『小野塚征志、801円~1000円、0~10冊、分冊版を除く(実用)』の電子書籍一覧
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●ロジスティクスは大きな経営課題に
人手不足や燃料費の高騰を背景とした物流費の上昇、コロナ禍やロシアのウクライナ侵攻を契機としたサプライチェーンの混乱、自動運転トラックや自動配送ロボットといった先進技術の実用化などにより、物流への注目はかつてないほど高まっている。折しも「2024年問題」なども重なり、その重要性はますます高まっている。
本書は、コンサルの立場から広い視野で分析し、既存の課題に囚われず将来も見据えてきた著者による日経文庫のビジュアル版。
●全体像を体系的にビジュアルに表現
ロジスティクスの分野は、これまで人材が不足しており、これからの成長が期待できる分野だが、そのためにビジュアル化した書籍なども少なく、また、業界動向や主要企業の紹介で完結する本も少なくなかった。本書ではコンサルが得意とするビジュアル化を最大限活かし、また業界内のバイアスに影響されない歯に衣着せぬ書きぶりで、業界外の人でも全体像が把握できる一冊を目指す。
基本から直近の課題まで、2020年代にさらに変貌したロジスティクスの内容を網羅する。 -
■ヤマト運輸での労働問題発覚以降、「物流危機」はホットトピックになっている。実際、トラックドライバーの高齢化や倉庫作業員の不足は顕著であり、「経済の血脈」である物流がいつ止まってもおかしくない状況にある。
一方で、宅配ロボットやドローンといった先進技術の活用も徐々に広がりつつある。Amazonのように、倉庫作業のロボティクス化やAIによる需要予測といった先駆的な取り組みを進めることで、競争力の更なる向上を実現している企業も存在する。
■これら、足元での労働環境の悪化やAmazonをはじめとする先進プレイヤーの動向といったミクロな事実を紹介する書籍や記事は増えてきたが、「物流の未来」がどのようなものであるかや、経営・経済においてどのような役割を果たすようになるのかまでを見通したものはない。
本書は、ロジスティクスの最先端動向に精通し、コンサルティング、セミナーなどで活躍する著者が、技術革新の先にある物流ビジネスの「破壊と創造」を解説するものである。省人化・標準化が進むことで、サプライチェーン全体の最適化に向けたオープンプラットフォームが生まれつつあること、コト売りへの転換を果たそうとするメーカーがシェアリングビジネスに進出していることなど、技術・インフラ・サービスの進化の方向性を明らかにしている。物流会社だけではなく、荷主やメーカーにとってのビジネスチャンスも見つけられる内容である。
■「ロジスティクス4.0」は、著者が講演やコンサルティングなどで使ってきた用語だが、その用語や考え方がそのまま「国土交通白書」や「ものづくり白書」で用いられるなど、一般用語化している。
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