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『アダム・スミス(実用)』の電子書籍一覧

1 ~13件目/全13件

  • 3,520(税込)
    著:
    アダム・スミス
    訳:
    村井章子
    訳:
    北川知子
    レーベル: ――
    出版社: 日経BP

    日経BPクラシックス 第14弾
    アダム・スミス『道徳感情論』新訳である。その冒頭――。

    「人間というものをどれほど利己的とみなすとしても、なおその生まれ持った性質の中には
    他の人のことを心に懸けずにはいられない何らかの働きがあり、他人の幸福を目にする快さ以外に
    何も得るものがなくとも、その人たちの幸福を自分にとってなくてはならないと感じさせる」

    スミスといえば、利己心が市場経済を動かすという『国富論』の記述が有名だが、
    スミスの『国富論』に先立つ主著である『道徳感情論』では、他者への「共感」が人間行動の根底に置かれる。

    本書序文を書いているノーベル経済学賞受賞者アマルティア・センは、こう述べている。

    「スミスは、広くは経済のシステム、狭くは市場の機能が利己心以外の動機にいかに大きく依存するかを論じている。
    (中略)事実、スミスは『思慮』を『自分にとって最も役立つ徳』とみなす一方で、『他人にとってたいへん有用なのは、
    慈悲、正義、寛容、公共心といった資質』だと述べている。これら二点をはっきりと主張しているにもかかわらず、
    残念ながら現代の経済学の大半は、スミスの解釈においてどちらも正しく理解していない。」

    リーマン・ショック後の世界的な経済危機を経て、新しい資本主義を考える際の必読書といえる。
  • 《アダム・スミス生誕300年》

    市場とは、労働とは、豊かさとは――。『国富論』は、経済と社会のしくみ、本質を、わかりやすい例と平易な言葉で解き明かした政治経済学の金字塔です。いまなお多くの方々が必読書として推薦されており、現代への示唆に富む内容といえます。本書は、たとえば日本経済新聞を読むように、日常の言葉に移し替えた画期的翻訳で多くの方から好評を博してきた単行本を文庫化したもの。難渋な翻訳調の文章を前に諦めていた方も、古典中の古典である『国富論』を読む好機です。

    * 本書は、上巻、中巻、下巻の三分冊を一巻にまとめた合本版です。

    【目次】

    序論と本書の構成

    第1編 労働の生産性の向上をもたらす要因と、各階層への生産物の分配にみられる自然の秩序

    第2編 資本の性格、蓄積、利用

    第3編 国による豊かさへの道筋の違い

    第4編 経済政策の考え方

    第5編 主権者または国の収入

    解説 『国富論』と現代経済学 根岸隆(東京大学名誉教授)
    索引
  • 《アダム・スミス生誕300年》

    市場とは、労働とは、豊かさとは――。『国富論』は、経済と社会のしくみ、本質を、わかりやすい例と平易な言葉で解き明かした政治経済学の金字塔です。いまなお多くの方々が必読書として推薦されており、現代への示唆に富む内容といえます。本書は、たとえば日本経済新聞を読むように、日常の言葉に移し替えた画期的翻訳で多くの方から好評を博してきた単行本を文庫化したもの。難渋な翻訳調の文章を前に諦めていた方も、古典中の古典である『国富論』を読む好機です。

    上巻は、「第一編 労働の生産性の向上をもたらす要因と、各階層への生産物の分配にみられる自然の秩序」と「第二編 資本の性格、蓄積、利用」を収録。産業革命の黎明期にあったイギリスを念頭に、分業をはじめ労働と生産の仕組み、資本の蓄積を明らかにし、経済学の基礎となる考え方をまとめています。

    【目次】
    序論
    第1編 労働の生産性の向上をもたらす要因と、各階層への生産物の分配にみられる自然の秩序
     第1章 分業
     第2章 分業の起源
     第3章 市場の大きさによる分業への制約
     第4章 通貨の起源と利用
     第5章 商品の真の価値と名目価格、労働価格と金銭価格
     第6章 商品価格を構成する要素
     第7章 商品の自然価格と市場価格
     第8章 労働の賃金
     第9章 資本の利益
     第10章 業種による労働の賃金と資本の利益の違い
     第11章 土地の地代
    第2編 資本の性格、蓄積、利用
     第1章 資財の分類
     第2章 社会の総資本のうち特殊部門としての通貨、すなわち国民資本の維持費
     第3章 資本の蓄積と、生産的労働と非生産的労働
     第4章 利付きで貸し出される資本 ほか
  • 《アダム・スミス生誕300年》

    市場とは、労働とは、豊かさとは――。『国富論』は、経済と社会のしくみ、本質を、わかりやすい例と平易な言葉で解き明かした政治経済学の金字塔です。いまなお多くの方々が必読書として推薦されており、現代への示唆に富む内容といえます。本書は、たとえば日本経済新聞を読むように、日常の言葉に移し替えた画期的翻訳で多くの方から好評を博してきた単行本を文庫化したもの。難渋な翻訳調の文章を前に諦めていた方も、古典中の古典である『国富論』を読む好機です。

    中巻は、「第三編 国による豊かさへの道筋の違い」と「第四編 経済政策の考え方」を収録。ローマ帝国崩壊後のヨーロッパ経済史を振り返り、輸入抑制や輸出奨励など重商主義政策を批判。植民地政策の誤りを指摘しています。さらに市場独占の弊害を取り上げ、「見えざる手」が社会の利益を高めることに言及します。

    【目次】

    第3編 国による豊かさへの道筋の違い
     第1章 豊かさへの自然な道筋
     第2章 ローマ帝国の崩壊後に生まれたヨーロッパの旧秩序と農業への障害
     第3章 ローマ帝国崩壊後の都市の発生と発展
     第4章 農村の発展に対する都市の商業の寄与

    第4編 経済政策の考え方
     第1章 商業中心の考え方、重商主義の原理
     第2章 国内で生産できる商品の輸入規制
     第3章 貿易収支が自国に不利とされる国からの輸入に対するほぼ全面的な規制
     第4章 戻し税
     第5章 輸出奨励金
     第6章 通商条約
     第7章 植民地
     第8章 重商主義の帰結
     第9章 重農主義――土地生産物が国の収入と富の唯一の源泉または主要な源泉だとする経済政策の考え方
  • 《アダム・スミス生誕300年》

    市場とは、労働とは、豊かさとは――。『国富論』は、経済と社会のしくみ、本質を、わかりやすい例と平易な言葉で解き明かした政治経済学の金字塔です。いまなお多くの方々が必読書として推薦されており、現代への示唆に富む内容といえます。本書は、たとえば日本経済新聞を読むように、日常の言葉に移し替えた画期的翻訳で多くの方から好評を博してきた単行本を文庫化したもの。難渋な翻訳調の文章を前に諦めていた方も、古典中の古典である『国富論』を読む好機です。

    下巻は、「第五編 主権者または国の収入」を収録。スミスの国家観が示され、今日の日本における最大の経済問題の一つでもある国の財政――経費や収入、租税、政府債務(公債)などについて触れています。ここで、いわゆる「安価な政府」の議論が展開されます。巻末に、根岸隆東京大学名誉教授による「『国富論』と現代経済学」を掲載しています。

    【目次】

    第5編 主権者または国の収入
     第1章 主権者または国の経費
      第1節 防衛費
      第2節 司法費
      第3節 公共施設と公共機関の経費
      第4節 主権者の権威を支えるための経費
     第2章 社会の一般財政収入の源泉
      第1節 主権者または国が保有する財源
      第2節 税
     第3章 政府債務

    解説 『国富論』と現代経済学 根岸隆(東京大学名誉教授)
    索引
  • スミスは資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして経済学に体系を与えた。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。Ⅱ巻には第三篇、第四篇を収録。国家による経済活動への介入の歴史を究明し、重商主義を徹底的に批判する。【全三巻】

    定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版
  • スミスは資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして経済学に体系を与えた。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。Ⅲ巻には国家の経費、収入、公債について論じる第五篇を収録。
    巻末に、各版の異同、邦訳少史、年譜、小見出し一覧、索引等、精細な研究の手引きを付す【全三巻】

    〈巻末対談〉大竹文雄×出口治明「アダム・スミスを誤解の海から解き放とう」

    定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版
  • スミスは急激に勃興してくる資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして、新しい科学=経済学にはじめて体系を与えた。『国富論』の決定的な影響は人文、社会科学のあらゆる分野に及び、その故に、『資本論』とともに経済学の古典中の古典とされる。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。

    第一篇では、労働に価値の源泉と尺度を求めるスミスが、分業・商品・賃金・利潤・地代の解明を通して先駆的労働価値論を展開。
    第二篇では、生産的労働と不生産的労働によって資本蓄積を論じる。第三篇では、資本投下の「自然な順序」を逆転させた国家による経済活動の政策的介入の歴史を究明し、第四篇では重商主義を徹底的に批判する。第五篇では、国家義務たる国防・司法・公共施設、また租税・公債のあり方を述べて、独自の国家観を展開する。
    巻末に、各版の異同、邦訳少史、年譜、小見出し一覧、索引等、精細な研究の手引きを付す。

    〈巻末対談〉大竹文雄×出口治明「アダム・スミスを誤解の海から解き放とう」

    定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版
  • スミスは資本主義社会における人間の本性と社会的生産力の全構造を究め、「見えざる手」に導かれる社会原理を明らかにして経済学に体系を与えた。この古典経済学と近代自由主義の原典に、独自の要約的小見出しや詳細な訳注を配して甦らせた邦訳の決定版。Ⅰ巻には先駆的労働価値論を展開する第一篇、資本蓄積を論じる第二篇を収録する。【全三巻】

    定評あるロングセラー翻訳書を厳選し、読みやすくした新版
  • 『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、
    分業の役割、
    貨幣の特徴、
    労働と利子についての考察、
    国家間貿易の意味、
    国家社会の発展段階とその特徴、
    分業と製造業の発展の関係、
    国家における軍隊の維持、
    道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、
    税金の種類と意味、
    会社による独占の問題、
    重商主義と重農主義の検討、
    公債についての考え方、
    などなどです。

    かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。
    しかしそのような読み方は単純にすぎます。
    スミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
  • 『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、
    分業の役割、
    貨幣の特徴、
    労働と利子についての考察、
    国家間貿易の意味、
    国家社会の発展段階とその特徴、
    分業と製造業の発展の関係、
    国家における軍隊の維持、
    道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、
    税金の種類と意味、
    会社による独占の問題、
    重商主義と重農主義の検討、
    公債についての考え方、
    などなどです。

    かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。
    しかしそのような読み方は単純にすぎます。
    昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
  • 『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、
    分業の役割、
    貨幣の特徴、
    労働と利子についての考察、
    国家間貿易の意味、
    国家社会の発展段階とその特徴、
    分業と製造業の発展の関係、
    国家における軍隊の維持、
    道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、
    税金の種類と意味、
    会社による独占の問題、
    重商主義と重農主義の検討、
    公債についての考え方、
    などなどです。

    かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。
    しかしそのような読み方は単純にすぎます。
    昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
  • アダム・スミスの二大著作の一冊が『道徳感情論』(1759)です。本書こそが主著で、『国富論』はその副産物だったのです。個人とは「共感」能力を持ち、様々な「激情」を持っています。利己的であったり、社会的であったり、憤ったり、感謝したりします。スミスはこういった個人の心に「義務」「道徳」を確立して、新しい社会と人間のあり方を探りました。近代社会の原理を知るための必読書が読み易い新訳で登場! (講談社学術文庫)

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