けがれた気持ちで面はつくれませぬ」と断る夜叉面。怒った主水之介は夜叉面を切り捨ててしまう。夜叉面の孫で弟子の重太郎は、復讐を誓う。美貌の青年に成長した重太郎は面づくりの支度を始め、自らの顔にのみの刃を当て……。他、恐怖短編時代劇。
  • 968(税込)
    著者:
    楳図かずお
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    幻の本格ホラーシリーズ『こわい本』。新装版で全10巻刊行スタート!

    幸せに暮らしていた沼田家の姉妹を、突然の悲劇が襲った。姉が、手足が動かなくなる原因不明の病に倒れたのだ。献身的に看病する妹だったが、姉の奇怪な行動に不審を抱き、姉の正体は蛇で、自分を殺そうとしているのではと怯えはじめる――違和感がぬるりと忍び寄る「うろこの顔」ほか、映画化された「蛇娘と白髪魔」や「口が耳までさける時」の、蛇の恐怖譚3篇を収録。語り下ろし著者インタビューなど豪華巻末企画も必読!
  • 天才・楳図かずおの珠玉の恐怖シリーズ『こわい本』。充実の巻末企画付き!

    「笑い仮面」では太陽の黒点の異常によって焼け野が原になる地上で生き延びるためにアリのような新人類が誕生する。これは「進化」ではないのか。アリ人間が人間を自分たちと同じ体の仲間にしようとするのは、「自然淘汰」ともいえる。
    「地球最後の日」では、彗星との衝突を目前にした地球が描かれる。ショックで3分の1の人間は自殺し、生き残った人間は頭がおかしくなるか、飢えて獣化した怪物になっている。恐怖を逃れるために理性を失い、怪物になることもまた「適応」であり「進化」だ。
    ---本書解題より(文・中野晴行)
    「異形」をテーマに「笑い仮面」(前・後)」「地球最後の日」を収録。
    全巻カバーデザインは、吉田ユニ。
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    貸本出版社から1963年にだされた単行本の完全復刻です。著者自身が「残酷表現を極めた」といういわく付きの作品で、凄まじい描写がこれでもかと展開されています。物語は、猫嫌いの城主の一子・秀信が猫そっくりに生まれたことから始まり、心が醜くゆがんで成長し、残虐な仕打ちを繰り返してゆきます。この作品で 著者は、人の心に潜む残酷さ、非情を描いたといわれています。
  • ▼第1話/ねがい▼第2話/DEATH MAKE▼第3話/絶食▼第4話/Rojin▼第5話/プレゼント▼第6話/蛇▼第7話/鎌
    ●あらすじ/友達とあまり遊ばず、ひとりでいることが好きな少年・等。ある日、ゴミ捨て場で頭の大きさくらいの木の切れ端を拾ってきた等は、そこから自分だけの「ロボット」を作り上げる。何本ものクギを打ち付けた歯、縫い跡の目立つ髪や眼など、はた目には不気味な人形に“モクメ”と名付けた等は、やがて「本当に動いたらなあ」と思うようになり、宇宙のエネルギーに念力をかけて願いごとを叶えようとするが…(第1話)。
    ●本巻の特徴/少年期の儚さと怖さを描く傑作短編集、表題作「ねがい」ほか全7編! 巻末には、編集家・竹熊健太郎が綴る「私のUMEZZ体験」を収録。
  • ▼第七章/大脱出(4~16)  ●登場人物/アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、戸川洋子(ヨッコ/女子高校生/きよらの母)、マーサ・ゴーマン(アメリカ副大統領)、エリザベス(ゴーマン副大統領の孫娘)、岬(日本の総理大臣)  ●あらすじ/議事堂内にロケットが隠されていたことを感付いた市民が、武器を携え、まさに出発の時を迎えていたアメリカ合衆国のロケットを乗っ取ってしまう。そして、子供選びに始まる長く苦しい準備期間をあざわらうかのように、空へと飛び立ってしまうロケット。時を同じくして各国のロケットが飛び立つのだが、やはり各国ともロケットに乗り込んだのは大半が暴徒と化した市民だった(第七章4)。▼ガリガリに痩せ衰えた体のヨッコが、ついに大統領とアメリカのもとを訪れる。「あなたのお母さんよ!!」と、きよら(アメリカの細胞)との再会を涙しながら喜ぶヨッコ。しかし、アメリカに拒絶されたヨッコは、銃を持ったボディガードに連れ去られそうになる。持ち抱えられたヨッコは、「渡すものがあるの」とチラノザウルス号(チキン・ジョージが作り上げた宇宙船)のキーをアメリカの元へと投げるのだが……(第七章5)。  ●本巻の特徴/本巻中盤、ついにアメリカら子供たちは宇宙へと飛び立つ。前半はそれまでのゴタゴタ、後半は宇宙へと飛び立ったチラノザウルス号機内での出来事が描かれている。14では、エリザベスがチラノザウルス号内でルーシーと死んだはずのチキン・ジョージを見かける。  ●その他の登場人物/スーザン(アメリカ合衆国大統領の妻)、サム(アメリカ合衆国大統領の弟)、ドロルゲス(メキシコ大統領)、ジュウル(フランス大統領)、「もの」(サミー、トビー、ダッグ、ニック、ハット)
  • 優しく、美しいお母さんが突然へび女になってしまったのか!? 少女の幸福は一転して暗黒に!! 恐怖が昼夜忍びよる…。【収録話】ママがこわい/まだらの少女/へび少女
  • ▼第三章/不老不死の血(40、41)▼第四章/地球重態(1~11)  ●登場人物/チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、チキン・ルーシー(ルーシー/チキン・ジョージの遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)、バーバラ(SOS30号/科学調査機関の特別隊員)、ローズ(経済界の最高位/グランド・マスター)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、兼松博士兄(物理学者)、兼松博士弟(病理学者)、岬(日本の総理大臣)、岬タロウ(岬総理大臣の息子)  ●あらすじ/チキン・ジョージの研究所を訪れ、彼を愛していると告げるバーバラ。任務に忠実なSOS隊員は、任務通りにどんな人でも愛せるのだった。ルーシーの言われるままに、チキン・ジョージは研究室の空間からバーバラを彼女のプライベートルームへと転送するのだが……(第三章40)。▼「空に穴があいた!!」。チベットの山の上に住むメイファンの一家へ、体中がドロドロになった大僧正が緊急事態を告げ、ついに一家の前で溶けてしまった。外に出ると、メイファンの家より高台に立つ大僧正の宮殿が空にのみこまれているのだった(第四章1)。  ●本巻の特徴/第三章40、41では、任務通りにバーバラがチキン・ジョージの心を捉えてしまうまでが描かれ、第四章3からはチキン・ジョージが東京を訪れてからの話となる。第四章は1、2のみチベットに住む一家を襲った恐怖についてが描かれるが、これこそ「地球の重態」の始まりであった。本巻後半では、地球の異変が岬総理やアメリカ大統領の身近なところでも起こり始める。2歳になったタロウやアメリカ、カトリーヌら2歳以下の子ども達の間で全世界的に「脈のない子ども」の噂が広がる。  ●その他の登場人物/メイファン(チベットに住む女の子)、繁野良行(チキン・ジョージを発見した研究者)、サム(アメリカ合衆国大統領の弟)、ピート(サムの息子/アメリカ・ヤングの従兄弟)、ジュウル(フランス大統領/腕時計のTV電話モニター内)、カトリーヌ(ジュウルの娘/腕時計のTV電話モニター内)
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    1965年、『少女フレンド』に4回連載された作品の単行本を完全復刻したものです。加賀家の領主家にまつわる双子の忌まわしい伝説を基に、ねこの怨念が戦慄の現代ホラーに生まれ変わった、著者の代表作のひとつ。物語は、加賀家の領主に、美しい花姫と領主が忌み嫌うねこ目の雪姫の双子がいたのだが、父親に毒殺された雪姫が最期に彫った猫の置物が、現代の加賀家の末裔の庭から掘り起こされ、そこから美しい姉妹、ひとみと木の実に異変が起こりはじめる…。楳図少女ホラーの黄金期のスタートとなった記念碑的傑作の登場です。
  • ▼第八章/人類最後の日(7~16)▼第九章/人類滅亡後の旅(1~3)  ●登場人物/アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、のばら(ローズのクローン)、エリザベス(ゴーマン副大統領の孫娘)、岬タロウ(岬総理の息子)、カトリーヌ(ジュウル大統領の娘)、金鉄拳(運動神経が優れている)、戸川洋子(ヨッコ/女子高生/きよらの母)、ドッペル(メカに詳しい)  ●あらすじ/立場を捨て、ひとりの「父」としてアメリカに会いたいと願っていた大統領は、反乱を起こした「もの」がアメリカを襲おうとしていることを知り、ついに砂漠地下の指令室からチラノザウルス号への移動を試みる。しかし、地球との距離が離れ過ぎてしまったために移動は不可能になってしまっていた(第八章7)。▼チキン・ジョージの亡霊を恐れ、以前チキン・ジョージに出会った地下室はすでに溶岩で埋めてしまっていた。しかし、アメリカだけが感じることのできるチキン・ジョージの憎しみは、ますます強くなっていた。しかも、「憎む心」が自分たちに移ってしまうかもしれないという。船内の子供たちは、チキン・ジョージの亡霊と戦うことを決意するが……(第九章1)。  ●本巻の特徴/反乱を始めた「もの」や、女王様きどりののばらと他の子供たちの争いが描かれているが、巻末では子供たちの戦いの相手がチキン・ジョージの亡霊に変わる。また本巻で、地球は引力が逆転して核物質が連鎖爆発を起こし、ついに終わりの日を迎えることになる。そして、チラノザウルス号が想像を絶する方向へ向かって進んでいることが判明する。  ●その他の登場人物/「もの」(サミー、トビー、ダッグ、ニック、ハット)
  • ▼第1話/お地蔵さまの呪い▼第2話/まっきいろ事件▼第3話/きいてください私の悩み▼第4話/お菊ろの▼第5話/ヒゲ婆さん▼第6話/男神▼第7話/モン太とチイ子●本巻の特徴/ 『漂流教室』などのホラーから、『まことちゃん』などのギャグまで、数々の傑作を産みだした巨匠・楳図かずお。その全貌を知るためには絶対に見逃せない、単行本未収録作品集が登場! 貸本屋時代から現在に至るまでの膨大な作品の中から、選りすぐりのものを収録!●その他のデータ/巻末には、各作品の背景がよくわかる詳細な解説付き。
  • ▼第一章/チキン・ジョージ(14~17)▼第二章/緑の髪の少年(1~9)  ●登場人物/チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、アメリカ・ヤング(大統領の子供)  ●あらすじ/自ら名前を名乗り、コンピュータで地球上のありとあらゆることを学んだチキン・ジョージは、自分が人間のために絶滅していった動物たちを代表して生まれてきたものだと認識し、エレベータの張り巡らされた地下都市の動物園へと変装姿で向かう。そこで見たものは……(第一章14,15)。▼アメリカで行われた各国首脳会議中、世界中で緑色の子供が生まれているとの速報が伝わり会議を打ち切った大統領は、誕生の報告を受けたばかりの我が子の無事を確信しつつ病院へと急ぐ。しかし、その病院で初めて会う我が子は、なんとあろうことか、緑の髪をした子供だった。次々と生まれる緑色の子供を巡ってパニックが巻き起こっていた同病院内で、この出来事が「植物の呪い」だと唱える学者がいることを知らされた(第二章1,2)。  ●本巻の特徴/環境破壊が進み、多くの動物が絶滅した地球。その状況に憤りを感じたチキン・ジョージは、人類への復讐を誓う。物語の舞台となる時代には、アメリカ合衆国が全世界に多大な影響力を誇るという設定を提示され、次代を担うことになる大統領の息子がこの巻で誕生する。巻末ではチキン・ジョージに会ったという少年ミッキーが登場し、その時の様子を語り始める。  ●その他の登場人物/繁野良行(チキン製造会社の研究者)、ルーシー(チキン・ジョージが遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏/「最近絶滅した動物」展示場の鶏として登場)、スーザン(大統領の妻)、カロラス(大統領の側近)、サム(大統領の弟)、ピート(アメリカ・ヤングの従兄弟)、ミッキー(チキン・ジョージに捕えられた少年)
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    1967年に刊行された単行本の復刻です。女学生の憧れの美しい先生が、祈りの最中にそこに安置されていたミイラと入れ替わることから、学園中が恐怖にまきこまれてしまいます。この楳図ホラーの中編傑作を完全復刻いたします。
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    1966年に刊行された単行本の復刻です。雑誌「少女フレンド」に発表された中編を編んだ作品集で、どれも幻想・恐怖をテーマにした物語です。楳図恐怖作品の初期代表作とされているもので、後に描き直されて発表された作品もありますが、本書はオリジナルの原稿の採録で、価値のある復刻といえます。
  • 著者が21歳のとき描いた初の少女マンガにして、記念すべき少女ホラー第1作!四谷怪談と子供のころ両親から聞いた民話をヒントに、その後の楳図ホラーの出発点となった記念碑作。得意の「髪がズルッ」が早くも登場!※『「別世界」「幽霊を呼ぶ少女」読本』(別冊インタビュー・解説・漫画)は収録されていません。
  • ▼第1話/800年目のミイラ▼第2話/悪魔の24時間▼第3話/雪女▼第4話/吸血面▼第5話/コンドラの童話▼第6話/孤独なヨット▼第7話/恐怖の館▼第8話/イヌ神▼第9話/白い右手▼第10話/魔性の目▼第11話/枯れ木▼私のUMEZZ体験

    ●あらすじ/みやこ高校の2年生・荒井エミ子は学校新聞の記者。ある日、友人の神奈月京子と古本屋を訪れるが、京子は降霊術について書かれた本を手にすると、足早に帰ってしまう。それから数日後、京子たち神秘会のメンバーが降霊術を実行すると聞きつけたエミ子は、同じ新聞部員で憧れの人・夏彦とともにその様子を探りに行くが…(第1話)。
    ●本巻の特徴/楳図かずおデビュー50周年記念企画“UMEZZ PERFECTION!”の第5弾が、全2巻で登場! 1966年から1970年にかけて『月刊平凡』で連載された、高校生記者を主人公としたオムニバスシリーズ。みやこ高校の新聞部に所属するエミ子と夏彦が体験する、背筋も凍る恐怖の数々とは…!?
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    「タイムパラドックス」を時代に先駆けて少女漫画に取り入れた、1964年の野心作。怪談「雪女」のモチーフを借りながら、そこに時空をこえる不滅の愛を織り込んで描かれた、幻のSF少女漫画!
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    本書は、1964年に貸本出版社から刊行された長編単行本で、作者の貸本時代に発表された本格SFの集大成的な作品です。デビュー作「別世界」と後の名作「イアラ」などとをつなぐ楳図作品中で貴重な位置にある秀作といえます。物語は、古代アトランティス大陸の滅亡をモチーフに、大正時代と戦時中、そして現代の日本へと、舞台は時空を超えて広がります。主人公の少年は、関東大震災をきっかけに不思議な記憶を甦えらせます。少年が青年に成長した戦時中、ある博士の発明した記憶再生装置によりその記憶が再現されますが、少年の前世はアトランティス王国の王族だったことや、その滅亡の悲劇が次々に明かされるという、謎が謎を呼ぶ展開になっています。荒俣宏、竹熊健太郎両氏の解説を載せた小冊子付。
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    白昼繰り返される惨劇!そしてついに訪れる衝劇の結末! 恐ろしいミイラと少女達の運命は…!? 雑誌連載時に大評判を呼んだ学園ホラーの傑作。その完結編と「4年めがこわい」と「のろいの面」を収録。
  • ▼第二章/緑の髪の少年(10~22)  ●登場人物/ミッキー(チキン・ジョージに捕えられた少年)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、ルーシー(チキン・ジョージが遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)  ●あらすじ/海で遭難し、ゴミの島に漂着した少年ミッキーは、目の前に立つ鶏に「あなた死ぬ!!」と言われ頭を混乱させる。ゴミの中に地下へと続く階段を見つけ、足を踏み入れたミッキーは地下室に閉じ込められてしまう。その地下室の檻では絶滅したはずの馬や犬が飼われ、奥の部屋ではチキン・ジョージと言葉を話す鶏ルーシーが待ち受けていた。逃げようと試みたミッキーはロボットに捕まり、気がついたときには研究室の檻の中に立たされていた。チキン・ジョージはミッキーの細胞から造りだした何十体ものコピー人間にさまざまな人体実験を施し、見るも無残な姿に変えてしまうとともに、コンピュータで人類生存の可能性を計算するのだが……(第二章10~13)。  ●本巻の特徴/第二巻の巻末で大統領と面会したミッキーがチキン・ジョージのもとで経験した、世にも恐ろしい出来事が描かれる。多くの動植物を絶滅へと追い込んだ人間に対しての怒りに燃えるチキン・ジョージの頭脳をもってすれば、人類絶滅も不可能ではないということを予感させる。本巻の後半、コンピュータにより世界中に緑色の子供が生まれ始めたことが報告されるが、その映像に映しだされる母親は第一巻・に登場した女子中学生、ヨッコである。
  • ▼第六章/大破滅:第一節/UFO大飛来(5~17)  ▼登場人物/岬(日本の総理大臣)、戸川洋子(ヨッコ/女子高校生/きよらの母)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、ローズ(経済界の最高位/グランド・マスター)、兼松博士兄(物理学者)、兼松博士弟(病理学者)、岬タロウ(岬総理大臣の息子)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、チキン・ルーシー(ルーシー/チキン・ジョージの遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、バーバラ(SOS30号/科学調査機関の特別隊員)  ●あらすじ/とうとう謎のUFO群は地球上空へと到達し、空を覆う。UFOから現れた天女のようにも見える宇宙人たちは、必死にUFOへと救いを呼びかける自然環境保護クラブのメンバー、佐和田トシエのもとへと真っ先に下りてくる。「わたし達を救いに来てくださったのですね!!」と歓喜するトシエだったが……(第一節5)。▼飛来した宇宙人たちのもとへ、岬首相の使いとして戦車とともに現れた山下。宇宙へと発信したSOSに応えて救いにきてくれたのではないか!? と呼びかけるのだが……。(第一節6)  ●本巻の特徴/謎のUFO群から舞い降りてきた宇宙人たちが、佐和田トシエや山下、岬総理、ローズと3人のクローン、兼松博士、宇宙へ飛び立つ日本の子どもたち、大統領の息子アメリカ……と次々に襲っていく様、逃げ惑う人々が描かれる。ついに地球上で今まで通りの生活が送れない破滅の日の近いことが確信させられる。宇宙人が人間を襲うときの奇妙な行為の謎は第十四巻で明かされる。  ●その他の登場人物/自然環境保護クラブのメンバー(ヨッコと同じ高校に通う/佐和田トシエ、他)、山下(岬総理の側近)、のばら・もみじ・つつじ(ローズのクローン)
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    1964年に貸本短編誌に7回連載された長編少女スリラーで、のちに雑誌にリメークされ、大ヒットをよんだ著者の初期代表作をオリジナルバージョンで初めて復刻します。これまでのリメーク版にはなかった扉や4色カラーもふんだんに収録した完全版となります。
    「かんな」と「さつき」の姉妹コンビが奈良の山深い里山を舞台に繰り広げる民話調の恐怖譚で、「山びこ」シリーズの第2弾です。
    ある日、おかねが渕で巨大なうわばみの姿となった女性に姉妹が遭遇するが、その女性は友人の少女の家に新しく迎えられた継母だった…。週刊少女漫画誌デビュー直前の作者が放った、その後の少女ホラーブームを巻き起こす傑作をオリジナルで再現です。
  • ▼第四章/地球重態(25~28)▼第五章/子ども遊び(1~9)  ●登場人物/ローズ(経済界の最高位/グランド・マスター)、岬(日本の総理大臣)、岬タロウ(岬総理大臣の息子)、戸川洋子(ヨッコ/女子高校生/きよらの母)、戸川きよら(ヨッコの息子)  ●あらすじ/自らの体を人工子宮器に変え、クローンを成育させたローズ。不老不死の薬として、自分のクローンを殺して血を吸おうと試みた。ドロドロに溶けたクローンの死体は、突如不気味な笑い声を上げながら再生しはじめたのだが……(第四章25)。▼2121年、地球は死にかけていた。その事実を人々の目からそらすために、日本では「もの」と呼ばれる人工人間の商品化が進められた。もっとも人々に喜ばれたのは、「もの」による殺人プロレス。相手の心臓をえぐりだし、にぎりつぶしても死ぬことのない「もの」の戦いは凄惨極まりないものだったが、その様子は立体映像で全世界に放映され人々をやみつきにしていた。ごくありふれた家庭でやはり殺人プロレスを見ていた3歳児の基(もとい)は、突如「ぼく、行かなくちゃ。呼んでるの」と両親に言い残して部屋から出ていってしまう(第五章1、2)。  ●本巻の特徴/不老不死研究の思わぬ副産物として生まれた「もの」(人工人間)についてと、地球を脱出させる「運の強い」子ども選びについてが描かれている。「もの」による殺人プロレスは、目を覆いたくなるほど凄惨。そして、限りなくグロテスク。  ●その他の登場人物/山川(岬総理の側近)、たか(人工人間の娼婦)、ゾンビ草野(もの/人工人間のプロレスラー)、アングリー炎(もの/人工人間のプロレスラー)、美少年嵐(もの/人工人間のプロレスラー)、阿部基(3歳児)
  • 週刊ビッグコミックスピリッツ誌上にて1986年から連載された、ホラーの巨匠の名をほしいままにする、楳図かずおが満を持して描く、ホラーコミックの決定版、第2集完結巻。金子修介監督により映画化もされた、強烈なスプラッター描写の「黒い絵本」と、壮大なスケールと阿鼻叫喚の地獄絵図で描く「影亡者」の2編を収録。ノンストップで展開する、まさに悪夢とでもいうべき楳図ホラーの真髄が、その封印を解かれ、現実世界に跳梁跋扈する!
  • ▼第1話/妖怪百人会(後編)▼第2話/妖怪肉玉▼第3話/妖怪千手観音▼第4話/階段▼第5話/約束▼第6話/手▼第7話/ともだち●あらすじ/奈良県五条市に住む桜木家に、代々取り憑いている妖怪「肉玉」。骨がなく、肉ばかりのただれた姿をした「肉玉」を見た者は、必ず死んでしまう。しかも桜木家以外の人間には、決して見えることがないという。そんなある日、たまたま五条を訪れた猫目小僧の目の前に、「おまえは肉玉を見るだろう」と語る謎の包帯男が現れて…!?(第2話)●本巻の特徴/300年に一度しか生まれない猫又の子として誕生したものの、人間に近い容貌のため一族に見捨てられた“猫目小僧”。妖怪からも人間からも忌み嫌われる少年の生き様を描いた、楳図ワールドの異色ダークヒーローが完全復活!! 本巻では「少年キング版 後編」(第1~3話)と、「少年サンデー版」(第4~7話)を収録。
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    バレエの名作「赤い靴」を劇中劇として下敷にした物語。靴に取りついた幽霊に導かれ、主人公の少女が踊りながら死の淵に誘われるという幻想的な作品。また、バレリーナを夢みて死んだ少女の儚い思いが生みだす恐怖譚でもあります。掲載雑誌を元に半世紀ぶりに完全復刻いたします。
  • ●あらすじ/破水してしまったヨッコは、ミチに付き添われ体育館で出産するが、生まれ出た子供は緑色をしていた。2人は驚き……とミチはきよらが生まれた時のことを回想しながらヨッコとともに計以子の家まで逃げてきたが、すでに計以子は追っ手に殺されていた。計以子の家に隠れていた追っ手はさらに追いかけようとするが、ミチが体を張ってヨッコときよらを逃がす。ヨッコはきよらを抱いたまま下水道へと逃げ込むのだが、途中大量の血をはいてしまい神さまに助けを乞う。すると、なぜか地下道の壁にドアが現れ……(第三章14,15)。▼一歳になった息子アメリカの持つ不思議な力についてを日記に書いている大統領の部屋に「たすけて!!タンポポさんがころされる」とアメリカが泣き付いてきた。アメリカの言うとおり大統領が地下倉庫へ行くと、実験植物に襲われそうになっていたタンポポを発見するのだった。またある日は、三千年杉伐採の要請書にサインをしようとした大統領のもとにアメリカが現れ、「きらないで!!」とお願いされたが要請書にサインしてしまった。そして三千年杉が切り倒された日、アメリカは怒りに満ちた顔で「あの木死んだ!! ぜんぶ、おしまい!!」と泣き叫ぶのだった(第三章20~22)。  ●本巻の特徴/19の前半までは、ヨッコときよらが追っ手から逃げ地下道をさまよってからの出来事について描かれ、後半からは大統領が日記を書きながら回想している息子アメリカの不思議な力について描かれている。そして26から巻末まで描かれるチキン・ジョージの研究室のシーンでは、三千年杉が切り倒されてから起こる惨事をモニターで見ていたチキン・ジョージがある推論を打ち出す。  ●その他の登場人物/計以子(ヨッコのクラスメイト)、岬(日本の総理/TV電話、会議室モニター中)、カロラス(アメリカ大統領の側近のひとり)、マーサ・ゴーマン(アメリカ副大統領/会議室モニター中)、ジュウル(フランス大統領/会議室モニター中)
  • ▼第五章/子ども選び(23~31)▼第六章/大破滅:第一節/UFO大飛来(1~4)  ●登場人物/岬(日本の総理大臣)、戸川きよら(ヨッコの息子)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、兼松博士兄(物理学者)、兼松博士弟(病理学者)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、戸川洋子(ヨッコ/女子高校生/きよらの母)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)  ●あらすじ/東京ピラミッド内の「もの」製造工場に呼びだされたきよらは、飛行機の墜落で焼死した大統領の息子アメリカに生まれ変わることを決意する。巨大な遠心分離機に入れられたきよらは、瞬く間に帯のように細胞単位で分離され、アメリカの細胞配列へと並び替えられる。そして、アメリカの髪の毛との結合。徐々に人間の体形を成していった細胞は、紛れもなくアメリカの姿に生まれ変わる(第五章23,24)。▼息子タロウの地球脱出訓練姿を見ていた岬総理は、土星上空に設置されたカメラが映しだした宇宙映像のなかに巨大な十字架を発見する。それが無数の宇宙船群であることを確認し、すぐさま全地球規模で警戒態勢をとるよう指示を出す岬総理。モニターに映しだされている十字架はみるみるうちに土星を離れ、地球へと向かって猛スピードで突進しているのだった(第一節1,2)。  ●本巻の特徴/チキン・ジョージの地球上最後の大仕事、大統領の息子アメリカの再生と、きよらと議事堂で分かればなれになってしまったヨッコのその後が描かれる。そして、謎のUFO群の接近。岬総理によって提案され、人類存亡の最後の望みをかけて宇宙へと発信したSOSメッセージをキャッチしてそのUFO群は出現する。宇宙規模で描かれる壮大な本物語屈指の見せ場となる。  ●その他の登場人物/繁野良行(チキン・ジョージを発見した研究者)、自然環境保護クラブのメンバー(ヨッコと同じ高校に通う/佐和田トシエ、他)
  • ▼第二章/不老不死の血(1~13)  ●登場人物/ローズ(経済界の最高位/グランド・マスター)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、スーザン(大統領の妻)、アメリカ・ヤング(大統領の子供)、チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者/メッセージ映像)、戸川洋子(ヨッコ/女子中学生/きよらの母)、戸川きよら(ヨッコの息子)  ●あらすじ/経済界の最高位(グランド・マスター)と呼ばれるローズへのインタビューが行われている。記者からの質問を受けている途中、左手だけがしわだらけになるローズ。徐々にひたいと右手にも深いしわが刻まれたローズは会場から立ち去り、部下らに若返りの薬を持ってこさせるが、その薬はほんの少ししか残っていなかった。みるみるうちに全身しわだらけになったローズは、部下に「ほかの産業に注入している資金を、すべて不老不死の研究にまわすのだ!」と命令を下す。実は、3歳までの幼児のホルモンを基とする若返り薬の効き目がどんどんうすくなり、塗ってから3時間しかもたなくなっていたのだ(第三章1,2)。▼中学校の体育用具室に寝ていたヨッコときよらの元にミチが訪れ、3人で計以子の家へ向かう途中、不審な男性2人が体育用具室へと押し入る姿を発見する。自分たちが狙われていたことに気づき、計以子の家へと急ぐ3人(第三章10)。  ●本巻の特徴/強大な権力を誇り、あらゆるものを手に入れた経済界の最高位、ローズが、不老不死の研究を早急に進めたがる様が描かれる。9の後半からは、第一巻冒頭に登場した女子中学生ヨッコと緑色の子供きよら、クラスメイトのミチが何物かに追われる。12からは、第一巻冒頭でヨッコとミチが占い師のもとを訪れてからのことが回想形式で描かれる。  ●その他の登場人物/ゴーマ(ローズの若返り薬を作っている)、ローバ(ローズの部下?)、ミチ(ヨッコのクラスメイト)、計以子(ヨッコのクラスメイト)
  • ▼第1話/不死身の男▼第2話/みにくい悪魔▼第3話/妖怪水まねき▼第4話/大台の一本足▼第5話/妖怪百人会(前編)▼私のUMEZZ体験(平山瑞穂)●あらすじ/金持ちの家の少年・武夫に付きまとう不気味な男。顔が焼けただれたその男は、やがて帰宅中の武夫に声をかけ、父親に渡してほしいと言って細長い包みを差し出してきた。そして包みを渡された父親が開けてみると、それはなんと切り取られた右腕だった! 屋根裏から、事の顛末を眺めていた猫目小僧は…!?(第1話)●本巻の特徴/300年に一度しか生まれない猫又の子として誕生したものの、人間に近い容貌のため一族に見捨てられた“猫目小僧”。妖怪からも人間からも忌み嫌われる少年の生き様を描いた、楳図ワールドの異色ダークヒーローが完全復活!! 本巻では「少年画報版」(第1~2話)と、「少年キング版 前編」(第3~5話)を収録。
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    お互いを慕いながら、ある過酷な宿命のために自己犠牲となる少女の悲劇を描いた「幻想ロマンシリーズ」第1作の完全復刻。著者が“大人の愛”に初めて挑戦した幻の実験作品で、ファン垂涎の秀作!
  • ▼第1話/ねじれた空間▼第2話/愛の奇蹟▼第3話/雪の人▼第4話/烈願鬼▼第5話/洞▼第6話/きずな▼第7話/Smile●あらすじ/のどかな山里で暮らす若い夫婦。だがある日、夫は山で足を滑らせ、そのまま帰らぬ人に。しかし妻は、夫は必ず戻ってくると信じて一途に待ち続けた。何日も、何年も、ついにはその美しい髪が白く染まるまで…。辺りの風景もすっかり様変わりしたある日、山の万年雪の中から、凍りついた遺体が発見されて…!(第2話『愛の奇蹟』)●本巻の特徴/外に対しては温厚で気前の良い教授の男。だが家庭に戻れば…? 理由なき暴力に耐える妻を描いた作品(『ねじれた空間』)。ひとつだけ約束を守れば、どんな願いでもかなえるという「烈願鬼」。ある囚人の前に現れた烈願鬼は、この先「理江」という名の女に心を奪われなければ、お前をここから出してやろうと告げるが…(『烈願鬼・鉄輪』)。楳図怪奇浪漫の原点ともいえる貴重な作品の数々が、ついに文庫版で蘇る! あなたには、この恐怖の世界を覗く勇気がありますか……?

    雪山で転落死した夫を待ち続け、何十年も夫の好物を食卓に並べ続ける妻。ある日ドアを叩く音が…感動の7話を収録!
  • 528(税込)
    著:
    楳図かずお
    レーベル: ――
    出版社: 小学館

    本書は、1966年に貸本漫画出版社・佐藤プロから刊行された単行本で、前編、後編の2冊に及ぶ長編作品です。雑誌『少女フレンド』に16回にも渡って連載された作品で、当時人気を博した作品です。クモの生命力で生き返ったとき白髪のおばあさんに変貌した少女は、継母から妹を助けるためお手伝いさんになりすまして家に住み込むが、継母の企みに気づかない妹は、お手伝いさんが姉だと分からず恐れて暮らします。執拗なクモによるいじめで妄想にとりつかれる妹、姉もまた紅グモに体を征服され新しい血を求めて荒れ狂い、少女たちを次々に襲っていきます。この姉妹を襲った戦慄の結末とは…!?完結の後編配信。各巻に解説小冊子付き。
  • ●あらすじ/アメリカが「もの」に踏み潰されそうになった瞬間、突如指令室が「もの」を攻撃し始めた。自分の思うとおりにならなかった苛立ちから、のばらはアメリカを他の子供たちと一緒に地下室に閉じ込めてしまうよう「もの」に命令する。閉じ込められてしまった子供たちは、地下室の奥へと歩いていくのだが、そこには……(第七章30)。▼ゴーマン副大統領に殴られ気を失っていた大統領が、砂漠の地下室内で目を覚す。なぜチラノザウルス号にのばらがいたのか、なでゴーマン副大統領は自分を殴りのばらの元へ向かったのか……大統領は殴られる直前の記憶をたどり、ようやくゴーマン副大統領がローズの手先だったことに気付く。ローズの近況を調べさせるため、弟サムと連絡を取った大統領は、意外な事実を知らされる。「もの」が自覚を持ち始め、人間を襲い出したというのだ(第八章1)。●本巻の特徴/前半(第七章)では、チラノザウルス号の中でのばらが傍若無人に振る舞う様子が描かれ、後半(第八章)では、大統領の見ている砂漠の地下室内のモニター上で、人類最後の日を迎えようとしている地球上の様子が描かれている。また、第七章34では、チキン・ジョージが「もの」によって殺されたことが明かされ、第八章1で描かれる日記にはさまれたゴキブリは、第二十巻/最終章に関わってくる。●その他の登場人物/「もの」(サミー、トビー、ダッグ、ニック、ハット)、サム(アメリカ合衆国大統領の弟/モニター上)、スーザン(アメリカ合衆国大統領の妻/モニター上)、ピート(アメリカ合衆国大統領の甥/モニター上)、あやめ
  • ▼第六章/大破滅:第一節/UFO大飛来(18~27)▼第七章/大脱出(1~3)  ●登場人物/戸川洋子(ヨッコ/女子高校生/きよらの母)、バーバラ(SOS30号/科学調査機関の特別隊員)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、アメリカ・ヤング(アメリカ合衆国大統領の息子)、マーサ・ゴーマン(アメリカ副大統領)  ●あらすじ/学校へと逃げ込んだヨッコのクラスメイトらが次々と宇宙人に襲われる。地下エレベータを転げ落ちたきよらの細胞入りペンダントを追って地下墓場まできてしまったヨッコ。エレベータを上った先で閉じていたシャッターを開けてみると、そこには宇宙人が人々を襲っている地獄のような世界が広がっていた。そしてヨッコも宇宙人に襲われかけるが……(第一節18)。▼ついに富士山が大噴火を起こし、日本は大地震に襲われる。空からは、過去に地中へと埋めたゴミや核廃棄物が降り注ぎ、地下都市は爆発……逃げ惑う人々を容赦なく死に追いやっていく。「きよらに会いたい」と一心に願い、ビルや地下都市がくずれ落ち、ゴミの降り積もった街中を彷徨うヨッコ。ゴミに埋まり呻き声を上げる人々に気を取られた瞬間、ゴミの中から現れた男の手がヨッコの足をつかむ。恐怖におののき電話BOXへ飛び込んだ直後、ヨッコは電話BOXもろとも大津波に襲われるのだった(第一節20~22)。  ●本巻の特徴/本巻では、「きよらに会いたい」と願うヨッコを中心に物語が進められる。以降次巻前半までは、物語の核となるほとんどの出来事においてヨッコが関わることになる。第七章1~3では、地球が死の淵に追い込まれたことを確信した大統領が、ついに子供たちの地球脱出準備を始める。いきさつは明かされないが、実は、本巻でチキン・ジョージは悲惨な死を遂げていたことになっている。
  • 画業50周年記念出版の第二弾。この作品はデビューの翌年に描かれたもので、「正・続」二巻にわたる初の長編。怪奇ホラーの素材が随所にちりばめられていて、その後の作品群へと導く記念碑的傑作。シリーズ第2巻配信。※電子書籍版に『「姿なき招待」「続姿なき招待」読本』は収録されていません。
  • ▼第三章/不老不死の血(27~39)  ●登場人物/チキン・ジョージ(バイオ鳥肉のササミ細胞から誕生した天才科学者)、チキン・ルーシー(ルーシー/チキン・ジョージの遺伝子組み替えにより知能を発達させた鶏)、バーバラ(SOS30号/科学調査機関の特別隊員)、アーサー・ヤング(アメリカ合衆国大統領)、戸川洋子(ヨッコ/女子中学生/きよらの母)、戸川きよら(ヨッコの息子)  ●あらすじ/地球上の全植物が枯れ、地球からの脱出準備を始めたチキン・ジョージとルーシー。チキン・ジョージは動物たちが植物なしでも生きて行けるよう研究室に残っていたきよらの葉緑体を各動物に移植することを決意し、ルーシーのとさかで実験してみだが拒絶反応もないことがわかる。安心したチキン・ジョージは人間界のニュースをコンピュータに問う。コンピュータの報告によると、アメリカ政府が地球上の植物が枯れたことを国民に感付かせないために仕組んだドラマ(テロによって爆発したホテルにSOS(科学調査機関)特別隊員を向かわせ家族を助け出す……という筋書き)に登場するSOS特別隊員が宿泊客を救うところだという。モニターにSOS隊員、SOS30号が映しだされた途端、チキン・ジョージは茫然と立ち尽くしとさかを赤くするのだった。同様にアメリカ合衆国でSOS30号の姿を見ていた大統領と側近のカロラス。視聴率が200%を超え、目論見通り国民がTVに釘付けとなっていることを知った大統領は、全世界に人工緑を取付けるよう指示するのだった(第三章28、29)。  ●本巻の特徴/政府が地球上の植物が枯れたことを人々に感付かれないよう仕組んだTVドラマは効を奏し、チキン・ジョージもSOS30号(バーバラ)のとりことなった。ドラマだけでは物足りないと、不老不死の研究完成ニュースを流したい副大統領ゴーマンはチキン・ジョージをワナにはめる(後に明かされるが、実はゴーマンは最高位ローズと親交をもっている)。TVやTVモニターを通じて、同時進行形で各登場人物らの行動が描かれている。  ●その他の登場人物/ベティ(バーバラの娘)、スザンナ(アメリカ大統領の妻)、カロラス(アメリカ大統領の側近)、マーサ・ゴーマン(アメリカ副大統領/TV電話モニター中)

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