『めがイラスト、幼女戦記、1001円~(新文芸)』の電子書籍一覧
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我ら帝国軍航空魔導師。我に抗いうる敵はなし
東部戦線は、地獄である。迫りくる敵軍。破滅していく友軍。
まともに食えず飲めず眠れず。
それでも戦争は終わらない。
終わりの先延ばしに過ぎない勝利を求め、ターニャは魔導部隊を率いて戦場を疾駆し、吼える。
我ら帝国軍航空魔導師、と。我に抗いうる敵はなし、と。
そして、ゼートゥーアはついに成し遂げる。
世界の敵の面目躍如たるかな、と。
これは黄昏時に輝く魔導師と、世界の敵たるべく暗躍する老人の物語。 -
幼女、独断専行を決意す。
連邦の戦略攻勢『黎明』。
この発動に向けて、連邦は着々と準備を積み上げていく。
迎え撃つ帝国は未だそれに気がついていない。
帝国軍に残された時間は、あまりにも乏しい。
この窮地に帝国軍では、ただ一人。ターニャだけが気が付く。
故に、世界は目にするのだ。
黎明があれば、払暁あり、と。
ゼートゥーアというシステムが、世界を騙す端緒がついに始まる。
その引き金を引いたのは、幼女の皮をかぶった怪物である。 -
幼女、「最良の敗北」を求める。
戦場で勝利し、戦場で勝利し続け、しかし帝国は破滅へ一直線。
爛れ切った愛国心と、残酷な現実の抱擁を経て
ゼートゥーアは「世界の敵」たるべく舞台を作り上げていく。
死に逃げることも出来ない参謀本部の責任者として
ゼートゥーアが求めるのは『最良の敗北』なのだ。
言葉よりも、理性よりも、ただ、衝撃を世界に。
世界よ、刮目せよ、恐怖せよ、そして神話に安住せよ。
我こそは、諸悪の根源なり。
なお。付き合わされる幼女曰く、大変辛い。
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