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『恋愛、山田詠美(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~13件目/全13件

  • 「体はね、お菓子のようなものよ。心はね、パンのようなものなのよ。ベイビー」(「ME AND MRS. JONES」より)。「女の愛し方を知ってるの?」「体は知ってるけど、心の方は自信がねえな」(「FEEL THE FIRE」より)。ソウル・ミュージックの名曲タイトルを冠した8つの短篇からなる、極上の恋愛小説集。センセーションを巻き起こした第97回直木賞受賞作にして、著者の代表作!
  • 1,672(税込)
    著:
    山田詠美
    レーベル: 幻冬舎単行本
    出版社: 幻冬舎

    元始、男性は種馬であった。
    そして、女性は、
    その相手をする肌馬であった。

    声高に叫ばれるモラルや常識の陰で、
    ひっそりと漂う“現代の吐息”を描き出す、至芸の作品集。


    「あたしは、肌馬そのものだったねえ」。自らを繁殖牝馬になぞらえた呟きをきっかけにこぼれ出す、母娘三代の密やかな本音を綴った表題作「肌馬の系譜」。

    数々の言葉を禁句にし、男女のベッドの中にまで持ちこまれるPC(ポリティカル・コレクトネス)に女流作家・山川英々が憤慨する「F××K PC」。

    歌舞伎町に流れ着いたホストと立ちんぼ、身元不明の匿名カップルの破滅的な青春を描いた「ジョン&ジェーン」。


    ……など、バラエティに富んだ珠玉の13篇を収録!!
    現代最高峰の短篇小説の名手が贈る、超贅沢傑作作品集!!
  • 初恋、それは身も心も砕くもの
    父が引き取った少年が、高見澤家に波紋を呼ぶ。三姉妹も母も心をかき乱されて――。現代最高の女性作家が贈る芳醇な恋愛小説。

    ※この電子書籍は2019年10月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。
  • 495(税込)
    著:
    山田詠美
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    青虫の唇を持つ妻との奇妙で、とびきり官能的な結婚生活を綴る「唇から蝶」。原書や英字新聞で雑然とする学生の部屋で、人妻が感じるせつない愛を描く「NEWSPAPER」。100%じゃだめだ。120%のクールを求めて、N.Yの冬を過す3人の愛と生き方を捉えた表題作。誰でもできる恋なんてつまらない。山田詠美が新しく描いた9つの鮮烈な愛。
  • 「大人のsophisticationは、子供のunderstandingに負けたのだ」〈ピンプオイル〉。「性愛の技巧は、常に、情熱に比例する」〈24・7〉。「手の用途は包み込むことである。そして、その効用は、感じさせることである」〈口と手〉。大人だけに許される不慮の事故という名の恋。感覚が理性を裏切る9つの濃密な愛のアクシデントを描いた傑作小説集。
  • 495(税込)
    著:
    山田詠美
    レーベル: 幻冬舎文庫
    出版社: 幻冬舎

    黒のソフト帽が見てきた幾つもの色恋沙汰を追う表題作「ぼくはビート」、初めて悪態をつく事を知った激しい愛を描く「YOU KNOW WHO」、一日に一度、憎しみ合って別れる二人の「ぼくの愛は韻をふむ」ほか、男と女の間に漂う贅沢な恋の糸を甘く織り上げる、どこまでも心にしみいる恋のテン・ストーリーズ。
  • 狂乱の夜を重ねるクラブ、ムゲン、エンバシィ。とびきりの肉体と、傷ついた美しい心をもつ女と男たちの想いは、熱く交わる。ルーシィ、マーク、ナルオ……。ダンスフロアで我を忘れるパーティフリークスの熱狂的な恋と、誠実で少し孤独な日々の暮らし。失恋は初めてじゃない。次の巡り合いを素直に見つめ、果敢に恋する肉体と心を描く恋愛小説。
  • ココとルーファス。出会うまでのふたりは、決して幸福ではなかった。けれど、陽灼けを唯一のアクセサリーにクラブを訪ねたココは、そこでルーファスに出会う。たちまちココの心は、彼の瞳で綺麗な色に染められる。お喋りのルールは、尊重し理解し合うこと。結婚までのすべての恋愛の出来事を自らの体験をもとに描く、恋愛“結婚”小説。
  • 男が長いことつかっていたバスタブの湯は、はたして、スープか――? 毒きのこを食べに長野に出かけたマル、彼への桐子の暖かな想いを綴る「4U」。死んだ風変わりな少女の記憶を辿り、デビュー前の自らを思い起こす「眠りの材料」。右手のない渚子、彼女の義兄への激しい想いと、熾烈な自己愛を描く傑作「天国の右の手」ほか、9つの恋のケミストリーを収録した珠玉の作品集。
  • 438(税込)
    著:
    山田詠美
    レーベル: 文春文庫
    出版社: 文藝春秋

    大分昔の話になるが、私の部屋に女友達とその恋人が泊まったことがある。私は、ひとりでベッドに寝て、彼らは、離れたところに布団を敷いて寝た。図々しくも、彼らは、私を無視して、こっそり性行為を始めたのだった(表題作より)。隠しても、もれ聞こえてくるぼそぼそ声は、ありふれた「いく」と「死ぬ」。でも、2人が文学的なロマンあふれる会話を交わしていたら、もっと薄気味悪かったはず。文学の中の性行為と実際の性行為はどう違う? 奔放で緻密な8篇の短篇小説。
  • 429(税込)
    著者:
    山田詠美
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    恋をしてから、小説が書けなくなった「私」。自分を甘やかしたい。横になる寝台が欲しいのだ。そう言った私に、男友達はバリ島行きの航空券を手配してくれた。暑い国で休んでおいで。行っておいで、あの熱帯の安楽椅子に。そこで出会った男たちと愛しあううち、私の中にバリ島の熱が染み込んでゆく。豊潤で濃密な愛の物語。
  • 473(税込)
    著者:
    山田詠美
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    一人きりで目覚めてしまう明け方。私は人の声に触れたくて、知らない誰かに電話をかける。冷たいシーツの上、澄み切った夜明けの青い空気の隙間で溺れてしまわないように――(「顔色の悪い魚」)。色彩が、もし息子たちを生むのなら、五感は、常に心を親にしている。金、赤、青、紫、白、緑、橙、黄、灰、茶、黒、銀。心の中のパレットから選びだした言葉で描きだされた、12色の短編集。
  • 495(税込)
    著者:
    山田詠美
    レーベル: 集英社文庫
    出版社: 集英社

    天涯孤独で大金持ちのわがまま娘・ゆりと、横田基地に勤めるアメリカ軍人・ロバートは、何もかもまるっきり違っているけれど、心も体もぴったり馴染んだ恋人同士。怖がりで涙もろい純情青年のロバちゃんは、気分屋で素っ頓狂なゆりちゃんに翻弄されてばかり。周囲に呆れられてもへっちゃらで、いつもうさぎみたいに寄り添ってくっついている二人の日々を描いた、スイートでハッピーな連作集。

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