『古日向いろは(マンガ(漫画)、文芸・小説)』の電子書籍一覧
1 ~34件目/全34件
-
四方を海に囲まれた島国・日倭津国。先王の死後、この国は"王太子派"と"王弟派"の二つに割れようとしていた。その情勢下、北東にある瑞穂領は婚姻により"王弟派"につくことを選ぶ。領主の弟・宇迦乃イサザは、兄の婚礼の日に生じた混乱の中で、石を操る不思議な力を持つ「石の民」の女と出会い、婚姻を迫られることに……!?古日向いろはが描く、和風戦記ファンタジー、開幕!
-
父が遺した写真をきっかけに、湯乃鷺温泉街に“風”が吹きはじめている。一方、温泉街の“歴史ある文化財”として守られてきた喜翆荘には、退っ引きならない事態が迫っていた――!!
取るものもとりあえず湯乃鷺へ向かった緒花を迎えたのは、7年ぶりの喜翆荘。あのころ一緒に過ごした人々との再会。
そして緒花は、喜翆荘が置かれている厳しい現実を目の当たりにするとともに、起死回生の妙案になるかもしれないアイディアを思いつく。
だが、そこに立ちはだかったのは、祖母・スイだった。 -
瑞穂領の領主の弟・宇迦乃イサザは、石を操る不思議な力を持つ「石の民」の女・ヤチホの助力を得て、内乱の窮地を脱する。力を貸す条件として夫婦となった二人は、瑞穂領を取り戻すべく、援軍を求めて、義姉・ミオの実家、江波領に向かうが…!?異能活劇婚姻譚、第二巻!
-
俺は前よりもっと 麻雀を好きになった気がする――
麻雀部の夏合宿スタート! もちろん朝から晩まで麻雀三昧……だけじゃなく、ビーチに夏祭りにも繰り出します。しかも、その夜、上家さんから思わぬ言葉が……? -
自分らしく咲く。緒花は、今の自分が真にやらねばならぬことに、ようやく気づき始めていた。
そして、祭りが終わって――。喜翆荘を訪ねてきた信用金庫のM&A担当者が、スイに最後の決断を促す。スイは、喜翆荘の行く末はとうの昔に自分の手を離れている、あとは「みなさまのよろしいように」と応じるが、再建を諦められない緒花は……。
さらなる波瀾を予感させる完結編!! -
せんぱいって、付き合ってる人いるんですか?
麻雀部に正式加入した麻野イサムだったが、いまだ上家さんの攻略法をつかめず、なかなか勝てない。でも、クラスメイトの筒井さんとも麻雀トークができる親しい間柄になったし……部活でみんなと牌を握って麻雀することは楽しい。そんな中、ある休日偶然にも上家さんと遭遇、一緒に勝負めしとして有名なカレーうどんを食べたり、ゲームセンターで麻雀やったり……って、これもしかして「デート」なんじゃ? 卓外の戦いも急展開の予感! -
菜子のクラスメイトだった水野枝莉ら美術を志す人々の参加も得て、緒花たちの活動はますます盛り上がりを見せる。その様子を“取材”すると称して、皐月が湯乃鷺にやって来た。久々に顔を揃えた四十万の女三代。祖母と母の酒に付き合わされた緒花は、ほろ酔いの中で二人の意外な思い出話を聞く……。
そんな矢先、スキャンダル雑誌に書かれた記事がきっかけで、緒花たちと湯乃鷺温泉街は、ネット民からの激しい批判と誹謗中傷に晒される。仲間内の疑心暗鬼も募る中、“個人攻撃”までされた緒花は……? -
菜子が撮影した緒花出演の自虐的(?)PR動画も奏功して、喜翆荘ギャラリーに観光客の来場が増えはじめた初夏。緒花は、結名に導かれて、蓮二がついに開業した小料理屋を訪ねる。そこには民子・徹・巴も来ていて、仕事終わりの菜子も顔を出した。懐かしい仲間たちとの楽しいひととき。だが、それぞれの道で充実している様子に、緒花は気づく――この人たちに「喜翆荘に戻ってきてほしい」とは決して言えないのだ、と。
-
私が待っているのは、喜翆荘の復活ではない――そう言い切ったスイの真意を理解できぬまま、緒花は、結名や菜子の手厚いサポートを受けて、喜翆荘での「松前綾人写真展」を実行に移した。綾人の遺作がSNSで盛り上がっている今、写真展は集客の呼び水になる……はずだったが、喜翆荘を賑わせるのは、お茶とお菓子を楽しみながら世間話に花を咲かせる地元のお年寄りたちばかりで……?
-
専門学校を経て職に就き、それなりには充実した日々。とはいえ、スイに見送られて湯乃鷺をあとにして以来、緒花はいまだ喜翆荘を訪れることができていない。喜翆荘を復活させる手立てがさっぱりわからないからだった。
しかし、緒花の気づかぬところで、気鋭の写真家だった亡父・綾人の遺作が、喜翆荘と湯乃鷺温泉街に、思いもよらぬ風を吹き込んでいた……。 -
「せんぱい、私と打ち合ってください!」恋の四角関係、ここに開局!
「せんぱい、私と打ち合ってください!」
桜川高校の片隅でひとりネット麻雀に明け暮れていた麻野イサムは、突然コミュ力強者な後輩・上家サクラに麻雀部へと誘われリアル麻雀に初挑戦することに。麻雀には自信のある麻野だが、なぜか上家(かみや)さんが上家(カミチャ)に座ると得意の「鳴き」が通用せず、全然歯が立たない!?
リアル麻雀ゆえの駆け引きか……それとも思考を読まれているのか……そんな風に悩むうち、気づけば麻野のなかで上家さんの存在が大きくなっていって――?
KADOKAWAサクラナイツの内川幸太郎選手監修で送る麻雀ラブコメ! きょうも卓上で恋の四角関係が開局する。 -
間野山へ移住して半年、未だに友人と呼べる人間は一人もいない。こんなはずじゃなかった……と早苗は思っていた。冬の寒さは想像をはるかに超えていた。生命の危機を感じたほどだ。しかし、それには耐える方法がある。悠久の太古から営々と生存圏を拡げてきた人類には、自然の猛威に抗う知恵がある。早苗には、祖母が送ってくれた「どてら」という文明の利器がきわめて有効だった。毎日しなければならない雪下ろしも、かえって早苗の肉体を強靭なものにした。早苗にとって、過酷な寒気は真の脅威ではなかったといえる――どてらの下のキャミソール一枚に身を包んだ早苗が、彼女を付け狙う影に気付いたのは、雪が消えたころだった。邪悪な気配を放ちながら、ヤツは執拗に迫ってくる。無視することも、助けを呼ぶこともできない。逃げても喚き散らしても、決して容赦してくれない。ならば……。早苗に残されたのは、戦うことだけ。こうして、映画『エイリアン』におけるシガニー・ウィーバーばりの激闘が始まった!
-
●花も恥じらう十七歳の私が、なんでお見合いなんかしなきゃいけないの!? 婿養子をとって家業を継ぐなんてナンセンス! 苛ついていた私の魂を捉えたのが、あのギターの音だった。無秩序で破壊的な音階の羅列。それは、音楽というより、叫びだった。ロックだ。私は、ロックバンドをやる!(織部“OLIVE”千登勢vo/bass)――●やり場のない怒りを何かにぶつけたくて、ノートの端に詩を書き殴った。それは、嫉妬と羨望と怒りの詩だ。美しい田園風景も見慣れれば退屈なだけだ。この気持ちをもっとぶつけたい。だけど、どうやって? そうだ、音楽だ。音楽なら、言葉の壁も国境も越えて世界中に伝わるんじゃないか? 音楽だ。音楽しかない!(門田“BEEF”丑松vo/g)――●あいつら二人が同じタイプの人間だってことには気づいていた。優等生とただのバカ。だが、根っこは同じ魂の持ち主だ。そんな二人を混ぜ合わせればどんな化学反応が起こるか。最初は実験観察のつもりだった。まさかオレまでバンドに引き込まれるとは。大学に合格したオレは間野山を出る。二人も一緒に。決行はみずち祭りの夜。桜の咲く季節だ(毒島“POISON”伝次郎dr)
-
間野山観光協会に就職して二年目の初夏。しおりは、初めての研修旅行に参加した。旅行といっても、目的地は隣接する富蔵市の温泉街。全職員参加の研修とはいうものの、メンバーは、しおりを除けば、丑松会長以下男ばかりの4人だから、酒が回ればバカ騒ぎで終わることは必定。そもそも温泉資源が存在しない間野山にとって、温泉街の視察など無意味だから、丑松会長がどう言い繕おうとも、これは公費を使ったオジサンたちの慰安旅行にすぎない。それでも、「美肌の湯」へと向かう遠足気分のドライブツアーに、しおりは心弾ませたのだった――。だが、廃屋と見紛うばかりの古びた旅館に到着すると、浮かれ気分は一変。しおりたちの他に客の姿はなく、老女将の顔には生気のかけらもない。その上、通された部屋の掛け軸には、土地に伝わるわらべ歌とおぼしき不気味な言葉が綴られていた。丑松が気付く。この歌は、昔、本当にあった“神隠し事件”と関わりがある……と。やがて、歌の“予言”どおりに、丑松、中堅職員の美濃、若手の山田、さらには事務局長の信楽までが、次々に姿を消していった。迫りくる死の恐怖に抗うしおり。そして消えた4人の運命――は?
-
これは、真希が2時間サスペンスドラマ『おでん探偵』に出演したときの裏話。そのころの真希は、大学時代に仲間たちと立ち上げた小劇団に所属する駆け出しの舞台俳優だった。小劇団女優の生態系。そこにあるのは……掛け持ちのアルバイト。チケットノルマの重圧。知り合いばかりの観客席。実家の母からの差し入れ。志半ばで舞台を去る仲間。“同志愛”的な恋模様。そして、ごく稀に訪れるチャンス……etc.。何百とある無名の小劇団では当たり前の光景。それでも真希は、似た境遇にいる何千もの無名女優たちの中では、運も実力も頭一つは抜けていたといえるのかもしれない。何しろ他劇団に招かれて客演でヒロインを務め、その熱演が『おでん探偵』のプロデューサーの目に止まったのだから。小学校の学芸会で《森の木B》の役を振られながら、ヒロイン《白雪姫》を食ってしまった役作りへの情熱は、大人になっても高まるばかりなのだ。だが、せっかく掴みかけたチャンスは、“オトナの事情”で歪められる。そのとき真希は――?
-
短大に入学し、憧れの東京生活をスタートさせた由乃。胸に抱いた思いは「特別な“何者か”になりたい」。由乃には小学生の頃から、コンプレックスがあった。それは、自分があまりにも「普通」であること。いたって普通の両親の間に生まれ、金持ちでも貧乏でもない家庭に育ち、他人と比べて特に秀でたところも、目立つこともない。そういう自分が嫌だ。「普通」は嫌。「みんなと同じ」は嫌。具体的な夢やビジョンはまだない。でも、田舎を飛び出して、キラキラした東京で暮せば、普通でない何かにきっと出会えるはず……。だが、短大では「普通」に友達ができ、カフェやハンバーガーショップにも「普通」に通い、合コンにも「普通」に参加する。東京の女子大生として、ごく当たり前の日々が過ぎていく――そんな矢先、由乃はティッシュ配りのアルバイトを通じて、「有名になりたい」と夢を語る可愛い女の子・櫻子と仲良くなり、二人揃って芸能事務所のスカウトマンから声をかけられる。“何者か”になれるチャンス到来!? ただし、仕事は露出度かなり高め。櫻子は乗り気。由乃はどうする……?
-
プロブレマティカ。それは、どの生物群にも分類できない化石のこと。カンブリア紀にいたアノマロカリスは、かつてプロブレマティカの代表例だった。姿が似ているエビとは違う、カブトガニとも違う。不思議な生き物。どこにも属さない、属せない――まるで自分のようだ――小学三年生の凛々子は、そう思っていた。そんな凛々子の心に、やわらかく踏み込んできてくれたのが、隣のクラスにいたしおりだった。「あろ、まろ……? それ、美味しいの?」。以来、しおりだけは自分を否定せず、すべてを受け入れてくれる。しおりは、凛々子にとって唯一頼れる存在だった。だが一方、凛々子は心の底で憂いてもいた。しおりでさえ、いつか自分を疎ましく思うときが来る。自分は他人と馴染めない。自分は何かがズレている。何とかしたいが、どうにもできない……。高校卒業から半年。凛々子はしおりの運転で五箇山に向かった。引き籠もり同然となっていた凛々子だったが、この日だけは特別。しし座流星群の活動極大期にあたるこの日は、宇宙人と交信する絶好のチャンスなのだ――そして、深い森で道に迷った凛々子としおりが、遭遇したものは?
-
P.A.WORKS制作オリジナルTVアニメ、描き下ろしによるコミカライズ最終巻! 間野山の祭り「みずち祭り」を復活すべく、失われた“三種の祭具”を探す由乃たち観光協会の面々。祭りの準備を進める一方、由乃の国王の任期が終わりに近づいてきて!?
-
P.A.WORKS制作オリジナルアニメ、田舎の観光協会で働く女の子たちの物語。これまでの町おこし活動の集大成として迎えるチュパカブラ王国建国祭。観光客を呼ぶため、由乃達は間野山の人々に協力を呼び掛けるが…!?描き下ろしのコミカライズ第4巻。
-
“チュパカブラ王国”は、間野山市にある今ではすっかり廃れた“ミニ独立国”。観光協会の手違いから“国王”に一年の任期で就任した木春由乃を中心に、町おこしに挑む、5人の女の子たち。次なる取り組みはご当地グルメの開発に、お見合いツアーのプロデュース!?
-
手違いから田舎の観光地・間野山市にあるミニ独立国"チュパカブラ王国"の"国王"を一年の任期で務めることになった木春由乃。観光協会で出会った4人の仲間と共に、伝統工芸の彫刻や映画撮影の手伝いなど、この町を盛り上げるため、奮闘中!
-
「普通」が嫌で、田舎から上京するも、 就職活動に失敗した20歳の女の子・木春由乃。 ひょんなことから、間野山市にあるミニ独立国「チュパカブラ王国」の新国王になってしまい…!? 田舎の観光協会で働く女の子たちの物語、開幕!
-
数多(あまた)の青春がある所に…太陽の花は咲く。 ソラ達筑紫学園が遂に迎えた決勝戦の舞台。相対するは「至高の白」と謳われる九州の女王、最強チーム・天神高校!激闘の中、ソラとアニスそれぞれの想いが光の如く加速して…。気鋭が贈る"ラクロス"青春コミック、感動のフィナーレ!!
-
その身を幾度焦がそうとも…我ら、道を征く者なり!!! ソラ達筑紫学園と小倉中央高校が迎えた準決勝第一試合決着の興奮も冷めやらぬ中、天神高校と百道高校が第二試合に登場!新旧女王対決。その名にし負う激闘に観客は固唾を呑んで魅了され……気鋭が贈る“ラクロス”青春コミック、第11巻!!
-
赤と青…二人の姫に交わされたあの日の約束!!! 見事決勝トーナメント進出を果たした筑紫学園は紅蓮の豪姫こと陣原沙矢が率いる小倉中央高校との準決勝戦を迎える。明かされる雷鳴の蒼姫こと四極燈子の過去と共に…3年間のライバル関係に終止符を打つ戦いが、今始まる! 気鋭が贈る“ラクロス”青春コミック第10巻!!
-
12人(みんな)で戦う――…その本当の意味は!!! 勝てば決勝トーナメント進出、負ければ予選敗退…公式戦予選突破を目指す筑紫学園に訪れる試練の時。立ちはだかるはスポーツアイドルユニット“セタミィ”擁する大野城高校!互いの想いが今、熱い火花を散らす……気鋭が贈る“ラクロス”青春コミック第9巻!!
-
予選一回戦。百道高校と対戦した筑紫学園は闘志剥き出しのプレースタイルに苦戦を強いられる。勝利への執念が激突する公式戦ならではの緊迫した空気の中、ソラの心にも……気鋭が贈る“ラクロス”青春コミック第8巻!!
-
交流戦は2回戦へ! 大地の精霊さんとの再会を経て、最強チーム“天神”へのソラ達筑紫学園の挑戦が今始まる…!!
-
交流戦準決勝。前半に3点差をつけられた筑紫学園は後半から出場した天神のアニスの実力に、さらに圧倒される!終始劣勢ムードが漂う中、心にある変化が芽生え始めたソラは…気鋭が贈る“ラクロス”青春コミック第6巻!!
-
互いに一歩も譲らない激闘となった大野城戦! 今、決着の時が訪れる…!!
-
公式戦の開幕を目前に控えたソラ達筑紫学園は、各自のスキルアップとチームの総仕上げのため夏合宿に入る!OB陣の臨時強化コーチを迎えて過酷な練習メニューをこなす面々…気鋭が贈る“ラクロス”青春コミック第7巻!!
-
夏の公式戦を前にしたプレシーズンマッチ! 地上最速の格闘球技"ラクロス"青春コミック、待望の第3巻!!
-
不足していた人数枠3人に個性豊かな新メンバーを加えて、遂に練習試合の日を迎えたソラ達!ワクワクドキドキの連続…勝負の行方はっ!?期待の新鋭が描く"ラクロス"青春コミック、待望の第2巻登場!!!
-
元気いっぱいの島育ち少女、空木雫は高校進学を機に島を離れ、本土での生活を始める。送り出してくれた母からの条件はただひとつ、「三年間、青春してきなさい」という言葉。真新しい生活の中で、ラクロスに懸ける少女達の青春の日々が今、幕を開ける。期待の新鋭が描く、コミック業界初の本格ラクロスコミック・スポーツ青春グラフィティ!!
・キャンペーンの内容や期間は予告なく変更する場合があります。
・コインUP表示がある場合、ご購入時に付与されるキャンペーン分のコインは期間限定コインです。詳しくはこちら
・決済時に商品の合計税抜金額に対して課税するため、作品詳細ページの表示価格と差が生じる場合がございます。