『日野光里(文芸・小説、ライトノベル)』の電子書籍一覧
1 ~8件目/全8件
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宵闇のお山に火が灯ると、それは白夜神社の参道が開いた印だ。
そのともし火が消える前に、自分の一番大事なものを差し出せば、
縁切神社の白夜様が願いを必ずや叶えてくれると言う。
〈NovelJam2021Online参加作品〉宵闇のお山に火が灯ると、それは白夜神社の参道が開いた印だ。
そのともし火が消える前に、自分の一番大事なものを差し出せば、
縁切神社の白夜様が願いを必ずや叶えてくれると言う。
〈NovelJam2021Online参加作品〉 -
「この店では雨の日に話が途切れたら怖い話をするというルールがあるんです」バーのマスターから切り出された問いかけに、客で訪れた男が語り始めたのは、少女と笑い狼の神社を探して歩いたことだった。「おじちゃん、笑い狼知らない?」笑い狼とは大犬神社の狛犬ならぬ、狛狼の瞳に年に一度だけ夕日が差し込み、笑ったように見えることを言う。それを見た者の願いを叶うのだそうだ。「おかしいの……あるはずなのに……」少女の記憶を辿ってさ迷っても、なかなか神社には辿りつかない。どうやら少女の記憶の街はどれも30年前で止まっていたのだ。男はそこで初めて、少女が30年前に亡くなった自分の妹ではないかと感じるようになる。ようやく辿りついた神社は、ビルの影になり、もう夕日は差さなくなっていた。笑い狼は笑うのか? 少女の願いは叶うのか? 生きている者と死んでいる者が交錯するバーで、雨の夜に、不思議な話が始まる。
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存在しないはずの四番目の歌を聞くと、子供は家に戻れなくなるという噂がある神隠しの団地。そこに住む小学四年生の男の子、健司は「帰りゃんせ」の歌を口づさむ謎の少年ハスに出逢ってしまう。その子に連れられて、家から遠く帰れなくなるまで離れてしまった健司は、母親のものへと必死に戻ろうとする。けれど、ハスは健司の帰宅を妨害するのだった。はたして健司は大好きなお母さんのもとへと帰ることができるのか? ハスは何者なのか? 四番目の歌詞に秘められた意味とは?
NovelJam 2018秋 出場作品 -
今どき珍しい貧乏学生は小国の王子様だった!? パン屋の看板娘・ひなと南欧の王子・ホクトが繰り広げるハートフル・ラブストーリー♪
父と二人でパン屋を営んでいる、ひな。ある朝、店先に薄汚れた格好の若者が倒れているのを見つける。聞けば、家賃滞納で下宿先を追い出され、三日間何も食べていないという。かわいそうにとパンを与え、お風呂に入れてあげるひなだったが…。「まるで王子様みたい!」――ヘーゼル色の瞳に透けるような金色の髪…お風呂から上がってきたのは、見違えるような美しい男性だった!! やがて、彼は住み込みで働くようになり… -
「素直じゃないね。俺に触れてほしいなら、そう言えばいい」
誰もない隣のベッドから、カーテン越しに何者かの声が聞こえてくる。殺風景な白に囲まれた入院生活を送る沙織は、気のせいだと自分を言い聞かせるが、不安な日々が続いていた。そんなある夜、研修医の深町先生がベッドにやってきて、沙織に密やかな大人の診断をしてゆく。優しく、ときに意地悪でお兄さんのような深町先生によって、いつしか沙織は快感に溺れてゆく。カーテンの隙間から視線を感じながら――。 -
開花した欲望に身体が疼く。笑顔の裏に隠された、ダンナ様のヒミツ――。
「試してあげるよ」優しくて、まじめ。一目ぼれで結婚し、あすかは幸せな毎日を送っていた。彼の会社に忘れ物を届けに行ったあすかは、偶然社員の噂話を耳にする。――言われるがまま、されるがまま、社長に調教される――正体を知ったあすかに、調教という名のイケナイお仕置きが待っていた!ダンナ様に教え込まれる、初めてのプレイとは……!??
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