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『日本文学、小池真理子(文芸・小説)』の電子書籍一覧

1 ~34件目/全34件

  • ホラー界をリードする作家らの代表作ばかりを収録したオールタイムベスト

    『七つのカップ 現代ホラー小説傑作集』と対をなす傑作ホラー短編8選。大都会の暗い水の不気味さを描く鈴木光司の「浮遊する水」。ある商家の崩壊を
    陰惨に語る宮部みゆきの時代怪談「影牢」。美しく幻想的な恐怖を描く小池真理子の不気味な地下室が舞台の「山荘奇譚」。記憶の不確かさと蠱惑的世界を
    描いた綾辻行人の「バースデー・プレゼント」など、ホラー界の実力派作家によるオールタイムベスト! 解説・朝宮運河
    【収録作】鈴木光司「浮遊する水」(『仄暗い水の底から』角川ホラー文庫
    坂東眞砂子「猿祈願」(『屍の聲』集英社文庫
    宮部みゆき「影牢」(『あやし』
    三津田信三「集まった四人」(『怪談のテープ起こし』集英社文庫
    小池真理子「山荘奇譚」(『異形のものたち』角川ホラー文庫
    綾辻行人「バースデー・プレゼント」(『眼球綺譚』角川文庫
    加門七海「迷(まよ)い子」(『美しい家』光文社文庫
    有栖川有栖「赤い月、廃駅の上に」(『赤い月、廃駅の上に』
  • 彼女の愛が、 私の人生を狂わせた――。幻想怪奇小説の到達点。

    怯え続けることが私の人生だった。
    私は今も、彼女の亡霊から逃れることができないのだ。


    1978年、悦子はアルバイト先のバーで、
    舞台女優の夢を持つ若い女・千佳代と出会った。
    特別な友人となった悦子に、彼女は強く心を寄せてくる。
    しかし、千佳代は恋人のライター・飯沼と入籍して間もなく、
    予兆もなく病に倒れ、そのまま他界してしまった。

    千佳代亡きあと、悦子が飯沼への恋心を解き放つと、
    彼女の亡霊が現れるようになり――。
  • 甘美な恐怖と戦慄の世界へようこそ――。

    日常の中にふと忍び込む死の影、狂おしいほどの恋に潜む崩壊の予感、暗闇に浮かび上がる真っ白な肌……。著者が紡ぐ美しくも恐ろしい世界を、エッセイから小説まで見渡して厳選した、これまでにない傑作選。
  • 「僕が今、女を感じてるのは、夏子先生だけです」
     出版社社長・月川の後妻となった夏子は、夫の連れ子・りえの継母として、そして自らもクリニックを開業する女医として、七年余りの月日を平穏に過ごしてきた。しかし、りえの友人でロック・バーでバイトをする青年・旬と出会い、その危険なまでの若さに触れた夏子は、目を背けてきた己の渇きに気づかされてゆく……。
     ひとりの女性の陶酔と孤独を描く傑作長篇。
     〈解説〉稲葉真弓

    〔著者のことば〕
     誰もが、あからさまに「家族」の大切さを叫ぶ時代になって久しい。「家族」は人間にとって、最小単位の砦であり、「家族愛」ほど、愛の深さにおいて意味のある、健全で価値の高いものはないと見なされている。
     とてつもなく嬉しいことが起こる。真っ先に誰に知らせたいですか、と聞かれる。誰もが「両親」「夫」もしくは「妻」「子供」と答える。
     その健全さは微笑ましく、未来永劫、消えることはないかのように思われて、しかし、同時に、その健全な場所でこそ、人は苛立ったり、憎んだり、絶望したり、孤独の淵をさまよったりするのである。そこに「家族」がはらむ「魔」の部分がある。
     (読売新聞2009年1月13日付、連載完結インタビューより抜粋)
  • 792(税込)

    急逝した親友の告別式の夜、その不倫相手と二人で飲んだのをきっかけに、エリカはいつしか彼との恋愛にのめり込んでいく。逢瀬を重ねていった先には何が……。
    高ぶるほど空虚、充たされるほど孤独。現代の愛の不毛に迫る長篇。
  • 748(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    夜の闇の中、秘めていた記憶があふれだす――

    夜景が美しいカフェで親友が語る不思議な再会に震撼する表題作、施設に入居する母が実家で過ごす最後の温かい夜を描く「猫別れ」など8篇。人の出会いと別れ、そして交錯する思いを描く、珠玉の短編集。
  • シリーズ2冊
    748(税込)
    編集:
    朝宮 運河
    著者:
    綾辻行人
    著者:
    鈴木光司
    著者:
    井上雅彦
    著者:
    福澤徹三
    著者:
    今邑彩
    他3名
    レーベル: 角川ホラー文庫
    出版社: KADOKAWA

    角川ホラー文庫約30年の遺産!90年代から現在までの最恐セレクション。

    1993年4月の創刊以来、わが国のホラー・エンターテインメントとともに歩んできた無二の文庫レーベル、角川ホラー文庫。その膨大な遺産の中から、時代を超えて読み継がれる名作を厳選収録したベストセレクションが登場。大学助教授の〈私〉が病院で知り合った美しい女性、由尹。ミステリアスな雰囲気をたたえた彼女は、自分の体は呪われていると告げる。ともに暮らし始めた二人だが、やがて悲劇的な事件に見舞われて……。ミステリとホラーの巨匠・綾辻行人90年代初頭に執筆した傑作「再生」をはじめ、『リング』の鈴木光司が東京湾のクルーズ船を舞台に戦慄の一夜を描いた「夢の島クルーズ」、故・今邑彩が角川ホラー文庫のために書き下ろした不穏な物件ホラー「鳥の巣」、の第72回日本推理作家協会賞に輝いた澤村伊智の学園ホラー「学校は死の匂い」など、バラエティ豊かに、ホラージャンルの面白さと可能性を示す全8編。最高にして最恐、これが日本のホラー小説だ。ホラー評論家・ライターの朝宮運河セレクション。

    収録作は以下の通り。
    綾辻行人 「再生」(『亀裂』、『眼球綺譚』)
    鈴木光司 「夢の島クルーズ」(『仄暗い水の底から』)
    井上雅彦 「よけいなものが」(『怪奇幻想短編集 異形博覧会』)
    福澤徹三 「五月の陥穽」(『怪談歳時記 12か月の悪夢』)
    今邑彩 「鳥の巣」(『惨劇で祝う五つの記念日 かなわぬ想い』)
    岩井志麻子「依って件の如し」(『ぼっけえ、きょうてえ』)
    小池真理子  「ゾフィーの手袋」(『異形のものたち』)
    澤村伊智  「学校は死の匂い」(『などらきの首』)
  • 恋のときめき、愛しい人たちとの別れ、書くことの神秘――。喜びと哀しみに身をゆだね、生きていく。生と死とエロスの世界を瑞々しい筆致で描き、読者を魅了し続ける著者の芳醇なエッセイ。
  • 甘く冷たい恐怖と戦慄——大人のための幻想怪奇小説集。

    母の遺品整理のため実家に戻った邦彦は農道で般若の面をつけた女とすれ違う——(「面」)。“この世のものではないもの”はいつも隣り合わせでそこにいる。甘美な恐怖が心奥をくすぐる6篇の幻想怪奇小説。
  • 704(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    事故で生まれた奇妙な“家族”――人間の極限の心理を描く名作サスペンス!

    爆発事故に巻き込まれた寿々子は、ある悪戯が原因で、玲奈という他人と間違えられてしまう。後遺症で意思疎通ができない寿々子、“玲奈”の義母とその息子――陰気な豪邸で、奇妙な共同生活が始まった。
  • 979(税込)
    著:
    小池真理子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    煉獄の中で、私は天上の果実を口に含んでいた……。夫を事故で失った高森悠子は、薬剤師として勤めることになった軽井沢の診療所で医師・兵藤義彦と出会う。彼もまた、妻の美冬を自殺で亡くしていた。義彦に恋心を抱きながら、好色なその義父・英二郎の誘いを拒みきれない悠子。エロス匂い立つ、長編恋愛小説。
  • 638(税込)
    著:
    小池真理子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    永遠に待ち続けると思うのです。世界のどこに行っても、地の果てにいても、私はあなたを待っている。――6年前、突如行方が分からなくなった恋人を待つ女性のモノローグからなる表題作他、濃厚な死の影の間近で紡がれる詩情。著者自ら「この六編を超える作品はもう書けないかもしれない」と語る傑作短編集。
  • 恋愛小説の名手が描く 俳優・女優たちのデッサン。映画は、ときに優しくロマンティックに、ときに生々しく、ときに手厳しく、恋の至福とテクニックを教えてくれる教科書(テキスト)。当代随一の恋愛小説の名手が、掌編小説の登場人物のようにあざやかに描き出す、俳優・女優たちの横顔。男の真実、女の魅力を語る、おとなのための恋愛レッスン。<『忘我のためいき』改題>
  • 545(税込)
    著:
    小池真理子
    レーベル: 講談社文庫
    出版社: 講談社

    阿佐子は、背中に薄いピンク色の羽を隠し持っているような子供だった。少女から女へ。儚いほど完璧な美、存在自体が放つ官能の気配、そのすべてが周りの人々を狂わせる。男たちは、峰蜜色にきらめく肌に惑い、阿佐子の表現する愛情はなんであれ、彼らの猜疑心を刺激した。あまりにも美しき破滅の愛の物語。
  • あなたは覚えているのでしょうか。激しい愛の思い出も、暗く静かな憎しみの過去も、すべてを搦めとり封印してしまったあの「家」のことを……。記憶の深みに隠されていた悲劇の真相が、いま甦る。心を震わせる甘やかな痛み、眩暈を誘うストーリーの螺旋。意外な結末が待ち受ける、心理サスペンスの傑作短編集。
  • 義母の葬式で男は思い出す。22年前に、義母の起こした事故のこと。義母を責めた自分のこと。そして--(「千日のマリア」)。会社に長文の手紙を送りつけてくる女。意を決して女の家を訪ねた男が見たものは(「修羅のあとさき」)。森に囲まれた土地で暮らして20年。引っ越しを間近に控えたその日、はじめて庭に現れた美しい琥珀色の生き物がいた(「テンと月」)。ほか、生と死、愛と性、男と女を見つめた珠玉の8篇。
  • 人は人を愛する時、いつもどこかで本当の自分、飾り気のない自分をさらけ出してしまうのだろう。相手に見せたい自分、こんなふうに見てもらいたいと願う自分は、実は常に、中身のない、実体のない、ただの脱け殻にすぎないのだ――。愛の始まりから失恋、絶望、再生までを描く小池文学の決定版、本格恋愛小説。
  • 748(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    他人を尾行し、秘密を知ること――それは、震えるほどの興奮。

    大学院生の珠は、大学時代のゼミで知ったアーティスト、ソフィ・カルによる「何の目的もない、知らない人の尾行」の実行を思い立ち、近所に暮らす男性、石坂の後をつける。そこで石坂の不倫現場を目撃し、他人の秘密に魅了された珠は、対象者の観察を繰り返す。しかし尾行は徐々に、珠自身の実存と恋人との関係をも脅かしてゆき――。渦巻く男女の感情を、スリリングな展開で濃密に描き出す蠱惑のサスペンス。 解説・野崎歓
  • 681(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    雅子を恐怖の底に突き落としたのは、卒業してから11年もの間、一度も会ったことのない男性からの求愛の手紙だった。「僕はきみを愛している。きみだけだ」。静かな生活をかき乱す手紙に、雅子は驚愕した。男からの手紙は続き、しだいに狂気の色合いを濃くしていった。やがて、電話が鳴るに及んで…。男は正気なのか、それとも狂っているのか? ストーカーに狙われる女性の恐怖を描いた傑作!
  • 660(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    優美には他人に言えない秘密の愉しみがあった。「万引」である。いつもなら安物のアクセサリーを狙うのだが、その日は市価120万円もの燦然たるダイヤの指輪に狙いを定めた。いつにない極度の緊張と恐怖を全身に感じながら、どうにか成功させた優美だったが、本当の恐怖はそのあとから始まった!――見えない恐怖をスリリングに描くサイコ・サスペンスの傑作短編集。
  • 737(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    「いやだ、わからない?そんなに私、変わった?」中学時代の無二の親友・良美と二十五年ぶりに再会した小夜子は、やっとの思いで笑顔を作った。目の前にいるのは、美少女の面影を微塵も残さぬ不気味な中年女だったのだ。しつこく付きまとう良美に言いようのない不安と恐怖を抱く小夜子。そんな折、良美は二十代で死んだという情報が…!心理サスペンスの名手が織り成す日常の恐怖。傑作短編集!
  • 419(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 祥伝社文庫
    出版社: 祥伝社

    交通事故で下半身不随になった夫の世話をするだけの毎日をおくる私。唯一の心を支えは、夫の親友で、事故の加害者でもある新吾だった。これは宿命の恋、だが人は欲求不満の人妻と嗤うだろう――秘めた恋の果てに罪を犯した女の、狂おしい心情を活写した、瞠目すべき心理サスペンス!
  • Romanesque…小池真理子の不思議な愛の物語。夜になると来訪する死んだ友。母の密やかな不倫の光景。闇に監禁される声の美しい女――懐かしさや切なさ、失われたものへの哀しみ、激しい恋が淡い色彩とともに甦ってくる、幻想とファンタジーに満ちた17篇の掌篇小説集。
  • 愛という名の永遠ならざる幻想が、どのように輝き、何色を映して笑い謳うのか。煌めきを放つエッセイ集

    愛とは幻想です。男と女の間に生まれた忠誠も敬慕も慈しみも、また背信も嫉妬も猜疑も、すべてが愛という名の幻想なのかも知れません。けれど、この永遠ならざる幻想が、どのように輝き、何色を映して笑い謳うのかは、また別の問題です。そう、哲人ソクラテスの問うたように「汝、自身を知れ」と、本書は優しく易しく語りかけます。それこそ、偽りのない愛に満ちながら――。「女性論」から「人生論」へ大きく飛躍をみせる、軽妙にして煌めきを放つ、好エッセイ集。
  • 喧騒の中で書き続けた、恋愛や友情、お酒や猫のこと――。心やさしく生きることの難しさと大切さを語る好エッセイ

    小池真理子さんは1990年春、長年住み慣れた東京をはなれ、長野県の軽井沢町に引越しました。小池さんは、まずクルマの運転免許を取得しました。もちろん必要に応じてのことでしたが、あちらこちらと高原の町を走り回るうち、新しい視界がひらけて来るようだったと言っています。この本には、小池さんが喧噪の中で書き続けた、恋愛や友情やお酒や猫についてのたくさんのエッセイが収められています。心やさしく生きることの難しさと大切さを、この本は語っているのかもしれません。
  • 748(税込)

    〔直木賞受賞作〕連合赤軍が浅間山荘事件を起こし、日本国中を震撼させた一九七二年冬。当時学生だった矢野布美子は、大学助教授の片瀬信太郎と妻の雛子の優雅で奔放な魅力に心奪われ、かれら二人との倒錯した恋にのめりこんでいた。だが幸福な三角関係も崩壊する時が訪れ、嫉妬と激情の果てに恐るべき事件が!?
  • 638(税込)
    著者:
    小池真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    身体を売るとはなんと潔いことだろう--。

    「恋は御法度よ」会員制娼館のマダム塔子は言った。娘と親友を亡くす不幸のどん底から、高級娼婦という仕事に行き着いた奈月(32)。青山に佇むその旧い館には、白檀の香りと真に拮抗する男女の関係があった。身体をぶつけ合い、生の実感を取り戻す奈月は、やがてマダム塔子の過去を知ることになる――。怒りと悲しみに満ちた人生が交錯し、身体から再生していく日日を描いた全く新しい衝撃作。
  • 女二人と管理人の老夫婦だけの山荘に、殺人を犯した青年二人が逃げ込んできた! 傑作サスペンス

    平凡な毎日を送っていた美穂は、社長令嬢の令子に誘われて軽井沢の山荘へと遊びに出かけた。同日、二人の青年が、その山荘近くの別荘に泥棒に入る。留守宅を狙ったはずが運悪く人が残っていたため、彼らは殺人を犯して山荘へ逃げ込んでくる。人質となった美穂と令子、管理人の老夫婦は、恐怖におののいたまま、夜を明かす。突然の異常事態の中で、六人が迎えた思いがけない結末は……!? 息をもつかせぬ迫真のタッチで男女の愛憎を描いた、傑作サスペンス長編!!
  • 広告代理店に勤めるOLが思いついた社長殺害の完全犯罪。小粋でスパイスの効いたショート・ミステリ

    ジャネットは広告代理店に勤めるOL。女友達の何気ない言葉から、社長殺害の完全犯罪を思いつく。「第三水曜日」なら成功間違いなし。これで恋も仕事も思いのまま、と思いきや、完璧だったはずのアリバイが……。大都会を舞台に、摩天楼の迷路をさまよう男と女が抱く、恋、嫉妬、復讐心、そしてきらめく殺意! ありきたりな毎日に飽き飽きしたあなたに贈る、とびきり小粋でスパイスの効いた、ショート・ミステリー20編!!
  • 年上の美しいエマとの出会いが18歳のわたしを変えた――。性と生を貫く、奔放で退廃的な快楽という香り

    道ばたで偶然年上の美しいエマと知り合った十八歳の私。贅沢で気難しく奔放で孤高、その上匂い立つばかりのエロティシズム。エマの魔力にとりつかれた私がそのボーイフレンドを次々寝取ったことは、むしろ自然な成り行きであった――無名の詩人・晋平が出現するまでは。人が人を好きになる罪悪と悦び。愛し合えば合うほど陥る孤独という裂け目。誰も描き得なかった愛と哀しみに踏みこみ、小池ロマンの分岐点となった恋愛小説の金字塔。
  • 日本のモダン・ホラー復権のさきがけとなった、衝撃と戦慄の名作

    新築・格安、都心に位置するという抜群の条件の瀟洒なマンションに移り住んだ哲平一家。 問題は何一つないはずだった。ただ一つ、そこが広大な墓地に囲まれていたことを除けば……。 やがて、次々と不吉な出来事に襲われ始めた一家がついにむかえた、最悪の事態とは……!? 衝撃と戦慄の名作モダン・ホラー。
  • 夜の闇に沈むカフェ。かつて愛した男の霊を見たと親友が話しはじめ……(「東京アクアリウム」)。施設に入居する母が実家で過ごす最後の夜(「猫別れ」)。最終の新幹線で会いに行く、父に似たあの人に(「父の手・父の声」)。出会いと別れが日常に波紋を起こし、遠い過去の記憶が裡から静かにあふれだす。珠玉の作品集。
  • シリーズ2冊
    594638(税込)

    妖しい美に彩られた、日常に潜む異世界──。

    夫との別居を機に、幼いころから慣れ親しんだ実家へひとり移り住んだわたし。すでに他界している両親や猫との思い出を慈いつくしみながら暮らしていたある日の夜、やわらかな温もりの気配を感じる。そしてわたしの前に現れたのは…(「懐かしい家」より)。生者と死者、現実と幻想の間で繰り広げられる世界を描く7つの短編に、表題の新作短編を加えた全8編を収録。妖しくも切なく美しい、珠玉の作品集・第1弾。
  • 726(税込)
    小池真理子
    レーベル: 角川文庫
    出版社: KADOKAWA

    男は庭を造り、美しい人妻はすべてをかなぐり捨てた。残酷なまでに求め合う大人の恋愛ロマン

    「この庭をあなたに捧げる――。」昭和27年、東京都下国分寺。広大な敷地に、全財産を投じてルートヴィヒ二世さながら華麗でシュールな西洋庭園を造った異端児・青爾。妹の婚約者である彼に引きつけられる美しい人妻・杳子。没落する華族社会を背景に、虚無と孤独と耽美の極地で、激しく求め合う男と女を描ききった、世紀の恋愛巨編。

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