『きのう何食べた?、めがイラスト(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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一つの食材から生まれる十の絶品レシピ! “口福”な二人暮らし。
小説家の陽平と会社員の和樹は一緒に暮らす恋人同士。ある日、陽平が大量の空豆を買ってくる。あきれる和樹を前に陽平は空豆を使い十の料理を作り始める。料理上手な陽平が指示して和樹が手伝い完成した料理は、まさに“口福”の味。陽平は他の食材でも十品作って小説に書くと言い出して――。
空豆と豚のトマト煮、鯛皮の湯引きポン酢、山葵のマッシュポテト、とうもろこしのかき揚げ。一つの食材から生まれた十の絶品レシピが、二人の日常を彩る。江戸時代の料理集『百珍物』から着想を得た、幸せでおいしい短編集。 -
あのヨーグルトが題材の、お仕事&推し事小説!
商品誕生に秘められたドラマ、新入社員の由寿の奮闘が始まる!
吾輩は乳酸菌である。名前はブルガリア菌20388株。
学生時代に読んだネット投稿小説がきっかけでブルガリア菌が「推し」となった朋太子由寿(ほうだいし・ゆず)の日々を温かく見守っている。
「株式会社 明和」に就職した由寿は、配属となった大阪支店量販部で、阪神・淡路大震災のときに活躍した「おでん先輩」のエピソードを聞き感銘を受ける。
入社して一年後、広報部で由寿は社内報の制作を担当することになり、「明和ブルガリアヨーグルト五十周年」特集のために関係社員にインタビュー取材を行ってゆくのだが……。
協力=株式会社 明治 -
愛は、いつもお皿の上に。わけあり父娘をつなぐ幸せのレシピ。
「あなたの元奥さんが死にました」――フランスから突然入った元妻の訃報。5年ぶりに再会した、11歳の娘アヤと暮らすことになった朝霞昇の日常は一変する。
輸入食品の有名バイヤーとして世界を飛び回っていた昇が、毎日必ず定時で退社。家事をこなし、馴れ親しんだフランスとの文化の違いに戸惑う娘を心配し頭を悩ませる日々……。
まだ距離のあるぎこちない父娘の関係は、昇が心を込めて作る毎日の料理と食卓を通して、やがてかけがえのないものに変わっていく。
食卓で話そう。わけあり父娘の幸せのレシピ。
●登場人物紹介●
朝霞昇(41)
輸入食品の卸会社で商品企画を担当する凄腕バイヤー。仕事に没頭するあまり、フランス人の妻から離婚される。5年ぶりに再び娘と暮らせることになるが……。
朝霞アヤ(11)
幼い頃に両親が離婚し、母の故郷フランスで暮らしていた。母の死後、父・昇に引き取られるが、日本とフランスの文化の違いに馴染めないでいる。 -
長年わかり合えなかった兄の本当の気持ちを知った海里は……。家族の物語!
芦屋の定食屋「ばんめし屋」で働く海里は、
呼ばれて実家に帰ることに。
しかし実家には見知らぬ少女がいた。
「この子は一体!?」と海里は驚くが、
一憲は別件で、海里に話があるという。
一憲とその親友・仁木とともに、
喫茶店を訪れた海里は、一憲から、
海里が幼い頃に起きた衝撃の出来事を聞かされる。
それは一憲の「罪」の告白だった。
長年分かり合えなかった兄の、
苦しい胸中を知った海里は……。
家族の絆に涙が溢れる第19弾! -
「ばんめし屋」が「ひるめし屋」に挑戦!? そして夏神に驚きの訪問者が!
「芦屋さくらまつり」の季節がやってきた。
定食屋「ばんめし屋」はその機会にランチ営業をしてみることに。
初めての客から歓迎されるが、深夜営業にポリシーを持つ夏神は、複雑な気持ちになる。
そんなある晩、大学時代に救えなかった彼女の香苗が霊となって現れ、
夏神は衝撃のあまり気絶してしまう。
一方海里は、後輩・李英と二人で朗読の舞台に上がるため、懸命に練習に励み……。
夏神も海里も大きな一歩を踏み出す第18弾! -
海里と李英が仲違い? 有馬温泉で仲直りをすることにするけれど……。
芦屋の定食屋「ばんめし屋」に節分の時期が。
巻き寿司の提供で盛り上がる中、海里の後輩・李英が店を訪れる。
体を壊し役者を休業中の彼は、海里が通う朗読のレッスンに参加したいと言う。
海里は快諾するが、師匠で女優の悠子と李英のやりとりを聞いて、
李英のほうが才能があるのではと愕然とする。
それを機に仲違いしてしまうが、
店長の夏神のはからいで、有馬温泉に2人きりで旅行することに……。
友情と親子愛に涙溢れる第17弾! -
ひとり旅、勇気を出していってみたら、そこは知らない世界が広がっていた!
人見知りで要領の悪い日和は、仕事場でも怒られてばかり。社長から気晴らしに旅へ出ることを勧められる。最初はひとり旅など無理だと尻込みしていたが、旅好きの同僚に後押しされ、日帰りができる熱海へ。神社を訪れ、出来立ての茹で卵の味に舌鼓を打ち、干物の味に感動!さらにそこには、思わぬ出会いが待っていた。ひとり旅の楽しさに気付いた日和は、佐原、仙台、金沢、福岡と遠くへ足を延ばしていくようになる。少しずつ成長していく日和の姿は、仕事にも影響し始めて、周りの目も少しずつ変わっていく―。 -
その宿の料理を食べれば、人生が変わる!?
仕事のストレスから逃げるように鎌倉旅行へ来た御木本小町。不運な手違いにより宿泊先を失ってしまう。代わりに紹介されたのは、柔和な支配人・神月と無愛想なシェフ・佐野、男二人が切り盛りするゲストハウス。
――思い出の料理おつくりします。
そこでは“特別な夜食”が提供されるらしい。
「……元気が出るケーキが食べたい」
亡き母が作ってくれた“元気が出るケーキ”に思いを馳せる小町の姿に、神月と佐野は思い出のケーキの再現を試みる。
記憶を頼りに解き明かされるレシピ――そこに詰まっていた亡き母の思いとは。
ゲストたちの思い出の料理を通じて紡がれる、出会いと成長の物語を召し上がれ。
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