『霞流一(文芸・小説)』の電子書籍一覧
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ある朝、川越城の外堀に浮かべられた一艘の紙の舟。日ごとに増えていくそれが意味するものとは? 若き茶坊主が謎の解明に乗り出す「紙の舟が運ぶもの」。夜ごと、江戸城大奥で赤子の泣き声がするという。解決を命じられた伊賀組の若者を待ち受ける運命を描く「大奥の幽霊」。東日本各地の城を舞台に、気鋭のミステリー作家らが競作する書下ろし作品全5編を収録!
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戦国時代には数々の合戦の舞台裏で、徳川の治世にはその政の背後で、彼らは密かに戦い続けていた――。伊賀、甲賀、軒猿……時に密命を受け、時に自らの意思で死地へと飛びこんでゆく忍者たち。秘術を尽くした激烈な死闘に息を呑み、仁義なき騙しあいに手に汗握る。本格ミステリーの手練れたちが全編新作書下ろしで贈る、謎に彩られたスーパー忍者活劇全五編!
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これぞ本格ミステリ映画祭! 映画の撮影現場で、試写室で、映画館で続発する不可能犯罪! 容疑者は監督、スタッフ、俳優、プロデューサー……いずれも映画の「魔」に取り憑かれた者たちばかり。映画探偵・紅門福助の大胆な推理が冴える! 映画への愛情と本格ミステリへの情熱がスパークした、「映画ミステリ」の傑作短篇8篇を収録。
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自転車の車輪がベンチに、バケツがジャングルジムに、なぜか繋がれている? ロープやチェーンを用いて、脈略ない組み合わせで物を繋げる異様な悪戯が都内各所で次々と発生。独立捜査研究室・通称「独捜』で愉快犯を担当する異色刑事、光弓真奈と桐井明久は、その悪戯がデザイン工房で起きた奇妙な密室殺人に繋がっていることを突き止める。おしゃべり刑事・光弓と熱血刑事・桐井が軽妙な掛け合いと絶妙な推理で真相に迫る!
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エビとたいこもちの曼荼羅模様に彩られたバカミス最高傑作!
劇団「建光新団」の主演男優、神島が小学校のプールで素っ裸で溺死した。その後、奇々怪々な事件が続発。徐々に明かされる事件と「エビ」との関係性。妄想と迷走の名探偵・紅門福助は推理の刃で謎を解き明かせるか? -
商店街で起きたタヌキがらみの奇妙な事件。そしてさらに連続殺人が発生する。第一発見者で容疑者にされてしまった唐岸誠矢は、身の潔白を証明するため事件の謎を追及するが……。バカミスの帝王・霞流一のデビュー作にして第14回横溝正史賞佳作受賞作!
東京・下町の枕倉北商店街はタヌキで大騒ぎ!? 通りの入り口に突如タヌキのでかい置物が置かれたり、頼みもしないタヌキそば10杯が出前されたり、喫茶店の前には分福茶釜が置かれたりと、犯人の意図も動機も分からない事件が続発。だがそれは、やがて殺人事件に発展する。容疑者は、第一発見者で失業中の唐岸誠矢、30歳。身の証を立てるため、誠矢は事件の謎に挑むが、直後に第2の殺人が……。頭から尻尾までタヌキ尽くしの異色ミステリー、第14回横溝正史賞佳作受賞! -
アンティークショップ街で発生したバラバラ殺人事件、しかも密室! そして次々現れる不審な“蟹”。果たして犯人は本当に蟹なのか? 奇妙奇天烈な連続殺人に酔狂探偵・紅門福助がたどり着いた真実とは!? バカミス・キング、霞流一のお笑い本格ミステリー!!
中野淡輪町・骨ガラ通り。アンティークショップが軒を連ね、懐かしグッズを捜し求めるコレクターが群がっている平和な町に、突如発生したバラバラ+密室殺人事件。そして事件の背後に現れるのは、体長3メートルの巨大な蟹やら、改造人間もどきの人蟹やら、なぜだが蟹蟹蟹と蟹ばかり。果たして犯人は本当に蟹なのか? この奇妙奇天烈な“蟹”に挑むのは、われらが酔狂探偵・紅門福助。迷走の末に迷探偵がたどり着いたとんでもない真実とは!? ミステリー界のお笑い部門を一手に引き受け、高い(?)評価を得ているバカミス・キング、霞流一のお笑いだけど本格派ミステリー巨編!! -
驚愕のミステリー×スプラッタホラー! 霞流一の新境地。
墓石がありえない形で曲がっていた。その責を問われた碑工師の飛崎漂二は、調査に乗り出すが、次々と奇怪な現象と殺人がおこる。身体の内側から刺された傷、内臓に巣食う魔物、降ってきた死体、隙間なく生えてくる顔……。焼死した非業の女が残した「サイコロ」の謎とは? 呪詛の存在を感じた飛崎は、美人巫女で、霊力の研究者でもある九能空美と共に、連続殺人の謎を暴いていく! 怒涛の、奇想天外ホラー! -
お魚とミステリのベストマッチ。趣向たっぷりの連作集
迷走と妄想の迷探偵・紅門福助の元に奇天烈な依頼が飛び込んできた。依頼人の別れた夫が、セーラー服を着たまま、車に轢かれたというのだ。紅門は調査の過程で、予備校講師・柏葉に話を聞く。しかしその夜、柏葉は首が切断された死体として発見される。容疑者はリストラされた元講師。果たして“首切り”の復讐のため、柏葉の「お頭」を切断したのか?(第一話・春「顔面神経痛のタイ」) タイ、ウナギ、サンマ、アンコウと四季折々の旬の魚を題材に、4本の本格ミステリが味わえ、全編が一本の線につながる仕掛けになっている連作短編集。 -
幻の蒸気機関車の復活が呼び寄せたもの。本格推理
C63――それは戦時に設計されるも、幻に終わった蒸気機関車。玩具メーカーの創業者、小羽田伝介は会社の宣伝のためにC63を完全再現させた。しかも本物の中央本線で東京まで走らせる計画を発表する。その記念すべきお披露目の日、出発駅で変死体が発見される。不穏な空気の中走り出したC63だが、間もなく虎の覆面を被った二人組によって乗っ取られ、C63は忽然と消失してしまった!! 怒濤の展開と驚愕のラストが度肝を抜く、ノンストップ本格推理!! -
謎の言葉を残して急逝した映画監督の墓の塔婆が、意外な建物の上に!? 日本映画界をキツネ色に彩る怪事件とは
「ハモノハラ」という謎の言葉を残し死んだ映画監督。その墓の塔婆が、近所のカラオケボックスの屋上に突き立てられた! 監督の妻から調査依頼を受けた探偵・紅門は、奇妙な連続殺人事件に巻き込まれていく。関係者がバラバラ死体で発見され、現場にはキツネの面、油揚げ、赤い鳥居などが残されていた…。日本映画界を“キツネ”色に彩る怪事件を紅門は解明できるか? 本格ミステリ史上に妖しく煌めく問題が、満を持して登場!
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