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『新書、合田正人』の電子書籍一覧

1 ~3件目/全3件

  • 825(税込)
    著者:
    合田正人
    レーベル: ちくま新書
    出版社: 筑摩書房

    ユダヤがわかれば世界がわかる!

    ディアスポラ以降、世界中に散り散りとなり、それでもなお一つの「民族」という名のもとに存続しつづけてきたユダヤ。彼らは、現実の地上において安定した土地を見いだすことはできず、また自分の内面においてもアイデンティティを見いだすことはできない宿命にあった。そのため、彼らは歴史の中で、混乱と分裂と抗争の種となり、社会の不安や憎悪をかき立ててもきた。そうした中で、ユダヤはどのように、自分たちを世界内に位置づけようとしてきたのか? 本書では、そうしたユダヤ思想を知ることのできる主要な書物を追いながら、その核心へ踏み込んでいく。
  • 京都学派・田辺元の哲学の全貌を、ハイデガーの思想との対決をたどりつつ描く。なぜ田辺の哲学だけが戦後封印されたのか?

    西田幾多郎につぐ、日本の「第二の哲学者」と評される田辺元。彼の「種の論理」は、世界とは何か、国家とは何か、民族とは何か、社会とは何か、個人とは何か、これらのものはどのように接合しているのかについて問う壮大な知的格闘である。「種」とは、「個体」―「種」(たとえば「日本〔人〕」など)―「類」(「人類」がこれに当たる)の「種」を指す。この「種の論理」はレヴィ=ストロースやドゥルーズの哲学に匹敵する高みに達しながら、国民総動員を哲学的に裏づけたため戦後封印される。しかし田辺は戦後戦争遂行を懺悔(ざんげ)し、「日本民主主義」を提唱して日本の進むべき道を示した。西田やハイデガーに影響を受けつつも、西田の神秘主義やハイデガーの「他者の不在」を批判した田辺の哲学の本質に迫る。特に田辺が生涯を費やした、ハイデガーの存在学との対決について精緻に論述。「種の論理」がいま私たちに突きつけているものとは何か。
  • 戦後日本を代表する2人の思想家、吉本隆明と柄谷行人の哲学を比べ読み解く。いまなお仰ぎ見られる現代思想の可能性、限界とは何か?

    戦後日本の思想界をリードし、いまなお多大な影響を与えつづけている吉本隆明(一九二四~)と柄谷行人(一九四一~)の思想を読み解く。二人は互いに真っ向から批判を応酬していたが、思索の領域は驚くほど通底し、重なり合っていたのではないか。個とは何か、意味とは何か、システムとは何か――吉本の三大著作『言語にとって美とはなにか』『共同幻想論』『心的現象論』を読み解き、『隠喩としての建築』『探究I・II』『トランスクリティーク』などから柄谷行人の試みを丹念に追う。いまなお仰ぎ見られる現代思想の可能性、限界に迫る。

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