『文芸・小説、スポーツ、哲学』の電子書籍一覧
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ゴルフは人間の「善」と「悪」を暴く。
芝生の上の人間劇八話。
ここに描かれているのはあなたかもしれない――。
・スーパーマーケット企業の社長・榊原は昔から勝利への執念が強く、勝つためならグリーン上での不正も当たり前かのように犯す。秘書室長・望月は榊原を諫める役割を任じられるが、実は榊原は高校時代の同級生で距離感の取り方が難しい。望月は榊原の悪癖を咎められるのか…?(第一話 榊原社長のパット)
・テレビ局会長には二つの悩みがある。一つ目は頻繁に社長交代して後継者の芽を摘んでしまうこと。もう一つの悩みはゴルフで「卵を産んで」しまうこと。OBを誤魔化すために別のボールでプレーを再開してしまうのだ…(第二話 篠田会長のOB)
・部長のいやがらせに耐えかねた修一は部署のゴルフコンペで一矢報いる復讐を計画。その秘策とは?(第三話 肥料部桂木のシャンク)
豊富な社会経験を活かしてビジネスマンの群像を活写し続けてきた著者による、ゴルフを通して人間の本性を露わにする短編集。職場での人間関係やプレッシャー、組織の価値観と自分の信念の乖離、招かれざる理不尽、そんな束縛や重圧を抱えながら日々を乗り越えているすべての人々に、ゴルフを通して「ヒント」と「エール」を届ける。
笑いあり、涙あり、学びありの現代人必読の一冊。 -
■サンドウィッチマン推薦!
山崎選手、ありがとう! 今こそ「東北魂」を!
まだ打てる、まだやれる。
心の中の日は消えていない。
打ちのめされて、倒れて、泣いて。
たとえすべてを失ったとしても
人は何度だって立ち上がることができる―――
『 本当に、本当にありがとう。 』
7年前、自由契約になったときは、
2度とバットもボールも握らないと
自暴自棄になっていた僕が、楽天に入団し、
東北の温かいファンの方々のおかげで
野球が大好きだった子どものころの自分に
戻ることができました。
さびしくて諦めがつかなかったけど、
みんなにもらった最高の思い出を胸に、
もう1回がんばってみます
ゼロからの復活──。
楽天で「再生」し、また次のステージに進む僕の経験が、プロ野球よりも厳しい社会で働く方々、
また、大きな目標に向かって力を尽くしている若い世代にとって何かのヒントになれば、
と思い、この度、筆を執らせていただきました。
強い覚悟と信念さえあれば、人は誰でもゼロから立ち直ることができる。
楽天の選手会長嶋は、東日本大震災後のスピーチで「絶対に見せましょう、東北の底力を」と叫びました。
本書が、あなたにとっての「底力」を養うおおきなきっかけとなってくれれば、
これ以上に嬉しいことはありません。
◆担当編集者のコメント
創設当初から強力なバッティングで支え、
7年間プレーしてきた楽天球団から戦力外通告を受けた山崎選手。
何度も自問自答し、出てきた答えは、
「まだ打てる、まだやれる。心の中の火は消えていない」
43歳、一般社会では働き盛りですが、
プロ野球選手としては、最高齢と言えます。
しかし、山崎選手は、もう1度立ち上がる決意をしました。
山崎武司の生き方そのものが、
「諦めないで挑戦し続けること」
「人と人がつながることの大切さ」
を教えてくれるはずです。
◆著者からのコメント
7年前、自由契約になったときは、
2度とバットもボールも握らないと自暴自棄になっていた僕が、
楽天に入団し、東北の温かいファンの皆さんのおかげで
「野球が大好きだった子どものころの自分」に戻ることができました。
さびしくて諦めがつかなかったけど、
みんなにもらった最高の思い出を胸に、
もう1回がんばってみます。
本当に、本当にありがとう。
◆著者 山崎武司 -
●第1章 生きていく上で大事なこと
・強い男は汚れたものを身につけない。
・人は流した涙の数だけ強くなれる。
・寝たところがベッド、出されたものが食事。蓄えのある体をつくりなさい。
・たかがうんち。されどうんち。
・魚は頭から食べる。骨も残さない。人が捨てるところを食べてこそ、たくましい体になれる。
・「大胆」は繊細さの裏返し。トップをきわめるには、大胆さと繊細さの両方が必要です。
・人はいつか背広を着た社会人にならなければいけない。問題はいつそれに気づくか、です。
・世間の風潮に乗せられて、人をもち上げたり、けなしたりするのは卑しい人間がすること。
・男は美学をもって生きなければいけない。
・三途の川を渡っても、向こう岸で合宿している。そういう気持ちで生きていく人たちもいるのです。
●第2章 仕事をするとはどういうことか
・「忙しい」が口ぐせの人とは付き合わない。何をやらせても能力がない人だから
・そこで自分が禄を食んでいるのなら、組織の掟には従わなければいけない
・ほとんどの人間は十六番目の男。でも十六番目の男にこそ、本当の価値がある
・オリンピック選手の辞書に「嫌い」という言葉はない
・誰もが心の奥にメダルをもっている
●第3章 勝つために必要なこと
・オリンピック選手は下痢して勝つのは当たり前。三日寝なくても勝てる。緊張を転嫁する方法を知っているからだ
・「骨で戦う」とき、勝利の神が降りてくる
●第4章 親であること、夫であること
●第5章 自分を向上させるために
■著者 本田大三郎
●1935年熊本県に生まれる。八代高校時代にハンドボール部のキャプテンとして活躍。日本体育大学中退後、自衛隊に入隊、自衛隊体育学校でハンドボール、ラグビーなどの指導にあたる。1964年の東京オリンピックにカヌー選手として出場。「1000m カナディアンペア」に挑戦するも、予選で敗退。その後、世界選手権などにも出場し、現役引退後、ミュンヘンオリンピックではコーチとして選手団に同行した。
●兄の孫は、プロサッカー選手でワールドカップ南アフリカ大会にも出場した本田圭佑。長男はレスリング選手の本田多聞。多聞はロサンゼルス、ソウル、バルセロナオリンピックに連続して出場後、プロに転向した。圭佑が小学生のときからプロになっても書きつづけた「本田ノート」の生みの親として知られる。
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