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『心理学、亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ(亜紀書房)、1円~(実用)』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 両親を射殺して出頭。しかし「刑事責任能力」はナシ。
    統合失調症により心神喪失した凶悪殺人犯はどこへゆくのか。

    犯罪精神医療界の構造的な歪みと限界を暴く第一級のノンフィクション。
    【精神医療、司法制度に関心のあるすべての人の必読書】

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    愛を知らない孤独な青年が、ある日、自宅で父と母を射殺した。
    しかし、統合失調症のため、司法精神病院へ措置入院となる。

    過剰投薬の拒否、回復の徴候、脱獄未遂、自ら弁護人となっての本人訴訟……。
    ――そして彼は、今なお病院から出られないでいる。

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    犯罪者は逮捕後、世の人々の前からは消えるが、いなくなったわけではない。人生は続くのだ。重警備の刑務所で、あるいは司法精神病院で……。

    本書は、評決が読み上げられ、判決が下されたところからはじまる物語だ。
    複雑かつ混沌としてはいるが、その後のストーリーはひっそりと、たしかに存在している――。


    《当代随一のノンフィクション作家にして精神分析医が描く、殺人犯の青年に降りかかった判決後の驚くべき人生とは》

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    【目次】
    ■はじめに

    1……止まった時間
    2……汝の父母を敬え
    3……想定外の誕生
    4……水よりも濃し
    5……罪の重さは
    6……「フォーカス・オン・フィクション」
    7……第八病棟
    8……リハビリと抗精神病薬
    9……「拘束衣を解いて」
    10……過剰に宗教的
    11……転換点
    12……薬男
    13……疑惑
    14……思考犯罪
    15……怒りと拘束
    16……煉獄
    17……レディ・キラー
    18……「みな恐れている」
    19……本人訴訟
    20……正気が回復するまで

    ■訳者あとがき
  • 「病院に入りたいなら、頭がおかしいふりをしなくちゃ」

    脳炎を精神病と誤診された過去を持つジャーナリストは、かつて全米医学会を大きく揺るがした心理学実験――精神病患者になりすまして病棟に潜入する「ローゼンハン実験」の調査・取材を開始する。やがて、実験に隠されたある奇妙な点に気が付く。次第に明らかになる衝撃の真実とは...!?

    「これは患者5213号の初入院の模様である。名前はデヴィッド・ルーリー。39歳のコピーライターで、子どもが2人いる。頭の中で声が聞こえるという。しかしそこには問題があった。彼はコピーライターでもないし、ルーリーという名字でもない。じつはそんな人物は存在しないのだ。実在しない『デヴィッド・ルーリー』は偽患者だった。約50年前、医師が精神病患者とそうでない人を区別できるのかどうか確かめるために、精神科施設にみずから入院した8人の健常者のうちの最初の1人なのである」(本書より)

    「調査報道の偉業。探偵小説のような説得力」(「エコノミスト」誌)



    【目次】
    ■ はじめに

    第1部
     第1章 鏡像
     第2章 ネリー・ブライ
     第3章 狂気の存在する場所
     第4章 狂気の場所で正気でいること
     第5章 謎が謎に包まれている謎の男

    第2部
     第6章 デヴィッドの本質
     第7章 「ゆっくり進め、場合によっては足踏みのままでもいい」
     第8章 「わたしなら、正体を隠しとおせるかもしれない」
     第9章 入院許可
     第10章 マッドハウスで過ごした九日間

    第3部
     第11章 潜入する
     第12章 ……結局、人が正気かどうかわかるのは正気でない人だけだ
     第13章 W・アンダーウッド
     第14章 クレイジーエイト
     第15章 第一一病棟
     第16章 氷の上の魂
     第17章 ローズマリー・ケネディ

    第4部
     第18章 真実の追求者 
     第19章 「ほかの疑問はすべてここから生まれる」
     第20章 標準化
     第21章 SCID

    第5部
     第22章 脚注
     第23章 「すべては君の頭の中に」
     第24章 影の精神衛生ケアシステム
     第25章 決定打
     第26章 疫病
     第27章 木星の月

    ■ エピローグ

    ■ 謝辞
    ■ 訳者あとがき
    ■ 原注
    ■ 図版・資料許諾
  • 『雑食動物のジレンマ』『人間は料理をする』で知られるジャーナリストが自ら幻覚剤を体験し、タブーに挑む!

    今どんな幻覚剤の研究がおこなわれているのか。
    幻覚剤は脳にどんな影響を与えるのか。
    そして、医療や人類の精神に、幻覚剤はいかに寄与しうるのか。

    「不安障害」「依存症」「うつ病」「末期ガン」などへの医学的利用の可能性と、“変性する意識”の内的過程を探る画期的ノンフィクション。

    ニューヨークタイムズ紙「今年の10冊」選出(2018年)、ガーディアン紙、絶賛!

    一部の精神科医や心理学者が過去の幻覚剤研究の存在に気づき、発掘を始めたのは最近のことだ。
    彼らは現代の基準で再実験をおこなって、その精神疾患治療薬としての可能性に驚愕し、(中略)幻覚剤が脳にどう働くのか調べはじめた。
    ——幻覚剤ルネッサンスである。(宮﨑真紀)

    【目次】
    プロローグ 新たな扉
    第一章 ルネッサンス
    第二章 博物学——キノコに酔う
    第三章 歴史——幻覚剤研究の第一波
     一  有望な可能性
     二  崩壊
    第四章 旅行記——地下に潜ってみる
     トリップ一 LSD
     トリップ二 サイロシビン
     トリップ三 5-MeO-DMT(あるいはトード)
    第五章 神経科学——幻覚剤の影響下にある脳
    第六章 トリップ治療——幻覚剤を使ったセラピー
     一  終末期患者
     二  依存症
     三  うつ病
    エピローグ 神経の多様性を讃えて

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