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『児童文学・童話・絵本、めがイラスト、角川文庫(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 美しい自然、ハイジがくれた永遠の愛と感動の物語を、読みやすい完訳版で。

     両親を失いながらも、太陽のように明るく人々の心を照らす少女ハイジ。アルプスの山小屋で孤独に暮らすおじいさんとの絆、ヤギ飼いのペーターやその家族とのふれあい、足の不自由な少女クララとの出会いと友情――。雄大な自然を背景に、深い喪失感を抱く人々が、ひとりの少女によって人間性を回復し再生していく、愛と感動の物語。
     1880~81年に発表された『ハイジ』は、当初から大評判となり、いまも世界中で翻訳・劇化・映像化されている。日本でもアニメが大ヒットし、児童文学として多くの絵本や抄訳が出版されているが、原作は、家族の絆や地域社会との共生、エコロジーな暮らしへの回帰など現代的なテーマにあふれ、大人にこそ考えさせられることが多い本格的な文学作品である。
     本書は、シュリンク『朗読者』の翻訳で数々の賞を受賞した、ドイツ文学者・松永美穂氏による渾身の完訳。
  • シリーズ2冊
    704748(税込)
    著者:
    アンデルセン
    訳者:
    山室静
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    泡に消えた愛。永遠に残る名著。

    15歳になった美しい人魚姫がはじめて海の上へと出た夜、船では美しい王子の誕生日を祝っていた。一目で恋に落ちた人魚姫は、魔女に頼み、美しい声と引き替えに人間の足を手に入れる。王子と結婚できなければ、海の泡と消えてしまう人魚姫は、王子に再会し…。幾度も涙を流しながら執筆したという表題作のほか、「親指姫」「はだかの王さま」「しっかりもののすずの兵隊」「野の白鳥」「ナイチンゲール」など、初期代表作を12話収録。

    [もくじ]
    火うち箱
    大クラウスと小クラウス
    まめつぶの上にねたお姫さま
    イーダちゃんの花
    親指姫
    小さい人魚姫
    はだかの王さま
    ヒナギク
    しっかりもののすずの兵隊
    野の白鳥
    ナイチンゲール
    仲よし

    解説――生涯と初期の作品 訳者
  • 名門高校に届いた「ええじゃないか」のお札。なぜこんなものが送られてきたのかみんな首をひねる中、二年生の小枝子が、自分たちで現代版ええじゃないかを作り上げることを提案。だが、準備に奔走する子供たちを妨害する人物が現れ……。無謀ともいえるお祭り騒ぎに挑む高校生の姿を描く。

    愛知県豊橋市の名門・悠悠館高校に、ある日「世直し ええじゃないか」と書かれたお札が届いた。悠悠館に通う行彦は、誰が何のためにお札を送ったのか考えるが、一向に分からない。実は江戸時代のええじゃないかは、ここ豊橋に降ったお札がきっかけで各地に広まったものだった。行彦の同級生・小枝子は、自分たちの手で現代版ええじゃないかをやろうと提案、ええじゃないかは新しい時代のキーワードなのだ。しかし、動き始めた高校生たちを妨害する人物が現れた……。時代の変革のエネルギーになる子供たちの活躍を描く青春小説。

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